※この作品はR-18です。

遊戯王 アクメシア   作:レルクス

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第3話 タッグデュエル

「ここが私のクラスね」

 

 アクメシアは中等部と高等部に分かれている。

 

 ただし、入学式で美織が『本当のアクメシアへようこそ』と言っていた通り、中等部と高等部はまるで別物だ。

 

 どれくらい違うかと言うと、アクメシアの高等部があるのは『人工島』であり、中等部があるのは人工島に向かうための『港町』に存在するほど。

 

 圧倒的な資金と資源。そして政治力とデュエル力を兼ね備えた怪物機関がアクメシアである。

 

 生徒手帳を読んでみると、どうやら教員ではなく『生徒会』にかなり大きな権限があり、実技試験で生徒会のメンバーが指揮を執っていたり、教師は誰を雇うのかも生徒会が決定している。

 

 それほどの学校だが、クラスが設定されている。

 

 強制的に他人と触れさせるカリキュラムが組み込まれており、『新しい刺激』をしっかり得ていくため、そのような形にしているようだ。

 

「高等部1年1組。狂華もか?」

「凛音……その通りよ」

 

 機能知り合った凛音が後ろから来て狂華に話しかけてきた。

 

「まっ、流石に0組じゃねえわな」

「0組って?」

「ああ……各学年の特待生クラスだよ。校舎はアレな」

「ん?」

 

 廊下の窓から外を見る。

 

 そこには、超高層ビルがそびえたっている。

 

「……何あれ」

「特待生校舎だ。50階建てで、中等部も特待生はあのビルに入るらしい」

「へぇ……」

「基本的に、アクメシアは三年間、クラスメイトが変わらないけど、一定の水準を超えると特待生になる。その時だけはクラス替えになるらしいな」

「こんな意味不明な予算をかけてそうな学校で特待生ねぇ。一体何をしてるのやら」

「イきまくってんじゃねえか?」

「間違いないわね」

 

 エロデュエリストを養成する学校なのだ。

 

 当然、生徒たちはイきまくっているに決まっている。

 

 ★

 

 一クラス24人。

 

 それがアクメシアの構成である。

 

 教室は普通の教室よりもむしろ少し広いくらいだが、人数としては少ない。

 

 ただしその反面、この学校はクラスの数がとても多い。

 

 教員の数をとにかく確保することで成り立つその方針だが、クラスの中も少し特徴的だ。

 

 横四列で前後六人。

 

 ただし、教室の左右に二列ずつ用意し、教室の『中央』を開けた形となっている。

 

「不思議な並びだけど……まあいいか」

 

 狂華は椅子に座る。

 

 隣には凛音が座った。

 

「皆さん。お待たせしました」

 

 ドアを開けて入ってきたのは、一人の若い男性教師だ。

 

 微笑を浮かべ、スーツを綺麗に着用し、黒髪を短く切りそろえている。

 

「これから三年間。皆さんにデュエルを教えていく『進藤壊(しんどうかい)』です。みんなよろしく」

 

 進藤壊。

 

 入ってきたその教師を雰囲気を一言で言えば……線は細く見えるが、強い。

 

「進藤壊って……第二ハウンドのOBだよな。卒業後は、塾講師になったって聞いたけど」

 

 凛音はその名前を聞いて、彼について思い出した。

 

「凛音さん。よく知っていますね」

「そりゃぁ……進藤先生がいた時、第二ハウンドは最盛期って言われたくらいだぜ?」

「はは、その点は、過小評価と自分では思いたいんですが……僕のことはともかく、これから三年間、育てていくことになりました。この学校は、担任教師への負担を少なくするシステムが揃っています。私に挑みたいという場合は、いつでもお受けしますよ」

「……へぇ、強いの?」

 

 狂華は目を細めながら、挑発するように言った。

 進藤はそんな狂華の眼を見て……。

 

「教師用のデッキと、私物の二つを持っていますが……アクメシアの教師を務める最低条件を聞いたことは?」

「ないわ。そこは興味ないし」

「教師用のデッキで、入学したての、『あなたたち全員に勝てること』です」

「んなっ……」

「もちろん、私は皆さんとデュエルしたことはありません。ただ、生徒会は、私が皆さん全員を倒せると考えている。これは事実です」

「……まあ、今は、それで納得しておくわ」

 

 狂華はため息をついた。

 

「さて、アクメシアは、入学して次の日から、授業があります。学校が支給したデュエルディスクに教材データが入っているので、立ちあげてください」

 

 進藤は微笑を深くした。

 

 ★

 

 進藤の授業。

 

 といっても、ガチの基本から始めても仕方がない。

 

 それ相応の実技試験をクリアしてきたものが多いのだから、求められるのは応用だ。

 

 ただしその中で、『全員にメリットがある応用』とはなんだろうか。という指摘はある。

 

 アクメシアとしては、『デュエリストのステージを一段階上げるようなもの』と暫定している。

 

 そのうちの一つとして……。

 

「意外に知られていないエロデュエリストにとって重要なこととして、『自分に適したカードを選ぶ』というものがあります」

「え、どういうこと? デュエリストって、全員が、『コレだ!』って思うカードでデッキを組んでるでしょ。理論でガチガチに組み上げろってこと?」

「まあいわゆる強いデッキというのは、しっかりとした理論で構築されているので、それを使って学ぶことは重要ですが、今回の場合は違います」

 

 進藤は電子黒板に2枚のカードを表示する。

 

「右のカードは、『スライムの苗床』という魔法カードです。スライムトークンを任意の数出すことができ、1枚につき、200のダメージを受けます」

「ふーん」

「左のカードは、『スライム大氾濫』と言う魔法カード。ライフ1000ポイントをコストに、こちらはスライムトークンを可能な限り特殊召喚するカードです」

「ってことは、5体のトークンを用意する目的で使うなら、まったく同じカードってこと?」

「その通り。任意で数を選べたり、ダメージなのかコストなのかの違いがあったりと、『差』はありますが、そもそもこの手のカードは1体でも多く出して、それを元に展開していくことがほとんどなので、そこの違いもあまり気にする必要はありません」

 

 狂華はここまで聞いても、授業の意図がわからないようだ。

 

「では狂華さん。この二枚のどちらかを使う場合、どちらを使いますか? ただし、自分のデッキに、ダメージに反応するカードはあまりいれていないとします」

「……ダメージに反応するカードが少ないなら、別に『苗床』を選ぶ意味はないわよね。でもだからといって大氾濫にする意味も……」

 

 唸る。

 

 そう、どっちも変わらない以上、『どちらを選ぶか』と言われても困るのだ。

 

「手に入れやすい方とか? カードを作ってる会社によっては、一枚のカードの値段も違うし、それくらいじゃない?」

「デッキを組むときの予算が決まっているならそれで構いませんが……もう一つ、重要な点があります」

「重要な点?」

「スライムがどうやって出てくんのかだろ? エロデュエルにおいて、ダメージを受ける。ライフを払うって行為には、それ相応の『演出』があるからな」

「凛音さんの言う通りです」

 

 進藤は頷いた。

 

「加えて、失うライフが同じであっても、数値と快楽の量が同じとは限りません。加えて、場のカードとの相乗効果も考える必要があります」

「まぁ、そうよねぇ……」

「皆さんは自分を刺激するカードを用いる側のデュエリストです。言い換えれば、自分のカードと相手のカードによる快楽が想定を超えると、思うようなデュエルができない場合があります。エロデュエルは、『気絶』によって続行不可能となった場合は敗北です」

 

 進藤は、教室にいる24人を見渡した。

 

「デュエルモンスターズの基本は、4000ポイントのライフを削り合うもの。しかし、デッキ切れや『気絶の回避』など、高度なデュエルになれば、重要な点はいくらでもあります」

「要するに?」

「要するに、ライフもデッキも狙わず、皆さんの体を狙う。そう言うデュエルもあるという事です」

 

 快楽が許容値を超えるからこそ、人間には『気絶』という状態がある。逃げ道がある。

 

 しかし、続行できない状態に陥ったなら、それは敗北だ。

 

 ライフ。デッキ。そして自分の体。

 

 淫らになるのは求められることだが、『蹂躙』されることは、あってはならない。

 

 ★

 

「凛音は、気絶負けってどう思う?」

「なんだ急に」

 

 アクメシアにおいて、授業は四時間目、午前中だけで終わる。

 

 今は必要な理論が多いため『座学』になるが、デュエルに必要なのは『経験』ということで、実戦だったり、特殊なイベントに参加する場合もあるようだ。

 

 しかし、それは『まだ先』の話である。

 

 授業が終われば放課後。

 

 狂華は凛音を連れて歩いていたが、授業で思うところがあったのか、凛音に聞いた。

 

「別にいいんじゃね? 自分が思い描く戦術を発揮した結果、女が気を失って、その女は負ける。それだけだぞ」

「うーん……」

「気絶した後、起きるまで待つのが『多数派』になれば、気絶したら負けってルールも変わるだろうさ。ただ、今はそうじゃない。それで、オレは良いと思う」

「多数派。か……」

「ちなみに、アクメシア、ハウンドに関わらず、『部活動』や『愛好会』はいつでもデュエルディスクでリストを見れる。確認すれば、どこまで追い詰めたら女性が気絶するのかっていうのを研究してるところもあると思うぞ」

「そんなのがあるの?」

「あー、そのー……」

 

 凛音は『どう説明したものか』と思っていたが、少し考えて……。

 

「そもそも、気絶まで追い込むっていうのは、デッキパワーも戦術も研ぎ澄ましたもの。しかも、ライフでもデッキでもなく、『体』だからな。相手を屈服させるという意味もあるんだ」

「相手を気絶させることが屈服……なるほど」

 

 相手の抵抗をねじ伏せて、自分の責めを押し通して、相手を快楽漬けにして気絶させる。

 

 なるほど、言われてみれば、そんな敗北をすれば『屈服』という言葉も見えてくる。

 

 デュエリスト本人の体格は関係ない。

 

 必要なのは、自分の思い通りにするという、その傲慢さだけだ。

 

「おい、新入生ども! 俺がデュエルで勝ったら、性奴隷になってもらうぜ」

「!」

 

 狂華は声がしたほうを振り向いた。

 

 端的に言えば……二人のアクメシア生徒を、大勢の男子で囲っている状態である。

 

 囲っている男子生徒側のリーダーだが……ちっちゃい。

 

 痩身矮躯。といって過言ではないものだ。

 

「うーん。性奴隷かぁ。ボクとしては、裸でギチギチに縛られて、いろんな角度からカメラで撮影とか、されたい気持ちはあるけど」

「期間が決まってない性奴隷契約で興奮すんな!」

 

 アクメシア生徒側だが……制服の特殊度はなかなか高い。

 

 ギチギチに縛られたいと言っているボクっ娘は、茶髪のボブカットが似合うダウナー系美少女で……制服がシースルーである。

 止めるべきボタンはしっかりとめているのに、胸は大きくスタイルが良いため、かなり煽情的だ。

 

 そんな少女に突っ込んでいる側も、なかなかの特徴。

 身長二メートルはありながら、Iカップもありそうな、まさしく『暴力的』なスタイル。

 

 そんな体を、チューブトップブラと小さめの上着、そして丈が短いスカートだけで包んでいるため、ほとんど肌が見えている。

 

 ……どちらも制服の改造具合いが凄まじく、綺麗な肌がよく見えるが、片方はしっかり着ていて片方はほぼ脱いだような、なんだかアンバランスな二人組だ。

 

「アイツら……見世物悦子(みせものえつこ)と志々目(ししめ)累(るい)だな」

「え、知ってるの?」

「クラスメイト……っていうか、授業中、後ろの席に座ってたぞ」

「あんなに濃いのが後ろにいたの?」

「ああ、いた」

 

 どちらかと言うと、狂華の方が、周りに興味がなさすぎる。

 

 あと、狂華も『濃い』方だが……まあいいか。

 

「で、君は、ボクと累の、どっちとデュエルするの?」

「フンッ! 少し待て、あとちょっとで……」

 

 ちっちゃい男子生徒がそう言ったときだった。

 

「おい、倫太郎(りんたろう)。良いエモノはいたか?」

「あ、敷島さん。いましたよ!」

 

 後ろから声をかけてきたのは、身長は180センチはあるだろう男子生徒だ。

 

 耳にピアスをつけて、制服にジャラジャラしたアクセサリーをつけており、なかなか前衛的である。

 

「んー……ほう、なかなか上玉だなぁ。ククク、この学校のスカウト班は本当にいい仕事するやつばっかりだぜ」

 

 敷島はそう言って、悦子と累を嬲るように見る。

 

「ふーん……そっか、で、ボクの相手はどっちかな?」

「タッグデュエルだ!」

 

 敷島はデュエルディスクを構えた。

 それにあわえて、倫太郎も構える。

 

「おい、お前たち! 第一ハウンドのエースである敷島さんがデュエルをしてくださるんだ。さっさと構えろ!」

「そういうことか……なら、悦子。やろうか」

「ん?」

「一対一が二つなら、悦子の方がどうなるか心配だけど、タッグデュエルなら私がついてるからな」

「へぇ、累って自信あるんだね……ボクもだけど」

 

 悦子と累もデュエルディスクを構える。

 悦子のデュエルディスクだが、カードが仮想タイプになる最新式のようだ。

 

 ただ、着ているのがシースルーとはいえ、デュエルディスクまで、内部機構がよく見えるスケルトンタイプにする必要はなかったと思うのだが……。

 

 エロデュエリストのこだわりはよくわからない。

 

「「「「デュエル!」」」」

 

  悦子& 累 LP4000

 倫太郎&敷島 LP4000

 

「先攻は譲ってやるよ」

「へぇ、なら、私のターンからだ」

 

 累の先行。

 なお、累の次が敷島だが、敷島のターンから攻撃可能だ。

 

「私は手札から、チューナーモンスター『シーメーリアン・ヨーコ』を特殊召喚!」

 

 シーメーリアン・ヨーコ ATK1400 ☆4

 

 出現したのは、巨乳と巨根を持つ……繰り返す。巨乳と巨根を持ち、露出度の高いアメスクを着た男だ。

 

 その素晴らしい巨乳と巨根だが、隠す気が一切ないのか、重要な部分を露出した姿である。

 

「なっ……そのデカいのは……って、お前」

「ああ、私はシーメール。巨乳を持つ男子ってわけだ!」

「チッ、見た目は完全に女だってのに、ついてるわけか……」

「え、えっと、あの、敷島さん?」

「まあ、派閥に男の尻が好きな奴がいるし、そいつにあてがえばいいや」

 

 美少女の膣穴をチンコで蹂躙することを考えていた様子の敷島だが、シーメールであるとわかって当てが外れたらしい。

 

 とはいえ、使い道はあるようだ。流石アクメシアである。

 

 ……派閥にそういう奴がいる、というのは、その、どうなのだろう。敷島は狙われたりしないのだろうか。

 

「で、チューナー。てことはシンクロモンスターデッキってわけか。特殊召喚ってのは……自分フィールドのモンスターがいないと手札から出せるとかそんなところか?」

「そういうこった! ヨーコの効果発動。召喚、特殊召喚に成功した場合、デッキから自身以外の『シーメーリアン』モンスターを手札に加える。手札に加えるのは『シーメーリアン・ヨシノ』だ」

 

 デッキからカードが一枚出てきて、累は抜き取る。

 

「チューナーモンスター、シーメーリアン・ヨシノは、自分フィールドにシーメーリアンがいれば、手札から特殊召喚できる!」

 

 シーメーリアン・ヨシノ ATK400 ☆4

 

 出現したのは、和服を着崩して、巨乳と巨根を出したモンスターだ。

 

「お、おい、コイツ馬鹿だろ。チューナーモンスター二体じゃ、シンクロ召喚は出来ないぞ!」

 

 倫太郎が笑っている。

 

 それを見た累は、一瞬イラっとしたようだが、直ぐにニヤッと笑った。

 

「ヨーコの効果発動。このモンスターを、チューナー以外として扱う!」

「はっ?」

 

 累が宣言すると、ヨシノのチンコが消えて、とても綺麗なおまんこに変貌。

 

「股間が男性から女性に……シーメールで性転換!? 属性盛りすぎだろ!」

「光属性一色だ!」

「その属性じゃねえ!」

「私はレベル4のヨーコに、レベル4のヨシノをチューニング!」

 

 チンコが消えておまんこを晒すアメスクシーメールに、和服シーメールが飛びついた。

 

 そのまま、ずちゅっ♡ と、一気に、チンコが膣の中に消えていく。

 

『あっ、あっ、あっ、あっ♡』

『はぁ、はぁ、あ、ああいくっ♡』

 

 双方の口から、とても可愛らしい声が響き……。

 

「シンクロ召喚! レベル8『フタナライズ・シーメーリアン・ショーコ』!」

 

 フタナライズ・シーメーリアン・ショーコ ATK2400 ☆8

 

 フィールドに『シンクロ召喚』されたのは、サイバーパンクを感じさせる真っ白なぴっちりスーツを着た、あどけなさのある童顔のシーメール。

 

 ただ、胸と男根は相変わらず、その主張が強い。

 

「ここだあああっ!」

 

 倫太郎が手札のカードを使う。

 

「手札から、『暗殺ゴブリン』の効果を発動! 相手が攻撃力2000以上のモンスターをエクストラデッキから特殊召喚した時、このカードと手札2枚を捨てることで、そのモンスターを破壊する。そして、墓地に送ったモンスターのレベルが7以上なら、デッキから『ゴブリン』カードを一枚、手札に加えられる!」

「『ゴブリン』デッキ……いや、あれは歴史と開発の幅がありすぎてよくわからんな……」

「『暗殺ゴブリン』と手札2枚を捨てて……破壊してやる!」

 

 ゴブリンが出現し、ショーコに向かう。

 

「あー、残念だけど……ショーコは、戦闘と効果で破壊されないぞ」

「な、なんだそのインチキ効果は!」

 

 ショーコは手を振って、注射器を砕いた。

 

 驚いているゴブリンだが、驚いている暇はなかった。

 

 いつのまにか、ショーコの股間がつるっとしたおまんこに変わっており……ゴブリンの腰をガシッと掴んで、ゴブリンのチンコがズチュウウウッ! と入っていく。

 

『おおおおお……』

 

 ショーコの膣穴がよほど気持ちよかったのか、一回挿入しただけで、ガクガクと腰が震えて……ガクッと気絶した。

 

 どうやら……そうとうな『名器』らしい。

 

「なるほど、この効果にキレるってことは、破壊でしか除去できないデッキになってるわけか」

「ギクッ……」

「まっ、私には関係ねえ。とりあえず永続魔法『シーメール・リピート』を発動して……ショーコの効果発動! ショーコのレベルを4下げて、私をレベル4の『シーメーリアン』として扱い、シンクロ召喚を行う!」

「なっ……」

 

 ショーコが、あどけなさのある顔で累を見ると、指パチンで自身のチンコを復活させて、飛びついた。

 

 累のスカートをめくって、デカいチンコが姿を現し、優しくつかむと、累の股間が女性の物になる。

 

 そこに、ショーコは自身のデカチンを挿入。

 

「お、おおっ♡」

『あ、あっはぁ♡』

 

 必死に腰を動かして、パンパンパンパンッ! とお互いの性器を刺激し、快楽を貪る。

 

「ああいぐっ、うおおっ!」

 

 累の腰が震えるとともに、ショーコのチンコから精液が解放。

 

 そのまま、累の子宮を満たしていく。

 

「はぁ、はぁ、さあ、シンクロ召喚だ! レベル8『フタナライズ・シーメーリアン・ショーコ』!」

 

 フタナライズ・シーメーリアン・ショーコ ATK2400 ☆8

 

「に、二体目……」

「シンクロ召喚成功時、『シーメーリアン・リピート』の効果発動! 同名モンスターを素材にシンクロ召喚に成功した時、『リピートカウンター』を一つ置く!」

 

 シーメーリアン・リピート リピートカウンター 0→1

 

「な、なんだそのデッキは……」

「シーメーリアンは、自身のレベルを下げて、自分にレベルを与える。いいかえりゃ、『同名を出す』ってのが一つのコンセプトなんだろ。で……」

 

 敷島はめんどくさそうな声になる。

 

「大体、その手の特殊ギミックを持ってるカードは、厄介な効果を秘めてることが多い」

「よくわかってんじゃん」

 

 累はニヤニヤしている。

 

「つーわけで、私はカードを1枚セット。ターンエンドだ!」

「なら、俺のターンだ。ドロー」

 

 敷島のターンだ。

 

「俺は手札から、『エレメンタルプリンセス・トウカ』を特殊召喚だ」

 

 出現したのは、セーラー服を身に包んだ赤髪ツインテールの少女だ。

 

 エレメンタルプリンセス・トウカ ATK500 ☆4

 

「え、エレメンタルプリンセス……」

「こいつは、自分フィールドにモンスターがいない場合、特殊召喚できる。さらに効果発動。召喚、特殊召喚に成功した場合、手札・デッキから、炎族モンスターを特殊召喚できる。俺はデッキから『ブルブルフェアリー・ホムラ』を特殊召喚」

 

 ブルブルフェアリー・ホムラ ATK100 ☆1→4

 

 出現したのは、妖精の羽があるちっちゃい赤髪のモンスター。

 

「な、なんでレベルが……」

「トウカの効果で特殊召喚したモンスターは、効果を発動できず、ターン終了時に破壊される。が、永続効果は使える。そしてホムラの方は、自分フィールドに炎属性エレメンタルプリンセスが存在すれば、レベルが4になる」

「そういうことか」

「俺はレベル4のトウカとホムラで、オーバーレイ!」

 

 敷島が宣言すると、ホムラの体が光って、ポンっと音を立てて、『棒』になる。

 

 それを見て、トウカがスカートをめくると、きれいなパイパンマンコが姿を現す。

 ホムラ棒はそれを見ると、奥まで、ズブズブジュブジュブと挿入される。

 

『あっ、ああっ♡』

 

 腰がガクガクと震えて……

 

 

 ヴィイイイイイイイイイイイイイイイッ!

 

 

『あああい、いっぐううっ!』

 

 トウカの体が、膣壁を震わす強い振動によってガクガクと震える。

 

 そして……。

 

「エクシーズ召喚。ランク4『エレメンタルプリンセス・ルビー』!」

 

 エレメンタルプリンセス・ルビー ATK2500 ★4

 

 出現したのは、胸元に赤い宝石のペンダントをつけた、露出度の高いコスチュームを身に纏う少女。

 

「ルビーは、エレメンタルプリンセスを素材にエクシーズ召喚した自分、相手ターン中に一度、炎属性以外のエレメンタルプリンセスを手札に加えられる。俺は地属性の『エレメンタルプリンセス・ミドリ』を手札に、俺は通常召喚してねえからな。ミドリを召喚!」

 

 エレメンタルプリンセス・ミドリ ATK500 ☆4

 

「ミドリも、トウカと似た効果を持ってる。デッキから、『ブルブルフェアリー・アース』を特殊召喚」

 

 ブルブルフェアリー・アース ATK100 ☆1→4

 

「そして、オーバーレイ!」

 

 アースもまた、自身の体を棒に変える。

 

 ミドリはスカートをめくって、アースはその穴に入っていった。

 

『あ、ああき、気持ちいい……い、いぐっ』

 

 

 ヴィイイイイイイイイイイイイイイイッ!

 

 

『いっぐうううっ!』

 

 ミドリの体が震えて……。

 

「エクシーズ召喚。ランク4『エレメンタルプリンセス・トパーズ』!」

 

 エレメンタルプリンセス・トパーズ ATK2500 ★4

 

「い、一気に、エクシーズモンスターが2体……だが、私のショーコは、攻撃力2400で戦闘破壊されない。2体でかかってきても、ダメージはたったの200だ!」

「……そうだな。とりあえず、トパーズの効果で、水属性の『エレメンタルプリンセス・アクアマリン』を手札に加える。そして魔法カード『振動妖精の要請』を発動。自分フィールドの『エレメンタルプリンセス』エクシーズモンスターの数まで、手札を捨てて、同じ枚数ドローできる。俺は2枚捨てて、2枚ドロー」

 

 累の眼からは、一枚はアクアマリンであることが見えた。

 

「ここから蘇生効果が入ったら面倒だな……罠カード『シーメーリアン・チャーム』を発動。自分フィールドにシーメーリアンシンクロモンスターが存在するときに使えるカードだ。相手はこのターン中、エクストラデッキから特殊召喚できるモンスターの数が2体までになる!」

「チッ……」

 

 敷島は舌打ちした。

 

「ず、ずるいぞ! 相手の展開を妨害するなんて!」

「さっきからうるせえな……」

「……倫太郎。ちょっと黙ってろ」

「は、はい! 敷島さん!」

 

 どうやら倫太郎と敷島だと、敷島が明確に上らしい。

 

 倫太郎は新入生である悦子と累には強気だが、敷島には従うという、明確な扱いの差がある。

 

「……で、伏せカードはそれだけだ。防御札は残ってるかな?」

「……」

 

 敷島の問いに、累はチラッと、ほんの一瞬、自分の手札を見た。

 

 その表情は、ニヤニヤしながらもあまり表情を変えていない。

 

「……ふーん。俺は、トパーズの効果発動。素材を一つ使い、墓地からモンスターを特殊召喚だ」

「アクアマリンを出して展開か? だが……」

「俺は、『AT(アダルトイ)・ディルドー』を特殊召喚」

 

 AT・ディルドー ATK500 ☆4

 

「なっ……」

 

 特殊召喚されたのは、一本のディルドだ。

 今はフィールドに特殊召喚されているため、手足があってロボット感があるが、それでも、ディルドであると一発でわかるフォルム。

 

「AT・ディルドーの召喚、特殊召喚に成功した場合、フィールドに女性モンスターが2体以上いれば、デッキから同名モンスターを特殊召喚できる」

 

 AT・ディルドー ATK500 ☆4

 

「あ、アダルトイ、それも混ぜてたのかよ」

「魔法カード『AT・使用融合』を発動」

「融合だって!? 馬鹿な、『シーメーリアン・チャーム』の効果で、2体までしかエクストラデッキからは――」

「融合と書かれてるが、実態は少し違う」

 

 ディルドーが渦に呑みこまれて、合体する。

 

 そして出てきたのは、まるで蛇のようにも見える、二頭のディルドの竜。

 

「『AT・ツインヘッドディルドードラゴン』を、ルビーとトパーズに、『エクストラデッキから直接装備』させる!」

「な……」

 

 二頭の先端になるディルドが、ルビーとトパーズの雌穴に、ジュブジュブと挿入される。

 

 そのまま、ヴィイイイイイイイイイイイイイイイッ! と振動開始。

 

『あああああああああああっ!』

『いっぐ、いぐうううううっ!』

 

 そのまま、蛇のように見える長い体を使い、ルビーとトパーズの体に巻き付いて、二人を抱き着かせながら、穴をジュブジュブと刺激していく。

 

「ツインヘッドディルドードラゴンを装備したモンスターは……このモンスターの攻撃力分、攻撃力が上がる」

「ツインヘッドディルドードラゴンの攻撃力は……」

「2800だ」

「なにぃ!?」

 

 エレメンタルプリンセス・ルビー  ATK2500→5300

 エレメンタルプリンセス・トパーズ ATK2500→5300

 

 いきなり、攻撃力が5000を超えるモンスターが2体。

 

 これには、累としては驚愕するしかない。

 隣で見ている悦子も、驚いている様子。

 

「どうだ! 見たか! これが敷島さんのインチキカードの力だ!」

「黙れ」

「は、はい!」

 

 黙らされた倫太郎。ちょっと不憫である。

 

「フフッ、累。驚くことはないよ」

「え?」

「装備カードに耐性を付与するカードは多くない。しかも、アレほど効果が強いなら、その反面、一度崩せば一気に瓦解する可能性もある」

「そ、それもそうか」

 

 悦子はフフッと微笑んで、累を落ち着かせた。

 

「崩すことができれば、の話だ。バトルフェイズ! ルビーで、ショーコを攻撃!」

 

 ルビーは、トパーズに抱き着きながらも、手で銃の形を作って、バンッと撃つ。

 すると、赤いエネルギービームが出てきて、ショーコに向かって飛んだ。

 

「チッ……」

「手札から罠カード『備品契約』を発動。自分フィールドに『備品』モンスターが存在しない場合、手札から発動可能。その効果で、『備品トークン』を特殊召喚する」

 

 備品トークン ATK0 ☆1

 

 特殊召喚……と述べたが、実際には、ショーコの隣に、悦子の体が転移した。

 

 なお、シースルーの制服を着ていたが、特殊召喚されてからは裸である。

 

「なっ……」

「端的に言えば、ボク自身をフィールドに特殊召喚するカードだよ。ボクもあなたたちも、女性モンスターを対象とする効果と女性デュエリストを対象とする効果を、両方とも、『見世物悦子』に使えるという理解でオーケーだね」

「……だが、攻撃力0のトークンなら、一撃だ! ルビーで備品トークンに攻撃!」

 

 ルビーが悦子に向けて、ビームを放った。

 

「ビームで狙うなんてつまんない。もっとひどいことしてほしいな。ボクは手札のモンスター。『備品販売ドローン』を捨てて、効果発動。手札のテキストに『備品トークン』と記されたモンスターを特殊召喚できる」

 

 一枚のカードを選択する。

 

「ボクは、『肉鎧オーク』を特殊召喚だ」

 

 肉鎧オーク ATK2800 ☆8

 

 でっかいオークが、いきなりフィールドに姿を現した。

 

「れ、レベル8の最上級モンスターが、こんないきなり……」

「肉鎧オークの効果。召喚、特殊召喚に成功した場合、自分フィールドの『備品トークン』に装備できる」

 

 悦子が宣言すると、肉鎧オークが悦子の背後に回って、その細い腰を掴むと、背後から、膣にずちゅうううっ!  と挿入した。

 

 でっかいちんこがその存在感を雌穴で主張し、ゴリゴリグリグリと抉っていく。

 

「あっ、おおおっ♡」

 

 そのまま、ずっちゅずっちゅとピストンしていく。

 

「なっ、だ、だが、馬鹿な奴だ! 攻撃力0のモンスターが棒立ちなのに変わりはない!」

「あははっ、折角出てきたんだから、オークの邪魔をしないであげてよ。あっ♡ 『備品販売ドローン』の効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力以下の、元々の攻撃力を持つ相手モンスターは、このターン攻撃できない」

「チッ……」

 

 攻撃力は2800であり、ルビーとトパーズは2500がもともとの攻撃力のため、攻撃できない。

 

「俺はカードを2枚セット。ターンエンドだ」

「あれだけ動いて、伏せ2枚と手札2枚かぁ……第三ハウンドの二年生かな? すごいね先輩」

「続けろ、後輩」

「そうさせてもらうよ。ただ……お互いのターンのエンドフェイズ。肉鎧オークの効果で、ボクに『精液カウンター』を置くね。あっ、ああっ♡」

 

 備品トークン 精液カウンター 0→1

 

「はぁ、はぁ、ボクのターン。ドロー」

 

 ずちゅずちゅとピストンされながら、悦子はプレイを進めていこうとして……。

 

「罠カード『エレメンタルプリンセス・フォーメーション』を発動。自分フィールドのエレメンタルプリンセス1体を対象に、そのモンスターの攻撃力以下の戦闘ダメージを、このターン受けない!」

「うわぁ……」

「これで、このターン。俺たちは5300以下の戦闘ダメージを受けない」

 

 あまりにも鉄壁だ。

 

「悦子。さっきのターンは助かったぜ」

「いやいや、これくらいはね。あっ……」

「で、どうする?」

「そうだねぇ……」

 

 悦子は開いて二人を見る。

 

「敷島先輩に好き勝手されると、マズいかもね」

「ああ、私も思う」

「フフッ、こういう時は、あっ♡ はぁ……」

 

 悦子は手札を一枚選んだ。

 

「手札から魔法カード、『備品コンペ』を発動。自分フィールドに備品トークンが存在する場合、墓地から男性モンスターを2体。守備表示で特殊召喚できる。ヨーコとヨシノを借りるよ」

「あ、ああ……」

 

 シーメーリアン・ヨーコ DEF 400

 シーメーリアン・ヨシノ DEF1400

 

「まあ、効果無効で、融合、シンクロ、エクシーズ、リンクの素材に使えないけどね」

「な、何かマズい気がする……俺は手札から、手札一枚と『ギロチン拘束ゴブリン』を捨てて、効果発動。相手女性デュエリストを、ターン終了時までギロチン拘束し、カードと、効果の発動を封じる!」

「あー……」

 

 悦子の首と、両手首を一枚の板で横一列に並べて固定。

 ギロチン拘束と呼ばれるものだ。

 

「これで、お前は何もできないぞ!」

「うわぁ、あんなちっちゃい人を見上げるなんて思ってなかったよ」

「ちっちゃいって言うなぁ! お前みたいなやつは、這いつくばっていればいいんだよ!」

「コンプレックスはよくないよ?」

「何を言って……」

「そのゴブリンの効果にチェーンして、速攻魔法『コンプレックス・ショック』を発動。ライフを半分払って、相手が発動したカード効果を無効にする」

「何っ……」

 

 悦子&累 LP4000→2000

 

「クソっ、なら罠カード……あれ、何故使えない……」

 

 敷島が残りの伏せカードを使おうとしたようだが、使えない。

 

「あ、あの……敷島さん」

「なんだ? なんでそんな顔し……まさか」

「あー、さっきの『ギロチン拘束ゴブリン』って、発動後、他のカードを使えないんじゃない?」

「そ、その通り」

「……」

 

 敷島の顔が歪んだ。

 

「というわけで……」

 

 板が消えて、悦子は解放された。

 

「ボクは、自由だ。まあこれから、不自由になるけどね」

「はっ?」

「魔法カード『備品による性欲処理』を発動」

 

 発動した瞬間、悦子の両腕が背中側に回されて、鉄の枷でガチガチに固定された。

 

「自分フィールドに『備品トークン』と、男性モンスターが3体以上存在する場合、発動可能。ボクが気絶するまで好き勝手にしてもらって、電撃でたたき起こすことで、私の精液カウンターを10個、増やすことができる」

「何!?」

「ただ、これの発動後、ボクは相手のカードの発動にチェーン出来なくなるから、危険な手でもあるんだけど……このターン、ボクの効果は邪魔されないからさ、安心安心……ぐぼっ!」

 

 安心、と述べた悦子の口に、ショーコがデカいチンコを突っ込んだ。

 

 明らかに、息ができなくなるほどの大きさのそれが、喉まで貫く。

 

「ぐっ」

 

 膣に肉鎧オークのチンコが。

 

「おごっ」

 

 尻穴にヨーコのチンコが。

 

「ごうっ」

 

 胸を寄せて作った穴に、ヨシノのチンコが。

 

 それぞれ突き刺さる。

 

 

 遠慮はない。

 

 今の悦子は、人ではなく、備品であり、オナホールも同然。

 

 

 ズボズボズボズボズボズボバンバンバンバンバンバンッ!

 

 

「ひゅ――」

 

 かすれた声が悦子から洩れる。

 

 だが、彼女に抵抗はできない。

 両手は背中側で固定されて、足腰は、肉鎧オーク……そう、オークという、力強いモンスターが抑えている。

 

 口、膣、尻、胸。

 

 女性にある四つの穴で、男が貪っている。

 

「う、す、スゲェ。私も性欲は強いけど……こ、ここまでエゲツネェのはなかなか……」

 

 横で見ている累も、股を閉じて震えている。

 

「ひゅっ……かひゅ……おっ!」

 

 四穴に、濃密な精液が注がれる。

 だが、それで四人は収まらない。

 

 ガクガクと体が痙攣している悦子の体で、貪るように、悦子を人とは思わないセックスを続ける。

 

「ひょっ……ほふっ……へ……ごっ!」

 

 再び、大量の精液が四穴から放たれる。

 

 それと同時に、悦子の眼がぐるんっとなって、気を失った。

 

「……え、悦子?」

 

 累が声をかけるが、悦子は起きない。

 

 尻と口と胸から、シーメールたちが離れていく。

 

 そして、悦子の両腕を拘束する鉄の枷が、ぴー、ぴー、とランプが光る。

 

 

 バヅッ――

 

 

「んっっぎゃああっ!」

 

 叫ぶように体が跳ね上がる悦子。

 

「はーっ! はーっ! はーっ! はーっ! ……あ、は、ふぅ……」

 

 落ち着いたようだ。

 

「ふふ、ははっ……楽しんでもらえたかな? なかなか見られないでしょ。こんな乱交」

「あ……」

 

 倫太郎は腰が抜けたようで、地面に座り込んでいる。

 おそらく彼のパンツの中は、ザーメンですごいことになっているだろう。

 

「さてと……」

 

 悦子&累 精液カウンター 1→11

 

「肉鎧オークの、こうか、はつどう……精液カウンターを10個使って……4000バーンだ」

「何!?」

 

 まだ繋がっている肉鎧オークのチンコ。

 

 それを気にしつつ、体勢を変える。

 

 悦子の腹は精液がたまりにたまって、いわゆる『ポテ腹』になっている。

 

 そして、彼女の穴……そう、肉鎧オークのデカいチンコが突き刺さった雌穴が、倫太郎に向けられた。

 

 肉鎧オークの大きな手が、悦子のポテ腹に添えられる。

 

「あ、あはは……」

 

 悦子がゾクゾクした瞬間だった。

 

 肉鎧オークがチンコを引き抜くと同時に、手で、思いっきり、ポテ腹を押し込んだ。

 

 

 ブッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

 

 

 派手な音を立てて、ザーメンが解放。

 それが全て、倫太郎に向けて放たれて、彼の顔面に直撃した。

 

 倫太郎&敷島 LP4000→0

 

「あっ、ぼ、ボクたちの、勝ちだ」

 

 勝敗が決定し、VRビジョンが消えていく。

 

 それと同時に、裸になっていた悦子も、シースルーの制服が復活した。

 

「あー……倫太郎先輩。気絶しちゃってるね」

「……はぁ」

 

 敷島は倫太郎の襟首をつかんだ。

 

 ザーメンはVRなので消えたが……彼が自分のパンツに放った分のザーメンは、今も彼のパンツの中にあるだろう。

 

 それはそれとして……。

 

「ま、回収しておく」

「フフッ……ハウンドの先輩って、凄い人は凄いってわかった。楽しみにしてる」

「ああ……」

 

 敷島は、悦子に向かって頷くと、累を見る。

 

「お前の残りの手札は聞かないが、ま、こんなデュエルを挑まれるってことも覚えておけ」

「おう! 次は、いきなりタッグデュエルになっても、全力を出せるようにするさ」

「それでいい。俺らも、狩り甲斐がないと面白くねえからな」

 

 敷島は悦子たちに背を向けた。

 

「じゃあ、お前ら、帰るぞ」

「はい! わかりました!」

 

 敷島は、周囲の男子生徒も引き連れて、帰っていった。

 

「……フフッ、なかなか楽しいデュエルだったね」

「ああ。私も大満足だ。寮に戻ったらセックスしようぜ」

「大歓迎。ボクのこと、備品みたいに使ってよ……あ、そうだ」

 

 悦子は、狂華たちを見た。

 

「特に、そう……狂華さんかな? 君のクラスメイトの実力。ちゃんと見てくれたかな?」

「えっ……あ、まあ、わかったわ」

「フフッ、ボクは盗み見を盗撮も大歓迎さ。ただ、ボクみたいなのばっかりじゃないから、これからは気を付けてね」

「よくわかったわ。あと……なんか、気が合いそうね。アンタとは」

「ボクも、噂で聞いた限り、合いそうだって思うよ。まあ、今は、累とのセックスだ」

「……」

「凛音さんだよね? フフッ……君とのデュエルも、楽しみにしてる」

「……ああ、オレもだ」

 

 ジリジリと、どこか、何かのせめぎ合いを感じさせる会話。

 

 いずれにせよ、『競い合うに値するクラスメイト』という印象になったようだ。

 

 ★

 

「……ん?」

 

 敷島は倫太郎を引きずって帰っていたが、デュエルディスクに着信音が鳴った。

 

「……はぁ、おい」

「はい!」

「こいつ、連れて帰っておいてくれ。用事ができた」

「はい!」

 

 敷島は倫太郎を傍の男子生徒に預けると、着信に出た。

 

「……進藤先生。何の用で?」

『タッグデュエルを見ていましたが……私のクラスの四人にとって、良いデュエルになったと思いまして』

「四人? ああ、なんかコソコソ見てるのがいたな。片方は確か、『特別編入試験』をクリアしたとかいう……」

『ええ、その通り』

「何でもいいが、あんまり、生徒に全力を出させずに戦うのを強要しない方が良いと思うぜ?」

『まあ、それは悪いとは思っていますが……』

「先生が第二ハウンドにいた時、何があったのかは知ってるが、あまりそれを世代を超えて引っ張り出さないようにな。俺からはそれくらいだ」

『……まあ、覚えておきますよ。報酬のカードはあなたの部屋に郵送しておきますので』

「おう……で、倫太郎はどうすればいいんだ?」

『一応、観察しておいてください』

「それはいいが……あんなに大量のザーメンを真正面から浴びて、性癖が歪まないとは思えんが」

『それを含めて、アクメシアと言う組織は、どうなるかを知りたがっている。ということです』

「……あっそ」

 

 敷島はため息をついた。

 

「はぁ……秋筆(あきふで)の奴も何を考えてるかわからんし、今年の一年はおかしいだろほんと」

『退屈しないのは良い事でしょう』

「……都合のいい騒動もあれば、都合のいい退屈もあんのさ。あの時代の第二ハウンドにいたなら知ってるだろ」

『否定はしませんよ』

「まっ、進藤先生には恩があるし、これくらいなら構わねえけどさぁ」

『……まあ、それが世の中というも――あれ、生徒会長がこっちに、電話切りますね』

 

 次の瞬間、ツー、ツー、となり始めた。

 

「……ダルイなほんと」

 

 敷島の口から、紛れもない本音が漏れた。

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