今回は導入編的な感じなのでエロは少なめです。
時系列はアクトが四つ目の能力を解放してからⅡからかなり経ってたから。
原作1 Fate/GrandOrder①
ここはカルデアと呼ばれる場所。南極にある高い雪山に設立された組織機関のフィニス・カルデア。
この組織は人理を守ることを目的とされている。この組織の施設には数多のサーヴァント達が過ごしている。
そのサーヴァント達のマスターである男性の藤丸立香は今日も新たなサーヴァントを召喚するために召喚室に足を運んでいる。
「今日こそ新しいサーヴァントを召喚するぞ!もう麻婆とかの礼装はいらない!ガチャはやはり廃止すべき!」
「ま、まあまあ先輩。こればかりは運なので、しょうがないですよ」
「まあね。それに、もう人理は終わったはずなのに今だにサーヴァントを召喚できるなんてまだ何かが起こるかもしれないからねをサーヴァントは多いに限るよ」
召喚室には藤丸の他に後輩のマシュとカルデア二号のサーヴァントのレオナルド・ダ・ヴィンチがいる。
このレオナルド、元は男性だったのにモナリザが好きすぎて現代風のモナリザになった変態の天才である。
サークルが回っているがどうやらおかしい。
「せ、先輩!?な、なんだかおかしいです!」
「え?え!?ちょ、ちょっとダ・ヴィンチ!?」
「これは…!?何かが介入しようとしてる!?いや、何かが重なりこちらに引っ張られてる!?気をつけるんだよ藤丸!何かがやってくるよ!」
「ええ!?くそっ!サーヴァントじゃないのか!やはりガチャは破壊されるべきだ!」
「先輩!そんなこと言ってる場合では!き、来ます!!」
カッ!!ボシュウウウウッ!!!
サークルの中央が強烈な光と煙により何も見えない。マシュがマスターである藤丸を守るように前に出る。
煙が薄まってくると人影が見えるようになってくる。人影の数にマシュとレオナルドは一気に警戒心が跳ね上がる。
その数は六つ。あり得ないのだ。この召喚は必ず一人しか召喚されない。例外もあるが基本的には一人。
だが六人も召喚されるなどイレギュラーもいいところである。煙が晴れていきその姿を現していく。
「…む?ここは?どうやら失敗か?それとも成功か?」
まず一人目、顔からアルトリア顔の人物だがスタイルはセイバーのアルトリアよりもいい。
「これは中途半端だね。どうやらカルデアの召喚に引っかかって巻き込まれてしまったって感じだね」
二人目は花の魔術師マーリンが女体化したかのような女性。
「つまり私達は巻き込まれたってことですか?やれやれ、これはついてないですね」
三人目は褐色肌でかなり露出が高く手首には鎖が繋がれた女性。
「どうするのですか?」
四人目はダウナーな感じだがジャンヌよりも邪ンヌよりの女性。
「これは帰る方法を模索しないといけないわよね。やれやれ」
五人目はマリー・アントワネットをオルタ化したような女性。
「ま、何とかなるんじゃない。一応メンバーは揃ってるんだし」
六人目は三人目並に露出の高い女性。
「やった!サーヴァントが出たよ!しかも一気に六人!こんなことあるんだ!」
「いえ待ってください先輩!こんなことありえません!完全にイレギュラーです!」
「そうだね。これは普通じゃないね」
「ふむ…ここはカルデアだね。なるほど。ここに呼び寄せられたってことだね」
「ううっ…」
藤丸は大喜びだがマシュとレオナルドは警戒している。普通は一人ずつ召喚されるのだが一気に六人はおかしい。
そんなことなど興味ない六人の一人がこの場所を素早く気付いた。そこに小さな声が。藤丸達の耳にも届いた。
「え?小さな子供の声?」
「せ、先輩!あれ!」
「おやマスター。大丈夫ですよ。我々がマスターをお守りしますよ」
「モルガンの言う通りだ。我々が守る。なぜなら我々はマスターのサーヴァントなのだから」
「う、うん」
「せ、先輩!子供です!小さな男の子がいます!」
「も、もしかしてあの男の子もサーヴァント!?」
「いや違うね。あの子はれっきとした人間だ。どうして召喚なんかされたんだい?もしかして、そこの六人のサーヴァントはそこの子のサーヴァントなのかい!?」
マーリンによく似た女性の背後から小さな男の子が出てきた。もちろんアクトである。藤丸達はアクトを見て驚いている。
人間であるアクトが召喚された。六人のサーヴァントが召喚されただけでもイレギュラーなのにこれでは異変である。
代表としてモルガンが藤丸達を睨みつける。
「どうやら説明と話し合いをしないといけないようですね」
なぜアクトがカルデアに召喚されたのか?なぜアクトのサーヴァント達と共にやってきたのか?
それはカルデアの召喚サークルが起動する前にまで遡る。
天世城の城内にあるとある一室。アクトは六人のサーヴァント達と共にここにやってきた。中に入るとそこはとてつもなく広い召喚室であった。
アクトは周りを見渡している。
「やあやあ待ってたよアっくん☆」
「束ママ。これはなに?」
「うんうん☆すっごく気になるのはわかるけど落ち着いてね☆それじゃあ説明するよ☆」
「難しい説明は無しです。マスターである我が夫の為にも分かりやすく説明をしなさい束」
「わぁお☆さすがはモルガン☆アっくんへの愛が重いね☆」
「茶化さないの束。モルガンは最高クラスの魔術師よ。クラスはバーサーカーだけどね」
「わかってるよ☆まあすっごく簡単に説明するとアっくんの紋章の力を使って別の世界へ行くための装置だね☆」
「え?それって、束ママ達の世界に行けるってこと?」
「そういうこと☆まあ、これは試作品だけどね☆完成品じゃないからまずはテストって形だね☆」
アクト達は天世城というアクトの国ごと丸ごと異空間の世界に移動してまっている。それを束とメディアが研究し、それを行き来できる装置を開発していた。
それが遂に完成近くまでやってきた。ただし束とメディアはただ人を送る装置を作る気はなくアクトの国、もしくは分離した天世城そのものを異世界へと移動できる装置を開発した。
しかし、まだ実験段階なのでまずはテストを兼ねて召喚装置を改良したのを試作品として創り出した。
この装置でテストをして、データを集めて完成できるようにする。それが束とメディアの考えである。
「なるほど〜。それで私達を呼んだんだ。けど、過剰戦力じゃない?」
「マーリンよ。マスターは幼子だ。サーヴァントである我々がしっかりと守らないといけない」
「とか言いながら、実はそれにかこつけてマスターとイヤらしい事をする気なんでしょ?ゼノビアってばすっけべ〜」
「ばば、ばかな!私は純粋にマスターのことが心配なだけだ!そのような不純な理由など!」
「あら、私はその気よ。マスターはこれからこれだけの美女達に囲まれるのよ?性欲が溜まってきちゃうじゃない。マスターとエッチなことをするなんて最高じゃない」
「マリーオルタ!」
「う〜ん、お米がないのはつらいわね。まあマスターには母乳で足りるかな?」
「マスターとイヤらしい事。誰も来ない茂み、隠された木々、そこでマスターと野外プレイ。ごくり」
「卑弥呼!ランサージャンヌも!」
六人のサーヴァント達は成功することだけしか考えていない。むしろ何処に飛ばされるかが心配とそこでマスターであるアクトとどんなお楽しみがあるかだけ。
一見真面目に見えるゼノビアも内心ではアクトとのお楽しみを期待している。露骨なのはモルガン、プロトマーリン、マリーオルタ、卑弥呼である。
ランサージャンヌはどちらかと言えば妄想。そんな六人のサーヴァントにアクトはほんの少しだけの不安と期待をする。
「うんうん☆全員気合いが入っててよろしい☆それじゃあ早速始めようか☆メディア、お願いね☆」
「はいはい。アクト、お前達も。準備しなさい。始めるわよ」
「うん!」
束とメディアが転移の起動させる。起動音が鳴り響き、足元には魔法陣みたいなのが浮かび上がる。
さらに黒い穴も現れる。これはアクトが他人を招待した時やこの異次元の空間に転移した時に現れたもの。
それが現れたことは成功している証。
「よしよし☆うまくいってるね☆」
「後は指定した場所を。とりあえず桜がいた冬木市の山の方に転移できるようにしたわ。これで」
ビーッビーッビーッ!!!
「え?え?え?☆なになに!?☆なにがどうしたの!?☆エラー!?☆ううん違う!☆これは☆メディア☆」
「え?なになに?どうしたの?」
「なにが起こったのですか?黒い穴の様子がおかしいです」
「何かが起こってる!?これは…何処かの世界が召喚しようとしてる!?それに引っ張られてる!皆!多分、貴女達ら召喚されようとしてるわ!坊やを全力で守りなさい!」
「逃げることは!?」
「無理ですね…!もう遅いです…!」
「うわっ!うわああああああ…!!!!」
「「「「「マスター!」」」」」
「我が夫!」
順調だと思われてたがここでイレギュラーが発生。何処かの世界が召喚しようとしていてそれに引っ張られてしまう。
アクト達は黒い穴に飲まれて転移してしまう。そして、召喚された。カルデアという施設に。
「…というのが事の顛末だね。いや〜、まさかそっちの召喚システムとこっちの転移装置が偶然繋がって私達が召喚されるなんてね。このマーリンの目を持ってしても見抜けなかったね」
「マーリン、ふざけたことを抜かすな。我々はイレギュラーに巻き込まれたのだ。これは由々しき事態だぞ」
「そうでもないかもよ王妃様?これはこれで貴重なデータだよ。持ち帰れば今後の対策にも役に立つさ。ならここは楽しもうじゃないか」
「マ、マーリンさんにモルガンさん、ですか?モルガンさんは確かアルトリアさんの姉でしたよね?」
「一応ですね。まあ、あれは愚昧そのもの。約束されたブリテンを経った十年で滅ぼしてしまう。実に愚かな愚昧です」
「わ、我が王!落ち着いてください!聖剣を抜かないでください!」
「話しなさいガウェインにランスロット!あの毒婦はここで!」
「マーリンさんが女性、ですか?とても信じられません」
「僕だって信じられないさ。けど、別に不思議でもないさ」
「そうだね。異なる世界があっても不思議じゃないよ。例えば女の私がいるように男のアーサー王もいる。私の世界ではそうだったからね。呼びにくいならプロトマーリン、略してプーリンとでも呼んでくれたまえ」
「は、はい。えと、プーリンさん」
「はいはい」
「他のサーヴァント達は?何だか見知ったのが2人ほどいるんだけど」
「そうだね。とりあえず自己紹介でもする?」
「必要ないと思いますが、まあいいでしょう。私はモルガン。そこにいる貧相な愚妹の賢姉です」
「なぁにが賢姉ですか!この毒婦めが!貴様のせいでブリテンは!」
「はっ!私のせいにするとは愚妹は愚妹だったな。自らの積とは認めず他人に擦り付ける。まさに愚王に相応しいな」
「こ、この駄姉がああ!!もう許しません!マスター!今すぐ許可を!この駄姉を聖剣の錆にする許可を!」
「わああ!ア、アルトリア!?!?」
「アルトリアさん!落ち着いてください!」
「あっははは!正に水と油だね」
まずはモルガンから紹介するが、その時にセイバーであるアルトリアを扱き下ろすのを忘れない。
セイバーのアルトリアはモルガンに喧嘩腰。今にも聖剣を抜きそうになっている。他のアルトリアはモルガンに対してそこまで嫌悪感を抱いていない。
モルガンも騎士王としてのアルトリアのみを狙っての扱き下ろしで他のアルトリアは相手していない。
ちなみに男のマーリンはプーリンを相手しないというよりは認知しないようにしている。同族嫌悪みたいなものである。
プーリンの方は気づいているが相手する気もない。
「やれやれ、自己紹介を続けよう。私はゼノビア。クラスはアーチャーだ。ちなみに先ほどのモルガンはバーサーカーだ」
「ゼノビア?もしかしてパルミラ王国の女王かい?なるほど。その出で立ちはそういうことかい。納得できたよ」
「あの、何が納得なのですか?ダ・ヴィンチさん?」
「ゼノビアの格好は敗戦国の奴隷姿さ。だから鎖に繋がれてるんだ。ただ、ここまで露出は意外すぎるけどね」
「私自身もだ。恐らくだが辱めの姿としてだろう」
ゼノビアという名でレオナルドはすぐにどういう人物かわかり、なぜ鎖に繋がれ露出のある姿なのかも理解した。
ただ、本人は不服である。
「もうわかっていると思いますがジャンヌ・ダルクです。クラスはランサー」
「ランサーのジャンヌ・ダルク!?え?ランサーはこのリリィじゃないの?」
「は、はい!私はジャンヌオルタリリィです!」
「なるほど。オルタとしての側面のですか。私はオルタとしてのジャンヌではありません。現在のマスターに召喚される前、別のマスターに召喚されそれが記録されたのが私です」
「は?なによそれ。つまり何?アンタはこの聖女様の別クラスってこと?」
「その通りです。ただ、私は普通の召喚はされていません。前のマスターの望みの姿。それが私です」
「つまり、アナタを召喚したマスターはそれを望んだと?」
「はい」
「わかりました。納得しました」
ランサージャンヌはカルデアに召喚されたジャンヌリリィとは違う。このランサージャンヌはアクトが召喚する前、別のマスターが召喚して記録されたサーヴァント。
そのマスターは別にジャンヌを望んで召喚したわけではない。憎悪などの負の感情、それがジャンヌを汚染させて誕生したのがこのランサージャンヌである。
中身は聖女だが見た目は邪ンヌ、それがランサージャンヌである。ルーラーのジャンヌは理解できたが、アヴェンジャーのジャンヌはあまり理解できていない。
「キラキラ輝いている私。本当に不愉快よね。まるで無垢な乙女みたいでさ!」
「そうなのね。アナタは私。私のオルタ」
「ふ、わかってるみたいね。そうよ!私はマリー・アントワネットオルタ!アナタの本当の姿よ!」
「マリーさんのオルタ!?」
「マリーがオルタ化とかするんだ!?」
「ありえるだろうね。マリー・アントワネットはひどい時期があった。それがオルタとしての姿なら納得さ」
「マリー」
「あらサンソン!相変わらずギロチンを使ってるの?私も使ってるわ!ギロチンって最高ね!ああギロチンもいいけど火刑も悪くないわね!」
「濁ってるけど間違いなくマリーだ。わかってた。わかってたけど…!」
マリーオルタ、その存在は付き合いが長い藤丸やマシュには衝撃的であった。逆にマリー自身やサンソンなどは納得。
マリー・アントワネットの経歴を見ればわかる。マリーは非道の時期がありギロチンなどの処刑を頻繁に行っていた。
マリーがオルタ化する素質は充分にあった。だが、女好きの男達は全く別のことで衝撃的である。
このマリーオルタ、スタイルが抜群なのである。マリーはオッパイも普通で普通のスタイル。対してマリーオルタはオッパイが大きく服装も豪勢なのに露出が高い。
これは少女か大人の女性かの差である。マリーはまだ少女時代は周りの少女達と同じスタイルだったが、大人になるに連れてオッパイは大きくなっていった。
マリーオルタは見た目は少女時代のマリーだがスタイルは大人ボディ。このギャップが男達にはたまらない。
マリーオルタもその視線に気づいていて嫌悪感丸出しである。
「私は卑弥呼だよ。クラスはルーラー!よろしくね!」
「え?卑弥呼?え?マジですか?」
「マジだよ!」
「卑弥呼様!?日本でいっちばん古く偉大な女性じゃん!」
「まさか、本当に卑弥呼様が召喚されてるとは!」
卑弥呼の存在は日本人サーヴァント達には超衝撃的であった。当然である。卑弥呼は日本人ならば知らない人はいない。
あの織田信長に引けを取らない人物。それがサーヴァント、しかもルーラークラス。尊敬しないわけにはいかない。
「なるほど〜、6人とも強大で有名なサーヴァントばかりだね。バリーネームもすごい。んで、そのマスターはこの子供だね」
「ほらマスター。自己紹介」
「あ、うん。ア、アクトっていいます。宜しくお願いします」
「うん。宜しく。本当にただの子供みたいだね」
「は、はい。しかし、魔力はとんでもなく高いです。魔術師としてはダントツレベルで高いです」
「そうだね。これほどの魔力を持ってるなんてね。それにしても紋章ね。その異世界はとんでもないね」
そんな六人のサーヴァントのマスターであるアクトはジュースを飲みながら自己紹介をする。見た目も中身も幼子そのもの。
なのに魔力は高い。そのギャップに藤丸達は戸惑うしかない。それよりも気になるのはアクトと六人のサーヴァントとの絆の深さである。
特に両隣に座るモルガンとプーリンはアクトをとても甘やかしている。
「当然です。我が夫は最高なのです」
「我が夫、だと?まさかモルガン!その幼子になにか!?」
「ふん、これだから愚妹は愚かそのものだ。確かに最初は我がブリテンの為に我が夫を利用しようとした。しかし、その必要はなくなった。なぜなら我が夫がブリテンそのものなのだ。だから我が夫へと愛情を注ぐのは当然であろう?」
「あっははは!モルガン陛下はわかんないことを言ってるようだけど、簡単に言えば絆されてマスターに忠実な妻になったと思えばいいよ」
「は?モルガンが?あのブリテンの為ならば何でもする」
「そうだね。というより私も、私達もマスターのことが大好き、いや…愛してるのさ」
「あ、愛!?」
「そう、愛さ。ここにいる私達だけじゃない。マスターのいる世界にいるサーヴァント達は皆マスターのことを愛している」
「え?アクト君のいる世界には他のサーヴァント達がいるの?俺のように」
「そうだよ。実はここに私達の知ってるサーヴァント達もいるし、君達もまだ知らないサーヴァント達もいるのさ」
「な、なんだって!?この子はそれだけ沢山のサーヴァント達と契約をしているのかい!?確かにこの子のとんでもない魔力の量なら納得だね!」
藤丸達はアクトとモルガン達の絆の高さに驚いている。さらに衝撃的事実、アクトの世界には藤丸に負けず劣らずの数のサーヴァントがいる。
藤丸はカルデアの技術で何とか数多のサーヴァントを召喚できている。それに対してアクトは自身の魔力の量だけで召喚している。
これには藤丸達だけでなくサーヴァント達も興味津々。特にキャスタークラスのサーヴァント達の目がヤバい。
敏感なアクトは縮こまり怯えてしまう。
「あ…う…」
ゴオオッ!!
「マスターが怯えています。その目を止めなさい。さもなくば、この場で等しく燃やし尽くして差し上げます」
「生ぬるいですよランサージャンヌ。塵一つ残さず消し飛ばして差し上げます」
「あ〜…藤丸君だったね。今すぐ彼等彼女らをどうにかしてくれないかな?マスターが怯えてね。じゃないと私達、君のサーヴァントと闘い消滅させてしまうよ」
「わあああ!!み、皆!アクト君を見るのはやめよう!」
「そうですよ!アクト君が怯えてしまっています!」
藤丸とマシュは急いでやめさせようとする。他にも生真面目なサーヴァント達も協力してくれる。
特に大変なのは神様系サーヴァント達である。神様系は碌なのがいない。その目はやばすぎる。下手をすればカルデアが崩壊してしまうかもしれない。
どうにかやめてくれるがアクトは怯えて涙を流してモルガンに抱きついている。
「うう…!怖かったよモルガンママ…!」
「大丈夫ですよ我が夫。もう怖くないですよ」
「そうよマスター。アナタを怖がらせる相手はみ〜んなギロチンで処刑してあげるからね」
「そ、それは駄目だよマリーママ」
「モルガンママ!?マリーママ!?」
「は?え?」
「プーリン、これはどういうことですか?」
「ん?いや〜マスターには両親がいないんだ。というより母親とは産まれた瞬間に他界してしまったらしくてね。母性を求めてしまってるんだ。だから私達はマスターからママと呼ばれてるんだ」
「「「「「「はあ!!??」」」」」」
「ちなみにマスターに召喚されてる全てのサーヴァントは女性ばかり。しかも母性溢れてるおっぱいがデカイサーヴァントばかりさ」
「「「「「「はい〜!!??」」」」」」
アクトがママ呼びをして藤丸だけでなく全員が驚く。代表としてセイバーアルトリアが聞くとアクトの母親欲しさによりママ呼びされていると発覚。
さらにアクトの世界にいる全てのサーヴァントも全員が女性ばかり。正にハーレム。男にとっては夢の世界である。
「それはそれは!とんでもないねぇ。どうだい藤丸君。君も男なら憧れるでしょ?」
「いや、まぁ…それは、憧れるのは憧れるけど」
「先輩!?」
「安珍様!?」
「無理だからね!どう考えたって厄じゃないか!だって!」
「まあ、そりゃそうだよね。マスターの世界もそうだしね。代表としてそこにいる清姫もそうだしね。他にもたくさんいるしマスターも大変だしね」
「や、やっぱり。この子も苦労してるんだね」
「どういうことですの?安珍様?」
ハーレムも大変だということが判明。というよりアクトがというよりアクトのママ達が大変である。藤丸も大変なので苦労がよくわかる。
「それで、どうする気かな?」
「まあ間違いなく向こうの仲間達が私達を元の世界に帰らせようとしてると思うから暫くは滞在かな。そっちも手伝ってくれるよね?」
「それは当然だろうね。私達も君達を元の世界に送り返せるようにするさ」
「決まりだね。それじゃあマスター」
「う、うん。よ、宜しくお願いします!」
「うん。暫く宜しくねアクト君」
アクトと藤丸は握手をする。アクト達は元の世界に帰るときまで暫くこのカルデアで滞在することが決まる。
とりあえず、アクト達は空いている部屋をいくつか間借りすることになる。借りた部屋は三つ。
二人のサーヴァントが一緒に寝泊まりすることになる。一部屋目はモルガンとプーリン、二部屋目はランサージャンヌとマリーオルタ、三部屋目はゼノビアと卑弥呼。
問題はアクトだったが、一日事に部屋を変えることで事なきを得る。今日はモルガンとプーリンと一緒に寝泊まりする。
「さて、暫くは滞在ですね。まあそんなに長くはないでしょう。元々そういう予定でしたからね。ただ寝泊まりが楽になったくらいですね」
「そうだね。ま、私としてはマスターとあんなことやこんなことができるなら何でもウェルカムだけどね」
「ぼ、僕は皆と離れ離れにならなくてよかったよ。全員無事でよかった」
「我が夫♥」
「マスター♥」
「モルガンママ?マーリンママ?うわっ!」
「全くマスターは我々を悦ばせることがうますぎる♥そんなことを言われたら我慢なんかできない♥」
「陛下の言う通りさ♥この淫夢である私すら虜にしたんだ♥これは責任としてまた子作りをしないとね♥というわけでセックスしようか♥」
「夢魔風情が図に乗るな♥我が夫よ♥まずはこの私と夫婦の愛を♥」
「陛下♥ここはやっぱり二人まとめて♥」
「わ、わかったよ二人共…!セックスしよ!」
アクトはベッドの上でモルガンとプーリンの二人を同時に相手することになる。アクト達はカルデアに居ても同じだった。
アクトとの愛情を確かめ合う。子作りをするといった性行為をカルデア内でする。もちろんバレてはいけないので隠れたり声を殺したりしてハラハラするようなセックスをする。
しかし、ここはアクト達の世界とは違う。いずれはバレてしまう。もちろんバレた。それがあんなことでバレるとは思わなかったのである。
それはカルデアに滞在して三日目の時である。元の世界もカルデアも何とかアクト達を帰そうと色々と頑張っていた。
どちらもイレギュラーなことでカルデアはともかく、元の世界の方は予定とは違いアクト達を特定するのに時間が掛かっていた。
カルデアは無数にある。そのうちの一つを見つけるのに苦労していた。しかし、アクト達は楽観的である。
心配はもちろんしているが、カルデアも束達も信頼しているからだ。そんな心配されているのにアクト達はセックスをして楽しんでいる。
「じゅぼじゅぼじゅぼじゅぼ♥♥♥ん♥どうだマスター♥気持ちいいだろ?♥」
「あうっ!あううっ!ゼノビアママ!さ、さすがにここは!ここではマズいよ!だ、誰か!誰か来たら!」
「心配性だなアクト♥安心しろ♥誰も来ないさ♥それに来たとしても声を押し殺しておけばいいんだから♥それに♥スリルがあるだろ?♥じゅるるるるる♥♥♥」
「ぼ、僕!そんなスリル!望んでない!ふああっ!」
アクトは今、ゼノビアと女子トイレの個室でフェラチオをしてもらっている。アクトは誰か来るのではないかとヒヤヒヤしながらも感じている。
ゼノビアはそんなアクトを楽しみながらフェラチオをする。ゼノビアは舌を使って丹念に舐めながら口に含んで顔を上下に動かす。
「う、ううっ!ゼ、ゼノビアママ!だ、だめ!僕もう!射精、射精ちゃう!射精ちゃうよ!!」
「じゅるじゅるじゅるじゅる♥♥♥いいですよマスター♥お口の中に射精してください♥マスターの濃厚ザーメン♥飲ませてください♥ぶじゅるるるるる♥♥♥」
「あっ!ああっ!!ゼノビアママ!!射精、射精る!!射精るぅっ!!!!」
びゅるるるるる♥♥♥♥びゅうっびゅうっ♥♥♥♥
「んんんっ♥♥♥♥んっ♥♥んんっ♥♥ごくっごくっごくっ♥♥♥んんっ♥んはぁ♥♥マスターの濃厚ザーメン♥いっぱい飲ませていただきました♥ん♥美味しい♥」
「はっ……はっ……!ゼノビアママ…!あうっ…!」
「ふふ♥マスターのチンポ♥まだ萎えていないな♥さすがは我がマスターだ♥さあマスター♥お待ちかねのセックスだ♥私にまた孕ますくらい膣内に射精して犯してくれ♥」
「う、うん!」
アクトは便座に座ってフェラチオをしてもらい、口内にスペルマを射精する。ゼノビアはこぼすことなくスペルマを全て飲み干す。
アクトのイチモツはまだ全開勃起している。ゼノビアは座っているアクトにのしかかるようにマンコにイチモツを挿入する。
アクトとゼノビアは対面座位セックスをする。
どちゅんっどちゅんっどちゅんっ♥♥♥
「ふっふっふっふっ♥♥♥マスター♥どうだ私の対面座位は?♥気持ちいいだろ?♥」
「う、うん!気持ちいいよ!くあっ!おっぱい!ぶるんぶるん揺れてる!エロいよ!」
ぶちゅっぶちゅっぶちゅっ♥♥♥
「んっんっんっんっ♥♥♥好きなだけ♥吸っていいからな♥このおっぱいも♥マンコも♥私の身体の隅々も♥マスターのモノだからな♥」
「わ、わかったよ!あむ!ちゅうちゅうちゅう!!ぺろぺろぺろ!!」
ぐっちゅぐっちゅぐっちゅ♥♥♥むにゅっむにゅっ♥♥
「んふうううぅぅぅっ♥♥♥マスターにおっぱい揉まれて♥乳首吸われて♥最高♥はああぁぁんっ♥♥♥あっあっあっあっ♥♥♥」
アクトとゼノビアは声を押し殺しながらセックスをしている。本来ならサーヴァントはトイレといった概念はない。
しかし、カルデアに召喚されたサーヴァント達はトイレをする。それは生前の人だった頃の記憶を忘れないためなど理由は様々。
その為、サーヴァントもトイレするのでアクトとゼノビアは声を押し殺してバレないようにセックスをしている。
アクトはバレないかとヒヤヒヤしながらも興奮が収まらずセックスしている。ゼノビアやアクトのサーヴァント達は逆にこのバレないかというスリルを味わいながらセックスをしている。
とりあえずこれまでバレずにセックスしているので元の世界に帰れるまではバレないであろうとアクトのサーヴァント達はそう思っていた。
「はぁはぁはぁはぁ!!ゼノビアママ!僕もう!もう射精ちゃう!射精ちゃうよ!」
ばちゅっばちゅっばちゅっ♥♥♥
「ふふふ♥もう射精すのかマスター?♥スリルを味わいすぎて射精感が早まってるのだな♥いいぞマスター♥好きなだけ射精してくれ♥私の子宮の中に♥マスターのザーメンを♥私の膣内にたくさん射精してくれ♥あんっあんっあんっあんっ♥♥♥」
「はっはっはっはっ!!射精、射精る!!ゼノビアママ!!射精るっ!!!ぅうおおっ!!!!」
どびゅるるるるる♥♥♥♥どぷっどぷっどぷっ♥♥♥♥
「はあああぁぁぁっ♥♥♥♥射精てる♥♥射精てるわぁ♥♥私の子宮の中に♥♥マスターのザーメン♥♥ドクドクッて♥♥」
「ふぅ……ふぅ……ふぅ……!ゼノビアママ…!」
ぬぽっ♥♥
「ふふふ♥いっぱい射精したな♥それでこそ私のマスターだ♥女王である私とセックスするだけに飽き足らず孕ませるとは♥マスターは欲深いな♥」
「そ、そんなこと…」
「照れるな照れるな♥私は♥私達はそんなマスターを愛している♥さあ♥このまま第二戦を♥ん?♥」
アクトはゼノビアに膣内出しをする。ゼノビアは膣内出しされて絶頂に達する。スペルマはゼノビアの子宮の中に射精されて、沢山の精子は卵子に届き受精する。
ゼノビアは妊娠したことを確信している。ゼノビアのような女王でさえ容赦なく妊娠させるアクト。
ゼノビアは怒ることなく寧ろ悦んで受け入れている。ゼノビアだけでなくアクトの仲間となりママとなった女性達は受け入れ妊娠して子を出産している。
ゼノビアはアクトと二回目のセックスに突入しようとしたが、気配を感じた。ゼノビアは顔を上にあげる。
「あっ♥」
「あ」
「き、きゃあああああ!!!!」
まさかの覗き見されていた。していたのは藤丸が最近仲間にしたサーヴァントの千代女である。
アサシンクラスのサーヴァントで藤丸の護衛をしていたが、藤丸というよりもダ・ヴィンチの任務でアクトとアクトのサーヴァント達の調査をしていた。
その結果、アクトとゼノビアのセックスを覗き見していた。それがバレて甲高い悲鳴をあげてしまった。
これによりアクトとアクトのサーヴァント達がシていたことがバレたのであった。人が集まる前にアクトとゼノビアは服に着替えて女子トイレから出る。
出ると風紀委員的なサーヴァント達。ルーラークラスがメインのメンバー達に囲まれる。
「え〜、済みませんがダ・ヴィンチさんの部屋までご同行願いできますか?」
「…ふぅ…構わん。ただし、私だけでなくモルガン達もだ。その方がいいだろう?」
「そうですね。お願いします」
「マスター。モルガン達を」
「う、うん」
アクトはモルガン達を呼び出して共にダ・ヴィンチの部屋へ。そこは研究室のような部屋。部屋に入るとダ・ヴィンチの他に藤丸とマシュもいる。
ルーラー達が扉付近を固めて出られないようにする。逃げることはないだろうが念の為である。
ダ・ヴィンチはため息を吐いて聞きたくないことを聞くために覚悟を決める。
「さて、ここに呼ばれた理由はわかっているだろ?」
「マスターとセックスしてること?」
「セッ!…ゴホンッ!そう、それだ。なんでそんなことをしてるんだい?おかしいだろ?その子はまだ幼いよ」
「ふ、何を言うかと思えば。我々は我が夫を愛している。だから愛を確かめ合う為にセックスをする。ただそれだけだ」
「待ってくれ!つ、つまり…君達はただママと呼ばれてるのは」
「その通りだよ。マスターにママ呼びされてるけどそれと同時にマスターとセックスしてる仲さ!」
「「「「「「はあああっ!?!?」」」」」」
「マスターとは契約してから一日かそれなりに経ってからセックスをしてママになる。まあ基本的にはそれだね。例外もあるけど」
「ちょ、ちょっと待って!それって君達の世界で召喚されたサーヴァント達は全て」
「そうだよ。皆マスターとセックスしてるよ」
「「「「「「はいいいっ!?!?」」」」」」
ダ・ヴィンチの予想は当たってしまった。外れてほしいと思っていた。まさか召喚されて数日内にアクトとセックスをしてママになるなどと。
女性のルーラー達とマシュは顔を真っ赤にしている。藤丸に至ってはマシュやルーラー達に目と耳を押さえつけられて聞こえないようにしているが時すでに遅し。
そんな藤丸達にさらなる爆弾が投下される。
「それにしてもゼノビアは大丈夫かい?確か二ヶ月じゃなかったかい?無理しなくていいのに」
「そうだな。確かにもう二ヶ月は経ってるな」
「え?ええ?ゼノビアママ!そんな時に!?」
「ふ、愛しのマスターの為ならこの程度なんてことはない」
「二ヶ月?何のことだい?」
「ああそうか。お前達は知らなかったな。ふ…私のお腹の中には、マスターとの赤子がいる」
「え゙!?そ、それって…に、妊娠してる?」
「ああ。妊娠しているぞ」
「「「「「「きゃあああっ!?!?」」」」」」
「ええ!?ちょ、ちょっと待って!どういうこと!?」
「そのまんまの意味だが」
「待ってくれ!サーヴァントは妊娠は絶対にしないはずだ!受肉でもしないかぎりは!」
「そうね。受肉しない限りはね」
「ど、どういうことですか!?」
「我々は確かにサーヴァントだ。だが、ただのサーヴァントではない。マスターにより半分受肉したサーヴァントだ」
「半分?どういうことだい?」
「私達はサーヴァントととしての能力やスキル、さらに魔力で機能する。そこに本来ならありえない子を作ることができるようになった。つまりサーヴァントととしての部分に妊娠出産が可能になったってことよ」
「…頭がいたい」
「ま、待って!つ、つまりアンタ達はサーヴァントだけど妊娠ができて出産することもできるってこと!?」
「そういいました」
「そ、それでいいのですか!?」
「いいもなにも、ルーラーとしての私もマスターの世界にも存在している」
「え?」
「ルーラージャンヌももう何人もマスターとの子供を作ってるもんね」
「え?ええ!?」
「ルーラージャンヌはすごいわよね?普段は聖女なのにマスターとのセックスの時はリードされてて。他にもマスターの為に露出の高いメイド服着てのセックスもしてたわよね」
「や、やめてください!そんなこと聞きたくありません!!」
アクトに召喚されたサーヴァント達は皆妊娠できて出産することが可能。ダ・ヴィンチはあり得ないと言うとマリーオルタとランサージャンヌが答えを言う。
アクトが妊娠を臨んだ時、サーヴァントは半分受肉する。サーヴァントとしての機能は失われず、子を作る能力だけを追加する。
それは夢のような力。もしこれを藤丸LOVE勢のサーヴァント達に聞かれればどうなるか?藤丸は気づいていないがダ・ヴィンチは察してあえて口を閉ざす。
ルーラーであるジャンヌなどは納得しているのかと質問すると逆にアクトに召喚されたルーラージャンヌもママと化し何人もの子を作っていることが明かされた。
ルーラージャンヌはもう聞きたくないと顔を真っ赤にして目を背ける。
「な、なるほどね。よくわかったよ。最後に一ついいかい?」
「なんでしょうか?」
「君達は古参のサーヴァント達かい?」
「いいえ違います。私達はマスターに召喚されてから一年近くです」
「一年ってああそうだったね。この子は不老だったね。見た目と精神年齢のおかげですっかり忘れてたよ」
「最も古参なのはナイチンゲールです。次にメディアですね」
「いや、そこまでは聞いていないよ!というかナイチンゲールがその子の最初のサーヴァントなのかい。よくコントロールできたよね」
「マスターがしっかりと清潔としてくれてますし、なによりマスターに絆されてかなり甘い部分も出てきましたしね」
「ナ、ナイチンゲールが甘い?ど、どんなところが!?」
「マスター、答えてあげてください」
「ぼ、僕が?え〜と、う〜んと。よく僕の健康診断をしてくれるかな?」
「それはナイチンゲールの普通のところでは?」
「それで、僕のおチンポのサイズとかを調べてくれてるし」
「はい?サイズ?」
「それからちゃんと妊娠できるかザーメンじゃなくて精子の数とかも調べたりしてるね」
「ま、待って!それ本当にナイチンゲール!?そんなところまで調べるとかおかしいよね!?」
「?僕にとっては普通だね。あとは…これ、かな?お医者さんになりたい人達の手本となるように僕とよくセックスをして」
「わああああっ!!それ以上はやめてくれ!」
「ナ、ナイチンゲールのイメージが壊れてしまう」
藤丸達はアクトのサーヴァントで一番の古参がナイチンゲールだと知り驚愕。もっとマシなサーヴァントがいたのではないかと思った。
しかし、アクトの口から出る言葉はナイチンゲールらしさが感じられない。そもそも藤丸達のナイチンゲールは清潔と治療一筋でそれを破ると暴力で訴えてくる存在。
美人だがバーサーカーな部分が強いため魅力よりも恐怖の方が勝ってしまう。だがアクトにはナイチンゲールはとても魅力的な女性である。
性行為までしてくれてすでに何十人の子を孕んでは出産している。藤丸達にとってはもはや別人である。
「こ、こうなってくると他のサーヴァント達も我々の知るイメージや人格とはだいぶ異なるような」
「ナイチンゲールはマスターにはとことん甘いけど我々にはかなり厳しいからそこに差はないと思うが?」
「いやいや、マスターに甘いという時点でおかしいから!ん?ということは私もいるのか?いや〜!このダ・ヴィンチちゃんもそこのアクト君に!」
「マスター、ダ・ヴィンチを召喚したことはあるか?」
「ううん、召喚したことない」
「なん…だと…?」
「あと、マシュさんもだね。マシュさんは召喚できるのかどうかもわからないけど」
「ああ…確かにね。マシュはデミ・サーヴァントだもんね。召喚できないかも」
「そ、そうですね。よ、よかった」
「となってくると。わ、私達はどうなのですか!?」
「ええと…ジャンヌママ達はリリィさんを除いたら召喚してるかも」
「ええ!?」
「ジャンヌママ、邪ンヌママ、アーチャージャンヌママ、バーサーカー邪ンヌママ、ランサージャンヌママだね」
「ア、アーチャー?バーサーカー?」
「はい。特にアーチャージャンヌの存在は大きいですね。アーチャージャンヌがマスターのママになってからルーラージャンヌがアーチャージャンヌと共に暴走してしまう時もありましたね」
「や、やめてください!!聞きたくありません!もう聞きたくありません!!」
「複数の側があるサーヴァント達は特に同じ人達と共に行動していましたね」
「もういいよ。充分に理解した。とにかく、節操は守ってほしい。アクト君はそこまでだけど君達サーヴァントはちゃんと守ってほしいね。じゃないと私達が大変だからね」
「…前処しよう」
「あはは。できたらね。私達って意外と我慢できないから」
「お願いします本当に。じゃないとマシュにまで影響が」
「だ、大丈夫です先輩!わ、私だってこれはいけないことだとわかります!」
「ほほぉ…藤丸はマシュのことが好きなんだな」
「す、好き!?」
「なるほど。互いの初体験は知らぬほうがいいものですね。私達はそうではありませんでしたが、初めては戸惑いもありましたがとても気持ちいいモノですよ」
「お願いだからもう喋らないで!」
「は、初めて…!」
「はいはい!もう解散!ルーラー達ももう出てくれ!」
ダ・ヴィンチによる強制解散でこの騒動は終わらせた。藤丸達は顔を赤くしながら退出するしかなかった。
しかし、これですんなり終わるほどこのカルデアは甘くない。
わすが数時間後である。突然の大騒動が始まった。発端は嘘は許さないヤンデレバーサーカーの清姫である。
食堂で皆が食事を取ってる時、あの場にいたサーヴァント達は顔をまだ少し赤くしながらも食べていた。
アクト達は普段通りだが藤丸とマシュは互いの顔をチラチラ見ながら食事をしていた。
その様子を不審がっていたのは藤丸LOVE勢のサーヴァント達。あまりにもおかしい挙動に気になって仕方ない。
「安鎮様?どうかなさいましたか?様子がおかしいですわ」
「き、清姫!?な、なんでもないよ?なんでも」
「嘘をおっしゃらないでくださいませ?安鎮様、ダ・ヴィンチさんの部屋から出てからずっと顔を赤くしておられますわ。安鎮様だけではありませんわ。マシュさんやルーラーの方々もですわ。何かありましたか?」
「な、なんでもないよ!ちょ、ちょっとね」
「そ、そうですよ清姫さん!ちょっと刺激的なことがあって!」
「マシュ!」
「へえ?刺激的なことですか?マシュさん、全てを話していただけませんか?」
「あ、いえ!な、なんでもありません!」
「安鎮様?マシュさん?」
清姫の全てを話せという濁った目が藤丸とマシュを射抜く。周りを見ると耳を立ててる。これはマズいと悟った。
もし喋ったら大変なことが絶対に起こる。喋らなくても大変なことが起こる。まずこの食堂が死屍累々になる可能性が極めて高い。
藤丸とマシュは迂闊に話しかけられない。しかしそんなことなどお構いなしに清姫が濁りに濁りまくった目で二人を射抜く。
そこにあったのは恐怖である。
「こんにちは〜!ご飯を食べに来ました」
「さ〜て今日のご飯はな〜にかな?」
そこに最悪なことが。アクト達がやってきたのである。そうなると清姫のターゲットは変更される。
「こんにちはアクト君達」
「ん?君は確か清姫だったね」
「はい。安鎮様の正妻の清姫ですわ」
「うわ〜、ここでも相変わらずか。わかってはいたけどね」
「?どういうことですか?」
「ま、待って!」
「ここに召喚されてしまった時にも言ったよね?マスターは沢山のサーヴァントを召喚しているって。その中には清姫もいるんだ」
「私も、ですか?」
「だ、だめですプーリンさん!」
「ん?二人共、何で慌ててるんだい?」
「実は先ほどから安鎮様とマシュさんの様子がおかしいのです。私はそれを聞こうとしていますのですが、何故か答えてくれないのです」
「ははぁ、なるほどね。清姫は知りたいわけだ。私達は知ってるよ。当事者だからね」
「まあ、そうなのですね。でしたら教えてくれませんか?何があったのかを」
「いいよ」
「おいマーリン」
「この夢魔め。こういう奴だ。諦めろ。そもそも私はこのカルデアの奴等がどうなろうと知ったことではない」
「止めるべきです」
「めんどいこと確実だよ。あ、もう遅いや」
プーリンは清姫に話してしまった。モルガン達は止めようとするが、そこまで行動的ではない。藤丸とマシュの努力も無駄になる。
藤丸LOVE勢は聞く耳を立てるが離れているので聞こえてこない。清姫はプーリンの話の内容を聞いていく内に顔を赤く染め上げていく。
「は、はははは破廉恥です!そそ、そのような破廉恥なことを!ああ、あなた達はその!そこにいる子供とせせ、性行為をなさっているなどと!!」
「なんでだい?別に不思議なことじゃないだろ?私達とマスターは愛し合ってるんだ。セックスするくらい普通だよ」
「「「「「「セックス!?!?」」」」」」
「ででで、ですがそこのマスターはまだお子様!そういうのはまだ早いです!!」
「言わなかったかい?マスターは清姫も召喚しているってこと」
「ま、まま…まさか!?」
「私達の世界にいる清姫もマスターのことを安鎮様と呼んでマスターと愛し合っている。今は確か三人ほど出産したはず。清姫はまだマスターのサーヴァント歴は浅かったはず」
「わわ、私がそこの子供を安鎮様と呼び!ああ、赤子を三人!?はふぅ…!」
「わああ!!き、清姫さん!?」
まさかの完全暴露に食堂にいるサーヴァント達は大混乱。そこにトドメと言わんばかりに清姫にアクトの世界にもいることとアクトと愛し合ってることと出産していることを暴露。
清姫は意識を失いぶっ倒れる。マシュが介抱してるとすぐさま意識を取り戻す。この時点で藤丸は嫌な予感がビシビシと浮かんでくる。
清姫の目はぐるぐるしていて正気ではないことがわかる。
「ああ、安鎮様!!いい、今すぐ!今すぐわわ、私とここ、子作りをぉ!!」
「おお、落ち着いて!落ち着いて清姫!」
「落ち着いていますわ安鎮様!ええ!私は正常ですわ!」
「た、助けてマシュ!」
「は、はい先輩!清姫さん!落ち着いてください!」
「なんですかマシュさん!?まさか私と安鎮様の仲を裂こうとしていますの!?許しませんわ!」
「マーリン、火に油を注いでどうする」
「たっはは〜!ごめんごめん」
「この夢魔が!」
「もしかして、そこの私のオルタも?」
「あら?先ほどのマーリンのを聞いてわからなかったの?まあその体型では気づかないわよね?まあ、アンタは召喚されてないしね。そんな子供体型ではね!」
「まま、待ってくれ!そっちのマリーは!」
「そこの私は召喚されてないから関係ないけど私はもう何人もマスターとの子供を作ってるわ」
「マ、マリー!?!?」
「まあ!私ではありませんがオルタの私がそのような幸せを!まさにヴィヴィアフランス!!」
「喋らないでくれる!吐き気がするわ!」
「おいそっちの女マーリン!もしかして、父上やオレもそうなのか?」
「ん?いや〜君や騎士王は召喚されてないよ。マスターはおっぱいちっさいサーヴァントは召喚されないよ」
「ああ!?」
「要するにマスターから見たら君達は女性としての魅力はないのさ」
「オレを女扱いすんな!」
「あっははは!だけどそこにいるランサーのクラスとなった獅子王様は召喚されてるね。確か、三番目に古参だったかな」
「は?」
「私がですが?」
「そうそう。マスターも随分と慕ってるしね」
「…要するにおっぱいが大きいサーヴァント達は私達の世界にいるという認識でいいです」
「はあ!?もも、もしかして私は!?このアイドルであるこのエリザベート・バートリーは!?」
「存在などしていない。そもそも君は誰だ?」
「はあああ!?ままま、まあこのアイドルを呼んでそんなことをすればどうなるかわかってるようだし!許してあげるわ!」
食堂は阿鼻叫喚な状況になってしまった。特に女性サーヴァントはもう喧しいくらい騒ぎたてる。男性サーヴァントは関わらないようにするしかない。
女好きは同じように騒ごうとしていたが、その前に強いサーヴァント達、貧乳サーヴァント達にボコボコにされてしまう。
貧乳サーヴァント達は自分が召喚されてないことにホッとしてるような残念のような何とも言えない気持ちになり辺りを喚き散らすことしかできない。
「マスター!このような性に乱れ風紀を乱すようなことはいけませんよ!母が!母が正してさしあげます!」
「マスター、我々を従わせるサーヴァントならあのようにサーヴァント達に自由にさせるのは頂けない。しっかりとそこは強くなるべきです。そういうわけでマスター、大人の階段を登る練習をしましょう」
「はぁいマスター?ちょっとあの男の子に負けてちゃだめよ。男児なら負けないように強くならなくっちゃ。そういうわけで、一緒に色事を学ぶ?」
「ふふふふマスター。マスターは胸を好む男になっちゃだめよ。ねえ私」
「そうね私。女性の素晴らしさ、ちゃんと学ばないとだめよ」
「み、皆!お、落ち!落ち着いて!」
「ふむ、そういう指導は一切していなかったな。よし!この儂が直々に指導してやろう!なぁに、これでも儂は何人もの男を手玉にとっては子を作ったものだ。経験は豊富だぞ」
「ババアの経験豊富は枯れてんだよな?ババア好きになりそうでヤベえな。ぐはあっ!!」
「ん?何か言ったかセタンタ?んん?儂の耳は年寄りだから聞こえんかったぞ?」
「地獄耳過ぎるだろ……!」
「槍の俺えぇっ!!!」
「いや〜!阿鼻叫喚とはこのことだね?素晴らしい!」
「お前が引き起こしたものだろうが!かの夢魔が!」
「まあまあ、こんなに面白い展開になるのは予想外だったけどね!」
「それよりも、貴様…我が夫にナニをしている!」
「あっあっ!」
「ナニって、手持ち無沙汰だからさ。マスターもご飯食べて暇そうだからおちんちんを手コキしてるのさ」
「な、何をしているんですかプーリンさん!!」
「わああ!!や、やめるんだ!!」
「女のマーリン、貴様!ここは神聖なる食事をする場だぞ。そのような破廉恥なことをするな!そこをなおれ!我が聖剣のサビにしてくれる!!」
「おやおや?このような経験はないはずなのに顔を真っ赤にしないなんて。もしかして騎士王様は、どっかで経験したことでもあるのかな?性行為を?」
「そそ、そんなことはない!わわ、私は!」
「ふ〜ん…じゃあなんで私達の話を聞いていた時にチラチラと厨房の方に目を向けていたのかな?もしかして…厨房に」
「それ以上言うな!」
「いや〜、大変だね。マスター、マーリンから離れようね。危ないから。あと、おちんちんはズボンの中に直しておこうね」
「わっ!卑弥呼ママ」
「はい卑弥呼ママだよ」
「す、すごいねこのショタマスターは。世の女性達を侍らせるなんて。あの卑弥呼様?ちょっとつまみ食いをしても」
「武蔵さん!なんて破廉恥なことを!許しませんよ!」
「と、巴さん!い、いいじゃないか!ちょっとくらい!」
「武蔵と巴だ。二人共、何か関係があるのかい?」
「え?あの、かつての特異点にて戦った記憶が」
「ん?私達のこと知ってるの?」
「よく知ってるよ。言ってたでしょ?ここにいるおっぱい大きい女性サーヴァントはほぼ召喚されてることを」
「ま、まま!まさか!?」
「うんそうだよ。武蔵もそうだし巴もいるよ。武蔵はチョロいんとしてあっさりとママになったって話だね。巴はちょっと苦戦してたっけかな?詳しくは知らないけど」
「うわあ!そっちの私はショタマスターとたっくさん性行為をしている!?や、やばぁ!ち、ちなみにどんなことをしてるのかな!?さ、参考までにさ!」
「む、武蔵さん!そんなことを聞かないでください!そ、それよりもわ、私までですか!?」
「うんそうだよ!人妻系サーヴァント達も皆マスターのママになって子作りしてるよ。いや〜人妻の人達はすっごい大胆だよね。あそこにいるブーディカなんか凄すぎたらしいよ。ね?マスター」
「あ…うん。ブーディカママ、家事の手伝いをしてるとよくフェラチオとかパイズリとか。他にもセックス」
「ちょちょ、ちょ〜っとアクト君!ごめんだけど、それ以上はお口にチャックしよっか。シ〜ッだよ」
「ブ、ブーディカさん!?い、いつの間に!?」
「やあそっちのブーディカ。大変だね。安心してよ。君のはまだ優しい方さ。他の人妻とかはもっと大胆でヤバイよ」
「そ、そういうことではなくてね。さすがにこれ以上は」
「なんと!そっちのブーディカはそんな大胆でエッチなことをしているのですか!?むむ!新しい扉が開きそうです!」
「開かなくていいから!」
もう収拾がつかなくなってくる。誰か止めてほしいと切に願う。しかし止めるものは誰もいなく、最終的には藤丸がLOVE勢に連れて行かれてソレを止めにサーヴァント達により食堂は静かになった。
アクト達も食べ終えて食堂を出て部屋でのんびりと性行為をして事が収まるのを待つのであった。
アクト達がカルデアに召喚されてしまい一週間、ようやく元の世界に帰れるようになった。
「こっちも頑張ったんだけどあっちの方が凄まじいね。発見するやいなやすぐさま帰られせろと言ってきたよ」
「そうだな。もしやダ・ヴィンチ、カルデアのことを話したか?」
「そうだね。話したら急に態度が変わったよ。あの束って女は最初っからさっさと帰らせろと五月蝿かったな。メディアはやはり上品な女性だったけどカルデアのことを話すと急にね」
「メディアは神嫌いだ。生前に碌な目に合わされたからな。いい思い出がないからであろう」
「あ〜確かにね。女神なんかは特にね。それならしょうがないか」
アクト達は召喚室に集まっている。やっと帰れるかと思うと待ち遠しくて仕方ない。対して藤丸達はやっと帰ってくれるかと思うとホッとしている。
特に藤丸は痩せ始めている。理由は藤丸LOVE勢による仕業。清姫を筆頭に藤丸と性行為をしようと迫ってきて大変。
それに便乗して密かに藤丸のことが好きなサーヴァント達も参加などして藤丸の精神をゴリゴリと削っていった。
そんな藤丸を支えたのはもちろんマシュである。マシュも藤丸のことが好きではあるが、どういう好きの感情なのかがまだわかっていない。
そのおかげもあり藤丸とマシュの絆はより深まっていく。ちなみに何故かとばっちりを受けてしまったサーヴァントもいる。
それは食堂の料理長にされているアーチャーのエミヤというサーヴァント。彼も何故か被害を受けていた。
セイバーのアルトリアを筆頭に何故かイシュタルなどの女神系サーヴァント達や同じアルトリア・オルタやアルトリアリリィなどにヤラれることになる。
これには犬猿の仲であるクー・フーリンは同情の視線を送ったものである。
「やっと帰れるねマスター。楽しかったね」
「う、う〜ん…た、楽しかったのかな?藤丸さん達にはすっごく迷惑をかけたような気がするんだけど」
「気にしてはいけません。こんなのはそちらの自業自得。私達は素直にいつも通りをしていただけです」
「そのせいで藤丸君は大変な目にあってるからね」
「八方美人も度が過ぎればこうなるってことだね。マスターはこうならないようにね。というよりは藤丸はマスターを見習うべきだね」
「早く帰ってくれないかな?これ以上引っ掻き回すのは勘弁してほしい」
「ごめんねアクト君。君達のせいじゃないんだ。僕達が悪いんだ」
「そうです!先輩が悪いのです!ここはしっかりと教育するべきです!」
「マ、マシュ?なんだか…」
ダ・ヴィンチはアクト達を早く帰らせようとしている。別に性行為をすること事態に悪く言うつもりはない。
問題はサーヴァント達が暴走してしまっていること。アクト達のせいでサーヴァント達、特に藤丸LOVE勢の暴走が酷い。
おかげで疲労が蓄積されていく。アクト達が帰ってもまだ続きそうだが、そのうち収まるだろうという気持ちがある。
藤丸はやつれながらもアクト達のせいではないと言う。それをマシュが強く納得。藤丸はマシュがいつもよりも強く当たってくることに戸惑う。
理由は藤丸の八方美人が原因でマシュはそれにモヤモヤした気持ちになっていた。その時、召喚サークルから黒い穴が現れた。
「この穴は、これで元の世界に帰れますね」
「まあ正確に言えば異空間だけどね」
「お別れですね」
「そうだね」
「お世話になりました」
「もう二度と会うことはないわ」
「そうだね。できれば、もう二度と来ないでほしいね」
「さようなら」
「じゃあね」
アクト達が黒い穴に飛び込むと閉じていく。ダ・ヴィンチはアクト達がいなくなり穴もなくなると安堵の息が漏れる。
「やっと彼女らを帰らせれたね。さて藤丸君、そろそろ決着を付けるべきだよ」
「え?」
「先輩!ああ、あの!私!部屋に入って大丈夫でしょうか!?すでに準備はできています、ダ・ヴィンチちゃんから枕も用意してもらいました!」
「ええ!?ダ・ヴィンチちゃん!?」
「覚悟を決めるべきだよ。それじゃあ頑張ってね」
「先輩!!」
「マシュウウゥゥッ!!!!」
アクト達が帰っても藤丸の苦難は続く。収まる時には、藤丸は大人の階段を登りつめて大きく成長しているであろう。