※この作品はR-18です。

英雄王、食堂の料理食べ放題のためハグ会をす 〜そして、快楽堕ちして、乱交パーティーを目論む見習い騎士♀〜   作:サリオン

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第1話 16歳のイングリス・騎士アカデミーハグ会1

 

 

 

「うう……」

「くよくよしないの。クリスらしくないよ?」

「だってぇ……」

 

 戦況がどんなに悪くても諦めることなく、不敵に笑う、雄々しいイングリスの姿はどこにもなかった。

 女神のはからいで、新たな生を受けて以来の窮地にイングリスは立たされていたからだ。

 いや、前世でもこのような事態に陥ることはなかった。

 

「いい……」

 

 ユアがいつもの無表情ながら頬をやや赤くして涙目のイングリスに恍惚とする。

 

「あのイングリス殿が……!? こ、これは、ぜひとも!?」

「うおおおおおっ!! 俺はこのために厳しい訓練に堪えてきたんだ!!」

「あの強気な姉ちゃんが……たまらんっ!!」

「ハグだけでいいんで、おれもー!!」

 

 近衛騎士団のみならず、腕試しの野次の中にもイングリスの魅力に取り憑かれたものが名乗りをあげ、ミリエラ校長が黒い笑顔で前金を受け取って、長蛇の列が出来ていた。

 

 ちなみに列の先頭は近衛騎士団総勢で占められていた。

 

 彼らの並ぶ先には急遽、衝立で四方が覆われたブースが設営されていた。

 

 ハグの際に鎧で少女たちの柔肌を傷つけてはならぬと、鎧を脱ぐことをレダス団長は、真面目な顔で宣言したが、その下心は元男のイングリスには分かりすぎていた。

 

 鎧を脱ぐと騎士たちは何故か腰がひけていたのにラフィニアたちは首を傾げたが、やはり、元男のイングリスは、その状況が分かってしまった。

 

 年頃の娘と抱きつくのだ。

 

 健全な肉体として正常な生理反応、勃起してもおかしくない。

 

 しかし、男が男に対して勃起することにイングリスは悍ましく思うが、そう思うのはイングリスただ一人で、彼女はどこから見ても男達の健全な肉体を滾らせる魅惑的な肉体の持ち主の一人だった。

 

 故に、ハグは、周囲の目のないところで行うことをイングリスは提案し、レダス団長をはじめ増々イングリスに傾倒していくが、彼女は知る由もない。

 

「準備できたみたいだよ! さぁ、いこ!」

 

 ラフィニアに手を引っ張られイングリスは、男たちの列とは反対側からブース内に入っていく。

 

「こ、これは!?」

 

 ブースの中を見て、ギョッと目を剥くイングリス。

 

 四方を壁やドアに覆われただけの何もない空間を予想していたが、壁際にベッドがあり、お湯の張った浴槽がありや桶もあり、棚にはずらりと卑猥な、いわゆる大人の玩具が陳列してあった。

 

 だれがどうみても、花街のいかがわしいお店の内装だった。

 

 それも、本番ありの……

 

「あはは……ちょっとエッチだね……」

 

 ラフィニアも眉根を寄せて、苦笑している。

 

 イングリスにとって孫娘同然のラフィニアに悪い影響を与えるしかない有害な環境だ。

 

 即刻、霊素弾(エーテルストライク)で叩き潰したい衝動に駆られるが、これも全て食堂の料理食べ放題のためと耐え忍ぶ。

 

 大人の玩具はどうやらミリエラ校長のものらしく、良い雰囲気づくりのためとのことだが、良い雰囲気とは何か知りたくもないし、ハグ会はラフィニアの思いつきで急遽開催になったため、如何なる理由で演習会に持ち込んでいたのか気になるところではある。

 

 息抜きに自らを慰めるためにしては、多すぎるし、男性器を模した張型以外にも……

 

「え? これって/////」

 

 女性器を模した、いわゆる、オナホールと呼ばれる玩具もあった。

 

 イングリスの前世にも独り身の男性の性のはけ口として存在していた。

 オナホール普及の多寡と婦女暴行の発生割合が反比例することが明らかになり、王として国を挙げて、臣下やシルヴェール王国民に推奨していたのが懐かしい。

 

 イングリスは、女神アリスティアに仕える神聖なる『神騎士(ディバインナイト)』として、肉欲に囚われず、清廉無垢の生き様を己に課しており、心の片隅では興味がありつつも、断腸の思いでオナホール拡大事業の決裁の印を押していた。

 

 女神に操を立てるのを拗らせ過ぎて、女を知らず世を去った前世を思えば青かったと言わざるを得ない。

 

 こっそり、『神行法(ディバインフィート)』で、倉庫からオナホールを一つ拝借して、『狭間の岩戸』、現『グレイフリールの石棺』で人と神の目から逃れてシコシコしておけばよかった。

 

 そんなほろ苦い思い出のある玩具をよりにもよって、女の身になって、お目にするとは思いもしなかった。

 

 オナホールも成人女性のものがあれば、イングリスと同じ年頃の少女のものあり、ツルツルのスジだけの明らかに年齢一桁の幼女のものまであった。

 

 男性に見向きもされなくて、同性─────それも教え子も─────に走った疑惑が浮上し、ミリエラ校長とラフィニアを二人きりにしないことをイングリスは固く心に誓った。

 

「1人目いくわよ〜」

 

 噂をすればなんとやら。

 要警戒対象のミリエラ校長の案内する声とともに、1人目の男性がブース内に入ってきた。

 

 内装にギョッとしている。

 

「ミリエラ校長の粋な計らいのようです……」

「そうですか……ミリエラ先輩、相変わらず、拗らせてんなぁ……」

 

 ラフィニアの言葉にレダス団長が苦笑している。

 

 どうやらミリエラ校長は、アカデミー時代からおかしいようだ。

 

「では、イングリス殿、頼む……」

 

 レダス団長がやや腰が引けた状態で両手を広げて、イングリスに向かい合った。

 

 レダス団長から抱きつく真似はしないようだ。

 そういう騎士道精神は見上げるものだが、騎士道精神に準じるならこのような催し物には出て欲しくないのがイングリスの偽らざる本音。

 

『神騎士(ディバインナイト)』であった自分なら絶対に参加しない。

 しないが、後で後悔しそうではある。

 そのくらいは、女に興味を持っていた。

 故に参加しなかった場合のレダス団長の後悔は手に取るように分かる。

 

 しかし、それとこれとは別である。

 

 やはり、元男として、ガタイの良い漢らしい男に抱きつくのは躊躇してしまう。

 

 イングリスの躊躇する様子にレダス団長は気づき、手をおろし、「申し訳ない……」と謝ろうとするが、

 

「レダスさん、クリスじゃなくてごめんね!」

 

 見かねたラフィニアが真正面から抱きついてきた。

 

「おおっ!!」

 

 近衛騎士団団長レダス・エイレン。

 幼い頃からカーラリア王国の剣として生き、真偽のほどは定かではない、伝説の『神騎士(ディバインナイト)』に習って、女っ気のない人生を歩んできた。

 

 しかし、王都が隣国ヴェネフィク皇国に強襲され、あわや王都壊滅の憂き目の間際に燦然と現れた、イングリスの強さに、その容姿も含め、レダスは心を射抜かれた。

 

 その日からレダスにとある日課が生まれた。

 

 イングリスの宿舎がある方を向き、イングリスの豊満な胸元や眩しい魅惑の太ももを思い出し、手こきオナニーすることである。

 

 手淫などという、レダスの憧れる『神騎士(ディバインナイト)』の教えに背くことになることに、後ろめたさを感じながらも、脳内では、イングリスと二人きりで稽古中に、イングリスから「互いに大事なものをかけて、実践さながらの試合をしませんか?」と神妙な顔で誘われ、激戦の後に負けて、彼の生涯大切にすると誓った『貞操』をイングリスに捧げるシチュが鉄板だった。

 

 強者たる益荒男が見目麗しい深窓の令嬢たるイングリス嬢に屈服され、犯される沼に、レダスは大いに嵌まった。

 

 そのため、イングリスの周りをうろちょろするラフィニア嬢のことは、金魚のフン程度しか視界に捉えていなかった。

 

 そのことをイングリスが知れば、「シルヴェール王国は影も形もないのに『神騎士(ディバインナイト)』は伝わっていたのか……」、「『神騎士(ディバインナイト)』の伝わり方ぁああッ!?」、「ラフィを金魚のフン扱いッ!? 万死に値するッ!! 浄化してあげようではないか!! 神技!!」と『霊素弾(エーテルストライク)』を放って、色々と大変なことになっていただろう。

 

 しかし……

 

 その16歳の少女特有の身体の柔らかさ、何とも香しい匂い、無邪気な笑顔、レダスの心情を慮る心の優しさに、グラッとラフィニア派に鞍替えしそうになった。

 

 ─────『神騎士(ディバインナイト)』の教えを破って、イングリス殿に操を立てて起きながら、彼女の従姉妹のラフィニア殿にも、うつつを抜かすなど、騎士の風上にも置けない!! 

 

 その矜持を守るものはすぐそばにいることをレダスは身を持って知ることになる。

 

「ラフィニアッ!? ……ええいっ! ままよっ!」

 

 イングリスである。

 

 ラフィニアの献身にイングリスは己の不甲斐なさを嘆きつつも無碍にしないために、レダス団長の背後から抱きついた。

 

「おおっ!!」

 

 背中に押し当てられた空前絶後の至福の天上にも昇る柔らかな感触に思わずレダスは反り返ってしまう。

 

 ─────こ、これが、おっぱいちゃん!? な、なんという凄まじさ!! 虹の王(プリズナー)レベルだ!! 

 

 レダスと『おっぱいちゃん』の出会いは、穏やかやものではなかった。

 

 イングリス殿に勝るとも劣らない身体能力を持つ女生徒が騎士アカデミーにいるという噂を聞きつけて、手合わせをしたことがある。

 その際に、女生徒、ユアは、イングリスのことを『おっぱいちゃん』と呼んでおり、衝撃を受けるとともに、王国存亡の危機を救ったイングリスへの侮辱と受け取り、激しく激高し、ユアと決闘し、こてんぱんにやられてしまった。

 

 幸い、空気を読んだユアの配慮で人目のつかないところでの決闘のため、近衛騎士団長が騎士アカデミーの学生──────それも、無印者にやられたことは、ユアとレダス、立会者のイングリスの三人だけの秘密となった。

 

 まるで、ボロ雑巾のように、ズタボロにのされたレダスにイングリスが慌てて駆け寄り、介抱してくれたのだが、目を開けた瞬間飛び込んだ、胸の谷間に、思わず、心の中で、

 

 

 ────────おっぱいちゃんだ!! 

 

 

 と叫んでしまった。

 

 

 その日の夜、敗残者として、強者の理に従うことにした。

 

 即ち───────

 

 

 イングリス嬢をおっぱいちゃんと叫び、おっぱいちゃん中心とした妄想シチュオナニーである。

 

 おっぱいちゃん授乳手コキオナニーはもちろんのこと、双子おっぱいちゃんセンズリひょっとこフェラ、はたまた、おっぱいちゃん乳首尿道ツブツブオナニー、右おっぱいちゃん左おっぱいちゃん舌でペロペロ舐めて当てられないと宿舎に帰れませんよレダス団長! 、おっぱいちゃんVSおちんぽちゃんフェンシング、おっぱいちゃん露出騎士アカデミー制服着衣おっぱいちゃんのダブルおっぱいちゃん乳首指弄り種付プレス、亀甲縛りおっぱいちゃん四つん這い散歩野外露出プレイなど…………気づけば、ユア師匠に負けた日のみならず、両手の指では数え切れないほどのおっぱいちゃんオナニーをしていた。

 

 思わず、イングリス殿をおっぱいちゃん殿と呼び間違えそうになったこともあった。

 

 お礼にユア師匠をおかずにしてさしあげようとしたが、おっぱいちゃんを知ってしまったため、満足できず、途中でしゃぶるおっぱいをユア師匠からおっぱいちゃんに切り替えて、ユア師匠は悔しそうにしながらも、そのロリまんこで、レダスの滾る肉棒を扱いてくれたので、その翌日に、ユア師匠に会った際に、敬礼のポーズをして、「………………???」とユア師匠が眠たげな眼差しに困惑を滲ませていた。

 

 レダスにとって、イングリスのおっぱいちゃんはそれほどの存在であり、神聖にして不可侵のおっぱいちゃんが彼の背中に触れているのである。

 

 そうすると、必然的に引っ込められていたレダスの下半身の聖剣(エクスカリバー)がラフィニアの下腹部よりも上のあたりに当たってしまう。

 

「きゃあっ!?」

 

 突然押し当てられた未知なる硬い感触にラフィニアは

 吃驚して悲鳴を上げてしまう。

 

 うら若かき乙女に己の劣情の塊の切っ先を押しつけることになり、レダスは騎士として恥じて、叩き落としたくなったが、不可抗力的な着衣越しの乙女の肉体との接触に、未だかつてないほど、怒張し、アダマンタイトもかくやというほどに硬くなっていた。

 これでは、剣のほうが刃こぼれしそうである。

 

 ラフィニアは、それが何なのか理解に及ぶと、顔がみるみるうちに真っ赤になってしまう。

 

 天真爛漫、純真無垢、元気溌剌の健康美少女のラフィニアであるが、もちろん、乙女な琴線はあり、今まさに、おおいに羞恥の音色を奏でている。

 

 そんな羞恥に悶えるラフィニアの意外な一面を目の当たりにして、レダスもイングリスとラフィニアの間を激しく揺れ動いて、悶え苦しんでいた。

 

 とまれ、己の心情よりも、己の不始末をつけるべく、レダスは、

 

「す、すまない……」

 

 と下半身をラフィニアの身体から離そうとするが、ラフィニアはその紳士な対応に心を打たれ、また、この下半身の状況が彼女の誇るイングリスの魅力によるものだと気づき、

 

「し、仕方ないですね……少ししゃがんでください……」

 

「え……こうか?」

 

 レダス団長が腰を落とすと、ラフィニアは、つま先立ちして、腰に回していた腕をぐいっと手前に動かし、

 

 

 

 

 ちょん……

 

 

「んっ♡」

 

「おおっ!!!!」

 

 レダス団長の下半身の劣情の塊の切っ先がラフィニアの無垢なる亀裂に下着、ズボン、スカート、下着越しに接触してしまう。

 

 その快感たるや、果ててしまいそうだった。

 

 しかし、近衛騎士団長の肩書を持つ身として、騎士アカデミーの学生の前で、情けないところを見せるわけにはいかず、辛うじて踏みとどまることができた。

 

「クリスだけじゃなく、わたしのことも見てくださいね♡んんっ♡」

 

 ぐりぐり♡

 

 2回、ラフィニアが下腹部をレダスの下半身に押しつけてきた。

 

「おおぅ!!!!」

 

 もはや、レダスの意識はラフィニアの下腹部しか向いてなかった。

 

 背中のイングリスのおっぱいの感触も格別だが、やはり、性の象徴、性器は格が違った。

 

「はい! 終わりっ!」

 

 ラフィニアが顔を真っ赤にしてレダスから離れる。

 

「あ、ああ……」

 

 夢心地のように返事するレダス。

 

 イングリスもラフィニアの言葉でレダスから離れたが、その直前のラフィニアの過激な行動は、筒抜けだった。

 

 あらゆる武に精通すべく不断の努力をし続けるイングリスは打撃系のみならず関節系も達人の域にある。

 関節技には相手と全身を密着するものもあり、これはハグではなく、関節技をかけていると思い込んで、レダス団長の背後に抱きついた。

 

 無意識のレベルで相手の身体の関節部や重要器官──────局部も含まれる──────の位置や状態も瞬時に把握して、下半身の一部分に血流が集まり、肥大化するのを認識してしまう。

 

 同時に、レダス団長の姿勢が反り返り、彼の前に抱きつくラフィニアの下腹部の上にレダス団長の下半身が押し付けられるのもイングリスは見ることなく、ラフィニアと長年そばにい続けたがために否応にも手に取るように分かってしまった。

 

 このままレダス団長を抱き潰してしまおうかとイングリスは本気で思案するが、接触部が局部同士の位置ではなく、レダス団長がすぐさま謝り、紳士的に離れようとしたので、近衛騎士団長殺し事件は、幻となったが、その後のラフィニアの行動で、脳味噌がぶっ壊れた。

 

 何故なら、ラフィニア自らがレダス団長の下半身の血流と精の滾る邪悪なる大蛇を、己の無垢なる秘密の花園の入口に招いたからだ。

 

 しかも、その後、大蛇を2度も秘密の花園の入口に招いた。

 

 もちろん、秘密の花園は、下着とスカートのヴェールが隠され、大蛇も下着とズボンで巧妙に隠されていたが、身体の骨格、器官、部位をさながら、透視のごとく視えてしまう前世童貞/今世処女のイングリスにとって、まさしくそれは、男女の交合の一種だった。

 

「つ、次の人がいるので……」

 

「あ、そ、そうですね……」

 

 ラフィニアとレダス団長が顔を赤らめ、チラチラと互いに意識し合ってるような目線を交わしながら、そんなやり取りを経て、出口へとフラフラと出ていくレダス団長をラフィニアは、イングリスが見たこともないような熱に浮かれた眼差しで見送っていた。

 

 一人目でこれである。

 

 イングリスは、ラフィニアにもっと男への免疫をつけておくべきだったと己の教育方針を酷く悔やんだ。

 

 

「2人目いくわよ〜」

 

 ミリエラ校長の声の後に現れたのは、近衛騎士だ。

 

「はぁはぁ(;´Д`)ラフィニアたん……」

 

「…………ッ!?」

 

 イングリスなど眼中になく、股間を膨らませて、ラフィニアにいかがわしい視線を送る近衛騎士に、ラフィニアは顔を青ざめ、後ずさっており、イングリスは、孫娘のピンチにも関わらず、安堵の吐息を胸中で吐いた。

 

 ───────ラフィニアがビッチになっていなくて良かった。

 

 と。

 

「今度はわたしがラニを守る番だね!」

 

 イングリスはいつもの強気な眼差しで近衛騎士と正面から抱き合った。

 

 下腹部にあたる感触にゾワゾワとしたが、それがラフィニアでないことに、イングリスは冷静に安堵していた。

 

「おおっ!!」

 

「ふふっ。愛しのラニの目の前で他の女にうつつを抜かすなんて酷い騎士様だね」

 

 近衛騎士の反応がレダス団長とまるで同じで苦笑しながら冗談を言う余裕もあった。

 

「そ、それは……」

 

 突然抱きついて色目をつかうイングリスにからかわれ、狼狽える近衛騎士の姿にラフィニアは、生理的嫌悪から立ち直り、近衛騎士の背中に抱きついた。

 

「もう本当にそうだよ! あんなにみんなの前でわたしに抱きつきたいって言ったくせに!」

 

 イングリスほどではないが、ラフィニアも胸はそこそこあり、近衛騎士の下半身が増々硬くなるのをイングリスは感じる。

 

 ラフィニアのいつもの様子に安堵し、イングリスは、近衛騎士の性的興味を孫娘から自分に移すべく、孫娘を見習うことにした。

 

 ちょん……

 

 ぷるるん……

 

「おおっ!!!!」

 

 近衛騎士の腰を持ち、つま先立ちして、孫娘に不埒な劣情を抱く元凶たる邪竜を退治すべく、聖なる蕾の一撃をお見舞する。

 

 さらに、たわわに実る神聖なる果実をぶつけて、追い打ちをかけるのも忘れない。

 

 ───────はぅぅ!? えっ!? い、今……ちょっ!? ええーっ!? ふぁっ!? こ、これが、噂に聞く、おっぱいちゃんでありますか!? 

 

 近衛騎士団内では、名誉騎士団長のイングリスのことを『おっぱいちゃん』と呼ぶ不届き者が騎士アカデミーにいることがまことしやかに噂されていた。

 

 実際にイングリスを知る者からすれば、さにあらん、と神妙に頷いていたりもした。

 

 前をイングリス、後ろをラフィニアに挟まれるこの近衛騎士は、巨乳派よりは、美乳派のため、ラフィニアのほうの乳を好んだが、実際にイングリスのおっぱいちゃんを実感した今、それは、とんでもない誤解だった。

 

 ラフィニアへの愛がぐらぐらと揺らぐのを近衛騎士は心でメドヘン泣きしながらどうしようもなかった。

 

 そんな瀕死に近い近衛騎士は、哀れ、イングリスから情け容赦なく、霊素弾(エーテルストライク)を2発もぶち込まれることになる。

 

「おやおや、ラニへの愛はそんなもので揺らぐのですか?」

 

 イングリスが上目遣いでまるで娼婦のような眼差しで、ぺろりと唇を舐め、近衛騎士の下半身に己の下腹部をぐりぐり♡と押し当てて来たのである。

 

 ──────ああっ! イングリス殿ぉッ!! 己の不明を恥じるばかりでありますっ!! 

 

 近衛騎士は、呆気なく趣旨替えしてしまう。

 

「んんっ♡」

 

 イングリスは、己の繊細な器官から伝わる、近衛騎士の器官の更なる肥大化に、目的を成し得たことに満足するとともに、着衣越しの性器同士の接触による、前世/今世を通して始めての性的な快楽に驚嘆するとともに、『雌(メス)』としての本能の疼きに戸惑いを隠せずにいた。

 

 ラフィニアもレダス団長の時にこのような状態になったのかと思うと多少は互いに意識し合っても仕方のないことだとイングリスは思い直した。

 

 このような痺れる甘い疼きは、本来は特別な関係のみ共有されるべきものだ。

 

 しかし、これは吊橋効果の一種に過ぎないため、それを忘れなければ、溺れることはない──────はずだ。

 

 そんな生理現象が深層心理へ及ぼす分析をしながらも、イングリスは、無意識に近衛騎士に色目を使い、誘惑していた。

 

「あ……クリスもコレ♡しちゃったのね♡」

 

 ラフィニアが近衛騎士の腰を背後から押して、その下半身の一部を従姉妹の敏感な一部にぐりぐり♡と押し当てる。

 

「おおぅ!!!!」

「んんっ♡♡ラニッ♡♡」

 

 突然の刺激に近衛騎士もイングリスも思わず声を上げてしまう。

 

 近衛騎士は、まさか、あの天真爛漫、溌剌な健康的な美少女がそのようなことをしてくるとは思わず、さらなる怒張を果たす。

 

 イングリスも従姉妹の悪戯にしては、悪戯のレベルを超えた、性的な悪戯に叱らなければと思う一方、第三者からこのような性的な刺激をもたらされる、倒錯的な行為に興奮を覚えていた。

 

 ラフィニアが近衛騎士の耳元で囁く。

 

「ちなみに、わたしは、レダス団長にコレ♡されちゃったよ♡」

 

 ぐりぐり♡

 

「おおぅ!!!!」

「ああんっ♡♡」

 

 あのラフィニアの淫靡な声音に近衛騎士は今にも果てそうだった。

 

「って、違うでしょ! ラニの方からしてたよね!?」

 

「あっ♡そうだった♡あはっ♡」

 

「ッ……!?」

 

 衝撃的な事実だった。

 

 ────────まさかラフィニア殿の方からこのような淫らな行為をしていたのでありますか!? 

 

 明るい健康美少女が実は妖艶な淫乱美少女だったギャップに近衛騎士は、ついに限界を迎えて──────

 

 

「あ、あの……こ、これ以上は……そ、その……大変なことになるであります……!!」

 

 

「あっ!! ごめんなさいっ!!」

 

「きゃっ!! わ、わたしったらっ//////」

 

 近衛騎士から飛び退く美少女2人。

 ちなみに、謝ったほうがラフィニアである。

 

 

「なんと言っていいのか分かりませんが…………めくるめくひとときをありがとうであります……!!」

 

 近衛騎士が前を手で押さえながら頭を下げる。

 

「あはは、そのためにハグ会なので、喜んでもらえて何よりです」

 

「もはやハグを超えているような……汗」

 

 どこか天然の入ったラフィニアの発言にイングリスは顔を引き攣らせて突っ込むが、

 

「英気を養えて何よりです。『また』のお越しをお待ちしていますね」

 

 と手を振って近衛騎士を見送ったのだった。

 

 

 

 

「ふぅ……これでやっと2人目……あと何人かな?」

 

 ラフィニアの質問に気配の読めるイングリスは外を見ることなく正確に答えられるが今はそれが当たってなければよいと思っていた。

 

「外覗いてみる?」

 

 もしかすると、外れているかもしれない。

 

「うん」

 

 ラフィニアを誘ってそっと外を見ると……

 

 ブースの前に前屈みの男たちがずらっと列をなしていた。

 

 その数─────────────100人は優に超えていた。

 

 ハグ会場は男性客への配慮から外から見られないように垂れ幕で四方が覆われている。

 

 最後列にレダス団長と近衛騎士がひときわ股間を膨らませて並んでいた。

 

 腕試しのように何度でも挑戦できるようだ。

 

 イングリスとラフィニアは見つめ合い、

 

「やりすぎないようにしようね、ラニ」

 

「それはこっちの台詞よ、クリス」

 

 不毛な応酬を経て、ブース内に戻り、3人目のお相手をしたのだった。

 

 

 

 

 

 イングリスとラフィニアは知る由もないが、ハグ会場の入場には年齢制限が設けられ、20歳以下は別の会場に案内されていた。

 

 そのことを知ったユアは神妙な顔で、ミリエラ校長に、イングリスとラフィニアがハグ会をする嵌めになったのは、自分のせいと、少しでも役立てるように、助っ人を申し出たが、配属されたのは、イングリスとラフィニアと同じ会場だった。

 

 急遽新たなブースが設営され、ユアとのハグができるようになった。

 

 イングリスとラフィニアブース前に並ぶ後方側の男たちは、新設ブース前に姿を見せた美少女ユアに、そっちのピンク髪でもいいかとぐらりと心が揺れるが、どこか色気の少ない眠たげな表情に残念さを感じて、男なら初志貫徹、おっぱいちゃんに浪漫を託すべし、と列を乱すものは少なかった。

 

 そう。

 

 少なかったが、何人かいたのである。

 

 その何人か、というのが、腕試しでユアと対戦した相手である。

 

 すんごい美少女と残念美少女の場合、たいていは、すんごい美少女に靡くが、そこに、接点のあり、なし、を付加すると、その限りではなくなる。

 

 会えない銀髪巨乳美少女よりも、会えるピンク髪貧乳残念美少女である。

 

 眠たげで無感情なところが刺さる一部の好事家もいるにはいるのであるが……

 

 ユアは、自身のブースに並んだ者たちを一瞥して、どれもたいした実力のないことを確認すると、ブース内にあるベッドに横たわるとすやすやと寝たのである。

 

「ユアちゃん、一人目行くわよ〜」

 

 ミリエラ校長の声とともに1人目の男が現れるが、ベッドで寝息を立てるユアに驚いてしまう。

 

 ちなみに、このブース内にも、ミリエラ校長の玩具が棚に並んでいる。

 

 冗談なのか本気なのか、使用料を記載の上で……

 

 それにも男はギョッとしながら、ベッドの上の壁の張り紙の存在に気づく。

 

 そこには─────────

 

 こう書かれていた。

 

 

『よわよわ雑魚オスのみなさんへ 気持ちよく寝ているので起こさない程度にハグしたらとっとと出てって by ユア』

 

 

「………………」

 

 

 1人目の男は、仰向けで寝息を立てるユアに、ごくりと唾を飲み、靴を脱いで、覆い被さった。

 

「ううん……」

 

「ッ……!?」

 

 悩ましげな声を立てるユアに男は腕と脚で体を浮かした状態で息を飲みつつも、なんとか起こさなかったことに安堵して、再び体を沈めた。

 

 眠る美少女に抱きつける、日常ではあり得べからざる状況に男はこの選択が大当たりだと心で快哉を叫ぶ。

 

 下半身の膨らみをユアのあそこにつんつんと当てたり、ちっぱいに胸をあてたりした。

 

 もちろん、着衣越しだ。

 

 男は凄まじく興奮し、強く腰を押し当てたくなるが、これ以上は起こしてしまうおそれがあり、心拍をドキドキさせながら、断腸の思いで、ユアから離れると、二拍一礼して出ていった。

 

「二人目〜」

 

 と、二人目が現れるが、一人目同様にブース内に目を剥くが、寝息を立てるユアに酷く興奮した。

 

「…………?」

 

 何やらメモが落ちていた。

 

 そこには、一人目の男がユアに行った行為が書かれていた。

 

『───────までしても起きなかった。これを読む、冒険者たちよ。ともに協力して、黄金郷(エルドラド)を目指そうではないか by 夢追い人』

 

 二人目の男はその熱い想いをたしかに受け取った。

 

 さて、お尻を撫でてみるのはどうだろうか? 

 

 さて、服越しにおっぱいを触ってみるのはどうだろうか? 

 

 さて、おちんぽを取り出して、視姦してみてはどうだろうか? 

 

 さて、ブラウスのボタンを外してみてはどうだろうか? 

 

 さて、スカートをおろしてみてはどうだろうか? 

 

 さて、こちらは素っ裸になって、下着姿のユアちゃんに抱きついてみてはどうだろうか? 

 

 さて、おちんぽをぐりぐり♡と当ててみてはどうだろうか? 

 

 さて、ブラをずらしてみてはどうだろうか? 

 

 さて、おっぱいを直に触ってみてはどうだろうか? 

 

 さて、乳首をしゃぶってみてはどうだろうか? 

 

 さて、乳首をしゃぶりながら、パンティの割れ目に勃起剥け生おちんぽをぐりぐり♡と擦ってみてはどうだろうか? 

 

 さて、パンティをずらして、指でくぱぁ♡してみてはどうだろうか? 

 

 さて、ローターを乳首に使ってみてはどうだろうか? 

 

 さて、ローターをクリトリスに使ってみてはどうだろうか? 

 

 さて、オナホを股に挟んで、乳首しゃぶりながら、腰をヘコヘコしてみてはどうだろうか? 

 

 さて、おくちに勃起剥け生おちんぽをぶっ刺して腰をヘコヘコしながら、ロリまんこを電動ディルドで絶頂寸前まで火照らせてみるのはどうだろうか? 

 

 さて、火照りまくったロリまんこをほっておいて、アナルに浣腸して、開発調教してはどうだろうか? 

 

 さて、アナルビーズを突っ込んだ状態で、乳首クリローター固定して、股にロリオナホを挟んで腰をヘコヘコ振りながら、口に舌を突っ込んで、ユアちゃんのロリまんこを焦らしまくってはどうだろうか? 

 

 さて、棚の奥に隠してあった注射器をユアちゃんの腕にぶっ刺して、注入してはどうだろうか? 

 

 さて、ブースに入ると、ユアちゃんが、全裸土下座で、媚を売りながら、ロリまんこをくぱぁ♡して、「このよわよわ雑魚メスロリまんこにおじさまたちのぶっとくて逞しいおちんぽ様をぶち込んでくださいませぇ♡」と雌豚肉便器奴隷契約を申し出たので、勃起剥け生おちんぽの先っぽにキスさせて、契約を結んではいかがだろうか? 

 

 イングリスとラフィニアのブースに並ぶ長蛇の列と比べるとささやかな人数であるが、彼らは想いを一つに、『ユア攻略』に挑む───────!! 

 

 って、やりすぎぃいいいいいっ!!!! 

 

 

 

 

 

 ちなみに20歳以下の青少年の相手を務めるのは──────ミリエラ校長だった。

 

「ボクたちー、ミリエラお姉さんとイイコトしましょ♡」

 

 蝶メガネをした黒髪ロングのボンデージを纏った女王様姿のミリエラを目にした青少年たちは、

 

「「「「「「「「「ひぃいいいいいいいっ!!!!!!」」」」」」」」」

 

 悲鳴を上げて、逃げていった。

 

 会場にはミリエラしかいなかった。

 

「コンチクショ────ッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






 イングリスとラフィニアのブースは、お客さんが来れば来るほど、サービスが充実していきます。


 途中からヴェネフィクの皇女も参加したり、100人突破2週目突入記念に白ビキニ姿で二人が出迎えてくれたり、ミリエラ校長が黒ビキニパンツを男たちに販売したり、ローションプレイや、すっぽんぽんになったり、エッチしたり、すっかりメスと化したイングリスが乱交パーティーとなるように誘導したり、ミリエラ校長も参加したり、ラファエルやウェイン王子が乱交会場に現れたり。



ラフィニア「ねぇ、おじさん、おにいさん、どのブースに並ぶの?今なら…………わたしとクリスでゴニョゴニョ……♡」、イングリス「なにわたしも巻き込んでるの!?……でも、ラニだけにやらせるわけにもいかないし……ほら、早く脱いで……あっち行こ♡(ベッドを指差す)」

  • ①いえ、けっこうであります!
  • ②もちろん、イングリス殿とラフィニア殿の
  •  ブースに行くであります!
  • ③ユアちゃんのブースに並ぶであります!
  • ④ミリエラ校長のブースに並ぶであります!
  • ⑤二次創作するであります!
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