もしリムルが仮面ライダービルドが好きで性欲が強かったら? 作:鋼色
肉を食べ、酒を飲み……騒ぎに騒ぎまくった。
勝利への余韻ではなく、敗北した悔恨でもなく、ただ仲間ができた事への喜び。
自分と同じように騒げる事への喜び。幸せを分かち合える事による喜び。
それは多くあって困るものではない。今も、昔も、未来も。
みんなを見ていると、どこか微笑ましい気持ちになる。
心が温かくなるというか、見守りたくなるっていうか、頭を撫でたくなるっていうか。
リーダーになるっていうのはあんまり得意じゃなかった……だけど、今ではみんなの主君になれた事が少し嬉しい。
「リムル様…?」
「っ、ハルナか。どうした?酒飲んで倒れている奴らの介錯は不必要か?」
「お酒を飲みまくって倒れている人なんて放っておきます。倒れているか様が多すぎなんですよ…。ゴブタくんやリグルド村長、アンナさん、クロガネ族長、ランガくん、リーラちゃんだけですよ。倒れていないのは」
「幸せは、判断という名の牙を遅らせる。そう辛辣になるなよ」
「幸せ……」
「あぁ……幸せだ」
「なら、私も判断を間違えても良いですか…?」
片手でチビチビとお酒を飲んでいれば、背中からハルナの声と柔らかい感触が襲ってくる。
魔力感知を作動しているせいで、胸を押し付けているのだと分かってしまう。頬を赤らめながら、勇気を持って行動した事が分かってしまうんだ。
動揺で思考が揺らぎそうになってしまいそうになるが、思考加速で揺れる思考を平常に戻す。
今にも限界突破しそうなチンコを理性限界で抑えつつ、冷静に口を動かす。
「一定数の者たちは、俺に恋情という名の好意を抱いている。それは、知っている」
ミカから聞いたからな。
「きっと…いや、確実にお前たちは一番にはなれない。盟友から託されて…最愛を抱いているのがミカ・テンペストという女だ。何があってもそれに変更はない」
「それでも……それでもお前が、ハルナが俺を愛すと言うならば、俺もそれに応えよう」
「私は……それでも、リムル様を愛します」
その言葉に……頭の中でミカの言葉が再起する。
『今日色々と誘われるだろうけど、それ断らなくて良いから。王には妾とか第二第三の妻とか必要だろうし……義理とは言え、暴風竜ヴェルドラの娘が惚れた男だよ?そのぐらい偉大じゃなきゃ困る』、と。
元普通のサラリーマンの嫁にしては随分器の広いこと。
バチが当たっちゃうんじゃないかってぐらい良い女だよな。
ミカへの感嘆を心の隅に置きつつ、口から酒を離す。
「……ハルナ、俺の横に来い…」
「は、はい」
緊張しているのだろう。言葉は固く、動きはぎこちない。
まるで一昔前のロボットを思わせるテンポの遅さにケラケラと笑いつつ、ハルナのヒップを掴む。
強くがっしりと掴む、というよりかは尻の柔らかさを感じるのための掴み方だ。
「……っ、は、ぁ…❤︎」
「……」
俺、まだ『性欲者』発動させてないんだけど。
敏感という言葉で覆ったとしても完全不可視にはできない領域にまで来ているぞ。
目を横にそらせば、ハルナが真っ赤な顔で言葉をポツポツと送り出す。
「私、昔から憧れてたんです。幼い頃から人の国から王子様が登場する童話を聞き続けてて、見続けて。もし、現実に王子様のような人が現れたらって。そんな人にもし貞操を捧げられたらって。そんな時、負担にならないように捧げれるようにするために………じ、い……し続けてたんですけど、どうもし過ぎて敏感になっちゃってるみたいで……す、すみませんリムル様。面倒くさいですし気味悪いですよね。未来の王子様のために続けてたなんて」
「そりゃ残念なことだな。俺は王子様じゃない。欲に自由で、女の子が大好きで、可愛い女が俺の手で鳴いている事に興奮を覚える王様だ。悪いが、俺はお前のために王子を偽り続けれない。そんな俺でもいいなら、今すぐ俺を愛せ。幸せそうな顔でキスをするがいい」
王子様を待ち続けているハルナの事は愛らしいと感じた。そして、俺のことを王子様と
ぶっちゃけ言うと、さっき言っていた言葉が全てだ。俺は王子様って気質でもないし、
だから突き放す。
解釈が違う状態で愛し合っていてもそれには幸せには至らない。
キスをしたら本格的に妻に迎える。キスをしなかったら…………まあ、残念だが、手放すことになるだろうな。
こんな極上の体を味わえないのは心苦しいが。
「リムル様っ!」
ハルナの唇が迫り、接触する。常時プルプルである俺の唇とは違う、確かに生きていると感じさせる熱く瑞々しいハルナの唇。
ミカの唇が未だ成長途中故にある若さだったとしたら、これは熟した甘い果実。実際に甘い味がする訳ではない。フルーツのような甘い香りが漂う訳ではない。
ただ、感じるのだ。酸い思いも辛い思いも苦い思いも知り、それでも尚前を向こうとした者の姿を。
幼いながらも周囲を引っ張るゴブリンは感じていた、思っていた。全ての面で頼りになり、全て自分の力で解決できる王子よりも………
何でもはできないから人に頼る。頼ったら、今度は自分が頼られる側となる。その循環を大切にできる優しい人が欲しかったと。
自分の抱えている物を少しでも一緒に背負ってくれる人が欲しいと。
「リムル様……!リムル様!どうしてアナタ様はそんなにも美しく、格好良いのですか……」
「だから俺は好き勝手に動いているだけだっての。でもまあ、それがハルナの琴線に触ったみたいだな。それじゃ………キャパオーバーするまでイチャイチャしような……?」
無音に等しい深夜、城の屋上ではハルナと俺がキスを続けていた。
胡座をかいた俺の足にハルナが座り、一方的にキスが降るのを待っている。
頬にキスをするとむず痒そうにもゾッと動き、耳にキスをすると快楽を堪えられないかのように震える。唇にキスをするとまるで「これを待っていました」と言わんばかりにとろけた顔を披露してくれる。
ミカはキスに関してはある程度耐性ができていたが、ハルナは全然だな。楽しいこと、気持ちいことが自慰ぐらいしかない環境だったんだ。こうなるのは必然ってところか。
「ハルナはいい匂いがするな。エクストラスキルか?」
「んっ、は、……はい。エクストラスキル『魔香』です。同性、異性、中性の鼻腔に好意的な匂いを付与します」
「なるほどなぁ……。それは、大変素晴らしいことで」
褒められて照れているハルナに微笑みを浮かべつつ、雑に隠されている胸に手を伸ばす。獣の毛皮で出来た服をズラし、緑色が僅かに混ざった肌を露出させる。
ミカとは別の大きい乳と自慰によって出来上がったプックラとした乳首。殿方には特に隠さなければならない乳房を露出しているのに恥ずかしさを感じているようだが、隠そうとはしていない。
心に確かにある
人を愛すゆえの献身ほど美しいものはない。それを体験できるとは、俺も幸せ者だ。
「おっぱいを誰かに触らせたことはあるか?」
「いえ……父も母も魔物との戦いで散りました。乳を触るのは、リムル様が初めてでございます」
「なるほど」
「いっぱい可愛がり、初めての暖かさを教えてください…」
愛おしさマックスな言葉を吐くハルナに対して激烈な情熱が宿る。
王として余裕がある触れ合いを意識しているが、一瞬意識が飛んで襲いそうになった。
危ない危ない……。
「乳での自慰はしたことがあるか?」
「っふ、は、ぅあ、はぅ……❤︎ありま、せんぅ…❤︎ちく、び、だけです……」
「ふむ………それにしては感じているな。触っているのが俺だからか?」
我ながらがキモい質問をしていると思うが、ハルナは受け入れてくれた。顔を真っ赤にしながらこくりと頷いた。
あー、どうして俺の伴侶はこんなにも愛らしいのだろうか。ミカもハルナも可愛い顔をしているが、見た目だけでは語れない魅力がある。心の底にある魅力というものが胸に刺さる。
衝動的に動きそうになるのを下唇を噛んで抑えつつ、柔らかい乳房を堪能する。
前世の童貞時代からは考えられなかった体験につい微笑みが漏れてしまう。前世の俺に童貞卒業した女とは違う女の乳房を揉んでますって言ったら驚くかな。衝撃的すぎて信じられないかもしれないな。日本人の観点から見れば浮気をしているようなものだしな。結魂しているから不倫に当たるのか?
「っく、ぁ、んぅ❤︎リム、るさま……あのもう少し乱雑に触ってくれても……」
「なに?もっとガシッと、思いっきり掴んで欲しいの?乳首とか色々引っ張って欲しいの?グリグリして欲しいのか?」
「いぇ、そういう、訳、では……」
「嘘こけ。瞳が思っきり蕩けてるじゃねえか。欲しいんだろ?王様っぽく自分勝手に動いて欲しいんだろ?こんの……
「…………❤︎」
「心の底から喜んでるんじゃねえよ」
ミカはスキルでマゾに墜としたようなものだが、こっちは最初っからのマゾかよ。
俺が配慮してやさしーく接しているってのに、伴侶様はメチャクチャをお望みかよ。
……はは、お望み通りメチャクチャのグチャグチャにしてやるよ。
「ぅ゛っ、はぁ、ひぐっ❤︎いき、な、ぁあ゛っ!?❤︎」
「あらあら。全力で喘いじゃって。マゾゴブリンは乳首を引っ掻かれて気持ちよくなっちゃうのか?」
「はっ、はっ、はっ………」
「良いんですかぁ?大好きで愛を抱いている主君の目の前で無様ん気持ちよくなっちゃって」
「だめぇ、ですぅ❤︎❤︎」
「なら耐えなきゃだろ?ほら、今から乳首カリカリするから頑張れよ?」
両乳首に人差し指を置き、爪を出す。一番ハルナが悶える微妙な範囲だ。
「まっ……」
ハルナの肩に顎を置いて、敏感な耳元で囁く。
「カリッ❤︎」
意識して出した甘さを含んだ言葉と爪が快楽に向かい、
「ん゛ぁぁ゛っ!❤︎❤︎むっ゛、い、ぁはぁ!❤︎❤︎」
「盛大にイッたな……。まあ別に筋するのは簡単だから良いんだど…………あんまりうるさいと下の奴らが起きるかもな?もしかしたら、元々起きている連中には聞こえているかもな?」
「……!?」
そんな言葉を聞いたハルナさんは急いで両手で口を塞ぎました。
まあ、今更無駄だとは思うけど。今起きている大体は嬉々の軍団の軍団長だし、それ以外も聴覚、嗅覚面で優れている『
今頃あいつらは「致してるなあ」と思いながら話していると思うぞ。
…………あ、アイナが我慢できなくなってリグルドを連れ出して部屋に行ったz。そうだよな、アイツら仲のいい夫婦だもんな
人が幸せそうにやっているのを見ると自分たちもヤリたくなるよな。
「さぁて、ハルナはどれほど快感に耐えられるかな」
ミカと性行為をした時のように体からスライムを出し、ハルナの腕を拘束する。
マゾっぷりを全開にしているハルナを見ていると、こっちもSっ気が解放されてくる。
「楽しみだな、ハルナ」
嘘っぽい笑顔で、俺はそう言った。
ハルナさんって可愛良いよね。
あ、タグに「別作品のヒロインを持ってくるかも」を追加しました。
雄ゴブリン
『
リグルとかがこれ
雌ゴブリン
『
アイナさんだったりハルナさんだったりがこれ。
ちなみにミカも進化しているんですけれども………その種族は後ほど。