凛子と乗子、【勇者】VS【OGM】が行われた日の夜。
「……ふむ、事前と教師の評価。いろいろなデータを考えれば、今年の『高等部一年』は、特待生に限らずとも強い人は多いですね」
生徒会長室。
笹原美織は、タブレットを見ながら満足そうに頷いた。
その姿は、ただ、画面を見ているのに美しい。
長い金髪は艶を放っており、大貴族のご令嬢と言って通じるほどの美貌。
胸はHカップと存在を主張し、そんな胸を包む白ブレザー制服は皴一つなく、ミニスカートと黒の二―ハイソックスが作り出す絶対領域がとても眩しい。
なにより、自身も『高等部一年生』でありながら、他の同級生に対して俯瞰的な物言いをするその精神性。
どれを取っても、『住む世界が違う』と思わせる性質を持っている。
「この人工島、『本当のアクメシア』の真の意味に、今からでも触れてほしい。そう思える生徒はたくさんいますね」
タブレットをデスクにおいて、『計画』について考えていた時。
「会長、『スポットの開発』が完了しました」
他の女子生徒が入ってきた。
中等部三年。といったところか、青い髪をハーフアップにした、Dカップの胸を持つ美少女だ。
そのスカートの丈は彼女の上司となる美織よりも短く、股下がほとんどないものになっている。
「スポットの開発ですか。となると、情報量は多い上に、あなたの感想や感覚も必要ですね」
美織は立ち上がると、入ってきて、デスクの前で待機する少女の前に立つ。
二人の胸と胸が触れ合うくらいの接近だ。
二人の顔と顔もかなり近く、アリアの方は顔が赤くなっている。
「アリア。『報告姿勢』を取りなさい」
「はい」
アリア、と呼ばれた少女は、足を肩幅に開いて待機する。
すると、その両足首が、床から出てきたアームで固定される。
全く動かせないほどフィットした物で、アリア専用に作られた物だろう。
美織の方も、足首が固定される。
そして、二人の股下から、一本のバイブが出てきて、上に上に伸びていく。
パンツに近づくと、バイブの先端から小さいアームが出てずらして、そのままズブズブと挿入される。
「んっ♡」
「……」
体がびくっと振るえるアリアに対して、美織は身じろぎもしない。
下から突かれて体が一瞬持ち上がり、アリアの脚に、一瞬だけ力が入った。
しかし、足首が固定されているため、動かすことはできない。
だが、美織の方は、スルスルとバイブを膣穴で受け入れる。
足に力が入るわけでもなく、そのまま、先端がポルチオに到達するそれを受け入れる。
「さてと……」
美織は動かせる上半身で、アリアを抱きしめる。
すると……。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴッ!
「あ、ああっ♡」
「んっ、んっ♡」
股間のバイブが強い振動を開始。
二人の膣壁を震わせて、子宮が震え始める。
「あ、ああ、い、いくっ」
「構いませんよ。口ではなく体から聞きます」
耳元で、美織は優しくささやく。
「アリア。スポットはどんなものですか?」
「あ、んっ、す、スポットはぁ♡」
「構いません。バイブであなたの精神はわかります。ほう、神社スポットですか。これは珍しい。『触手の処女』が大量に作られたとのことなので、それを並べるための『神殿』と思っていましたが、神社とは……」
「あ、はぁ、はぁ♡」
「次に、どんな内容で?」
「い、いっくぅ♡」
「ふむ、ほう、まぁ、このタイプそのものは珍しいものではありませんねぇ。そこで、『誰を呼ぶこと』が想定されていますか?」
「あ、い、いぐうううううううっ!」
「ふむ、『
美織は頷いた。
すると、バイブが振動を停止して、回転しながら膣から引き抜かれる。
「あっ、ああっ!」
グリグリと膣が刺激されて、アリアは嬌声を漏らす。
回転しながら引き抜かれて、ブシャッ! と汁を吹いた。
足首のアームも床に消えて、二人は拘束から解放。
「はぁ、はぁ♡」
「報告は以上ですね。もう、下がっても構いませんよ?」
「はぁ、あ、か、会長~♡」
恍惚とした表情になったアリア。
「……これからすることがあります。私とシタいならば、しっかり体を仕上げて待っておくように、『特濃媚薬ガスロッカー』が私の寝室で一つ空いてますから、そこに入っていてください」
「わ、わかりましたぁ♡」
恍惚とした表情のまま、アリアは部屋を出て行った。
「……ふむ、あの様子ですと、私が感じ取れていない何かがある可能性も否定できない。スポットの開発と言えど、いつも通りのクオリティではない可能性も……一体、何を期待しているのでしょうね」
美織はそんなことを言うと、傍のロッカーを開ける。
そこに入っているのは、太さ5センチで長さ二十センチの、ぶっといバイブが付けられたパンツだ。
美織はそれを手に取って、自身の穴にバイブを埋めていく。
「……んっ」
少し声が漏れたが、その程度。
美織は埋めたバイブをパンツのベルトで固定すると、デュエルディスクを手に取って、部屋を出て行った。
……あえて補足するならば、このアクメシアにおいて、『デュエルディスク』は高機能の情報端末であり、身分証明として使える代物。
生徒会長、笹原美織にしか起動できない何かが待っているならば、デュエルディスクは必要である。
★
「ここがアクメシアの神社ですね……」
大和撫子。といった表現が似合う少女が、狛犬が多い神社にやってきた。
アクメシアの制服である白ブレザーは管理露出が低く、スカートの長さに指定がある(ミニ以下しかダメ)のため、足も肌を隠すために白ストッキングをはいている。
「どんなものでもそろっているという話でしたが、しかし、一体何を奉っているのやら」
神社。
そうであるからには、神を奉っていると思われるが、なんなのかは調べてもわからなかった。
「それにしても……『神社に関する強力なカードがある』という手紙が私のロッカーに入っていたことを考えると、何かを狙っているとは思いますが、誰もいませんね」
きょろきょろとあたりを見渡すが、他に人はいない。
「……まぁ、そのうち誰かが来るでしょう。ただ……巫女としての仕事をなるような、祓う対象もいませんね。地元に私よりも巫女として強い人が派遣されて、三年間はアクメシアで鍛えてこいと言われて入学しましたが……」
狛犬たちを観察する。
「早速、何か仕掛けがあるということでしょうか、思ったより、退屈しない場所なのかもしれません」
そう思った時だった。
「おっ! 誰かいた! あなたとデュエルだね!」
「!」
声を掛けられて、少女は振り向いた。
で、その、なんだか、驚いた。
こう……いろいろデカいのだ。
身長は185センチほどあるだろうか。女性としてかなり高い。
そして、その胸はLはあるだろう。
尻も大きく、制服は全体的にサイズが合ってないので、ピッチピチの上に半ケツ状態だ。
(いろいろデカい……というか、志々目累さんもそうですが、私のクラスメイトには身長も胸もデカすぎる奴がそろっているのは一体、どういう確率なのでしょうか……累さんは男ですが)
クラスメイトの体のデカさに思うところはあったようだが、少女自身は、162センチでEと、なんだか万人受けしそうなものである。
「私とデュエルですか?」
「そう、なんか、金髪のめっちゃきれいな人に、あなたとデュエルしてって言われたの! だから来た!」
腰に手を当てて、胸を張って、えっへん! と大声を出す目の前の少女。
それだけでブルンッ! と胸が震えており……。
(おそらく、食べた栄養が脳みそに回ってないんだろうな)
少女はなんとなくそう思った。
そして確信した。
初登場だが、私はキャラ崩壊するかもしれないと。
「私は『
デュエルしてと言われてきた以上、『神社に関する強力なカードがある』という手紙は、彼女とデュエルすることでたどり着けるはず。
そう考えて、デュエルディスクを構える。
「私は
法子はデュエルディスクを構える。
大和撫子とアホの子のデュエルが、始まろうとしていた。
★
……で。
「つ、疲れました。人知に満たない知能の人間を誘導するのが、いかに難しいのがわかりましたね」
神社近くのベンチで、美織はすんごく失礼なことを言いながら、寝転がってぐったりしていた。
「まさか……私が疲弊するとは、想定外でした……」
はぁ、とため息をついた。
何が起こっていたのかというと。
まず、清子と戦わせるデュエリストをその辺で見つけようとしていた美織だが、バイブパンツが振動し、モールス信号で『法子を指定』となったため、地図アプリで現在地を確認して赴いたのだが……。
『ん? あれー? もしかして生徒会長さん?』
『ええ、こんばんは、殻野阿さん。少しお時間よろしいでしょうか?』
『はーい! なんですかー? もしかしてあたし、なんかやっちゃいました? パンツ見えすぎとか?』
『スカートを持ち上げなくていいです。服装規定については今日はお小言はありません。それより、あなたに少しお願いしたいことがあります』
『お願い? 会長さんから? なになにー?』
『単刀直入に言うますと、これから、指定する場所へ行って、そこにいる相手とデュエルしてください』
『デュエル!? やるやるー! 相手強い? おっぱい大きい? あたしより大きい!?』
『……相手の実力や容姿は、行ってからのお楽しみ、ということで。場所は第3エリアにある神社です。分かりますね?』
『じんじゃ? あー! あのなんか鳥居がいっぱいあって、お賽銭入れる箱があるとこ!? あそこでデュエルするの? えー、なんかバチ当たりそー!』
『神聖な場所でのデュエルは、精神を研ぎ澄ます良い機会になるでしょう。それに、今夜は特別に許可が下りています。心配は要りません』
『そっかー! じゃあ安心! で、相手誰なの? もしかして会長さん!?』
『……私ではありません。相手はあなたと同じ一年生です。これも貴重な経験になるはず』
『一年生かー。つまんないのー。もっとこう、ムチムチのお姉さんとかが良かったなー! 会長さんみたいな!』
『……私の話を聞いていますか? とにかく、その神社へ行って、デュエルをする。それだけでいいのです。難しいことではないでしょう?』
『うん、デュエルは好きだからいーよ! でもさー、神社って夜だと暗くない? モンスターとかちゃんと見える? あと、蚊とか多くない? あたし刺されるとすっごい腫れるんだよねー!』
『嘘ですね。刺されたことはないでしょう』
『げっ!? なんでわかったの!?』
『バカの遺伝子を残すわけにはいきませんから、あなたの血を吸うなどもってのほかです』
『なるほど! あれ? なんかバカにされてない?』
『バカにしているのではなくバカだと思っています』
『なるほど! あ! そうだ! 神社ってことはさ、巫女さんとかいないの!? かわいい巫女さんとエッチなことできないかなー!?』
『……殻野阿さん』
『はーい?』
『神社! デュエル! わかった!?』
『わかったー!! 神社でデュエルだね! いっくぞー!』
……みたいな感じだ。
「はぁ、こ、困ったものです。担任は……
清子が初登場でキャラ崩壊するかもしれないが、崩壊したのは美織も同じかもしれない。
あんなに大きな声を出したのは、本当に、いつ以来だろうか。
「まぁ、今は、観察しましょうか。『本当のアクメシアのデュエル』を」
すんごく疲れた体を起こして、美織はベンチから立ち上がった。
★
「「デュエル!」」
清子 LP4000
法子 LP4000
始まった二人のデュエル。
ただそれは……普通のデュエルではない。
「えっ? 狛犬と、鳥居と、賽銭箱が光ってる!」
法子は驚いた。
彼女が口にした通り、並べられている狛犬と、鳥居と、賽銭箱が光り出した。
「これは……」
清子はデュエルディスクを確認する。
ビーム狛犬
DEF900
①:このオブジェクトが存在する限り、女性プレイヤーはバトルフェイズ終了時、400ポイントのダメージを受ける。
②:このオブジェクトの傍に女性プレイヤーがいても、すでに他の「ビーム狛犬」の効果でダメージを受けている場合は反応しない。
③:このオブジェクトが戦闘で破壊された場合、破壊したプレイヤーの手札にアクションオブジェクト「神社の硬貨」を加える。
賽銭箱
DEF2500
①:このオブジェクトに、アクションマジック「神社の硬貨」を入れたプレイヤーは、次のターンの初めに、その枚数によって以下の効果を適用する。
●1枚:デッキからカードを1枚ドローして、1枚デッキの下に置く。
●2枚:デッキからカードを1枚ドローする。
●3枚:デッキからカードを2枚ドローする。
②:このオブジェクトが戦闘で破壊された場合、そのプレイヤーは、このオブジェクトに入れられていた「神社の硬貨」をすべて手札に加える。その後、アクションオブジェクト「ビームドッグ・オカネホシー」を出現させる。
貯蓄の鳥居
情報公開・最初(デュエル開始とともに示される)
①:このオブジェクトは攻撃されない。
②:「神社の硬貨」を3枚以上持っているプレイヤーは、1ターンに1度、500ポイント以下の効果ダメージを受けた時、その数値分回復する。
「オブジェクト? アクションマジック? ……一体何が」
「んー、よくわかんないけど、デュエルだ! デュエル!」
「……そうですね」
先攻は清子
「私の先攻……普段通りにやった後で考えましょうか。私は手札から、『
「え?」
一体の天狗が、法子のフィールドに出現する。
淫魔妖・天狗 DEF2000 ☆4
「わ、私のフィールドにモンスターがでたーっ!」
「手札から相手フィールドに特殊召喚できるモンスターです。そして、天狗の効果発動。特殊召喚された時、コントローラーから見て相手は、デッキから『退魔』魔法カードを1枚。手札に加えることができます」
「私のデッキに『たいま』カードなんて入ってないよー!」
「コントローラーから見てと言ったでしょうが! デッキから魔法カード『退魔の巫女服』を手札に、このまま発動!」
発動される魔法カード。
それによって、清子の姿が、アクメシアの白ブレザーから、白と赤を基調とする巫女服に変わる。
「おおっ! 巫女さんだっ! かわいい! えっちしたい!」
「……巫女服に変わると同時に、デッキから『退魔巫女』1体を手札に加えます。私は『退魔巫女・アオイ』を手札に。このモンスターは、相手フィールドに『淫魔妖』がいれば、特殊召喚できる!」
退魔巫女・アオイ ATK1600 ☆4
出現したのは、お札を持った青い髪の巫女。
「おおっ! 巫女さんデッキなんだ!」
「自分のフィールドの天狗をもう覚えてないの? ……アオイの効果発動! 相手フィールドに『淫魔妖』を手札に戻すことをコストに、デッキからカードを1枚ドロー!」
「あ、天狗が!」
天狗が手札に戻り、清子は1枚ドロー。
これにより、手札は6枚。
「魔法カード『融合』を発動。フィールドの『退魔巫女・アオイ』と、手札の『淫魔妖・天狗』を融合!」
アオイの傍に、先ほど手札に戻った天狗が出現。
天狗は自分の腰布をはぎとって、アオイの服をはだけさせて、股間を露出させる。
アオイは天狗の胸にお札を張った。
次の瞬間、アオイの膣に、天狗のチンコがズジュウウッ! と挿入された。
「融合召喚! 『淫魔巫女・
ずっちゅずっちゅとセックス。
そんな中、お札を張られたことで、天狗の方も浄化が進んでいるのか、体が薄くなっていく。
アオイの体に、薄くなっていく天狗の体からあふれたエネルギーが流れ込んだ。
顔に天狗の面をひっかけた、新しい巫女の姿となる。
淫魔巫女・天狗面 ATK2300 ☆6
「天狗の面をかぶってる巫女さんだ!」
「退魔巫女は、妖怪の体にお札を張り、自身は妖怪からの刺激に無防備になることで、性エネルギーを取り込みつつ、お札の力で妖怪を成仏させます。この際、巫女の精神は快楽で『堕ちます』が、この堕ちた間だけ、取り込んだエネルギーを使い、自らの力にするのです」
「………………………」
「気持ちよくなったら強くなるんです!」
「なるほど!」
本当にわかったんか?
「さて、私はカードを1枚セットして……あら?」
デュエルディスクを操作していた清子だが……。
「……何故、一ターン目に、バトルフェイズに?」
彼女のデュエルディスクには、はっきりと、『バトルフェイズに入れる』という選択肢が映し出されている。
「バトル!」
「えっ!?」
法子は驚いた。
一ターン目からのバトルフェイズは、確かに驚く。
ただ……。
ビーーーーーーーーーーーッ!
「あああああっ!」
狛犬の目からビームが放たれて、清子の下腹部に直撃。
清子 LP4000→3600
「い、くぅ、か、快楽光線。び、『ビーム狛犬』の効果……なるほど、そういうことですか」
「え、どういうこと?」
「説明してわかりますか?」
「わかんないね!」
「……そうですか」
ビーム狛犬の効果。
女性プレイヤーのバトルフェイズ開始時に、400ポイントのダメージだ。
再び、デュエルディスクを確認。
(流石に、法子さんを攻撃対象にはできない。ただ……)
清子は宣言。
「私は淫魔巫女・天狗面で、ビーム狛犬を攻撃!」
天狗面が動き出す。
そのまま、持っているお札を狛犬に張り付けて、何かを念じると、衝撃波で狛犬が破壊された。
すると、清子の手札に、一枚のカードが加わった。
神社の硬貨
①:このカードは発動できない。
「なるほど、これが神社の硬貨」
発動できない。
が、狛犬を破壊することでリソースになる。
「賽銭箱に入れたら、手札を整えられる。3枚以上持っていたら、鳥居の効果でダメージは実質無視できる。そういうことですか」
清子は理解したようだ。
(あとは、あの『ビームドッグ・オカネホシー』が、どんなモンスターなのかですが……法子さんのデュエルを見ないと、どうにもなりませんね)
考えることは多いが、どのみち、取れる選択肢は少ない。
「私はターンエンドです」
「私のターン。ドロー! ふーむ……そういえば守備力900とか書かれてたね。1000以上あれば破壊できるってことだ!」
法子も『実演』を見たからか、理解したようだ。
「なら私は、『ビンボガール・エンジィ』を召喚!」
ビンボガール・エンジィ ATK0 ☆1
出てきたのは、ぽけーっとした表情の小さな天使だ。
「……攻撃力が、ゼロ。しかも通常モンスターですか」
「ふっふっふっ、これを見て震えるがいい! 手札から永続魔法『ビンボガール・ムラムラ』を発動。1ターンに1度、手札から攻撃力0の通常モンスター1体を特殊召喚して、その後、自分フィールドの通常モンスターは、攻撃力が1000ポイントアップする!」
「なっ……」
「手札から『ビンボガール・デビィ』を特殊召喚して、攻撃力がアップする!」
ビンボガール・デビィ ATK0→1000 ☆1
ビンボガール・エンジィ ATK0→1000
「いまの私は天狗さんの攻撃力は超えられない。正直手札がちょっと悪い! だけど、狛犬なら壊せる! バトルフェイズだ!」
ビーーーーーーーーーーーッ!
「おおおおっ!」
ビーム狛犬からビームが飛んできて、法子の下腹部に直撃した。
法子 LP4000→3600
「ぐ……よくもやったなっ! エンジィで攻撃だあっ!」
エンジィが突撃して、狛犬を粉砕。
法子の手札に、『神社の硬貨』が一枚加わった。
「ふっふっふ。清子ちゃん。私は重要なことに気が付いた」
「……なんですか?」
「それはね……この神社の近くのお土産コーナーに、この硬貨そっくりなチョコが売られてたんだよ!」
「……」
清子はどうすればいいのかわからなくなった。
重言を承知でいうならば、頭痛が痛い。
「まあいっか! デビィでも攻撃だあっ!」
再び狛犬が破壊されて、硬貨が手札に加わる。
「えーと、これを賽銭箱にいれたら、ドローできるんだよね!」
「次のターンの最初ですがね」
「そうだっけ?」
「読めよ! テキストを!」
「難しいことがよくわかんないんだもん!」
「
「でゅえったーって何?」
「……もういいです」
「わかった! なら、私は賽銭箱に二枚とも入れて……あっ! 他のカードも入れちゃった! どうしよう!」
「……」
「このままだと負けちゃうっ! ……あ、戻ってきた!」
転送されました。
賽銭箱がため息がついたような気がしなくもないが、清子は追及はしなかった。
「よしっ! 私はカードを1枚セットして、ターンエンド!」
ビンボガール・エンジィ ATK1000→0
ビンボガール・デビィ ATK1000→0
「私のターン。ドロー!」
勢いよくカードを引く清子。
「さて、実際どうするか……」
攻撃力0のモンスターが棒立ち。
さすがにそれはあり得ないだろうし、『手札がなくなったら負けちゃう』と言っていたので、負けないためのカードを持っていたのは間違いない。
セットカードは、そのための布石だろう。
「ちょっと展開して、短期決戦で粉砕すれば、フィールド関係なく勝てそうですね」
狛犬たちが『えっ……』となった……気がする。
「手札から『淫魔妖・
淫魔妖・
「このモンスターも、手札から相手フィールドに出せます。そして、特殊召喚時の強制効果! 私はデッキから『淫魔巫女』魔法カードを……あら?」
デュエルディスクに『エラー』を表示された。
「なぜエラーが……」
「なんでだろうねー?」
「……!」
清子はデュエルディスクを確認。
『ビンボガール・ムラムラ』の効果を確認する。
先ほどは、手札から攻撃力0のモンスターを出しつつ、攻撃力を上げる効果を使っていたが……。
「法子さん」
「えっ?」
「あなたのカードのせいじゃないですか! ムラムラがある限り、自分フィールドのモンスターは効果が発動できないとばっちり書かれてますよ!」
「……はっ!」
「はっ! じゃない!」
圧倒的なデメリットだ。
しかし、通常モンスターしか使わないデッキならば、存在しないに等しい制約である。
「くっ……手札から魔法カード『退魔巫女の谷札』を発動。私がカード効果で巫女服を着ている場合、胸の谷間にこのカードを仕込んでおきます」
巫女服の胸元を開くと、谷間にカードを差し込む。
「何してるの?」
「これからわかります。バトルフェイズ!」
清子の宣言と共に、ビーム狛犬が清子に快楽光線を発射!
下腹部に直撃して、子宮の神経を刺激する。
「んっ♡ ああっ!」
清子 LP3600→3200
「はぁ、はぁ、『淫魔巫女・天狗面』の、効果! 私がカードの効果で胸にカードを仕込んでいる場合、2回攻撃を得る!」
「なんですと!?」
「天狗面で、ビンボガール・エンジィを攻撃!」
「罠カード『ビンボガール・コレハマズイ!』を発動! 自分フィールドのモンスター全てを手札に戻して、相手は私に攻撃できなくなる!」
ビンボガールたちと、犬神が持ち主の手札に戻った。
「ならば……私は、天狗面で、狛犬を二体破壊します!」
天狗面が再び動いて、狛犬たちが粉砕される。
清子の手に加わり、合計三枚に。
「これで三枚。鳥居の効果で、400ポイントのダメージを受けても、その場で400回復できます」
「えーっ!? ズルい!」
「じゃあ自分も貯めなさい! 私はこれで、ターンエンドです!」
「むぅ、じゃあ私のターン。ドロー!」
法子のターン。
「賽銭箱の効果で、もう1枚ドローですね」
「そうだった!」
「……」
自分が使ったコストを何だと思っているのか。
「ふむふむ……よしっ!」
ガッツポーズする法子。
「私は手札からフィールド魔法『ビンボガール・セクション♡』を発動!」
「フィールド魔法……」
「ふっふっふっ……私は『ビンボガール・エンジィ』を召喚!」
ビンボガール・エンジィ ATK0 ☆1
「セクションの効果で、攻撃力0の通常モンスターを召喚した時、手札から通常モンスターを召喚できる。私は『ビンボガール・デビィ』を召喚!」
ビンボガール・デビィ ATK0 ☆1
「さらに、デビィを召喚したことで、手札から『ビンボガール・ドラーコ』を召喚だよ!」
ビンボガール・ドラーコ ATK0 ☆1
「私の手札のビンボガールはこの三体。セクションを使えば、一気に全部出せるんだよ。すごいでしょ! さらに『ビンボガール・ハッスル♡』を発動! 私のフィールドの攻撃力0の通常モンスターの攻撃力は、私のフィールドの攻撃力0の通常モンスター1体につき、1000ポイントアップだよ!」
ビンボガール・エンジィ ATK0→3000
ビンボガール・デビィ ATK0→3000
ビンボガール・ドラーコ ATK0→3000
「どうだ! 攻撃力3000のモンスターが3体。これが私の全力だよ!」
「なるほど……」
確かに強力な盤面だ。
「バトルフェイズ!」
ビーーーーーーーーーーーッ!
「うおおっ、いくいくぅ!」
法子 LP3600→3200
「く、くうぅ……やっぱこれウザイ!」
「わかります」
「でも、このターンで終わりだ! 私はビンボガール・エンジィで、天狗面を攻撃!」
エンジィが突撃する。
「相手モンスターの攻撃宣言時、罠カード『谷札の連携』を発動。私がカードの効果で胸にカードを仕込んでいる場合、手札かデッキから、『淫魔妖』モンスターを私のフィールドに守備表示で特殊召喚します。私は、デッキから2体目の『犬神』を守備表示で特殊召喚!」
淫魔妖・犬神《いぬがみ》 DEF2400 ☆5
「そして、相手モンスターの攻撃対象は、フィールドで最も守備力が高いモンスターに移ります!」
「関係ないね! いっけぇ!」
エンジィは突撃した。
……守備力2500の賽銭箱に!
「あっ……」
清子がとぼけた顔を出したのも束の間。
エンジィが、賽銭箱を蹴り飛ばした。
「あ、賽銭箱が!」
粉々に粉砕された賽銭箱。
それと同時に、2枚の『神社の硬貨』が法子の手札に加わった。
「あ……」
次に……粉砕された賽銭箱の破片が塵となって消えた後、一体の犬が姿を現す。
ビームドッグ・オカネホシー DEF2500
「で、出てきてしまった……」
「あの犬は一体何?」
「賽銭箱を破壊したら出てくるモンスターですよ。読んでないんですか?」
「長い文章は読めない!」
「胸を張って言うんじゃない!」
忌々しい顔になりながら、清子は自分が発動したカードを見る。
「しまった。退魔巫女は、多人数で強力な妖怪に挑むことがあり、『全体の中から参照』することがあるのを忘れていた……」
「とりあえず犬が出てきたところで、何も問題はないよ!」
自信満々の法子だが、ビームドッグ・オカネホシーの目から、ビームが発射!
法子の下腹部に直撃し……。
「い、いいっ! イッグウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!」
体がガクガクッと痙攣し、股間から汁をブシャブシャ吹いているようで、あっという間にパンツが染みだらけになる。
法子 LP3200→2200
「せ、1000ポイントのダメージ……」
清子はデュエルディスクを確認する。
ビームドッグ・オカネホシー
DEF2500
①:このオブジェクトが出現した場合、このターン中、「賽銭箱」を破壊したプレイヤーは1000ポイントのダメージを受ける。
②:このオブジェクトが存在する限り、「ビーム狛犬」の守備力は2500になる。
②:女性プレイヤーのバトルフェイズ開始時に発動する。このオブジェクトに「神社の硬貨」1枚を払うか、以下の2つのうち1つを選択する。「神社の硬貨」を3枚以上持っている場合、2つとも適用される。
●舌で舐めまわしてもらう。
●1500ポイントのダメージを受ける。
③:このオブジェクトは戦闘では破壊されない。
「め、面倒な……」
「ぐっ、く、くっそぉ……よくもやったなぁ! デビィで攻撃だああっ!」
デビィが突撃し、ビームドッグ・オカネホシーの顔面をぶん殴った。
「キャイインッ!」
守備力2500という高いステータスも、3000の前には無力。
デュエルモンスターズはそういうゲームだ。
ただ……戦闘では破壊されないため、ぶっ飛んだあと、よろよろ起き上がっている。
「あれ、おかしいな。ドラーコで攻撃!」
「あ……」
ドラーコも突撃。
また、顔面をぶん殴った。
「キャイイイイインッ!」
またまた吹っ飛んだオカネホシー。
だが、戦闘では破壊されないため、ヨロ……ヨロ……と起き上がる。
「どういうこと? むー、私はカードを1枚セットして、ターンエンド!」
ビンボガール・エンジィ ATK3000→0
ビンボガール・デビィ ATK3000→0
ビンボガール・ドラーコ ATK3000→0
「私のターン。ドロー……」
なんだろう。すごく犬が不憫に見えてきたのは気のせいだろうか。
「……メインフェイズです。私は手札から魔法カード、『退魔の調査』を発動。デッキから『淫魔妖』モンスターを手札に加えます。私が手札に加えるのは、3枚目の『淫魔妖・犬神』です」
「ほー、なんかこのデュエル、犬さんばっかりだね」
「私の実家も、狛犬は多いですからね……私は、手札の『淫魔妖・犬神』を2体、法子さんのフィールドに特殊召喚します」
淫魔妖・犬神 DEF2300 ☆5
淫魔妖・犬神 DEF2300 ☆5
「えっ?」
「効果は使えませんが、関係ありません。そして……このデュエルは貰いました」
「えっ!?」
「まずは、バトルフェイズ!」
ビームドッグ・オカネホシーが起き上がる。
「ビームドッグ・オカネホシーの効果で、1枚払っておきましょうか。さすがに、1500ダメージと舐めまわしの両方は勘弁です」
「わーっ! どうしよう! どうしよう!」
法子はあたふたしながら、自分の体をいろいろ触って……。
「あ、なんかポケットに……ん? なんだこれ、まあいいや、とりあえず発動!」
「えっ?」
ポケットから取り出したカードが、発動された。
強欲な手袋
①:このターン中、全てのプレイヤーは、手札の「神社の効果」を払うことができない。
「なっ……なぜそんなものが、あなたのポケットに……」
「うーん……私もよくわかんない!」
「そんな馬鹿な……」
清子は困惑していたが、ビームドッグ・オカネホシーが急接近し、清子を押し倒す。
そのまま、巫女服の股間当たりを、無理矢理に噛み千切った。
綺麗な股間と足が露出する。
「あっ……」
オカネホシーは前足で清子の脚を広げさせた状態で抑え込む。
そして……その長い舌から、快楽光線と同じ光があふれだす。
その舌で、ベロンッ! と清子の股間を舐めあげた。
「ああああああああああああああっ!」
足をガクガクと震わせて、股間からブシャアアッ! と汁を吹く。
だが、それだけではない。
舌の先端を、清子の股間の割れ目に充てた。
「あっ♡」
ジュブブブブブッ!
「いいいっ♡ あっ、ぎっ、いっぐうううっ!」
長く、快楽光線をまとった舌が、清子の膣穴に侵入して、内部をほじくっている。
「あっ、はぁ、はぁ♡ ああダメ、ダメっ! いぐ、いぐっあああああああああああっ!」
首を振って、両手で犬の頭を押さえるが、それでは止まらない。
グジュジュジュジュジュッ!
「い、いっく、だめえええええええええええええッ!」
オカネホシーが勢いよく舌を引き抜くと、股間から汁をブシャブシャ吹いた。
清子 LP3200→1700
「あっ、ああっ……」
「せ、清子ちゃん。大丈夫?」
「だ、大丈夫に見えますか……」
ビーーーーーーーーーーーッ!
起き上がろうとした清子の股間に、ビーム狛犬の快楽光線が突き刺さる。
「ああああっ!」
またまた、汁を思いっきり吹く。
「くっ……あ、はぁ、はぁ♡ やっと、終わった」
息を整えて……まっすぐに、法子を見る。
「私は、『淫魔巫女・天狗面』の効果発動! お互いのバトルフェイズ中、リリースすることで、デッキから任意の速攻魔法を手札に加えることができる!」
「えっ……」
「私がデッキから手札に加えるのは、速攻魔法『淫靡なる契り』です。これをそのまま発動! お互いのフィールドから、モンスターを素材にして、『淫魔巫女』を融合召喚します!」
「えっ!?」
「そして、私がカードの効果で巫女服を着ている場合、私自身を『退魔巫女』モンスターとし、融合素材として墓地に送ったものと扱える」
「どういうこと!?」
「私は、『退魔巫女』である私と、私のフィールドの犬神、そしてあなたのフィールドの犬神2体を素材に、融合召喚を行います!」
犬神3体が、清子のところに集まる。
清子は自分の手に現れたお札を三枚、犬神たちに張った。
そして……再び彼女を押し倒して、犬チンコが膣に挿入された。
「あああっ♡ はぁ、はぁ♡ なんども受け入れてきたこのチンチン。最高♡」
無抵抗で大きなペニスを穴で受け入れる。
それだけではなく、口にも、尻穴にも、チンコが突っ込まれる。
「んぶっ♡ うっ♡ ううううっ♡」
そのまま、ピストンを開始。
「んあっ♡ ああああっ♡ ああっ♡」
ドビュルルルルルルルルルッ!
「ああああああああああっ♡」
浄化され、そのエネルギーが清子に流れ込む。
「……はぁ、融合召喚。レベル8『淫魔巫女・
淫魔巫女・犬夜叉 ATK2800 ☆8
現れたのは、半人半犬の妖怪。
巫女服を着ているのは変わらないが、犬っぽい要素が至る所についている。
「あ、新しい融合モンスター!」
「犬夜叉で、ビンボガール・エンジィを攻撃!」
「残念だね。私は二枚目の『ビンボガール・コレハマズイ!』を発動して……」
「犬夜叉の効果発動! 1ターンに1度、魔法、罠の発動を無効にして破壊します!」
「そんなぁ!」
犬夜叉が放った気功が、表になったカードを粉砕した。
そのまま、犬夜叉は突撃すると、エンジィをがっちり抱きしめて、ぶちゅうっ! とディープキス!
エンジィはあまりにも気持ちよかったのか、キスだけで体を大きく震わせると、そのまま消えていった。
法子 LP2200→0
「私の勝ちです。法子さん」
「そうだね。これは完敗だ!」
負けた法子だが、あっけらかんとしている。
それだけ、楽しかったということだろう。
「……はぁ」
「大丈夫?」
「ちょっと疲れました。少し休んだら、私も部屋に戻りますよ」
すでに、服装は白ブレザーに戻っている。
エロデュエルは全てVRモデルで行われるため、デュエルが終われば、どれほどビリビリに服を破かれていても元通りだ。
「へぇ……」
法子は清子の近くに歩いてきて……スカートをめくると、右手で股間を揉んだ。
「ちょっ、あっ♡」
「気に入った! 男とハッスルするのもいいけど、清子ちゃんともハッスルするよ!」
そのまま清子を担ぎ上げる。
「えっ!?」
「これから私の部屋で朝までハッスルしよう! きっと気持ちいいよ!」
「ちょ、ちょっと待ってください。待って、ああああぁぁぁぁぁ……」
……ということで、清子は法子がお持ち帰りになりました。
そうして、神社は、静けさを取り戻す。
「『強欲の手袋』。あれは、一体……」
ぽつりと口からこぼれた、美織のつぶやきを残して。
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