入学式が終わった後、狂華は太子とデュエル。
二日目は、授業後は累や悦子のタッグデュエルを見て、その後、凛子が生徒会強制執行でデュエルしていた。
そして三日目の、四時間目が終わったころ……。
ちなみに、アクメシアは全ての日において、授業が四時間目までしかなく、現状、高等部一年は『座学』である。
「うーん……」
両手を組んで上に伸ばして、伸びをする。
それと同時に胸が強調され、揺れる。
アクメシアではよくあることだ。
「狂華、どうした?」
「座ってばかりだからちょっと肩が凝っただけよ」
「まぁ。そんな大きな胸をしてたら、肩も凝るだろうな」
「凛子もデカいでしょ」
「そりゃな」
狂華はG。凛子はFである。
「それにしても、座学ばっかりってつまらないわね」
「つまらないと思うのは、それを活用できる機会が来ないからと思ってるからだろ」
「え?」
「自分に関係があること。と思って話を聞くなら、どんな話だってつまらないってことはないと思うぞ」
「今日の授業。凛子は気になることってあった?」
「うーん……」
凛子は少し考えていたが……。
「三時間目かな。『相手の効果をうまく活用する』ってコラムがあっただろ?」
「あったような……なかったような……」
「そんなので、授業であてられた時とか、テストとか大丈夫か?」
「この学校ってデュエルしか評価項目がないし、別に話半分で聞いてればいいかなって」
「……まぁ、それよりもやばい生徒もいるし、別にいいけど」
何も考えてなさそうなクラスメイト(法子)の顔を思い出して、凛子は『授業へのスタンス』の話は置いておくことにした。
なんだか狂華も凛子も幸せにならないので。
「デッキ構築において、自分のやりたいことをどれほど押し通せるのかは重要だが、相手の押し通すことにどう耐えるのかも重要だろ? 相手が自分に与える快楽を完全にシャットアウトする構築は、デュエルで稼いでいく中でスポンサーがつかないし」
「まあそれはそうね」
「その中でも、自分に選択権がある相手が発動した効果の扱いだな。そういった話をしてた時、清子の顔が変わった」
「清子って誰?」
「クラスメイトで、大和撫子って感じの奴がいるだろ?」
「……あー、いるわね」
「多分、何か、昨日の夜にあったんだろうな。他の生徒は全員、話半分に聞いてる中、アイツだけ表情が変わってたし」
「へぇ……よく見てるのね」
「まあな。ただ、なんかちょっと呆れてる感じもしたが、そっちはよくわからないんだよなぁ」
……あえて補足するまでもないかもしれないが。
相手の強制効果を利用する。というのは、清子と法子が昨日の夜に神社でやったデュエルを、無理矢理、一対一のシンプルなデュエルに落とし込んだ時の状況と同じである。
相手に、持っているリソースのどう使うのかの選択肢を与えるような、そんな効果。
状況としては珍しいが、神社のデュエルは『ソレ』に該当する。
そういったデュエルにおいて、自分がどうふるまうべきか。
その授業になったときに、清子の表情は変わった。
ただ……法子が全く興味なさそうにしていたので、清子としては深く考えるのを辞めたということだ。
「まぁ、そのうち、わかるでしょ」
「そうだな。この学校はとにかく、『経験主義』だ。生徒たちが慣れてきたら、いろんなことが起こるだろ」
「なら、その時までは、デッキを強くして待つしかないわね」
「そうなるな。まぁ……狂華の【絶頂兵器】って、どこでカードを調達してるのか、ちょっと気になりはするが……」
凛子がそこまで言った時だった。
「狂華ちゃん。そろそろ時間だよ!」
誰かが話しかけてきた。
「ん? あ、
「クラスメイトだよ! 周囲に興味が無さすぎだよ!」
元気な様子の女子生徒だ。
茶髪のロングヘアを揺らしながら、Eカップの胸を、あまり改造していない制服で包んでいる。
「って、そろそろ時間か。凛子ごめんね。ちょっと用事があったわ」
「ああ。まぁ、これから話す時間なんてたくさんあるからな。それじゃ」
「じゃあね!」
狂華は椅子から立ち上がると、凛子から離れて、煮夢の方に走っていった。
「煮夢……
狂華が見えなくなった後、凛子は、そうつぶやいた。
★
「さて、そろそろ建物がある場所だから……ん? あぁ、歩いても問題ないや」
「あっそ、ていうか、煮夢ちゃんがアクメシアに来てたなんて、初めて知ったわ」
「あはは、まぁでも、『誰も来てない』とは思ってなかったでしょ?」
「そうね」
親しい様子で話す狂華と煮夢。
校舎から出て、街中を普通に歩いているその姿は、友人の会話といって差し支えないものだ。
「あと、煮夢ちゃんだけじゃないとも思ってるけど、後の人たちって、どこにいるの?」
「えーとね……普段は、あそこ」
少し裏路地に入ったあたりで煮夢が指さした先にあるのは、『機械刺激愛好会』の看板がかけられた建物だ。
「……まぁ、そんなことだろうと思ったわ」
「あっはっは! それじゃ、早速中に入ろっか」
煮夢に促されるまま、建物の中に入る。
中には……大量のオモチャや拘束具が並び、『その手のことを楽しむ場所』といった雰囲気がある。
「あ、狂華ちゃん。もう濡れてきた?」
「当然でしょ」
「さっすが、『選ばれた』だけのことはあるね」
煮夢はニヤニヤしている。
「時間ピッタリね。狂華。煮夢」
「あ、
狂華と煮夢が話していると、奥からまた、一人の女性が来た。
端的に言えば、美しいキャリアウーマン。といった印象である。
Fはありそうな胸をスーツで身に包んでおり、股下がほとんどないマイクロミニスカートだ。
パンプスとスカートの間には何も隠すものはないため、美しい生足を晒している。
微笑を浮かべるその顔は美しい。
「って、操さんが来てたんですね」
「そうよ。ここでは、『機械刺激愛好会』の会長、
「わかりました」
「フフッ……さて、狂華ちゃんには、これから向かってほしい場所があるの」
「これから移動ですか?」
「移動だけど、『コレ』に入ってほしいの」
操がそう言って指さしたのは、ロッカーのようなものだ。
開けて中を見ると、明らかに、人を拘束する構造になっている。
「んっ♡」
体がブルっと震える狂華。
「良い反応ね。これで『本拠点』に向かってほしいわけだけど、狂華ちゃんには、情報漏洩を防ぐために、移動中はこれでイきまくっててほしいの」
「わ、わかりました」
「それじゃ、早速中に入ってくれる? あ、服は着たままでいいから」
「はい」
狂華はそのまま歩いて、ロッカーの中に入る。
ロッカーの奥側はクッションが付いており、体をうまく受け止める形だ。
加えて、明らかに狂華に合わせて作られている。
「さてと……まずは足首」
ロッカーの中に入った狂華だが、まず、金具で足首が固定される。
「膝と、太ももと……」
ガチャガチャ……。
「腰と、胸の下……」
カチャカチャ……。
「肩と、肘と、手首……」
ガチャガチャ……。
「さて、これで拘束は終わり。全然動けないでしょ」
「んっ……」
体は、ピクリとも動かない。
金具は狂華に合わせて作られたもので、完全に固定している。
「次はコレ」
操が取り出したのは、一本のバイブだ。
端的に言って、長く太い。
「スイング機能が凄くて、これだけ長いから、ポルチオを暴れまわるように刺激してくれるのよ」
そう説明しながら、操は狂華のスカートをめくって、下着をずらすと、濡れた割れ目にバイブを挿入していく。
ズブズブと、何の抵抗もなく、ジュブジュブ入っていく。
「んっ♡ ああ……♡」
「固定してと……スイッチオン♪」
ヴィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
「あ、ああああああああああっ」
バイブが振動するとともに、パワフルに穴の中で暴れまわる。
頑丈な金具で固定されたバイブが強く動くため、中でポルチオがぐちゃぐちゃになりそうだ。
「あ、ああ、い、いっくぅ……」
「大丈夫。一秒も止めないし、移動は迂回ルートも込みで、20分以上はかかるから、どんどんイきなさい」
「あ、あああああっ♡」
狂華の体がガクガクっと震える。
早速、一回イったようだ。
「それじゃ、これから運んでいくから、本拠地でもっとイってきなさい」
「は、はいぃ♡」
ロッカーを閉じて、鍵を閉める。
そして、操はスマホを取り出して、電話し始めた。
「ええ、私よ。狂華の準備は終わったから、早速運んでね」
通話終了。
すると、部屋の奥から、顔を隠してはいるが、かなりスタイルがいいスーツ姿の『兵隊』が現れて、狂華を拘束するロッカーを運び始めた。
数秒で部屋からいなくなる。
「……操さん。あの兵隊たち。あの重いロッカーを軽く運ぶなんて、どんな鍛え方してるんですかね?」
「あのくらいなら、三日くらい調整すればなれるわよ。すごく気持ちいいことをすると思うけど、煮夢もやってみる?」
「機会があればやってみますね」
「まぁ、兵隊の管理コストもかなりかかるし、今は『上』が止めるでしょうけど」
「はぁ、『財団』って、いろいろな事情があるんですねぇ」
そこまで話した時だった。
インターホンが鳴る。
「……あら? 今日はもう誰も来ないはず。それに、ここは紹介状がないと加入できないって外に書いてるのに……」
「ちょっと対応してきますね」
煮夢が出入口に近づいて、扉を開けると……。
「ここが機械刺激愛好会だな? 私は生徒会副会長。悪沢震里だ。この愛好会に対し、副会長権限で『生徒会強制執行』を発動する」
そこにいたのは、プラチナブロンドのショートカットがよく似合う、イケメン美少女。
「えっ?」
「あらあら、こんなところにやってくるなんてね」
茫然とする煮夢と、微笑を崩さない操。
「わかっていると思うが、生徒会強制執行はデュエル一回だ。これを受けない場合、組織に対し『捜索権』を使える。ここで踏み込むのをやめろというなら、デュエルを受けることだ」
「ふ、副会長って、『アクメシア四天王』……」
「煮夢。下がりなさい。私が相手するわ」
「え、操さんが?」
「ええ、その通り」
操はデュエルディスクを取り出した。
「生徒会強制執行は、基本的にデュエル一回。だけど、その一回で、より多くの情報を抜き取ろうとする。まぁ、基本的には、『強い派閥を作るための情報収集だけど』ね」
腕に装着し、デッキを装填。
「『特別編入試験』に合格して入学した狂華には目をつけていたってところかしら?」
「好きに予測するといい。デュエルするのはお前だな?」
「ええ、私がデュエルするわ。それでどうするのかしら。場所を変える?」
「いや、ここでいい」
「?」
震里は、デュエルディスクを取り出す。
「それ、確か……」
「ほう、知っているのか?」
デュエルディスクを展開すると、周囲の景色……そう、『裏路地を入ったところから入れる小さな建物』のそれが変わり始める。
「……『サバイバルデュエル』だったかしら。それを行うためには『スポット』が必要……そういえば、昨日の夜も、誰かが『神社スポット』でやってたわね。ただし、副会長はその特権で、『自分が選んだスポットを組み込んだ特別なデュエルディスク』……あなたたちの中では『スポットディスク』と呼ばれるそれを使うことができる」
「本当によく知っているな」
重苦しく、どこか不気味な雰囲気に変貌。
「ここは『伏魔殿フィールド』だ。さて、貴様のデッキの実力、見せてもらおう」
「構わないわ」
お互いに、デッキがシャッフルされ、上から5枚ドロー。
「「デュエル!」」
操 LP4000
震里 LP4000
デュエルが開始する。
それと同時に……震里が『伏魔殿』と呼んだフィールドに、いろんなものが追加される。
フィールドに四つの箱が出現し、四方に配置された。
人が入れられそうな大きさだが、蓋側には、内側に針金が付いている。
「あれって、鉄の処女? ……いや、あまり長くないし、先端も丸い。何本もの針金の先端を体に押し付けるようなもの?」
「……」
操が分析している中、まだ終わらない。
『ピーッ! ピーッ!』
『キュー……』
八頭の、子ワニが出現した。
「ワニ? 多分子供だけど、口の内側が、歯がない代わりに触手で覆われてる……」
そして……人間が、四人、手首と足首を枷で固定され、『X』の形で床に固定された状態で出現する。
いずれも、顔立ちもスタイルもすぐれた美女であり、裸で隠すものはない。
口はテープで固定され、耳栓もついているようだ。
「……人?」
そして子ワニたちが、四人に対して二頭ずつ、近づいて、内側が触手まみれの口でかぶりついている。
「ふぐっ!」
「うっ、ううううっ!」
痛みはなさそうだ。
しかし、明らかに感じている。
「あの人たち。まさか……」
「さて、セッティングは終わりだ。先攻は……私のようだな」
震里の先攻。
「手札からフィールド魔法『ハラパンデモニウム』を発動」
「!」
「まぁ、このフィールドそのものが伏魔殿。見た目も大して変わらんがな。続けて手札から、『ハラパンデモニウムの邪教徒』を召喚」
ハラパンデモニウムの邪教徒 ATK1000 ☆3
出現したのは、スタイルがよく、腹部分に布がない法衣を着た女性だ。
「召喚に成功したことで、このモンスターに腹パンカウンターを一つ置く」
「えっ……」
邪教徒は震里に近づく。
震里はそんな邪教徒に対し、拳を振りかぶると、一気に腹に拳を入れた。
「ぶっ……」
邪教徒の反応だが……明らかに、股間部分が濡れた。
ハラパンデモニウムの邪教徒 腹パンカウンター 0→1
「……あんな勢いで腹を殴って、どうして吹いたのかしら?」
「まぁ、私の技のようなものだ。私の拳は、肌にも内臓にも一切傷をつけず、『子宮を震わせる』というエネルギーだけを発する。それにより、神経が密集する場所が震えたことで絶頂したというわけだ」
「……」
「さらに手札から永続魔法『ハラパンデモニウム・サンドバッグ』を発動。発動時の処理として、デッキからレベル4以下の『ハラパン』モンスターを特殊召喚し、そのモンスターに腹パンカウンターを1つ置く。私は『ハラパンフックデーモン』を特殊召喚だ」
悪魔が一体登場。
そして……震里の制服の腹部分が破けて、綺麗な肌を晒した。
悪魔はそんな震里の腹に、鉄拳を叩き込む。
「んっ……」
膝がブルっと震える。
どうやら、震里もイったらしい。
ハラパンフックデーモン ATK1800 ☆4 腹パンカウンター 0→1
「……モンスターにも、その技を仕込んでるのかしら」
「その、通りだ。ハラパンフックデーモンの効果発動。デッキからハラパンモンスター1体を手札に加える。私は、2体目の邪教徒を手札に。こいつは手札から捨てると、デッキから『ハラパン』儀式魔法を手札に加えられる」
「儀式魔法……」
「私は『ハラパンデモニウムの聖典』を手札に。『ハラパンデモニウム』の効果で、女性が墓地に送られるたびに、腹パンカウンターを置く」
ハラパンデモニウム 腹パンカウンター 0→1
「私は儀式魔法『ハラパンデモニウムの聖典』を発動。フィールドのフックデーモンと邪教徒をリリース。手札から、レベル6『ハラパンレフティデーモン』!」
ハラパンレフティデーモン ATK2400 ☆6
出現したのは、左腕が発達した悪魔だ。
「邪教徒が墓地に送られたことで、ハラパンデモニウムにカウンターが置かれる。そして、ハラパンレフティデーモンの効果で、儀式召喚成功時、レベルと同じ数のカウンターを置く」
ハラパンレフティデーモンは、左腕を振りかぶると、六回。震里の腹に拳を突き立てた。
「ぐっ、んっ♡ ああっ♡」
ハラパンレフティデーモン 腹パンカウンター 0→6
ハラパンデモニウム 腹パンカウンター 1→2
「はぁ、はぁ……」
「随分、イってるわね」
「当たり前だ。続ける。ハラパンレフティデーモンには、自身の腹パンカウンターを1つ取り除くことで発動できる効果が二つある。私はカウンターを1つ使い、墓地の女性モンスターを裏側守備で特殊召喚だ。邪教徒を選択」
ハラパンレフティデーモン 腹パンカウンター 6→5
「さらに、もう1つの効果。カウンターを1つ使い、自分フィールドのモンスター1体を破壊し、その攻撃力分、ライフを回復する」
邪教徒が表になる。
その腹に、ハラパンレフティデーモンの左拳が突き刺さった。
「んああぁ♡」
邪教徒もまた、盛大にイって、破壊される。
ハラパンレフティデーモン 腹パンカウンター 5→4
震里 LP4000→5000
ハラパンデモニウム 腹パンカウンター 2→3
「ふぅ、あっ……て、手札から魔法カード『儀式の準備』を発動。デッキからレベル7以下の儀式モンスター……『ハラパンライティデーモン』を手札に、墓地から『ハラパンデモニウムの聖典』を手札に戻す。さらに『ハラパンデモニウム・サンドバッグ』の第二の効果。自分フィールドの『ハラパンデモニウム』に、他のカードに置かれている腹パンカウンターを集めることができる」
ハラパンレフティデーモン 腹パンカウンター 4→0
ハラパンデモニウム 腹パンカウンター 3→7
「手札から儀式魔法『ハラパンデモニウムの聖典』を発動。この時、ハラパンデモニウムは、儀式モンスターのレベルの代わりに、自身のカウンターを取り除くことができる」
「!」
「私はハラパンデモニウムからカウンターを6つ取り除き、現れろ。『ハラパンライティデーモン』!」
ハラパンデモニウム 腹パンカウンター 7→1
ハラパンライティデーモン ATK2400 ☆6
「儀式召喚成功時、レベルの数、カウンターを置く」
出てきた右腕が大きい悪魔が、震里の腹に拳を六回突き立てる。
「ぐっ、あぅ、あっ、あああああっ♡」
ハラパンライティデーモン 腹パンカウンター 0→6
「ぐっ……ふぅ」
散々、汁を吹きまくった震里。
「さてと……そろそろ、このデュエルの本番と行こうか」
「あら……このサバイバルフィールドの説明ということかしら?」
「そういうことだ」
震里は微笑む。
「このフィールドを簡潔に話せば、女性、子ワニ2匹、鉄の処女、箱が、四方に存在するものだ」
「……」
「子ワニは、攻守1700のステータスを持つアクションオブジェクトだ。『サバイバル・デュエル』では、1ターン目からでもバトルフェイズに入ることができ、オブジェクトに攻撃できる。私はレフティ・デーモンと、ライティ・デーモンで……そこの子ワニを攻撃だ」
デーモンたちが動きだして、それぞれ発達した腕のパンチで子ワニを破壊する。
「女性を味わっていた子ワニが2匹とも破壊されると、対応する鉄の処女が動き出す」
操は女性を見る。
明らかに、『口の中が触手で埋め尽くされた鰐』から解放されたのに、顔が青い。
「……その前に、ちょっと確認したいことがあるんだけど」
「なんだ?」
「あの人。ちょっと触ってもいいかしら」
「……構わん」
操は、ワニから解放された女性に近づくと、しゃがんで、巨乳や太もも、股間に触れる。
「……間違いない。この人、データじゃない。実際の人間を、ここに投影してるのね」
「その通りだ。で、確認は済んだか?」
「ええ」
「なら、効果が適用される」
鎖が女性をとらえると、巻き取り始めた。
「う、ううううっ!」
くぐもった声が聞こえるが、止まらない。
そのまま鉄の処女の中に拘束され、そして閉じられた。
先端が丸まった針金が、女体の性感帯全てに触れる。
「……」
震里は、その鉄の処女に近づいて……傍の箱に触れる。
箱の蓋は、すでに開いている。
「子ワニがいないとき、この箱は開く。中にはカードが入っていて、取り出したりすると」
バヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂッ!
「ふぐうっ! ぐうううううううううううううっ!」
電流が流れて、女性は悶絶している。
「これが『電流鉄の処女』……このフィールドの基本ギミックだ」
「……ワニが作ったとは思えないわね」
「同感だ。そして私が手札に加えたのはコレだ。アクション永続マジック『快感抽出回路』」
「……フィールドに残り続けるアクションマジック」
「このカードが存在する限り、私は1ターンに1度、起動している『電流鉄の処女』1つにつき、デッキから1枚ドローできる」
震里は1枚ドロー。
「ちなみに、フィールドに出したこれだが、起動効果で手札に戻すことが可能だ。私はカードを1枚セットして、ターンエンド」
これで、震里のターンは終了。降臨カウンター 0→4
「……私のターン。ドロー」
操はドローしつつ、周囲を見る。
3人。子ワニが味わっている。
1人は、電流が流されている。
「……直感だけど、それぞれの箱に、『別々のアクション永続マジック』が入っていて、全てに『起動効果』で手札に戻せる。と考えた方がよさそうね」
「……だとするなら、どうする?」
「そのアクションカードだけど……箱に戻したら、どうなるの?」
「箱は閉じて、鉄の処女から女性は解放。子ワニが出てきて味わうという流れだ」
「なるほどね」
操は微笑んだ。
「メインフェイズ。私は手札から、『
出現したのは、針金が何本も伸びた立方体。
神経工学トランスミッター ATK1400 ☆4
「
「フフッ、これからわかる。召喚・特殊召喚成功時、トランスミッターの効果発動。デッキから『神経工学』モンスター1体を、効果を無効にして特殊召喚する。私はチューナーモンスター『神経工学インパルス』を特殊召喚」
神経工学インパルス ATK1200 ☆3
「チューナー……か」
「その通り。私はレベル4のトランスミッターに、レベル3のインパルスをチューニング。シンクロ召喚! レベル7『神経工学コア・ガングリオン』!」
神経工学コア・ガングリオン ATK2500 ☆7
出現したのは、いくつものマニピュレータを持つ、人型の機械。
「シンクロ召喚成功時。デッキから永続罠『神経工学パルスマシン』を発動!」
発動と同時に、操の両足の間に、小さな立方体が出現。
「このカードは発動時、『電線カウンター』を24個置く」
「カウンターを、そこまで大量に置く効果が……」
神経工学パルスマシン 電線カウンター 0→24
操が宣言すると、マシンから、細い針金が、大量に出てきて、操のマイクロミニスカートの内側に入っていく。
そのまま、操の股間の割れ目にくぐり、ぐちゅぐちゅと、ぐりぐりと、中に侵入していく。
「んっ、あっ、はっ!」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!
ビビビビビビビビビビビビ!
「ああああああああああああっ!」
24本の針金が、膣壁をえぐりながら電流を流して、操を刺激する。
「はぁ、はぁ♡ くぅ、いいわぁ」
「……」
「さて、私も、私のデュエルを始めましょうか♡ 手札から『神経工学アクソンアーム』の効果発動。自分フィールドの電線カウンターを6つ取り除いて、特殊召喚!」
神経工学パルスマシン 電線カウンター 24→18
神経工学アクソンアーム ATK2300 ☆6
モンスターの特殊召喚。
同時に、操の股間から、6本。電線が抜かれた。
「んっ、ふぅ」
「展開してきたか」
「そうよ。そしてアクソンアームは、永続効果で2回攻撃を持っている」
「……なるほど」
「バトルフェイズ! んっ、アクソンアームで……どれがオススメとかあるかしら?」
「ノーコメントだ」
「じゃあ、適当にそれにするわ。エキストラの外見が好みだから」
アクソンアームが、女体を味わっていた子ワニ2匹を破壊する。
近くの箱が開いて、女体が鉄の処女に格納される。
操が動くと、股下のマシンも自走した。
箱の中のカードを取ると……。
バヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂッ!
「ぐっ、ぐふっ、おっ、あああああああああああああっ!」
電流が流れた。
「さて、私が手にしたのは……へぇ、アクション永続マジック『鰐使いの支配権』を発動。1体のコントロールを得る!」
触口ワニ ATK1700
「レベルがない……まぁいいわ。コントロールを得たターン中なら、ワニは直接攻撃できる。私はワニで、ダイレクトアタック!」
「……それを受けると思ったか? 罠カード『ハラパン・コンボ』を発動。私の場に『ハラパン』儀式モンスターが存在する場合、このターン中、相手モンスターの攻撃宣言時、全てに腹パンカウンターを1つずつ置いて、相手モンスターの攻撃を無効にする」
レフティ・デーモンとライティ・デーモンが、震里の腹に拳を突き立てる。
「ぐっっ、はぁ♡」
ハラパンレフティ・デーモン 腹パンカウンター 0→1
ハラパンライティ・デーモン 腹パンカウンター 6→7
悪魔たちは気分がよくなったのか、子ワニの前に立ちふさがる。
子ワニは諦めて、操のフィールドに戻ってきた。
「……コア・ガングリオンの攻撃でも、『ハラパン・コンボ』は使える。そういう効果に聞こえたけど♡」
「間違いない」
「なら仕方ないわね。カードを2枚セット。ターン終了よ」
操のターンは終了。降臨カウンター 4→11
「私のターン。ドロー。メインフェイズ、『快楽抽出回路』発動だ。起動している鉄の処女は2つ。2枚ドロー」
一気に3枚ドロー。
「……メインフェイズ2になった時点で、その『支配権』を手札に戻し、箱に戻すという選択肢もあった。それをしていれば、私のメインフェイズ1で、私が2枚ドローすることはなかったが……支配権を私に取られるのを嫌がったのか?」
「さあ、どうかしら」
「まぁ、いいだろう。サンドバッグの効果により、『ハラパンデモニウム』にカウンターを集中だ」
ハラパンレフティ・デーモン 腹パンカウンター 1→0
ハラパンライティ・デーモン 腹パンカウンター 7→0
ハラパンデモニウム 腹パンカウンター 1→9
「墓地の儀式魔法『ハラパンデモニウムの聖典』は、フィールドのカウンターを1つ使い、手札に加えられる」
ハラパンデモニウム 腹パンカウンター 9→8
「そのまま発動。私は、ハラパンデモニウムから、腹パンカウンターを8つ取り除く!」
「!」
「儀式召喚。現れろ。『ハラパンクロスドミナンスデーモン』!」
ハラパンデモニウム 腹パンカウンター 8→0
ハラパンクロスドミナンスデーモン ATK2700 ☆8
「……儀式モンスターが3体。こんな簡単に並べてくるなんて、流石、アクメシア四天王ね」
「そのとお――」
「全力のデッキじゃないのに」
「……フンッ、クロスドミナンスデーモンの効果により、カウンターを8つ置く」
震里の方を向いて、悪魔が、腹に、八連打。
「ぐっ、がっ、ぐううっ♡」
股から汁をブシャブシャ吹いて、震里はイった。
ハラパンクロスドミナンスデーモン 腹パンカウンター 0→8
「はぁ、はぁ♡ さらに手札から、『ハラパンミッション』を発動。自分フィールドのレベル6以下のハラパン儀式モンスターは、自分フィールドの儀式モンスター1体につき、1つ、カウンターを置く」
レフティデーモンとライティデーモンが、それぞれ3回ずつ、連携パンチ。
ハラパンレフティデーモン 腹パンカウンター 0→3
ハラパンライティデーモン 腹パンカウンター 0→3
「はぁ、あ、くぅ……ライティデーモンの、効果発動! カウンターを1つ使い、相手モンスター1体を破壊。そのモンスターの元々の攻撃力分。相手にダメージを与える!」
「レフティ・デーモンが回復なら、その逆……罠カード『神経工学サプレッサー』を発動。このターン。私の『神経工学』モンスターは全て、1ターンに1度、効果で破壊されない」
「なら、子ワニだ!」
ライティ・デーモンが子ワニを殴り飛ばした。
「ぐっ……♡」
ハラパンライティデーモン 腹パンカウンター 3→2
操 LP4000→2300
「さらに、レフティデーモンの効果で、邪教徒を蘇生し、そのまま破壊してライフを得る!」
ハラパンレフティデーモン 腹パンカウンター 3→2→1
震里 LP5000→6000
ハラパンデモニウム 腹パンカウンター 0→1
「さて、バトルだ! ハラパンクロスドミナンスデーモンで、神経工学コア・ガングリオンを攻撃!」
「攻撃宣言時、手札から『神経工学グリッチャー』の効果発動。自分フィールドの、電線カウンターを4つ取り除いて、特殊召喚!」
神経工学パルスマシン 電線カウンター 18→14
神経工学グリッチャー DEF1500 ☆4
「これにより、んっ♡ このターン。相手モンスターはグリッチャーにしか攻撃できず、グリッチャーは戦闘では破壊されないわ」
「無駄だ! ハラパンクロスドミナンスデーモンは、貫通能力に加えて、攻撃した相手モンスターを破壊できなかった時、1000ポイント上げてもう一度攻撃できる! 戦闘破壊されない守備モンスターなど、文字通りサンドバッグだ!」
「神経工学コア・ガングリオンの効果発動! お互いのターン中、リンクモンスター以外のモンスター1体を対象に発動。そのモンスターのレベル、またはランクと同じ数、電線カウンターを取り除くことで、そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする!」
「なんだと!?」
神経工学パルスマシン 電線カウンター 14→6
グリッチャーにしか攻撃できない。
言い換えれば、他のモンスターは、子ワニにも攻撃できない。
戦闘破壊されない以上、攻撃しても無駄だ。
「……チッ。カードを1枚セット。ターンエンドだ」
震里のターンは終了。降臨カウンター 11→17
「私のターン。ドロー!」
操はカードをドロー。
「スタンバイフェイズ。パルスマシンの効果発動。カウンターの数が24未満の場合、24にするわ」
「……」
再び、パルスマシンから電線が出てきて、マイクロミニスカートの中に入り込み、ぐじゅぐじゅビリビリと刺激し始める。
「ぐっ、あっ、ああああっ!」
神経工学パルスマシン 電線カウンター 6→24
「はぁ、き、きもちいいわぁ」
「ずっと耐えているようだが、なるほど。発動時とスタンバイフェイズでしか24本にできないわけか。電線をコストにして強力な効果を発動できるし、本数が減るから刺激も小さくなり、耐える何度も下がる。だが、早く使いすぎると、いざという時に足りなくなるかもしれない。という構造だな」
「まぁ、そんなところ♡ 私はドローしたのは、2枚目の、『神経工学アクソンアーム』よ。カウンターを6つ使って、特殊召喚!」
神経工学パルスマシン 電線カウンター 24→18
神経工学アクソンアーム ATK2300 ☆6
「さらに、墓地のチューナーモンスター。『神経工学インパルス』の効果。墓地に送られたターンには使えない効果だけど、自分フィールドに『神経工学』モンスターがいれば、特殊召喚できる!」
神経工学インパルス ATK1200 ☆3
「レベル4のグリッチャーに、レベル3のインパルスをチューニング。シンクロ召喚! レベル7『神経工学ソード・コーデックス』!」
神経工学ソード・コーデックス ATK2700 ☆7
たくさんのマニピュレータを装着し、一本の大きな剣を両手で構えるモンスターが出現。
「新しいシンクロモンスターか」
「ソード・コーデックスの永続効果で、んぐっ♡ 私の神経工学モンスターは、電線カウンター3つにつき、攻撃力が100ポイントアップする」
神経工学コア・ガングリオン ATK2500→3100
神経工学アクソンアーム ATK2300→2900
神経工学アクソンアーム ATK2300→2900
神経工学ソード・コーデックス ATK2700→3300
「チッ、小回りが利くデッキだと思っていたが、随分前のめりだな」
「でしょ? バトルフェイズ。私はコア・ガングリオンで、子ワニを攻撃!」
1体、コントロールを得て、破壊されたワニがいた。
そのワニの相方が、女体を味わっているところに、コア・ガングリオンが攻撃。
操は箱が開いたのを確認して、カードを確認。
「……『供物の指名』。エキストラを1名選択して、そのエキストラを味わう子ワニの攻守が800アップ……何の意味もないわね。じゃあ、アクソンアームで、残り一人、エキストラの子ワニをそれぞれ攻撃」
2回攻撃で、アクソンアームが子ワニを片付ける。
カードを確認。
「『伏魔殿の管理者キー』……アクションマジックを入れる『箱』を一つ指定し、開いている場合は閉じて、閉じている場合は開かれる。このカードがある限り、その箱は他の開閉ルールが適用されない……」
操はため息をついた。
「……なるほど、最初から、どの箱にどのアクションカードが入っているのか。わかっている場合だったら、あなたの行動も変わってたってことね。んっ♡」
操はアクションカードを手札に持ったまま、定位置に戻ってくる。
「アクソンアームで、レフティデーモンとライティデーモンを攻撃。ソード・コーデックスでクロスドミナンスデーモンを攻撃するわ」
「コア・ガングリオンによる無効無効はターン終了時までだ。クロスドミナンスデーモンは、カウンター1つを使い、破壊を免れることができる」
震里 LP6000→5500→5000→4400
ハラパンデモニウム 腹パンカウンター 1→2→4
ハラパンクロスドミナンスデーモン 腹パンカウンター 8→7
「……ねぇ、なんであなた。そんなに余裕なのかしら?」
「そう見えるか?」
「ええ。とても」
「……続けてみればわかる」
「まぁ、そうさせてもらうわ。『支配権』を手札に戻して、3枚のアクション永続マジックを箱に戻す。これでターン終了よ」
3枚のアクション永続マジックが戻される。
これによって、3人が解放。
そして、子ワニがそれぞれに2匹ずつ出現し、味わい始めた。
操のターンは終了。降臨カウンター 17→22
「……フフッ」
震里は微笑んだ。
「何がおかし……っ!」
次の瞬間、操のフィールドの魔法、罠が、全て手札に戻った。
「えっ……」
そして、操の下に、魔法陣が出現。
現れたのは……『ボスワニ』だ。
口の部分が2メートルを超えて、内側に触手がびっしり生えた、ボスワニ。
「出てくるんだ。『
ワニは操を丸のみにして、触手から分泌された粘液が、服を溶かしてそのまま彼女の体を舐め捲る。
「あああああああっ! うっ、ぐっ、おごっ!」
触手の一本がぶっといディルドになり、膣に挿入される。
そのまま味わうように、体液を搾り取るように、味わう。
「この伏魔殿フィールドは、ワニたちの『謝肉祭』の場だ。子ワニたちを戦闘・効果で破壊したり、ターン終了時に『味わっているのが8体未満』だったりすると、その分、カウンターがたまる」
震里は微笑む。
「それは、『邪魔』に他ならない。カウンターが20に達した時に出現。ターンプレイヤーの魔法罠を全て手札に戻し、ライフを半分にする!」
「あああああああっ! ああああああいぐうううううううううううっ!」
操 LP2300→1150
ワニの口の中で、操は絶頂する。
そのまま汁を吹いて……ボスワニがペット吐き出して、解放された。
下着に至るまで全てとかされて、裸になった操が姿を現す。
「フフッ、なかなかいい体だ。さて、これはターン終了時の出来事だ。私のターン。ドロー。『快楽抽出回路』の効果発動。デッキから1枚ドローだ」
「はぁ、はぁ♡」
震里の手札はこれで4枚。
「パルスマシンがフィールドにない今、まともにそいつらは動くことも出来ん。アクション永続マジックを戻した以上、『4枚ドローされたらどうしようもない』という状態なわけだ。それに加えて、パルスマシンさえ取り除いてしまえば、もう恐れるものはない」
操が残していた『手』が何なのかはともかく、ほぼ間違いないだろう。
「パルスマシンがなくなったことで、攻撃力も元に戻っている。さて、ここからどうやって遊んでやろうか……」
震里がそこまで話した時だった。
「はぁ、はぁ……面白いギミックだったわ」
「ん?」
「ただ、ちょっと、少子に乗りすぎよ。手札のモンスター……『コンジット・ハイジャッカー』の効果発動。お互いのターン中、手札から墓地に送ることで、自分モンスター1体を選択。そのモンスターにしか、相手は攻撃できなくなる」
「何?」
「私はソード・コーデックスを選択。しかも、ソード・コーデックスにしか攻撃できないから、フィールドからいなくなったら攻撃不可になる」
「『仁王立ち』のような効果か……」
攻撃力2700の、剣を構えたモンスター1体にしか、このターンは攻撃できない。
「……先ほどのグリッチャーもそうだが、随分、誘導するカードを入れているな」
いずれにせよ、このターン。震里は子ワニたちを攻撃できない。
「ならば……手札から魔法カード『ハラパン・ブースター』を発動。自分フィールドのハラパン儀式モンスター1体を対象にして、ターン終了時まで、現在置かれている腹パンカウンター1つにつき、攻撃力が200上がる。ターン終了時まで1400上昇だ」
ハラパンクロスドミナンスデーモン ATK2700→4100
「こ、これで、攻撃されたら1400ダメージってわけね」
「そういうことだ。バトルフェイズ。クロスドミナンスデーモンで、ソード・コーデックスを攻撃!」
悪魔が襲い掛かる。
「……残り三枚の手札。どうやら相当使いにくいみたいね」
「!」
「手札から永続魔法『神経工学パルスマシン』を発動! このカードは、自分フィールドに同名カードがなければ、相手ターンのバトルフェイズ中。手札からも発動できる!」
「なんだと!?」
フィールドにパルスマシンが出現。
24本の電線が、操の膣に侵入して、グジュグジュビリビリと刺激する。
「くぅ、あはぁ♡」
神経工学パルスマシン 電線カウンター 0→24
神経工学コア・ガングリオン ATK2500→3300
神経工学アクソンアーム ATK2300→3100
神経工学アクソンアーム ATK2300→3100
神経工学ソード・コーデックス ATK2700→3500
ソード・コーデックスの効果により、3つにつき100ポイント。
合計800ポイント上昇する。
「だが、クロスドミナンスデーモンの攻撃は止まらん。ダメージは600か。手札から速攻魔法『ハラパン・ショーケース』を発動! 相手モンスター1体を対象として、そのモンスターはこのターン、戦闘では破壊されない!」
「クロスドミナンスデーモンと組み合わせること前提のカード……」
クロスドミナンスデーモンは、戦闘で相手が破壊されなかった場合、攻撃力を1000上げて追加攻撃が可能。
戦闘で破壊されないモンスターを相手フィールドに用意するのは重要なことだ。
「ただ……手札から罠カード『最適化される
「その効果は……」
「私のフィールドの『神経工学』シンクロモンスター1体を対象として……攻撃力が倍になる!」
「何!?」
神経工学ソード・コーデックス ATK3500→7000
「こ、攻撃力7000」
「さらに!」
「!」
「コア・ガングリオンは、パルスマシンの電線カウンターが24個の場合、お互いのバトルフェイズ中に使える効果がある。ターン終了時まで、自身以外のシンクロモンスター1体を対象として、そのモンスターの攻撃力を、自分フィールドの『神経工学』モンスター1体につき、400ポイントアップする!」
「なんだと!?」
「この硬貨の発動後。このターン。電線カウンターを取り除けなくなるけど、まぁ、関係ないわ」
神経工学ソード・コーデックス ATK7000→8600
「こ、攻撃力8600。これでは……」
震里のライフは4400。
クロスドミナンスデーモンは攻撃力4100。
合計、8500。
「ば、バカな。この局面で、私のターン中に、反射ダメージで倒すだと!?」
「電線カウンターを『使う』ことで展開したり、妨害したりもする。だけど……んんっ♡ 24本。強い刺激が常時、私を襲うことになるけど、それに、耐えることで♡ 爆発的な効果を使うことも可能。そういう二面性があるのが、このデッキの特徴よ」
ソード・コーデックスが剣を構える。
「クロスドミナンスデーモン、撃退!」
一閃。
「ぐっ、うあああああああああああああああっ!」
震里 LP4400→0
勝者。操。
「フフッ、楽しいサバイバルデュエルだったわ。ただ……『わかった』かしら?」
「……チッ、貴様。『財団』か」
「ご名答」
「行狂井狂華。奴が財団の関係者。しかもこれほどの戦術を持つエージェントが派遣されているとなると……スポットディスクもしばらくお預けか。スポットに調整が必要だ」
「そういうこと。わかってもらえてうれしいわ」
「……まぁ、いい」
デュエルが終了し、フィールドが店に戻っていく。
「次は負けんぞ。財団のエージェント」
「次も負けないわ。アクメシア四天王さん」
震里はフンッと鼻を鳴らすと、そのまま去っていった。