※この作品はR-18です。

くちゅくちゅれろれろこしぱんぱん   作:歩輪気

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タイトルはいいのが思いつきませんでした。
話し方とか上手く掴めてないかもしれないです。
誤字・脱字、ここが違う、名前違うという箇所があったら教えて欲しいです。

一部加筆、修正しました。


くちゅくちゅれろれろこしぱんぱん

 ◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 都立日野南高校────ここは男女共学の高校であり、『鹿乃子(しかのこ)のこ』こと『のこたん』と名乗る人とシカのハイブリッドも通う、癖の強い者ばかりが集まる学校である。

 そしてその生徒の中でも、一際注目を集めるのが、3年生にして生徒会長を務める『虎視虎子(こしとらこ)』である。清楚・容姿端麗・品行方正の三拍子を揃え、正に優等生を絵に描いたような彼女は、まさに学校の誇りであり、マドンナであり、殆どの生徒の憧れであった。時々、素が出ることもあるが、癖の強い生徒たちはそんな彼女も都合よく受け入れていた。

 

「ぁ……あ、こ、ここ……生徒会室だから……やっぱり、家に、戻ってから…………あっ♥」

 

 みんなの憧れの的であり、『処女』であり、シカ部部長でもある虎子が、生徒会長として、生徒会メンバーと共に日々奮闘している生徒会室。

 そこでは今、男女生徒による不純異性交遊が行われていた。

 それも、ただの生徒ではない。

 生徒会会計担当の燕谷千春(つばめやちはる)と、その同級生の男子生徒による愛の営みが今ここで実行されていた。生徒会が校則を破るという前代未聞の事態が起きているのだ。

 

「ひ、人が来たらバレ……ぁ、そこはダ……んぁ♥」

 

 普段ならのこたん関係以外ではクールを保つ千春。しかし今の彼女は、性的行為に身を悶えさせる1人の淫鳥と化していた。

 

 この惨状を見てわかる通り、2人はそういう関係である。幼い頃から交流があって、昔はよく一緒に公園で遊んだとか、動物園にお出かけしたとか、お兄ちゃんにも面倒を見てもらったことがあるとか、そういうタイプの幼なじみ。そして同じ高校に進学したのを機に付き合うことになりました系のラブコメ的な関係である。

 

 彼そのものは原作には存在しない。

 

 もちろん、2人がこういう関係になるまでには、それはそれは険しく厳しい道のりがあり、中々親しい幼なじみ以上の関係には発展できなかった。

 特に千春の兄・善治が大きな壁となって立ちはだかってきたのは言うまでもなく、彼から千春に恋心を抱いていることを相談された際は、彼女の恋人になるということがどれほどの覚悟がいるのかをその身に教えこませ、幾度も挫折を味合わせた。

 しかしそれは、善治が妹の幸せを願うからこそであり、善治もまた、幼い頃から親しい彼を、妹の隣に立つのに相応しい男として育てるために、敢えて厳しく接したのだ。決してお付き合いに反対していたわけではない。

 

 彼は、千春に相応しい男になるためにと、毎日死ぬ思いをしながら、己の弱き肉体と精神を鍛えた。たとえ骨が折れようとも、血反吐を吐こうも、決して立ち止まることはなかった。

 

 また、偶然出会い、熱い友情を育んだツノダさんや馬場さん、日野市在住の野生クマさんといった心強い仲間の力も借りながら、彼は自分を磨き続けた。とても中学生にできるとは思えない血の滲む努力を、彼は千春一筋な想いを糧にして積んできたのだ。

 

 そして、彼の数年間にも及ぶ努力は遂に報われ、高校入学と同時に千春とお付き合いすることになった。

 今ではシスコン兄からも信頼を得ており、正式に交際が認められた日には、血反吐と血涙を流されながら祝福された。ファーストキスをその場でした時は、メガネが粉微塵になり、全身から血を噴き出していた。

 

 ちなみに千春本人は『そんなことしなくても……あなたなら付き合ったのに』と言っている。

 

「や、あっ♥……し、下着……ぁ♥」

 

 そんな試練を乗り越え結ばれた2人は現在、何故か生徒会室でエッチなことをしていた。

 今日は生徒会長である虎子も、副会長である猫山田根子(ねこやまだねこ)も、 書記の狸小路絹(たぬきこうじきぬ)も既に帰ったため、忘れ物でもしない限りは誰も帰ってこない。すなわち、2人きりで思う存分楽しめるということなのだ。

 

「だ、め……今日、体操服、持って、んん♥……ないからぁ♥」

 

 せめて家に帰ってから、そう続けて言おうとする千春だが、スカートの中に伸ばされた彼の手は、彼女の訴えを遮るかのように蠢く。薄めのショーツの表面をつーっとなぞり、千春の陰唇の輪郭を撫でる。発情している彼女の唇からは、既に透明なお汁が漏れだしており、布に粘ついた染みを広げていた。

 

 くちゅっ♡くちゅ♡くちゅ♡

 

「ひゃぁ、や…………ぁぁ♥」

 

 彼の男らしい指先が、千春の下着の表面を何度も這う。ここにお目当てのものがあると言わんばかりに、濡れそぼる陰部に刺激を与え続ける。

 千春は襲いくる刺激から逃げるように後方にたじろぎ、机に寄りかかる。だが、それは逆に彼のやりやすい姿勢へと変わってしまい、彼女はやや背を反る形で、彼からの愛撫を一方的に受け入れる羽目になる。

 

 むにゅんっ♡

 

「あっ♥」

 

 さらに彼は、余っていた腕を彼女の胸部に伸ばし、セーラー服越しに千春の柔らかなものを掴んだ。ブラジャーの上からでも伝わる彼女の強かな膨らみが、彼の手の平に広がった。

 

 むにゅん、むぎゅっ♡

 

「んぁ、あ……ンゥゥ♥」

 

 生徒会室の中は、灯りが灯っていない。沈みかけた夕陽のオレンジがかった光が窓から差し込み、2人をぼんやりと照らす。床と壁に出来た2つの黒い影は、千春の甘声とともに微動する。

 

 彼はスカートを捲しあげ、千春のショーツを露わにさせた状態にすると、その中へと指を潜り込ませる。指が整え剃られた陰毛を擦り、ぷにぷにとした淫唇に触れる。試しに中指で恥谷に触れると、ぬるりとした感触が肌を伝わった。ダメと言いながらも、千春も既に準備を整えている様子だった。

 

「ふぁ……ぁ、ぁぁ♥」

 

 彼の人差し指と薬指が、濡れた花弁を開帳させる。開かれた蜜穴に、中指の先が啄くように触れて、ずぶりと音を立てて中へ侵入する。初めて挿入したのもあって、彼女の秘部は指であってもキツかった。

 だから彼は穴を解すように、指で媚肉を掻き回していく。くちゅりという音は、より生々しいものへと代わり、千春の喘ぎもより震えたものへと変化した

 

「んんぁっ♥あ……あぁっ♥ぁぁ♥」

 

 千春は初めて味わう彼の性技に頭をふやかせながら、恍惚とした表情でそれを受け入れた。頬は赤らみ、息は湿るように熱を帯び、瞳は涙で潤む。

 

 どうしてこんなことになったのだろう。

 

 もともと、彼女はいつものように生徒会のメンバー達とともに仕事をしていた。静かに業務を熟す横で、いつものように根子がシカ部廃部の野望を忘れてつっちーと遊び、絹が想像力を拗らせて腹を切ろうとした。

 途中、お手洗に行くといって廊下に出た際に、千春は忘れ物を届けようとした彼と鉢合わせした。そう、その流れで手伝って貰う事になったのだ。

 

 彼は千春の隣で同じ作業をした。言葉は交わさずとも、漂う雰囲気は言わずもがな。彼が話しかけると、彼女の瞳は時々輝き、辺りにぽわぽわとしたものが宙を舞う。そんな光景に、何も知らない根子が訝しみ、絹が相変わらずな2人に微笑みを浮かべ、虎子が何かを察した。

 

 そして2人が居残りすることを伝え、他のメンバーとつっちーを先に行かせ、黙々と仕事を続けた。

 合間に、彼が偶然撮影した動物園ののこたんベストショットに千春が目を輝かせることもあれば、千春がツノ型印鑑ケースをプレゼントして彼が喜ぶこともあった。

 その仲睦まじい光景は、まさに恋仲と言っても良いだろう。

 

 さらにイチャイチャは加速した。

 

『……学校で2人きりになるのは……初めてかもしれないね』

 

『……こんな時間だから……多分ここに来る人はいないかも』

 

『……ん? ……え、キス……? ここで?』

 

『……た、確かに誰もいないけど……流石に学校でやるのは』

 

『……それに……遅くなったら、お兄ちゃんが心配するかも』

 

『……でも……よく考えたら学校で……キス、したことないね』

 

『……やってみる?』

 

 そんなやり取りの末、2人は思い切ってキスをすることにした。

 夕陽に染められた窓ガラスからの光を背景に、2人で並ぶ。

 頬を赤らめながら、少し背の高い彼に向かって彼女がつま先立ちでキスをする。

 それだけで終わらせようとした。

 

『んっ……んぢゅっ♥はむっ♥』

 

 しかし、繋がった口元はいつの間にか激しいディープキスへと変わった。彼は千春の体を抱きしめ、舌先を彼女の口内で暴れさせた。彼女もまた、獣の血を騒がせた彼の抱擁に身を任せて、されるがままに口内を蹂躙された。普段から抑えていたものが、ひょんな事から暴発を起こしてしまったのだ。

 

 くちゅ、くちゅり♡

 

「んんっ! ……んぁ、ぁ、はぁ……あっ、ふぁ♥」

 

 そんなことがあって、2人は今、こうして仲良く発情していた。

 廊下からは人の気配はなく、ここに訪れるものもいない。学校というルールの敷かれた学び舎の中で、唯一の二人きりの空間。それは、彼らの脳を桃色一色に染めるには十分だった。

 

「あ……んっ♥」

 

 彼は千春の蜜肉をほぐしながら、吐息を吹きかけて彼女の唇を求めた。千春もそれに答え、2度目の唇を重ねた。柔らかな千春のものは、口どけするように彼のものと密着する。

 

「んちゅ、んっ♥れろっ♥ちゅる♥んぁ♥あっ、れぇ♥」

 

 啄み合うように口元を動かす2人は、鳥のように尖り、また隙間なく重ね合う。繋がれた口元の中で舌先が絡み合い、苦い唾液を交換する。

 その間も、彼の腕は千春の胸を離さなかった。服の上からでは満足しきれなくなったのか、制服の裾部分を上へ捲りあげ、さらにはブラジャーすら上へずらした。

 

「んっ……♥」

 

 ぷるんと音を立てて彼女の乳が零れ落ちる。恐らく、兄ですら見たことがない妹の女性らしい果実。だが、彼の手は休むことなく、千春の胸を鷲掴みにした。

 

 むにゅっ♡むぎゅっ♡

 

「はぁ、あっ、んんゅ、ぃ♥」

 

 力を入れる度に彼の指がおっぱいに沈む。沈んだ指の形に合わせて肌色の表面がぐにゅりと潰れ、ふわりとした柔らかさを跳ね返した。

 

「んっ……♥」

 

 名残惜しそうに唇を離す。しかし、彼はすぐさま次の獲物に狙いを定めた。

 

 ……ちゅうっ♡ちゅう♡

 

「あ。だ、ダメっ、こ、ここでそんな……す、吸っちゃ、やぁっ♥」

 

 目の前の餌にありつくように、彼は揺れる千春の乳頭にしゃぶりついた。初めて味わう彼女の乳首は汗で蒸れていて、ほんのりとしょっぱい。しかしその中身に微かな甘さを含んでいて、彼は口を尖らせながら搾乳していく。そのテクニックは赤子の如く器用で、本物の母乳が出てしまいそうなくらいに乳頭は彼の口端で嬲られた。

 

「んあ、ふぁっ、あっ、ぁ……あっ、あっ」

 

 下半身と胸、2つの性感帯を同時に攻められた千春の頭に熱が襲う。オナニーをする時にいつも襲ってくる、あの絶頂寸前の痺れが全身に伝播していくのを感じた。

 

「い、いく、いっ…………あ」

 

 ──ぐちゅりっ! 

 

「あぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 胸を揉みしだく手の指と指が乳首を挟んで潰し、陰部を弄る手の中指が蜜穴近くの敏感な箇所を突き上げる。

 それと同時に千春は背中を仰け反らせ、甲高い絶頂声を室内に響かせた。秘部からは愛汁が噴き出し、ショーツへ染み込んだ。吸いきれなかった分は、泪となって千春の太ももを伝い、床へポタリと落下する。

 

「はぁ、はぁ、はぁ…………もう」

 

 荒い呼吸をしながら、千春はジットリとした目で彼を睨んだ。睨むといっても、その瞳は涙で満たされており、表情は緩んでいるため怖さの欠片もない。

 彼は蜜穴から指を引き抜くと、その手で彼女の額に触れ、張り付いた前髪を梳いた。

 

「……下着の替えなんて持ってないのに……どうするの、これ」

 

 千春は捲られたスカートの中へ手を伸ばし、ショーツに触れた。汁をたっぷりと吸収したそれは下着の意味をなしておらず、歩けばあしぐりから透明な愛液が溢れてしまうだろう。

 そんな彼女の姿に対して、彼の下半身のものは反応した。ドンッという重い擬音を立てたそれは、ズボンを隔てて彼女の腹部に押し付けられている。比較的細身な彼の体なのに、股間部分だけは異様なまでに盛り上がっていた。

 

「これ…………」

 

 千春は驚いたように彼の股間を凝視する。今までキスをしたことは何度もある。動物園でデートをした時も、付き合って初めての初詣に出かけた時も、混沌とした体育祭の帰り道でも、2人は甘い口付けを交わした。しかし、彼のモノがこうなるのは、今回が初めてだった。実際は今まで理性で抑えていたのだが、今日に限っては枷が壊れてしまっていたらしい。

 

「……脱がすの?」

 

 彼は千春にズボンを脱がして欲しいと頼んだ。脱がした後に、エッチなビデオみたいに口で扱いて欲しいと頼んだ。それがどういうことなのかは、高校生の千春でも理解できた。理解はできたが、完全にスイッチが入ってしまった今の状態では、断るという選択をするはずがなかった。

 

「……うん、分かった」

 

 千春は頷き、彼が少し離れると、目の前に彼の股間が来るようにその場にしゃがみこんだ。目先では、ズボンの中に閉じ込められた何かが動いていた。

 

「………………」

 

 千春は唾を呑むと、ゆっくりと手を伸ばし、彼のベルトを緩め、ズボンのフックを外し、ファスナーを下ろした。彼がパンツも一緒に下ろして欲しいと言ってきたので、千春はパンツごとズボンを掴み、足元に下ろした。

 

 ──ぶるんっ! 

 

「ぇ…………」

 

 そこから彼女の顔面を掠るように現れたのは、彼の逞しいおちんちん、否、肉棒だった。子どものもの違い、ずるりと皮が剥けて亀頭が丸出しになっている。全身の肌よりも色黒なそれは、血管を浮き上がらせながら剛直しており、ドクンドクンと脈を打っている。

 初めて見る彼の一物に、千春は目を大きく瞬いて言葉を失う。何より驚愕したのは、彼の肉棒の大きさだった。

 

 千春自身、小さい頃は、プールとかで彼の皮を被ったおちんちんを見たことはあったし、ネットでごく稀に目に入ってしまうことだってあった。

 

 しかし、目の前で首を振る肉棒は、あからさまに違っていた。今思えば、昔から他の子よりも一際大きかったかもしれない。

 そして、もしこの猛々しい一物を千春以外が見たとしても、これが一般男性のものと比べて、太く、長く、そして硬いということはすぐにでも理解出来てしまうだろう。むしろ、世の中の何処にこれほどの大きさを持つものがいるのか、少なくとも千春は知らなかった。

 

「(……これが、男の子のおちんちんなの? ……なんだか、大きいし、臭い)」

 

 千春は獲物を求めるかのように揺れる亀頭に鼻先を近づけ、クンクンと嗅いだ。鼻がひん曲がってしまいそうなくらいに獣臭い。まるで獣の生殖器のようだった。馬並み程ではないが、たとえとしては近かった。大きなたわわを持つ絹なら、この猛獣を包むことが出来たかもしれないと、一瞬だけだが、これを挟む彼女の姿を想像した。

 

「(……これ……本当に口の中に?)」

 

 千春はあまりの獣臭に顔を背けたくなった。しかし、性欲を湧かせた彼女の頭がそれを許さなかった。目の前の肉棒から目を離すことができず、千春は吐息を吹きかける。

 

「あー…………むっ♥」

 

 気がつけば彼女は口を大きく開き、頬張るように亀頭を口の中へ含んでいた。鳥のように尖った彼女の唇は、そのまま根元の方へと進んでいく。

 

 じゅぷ、じゅぷぷぷ…………♡

 

「んっ…………♥」

 

 唾液が震える音が鳴り、同時に彼の長い肉棒が千春の口の中へと消えていく。震える頬肉が黒ずんだ表面を包み、緩やかな刺激を与える。

 

 ぢゅぼっ、ぢゅぼっ♡ぢゅぼっ♡

 

「んっ、んっ♥ふっ♥ぉぇ♥」

 

 ある程度進んだところで、千春は頭を前後に揺らし始める。長身な肉棒はすぐさま彼女の喉奥を啄き、嗚咽を洩れさせる。ぷくりと太った亀頭が喉の奥へと入り込み、咽頭を塞いで空気の流れを遮る。

 

「ふっ、んっ、ぢゅる♥……ぢゅるっ♥」

 

 千春は彼の太腿を掴みながら、一定の速度で頭を揺さぶる。根元まで咥えようにも、彼女の口ではそれは不可能だった。それほどまでに、彼の肉棒は巨根だった。

 

「ふっ、んぐっ、れろっ♥れろっ♥」

 

 頬肉で肉棒の皮を緩く絞めつつ、千春は裏筋に舌先を這わせた。ざらついた舌肉が卑猥な音を立てながら、尿道下と雁裏を舐め上げる。彼が洗い損ねたチンカスが舌の表面に絡め取られ、唾液とともに彼女の胃袋へと嚥下される。

 

「んっ、ひほひい?」

 

 肉棒をしゃぶりながらモゴモゴと話しかける千春。彼からの視線だと、今の千春は頬を膨らませながら、涙目の上目遣いで自分を見つめていた。いつもクールで無口な彼女が、今は肉棒に夢中になって食らいついている。その事実だけでも、彼の性欲は十分に刺激された。モゴモゴから来る皮膚のむず痒さもあって余計に。

 

「ん、ふごっ、んぢゅ♥ぢゅるる♥ぢゅるっ」

 

 慣れてきたのか、千春の頭はより滑らかに動き、肉棒を奉仕する。後ろへ引く度に唇の隙間から唾液が漏れだし、糸を引いて床へ落ちる。彼女の動きに合わせて、片方に垂れた髪が淫らに揺れる。

 千春は今、自分がセーラー服とブラジャーが肌蹴て胸が露出している状態だということを忘れている。それほどまでに、彼女もまた、彼との性行為に情していた。

 

「(あ……おっきくなった)」

 

 千春は彼の肉棒がより熱く、硬さを増したことを口の中で感じた。それが何を意味するのかは彼女も察していたため、頭の動きをより速くした。この後何が起こるのか、そんなことは彼女だって分かっている。

 

 ぢゅぼっ♡ぢゅぶっ♡

 

 肉棒を扱く音が激しさを増す。水気のある音が、くぐもった嗚咽という名の姫声が、夕陽の灯りのまで照らされた薄暗い室内に響く。2人の動きに合わせて、黒く伸びた影が揺らめく。

 

「んっ♥んぐっ♥んふぅっ♥」

 

 ぢゅぼっ♡ぢゅぼっ♡ぢゅぼっ♡

 

 ────びゅるるるるぅぅぅぅ♡♡

 

「んんんんぅぅぅんんっっ!?!?」

 

 前後運動の途中、彼のものはとうとう弾けた。縦に細い亀頭先の穴から、灼熱のような熱さを持った精液が排出されたのだ。しかも、少しずつなどではなく、どっと勢いをつけて、睾丸から上がって来る。

 

「んんんっ!! ♥んんっ♥!!」

 

 あまりにも突然な放出に、千春は目を見開いて眉を顰めた。苦くて臭くて粘ついたものが口の中をいっぱいに満たし、今にも頬を破裂させようとしている。鼻の奥に、栗の花のようなツンとした臭いが広がり、じんわりと温めた。

 

「んんんっ…………んぐっ♥んぐっ♥」

 

 千春は口から零さないように、目を細めながら必死に精液を飲み込んでいく。喉奥でつっかえていたものは勿論、頬袋に溜まる分も、脈動して吐かれる分も全て、唇の隙間から落とさないように。ごくっ、ごくっ、という喉を通る音が鳴る。

 

「んっ」

 

 ぢゅるるるるるっ♡

 

 ようやく射精が収まったところで、千春は頬を窄めて、尿道に残った精液を吸い出し始めた。賢者タイムで弱まった肉棒には、今の彼女の口撃は弱点だった。

 

「…………んっ♥」

 

 千春はぬぷりと肉棒を引き抜く。リスのように頬をふくらませ、唇を閉ざしたまま上を向き、彼を見た。

 

「…………あー♥」

 

 一体どこの誰が可愛い彼女にこんなことを教えたのか。千春は唇を大きく開き、だらしない顔で口内を彼に見せた。外へ出しきれなかった残滓だというのに、その量は口の中を白濁に染めるには十分だった。白濁の中では、彼女の舌が泳いでいおり、表面にも塊となって付着していた。

 彼は暫しの間、淫らな彼女の姿を堪能し、『ごっくんして欲しい』と頼んだ。

 

「んっ……♥」

 

 千春は言われるままに口を閉じ、喉を鳴らして残滓をごっくんした。ごっくんした後、もう一度口を開き、彼に口の中を見せつけた。何もない、あるのは糸を引くねばねばだけ。

 

「…………どうしよっか…………この後」

 

 蕩けた表情で問いかけてくる千春。今日はもう遅いから帰ろう、なんていう言葉は湧いてこない。この後どうしたいのか、そんなものは分かりきっていた。

 

「あっ……」

 

 彼はズボンを蹴るように脱ぎ捨てると、千春をゆっくりと押し倒し、濡れきったショーツを強引に脱がせた。強引というが、千春に抵抗する気はなく、むしろ待っていましたと言うかのように、硬い床の感触を味わいながら大人しく脱がされていた。

 彼は千春の足の間へと潜り込み、スカートをばっと捲り上げ、閉じた太腿を開かせた。

 

「あ……あんまりジロジロ見ないで……」

 

 仰向けに寝かされ、開帳されたその先には、彼女の割れ目が待ち構えていた。指先で感じ取っていたものは正しく、陰毛は綺麗に剃られており、2つの恥丘によって構成された黒細い割れ目からは、多量の愛液が溢れていた。

 

 彼は千春の割れ目に鼻先を近づける。ムワッと蒸れた臭いが彼の鼻腔をチクリと刺す。千春は恥ずかしさで両手で顔を覆っているが、今にも湯気が出そうな程に紅い顔は隠しきれてはいない。

 

 …………ぢゅるるっ♡

 

「んんぁぁぁぁ♥」

 

 彼は淫谷を覆うように唇で覆うと、スープを啜るかのように吸い始めた。初めて味わうから手加減する、わけはなく、彼は容赦なく縦唇を貪る。

 

「あっ、や、やだっ♥吸っちゃだめ♥あ、あたま、変になる♥変になっちゃうぅ♥」

 

 千春は他人には聞かせたことのない淫らな悲鳴をあげる。お股のおまんこを吸われるだなんて、四半世紀すら生きていない彼女にとっては初めての体験だった。

 初めて故に逃げようとするも、彼が両腕で彼女の太腿をがっちりと固定し、逃げられないようにして女水を味わうため、無理だった。

 

 ぢゅるるるっ♡ぢゅるっ♡ぢゅずずっ♡

 

「あっ、はぁん♥んぅぅ♥」

 

 蜜を吸い出すように、彼は音を立てながら秘部を啜る。甘酸っぱい千春の体液が彼の喉を通って体に染み渡る。

 

「や、だめ♥こ、これ以上は、ほ、ほんとに♥あ、あたま♥白く……♥」

 

 千春は思わず両手を彼の頭に伸ばして止めようとした。

 

 ぢゅずずずっ!! 

 

「んぁぁっ♥」

 

 しかし、彼は問答無用で吸い続ける。秘部を中心に千春の体に大きな快感が奔り、彼女の体が痙攣する中でも、彼は目の前の肉貝を喰らい続けた。

 喰らい、舌先で啄き、穴の中で舌を暴れさせる。大分解れた千春の蜜穴は、既に準備オーケーとでもいうのかこようにしっぽり濡れている。

 

「ふぁ……そこ……舐めるの……♥」

 

 言葉は続かない。もし続いてたとしてもしなくても、彼にはこの後、彼女が何を言いたいのかわかっていた。分かっていたからこそ、意地悪をしてみた。

 

 …………カリッ♡♡

 

「!?」

 

 千春の目が驚愕に包まれ、歯を食いしばる。彼は今、彼女の小さなクヒトリスを歯で噛んだ。

 

 カリッ♡♡コリッ♡♡

 

 それも1回だけでなく、何度も噛む。

 

「い、やだ! それ、ダメっ♥そ、そんなの! 壊れちゃう♥私、壊れちゃう♥」

 

 千春は身を悶えさせながら訴えるが、彼は聞かなかった。それどころか、歯で噛む力を強めた。くにくにと上下歯に挟まれたクリトリスは、嬲られるままに噛まれ続けた。

 

「い、いく、いく…………いく゛うぅぅぅぅ♥」

 

 千春は背中で緩やかな曲線を描き、大きな絶頂声を上げた。潮をふく音が彼の口内で反響する。彼の口の中は、千春の味で満たされた。

 

「は、あ…………あっ♥」

 

 最早ここは生徒会室ではない。ここは、千春と彼のみが存在を許された愛の住処だった。

 舌を突き出しながら放心する彼女を見て、彼は肉棒を再び勃起させた。萎れた肉棒は充血し、亀頭は彼女の体を指していた。

 

「あ、あ…………あぇ?」

 

 遠くに飛ばしていた千春が初めに見た光景は、屹立する肉棒を揺らす彼の姿だった。巨体なそれは、早く入れさせろと言わんばかりに、彼女の股間部分の表面を撫でていた。唾液で濡れ濡れになっているため、腹の上をねっとりと、ゆっくりと往復するように滑っている。余裕で臍辺りまで届く長さだった。

 

「(あれが……入るんだ)」

 

 彼女だって、付き合っていた時から、いつかはこんな日が来るのだと、寧ろ来て欲しいと思い、覚悟していた。そのせいか、今からやろうとしていることに、特別な恐怖感はなかった。ただ、獣のような禍々しい陰部が自分の中に入り切るのか不安だった。

 彼は千春の心情を横に、割れ目を開こうとする。

 

「ま、待って……自分で開けるから……」

 

 そう言うと、彼女は頬を赤らめながら、両手を肉貝へと伸ばした。恥丘に指を触れると左右に開かせ、中に隠れていた蜜穴を露わにさせた。まだ通していないというのに、既にヒクヒクと、彼のモノを求めていた。

 

「……いいよ……入れて」

 

 顔を逸らしながら、恥ずかしそうに伝える。その言葉に従うように、彼は千春の身体に腰辺りを掴み、亀頭先を蜜穴へとあてた。

 

 ぐちゅ…………

 

「んんっ…………」

 

 ぷっくりと膨らんだ亀頭が彼女の蜜穴と触れ合い、ファーストキスを交わす。

 

 ぐちゅ…………メリメリっ♡

 

「くぁ…………ぁ……」

 

 肉棒は蜜穴の解れた肉を押し広げていく。何も通したことのない千春の穴は狭く、肉が破れるような音が生々しく響く。

 

「ぁ、くぅ…………ぅぅ…………♥」

 

 今まで閉じていた肉の道が、彼の獣によって強引に開通されていく。ブチブチと、純潔を守ってきた千春の薄い膜が無惨に破瓜していき、奥に潜んでいる襞がほつれる。その痛みは強烈で、千春は目をギュッと閉じながら、苦しむような表情で耐えていた。

 

 ブチブチブチブチッ♡

 

 それに何より、彼のモノは大きい。もし相手が千春ではなく副会長の根子だったら、お腹をボコっと盛り上げて、痛さで叫んでいたかもしれない。それほどまでに、彼のものは巨体だった。

 

「ぅぐっ、んん♥」

 

 千春の堪える悲鳴を無視するかのように、肉杭はぐんぐんと腟内を突き進んでいく。奥に行けば行くほど肉襞は細かなものになり、侵入してきた肉棒を押し潰そうとキツキツに締め付ける。

 

 ずんっ! 

 

「ぁ………………」

 

 消えるような細い声が聞こえたと同時に、彼は少しの勢いをつけて肉棒を根元まで刺した。太った亀頭が最奥にあるポルチオをコツりとノックし、穿つように突き上げる。

 

「あ…………あっ……♥」

 

 その瞬間に迸った快感に、千春は声にならない叫び声をあげた。

 敏感な箇所を容赦ない衝撃を与えられたせいか、本来なら出るはずの悲鳴が、ひゅう、という息とともに虚しく消えた。

 だが、快感は確実に体中に行き渡っており、千春は全身を痙攣させた。目は大きく見開き、口はアウアウと開閉を繰り返す。瞳は焦点が合わず、四方八方にぶれ動く。

 

 ぐちゅりっ♡

 

「くぁ……♥」

 

 未知の刺激に意識を混濁とさせる千春を一瞥しつつ、彼は腰を揺すり始めた。腰を引くと、愛液と共に赤い鮮血が肉竿に付着し、結合部から漏れだした。

 

 ──ずんっ! 

 

「んんっ! ……♥」

 

 引いた腰を再び打ち付け、肉棒で蜜壷全体を擦りあげる。硬い鐡のような硬さを持つ肉の杭を、秘肉の群れがずりゅりゅと擦って呑み込む。奥に沈んだと同時に、拡張された肉壁が肉棒全体を包み込み、雁裏にまで吸い付いた。

 

「ぁ♥あ、ふぁ、んんぅ……!」

 

 陰部を包む生暖かい感触に悶声を上げつつ、彼は腰を揺する。彼女のロストバージンということで、初めはスロー気味に揺らしている。

 

「(い、痛い……あそこが、裂ける……♥)」

 

 元々重ね合わせた状態で守られていた彼女の膣内は、指先すら挿入できるか怪しい程に狭かった。だからこそ、余計に拡張された激痛を彼女に与えていた。

 

「(あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ♥)」

 

 しかし同時に、奥深くにあるポルチオを小突かれる感触に快感を覚えてもいた。一人きりでは決して届かない場所を、何度も何度も、彼が猛攻する度に押されて潰れる。

 痛みと快感、両方を味わう千春の意識は、今にも白く弾け飛びそうになった。唇をキュッと締めているのは、弾ける意識を保つために、彼女が無意識にやっていることであった。

 

 じゅぶっ♡じゅぶっ♡じゅぶっ♡じゅぶっ♡

 

「んんっ、くぅ、ぅぁ゛♥ひぅ♥」

 

 だがそんな努力も、彼の肉棒相手では無意味だった。抑えようと喉に溜めていたものは、亀頭がポルチオ以外の性感帯を押し擦ったことで、あっという間に喉を這い上がり、口から喘ぎ声となって吐き出された。

 

「ひっ、ひゃぁ♥ふぁ♥なに、これ……わ、私、こんなの……♥」

 

 腰を引く度に、彼女の膣血と愛液が混ざったものが外へ排出される。一部は彼女の臀肉を伝って、赤みがかった雫となって床へ落ちた。

 彼は彼女の嬌声を耳にしながら、肉棒をキツく包む膣肉に腰を震わしていた。千春の膣天井はブツブツとした肉の疣が生えており、膣床にも同じような肉襞が生えている。それらが侵入してきた肉棒を抱擁し、むぎゅむぎゅとキツく絞る。抜こうとすると、それらは肉棒を離すまいとストロークするように貼り付いた。

 

 ぢゅぶっ♡じゅぶっ♡ぐぢゅ♡

 

「んぉ、ぉぉ゛、あぁ♥ちんぽ、おっきすぎ♥いっ、お゛♥お腹の中、ぐちゃぐちゃにされちゃう♥」

 

 ちんぽ、なんて卑猥な言葉を彼女が言ったなんてしったら、いったい何人の人物が卒倒するだろうか。

 

「んぐっ、あ、あぁ……っ!! ふぁ……!! ♥」

 

 気づけば、千春は閉じていた瞼を開き、自身の下半身に視線を向けていた。縦唇が開かれ、そこへ食い込むように捻り込まれた黒い肉棒が出入りしている。赤い血の混じった体液が、飛沫となって空中に舞い、一部は泡立って外へと放出される。

 

「(セックス、セックス♥気持ち良い♥こんなの、のこたん先輩に見せられないよぉ♥)」

 

 両手で顔を覆いつつ、指の隙間から覗くように嬲られ弄ばれる秘部を凝視する千春。隠されたその中は、およそ高2とは思えない淫らな表情を浮かべていた。それこそ、兄にも、生徒会のみんなにも、推しののこたんにも見せたことがない、淫乱な笑みを。

 

 ずちゅっずちゅっ♡

 

「(あ、いい♥いぐ♥自分でやるより良い♥癖になりゅ♥お、お゛ぉ……ご、ごめんね、のこたん♥私、もう、この人のことしか考えられない♥)」

 

 最早心の中でさえ言葉が乱れ狂う。

 彼は肉欲に従い、彼女の淫靡な姿に彷徨する。そして体を倒し、千春の体を包むように抱きしめた。

 露出した彼女の胸が、彼の胸板で潰れて広がった。

 

「ふぁぁっ♥おく、お゛、奥ぅ♥」

 

 体と体は濃密に繋がり、より奥深くへと肉棒が潜り込む。

 彼のモノは巨根で、尚且つ、エラが深かった。深いエラは、挿入されると膣内の肉壁に貼り着く無数の肉襞を押し退ける。そして、引き抜かれる際に、それらを引っかけ、外へ抉り出すようにずるりと摩耗する。その繰り返しはまさに快楽地獄とも言うべきもので、千春は今、その地獄に嵌っていた。

 

「(だめ、こんなの♥いく♥いぐっ、またいくっ♥んんっ♥)」

 

 現に、彼女は今、腰を撃ち込まれる度に小さな絶頂を繰り返していた。その表情に最早いつもの面影はなく、卑猥極まりないアヘ顔を晒している。もしも親しい友人が今の千春を見たとしたら、あまりの豹変ぶりに困惑することは間違いない。

 

 ぐちゅんっ♡

 

「あぁぁぁ゛♥」

 

 有無も言わさず、彼は肉棒で子宮口を突き上げ、腰を揺する。何度も何度も、奥唇をノックし、グリグリと押し込む。

 

「や、やだっ、だめっ♥これ、いじょう、あたま、とけりゅかりゃ♥ひぅぅ♥」

 

 手加減のないプレス運動に、千春は必死に辞めるよう訴えた。訴えるくせに、手足はぎっちりと彼の体にしがみついていた。絶対に逃さない、中で受け止めてやろうと、ぎゅうっと締め付けている。

 

「んぁ、あぁ……っ!! はぁ……っ!! あぁぁ……!」

 

 肉竿が蜜穴を出入りする音、そして千春の喘ぎ声がリフレインする。

 

 彼女にとって、彼は自分の心を察してくれる幼なじみの1人だった。

 いつも一緒にいることが多くて、お風呂だって、幼い頃はよく一緒に入っていた。

 そんなことがあったから、彼女もずっと、彼のことを意識していた。

 彼が誤って絹の胸を揉んでしまった時は、悶々とした気持ちが収まらなくて、1週間は口を聞かなかった。

 彼はずっと絹のことが好きだと思っていたから、まさか自分に告白してくれるとは思わなかった。嬉しくないはずがなかった。

 彼が自分のために頑張っていたと知り合いから聞かされた時は、何やってるんだろうと思いながら、自分に一筋な彼の好意が嬉しかった。

 だから、ずっとこうしたかった。

 密かに内側に溜めていた彼への独占欲が、性的な欲求を解放させたことで爆発した。

 

「ん、んぢゅっ……ちゅるっ♥んんっ……!!」

 

 千春は口付けを求めるように、彼の顔を引き寄せて唇を重ねた。精液臭い彼女の口内が、彼の唇すらも覆う。

 

「ちゅっ♥ふっ♥ん……あっ♥」

 

 生臭くて、吐きそうになる。けれど、両者ともに吐こうとは思わなかった。それどころか舌肉を畝らせながら、濃厚なキスを交わした。

 

 気がつくと、肉棒は芯が通ったかのようにより硬直していた。腰の動きも激しさを増し、臀肉が波を打つ。太さを増したことで膣内が更に狭まり、媚肉がより密着する。

 

「(あっ、来る…………熱いの、たくさん♥)」

 

 肉棒の表面がより熱を帯びてきたことを感じた千春は、白い目を向きかけながら、彼の子種を求めて全身をぎゅうっと力ませた。

 

「んっ…………あっ!」

 

 両者の口が離れ、粘着質な銀糸か惹かれる。

 

 ぢゅぶっ♡ぢゅぶっ♡────びゅぐるっ♡

 

 ずんっ、とした重い音とともに、彼のモノが最奥を突いた。

 

 ──びゅぶるるぅぅ〜♡♡びゅぶうぅぅ〜〜♡♡

 

 瞬間、尖端から迸った熱い精液が、暗い子壷に飛び出す。

 その熱と鋭い快感が真っ直ぐと彼女を射抜き、遂には脳天まで貫いた。

 

「い…………あぁぁぁぁぁぁぁっ♥」

 

 千春は背中を弓なりに仰け反らせ、舌を突き出しながら甲高い絶頂声を室内に響かせた。

 瞳孔が開き、虚空に焦点を当てる。

 その目には光がまたたき、何も見ていない。

 白く弾けた頭の中にパチパチと電流が走り、真っ黒にショートさせた。

 彼もまた、全身に伝播する快感に腰を震わせ、涎を垂らす。

 

 びゅぐるっ…………びゅぶっ、どびゅっ♡どぴゅっ♡

 

「(熱い……せーえき、出てる…………どぴゅどぴゅ……お腹、泳いでる…………♥)」

 

 腹部を泳ぐ精液は、2度目だというのに勢いを失っておらず、灼熱を保ちながらあっという間に子宮内を白濁に満たし、彼女の中で暴れ狂う。一部は居場所を失い、漏れ出すように竿と蜜穴の結合部から溢れ出していた。

 ポカポカとした温かさに、千春は朦朧とする意識の中、白い目を向きながら、溶けた表情でそれを感じ取った。汗をかいたことで、髪の毛が肌にべっとりと張り付いている。

 

「(……そういえば……もうそろそろ帰らないと……お兄ちゃんが心配するかも……でも)」

 

 あともう1回だけ、もう一度、中に出して欲しい。そう思うと、千春の体は無意識に彼の体を締め付ける。膣壷の肉壁も、それに応えるようにヘナヘナになろうとする肉棒をぎゅるりと搾った。

 

 夕陽はもうじき沈み、夜が来る。しかし、2人はしばらくの間、時間も校則も忘れて交わりあった。

 

 

 

 その後、忘れ物を取りに来た生徒会メンバーと着いてきたシカ部に行為を目撃されてしまい、ひと騒動起きてしまうのだが、それはまた別のお話。

 

 

 ◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

「………………」

 

 彼との初体験を終えてから数日が経ったある日、一皮むけて大人の女性に近づいた千春は、動物園の入口で彼と待ち合わせをしていた。

 今日はのこたんの動物園バイトのシフト日であり、そして、彼とのデートの日でもあった。主に彼女がのこたんのバイト姿に会うことがメインであり、彼とのデートは所謂ついでのようなものだった。

 

「(どうしよう……緊張する…………」)

 

 千春は二重の意味で緊張していた。久々にバイト姿ののこたんに会えることもそうだが、彼と2人きりでのお出かけもまた久々で、冷静な雰囲気の裏で、彼女の心臓は今にも飛び出しそうになっていた。千春にとっては、彼のとのデートはついでなどではなかった。

 今日の格好は、気合を入れてオシャレをしてみたけど、どうなのかな、彼が気に入るかなと、そんなことを考えた。

 

「…………あ」

 

 と、そこへ彼が歩いてきた。同じくオシャレを意識した服を纏った彼は、来て早々に開口一番で『可愛い』と言った。

 

「……可愛い……うん、ありがとう」

 

 頬を赤くしながら、千春は嬉しそうに微笑んだ。

 それじゃあ行こうかと、2人は手を繋いで園内に入場する。

 目指すはのこたん率いる鹿の大名行列。後ろから付ける黒い影にも気づかず、2人は歩いた。

 

 目的地に到着し、カメラは用意した? と訊ねる彼女に、勿論と、彼は持参した一眼レフカメラを掲げる。

 

 海波の如き鹿の大名行列が、道の向こうから押し寄せてきた。そしてその上に、まるで大将のように堂々とした姿で座るのこたんがいた。

 

「(のこたん先輩……可愛い……)」

 

 千春は今にも噴き出しそうな鼻血を堪え、カメラのレンズを彼女に向けた。表情からも嬉しさを滲みだしながらのこたんを収める千春の姿を、彼はこっそりカメラを向けて、パシャリと撮った。

 

 一通り撮り終えた後は、千春お待ちかねの鹿の餌やりタイム。2人で鹿せんべいを持って、他のカップルと一緒に列に並んだ。早く順番が来ないものかと、ウキウキとしながら待った。

 

「ヌンっ! 久しぶり! 元気してた? 今日は彼くんも一緒?」

「は、はい……あの……これ、どうぞ……鹿せんべいです」

 

 そして遂に回ってきた自分の番に、千春はオドオドと恥ずかしそうにしながら、両手に乗せた鹿せんべいをのこたんに差し出した。のこたんはヌンっとそれを受け取り、バリバリと食した。

 

「そうだ。記念にツーショットしてく?」

「え……いいん、ですか?」

 

 推しからの告白に、千春は彼を見た。彼は笑顔で頷くと、撮影係を買って出た。

 

 カシャッという音とともに、千春の端末画面に、のこたんとのツーショットが収まる。

 

「ついでに彼くんも一緒にもう1枚いいよ」

 

 のこたんから誘われ、彼も千春と一緒にのこたんとのスリーショットを撮影した。

 

「1枚400円です」

 

 餌代とは別に、追加料金400円を支払った。

 

「あ……ありがとうございました」

「また来てねー、そしてお幸せにー」

 

 一礼をいれて、2人はのこたんに手を振りながらその場を後にした。

 動物園内の道を並んで歩きながら、千春は画面に映し出された写真を大事そうに眺める。

 

「のこたん先輩と……ツーショ……撮れた」

 

 推しとのツーショット、触れるのも恐れ多い彼女と2人きりの写真を撮れたことに、千春は歓喜し、心の底から幸せを感じ、涙を流した。

 そんな彼女を見て、彼は幸せそうだなぁと感じながら、黙ってハンカチを差し出した。ぽろりと流れた涙が、ハンカチの布に吸い込まれる。

 

「……し、知ってる?」

 

 ふと、千春は涙を拭いながら、彼に話しかけた。

 彼はどうしたと首を傾げる。

 

「さっき……鹿せんべい、あげたでしょ……日野動物園って……カップルで一緒に鹿せんべいをあげると……そのカップルは、一生ラブラブでいられるらしい……よ」

 

 彼女からの告白に、彼は目を点にする。

 そして、その言葉が何を意味するのか。顔を逸らしながら頬を赤らめる千春の姿を見れば、そんなものは直ぐに理解出来てしまう。

 風が吹いて髪が靡く。千春の瞳がちらりと彼を見た。

 

「…………じゃあ……うん」

 

 2人はモジモジとしながらも、ゆっくりと体を近づけ合い、腕を絡めた。千春は絡めた腕に少しの力を入れて、きゅっと密着し、頭を彼の肩に任せてみた。

 

「……今日は……1日、こうしてよっか」

 

 彼はうん、と顎を引いた。

 2人はしばらくの間、その場で立ち止まったまま、そしてゆっくりと歩き始めた。もう付き合ってしばらく経つのに、その後ろ姿は、恋したての初々しさがあった。

 

 

 

「くぁwせdrftgyふじこlp!!!!!!!」

 

 

 

 その後ろで、とある人物が解読不明な叫び声をあげながら血だらけでぶっ倒れたのだが、2人は気づかなかった。

 

 

 

 後日、喫茶ツバメは1ヶ月休業した。

 

 

 

 

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