リアルが忙しくてなかなか時間が…
トリミングテーブルとは、ペット——主に犬——の毛をお手入れする“トリミング”の際に使われる台のことだ。言わずもがなだが、ペットは人間よりも小さく、地面に立たせたままではトリマーが常に屈む必要が出てくるし、何より動き回られてはトリミングどころではなくなる。
そこで使われるのがトリミングテーブルだ。立ったまま作業ができるし、犬は高いところが得意ではないため、台に乗せれば多少なりとも大人しくさせることが出来るという一石二鳥。
世間一般の家ではそんな設備がついている住居は少ないないが、ペット可のマンションには居住者の利便性のために設置されていることもある。トリミング以外でも、散歩から帰った際に足を洗ったり、ブラシをかけたりして清潔さを保つことにも用いられたりするのだとか。
そして、そのトリミングルームだが、このマンションにも設置されているのだ。
あれから部屋を出たアタシたちは再びエレベーターに乗り、地下一階を目指していた。地下一階と言いつつも、エレベーターを降りた先には外から日の光が差し込んでいる。完全に地面の下にあるわけではなく半地下のようになっており、正面エントランスとは別に外から地下階の出入り口に繋がる通路を確保しいるのだ。
なぎちゃんの先導で歩く先には『近日オープン』と書かれた真新しい扉があり、彼女は躊躇いなくその中に入っていく。あそこがこのマンションのトリミングルームだ。
扉に窓ガラスが付いているわけでもなく、外観だけでは何の部屋か全く分からないためか、美柑が入室を躊躇っているので、後ろから『早く入れ』という意を込めて背を押すと、恐る恐る足を踏み入れていく。
部屋の中央には大きなトリミング台が置いてある。天板はファミレスのテーブルを一回り小さくしたような長方形で、大型犬が乗っても大丈夫なように天板を支える足もそれなりに頑丈そうだ。
室内には手洗い場やダストシュートが備え付けてあり、棚にはドライヤーも置いてある。床面はタイル張りになっており、排水溝も付いているため、この部屋でペットのシャンプーやその後のドライヤー、毛のカット、汚物の処理まで全て賄うことができる。
「このマンションはペット可なのよ。だからトリミングルーム…要はペットのお手入れとかをする部屋もあったんだけど、設備を新しくしたの。それがこの部屋。ペット用だから吠えたりしてもいいように防音も完璧。しかも床は水洗い可能だから汚しても簡単に掃除可能。すごいでしょ?美柑ちゃんのおしっこまみれの体も、ここなら綺麗にしやすいわよ。」
なぎちゃんが自慢げにこの部屋について美柑に語っている。つまり、この部屋なら美柑がどれだけ泣き叫んでもいいし、汚れも気にしなくていいわけだ。
「つい最近リニューアルしたばかりでまだ一般解放してないから、美柑ちゃんが記念すべき初使用ってことになるわね。」
「…でも、初利用が人っていうのもどうなんでしょう?そうだ、葵、こんな時こそアレ使えば?」
咲希がニヤリと笑いながらアタシに視線を向ける。実は、ここに来る前からこの部屋を使わせてもらおうと思っていたのだ。そのために、ちゃんとアレを持ってきている。アタシはバッグの中から以前使った猫耳カチューシャと鈴付きの首輪を取り出す。
「美柑、アンタのためにこの部屋に来たんだし、この部屋に合うようにおめかししないとね。」
「え、おめかしって何?」
「むふふ、それは見てのお楽しみ。美柑、とりあえずこのその服脱いでコレ付けな。あぁ、脱ぎ終わったお漏らしのワンピースはそこの袋に入れちゃって。」
猫コスセットを出した時点でそうなることは察したはずだが、なぎちゃんの方を見てわずかに顔を歪める美柑。よほどなぎちゃんに見られたくないのだろう。が、機嫌を伺うようにソロリとアタシと葵の様子を伺うと、意を決したようにベタベタになっているワンピースを脱いだ。
脱ぎ終わった服は指示どおり、アタシが指した袋に入れ、こちらに向き直る。
唯一の衣服を脱いだことで、美柑は今、ソックスと靴だけの裸だ。その二つがあるせいで、余計に「外」であることが強調されており、背徳感が増しているように思えてしまう。
そして、裸になったことで乳首のリングも顕になり、クリトリスのものと合わせてなんとも言えない淫靡さを漂わせている。
しかし、これで終わりではない。美柑はまずカチューシャを受け取り、自身の頭につけると、続けて首輪を受け取り、首に装着していく。強がりなのか、無表情を貫いているが、羞恥心で顔がわずかに赤らんでいる。極力何も考えないよう頑張っていることが丸わかりで、なんともかわいいじゃないか。
「……これでいい?」
「…美柑ちゃん、それつけている時のマナーを忘れてるよ?あと、せっかくなぎささんが見てくれてるんだから、ポーズとって、どういうふうにするのがマナーなのかちゃんと説明して。」
咲希の要求に顔がさらに紅潮する美柑。それは、理不尽に対しての怒りなのか、あるいは羞恥心からなのかはわからない。しかし、見ている側からすれば興奮を誘うエッセンスにしかならない。
美柑は先日同様、手首を軽く曲げて猫の手を作ると、左手を左頬に添え、右手を頭につけると、お尻を見せるように腰をくねらせ、上目遣いでこちらを見て、絞り出すように言葉を紡いだ。
「ニャ、ニャン。美柑は…猫コスをしている時は、こうやって、猫になりきるのがマナーなんですニャン。」
「うんうん、ちゃんと言えてえらいねー。じゃあ、お漏らしした謝罪と、これからどうしてほしいか自分でおねだりしてみて。」
続けられたアタシの命令に、小さく息を呑む美柑。拒否なんて許さない。憎いと思っている相手に、屈辱的な懇願をしろ。アンタはもう、アタシたちのペットなんだ。
「……ニャン。美柑は…お漏らししちゃったニャン。…ごめんなさいニャン。お漏らしの後始末を…お願いします…ニャン…。」
「ンフフフフ…!ごめ、笑っちゃいけないのかもしれないけど、やっぱり滑稽ね。さっきまで私をあんな怖い目で睨んでいたのに…こぉんな弱々しい目になっちゃって…。」
なぎちゃんの嘲りに、美柑の顔がさらに歪む。その「消えてしまいたい」という気持ちが手に取るようにわかる表情が、アタシの中の“美柑をいじめたい”という欲求をどこまでも刺激する。
今日なぎちゃんに会った時のような、絶対に許さないといった目はなりを顰め、「早く許してほしい」という哀願が出始めた弱々しい表情。その強さと弱さの落差があってこそ、いたぶり甲斐があるというものだ。
「ふふふ、面白いもの見せてもらったわ。早く続きが見たいと思っちゃうけど…先に美柑ちゃんを綺麗にしないといけないわね。2人とも任せてもいい?この部屋にあるものなら、なんでも使っていいわよ。」
「…ありがとうございます、なぎささん。じゃあ美柑ちゃん、とりあえず靴とソックス脱いで、台の上に乗って。リングは外していいよ。」
美柑は咲希の指示に従い、素直に靴とソックスを脱いでその場に揃えると、まずは胸とクリにつけられたリングを外す。
全てのリングを取り終えた美柑は、なんとか裸体を隠しながら台の上に登ろうとするが、トリミングテーブルはそこそこの高さがあるため、体を隠しながらではうまく登れない。
少しでも裸体を隠したいという可愛らしさはいいが、指示に遅れるのはいただけない。
「早く台に乗って!アンタは今猫なんだから、裸が当たり前なの!台の上に乗ったら肘と膝つけて四つん這いになって足を開いて!」
アタシの指示が飛ぶとビクリと体が震え、体を隠すのをやめて台の上に登る美柑。足を上げた際にくっきりとお股が見え、それがわかっているのか顔をさらに俯ける。
そのまま台の上で肘から先と膝から先を台につける形で四つん這いになると、ぎこちなくではあるがゆっくりと足を開いた。
なぎちゃんが見ているからだろう。いつもよりなお遅く、たどたどしい動きになっているが、先ほどの脅しが効いているようで、その動きが止まることはない。
そうして、トリミング台の上に猫コスの美柑が晒された。何度見ても綺麗な体だと思う。白く、瑞々しいという言葉がこれ以上合う肢体もそうそうないだろう。小ぶりの胸も、大人に変化していく最中とでもいうのか、なんとも言えない色香がある。というか、錯覚かもしれないが、アタシ達の躾けによって心なしかエロティックさが加わり、より魅力的になった気もする。その赤らんだ悔しげな表情もまた、それを演出している。
『美人は3日で飽きる』という言葉もあるようだが、少なくともアタシは美柑の裸に飽きることはなく、むしろもっともっと堕としてやろうという気持ちが一層湧いて出てくる。
「…ねぇ葵ー。いちいちその説明するのメンドイし、この姿勢にも名前つけて覚えさせちゃおうよ」
「おぉ、いいね!どんな名前にする?」
「…シンプルに【伏せ】とかどう?犬っぽいけど。」
「いいじゃん、わかりやすくて。それにしよう!」
アタシたちの会話を止めることも出来ず、ただただ新たなコマンドが追加されるのを受け入れるしかない美柑は、この状況から逃避する様に額を台に押し付けて顔を隠す。その姿勢はまるで土下座をしているかの様で、それはそれで心くすぐられるが…今は、美柑の顔が見たい気分なのだ。
俯いている美柑の顎を掴み、無理やり顔を上げさせてアタシたちの方を向かせる。目尻に涙を溜め、恐怖3割、悔しさ5割、羞恥心2割と言った感じに顔を歪める美柑。…最っ高だ!
「美柑、その姿勢は【伏せ】だよ。今後は指示されたらその姿勢になる様にね。わかったら返事。」
「……わかり…ました…ニャン」
「よし、いい子!じゃ、綺麗にしてあげる!」
アタシは部屋に設置されている手洗い場で備え付けのタオルを濡らし、美柑の下半身を丁寧に拭っていく。割れ目やお尻、太ももと、拭かれている美柑は羞恥に顔を赤く染め、歯を食いしばっている。
「…くふふ、こうして美柑ちゃんのおもらしのお世話をするのは2回目だねー。」
「あら、美柑ちゃんのお漏らしってこれが初めてじゃないのね。」
「そうだよ。最初は学校だったよね。6年生にもなって…って思ったけど、今日またやっちゃうんだもん。やっぱり大人びた服は似合わなさそうだよね。お漏らししちゃうような子はもっと幼い感じでいいよ。」
「…今はお子ちゃま通り越してペットみたいになってるけどね。ウケる」
なぎちゃんにじっくりと裸を見られ、猫コスを見られ、そしてお漏らしについても嘲られる。美柑には耐え難い恥辱だろう。当初であればそれは自分のせいでないと反論してきていた気がするが、今の美柑にそんな力などない。せいぜい嵐が過ぎるのを待つように、何も言えずに俯くばかりだ。
愉しい会話をしながらの作業はすぐに終わり、気づけば美柑を拭き終わっていた。
「はい、拭き終わったよ。何か言うことないの?」
「……ありがとう…ございますニャン…。」
「うんうん、素直でいいよ。まぁ、ここからが本番なんだけどさ。咲希、準備できてる?」
「…もちろん。美柑ちゃん、今までの躾の成果をしっかり見せようね。」
そう言いながら咲希は美柑の肛門付近に指を這わせる。四つん這いになった状態では後ろを確認できないためか、突然肛門付近を触られた美柑はビクリと体が震え、この後の展開がおおよそ予想できたのか恐る恐るこちらに問いかける。
「あの…躾の成果って…?」
「…お尻は後にとっておくとして…とりあえず美柑ちゃんが大好きなポルチオでイってみようか?まずはローションで準備からと思ったけど…」
「んあぁ⁉︎」
「…やっぱり。割れ目がもう濡れ濡れ。今からいじめられるっていう状況になるだけでこんなふうになっちゃうなんて、もう後戻り出来ないんじゃない?」
咲希の指は肛門から割れ目に移り、そのまま無造作ともいえる動きでナカに挿れられるが…それに対して美柑は痛みを感じている様子はない。ただ気持ちよさで声を上げてしまったという感じがする。そして、咲希が指を抜き差しする動きに合わせてクチュクチュという水音が響き、触られる前から濡れていたことをこれ以上なく主張する。
躾けの進み具合に、思わず吹き出してしまうじゃないか。
「あはは!もー美柑ってば、完全に出来上がってるじゃん。ここまで準備バッチリなら、コレ使っても良いよね?」
そう言いながらアタシは美柑に背負わせていたリュックから、あるものを取り出した。それは、シリコン製の柔らかい棒の先端に無数の柔らかい“ひだ”がびっしり生えた玉がついているおもちゃ——猫じゃらしだ。
それを見た瞬間、美柑の顔が明確に怯えの色を含んだものになった。やはりコレにはトラウマじみた苦手意識があるようだ。アタシはそれを、なぎちゃんに渡して説明する。
「なぎちゃん、コレ貸してあげる。コレで美柑のナカをかき混ぜてあげて。美柑には弱点があってね、そこを刺激するとかわいい反応するよ。」
「あ、あ、嫌、嫌だ、やめて」
「みかーん。【伏せ】の姿勢崩したらどうなるかわかってるよね?」
「〜〜〜っっ」
なぎちゃんに嬲られる、しかも猫じゃらしを使って。そんな事態への拒否反応からか、涙を目に溜め、弱々しく拒絶を示す。あぁ、その顔だ。ゾクゾクしちゃう。そんな顔見せられたら、やりたくなるに決まってるのに。
「へぇー。美柑ちゃんはコレに弱いのね。」
「うん、弱点をいじめるとすぐに腰砕けになっちゃうんだから。」
「じゃあ、早速やっちゃおっか。どこが弱点なのか、探し出してあげるから。よろしくね、美柑ちゃん♡」
なぎちゃんの手に握られた猫じゃらしが、ゆっくりと美柑に挿入されていく。
「あぁ…くぅぅ…やだ…やめてぇ!」
「あらあら、なんとか逃れようとしてお尻振ってるけど、ただかわいいだけよ?…とはいえ、ちょっとやりづらいわね。美柑ちゃん、【伏せ】のまま止まりなさい。」
「…美柑ちゃん、なぎささんの言うこと、聞けるよね?」
「ヒゥ⁉︎わ…わかり…ましたニャン」
咲希の脅しに慄き、観念した様に大人しくなる美柑。ただ、恐れからか全身が小さくカタカタと震えている。それを見たなぎちゃんは…ニンマリと笑っていた。
「いい子ねー。じゃあ、遠慮なく…」
「はぁ…くぅ…んあぁ…はぁ…ふぅ…」
「んー、美柑ちゃんの弱点はどこかしら。…こうやって探すのも愉しいわね。」
「だよねー。でも、そんなに時間ないんじゃなかった?」
「……まぁ、そうなのよね。あ、そうだ。いいこと思いついた!」
何やら思いついたらしいなぎちゃんは、猫じゃらしを引き抜くと、美柑の顔の前にしゃがみ、いい笑顔で美柑に話しかけた。
「ねぇ美柑ちゃん。どこがイイのか、私に教えてくれる?そこを重点的に責めて、気持ちよくしてあげるから♡」
…これはまた、随分とエゲツない。なぎちゃん自身、美柑が自分に責められるのを殊更屈辱だと思っていると理解していながら、弱点を自分から言えと要求している。
「……ぃや…そんな…言えない…」
「…美柑ちゃーん?なぎささんが聞いてるよ?答えないと。猫じゃらしで、どこをコリコリ解されると気持ちいいの?猫の美柑ちゃん、早く言おうよ。ほら、早く、言って。」
「うぅ…ぁう…み、美柑は…奥のポルチオを…コリコリ解されるのが…好きですニャン…」
ついに、目尻に溜まっていた涙をポロポロと溢しながら、なぎちゃんに弱点を漏らした美柑。その様に満足そうに頷きながら、なぎちゃんはゆっくりと手を動かし始めた。
「うふふ、へぇー。そっかぁ。教えてくれてありがとう、美柑ちゃん。じゃあ、そこをコリコリしてあげる。」
「はぁ…うぅ…んぁあ!ふあああ⁉︎」
「この辺りがイイ所ってことね。ウリウリウリウリ〜」
「くあぁぁぁぁあ⁉︎ダメ、やめ、んはぁ!」
美柑の反応から弱いところを探し出すと、獲物を見つけたとでも言うようにその辺りを集中的に弄んでいる。ポルチオ周りを、もみほぐすように執拗にイジっているらしい。
「んふふ、かぁわいい。ちょっと強めにやってみてもいいかな?えいっ」
「ひぐぅぅうう⁉︎だめ、キちゃう…!」
「…美柑ちゃん、イく時はちゃんと“なぎささん”に言うこと言いなよ。あと、さっきから「ニャン」を忘れてるよ。出来ないならお仕置きかな?」
悔しさでポロポロと涙を流しながらも、なぎちゃんの手によるポルチオ責めの気持ちよさに抗えずイキそうになってる美柑。ねぇ、どんな気持ち?自分がこうなった原因に責められて、気持ちよくされて、さぞかし屈辱だろうなぁ。
「んあぁぁあ!ごめんなさい、ごめんなさいニャン!エッチな、結城、美柑は…なぎささんに、んくぁあ!ポルチオをいじめられて、イっちゃうニャン!んあ、あぁぁぁあああ!!」
突き出された腰が大きく震え、屈辱の口上を口にしながら、美柑は絶頂した。なぎちゃんの手によりイったのが効いたのか、体を震わせて長い絶頂を味わっている。
咲希に目を向けるとニンマリと笑って頷いてきた。今のを見て確信した。結城美柑はマゾの資質がある。恥ずかしい、悔しい、そういった感情を刺激してやると、いとも容易く淫らに堕ちていく。
ならば、そこを徹底的に調教してやろう。アタシたちの、マゾペットに堕としてやる。口元から涎を垂らして疲労困憊になっている美柑を見て、アタシの口角もまた、ニンマリと上がった。
本作もなんとなくぐだぐだ感が出てきたかなとも思ったり。
なんとか頑張りますので、感想等よろしくお願いします!