※この作品はR-18です。

俺は、世界の半分(女性)を手に入れてみせる!   作:キャプテンキャップ

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【夏休み編】 第06話 最高の朝
01:期末テストと終了式 ☆


 志紀(しき)と付き合うようになって早1週間が過ぎた7月上旬。

 世間は梅雨明けだ海開きだと明るい話題で大賑わい。当然、晴れて恋人同士になった俺たちにとっても今日の青空と同じくらい明るい話題のはずなのだけど……俺たちの表情はどんよりと暗い。

 なぜなら、

 

「……再来週には期末、かぁ。志紀のとこもだっけ?」

 

「うん、同じ」

 

 とある日曜日の昼下がり。志紀の部屋で俺たちは顔を見合わせて溜め息を吐(つ)く。

 

 期末テスト。

 

 それは、夏休みを前にした学生にとって、最大にして最強の敵。

 なぜなら点数如何(いかん)によって夏休みが地獄に変わるからだ。

 赤点なら夏休みの3分の1ほどを補習授業で潰すことになる。何が悲しくて長期休み期間に学校へ来て授業を受けねばならんのか。

 そんな悲しい未来を回避するには勉強するしかない。

 しかないのだが、テレビやネットでは夏休みを意識したイベント情報が連日のように垂れ流されていて、それを見ていれば否が応にも気分は遊びモードになってしまう。

 これでは中々勉強モードにはなりにくい。ならテレビを見なければいいだけ……なんだけど、二十四時間ネットやテレビに触れないってのはキツい。

 結果、こうして勉強のために志紀の部屋を訪れたは良いものの、結局ダラけてしまう。テーブルの上に放り出された教科書やノートがいい証拠だろう。

 さらにいえば、俺と志紀は高校が違うので、微妙にテストの範囲も異なる。だからこうして集まっても、結局は地力で頑張るしかない。でもやる気がでない。……おぅ、なんて悪循環なんだ。

 

「……はぁ。こんなことなら私も洋(よう)と同じ高校を受ければ良かったなあ」

 

 隣に腰を下ろす幼馴染みがテーブルに頬をくっつけて呟いた。

 長い睫毛に縁取られた瞳が切なげに細められ、桜色に染まる唇からはしっとり溜め息。清純派アイドルも裸足で逃げ出す幼馴染みの美少女が表情を曇らせているのだ。やる気がないなんて言ってなれないな。これは。

 自分を叱咤(しった)するように頬を数回叩(はた)く。……よしっ、やる気が出てきた!

 

「洋?」

 

「このまま腐っててもしょうがない。勉強するぞ、志紀」

 

 突然の俺の行動に目を丸くする志紀に向かってそう言った。

 

「……うん、そうだよね! じゃあ、何から始めよっか?」

 

「保健体育だ」

 

「へ?」

 

 宣言する俺に、志紀は首を傾げる。

 

「保健体育だ!」

 

「ひゃあ!?」

 

 俺はもう一度、力強く宣言しながら志紀を押し倒した。やる気はやる気でも、俺が出したのは、犯(ヤ)る気だ。ぶっちゃけ、俺が勉強に身が入らない原因の8割ほどは志紀のせいでもある。……というかだな、こんな美少女の彼女を前にして性欲を抑えろとかどんな拷問だよ。

 しかも志紀の格好ときたら、タンクトップにショートパンツだからな。体の線を惜しげなく晒すなんて、襲ってくださいと言ってるようなもんだぞ。まったく。現に、俺のチ×コはすでに臨戦態勢に入ってるんだからな。

 だから責任を取ってもらおう。そんな勝手なことを思いながら、首筋にキスを落す。

 おばさんが1階にいるが、フェロモンが効いているので多少騒がしくしても見にくることはないはずだ。なので遠慮なく志紀と愛し合うとしようじゃないか。

 

「ちょっ、洋! あんっ、テスト勉強するんじゃなかったの?」

 

「これも勉強だろ?」

 

「もう、バカ。本当(ほんと)バカ。エッチなんだからっ」

 

 文句は垂れてくるが、跳ね除けようとしたり嫌がる素振りはない。

 

「志紀だって嫌いじゃないくせに」

 

 初めてした日からまだそんなに回数はしてないが、いつだって志紀はセックスを楽しんでいるように見えた。

 

「それは、相手が洋だからだよ? 洋だから、するのが楽しいの」

 

 俺の目を見て、頬を染めながらくすりと笑い、告白する志紀。……ああもうクソっ、可愛いなオイ!

 乱暴に志紀の唇を奪った。

 

「んん! んっ、ちゅ、れろ……」

 

 互いの口内を行き交う舌と唾液。すぐに口の周りが唾液塗れになる。

 その隙にタンクトップを捲り上げる。

 カップ付きだったようで、生のオッパイがぷ(・)る(・)る(・)ん(・)とまろび出た。

 重ねていた唇を、今度はオッパイへ。ちょっとの振動で揺れる乳肉の頂点で、ぷっくりと張り詰めている桜色の乳首へ吸い付く。

 

「ふぁっ」

 

 志紀が甘い声を漏らした。乳首を舐め、転がし、甘噛みし。もう1つのオッパイを揉み、乳首を指で弾き、抓(つま)み、転がし、潰す。

 志紀の嬌声はより艶(あで)やかになっていき、俺を興奮させる。

 空いた手をショートパンツの裾から潜り込ませ、ショーツの上からオマ×コを確認すれば、ぐりょりとした粘り気のある水気と音が、俺の手と耳を犯す。

 

「もう濡れてるな」

 

「ふふ、洋が苛めるからアソコで泣いちゃった」

 

「泣かせちゃったか」

 

「うん。だから、洋のおち×ちんで涙を止めて欲しいな」

 

 そう言うと、志紀は自分からショートパンツとショーツの裾をずらすばかりか、パイパンオマ×コを広げてみせた。

 しっとりと濡れた肉裂。皮を剥いて芽を出しているクリトリス。そして、ひくついている膣孔からは愛液が零れ落ちていた。

 それはまるで、しゃくりながら泣いている志紀のようで。

 俺は我慢できずに、ズボンのファスナーを下ろし、トランクスからいきり立ったチ×コを取り出す。

 

「志紀……」

 

 『精力絶倫』のスキルの影響で、ドバドバとカウパーを垂らすチ×コをオマ×コに擦りつけながら、

 

「うん、見ての通り準備はできてるから……来て」

 

 頷く志紀。挿入。

 

 ぎゅぼっ!!

 

 膣孔へ一気に押し入ったので、膣内を満たす愛液が音を立てて押し出されてきた。

 

「ふぁああ―――――!!」

 

 志紀が背中を仰け反らして絶頂を迎えるが、それに構わず進む。

 

 じゅぶぶぶぶぶ!!!!

 

 やがて亀頭が行き止まりに当たる。穴の開いた弾力のある壁――子宮口だ。その口に亀頭を少し入れたところで、お互いの腰が密着して止まった。

 ここで一旦、志紀の絶頂が終わるのを待つことにする。腰は止まっていても蠢く肉ヒダの感触を味わうこと10秒足らず。

 はぁ……。と、恍惚とした表情で止めていた肺腑(はいふ)の中の酸素を、ゆっくりと吐き出した。

 

「やっぱり、この瞬間が一番洋を感じられて好きだなあ……」

 

 感じる瞬間は人それぞれだろうけど、志紀はオマ×コに挿入される瞬間が一番感じるようだ。

 

「俺は子宮に精液を注いでいる時が、一番志紀を感じられて好きなんだけど」

 

 動いていいか? とほのめかせて言うと、

 

「知ってるよ。その時の洋、とっても気持ち良さそうな顔してるもん」

 

「マジか」

 

「うん。さ、今度は洋が私を感じて? また気持ち良さそうな顔を見せて」

 

 俺の全てを受け入れるかのように微笑み、髪を撫でてくる志紀。そんな彼女に甘えるかのように腰を動かしていく。

 

「あ、ふっ……ん、ん、ん……」

 

 最初は膣内(なか)を味わうようにゆっくりと、それからは徐々に速度を上げていき、膣内を貪(むさぼ)る。

 

「あ、あ、あっ、ふぁ……はやく、あんっ、なって、きたっ、んっ、んっんっんっ!」

 

 チ×コの侵入を歓迎の踊りで出迎える肉ヒダ。それに躍動を与えるのは膣内の収縮。チ×コに絡み付いてくるような、粘り気のある快感を与えてくるのが志紀のオマ×コの特徴で、それがとても気持ちいい。この一週間、そこそこ体を合わせた結果か、志紀のオマンコが俺のチ×コに特化しつつあるように思えてうれしい。

 だからお返しに、俺もあらゆる角度から膣内を突いてやる。

 

「や、ぁっ、そこ! イッ!」

 

「ここか?」

 

 志紀が感じた場所を重点的に攻める。

 

「ん、そこ、そこぉっ、はぅ! あっあっあっあっあ! あ、ダメ、イク、も、っっ――!」

 

 志紀がギュッと抱きついてきて。次の瞬間、体を小刻みに震わせた。どうやらまたイッたらしい。肉ヒダと膣内も痙攣したかのように不規則な動きと収縮を繰り返す。それがまた気持ち良いてイイんだ。

 俺もだんだんと限界が近付いてきたので、さらに腰を早く動かす。

 送出のストロークを短くし、何度も子宮をノックすれば、子宮口(ドア)が精液を受け入れるために大きく開いていくのが鈴口の感触で分かった。

 

「志紀、そろそろ射(だ)すぞ。子宮にたっぷり注いでやるからな」

 

「あっあっあっ! うん、たっぷり注い、で! 私を、たくさん、ぁん! かんじ、て!」

 

 志紀! 彼女の名前を何度も呼びながら、ラストスパート。獣のように腰を振り、両方のオッパイを鷲掴んでこね回す。その手に志紀が自分の手を重ねてくる。一突きするたびに睾丸が昂ぶる。尾てい骨がジンジンする。

 血液の流れが脳とチ×コへと2極化すれば、理性なんて性欲に飲み込まれて腰を振ることしか考えられない。

 高まっていく射精感。膨らむ亀頭。

 

「ぐうぅう、志紀ぃっーー!」

 

 鷲掴みにしていたオッパイを潰すように握り締めながら、最後に一突き。亀頭を迎えるために大きく開いた子宮口へと鈴口を刺し、精液を子宮(なか)へと勢いよく流し込んだ。

 

 びゅぐうううーーーー!!!!

 

「ひゃんっっっっっ―――――!!」

 

 少し遅れて志紀もまた、背中を仰け反らせて絶頂へ。

 

 びゅっびゅびゅっ、びゅっ!

 

 膣内でチンコが何度も跳ね、最後の一滴まで勢いよく射精する。

 

「~~~~~~――――――っ」

 

 志紀は、絶頂の波を体を震わせながら、息を止めて堪能しているようだ。

 

「――――……ふぅ」

 

 絶頂の波が収まり、お互いに一息つく。

 オッパイを握り締めていた手から力を抜いて、今度は労わるように優しく揉んでやる。

 

「ふふ、今日も気持ち良さそうな顔しながら射(だ)してたね」

 

「そりゃあ、志紀のオマ×コは粘っこくて気持ちイイからな」

 

「ありがと♪ それじゃ、そろそろ勉強に戻ろう?」

 

「いやいやいやいや」

 

 体を起こそうとする志紀を押さえつける。

 

「俺はまだ志紀を感じたりてないぞ」

 

 その証拠にほれ。と、彼女の膣内(なか)で硬いままのチ×コを動かす。

 

「ちょ、ちょっと待って。洋が満足するまでヤッてたら日が暮れちゃうからっ、それに私の腰、立たなくなっちゃう!」

 

「安心しろ、俺が介護してやるからな」

 

「そういう問題じゃない! 勉強するんでしょ!?」

 

「今日のテスト勉強は保健体育一択だ」

 

「よ、洋のバカーーーーーーーーー!!」

 

 志紀の大声が部屋に木霊するが、数秒後には嬌声が部屋に木霊していた。それは結局、夜遅くまで続いたのだった。

 

 

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   ☆

 

 

 明けて翌日の月曜。

 放課後の図書室で、俺はまたもや溜め息を吐いていた。昨日はヤリ過ぎて志紀を怒らせてしまったのだ。まあ、あれから全然勉強しないで夜までセックス三昧だったからな。怒られて当然だろう。

 しかも、『テストが終わるまでエッチ禁止! う~、本当は嫌だけど、会うのも禁止! 会ったら絶対やりたくなるから!』と言い渡されてしまった。

 なので現在は、図書室でクラスの友人たちとテーブルを囲み、勉強中。ちなみに一樹(いつき)と佐々木はいない。

 一樹は彼女の美帆と勉強すると断られ、佐々木は独りでするほうが捗(はかど)るんだとさ。俺だって志紀と一緒のほうが捗るっての。……まあ、捗るのはきっと保健体育の勉強だけだろうけど。まあいいや、勉強勉強。俺は気を取り直して広げた教科書とノートに向き直る。

 

 ――その一時間後には、勉強会がただのダベる会になっていたのは、まあ予定調和だろう。

 

 

 

 さらに一週間後の放課後。

 図書室奥の個人用机で、俺はやはり溜め息を吐いていた。

 ヤバイ。テストまであと一週間だというのにまったく勉強が進んでいない。

 今日はカラオケボックスで勉強しようという友人たちの誘いを断り(絶対勉強にならないパターンだからな)、こうして独り図書室に来たはいいけどやる気が全然湧かない。

 ……このままだと本当に夏休みが補習で消える羽目になる。というかその未来しか思い浮かばない。

 そんなのは嫌だと机に向かうも、5分やって10分休むという結果に。いかーん!と頭を抱えていると、ズボンのポケットに入れていたスマホが震えた。

 取り出してみれば、志紀から『Nain(ナイン)』でメッセージが送られてきていた。さっそく返信する。

 

 ――洋、ちゃんと勉強してる?

 

      ――ショボーン……

 

 ――ええ!? だ、大丈夫なの?

 

 ――夏休み、補習にならないよね? ね?

 

      ――……

 

 ――洋ー!?

 

      ――志紀がなんかしてくれたらやる気が出るかも

 

 ――なにかって……分かった、ちょっと待ってて

 

 ――はい、これでどう?

 

 そんな返信とともに貼り付けられていたのは、制服のボタンの上3つほどを開け、胸の谷間とブラを惜しげもなく披露した自撮り写真だった。恥ずかしそうにしている志紀の表情もイイ。

 

      ――シャキーン!

 

      ――やる気でた! サンキュー!

 

 ――良かった。ちゃんと勉強してね?

 

      ――おう!

 

 ――テストの点数良かったら

 

 ――私のこと、好きにしていいよ。それじゃね♪

 

 超やる気出た!

 スマホを仕舞い、猛然と勉強に取り掛かるのだった。

 

 

 そして1時間後。

 

「……げふぅ~」

 

 口から魂が出てそのまま異世界転生してしまいそうな勢いで机に突っ伏していた。……予想以上に数学と英語が分からん。他の教科は一夜漬けでどうにかなりそうだけど、この2教科はヤバイ。やる気があっても分からないんじゃどうしようない。うぅん…………どうしよう。マジで。

 再び頭を抱えていると、声をかけられた。

 

「あれ? 洋君?」

 

 振り向いてみれば、C組の委員長こと、おさげと眼鏡が似合うクールビューティー、榊原(さかきばら)久美子(くみこ)だった。

 

「おっす、委員長。そっちもテスト勉強?」

 

「“も”ってことは、あなたも?」

 

 頷くと、なぜか驚かれた。

 

「ちゃんと勉強するタイプだったのね、洋君って」

 

「そりゃあするさ。夏休みがかかってるからな」

 

「ああ、なるほど。で、調子はどう?」

 

「……数学と英語がヤバイ」

 

「その2教科だけ? 他は大丈夫なの?」

 

 だから何で驚く。

 

「他は一夜漬けすれば多分問題ない。……数学と英語はそもそも問題が分からない」

 

 それは重傷ね。と言う委員長に、「だよなあ」と溜め息混じりに返す。

 

「……良かったら、私が教えてあげましょうか?」

 

「え、マジで!?」

 

 それは助かる!

 

「あー……でも、委員長は自分のテスト勉強、大丈夫なのか?」

 

「大丈夫よ。あなたと違って普段からちゃんと勉強してるもの。今回のテスト範囲も問題ないわ。それに、教えることで復習にもなるしね」

 

 おお、やっぱ委員長って見た目どおり優等生なんだなあ。……セックスのときはあんなに乱れるのに。

 委員長と初めてセックスしてから今日まで、彼女とは何度か体を重ねているのだけど、回数を重ねるたびに委員長の乱れっぷりが増しているのだ。最近では自分から誘ってくる時もあるしな。この淫乱委員長め。だけど優等生が淫乱ってのも……イイ。

 

「……なんか失礼なこと考えてない?」

 

「いやいやまさか。感謝の気持ちで一杯だよ」

 

「そ、ならいいわ。それじゃ、すぐに始めましょうか。少し横に寄ってくれる?」

 

「おう」

 

 委員長は近くの席から椅子を持ってくると、隣に腰を下ろした。元から一人用の席なので、2人並ぶと肩が触れ合うくらいに狭い。また、委員長の方から甘い香りが漂ってきて、どうにも変な気分になりそうだ。

 

「……勉強に集中しなさいよ?」

 

「わ、分かってるって」

 

 女の勘は鋭かった。

 そして始まる委員長先生によるテスト勉強。実際、彼女の教え方は丁寧で分かりやすい。……分かりやすいのだが、生徒である俺がそれ以上にポンコツだったようだ。

 2時間近く経った今、俺はまたもや机に突っ伏していた。

 

「もう、無理。頭に入らない……」

 

 頭に詰め込んだxがどっかにtogetherしてyと連立方程式を用いてimportしながら解を導き出しそうだ。よし、意味が分からん。

 

「このままだと頭から煙を吹きそうね。……ちょうど良い時間だし、少し休憩を挟みましょう」

 

 俺の様子に苦笑する委員長が、腕時計を見てそう提案してきたので頷く。

 

「はぁ~……脳みそが数式と英単語で飽和しそうだ」

 

「普段から勉強しないからよ。どうせ授業中、先生の話を真面目に聞いてないんでしょう?」

 

 ……仰る通りです。というか、真面目に聞いてないどころか最近は全然聞いてない。ノートもほぼ取っていない。

 理由は簡単。殆どの教師に『フェロモン』を当て終えたので、授業を聞いてなくても注意されなくなったからだ。『フェロモン』の便利さがここにきて仇になるとはこのリハクの目を持ってしても……まあ、自業自得だけど。

 これを機に、今後はもう少し授業を真面目に受けよう。テストのたびにこうだと体……というか頭がもたない。普段からの予習復習って大切なんだなぁ、としみじみ実感し溜め息。

 

「ああ、もうっ。そんなに落ち込まない! ほら、あなたの好きなおっぱいで慰めてあげるからっ」

 

 言って、委員長が俺の股の間に体を潜り込ませてきた。

 

 え、マジで? っていうか何だこの展開。落ち込んだらエロとか、棚から牡丹餅(ぼたもち)とはこのことか。……よし、現国は大丈夫そうだな。

 急な展開に頭が追いつかない間にも、委員長は制服の上から3つ目のボタンだけを外すと、そこを左右に広げて見せてきた。

 その隙間からからは委員長の豊満なオッパイ(Hカップ)が作り出す谷間が見えた。……それにしても、いくらこの席が図書室の奥にあるとはいえ、けっこう大胆な行動を取ったもんだ。閑散としてはいるが、人もいる。まあ、この周辺には誰もいないが。いたら流石に委員長もこうも大胆な行動には出ないだろうし。

 

「ほら、早くおち×ちんを出しなさい」

 

「お、おう」

 

 言われるままにズボンのファスナーを下ろして、すでに勃起状態のチ×コを取り出す。

 

「もうカッチカチになってるじゃない」

 

 非難するように言いながら、鈴口から溢れるカウパーを手に取り、チ×コ全体に塗っていく委員長。……カッチカチになっているのは委員長がエロ過ぎるからだと思うんです。

 

「いつもよりカウパーが少ないかしら?」

 

 『精力絶倫』のスキルをオンにしてないからな。その影響だろう。

 滑(ぬめ)りが足りないと思ったのか、彼女はおもむろにチ×コへと唾液を垂らし始めた。カウパーとは違った粘りと生温かい液体が、亀頭を這うように竿へと伝う。それを委員長がチンコ全体に伸ばしていく。それから唾液を垂らしては伸ばす行為を何度か繰り返せば、すっかり睾丸まで委員長の唾液塗れになったチ×コの完成だ。多少泡立っているのがカウパーと違っていて何とも淫靡である。チ×コの硬度も跳ね上がるってもんだろう。

 

「うん、こんなものね」

 

 仕上がりに満足した委員長が、ボタンを外して空けた制服の隙間へと、ゆっくりとチ×コをオッパイの谷間へと沈めていく。

 柔らかな乳肉が、唾液塗れのチ×コをにゅっぷりと包み込んでくれる。思わず「ほぁ……」と間抜けな声が漏れた。

 俺の喘ぎ声に気をよくした委員長が、静かに体を前後させていく。

 

 にゅぽ、にゅぽ……。

 

 しっかりと寄せられたHカップオッパイの谷間へ出たり入ったりするチ×コ。適度な乳圧と唾液による滑(ぬめ)りが最高に気持ちイイ。眼鏡越しの上目遣いで俺の反応を確かめ、その都度(つど)乳圧やチ×コを出し入れする角度を調節してくれる委員長の気配りも嬉しい。

 

「はぁ、はぁ……委員長のオッパイマンコ、最高だよ。ぅっく!」

 

 息も荒々しく、彼女の頬を撫でながら褒める。

 委員長は嬉しそうに目を細め、頬を撫でる俺の指を口に含んで舐め回してくる。パイズリに指フェラ、これはヤバイ。

 異なる箇所に与えられる、異なる快感。

 オッパイからはチンコの挿入に合わせて、にゅぷにゅぷと淫らな音がし、

 委員長の口からは指を舐め回す、ちゅるちゅるとイヤらしい水音が辺りに響く。

 気付けば俺も腰を振るようになっていた。

 

 にゅぷ、にゅぽ、にゅっ、んにゅっ。

 

「委員長、そろそろ――」

 

 射(で)そう。

 視線で伝えると彼女は指を舐めたまま頷いて、パイズリの速度を上げた。

 

 にゅぶ、にゅぷ、にゅるっ。にゅぼっにゅぼっにゅぼっ!

 

「ぐ、うっっっ、射る!!」

 

 オッパイにぶつけるように腰を突き出し、乳内射精。

 

 びゅるるる!!!!

 

「んんんんっっ!!」

 

 熱く白い欲望の塊が鈴口から大量に吐き出され、委員長の豊満なオッパイの谷間を汚していく。

 それを喜んで受け止めてくれる委員長は、射精の間もオッパイを上下に動かして最後の一滴まで搾り取ってくれるのだった。

 

 

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「……はぁ。どう、すっきりした?」

 

「ああ、お陰様でな」

 

 ふふ、それは良かった。と熱っぽく微笑む委員長。……だからエロいって。

 ただ、スッキリしたのは良いが、脱力しきった俺はその後も結局勉強に身が入らなかった。……委員長は謝ってたが、まあこれも俺の自業自得だ。

 

 

   ☆

 

 

 さらに次の日の昼休み。俺はすでにテスト勉強を諦めていた。

 だが、テストそのものは諦めていない。というか、このままの勉強速度では到底テストまでに間に合わない。

 ではどうするか? 決まっている。

 

 こんな時のための『フェロモン』だろう!

 

 『フェロモン』を当てられた人は、同性異性を問わずに俺の言うことを基本、拒めない。

 それを利用して、各教科の担当教師からテストの答案を教えてもらうのだ。上手くいくか分からないけれど、きっと上手くいくはずだ。

 俺はそう確信し、職員室の扉を潜る。最初のターゲットは英語教師だ。

 

「――というわけで先生、期末テストの答案用紙をください」

 

「……アホかお前は。そんなの無理に決まっているだろう」

 

 やっぱ駄目でしたー。誰だよきっと上手くいくなんて言ったのは。俺だけど。くそぅっ、絶対上手くいくと思っていたのに! 『フェロモン』役に立たねぇ。

 

「アホなこと言ってる暇があったらこのプリントをクラスに持ってって配れ。前の小テストの答案だ。嬉しいだろ?」

 

 ほら。と差し出されるプリントの山。逆にお使いを頼まれてしまった。俺が欲しいのは期末の答案であって、終わった小テストの答案などではない。本当に役に立たないな、『フェロモン』!

 渋々プリントを受け取って去ろうとする俺に、英語教師が付け加えた。

 

「ああそうだ。一番下のプリントは要らない用紙だから、捨てても構わんぞ。なんならお前が貰ってもいい」

 

「? ……っ!」

 

 最初、意味が分からなかったがすぐにピンときたね。英語教師に頭を下げると急いで職員室を後にし、廊下を歩きながら一番下のプリントを見やる。

 それはやはり、俺の予想通り期末テストの英語の答案用紙だった。しかも答え付き。

 

(うおおおおっ、やったぜ!)

 

 内心で喝采を上げる。役に立たないなんて思って悪かった! やっぱ『フェロモン』超便利!

 よし、この調子で他の教師からも答案用紙を手に入れるぞ!

 英語の答案用紙を懐にしまいながら、やる気を出す。

 

 結果、その日のうちに全教科の答案用紙が手に入ったのだった。……や、『フェロモン』便利すぎだろう。ちょっと怖い。助かるけどさ。

 

 

   ☆

 

 

 そして期末テストが始まり、3日間を経て終了。

 さらに翌日から答案が返ってくるようになる。用紙に書かれた点数に一喜一憂するクラス。俺はといえば、当然良い点だ。

 

「……おう、洋。どうだった?」

 

「ん」

 

 最後の答案が戻って来た日に聞いてきた一樹(いつき)に、用紙を見せる。

 

「うげっ、クラスの平均点より良いじゃねぇか。他の教科もそうだったし、今回は調子いいなオイ」

 

 驚く一樹に「まあな」と返す。……なんせテスト期間中、貰った答案用紙でずっとカンニングしてたからな。

 答案を貰ったその日は必死に答えを暗記してた俺だが、ふと気付いたのだ。

 フェロモンに当てられた人は、俺の言うことを基本拒(こば)めないし、俺の行動を見て見ぬ振りをする。だからこそ、堂々と授業中に居眠りをしたりしてるわけだしな。

 であれば、机の中に答案用紙を忍ばせてカンニングしても大丈夫なのでは、と。

 結果、本当に大丈夫だった。まあ、さすがに満点を取るのはやりすぎかと思ってやらなかったけど。

 それでも俺の平均点は80点台。これまでの平均より10点ほど高い。これもカンニング様々なのだが……うぅん、『フェロモン』マジ便利。便利すぎてマジ恐い。これに慣れると本当の意味でバカになりそうだ。もうなってる? かもしれない。

 なので、この“答案用紙を貰ってカンニング”は、最後の手段にしよう。

 いくら『フェロモン』が便利とはいえ、やりすぎは己の身を滅ぼしそうだからな。

 自重するべし、するべし。あ、女性を堕とすのは自重する気はないよ。

 

「それでお前はどうだったんだ? ……って、その顔を見れば一目瞭然か」

 

 生気のない一樹の顔色を見るに、赤点だったのだろう。

 

「これでいくつ目だ?」

 

「……3つ」

 

「マジか」

 

 それ、夏休みの殆どが補習で消えるんじゃないのか。……ていうかコイツ、美帆(みほ)に勉強教えてもらってたのでは? 美帆は結構成績が良かったはずなのだが。

 

「……勉強を教える美帆が可愛すぎて頭に入らんかった」

 

 あほだコイツ。……まあ、カンニングしてた俺が言える義理じゃないが。

 

「くっそおっ、これで夏休みがパーだ! 美帆ともデートできねえ! 部活もできねえ! ってか、赤点を3つも取ったなんて知られたら美帆に怒られる!」

 

 うがぁーっ! と頭を掻き毟(むし)る一樹に、俺たちを毛嫌っている杏たち4人組から野次が飛んできた。

 

「うっさい一樹!」

 

「だったら耳塞いでろ!」

 

 ドスの効いた声で言い返す一樹。……コイツはコイツで杏たちを嫌っているからなあ。まあ、クラスのカースト上位連中に取り入っているだけで優越感に浸っているあの4人組を好きだと言う奴はこのクラスにいないだろうけども。カースト上位連中も適当にあしらってるし。そんな事実を知らぬは本人たちばかり。

 ともあれ、テストは終わった。

 あとは明後日の終了式が終われば、待ちに待った夏休みだ。

 

 夏祭りに海やプール。志紀や花蓮(かれん)はいうに及ばず、香奈(かな)さんや明日香(あすか)ちゃん、委員長とかと行ければ充実した一時が過ごせるだろう。性的な意味も含めて。……まあ、先立つもの(お金)がなければ行けないので、コンビニでバイトしないとだが。

 あと、じいちゃん家に帰省する時は向こうで好みの女性を探すってのもアリだろう。

 

 うん、いいね。いつもは一樹や佐々木などの男友達と遊び、バイトに明け暮れる日々だった夏休みも今年は充実したモノになりそうだ。

 

 喧騒に包まれる教室の窓から青い空を眺めながら、これから訪れる夏休みに思いを馳せるのだった。




 スキルのポイント残高が出るたびに合わなかったりするのは、作中外で毎朝花蓮にヌいてもらったりヤったり、他の女性とヤっている分です。
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