※この作品はR-18です。

俺は、世界の半分(女性)を手に入れてみせる!   作:キャプテンキャップ

77 / 83
06:目指せ下克上!! ☆

 ある日のバイト。

 

「ありがとうございましたー」

 

 自動ドアを潜りぬけて店外へ出て行く客の背中に言葉を投げかけ、その姿が見えなくなるまで見送る。時刻は夕暮れ。カウンターの中から見える外の風景は茜色に染まっていた。きっと空も綺麗な茜色だろう。

 ……なんてガラにもなく、感傷めいたモノに浸っているのには訳がある。それも俺の足下に。

 

「じゅる、じゅる……。じゅぷぷぷ……。ん、お客さん、行った?」

 

 カウンターに隠れるように身を屈め、俺を上目遣いで見ながらチ×コを扱(しご)きつつしゃぶり、その合間に訊(たず)ねてくるこの人は、琴歌さん。

 俺のバイト仲間だ。

 

「ええ、行きました」

 

「そっか。でも新人君はまだイ(・)ッ(・)た(・)ら(・)ダメだよ?」

 

 私が良いよって言うまで♪ そう言いながら亀頭の先を舌でチロチロと舐めてくる。

 ぐっ、くぅ……。もうかれこれ5分以上はこうやってフェラをされている。すでに射精の準備はできており、竿も亀頭もバッキバキ。睾丸だってすぼまっている。でも琴歌さんは射(だ)すのを許してくれない。

 彼女の指で扱かれるたびに果てそうになる。彼女の唇がチ×コを往復するつど、精液が漏れそうになる。射精したいのにできない。既に快楽ゲージは許容限界(マックス)を越えてオーバーフロー。行き場を失った快感はもはや苦痛でしかない。

 射(だ)したい。

 俺がその誘惑に少しでも負けそうになると。

 

「だーめ♪」

 

 敏感に感じ取った琴歌さんに竿をギュッと握られ、尿道を潰される。

 

「はぐあっ」

 

 俺の口から苦痛がもれる。これは純粋に痛い。

 

「まだ私が良いって言ってないのに今、射(だ)しそうになったでしょ?」

 

「い、いや、そんなことは……」

 

「嘘ついてもダメ。新人君のおち×ちん、射(だ)したいよーって震えてたもん。そんな悪い子にはお仕置きだね。えいっ♪」

 

 可愛らしい掛け声とは裏腹に、ガリッ! とカリ首を噛む琴歌さん。

 

「っヅゥ!?」

 

 洒落にならない痛みが走る。見ればカリの所に歯型が。チ×コに歯型というのも衝撃的だけど、琴歌さんの本気度に背筋が凍る。

 

「ふふっ、痛かったでしょ? これに懲りたら、私の言うことにちゃんと従うんだぞ」

 

 強張る表情の俺を楽しそうに見ながら、そう、のたまう彼女。

 

「だ、だけど琴歌さん。俺もう、本当に限界で……」

 

 俺の弱々しい声音に、琴歌さんは無言の笑顔で手の扱(しご)きを早くする。

 

「っ!」

 

 鈴口からダダ漏れのカウパー液が彼女の手に大量に纏わりつき、ぬちゃぬちゃと淫猥な音をカウンター内に響かせる。今店内に客はいないし、スタッフも俺と琴歌さんしかいなので誰も聞いてはいないからいいんだけど。

 とにかく限界が近い!

 

「ふふっ、本当に限界そうだね。うん、それじゃあ射(だ)していいよ」

 

 その言葉に俺の表情が明るくなる。やっと射(だ)せる! そう喜んだのも束の間――

 

「あと1分我慢できたらね?」

 

 期待をもたされて落とされた。

 しかも、いつの間に取り出したのか、彼女の手にはスマホが。画面にはストップウォッチのアプリが起動していて。

 

「それじゃ、よーいどーん♪」

 

 可愛らしい掛け声とともにストップウォッチのスタートボタンがタップされ、激しいフェラが始まる。

 

 じゅぽっ、じゅぽっ! じゅぶっ、じゅるぅ! じゅぼ、じゅぼ、じゅぶぶぶ!

 

「ぐ、ぅっ!」

 

 緩まった緊張を急いで引き締め直し、精液が漏れないようお尻に力を込めて必死にフェラを耐える。

 

 だけど――

 

 琴歌さんの唇が。這い回る舌が。とにかく気持ちイイ。そして苦しい。

 長短のストロークを使い分け、カリ首に引っ掛けるように唇を上手く使い、なめくじのように竿や亀頭を舐める舌で、時に鈴口をほじられ、口内を真空にしたかのような吸い付き(バキューム)。脳も腰も蕩けてしまいそうな快感。

 

 しかも――

 

 じゅるっ、じゅるる! じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽじゅぽっ、じゅ~~~っっぽっ! じゅ、じゅじゅ! ちゅる!

 

 わざとイヤらしい音を鳴らして、耳を犯してくる。

 カウパーを吸い上げる水音。亀頭に吸いつき、竿をすする淫音。

 彼女の唇が奏でる淫らな音は、それだけでエロくて。いやがおうにも気分が昂ぶってしまう。

 

 とどめに――

 

「じゅる……じゅぷ、新人君の、おっきすぎて……じゅる、ん、全部、はいんない……ちゅるっ。んむ、んむ……こんな逞しいの、ちゅぷ、しゃぶってるだけで、ん、ん、ちゅぱぁ……身体が疼(うず)いちゃう。あむ、んぷ、じゅるるる! どう、新人君、わらしの、フェラ、ひもひいい? ぢゅる! 夢中になっひゃう? ぬちゅ、ちゅぱっ……うんん、夢中になっちゃうのは、私のほうだね。だって、だんだん、ぺちゅ、ちゅぱっ、新人君のおち×ひん、欲しくなってきひゃったもん……じゅぼぼぼ!」

 

 直接的な刺激だけではなく、言葉でも琴歌さんは攻めてくる。

 この人は男が弱い言葉(ワード)を知っていて、的確に堕としにくる。『大きい』『逞(たくま)しい』『夢中になる』『欲しい』『しゃぶっているだけで疼(うず)く』。男心をなんとくすぐる言葉だろうか。

 彼女の言葉は甘い蜜で、男だったら抗(あらが)えないほど歓喜に震えながら射精してしまうだろう。

 だけど俺は耐える。

 本当は俺だって果ててしまいたいし、限界なんてとっくに超えてる。けれども、それでも耐えるのは、さっきの痛みがまだカリ首に残っているからだ。射(だ)しそうになっただけであの仕打ちなのだ。本当に射すわけにはいかない。

 だから耐えるのだ!

 

「ちゅる! ……ん、1分経ったよ、新人君」

 

 琴歌さんの言葉で長いようで永かった60秒が終わったことを知る。これでようやく射(だ)せる!

 

「ふふっ♪ ちゃぁんと我慢できたね、えらいえらい♪ ご褒美にどこに射してもいいよ。どこに射したい? このまま口? それとも顔? 新人君が好きなおっぱいかな?」

 

「く、口の中で!」

 

 どぴゅるるるっ!!

 

 言葉が口から出るのと、亀頭の先から精液が飛び出るのは同時だった。

 

「んぶっ、んん! ん、んん、んっ!」

 

 大量の精液が琴歌さんの口内を瞬く間に満たし、彼女の喉を滑り降りていく。

 我慢に我慢を重ねた末の射精は終わりがないと錯覚してしまうほどに鈴口からあふれ出し、彼女の口と喉を強姦(レイプ)する。その快感ったら、もう言葉にならないくらいに最高で。時折り咽(むせ)ながらも精飲する琴歌さんに多少の罪悪感を覚えつつも、ここが店内ということも忘れるほどに腰を振るわずにはいられない。

 精液でぬめった亀頭で彼女の喉を突き、彼女の唇と舌で肉竿を扱(しご)いて最後の一滴まで精液を搾り出す。

 

 びゅぐ、びゅぐ……びゅっ、びゅ……――

 

「く。ふぅ、ふぅ…………ふうぅ……」

 

 射精を終え、最後にブルリと腰を一震わせしてからチ×コを琴歌さんの口から抜き取る。――ちゅぽん。淫猥な音を奏でた亀頭と唇の間に精液の糸が伸びた。

 

「ん、随分とたくさん射(だ)したね。飲むの大変だったんだから♪」

 

「あっと、ごめん」

 

 俺が謝ると、琴歌さんは「いいよ、いいよ」と笑顔で手をふり、よいしょと立ち上がると「ちょっと口ゆすいでくるね♪」とスタッフルームに去っていく。

 彼女の背中を見送った俺は、チ×コをしまいつつため息を吐(つ)いた。……すっかり忘れてたけど、ここコンビニだった。射精のときにお客さんが来なくて良かったー! ……まあ、お店に入った瞬間に『フェロモン』のスキルの射程内なので、見てみぬ振りをしてくれるだろうから問題はないんだろうけどさ。やっぱああいう姿は見られたくないわけで。

 

 今の一連の流れで分かるように、彼女――琴歌さんは正真正銘のS(サド)なお人だ。

 で、俺はそんな彼女から調教めいたことを受けている。不本意ながらな。

 この状況から抜け出したいと思っているけど、琴歌さんのほうが上手(うわて)すぎて今のところ叶っていない。

 逆らいたいけど、逆らえない。

 そんな不思議な技術(テク)を彼女は持っている。こういうのも房中術というのだろうか?

 だけど俺は諦めない!

 絶対に今の状況から脱して、琴歌さんと普通のセックスをしてみせる! 絶対にだ!!

 

 目指せ下克上!!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。