※この作品はR-18です。

親友が人妻になる前に   作:緑茶わいん

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追加リクエストいただいて書いた前話の続きです
近親相姦注意


背徳の母娘3P

「いらっしゃい、シシリー。今お茶を淹れるわね」

「うん。いつもありがとう、マリア」

「なに言ってるの。これくらいお安い御用よ」

 

 シン・ウォルフォードとシシリー・フォン・クロードの結婚から数年。

 あれからまた、いろいろなことがあった。

 

 シシリーはウォルフォード家へ嫁入りし、長女シャルロットを出産。

 シンとの仲は学生時代とさほど変わらず、その熱愛ぶりは周囲や家族をしばしば呆れさせている。

 養子であり長男であるシルバーともども子供たちはすくすく成長中。

 

 ──誰が見ても幸せな妻であり、母親。

 

 育児も加わって忙しい彼女だけれど、親友であるマリアとの交友関係は続いていて。

 息抜きも兼ねてマリアの家を訪れてはお茶とお菓子、お喋りを楽しんで帰っていく。

 この『建前』を、ウォルフォード家の面々はみな信じている。

 

 シンとシシリーの結婚式当日。

 マリアが大聖堂の控室で犯した『過ち』は結局、誰にも露見しなかった。

 

「何度嗅いでもいい香り……。うちでも淹れられればいいのに」

「ふふっ。シシリーは本当にこれが好きよね。でも、原料が特殊だからこれは我が家限定なの」

 

 あの日、マリアは花嫁姿のシシリーを犯した。

 

 催眠効果を持つ花と男性器を生やす魔法を使い、親友の身体をたっぷりと味わった。

 初夜を控えた子宮に何度も精を注ぎ、膣内を洗うことを禁止したまま式に参加させた。

 口淫奉仕をした後の唇で誓いの口づけを交わさせ、自分は何食わぬ顔で他の参加者同様にシンとの結婚を祝福した。

 

 ──決して許されない罪。

 

 動機は、親友への秘めた想い。

 打ち明けることはできない。けれど、黙ってシンに奪われるのはもっと我慢ならなくて。

 想いに決着をつけるつもりで『一度だけ』と、花をシシリーに手渡した。

 そして。

 

「シャルロットちゃんは元気にしてる?」

「うん。もう元気すぎるくらい。女の子なんだからもう少し落ち着いてくれたらいいんだけど……」

「あはは。あのシンの子供じゃ無理もないわよ」

 

 ──シシリーの腕に抱かれる赤ん坊を見た時、マリアは自分が決して許されないことを再認識した。

 

 シンとシシリーの長女シャルロットは、マリアに似た『赤茶色』の髪を持って生まれてきた。

 顔立ちはシシリーに似ているものの、髪は両親どちらにも似ていない。

 初めての実子が自分に似なかったとシンはわりと拗ねたらしい。

 

 間違いない。

 シャルロットはマリアとシシリーの子供だ。

 あの日、嫉妬と興奮からマリアはやりすぎた。

 孕ませるつもりはなかった──なんて言っても言い訳だろう。結局のところ、シンからシシリーを奪い取りたかったのだ。

 

 ──シャルロットの髪色は関係者に一時的な混乱を招いた。

 

 生まれた子供が父親に似ておらずお家騒動に発展するケースはたまにある。

 けれど、シンたちの場合はそうならなかった。

 

『俺の死んだ両親がこういう色だったのかもしれない』

 

 髪色の統一された単一民族ならともかく、髪や瞳の色が人によってばらばらなこの国。

 両親の色ではなく親や先祖の色が出ることも稀にある。

 他でもないシンの発言だったし、シシリーがシン一筋なのはみんな良く知っていたため「そういうこともあるか」で話は収まった。

 

 当のシャルロットはやんちゃかつ魔法好きな性格に育ち、今はもう彼女がシンの娘でないと疑う者は誰もいない。

 

「それで? シンとは最近どうなのよ?」

「ど、どうって。普通だよ。今まで通り仲良くしてる。……けど」

「けど?」

 

 話している間に、シシリーの表情はどんどん「とろん」としてきている。

 酒に酔ったような、性的な高揚を覚えているような表情で『聖女』はマリアの目をじっと見つめて。

 

「誰にも言わないでね? ……その、夜が、どうしても物足りないの」

 

 マリアは、背徳感と高揚感から『股間の男性器』を滾らせた。

 

「あのシンが、ねえ。結婚してしばらく経つし、子供ができると淡白になる男もいるって言うけど」

「違うの。シン君はなにも変わってないのに、私が、その、我慢できなくて」

 

 部屋には今、マリアとシシリーしかいない。

 他の人間は全員下がらせてある。

 家に人の少なくなる日を狙っているのもあって、二人の『息抜き』の詳細は今まで誰にも知られていない。

 

 マリアはくすりと笑うと『とある花を原料としたハーブティー』を飲み干して、

 

「どうして我慢出来ないのか、教えて?」

 

 テーブルの向かいへと回り込み、より女性らしく、美しく成長した親友──いや、想い人の肩へ手を置いた。

 

 ぴくん、と、反応するシシリー。

 

 けれど彼女は逆らうことなく、むしろ膝をこすり合わせるようにもじもじと動いて、

 

「駄目なの。……もう、シン君とじゃ満足できない。足りなくて、むしろ欲求不満になるばっかりで」

 

 唇から紡がれたのは、普段の彼女なら絶対に口にしないような『本音』。

 心の奥底に隠された、本人でさえどこまで自覚しているかわからない押し殺された欲求が、催眠効果によって引き出されたもの。

 

 ──マリアは、あれからも定期的にシシリーを抱いている。

 

 自棄になったとも言えるし、一度味わった快楽を忘れ等なかったからでもある。

 催眠用の花はこの家で秘密裏に育てている。

 花を使えば使うほど、シシリーの催眠状態は深くナチュラルになり、今では花の香りを嗅いだだけで淫らな浮気相手へと変貌する。

 成分を抽出した茶を使えばなおのこと。

 

 もちろん、証拠隠滅にももってこい。

 普段のシシリーは、マリアとの情事をまったく思い出せないようになっている。

 

「ん……っ♡」

 

 座ったまま身をひねったシシリーと唇を合わせる。

 

 甘い、愛しい人の唾液。

 

 何度も繰り返したので互いの癖は把握済み。

 じゃれ合うようだったキスは次第に激しくなり、舌と唾液を求めあるほどに。

 しばらくして唇を離した時にはもう、シシリーの表情は完全に浮気モードに入っていた。

 

「……して、ください♡」

 

 応えるのに言葉はいらない。

 互いの首に腕を回したまま立ち上がって。

 いったん身を離しながらマリアは命令した。

 

「どれくらい興奮してるか、見せて?」

「……はい♡」

 

 本来夫にしか見せてはいけない艷やかな微笑と共に、スカートをめくるシシリー。

 明らかに普段遣いではない、高級な白の下着に愛液の染み。

 

「すごい濡れ方。……シシリー? これ、催眠に落ちる前から期待してたでしょ?」

「……うん。だって最近、マリアと会うといつもこうなっちゃうの。今日なんて、もう、身体が期待して……っ♡」

 

 再びのキス。

 乱暴に抱きしめようとすると「服が皺になっちゃう……っ」と制止される。

 一人では着られないドレスをマリアが脱がせ、マリアのドレスはシシリーが脱がせ、二着を重ねるようにして椅子の背の上へ。

 乱暴だけれど、もう我慢できない。

 相変わらず軽い彼女をお姫様抱っこでベッドに運ぶと、覆いかぶさるように見下ろして、

 

「今日はどうして欲しい、シシリー?」

 

 恥ずかしそうにしながらも、親友は懇願するように潤んだ瞳で見上げてきた。

 

「いっぱい、して? 次まで欲求不満にならないように、いっぱい、マリアを……んっ♡」

「わかった。お望み通り、いっぱいしてあげる」

 

 ペニスはもうショーツに収まりきらないほど興奮している。ひとりでに脈動するそれをシシリーの細い指が愛しげに愛撫。

 優しい快感を覚えながら首筋にキス。

 指で全身を撫で、徐々に気分を高めながら感じやすい箇所へと触れていく。

 

 女の身体は敏感だけれど、気持ちに大きく影響される。

 射精欲に急かされた男は前戯を疎かにしがちだけれど、女であるマリアは同性がどうしたら感じるかも良く知っている。

 妻以外の女を知らず、献身的で大人しいシシリーに甘えているシンではなかなか気付けないだろう。

 

 好きな人相手でも「この人は私を気持ちよくしてくれない」と思えば熱は冷める。

 こうなればもう悪循環だ。

 もっと気持ちのいい行為を知ってしまったシシリーはシンを夜の相手とは見做せなくなってしまった。

 

 指と舌で愛撫を続けながら──シシリーの嬌声を耳ではっきりと聞きながら、内心で「ごめん」と謝る。

 

 いや、謝る資格もないか。

 それに、妻を満足させられないシン・ウォルフォードにも非はあるのだ。

 

「シシリー、口でしてくれる?」

「うんっ……♡」

 

 命令ではなくお願いに嬉しそうな返事が来る。

 互い違いの格好で相手の性器を舐め合う、いわゆるシックスナインの体勢。

 愛液で溢れた親友の秘所を舌でかき回すと、シシリーは甘い声を上げながらマリアのペニスを口で咥えこんでいく。

 シンよりだいぶ大きいはずのペニスがすっぽりと喉奥まで収まって。

 唾液たっぷりの口内で舌が別の生き物のように動き、清楚な顔立ちからは想像もできないほど淫らな水音が室内に響く。

 

 口と喉が奉仕のための穴に変わると射精感が一気に湧き上がって。

 

 責めにもさらに熱が入る。

 責め合い、やがて同時に絶頂。

 吐き出された精液をシシリーは口で受け止めると、ベッドに座り直してマリアを見上げた。

 見せつけるように口を開いたまま、舌でそれをかきまわして──こくん、と嚥下。

 

 ほう、と、吐き出された吐息は恍惚の色を表していて。

 

 恥ずかしそうに頬を染めながら、人妻は自らショーツを脱ぎ捨て、足を開いてベッドに寝転がった。

 愛液たっぷりの秘所が指で左右に割り広げられて。

 

「お願い、マリアのおちんぽで、私のおまんこをいっぱい犯してっ♡ 生の精液、私の子宮にたっぷり注いで欲しいのっ♡」

「……ふふっ。シシリーも、催眠状態とはいえほんと素直になっちゃったね?」

「ひどい。マリアが私をこうしたくせに♡」

「わかってる。だから、責任を取っていっぱい愛してあげるから」

「あっ……♡」

 

 ゆっくりペニスを突き入れると、割れ目は待ち望んでいたようにそれを迎え入れた。

 結婚式の日、初めて繋がった時に比べるときつさは和らぎ、より柔らかくなっている。

 根本まで収まったペニスに全方向から絡みついてくる感覚は、まるでマリア専用の膣穴だ。

 

「これじゃあ、シンのじゃもう満足できないわね」

「うんっ、シン君のじゃ物足りないっ♡ マリアのじゃないと満足できないっ♡」

 

 浮気相手を喜ばせるための言葉を嬉々として口にし、マリアの腰に足を絡め、さらにはキスをねだりながら腰を揺すってくるシシリー。

 気持ちいい場所への刺激を自ら求め、絶頂しても、射精を受けてもなお「もっと」とねだる。

 変わってしまった、変えてしまった。

 今この時の二人の姿は、事情を知らない者から見れば仲睦まじい恋人そのものだろう。

 

 そうして。

 

 あの日のように何度も精を子受け止めたシシリーは、けれど、あの時とは異なり豊かな表情でその余韻を楽しむ。

 

「はぁ……っ♡」

 

 さらに、精液の残りと愛液にまみれたペニスを「綺麗にするね?」と率先して口に含み、尿道に残った精までもしっかりと吸い出して。

 こくん、と、飲み込む姿に──慣れた様子の『人妻』の顔に、マリアはもう、嫉妬を覚えない。

 

 何年もかけてマリア相手の作法を教え込んだ。

 数段上の淫らなテクニックに今度はシンが翻弄される番。

 むしろ優越感さえ覚えながら──残る時間を二人、ベッドで過ごした。

 

「シン君は疲れてるのか、終わるとすぐに寝ちゃうの。……だから、幸せな時間を二人で楽しめなくて」

「心配しなくても、私はそんなことしないよ。こうやってシシリーの傍にいるから」

「うんっ♡ マリア、大好きっ♡」

 

 親友からの愛の囁き。

 途方もない嬉しさと同時に少しの虚しさ、そして大きな敗北感。

 これだけマリアの味を覚え込ませても、素のシシリーが愛しているのはシンだ。

 マリアが自由にできるのはあくまで催眠状態の彼女だけ。

 それでも。

 

 マリアは微笑んでシシリーにキスをする。

 髪を優しく撫で、肩をそっと抱きしめる。

 嬉しそうに目を細めた親友はぽつりと、独り言のように。

 

「あの子も将来、マリアみたいな人とお付き合いできますように」

 

 シャルロット。

 まだ幼いその子の顔が脳裏に浮かび──同時に、マリアの胸に一つの野望が生まれた。

 今はまだごくごく小さな野望。

 場合によっては笑い飛ばして終わっていたかもしれないけれど。

 

 幸か不幸か、ウォルフォード家の長女は成長するほどに可愛らしくなっていった。

 母、シシリーの面影も強くなり──懐かしさと、それ以上の高揚をマリアは抑えきれなくなった。

 

 そうだ、この子を。

 シシリーの代わりにはならなくとも、今度こそ、心惹かれた少女を自分だけのものに──。

 

 そして。

 

 

    ◇    ◇    ◇

 

 

「こんにちは、マリアおばさん」

「こら、シャルロット? 誰が『おばさん』よ、誰が」

「はいはい、ごめんなさいマリア姉さん。……もう、歳のことになるとすぐムキになるのがおばさん臭いんだって」

「シャルロット? いまなんて言ったの?」

「ひっ。ご、ごめんなさいママ! 別にママのことをおばさんって言ったわけじゃ!?」

「えー? でも私とシシリーって同級生だし? 私がおばさんならシシリーもおばさんよね?」

「マリア姉さんの裏切り者!」

 

 ウォルフォード夫妻の長女・シャルロットはすくすくと成長し、母親似の美少女となった。

 ……残念なことに胸のサイズと性格はシシリーにはあまり似なかったけれど。

 

 危なっかしいほど奔放に育った娘とぽんぽん軽口を叩き合うのもこれはこれで楽しい。

 

 シシリーの親友としてちょくちょく会いに行っては話をしたり、プレゼントをあげたり、甘いものを食べさせたりしていたので向こうからもそれなりに懐かれている。

 こうして時折、生意気な口をきくのがたまにキズだけれど。

 

 生意気と言っても「制服を見せに行きましょう」という母の呼びかけに素直に応え、こうしてわざわざ会いに来てくれる程度には素直だし。

 

「で、どう? 私の制服姿」

「ええ、とても似合ってる。可愛いわ。昔のシシリーを見ているみたい」

 

 よくぞこんなに可愛く育ってくれた。

 笑顔で賛辞を送りながら、マリアは自分の判断が間違っていないことを悟った。

 

 ──シャルロットはかつての自分たちと同じ高等学院への入学が決まっている。

 

 これから彼女は様々な出会いを経験するだろう。

 本人は魔法と、それから父の称号である「魔王」を継ぐことに夢中ではあるけれど、だからって悪い虫がつかないとは限らない。

 成長を待つのはもう、十分だ。

 

「さあ、行きましょう? 奥の部屋にご馳走を用意してあるから」

 

 マリアの誘いにシシリーが「ありがとう」と頷き、娘の肩に軽く手を添える。

 

 ──シャルロットは疑いもしなかった。

 

 母親が無数の催眠を経て、催眠状態と素の状態との境界を非常に危うくしているなど。

 まして、もはや調教者であるマリアを見るだけで催眠状態に入り、マリアに利するように行動してしまうなど。

 

 『あの花から作った香で満たされた部屋』のドアを閉じ、魔法でしっかりと施錠する。

 絶対に逃さないと宣言するように。

 

 

    ◇    ◇    ◇

 

 

「マリア姉さん、これアロマ? 料理に匂いが移っちゃいそうなんだ……けど……?」

「ふふっ。そうよシャルロット。もっと深呼吸して、この香りをたっぷり吸い込むの」

 

 今回使った香は催眠成分を凝縮したとっておきのもの。

 無防備に吸い込んだ少女はあっという間に瞳をとろんとさせ──母親の囁きによってさらに、その身に成分を溜め込まされていく。

 

「シャルロット。この部屋では暴れない、魔法を使わない、部屋から出て行くのもだめ。……認識できたら表層意識は元に戻っていいよ。でも、催眠はもちろん効いたまま」

「っ。ん……っ、あれ、私……? もしかして私、寝ちゃってた?」

「大丈夫。ほんの少しぼうっとしていただけだから。さ、食事にしましょう?」

「? うん、そうだね……?」

 

 どこか釈然としないまま従うシャルロット。

 用意しておいた料理は料理人に作らせたちゃんとしたもの。

 気を取り直して料理に舌鼓を打った少女は、さらに香を吸い込んで。

 

「それでね。今日、シシリーとシャルロットに来てもらったのには本当の理由があるの」

 

 食後のワインを楽しみつつ、マリアは切り出した。

 

「本当の理由? 姉さん、それってなに?」

「うん。それはね──シャルロットを私のものにすること。いい? あなたは私だけのもの。他の誰のことも好きになっちゃだめよ?」

「っ、なに言って──」

「シャルロット。あなたはここでマリアに処女を捧げるの。……ほら、想像すると興奮してくるでしょう?」

 

 催眠状態と相性のいい、ゆったりとした囁きが深く入り込んで、理性と常識を侵していく。

 こうなると「おかしい」と思っても「なにがおかしいのか」がわからなくなる。

 シャルロットはなにかを反論しようと口を開くも、結局、まともな言葉は紡げないまま呼吸を徐々に早めて。

 

「……そんなの、マリア姉さんは女なのに」

「シャルロットは見たことないものね。じゃあ、まずは見せてあげる」

 

 言って、向かいに座る少女のところへ。

 暴れることを禁じられているシャルロットはぴくっと身を震わせるだけ。

 隣に座ったシシリーが慈愛の笑みで少女の手を取って。

 やんわりと、逃げ場のない状況が作られて。

 

 たくしあげられる、ドレスのスカート。

 奥から現れたのはいやらしいオープンショーツ。それがマリアの秘所、そしてペニスを隠すことなく飾り立てている。

 食事に滋養にいい食材を使ったこともあって竿はもう臨戦態勢。

 シャルロットは「嘘」と呟き、けれど、そのまま魅入られるように視線を釘付けにした。

 

「もっと見て。あれがあなたのおまんこに入るところを想像するの。始めは痛いかもしれないけど、すぐに気持ちよくなるわ。……私が、そうだったみたいに」

「私がって、ママが、マリア姉さんと──?」

「そうよ。初めてはシン君とだったけど、私を『本当の意味での女』にしてくれたのはマリアなの」

 

 少女に自慰の経験があることはシシリーから聞いている。

 母に把握されているとは本人も思っていないかもしれないけれど。

 マリアはさらに、息を荒げるシャルロットのすぐそばまで近づいて、

 

「マリアのおちんぽはね、パパのよりずっと大きいの。だから、気持ちいいところをいっぱい突いて、女の子を夢中にさせてくれるの」

「気持ちいい、ところ……?」

「そう。ほら、匂いも、とっても逞しいでしょう?」

「ああ……♡」

 

 淫らな言葉ばかりを吹き込まれたシャルロットは蕩けた表情のまま深呼吸を繰り返す。

 香と共にマリアの雄の匂いが彼女の脳を満たし、淫らな行為以外は考えられないようにしていく。

 

「さあ、シャルロット。マリアにいっぱい気持ちよくしてもらいましょう?」

「……ん、うんっ……♡」

 

 三人でベッドに移動すると、マリアはベッドサイドに腰掛けた。

 シシリーとシャルロット、母娘をペニスの前に跪かせる。

 熱に浮かされた表情になった少女は命令されるまま、母と共にペニスへとキスをした。

 

「んっ……、あっ、いまぴくん、って跳ねた♡」

「んっ……♡ そうよ、シャルロット。そこは敏感だから丁寧にご奉仕しなさい」

「♡ はい、マリア姉さん♡」

「ふふっ、いい子ね。ああ、それから『姉さん』じゃなくて『ママ』と呼びなさい。そうね、『マリアママ』かしら」

「? うん、わかった、マリアママ……♡」

 

 そして母娘の同時奉仕。

 まずは、シシリーが手本を見せるように、積極的に指と舌を動かして、

 

「ふふっ、マリアのここ、いつもより硬い……♡ んっ、ちゅっ、ちゅううっ♡」

「あ……っ♡ ママ、すごい……♡」

 

 見様見真似で口淫を始めるシャルロット。

 初めてなのでたどたどしく、技術的にはシシリーと比べるまでもない。

 けれど、母娘に同時にフェラチオさせている優越感はたまらない。

 

 彼女はさらに亀頭にキスをしたり、竿を小刻みに舐めたり、根本あたりをさわさわと撫でたり、ひとつひとつ奉仕を覚えていって。

 

「そろそろ射精すわ。口の中で受け止めなさい、シャルロット。制服を汚さないようにね……っ♡」

「んっ♡ ふぁい、マリアママ……っ♡」

 

 勢いよく吐き出された精は少女の口内を満たしていった。

 だからだろうか。

 あまりの量と濃さに、シャルロットは途中で咳き込んでしまう。なんとか呼吸を取り戻すと口内に何割かの精を残したまま、

 

「ふぉおんなさい、マリアママ」

「気にしなくていいわ。これから練習して上手くなりなさい」

「……うんっ♡」

 

 歪んだ、甘い交友。

 口内に残った精液がこくん、と嚥下され、頬や額に飛び散った分には「もったいない……♡」とシシリーが唇を寄せた。

 舐め取られていく精液に少女はぞくっと身を震わせて、

 

「ママ、すごい。私、これ美味しいとは思えないのに」

「慣れると癖になるの。だって、これを味わう時は私たちが気持ちよくなれる時でしょう?」

「……気持ちよく♡」

 

 いい頃合いか、と、彼女を立たせ、スカートを捲らせる。

 お嬢様らしい清楚で可愛いショーツ。

 それは小さく染みを作っていて、シャルロットは頬を染め、唇をきゅっと結びながらも期待の籠もった眼差しを向けてくる。

 そんな彼女の感じやすい箇所を下着の上から撫で、軽く指で押し込み、下着を引っ張って食い込ませるようにして刺激。

 

「感じやすいのね。さすがシシリーの娘」

「ふふっ。シャルロットは初めてだからしっかり準備しないとね」

 

 後ろから身を寄せたシシリーが首筋や頬に舌を這わせ、娘の身体に甘い性感を追加していく。

 マリアもさらに刺激を続け、愛液がくちゅくちゅ♡ と音を立てるようになったところで──ようやくショーツを脱がせる。

 

「ついでに制服も脱いじゃいましょうか。入学式から皺になった制服じゃ恥ずかしいものね」

「……っ♡」

 

 こくん、と頷くシャルロット。

 たとえ皺や汚れがなくとも、こんな行為に使った後ではきっと、否応なく思い出してしまうだろう。

 普段は記憶を消すつもりなのでその心配はないけれど、催眠が進行していけばあるいは……。

 

 制服を脱ぎ、ついでにブラも脱いだ少女をベッド上で膝に乗せ、キスしながら胸を弄ぶ。

 小さな胸は敏感なのか甘い声が何度も漏れた。

 

「んっ、はぁっ♡ マリアママ、キス上手……♡」

「ふふっ。キスといえば、シャルロットのファーストキスは私のおちんぽになっちゃったね?」

「っ♡ あ、私……っ♡」

「大丈夫、あなたは私のものなんだから、恥ずかしがる必要なんてないわ」

「二人だけで気分出してずるい。私も……っ♡」

「ひゃうっ♡ ママ、そこだめっ♡」

「だーめ♡ 逃げたら気持ちよくなれないんだから……♡」

 

 シシリーは前から娘の秘所に指を入れて撫で解したり、くちゅくちゅと音を立ててかき回したり。

 

「本当に大きくなって……。マリアに処女を捧げられるなんて羨ましい」

「ふっ、んっ♡ ママも、マリアママに処女あげたかったの……っ♡」

「もちろん。私は後悔したのが遅すぎたけれど……っ♡」

「やああっ♡ はぁ、んっ♡ マリアママも乳首かりかりするのだめぇっ♡」

 

 二人がかりで敏感な箇所を責め立てられた無垢な少女はあっという間に快感を高められ、喘ぐことしかできない状態に。

 甘い雌の匂いが室内に漂い、溢れた愛液がシーツを濡らす。

 

「行くときはイクって言いなさい」

「イクっ、イっちゃう……っ♡ ママたちの指で、ふああぁぁぁっ♡」

「ふふっ。シャルロットったら、とっても気持ちよさそう♡」

「でもまだ終わりじゃないわ。たっぷり解しておかないとね」

「やっ、またっ♡ 私まだイったばかりなのにっ♡ これだめっ♡ こんなのわけがわからなくなっちゃうよぉっ♡」

「それでいいの。女の子はこれを知って一人前になるんだから……♡」

 

 何度も何度も絶頂させられたシャルロットは、ようやく解放された時には身体の力が抜け、放心状態でベッドに横たわるしかできなくなっていた。

 恍惚の吐息。

 ひくっ、ひくっ、と余韻を示す身体には汗が浮かび、高揚を示すようにほんのりと肌の色が強くなっている。

 とろとろの愛液をたたえた秘所はうっすらと開いたまま。

 まるでなにかを待ち望むように小さく動いていいて、

 

「さあ、シャルロット」

 

 膝立ちになったマリアがペニスを示すと、少女はとろんとした瞳でそれを見上げた。

 

「選ばせてあげる。処女のまま今日は終わりにするか、それとも今ここで私に初めてを捧げるか」

「……っ♡ マリアママに捧げなかったらどうなるの……?」

「別になにも。あなたを私の物にするのは諦めるだけ。その場合はもう手は出さない。普通に高等学院に通って彼氏を作るといいわ」

 

 と言っても、マリアにはシャルロットを手放す気なんて毛頭ない。

 これは選択肢を与えたように見せかけた調教だ。

 自分で選ばせることで逃げ道を塞ぎ、さらに堕とす作戦。

 くすりと笑ったシシリーが後ろからマリアに抱きつき、指でペニスを撫でる。

 

「シャルロットがしないなら、マリアのおちんぽは私の独り占め♡ 言っておくけれど、マリアみたいに上手な男の子なんてほとんどいないからね?」

「思春期の男子なんてやりたい盛りの猿だしね。……まあ、貴族男子なら家の教育で多少は練習してるかもしれないけど」

 

 手慣れたマリアの責め、催眠まで織り交ぜた快楽には絶対及ばない。

 ペニスの大きさも──おそらく、マリアに匹敵する者はそういないだろう。

 そして、日常生活で選んだ恋人が、セックスの相性までいいとは限らない。

 

「マリア……♡」

「シシリー」

 

 見せつけるようにシャルロットの前でキスをする。

 思春期の少女にとっては母親を奪われたに等しい光景のはずだが、信じられない、と言うように二人を見るその表情には確かに羨望の色があった。

 うつむき、震える彼女。

 ぼそりと、けれど、確かに。

 

「……ください」

「ん? どうしたの、シャルロット?」

「っ、くださいっ♡ マリアママのおちんぽで、私の処女を奪ってくださいっ♡」

 

 勝った。

 今度こそ、処女のままの美少女をこの手にできる。

 シンへの嫉妬が本当の意味で晴らされた気分。優越感からひとりでに笑みを浮かべて。

 先端を、まったく使い込まれていない処女の割れ目にあてがった。

 

「本当にいいの? 私のものになったら浮気禁止だよ?」

 

 まともな恋愛はできなくなる。

 同性同士での爛れた行為に溺れて、抜け出せなくなる。

 それでも、

 

「いいのっ♡ ──マリアママがいいっ♡ マリアママのものになるっ♡ だから、はやくっ♡」

 

 返答は、一つしかなかった。

 あれだけ『準備』だけを繰り返せば当然だけれど……もうシャルロットは待ち切れないという様子。

 淫らに染まりきった思考はおそらく、普段とまったく異なる理屈で動いている。

 だからと言って、彼女自身の判断には変わりない。

 

「……催眠が解けたら、この部屋で起きたことは全部忘れる。でも、あなたの気持ちだけは全部残る」

「っ♡ あっ、ふあぁっ……♡」

 

 太く、大きなペニスがゆっくりと、シャルロットの膣内を広げていく。

 処女喪失は一度きり。

 経験すれば少女の身体はペニスの感触を覚え、その形に少しずつ適応していく。

 大切な「初めて」を守るため、処女膜がマリアの侵攻を阻み──。

 

「愛してる、シャルロット」

「あっ♡ あああっ♡ んっ、んああぁっ♡」

 

 ぷつ、という感触と共に、初めての証が散って──ひとすじの血が結合部から溢れた。

 

 

     ◇    ◇    ◇

 

 

「ふふっ。どう、マリアママ? 私の花嫁姿♡」

「ええ、素敵よ。とっても似合っているわ、シャルロット」

「マリア、この子ばかり褒めないで。私にはなにも言ってくれないの?」

「ふふっ。まさか。綺麗よ、シシリー。あの頃とぜんぜん変わらない。……ううん、あの頃よりもっと綺麗」

 

 マリアの私室に、純白の花嫁衣装を纏った母娘が笑顔で並んでいる。

 年頃のシャルロットと、成長したシシリー。

 まるで現在と未来、あるいは過去と現在を同時に見ているようで、それだけで涙がこぼれそうになる。

 

 今日はシンとシシリーの結婚記念日。

 マリアはドレスではなくスーツを纏っている。女性用ではあるものの雰囲気的には男装、股間に余計なものがついているせいで若干窮屈に感じる。

 まるで、母娘揃って花嫁に迎えるような雰囲気。

 

「本当に家のほうは大丈夫なの?」

「うん。シン君も忙しくて帰るのも難しいからって、私もマリアのところに泊まるって言ってあるわ」

「パパってば最近ママに全然構ってないんだから。まあ、忙しいのは本当なんだけど」

 

 全然、というのはシャルロットの偏見だろう。

 今までが仲良しすぎただけ。

 一般的な夫婦基準なら十分な愛は交わしている──今日だってシンはなんとか都合をつけて帰ってこようとしていけれど、シシリーの言葉に甘えて仕事に集中しただけ。

 少しずつ、本当に少しずつ「夫婦になればこんなものか」と感じる程度に、シシリーが態度を変えていった影響だ。

 

 キスの頻度をそれとなく減らしたり。

 夜の交わりのたびにシンの精をあっさり搾り取って疲れをためさせたり。

 子どもたちの相手をする時間や自分の役割に割く時間を増やして距離を取ったり。

 マリアの家への訪問を含め、家を空ける回数を増やしたり。

 

「今日は花嫁姿の私とシャルロットをマリアにもらって欲しいの」

「朝まで私たちを可愛がってね、マリアママ♡」

 

 催眠状態のシャルロットは興奮と期待で瞳をきらきらと輝かせている。

 行為への抵抗はもう表情のどこにもなく、両手で『あの花』のブーケを支えたままマリアに歩み寄って、

 

「シャルロット──シャルもすっかり悪い子なっちゃって」

「もう、誰のせいだと思ってるの? マリアママが私をこんなふうにしたくせに♡」

 

 あれからマリアは何度もシャルロットに調教を施した。

 授業や課題のせい、友人たちと遊んでいたなどと嘘をつかせては花や香、ハーブティーを使って催眠に堕とし、女として花開き始めた少女の身体に快楽を教え込んだ。

 結果、シシリーよりもずっと短期間で催眠は進行。

 今では母親ともども、素の状態でもシンよりマリアを優先してしまうほどだ。

 

 一度、シンたちの前で「マリアママ」と口走りかけたこともある。

 

「マリアママ、キスして……♡」

 

 軽く背伸びをするようにして近づけられた唇に、マリアは自分の唇を合わせた。

 逃げられないように腰と後頭部に手を添えて、唾液を流し込みながら舌を思うままに動かす。

 

「んっ、ふぅっ♡ キス、すごい……っ♡」

 

 シャルロットも拒むどころかマリアの首に腕を回して舌を絡め、唾液を混ぜ合わせてくる。

 慣れた舌使い。

 彼女のキス経験はマリアと、それから実の母親とのレズプレイだけだ。

 

 シシリーは傍で羨ましそうに二人のキスを見つめている。

 若干恨みがましい母の視線にシャルロットは気づいていながら──むしろ母をちらりと横目で見ながら、さらにマリアの舌を求めてくる。

 うっとりとした表情。

 それは最高の結婚を迎えた花嫁のそれそのもので、

 

 式で披露するには淫らすぎるキスは長く続けられ、二人はまるで交わるようにその激しさ、複雑さを増していって、

 

「あっ……♡ っ♡ んんっ……♡」

 

 身体の力を抜いたシャルロットが唾液の橋を築きながら唇を離す。

 焦点の合わなくなった瞳が虚空を見上げ、その身体がぴくっ♡ ぴくっ♡ と小さく痙攣する。

 半開きのままの唇から零れ落ちそうになった唾液をマリアは指ですくって、

 

「……キスだけでイっちゃったんだ?」

「っ♡ うん、イっちゃった……♡ マリアママのキス、大好きっ♡」

 

 目に光を戻した少女は再び唇を寄せようとして──肩を母親に押さえられた。

 

「ずるい、シャル。次は私の番なんだから」

「いいじゃない、ママにはパパがいるんだから。私にはマリアママしかいないのっ」

「あれ、シャルもシンみたいな旦那様が欲しいんだ?」

 

 敢えて意地悪く尋ねると、シャルロットは「いらない」と即答する。

 

「私にはマリアママだけでいいの。マリアママと結婚したい」

「……シャルばっかり。私だって」

 

 私だって、の続きが紡がれることはなかったものの、シシリーは無理矢理娘からマリアを奪った。

 娘以上に性急で積極的なディープキス。

 確かなテクニックが加えられたそれにマリアが応じると、母にして花嫁である美女は娘と同じように軽い絶頂を迎えた。

 

 身を震わせながら至福の表情を浮かべるシシリー。

 淫らな笑みでそれを見つめたシャルロットは「見て」とマリアに視線を移して──。

 めくりあげられたロングスカートの中から純白のショーツとガーターベルトが現れる。

 

「今日のために用意した衣装なの。ママが結婚式で着たのとデザインを似せてみたんだけど……」

「うん、よく似てる。まるであの頃のシシリーみたい。でも」

「ひゃうっ♡」

 

 既に染みを作りつつあるショーツを指でなぞると、少女は甘い歓声を上げた。

 

「マリア……っ、私も、もうこんなに……っ♡」

 

 負けじとスカートをたくし上げたシシリーが娘以上に濡れたショーツを見せつけて。

 母娘は両側からマリアに抱きついてきた。

 二人の匂いを感じながらその唇を交互に味わう。その間、母娘の指はズボン越しにマリアのペニスを刺激して。

 焦らすようなその手つきで射精欲が限界を超えかけた時、

 

「ふふっ、マリアママ、もう我慢できないでしょ?」

「次は私たちがマリアを気持ちよくしてあげる……♡」

 

 ドレス姿のまま跪き、マリアのズボンを下ろさせる二人。

 中から現れた完全勃起済みのペニスに二つの吐息が重なって、

 ちゅっ♡ と左右からのキス。

 シャルロットが亀頭を「待ち切れない」とばかりに咥えこめば、シシリーは睾丸を舌で刺激しながら指で弄んでくる。

 娘の経験が増えてきたことで、母娘のダブルフェラは競争的な意味合いを強くしている。

 

 上目遣いに反応を見ながら、先走り汁を味わうように、早く早くと射精を急かすように指と舌が二人ぶん躍って、

 

「今日はこれ、汚しても大丈夫だから……っ♡」

「あなただけの花嫁に、いっぱい射精してっ♡」

「っ」

 

 淫らな懇願にマリアの我慢も限界を迎えた。

 受け止め先も考えないまま放たれる精。勢いも量も並以上のそれを母娘はむしろ待ち望んでいたかのように顔で、髪で、ヘッドドレスで受けた。

 端正な顔立ちが、丁寧に整えられた髪が白濁で汚れ、二人はうっとりした表情で身を震わせる。

 

「シャルったらこんなに汚しちゃって……♡」

「ママこそ、こんなところ絶対パパには見せられないよ?」

 

 母娘はお互いの顔に唇と舌を寄せるとこびりついた精液を舐め取り、それからレズキスで唾液と精液を交換し合った。

 唇を半開きのまま身を離すと、今度は妖艶な笑みと共にマリアを見上げて──ちゅう、と、再び竿に吸い付いてくる。

 精液の残りを吸い出すと共に汚れを掃除する──ただそれだけにしては激しすぎる動きにペニスは再び勃起して。

 

「あんっ、また来たぁっ♡」

 

 彼女たちの思惑通り、さらなる白濁が顔とドレスに降りかかる。

 

「二人とも、いつも以上に興奮してるね。これじゃ私、朝までもたないかも」

「大丈夫。ちゃんと『対策』も用意してあるから」

「マリアママは好きなだけ私たちに射精していいからねっ♡」

「そっか、そういうことなら……っ」

 

 ベッド上にシシリーを仰向け──というか、降参する犬のようなポーズで寝かせ、その上にシャルロットをうつ伏せに。

 スカートとショーツに秘所が重なりあったところで、その間にペニスを無理矢理挿入。

 

「あんっ♡ なにこれ、すごいっ♡」

「二人同時に犯されているみたいっ♡」

 

 二人の花嫁が嬌声を上げ、硬いペニスに身体を押し付けてくる。

 挿入していると同等の圧力。

 布地の感触も手伝い、マリアはそのまま射精してしまう。ドレスとショーツが精液にまみれ、清楚な花嫁とは思わないほど淫らな姿に。

 それでも、興奮は収まることはなく、

 

「ね、マリアママっ♡ 今度は私が下ね?」

 

 四度目の射精がさらに二人を汚したところで、マリアはようやく母娘のドレスを脱がせた。

 

 

 

 

 

 トルソーに飾られた精液にまみれたドレスが静かに見守る中。

 シシリーとシャルロットは仲良く、ベッドの上でマリアに尻を差し出した。

 ショーツを脱がせると、ガーターベルト白い素肌だけが残る。左右の手でそれぞれの尻を優しく撫でると、張りと柔らかさがはっきりと感じられる。

 

「やっ……♡」

「んっ……♡」

 

 子持ちであるシシリーの肌はさすがに十代のような若々しさは保っていないものの、その分だけ艶を増し、肉付きも良くなっている。

 シャルロットの、指を押し返してくるような張りのある肌とは対照的。どちらが良いかと言えば悩ましいところだ。

 膣内の具合も同じように母娘で違う。

 敏感で、指を挿れればきゅうきゅうと締め付けてくるシャルロットと、包み込むように指を愛撫してくるシシリー。

 けれど、溢れた愛液がシーツに染みを作る様は変わらない。

 二本の指を前後に出し入れすると面白いようにくちゅくちゅと音が鳴り、二人は恥ずかしそうに身動ぎする。

 

「意地悪しないでっ♡ 早く、マリアママのおちんぽちょうだいっ♡」

「私もっ♡ マリアのおちんぽここに欲しいのっ♡」

「二人ともそんなに欲しがっちゃって。……シンが見たらなんて言うかな?」

 

 からかうつもりで囁くと、反応は思ったより強烈で、

 

「シン君なんて今はどうでもいいのっ! あなたのことだけ感じさせてっ♡ マリアの精液で私の子宮をいっぱいにしてっ♡」

「私もぉっ♡ マリアママの精液で妊娠させて欲しいのっ♡ ママにそうしたみたいに、私にもっ♡」

 

 マリアは目をみはった。

 シャルロットの『本当の父親』について本人には教えていなかったのだけれど。

 

「シシリー。……シャルに教えたの?」

「んっ……うんっ、そのほうがシャルのためにもいいと思って♡ 二人きりの時に、こっそりと……っ♡」

 

 催眠をかけていない状態でそんな話をしてシャルロットが暴れなかったとは……。

 やっぱり相当催眠が深く入り込んでいるというか、もう『こちら』がほぼ二人の素になってしまっているのだろう。

 父の持つ『魔王』の称号を継ぎたいと事あるごとに言っている彼女。自分がシンの血を引いていないというのはショックだったはずだけれど、

 

「驚いたけど、でも、納得したの。ああ、そっか、私はママとマリアママの娘だったんだって」

 

 才能、という意味でマリアはシンに劣っている。

 シンの娘でありながら十分な結果を出せないプレッシャーもあったかもしれない。

 それでも、少女は全てを呑み込んで、

 

「魔王を継ぐのも諦めないけど、今はこっちのほうが大事っ♡ お願いマリアママっ♡ 今日は、今晩は避妊しなくていいからっ♡」

 

 結婚記念日ということは、今日は『マリアがシシリーを孕ませた日』でもある。

 シシリーの娘であるシャルロットを孕ませるのにこれ以上相応しい日もない。

 

「シシリーも、いいの?」

「うん。私と同じように、シャルのことも孕ませてあげて♡ でも、一つだけ条件があるの」

「条件」

「そう、条件。……私のことも、一緒に孕ませてくれること。母娘一緒に、マリアのものにしてくれること」

 

 母親から「娘と一緒に孕ませてください」と懇願されるなんて、そうそう経験できるものじゃない。

 まして、心から愛する二人の女性からなら──。

 マリアはその感動を噛み締めながら、「わかった」と答えた。

 

「二人とも必ず妊娠させてあげる。絶対に妊娠するまで何回も、何回でも精液を注いで、二人をお母さんにしてあげる」

 

 次はさすがに『シシリーの相手』を誤魔化すことはできないかもしれない。

 シャルロットだって在学中に妊娠なんてことになればどうなるかわからない。

 現実的に考えたらありえないとわかってはいるけれど──。

 

「私の痕を刻み込んで、絶対に離さない。今更治療したってどうしようもないくらい、心から私のものにしてあげる」

 

 とっくに、自分たちは引き返せないところまで来ている。

 だったら、どこまでも堕ちていくだけ。

 

 ──悩んだ末、最初はシャルロットに挿入することにした。

 

 何度もマリアのモノを受け入れて柔軟になった、けれどまだまだきつく、少女らしい元気を感じさせてくれるそこ。

 これからもっといやらしく気持ちよく成長していくことだろう。

 

「シャルロット、私のこと、好き?」

「あんっ♡ 好きっ♡ 大好きっ♡ マリアママのことを愛してるっ♡ だからぁっ♡」

「わかった。いっぱい感じて、いっぱい、精液受け止めなさい」

「ぁんっ♡ きたぁっ♡ マリアママの精液っ♡ いっぱい、熱いのぉっ♡」

 

 バックから挿入したまま獣のように腰を振り、深く繋がったまま射精。

 愛し合うためではなく種付けのための射精に、少女は身を震わせながら歓喜の声を上げる。一滴も残さないと言うように膣がきつくペニスを締め付けて、濃厚な精が全部子宮に注ぎ込まれて。

 深い余韻を感じながら引き抜けば、すぐにシシリーの番。

 

「はぁ……んっ♡ 何度しても、これが好きっ♡ マリアのじゃないともう駄目なのっ♡」

「シシリーこそ、まだまだえっちになっていってるじゃない」

 

 締め付けの強さや方向を微妙に変えながら膣肉が絡みついてくる。たっぷりの愛液と合わさって極上の心地よさ。

 挿れるたびに進化していくそこはもう、マリアを迎え入れるための場所で。

 感じながらもマリアを喜ばせようとシシリーは身体を動かし、絶頂と共に膣内射精を歓迎。

 

 揃って愛液に白濁液を混ぜ込まれた母娘は、どちらからともなく手を握り合うと重なり合うようにして肌を合わせて、

 

「来て……っ♡」

 

 シシリーに挿れればシャルロットも、シャルロットを愛せばシシリーも嬌声を上げ、まるで二人に同時に挿入しているような感覚。

 

「マリアママっ、ううんっ、ご主人様ぁっ♡ 大好きっ、愛してるっ♡」

「あなたっ♡ 好きっ♡ 大好きっ♡」

「私も、シシリーもシャルも大好きよ」

 

 マリアの興奮も全く収まる気配がない。

 サンドイッチファックで二人にそれぞれ射精すると、母娘は競い合うようにしてペニスに飛びついてきた。

 勝ったのはシシリー。

 むっとしたシャルロットは代わりに唇を重ねてくる。休憩なのか、さらに精を搾り取られているのか。

 

 もう、細かいことなんてどうでもいい。

 

 本能のまま、心の赴くまま二人にポーズを取らせ、挿入に、精液を放った。

 正常位で抱きしめあったり、座ったまま深く繋がってキスをしたり、背面座位で互いの姿を鏡に映させたり、

 

「あはっ、ママったらせーえきでどろどろ♡」

「シャルこそ、とってもいやらしい姿になっちゃって……♡」

 

 膣内射精を懇願されているのだから本来はそちらに専念するべきなのかもしれないけれど、内側も外側も全部自分のものにしたい欲求には敵わなかった。

 敢えて胸や尻にぶっかけて見せても、シシリーもシャルロットも文句を言うどころか歓声を上げてそれを受け入れる。

 三人分の淫らな匂いが室内にたちこめて、理性を発揮する余地なんて残っていない。

 

 母娘にシックスナインをさせ、互いの愛液と注がれた精を舐め取らせたり。

 シャルロットにペニスを奉仕させながら、マリアの秘所をシシリーに舐めさせたり。

 一人に挿入しながらもう一人に胸を責めさせたり。

 張り型を使った二人へ同時に挿入したり。

 

 夜は思った以上に長く、そして静かで。

 

「もっとしよぉ? ね、マリアママぁ♡」

「まだ私たちを孕ませるには足りないと思うの、ね、マリア?」

 

 水分補給を兼ねたワインを口移しで飲ませ合ったり。

 こんな時のために、と用意しておいた高等学院の制服を二人に着せて行為に耽ったりもした。

 

 いつまでも続けていたい。

 いつまでも続けていられる。

 

 そんな風に思ったけれど、実際は、時は確実に過ぎていって。

 張り切りすぎたせいか、夜が明ける頃には三人とも疲れきっていた。

 

 何回絶頂して、何回射精したか

 何回「好き」と口にしたか、わからない。

 

 ベッドの上もマリアたちの身体も、とても他の人には見せられない状態で。けれど、今の彼女たちにはそれが合っている。

 皺と染みをたっぷり作ったベッドに揃って寝転がって、ひとときの気だるい時間。

 

 眠るにしても、ある程度片付けてからでないと使用人に発見されかねないのだけれど。

 

「ふぁ……♡ ふふっ、幸せ……♡」

「本当に……。こんな時間がずっと続けばいいのに♡」

 

 今はまだ、この時間を壊す気になれない。

 愛しい二人の髪を指で梳きながら、マリアは心地良い微睡みへと身を任せた。

 

 この先に地獄が待っているのだとしても。

 この選択に、きっと後悔はない。

 

 愛する女性を二人も、こうして手に入れることができたのだから。

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