ずりせん夜眠は大魔王 ~呼ばれて飛び出て手手手淫~ 作:馬門戒明/輪島ライ
年が明けた1月の日曜日、俺はずりせん大魔王に定例のテストを受けさせられていた。
「久しぶりに特訓の成果を試すぞ。今からわらわが裸になってそこに寝るゆえ、汝は手淫をしてわらわの身体に精液をかけるのじゃ。夢淫と母上で同じことができた以上はわらわでもできるはずじゃろう?」
「うーん、サキュバちゃんとカンナさんはそりゃボンキュッボンのセクシーな女の子だけど大魔王は幼女体型だしなぁ……俺本来はロリコンって訳じゃないし」
「だからこそわらわで手淫をしてようやく一人前の男になれるのじゃ。ほら、望みの体勢を取ってやるぞ」
大魔王はそう言うといつもの白い羽衣を脱いで俺の部屋のベッドに腰掛け、ツルツルの秘所を隠しもせずに椅子に座っている俺に相対した。
俺は大魔王にベッドの上でM字開脚をしてくれるよう頼み、大魔王は心得たと言うと膨らみかけの胸をさらけ出したままベッドに腰を下ろして両脚を開いた。
尿道と膣口があらわになった大魔王の秘所を凝視しながら、下半身裸になった俺は既にパンパンに勃起しているペニスに右手を伸ばした。
「っはぁ……あああ、かわいいよやみん……やみんのツルツルのあそこに精液を一杯ぶっかけてやるからな……」
「いつもながら汝は興奮している時だけわらわを名前で呼ぶのじゃな。ほれ、いくらでも見て抜くがよい」
「はあぁ……やみん、好きだよやみん……んんっ……」
大魔王の名前を呼びながら恍惚とした表情でペニスを右手で握って上下させる俺だが、それから10分経っても射精には至らなかった。
大魔王は俺を少しでも興奮させようと背中を向けてお尻を振ったり膨らみかけの胸を両手でつかんでぷにぷにとしてみせたりするが、それでも射精できない俺に大魔王はついにしびれを切らした。
「……汝、まさかとは思うが未だに両脚を伸ばして手淫をしていまいな?」
「えっ? いやそんなことはしてないけど……」
「では乳首を自分でいじったりしておるじゃろう。そうでなければ今に至っても手淫で絶頂できぬ訳がない」
大魔王は狼狽する俺に構わずベッドを降りて俺に歩み寄ってきて、俺の足元にひざまずくと勃起したペニスをちろりと舌で舐め上げた。
「んああっ!! やみん、いきなりそんなことされたら! ああ、あ……」
「れろれろれろ、ちゅぷっ……んん……」
そして俺のペニスの先端を口に含んだ大魔王に俺は興奮が急上昇し、そのまま大魔王の口内に精液をどくどくと放出した。
今回は頭を押さえたりはしなかったが大魔王は無言で俺の精液を飲み干していき、ペニスから口を離すと無表情のまま口を開いた。
「もういい、よう分かった。わらわがこうして汝を甘やかしている間は、汝はいつまで経ってもまともに手淫ができるようにはなるまい」
「そんなことないよ、俺は大魔王に訓練させて貰ってる時が人生で一番楽しいんだ」
「後のことは夢淫と母上に託す。汝と
「ちょっ、どこ行くんだよ大魔王! 俺は……」
大魔王はそう言うと寂しげな表情をして空中に浮遊し、そのままパソコンの画面の中へと消えていった。
そして3月になって俺が高校の学年末テストを終えても、大魔王が俺の前に現れることはなかった。
「まーたそんな暗い表情しちゃって、さっさとお姉さんに甘えて元気になりなさいな! また母乳出してあげようかしら?」
「あっグランマそんなのずるーい、あたしにも母乳の出し方教えてよ」
「ちゅうちゅう……そりゃカンナさんやサキュバちゃんとこんなことができて嬉しいですけど……」
自室のベッドの上でお互い全裸のままカンナさんと抱き合い、背中からはサキュバちゃんの爆乳を押し付けられながらハーレム状態を謳歌していた俺だが、こんなことをしている間も俺の脳内は大魔王のことで一杯だった。
大魔王から使命を託されたサキュバちゃんとカンナさんは俺に何度もオナニーの練習をさせてくれて、その度にサキュバちゃんのGカップの爆乳やカンナさんの大人っぽいアンダーヘアに精液をぶっかけていた俺だが俺が精液をかけたいのはあくまで大魔王だった。
「はいはい分かったわよ、あんたうちの娘に会いたいんでしょう!? やみんもそろそろまた行こうかって言ってたし、今日は特別にしてあげようかしら!」
「やっぱりコーキはママのことが一番好きなのね。ママのことは大好きだけどあたしもちょっと嫉妬しちゃうかな」
「ちゅぱちゅぱ……え、カンナさん特別ってどういうことですか!? う、うわあああああああああああ!!」
俺が吸い付いていたカンナさんのFカップのおっぱいから口を離した瞬間にカンナさんは謎の呪文を唱え、その瞬間に俺の視界は光に包まれた。
俺の身体は異次元に飛ばされ、気がついた時には俺は全裸で神社の境内のような場所に立っていた。
そして、俺の目の前ではやはり生まれたままの姿の大魔王が上目遣いに俺を見上げている。
「大魔王! いや、やみん。ここはどこなんだ? まさか神々の……」
「そういうことじゃな。汝は母上の力により一時的に神族の力を手にした。ゆえに今ここではわらわと汝は同じ位階におる。つまり……」
やみんはそう言うと俺の目の前に右手をかざし、その瞬間に俺の身体は境内の床へと仰向けに固定された。
以前サキュバちゃんからも同じことをされたが、今日の俺はやみんの行為を何の抵抗もせず受け入れた。
「やみん……」
「子供を作るぞ。わらわの中に何度でも気持ちよく射精するがよい」
やみんはそう言うと俺の腰の上にまたがり、既に勃起し始めていた俺のペニスをツルツルの秘所にゆっくりと挿し込んだ。
俺のペニスを秘所で咥え込んだまま必死で腰を動かすやみんに、俺は彼女の両手を優しく自分の両手で握った。
「やみん、好きだ。存在としての位階が違っても幼女みたいな姿でも、俺はやみんのことが一人の女の子として好きだ」
「んっ、くうっ……やるではないか、手淫一つできぬ男とは思えないほどじゃ」
「……俺はさ、好きな子じゃあんまり抜けないんだよ。それに……」
「……」
ギンギンに勃起したペニスで下から突き上げられ、心地よい苦痛に顔を歪めるやみんに俺は静かに語りかける。
「もしやみんの目の前でオナニーをして射精できたら、もうやみんは来てくれないんじゃないかって思ったんだ。だから……」
「はは、はっ……いつかは、いつかはそうなる定めじゃろう。汝は200年も生きられぬのだから……」
「でも、俺はたった80年や100年の人生でもやみんと一緒にいたいよ。やみんがこれから1万年とか2万年生きたって、その生活の中に俺がいたことを覚えていてくれればそれだけで嬉しい」
「ああ、忘れるものか。4500年と45年の生命で初めて愛した人間の男を、忘れてなどやるものか」
「好きだよやみん。俺はやみんではオナニーできないけど、これから何回だってやみんと愛し合うから。ずっと一緒にいてくれるよな?」
「言うまでもなかろう。……んんっ……」
やみんが目の端に涙を浮かべて言った瞬間に、俺はやみんの膣内に精液をどくどくと放出した。
やみんは俺の精液を少しでも吸い取ろうとするかのように俺の上で腰を動かし、ペニスが引き抜かれた後はだらりと境内の床に倒れ込んだ。
それからはやみんと全裸で抱き合い、お互いの身体を舐め合い、何度もキスを交わして……
気がついた時には俺は自室のベッドで寝ていて、それからはやみんもサキュバちゃんもカンナさんも俺の目の前に現れることはなかった。
それから俺は高校を卒業して大学生になり、テニスのインカレサークルでの活動に励む日々を送っていた。
あの3柱の女神たちとの邂逅は夢だったのか、それとも幻だったのか。
モンスターハンターダブルクロスに残っているサキュバちゃんのユーザーデータを見ながら、俺はあの日々をたまに思い返す。
「うーむ、久々に来てみたが何も変わっておらぬな。少しは人間のつがいの痕跡でもあるかと思ったが」
「うわっいきなり出てくるなよ大魔王! ってお腹どうしたの?」
当たり前のようにパソコンの画面から出てきたのはあの懐かしいずりせん大魔王で、姿かたちはほとんど変わっていなかったがぽっこりと膨らんでいるお腹だけが非常に目立っていた。
「どうしたもこうしたもなかろう、これはわらわと汝の子宝じゃぞ」
「はいっ!? あの、それはつまり俺は一児の父ということで、この子はサキュバちゃんの弟か妹で……」
「その通りじゃが今そのような話はせずともよかろう。ほれ、安定期に入っておるし久々に交わるとしようぞ。な? だーりん♡」
「ひいいいいいいいいいい責任は取りますうううううううううううぅぅぅぅ」
妊婦になった大魔王にベッドの上に押し倒されて数年ぶりの騎乗位セックスを楽しみながら、俺は神様と家族になるのも悪くないと思った。
(完)