『回顧』に続く話になります。
「念のために確認するよ。本当に大丈夫か?」
「今は、今は大和くんが欲しい……!」
「……分かった」
ナギの本心が言葉として外に出る。今はただひたすらに大和が欲しい、大和だけに見てもらいたい、大和だけに愛されたい。
同意を合図に唇を塞ぐとそのまま、ナギのワイシャツに手を掛けていくのだった。傷つけないように優しくボタンを外しながら脱がしていく。
ワイシャツを完全に取り去ると、ブラが透けないように上半身を覆うタンクトップが現れる。タンクトップ越しでもはっきりと分かる双丘の大きさ、裾を掴み捲り上げると水色のブラが顔を覗かせた。
千尋という姉がいる大和にとってはブラそのものは手に取ったことはあるだろう。今目の前には姉以外のブラ、自分が最も大切に想う女の子のものになる。
ゴクリとつばを飲み込み、気持ちを落ち着かせる。緊張しているのは自分だけではない、抵抗一つせず身を任せてくれているナギはそれ以上に緊張しているのだ。顔はこれまで見たこともないほどに赤くなっている。
唇を離すと二人の間に銀色の線が垂れ、ある程度の長さまで伸びたかと思うと重力に逆らってプツリと切れる。
「電気、少し暗くするからな」
室内が明るいままだったことに気付いた大和は、近くにあるスイッチで室内の明かりを暗くする。完全消灯ではなく豆電球の状態にしてあるため、お互いの顔はしっかりと見つめ合える状態だった。
「大和、くん……は、恥ずかしいよ」
「知ってる、顔も真っ赤だから。でもそんなナギも可愛いよ」
「も、もう……!」
ナギは顔を手で覆いながら大和から視線を逸らす。普段見せない『女』としての顔に、Sっ気を感じた大和は顔を隠すナギの手を優しく掴みながら、耳に顔を近付けるとそっと呟く。
「もっとナギの顔を見せて欲しい」
「こ、こんな顔、大和くんに見せ……ひぅっ!?」
最後まで言い切る前にナギの首筋に舌先を這わす。ゾクゾクと全身を震撼させる初めての感覚に、身体をピクリと震わせた。首筋に舌を這わせながら、チュッチュッと小刻みにキスの雨を大和は降らせる。
本来ならシャワーにも入っていない自分の身体を舐められるなんて女性としては一番やって欲しくない行為なのに、身体はその行為に対して快感を覚えていた。首筋から香ってくる女性特有、ナギ特有の甘い香りが、大和の理性の紐を一つ一つ切り離していく。
「……いい香りがする」
いつもの大和ならまず言わない言葉だろう。自分の香りを嗅がれている、シャワーに入っていない身体を舐められていた。
汗をかきやすい時期になるため、不快な体臭とならないように細心のケアはしているとはいっても、自分の身体を舐められることに耐性などあるわけがない。
「やあっ、そんなところのニオイ嗅いじゃ、いやぁっ。やまとく、わたし、シャワー入って……んんっ!!?」
が、発する言葉とは裏腹に、ナギの両手は大和の身体を抱き寄せていた。
もっともっと大和に愛してほしい、彼女の脳裏を満たすのは彼に対する想いだけだった。やがて首筋から唇を離したかと思うと、今度は無防備になっているナギの唇を奪う。
「んっ、んぅ、ちゅっ、くちゅ、んぁっ、や、やまとく……んうっ」
蕩けてしまう。
こんなはしたない姿を最愛の人に見られている。
とても見せられる姿じゃないのに、見られていることに対して嬉しさを感じている自分がいる。大和の眼中にもナギのことしか見えていなかった。
お互いの舌を絡め合い、愛を確かめる。卑猥な音と共に、お互いの唾液が入り乱れてナギの口からは飲み込みきれない唾液が溢れて頬を伝う。
それでも大和はキスを続ける。ナギは大和を、大和はナギを深く、より深く求め合うように。両手を首に回して自分の身体を強く密着させる。
もっと、もっと大和のことが欲しい。私を、私だけを見て欲しい。
「んっ、んちゅ、ちゅぴっ、んんっんっ……ん……ぷぁっ」
「……っ! な、ナギ……」
「や、やまと、くん……わたひ……んむぅっ!!?」
唇を離しナギの名前を呼んだかと思うと、再び自身の唇でナギの唇を優しく塞ぐ。
自分の想いを彼女に伝えるように、強く強く口付ける。いつもよりも強引な彼の行為を、ナギもしっかりと受け止める。
嫌な理由がない。
だって目の前に最愛の人がいるのだから。
最愛の人が自分だけを見て自分だけを愛してくれているのだから。
「んぐっ、もっと、もっと……ひてぇ、わたひのくち、もっろ……んっ、くちゅ。んぁっ、んぷっ……ふあっ……はぁ、はぁ、はぁ……ひうっ!!?」
荒い呼吸で必死に酸素を取り入れようとするナギのブラに手を潜り込ませると、右手で覆い隠された乳房を優しく握る。
空いている左手を背中に回すと、ブラを固定するホックの部分をずらして固定を外した。
「ど、何処でそんなの覚えたの……」
「ん〜? 日々の修練の賜物……かな?」
「そ、そんな冗談……んくぅっ!」
固定が外れたブラを完全に取り去ると、現れるのは立派に実る二つの果実。何処でブラの外し方なんか覚えたのかと抗議の声を上げるナギだが、大和は自分の家で姉のソレを見ている。洗濯をすることもあるだろう。
故に自分が付けたことが無いとはいえ構造は把握しているし、つけ外しなど彼にとっては造作もない。日々の鍛錬のそのものと誤魔化す姿に冗談を言っている場合では、と言いかけたところで艶やかな声を上げて口元を押さえた。
女性の平均を大きく上回る大きさと、バランスの取れた形、女性の象徴として備わる豊かな実りを両手で掴みながら、痛くないようにグニグニと揉みしだく。
「んふっ……これっ、なんか」
「なんか?」
「き、気持ちいい、かも……んんっ」
「そう言ってくれると、俺も嬉しい。痛くないか?」
「だ、大丈夫。優しく握ってくれているか……ひぅっ!」
両手で掴んでいた乳房の先端に唇を近付けながら、チロリと舌で刺激をする。自分の乳首を舐められた経験などこれまでに無い。
自分を慰めたことはあれど、自分の乳首には口が届かないためそもそも舐めることは出来ない。恥ずかしさの中初めて味わう感覚、その感覚に抗えない。
「んっ、ちゅっ、れろ……んんっ」
「んんっ、あん! ひくっ、んあっ!」
自身を襲い来る快感に身体が震える。自分でも信じられないくらいに感じていた。近くの枕を使って声を抑えていたナギだったが、とうとう声を抑えることが出来なくなり、口から声が溢れてしまう。
胸を触られ舐められて、この反応だ。もし自分の秘部を触られたらどうなってしまうのか、声を何とか抑えようとするものの、襲い来る快感に抗えず声を抑えることが出来ない。
「……ナギ、凄い声」
「だ、誰のせい……あんっ!」
気持ちいい。
大和が上手いのか、自分が感じやすい体質なのかは分からない。ただし彼に触れられているだけで喜びを感じてしまう。
実は凄くエッチな人間なのか、彼女の脳裏に一瞬よぎるも大和以外の男性からされることを想像すると、身の毛もよだつ。
相手が大和だから、自分の気持ちをさらけ出せる。
「き、気持ちいい、やまとくんの舌が、わ、わたしのおっぱいに当たって、凄く……いいの」
「……ありがとう」
自分の本心を大和へと伝える。ナギの口から普段は聞くことがない言葉だったこともあるだろう、顔を真っ赤にして伝えてくるナギを見て柔和な笑みを浮かべ感謝の気持ちを伝える。
片方の乳首を指先でつつきながら、片方は口に含む。人肌の、乳房の、表現しがたいほどに柔らかく暖かい感触が大和を刺激する。興奮しているのは何もナギだけではない。大和もそれ以上に彼女のあられもない姿を見て興奮していた。
(こ、これ……想像以上にヤバいな)
改めて分かるのがナギのスタイルの良さだった。制服越し、私服越し、水着越しに抱き着かれたことはあれど、自分からナギの胸を直に触りに行くのは初めてだ。
マシュマロのように柔らかく弾力のある触り心地。変な目でナギを見ることは無いがその大きさには圧倒されるばかりだった。
「や、大和くん……そ、その」
「?」
「あの……胸ばかりじゃなくて……え、えっと……」
言いにくそうに大和を見つめるナギ。
ぽーっとしたままトロンとした目付きで大和を見つめる。
何かあったのだろうか、手を止めて続く言葉を待つ。大和の手をキュッと握りながら、今やって欲しいことを伝えた。
「し、下も……大和くんに、さ、触って欲しいの」
「えっ」
大和くんだからもっと触ってほしい。
自分の一番大切な部分をあなたになら捧げても良い。
赤裸々な要望を大和へと伝える。
スカートはまだ外していないし下着もまだ着用したままだが、キスの雨を降らされている時から感じる秘部が熱くなる感覚。
「……分かった」
ナギの言葉に誘われるかのように右手をスカートの中へと滑り込ませる。
秘部を覆い隠すスカートを躱して下着の中に手を入れると、彼の手に伝わる温かくヌメリとした感覚。
それが何なのかを悟るのにそう時間は掛からなかった。
「……濡れてる」
「っ!」
秘部だけではない、秘部を覆う下着までもが彼女の愛液でぐっしょりと濡れている状態だった。自分が思ったことを思わず率直に口に出してしまうと、再びナギの顔が紅潮して恥ずかしさから顔を覆う。
はしたない女だと思われたかもしれないと不安が一瞬ナギの脳裏をよぎるものの、それは完全なる杞憂だった。大和がナギのことをそんなふうに思うわけがない。
空いている左手でナギの頭を撫でながら、彼女の気持ちを安心させる。
「キレイだ」
一言呟くと、ナギの手のガードが外れる。
大和の顔を見つめながら、言われた内容を理解してほのかに微笑む。
「……嬉しい。大和くんにそう言ってもらえて。こんなグチョグチョではしたない女の子だって思われたかと思ったから少し不安だったの」
「ナギのことをそんな風に思うわけ無いだろう? むしろ初めてでこれが正解なのかも分からないのに、俺の手でこうして気持ちよくなってくれていることが凄く嬉しいんだ」
「大和くん……♪」
嬉しさが溢れ、再び大和を自分の身体へと抱き寄せる。好きが溢れすぎてもうどうすれば良いのか分からないけど、この人になら自分の身体を、自分の初めてを、全てを捧げても良い。
「あの……もっとナギの身体をみたいから、さ。服……全部脱いでもらっていいか?」
顔を真っ赤にしながらお願いをする大和の姿に思わずナギは吹き出しそうになる。いくら大人びていたとしても、中身は年相応の男の子だったのだと。
いつもは誰よりもカッコいいのに、何処となく甘えてくる仕草。普段とのギャップが彼女の女性本能を燻らせた。
「じゃあ大和くんもね? 私だけ裸を見せるなんて不公平だから、大和くんの全てを、私に見せてほしい」
「……あぁ」
そう言うと大和はベッドから降りて、自身が着ているワイシャツのボタンを外そうと手を掛ける。
「待って」
ボタンを外そうとしたタイミングでその手を掴む。脱いで欲しいと言ったのにどうしたと言うのか、何処となく困惑したような目でナギを見つめる。
「私が脱がしてあげる。良いよね……?」
「もちろん」
断る理由は無い。
大和の返事を聞き妖艶な笑みを浮かべたかと思うと、その手をワイシャツへと掛けた。留めているボタンを一つずつ丁寧に外していく。ボタンを外しながら顔を見上げると口を開く。
「大和くん、私の服も脱がしてもらって良いかな? ……ちゅっ」
私の服も脱がせて欲しいと大和に可愛らしくお願いをすると、そのままぐっと足に力を入れて背伸びをして大和の口に自身の唇を押し付けた。
そのまま舌を口内に侵入させると、大和の舌を絡め取りながら唇でちゅうちゅうと吸う。
いつもの自分ならこんなことは絶対にしないだろう。大和と二人だから積極的になれる、もっと側にいたいから恥ずかしいことも出来た。
キスを交わしながらボタンを外し終えると、ワイシャツを取り払う。
「んぅっ……キスは一旦中断だね?」
ワイシャツの下にはインナーを着ている。脱ぐためには上から脱がす必要があるため、一旦仕切り直しとばかりに唇を離した。インナーはを脱ぐとインナーの下からは鍛え上げられた身体が現れる。
ガチッと鍛え上げられた上半身、細身に見えるのに肩周りは筋肉の鎧で覆われており、分厚い大胸筋にパックリとシックスパックに割れた腹筋。何をどう鍛えたらこんな身体つきになるのか、世の男性は羨むような身体つきをしていた。
「ナギ」
「……うん」
大和の声掛けにナギは両手をバンザイの要領で上げる。着ていたタンクトップの裾を掴んで引き上げることで、ナギの上半身を覆うものは何一つ無くなった。
スカートに手をかけて固定を外すとストンと床へと滑り落ちる。
「……外すよ?」
大和の問い掛けにコクリと頷いた。スカートに隠れていたブラと同じ色の水色の下着に両手を掛け、伸びないようにゆっくりと下ろしていく。
下着自体は自身の愛液で濡れており、下着を下ろすと同時に秘部からは溢れた愛液が白銀の糸のように伸びる。ナギを纏うものは何一つ無い。一糸纏わぬ姿に大和の下半身に血液が集中し、徐々に膨張していくのが分かった。
大きく形の良い胸に、キュッと引き締まったウエスト。くびれたウエストから肉付きの良いヒップを、はっきりと大和の視界が捉える。
「大和くんのも脱がしてあげるね?」
ベルトに手を掛けると留め具を外して緩める。ズボンのフックを解除し、ファスナーを開けてずり下ろした。大和もパンツ一枚で、それ以外で身に纏っているものは何も無い。
「大和くん……♪」
パンツを脱がせる前に、ナギは全体重を掛けて大和へと保たれ掛かる。服越しではない肌越しの感覚、顔を彼の胸元に押し付けて心音を聞く。
ドクンドクンと高鳴る鼓動、自分と同じように緊張してくれている。それが分かっただけでも彼女の心は満たされていった。
「……この身体で、いつも私たちのこと守ってくれてるんだね。ありがとう」
胸元を人差し指で触ると大和の身体がピクリと反応する。素肌をこのように触れられた経験なんて今までほとんど無い。
いつもならくすぐったいで終わる反応が、何処を触られたとしても全て性感帯となり興奮をより高めていく。
「ナギ……」
愛しの相手の名前を呼ぶ。
呼びかけに反応し、顔を上げて上目遣いのまま何かを訴える。彼女の気持ちを汲み取ったかのように、大和は目を閉じて唇を近づけていく。
「大好き」
言葉として伝えると同時に塞がる唇。
左手を肩に回し、右手をパンツの外から下半身の膨らみを優しく触る。
衣類越しではあるが初めて触る男性のソレ。最後に見たのは父親にお風呂を入れてもらった時以来か。
少なくとも思春期に入って、男性のソレを触ったことも無ければ見た記憶もなかった。小刻みに指を動かすたびに大和の身体がピクピクと反応する。
「んんっ、ちゅっ、うふっ、やまと、くんのコレ、しゅごくかたくて、おおきくらってる……んあっ!!?」
お互いの舌を絡め合い、唇を貪りながらソレを触り続けていたことで気付かなかったのか、大和の手が自身の秘部に触れたかと思うとこれまでに無い感覚がナギの身体を襲い、思わず大きな声を上げてしまう。
びしょ濡れになった秘部に指を這わすと、人差し指で突起物に触れた。
「……ひっ!」
快感が一気に前進を駆け巡る。
電流が走ったような衝撃に襲われたかと思うと、足に力が入らなくなる。崩れ落ちそうになるナギの身体を大和はしっかりと腕で支えながら、逃さないぞと言わんばかりに愛撫を続けていく。
「んひっ、やまとく……そこ、あんっ! よわい……のぉ」
襲い来る快感に身を捩らせながらも唇は話そうとしなかった。唇から溢れる唾液と秘部から零れ落ちる愛液が床を湿らせていく。
「んぁっ、ちゅぴ、ちゅっ、そ、そんな、に、したら。ら、らめぇ」
快感に抗えない。
ダメだと言うのに身体は求めていた。
「やま、とくんのぉ、ゆび、が、わたひ、の、くひ、んはぁ、あたっ、てぇ!」
気持ちいい、それだけの単純すぎる理由がナギの脳内を支配する。自分でク◯ト◯スを触って、慰めたことが無いない訳では無い。自分で慰めるのも気持ちいいが、人に、想い人に攻められることに比べると段違いだった。
愛してもらえているという媚薬のような感覚が、快感を更に増大させる。大和もナギも、セックス自体は初めてだ。前戯の知識はビデオなどの映像で確認したくらいで、実際に相手にしたことはこれまで一度たりともない。
経験者からすれば彼の愛撫など、決して上手なものではないだろう。それでも少しでも彼女に気持ちよくなってもらいたい、その一心で何処かを傷付けないように丁寧に弄っている。
その気持ちがナギにも伝わり、想いの大きさが快感となって伝わった。
「もう、ら、らめぇ」
完全に足の力が抜けて、ナギは重力に逆らうことなくベッドに向かって倒れ込む。腰砕けの状態になってしまい、力を込めようとしても入らない。
「はぁ、はぁ、はぁ……くぅん」
息も絶え絶えの状態。
妖艶な表情を浮かべながら大和を見つめると、恥ずかしがりながらも両足を開き、大和に自分の秘部がパックリと開いている状態を見せつけた。
これまでの愛撫で割れ目からは愛液が断続的に垂れてきている。
「もっと……わたしのお◯んこ、もっと気持ち良くして?」
切実な願いに対して、大和はベッドのへりにしゃがみ込むと、秘部へとゆっくりと顔を近付けながら舌を這わす。
「ん……んぅっ!!」
大和の舌がク◯ト◯スに触れると快感から身体を仰け反た。その反応を見て執拗に舌でつつき出す。
触れるたびに快感が全身を駆け巡る、手で口を抑えて声が出ないように我慢をするも、襲ってくる快感だけは我慢ができずに喘ぎ声が溢れてくる。
「どんどん溢れてくる……」
「や、やぁ、そんなこ、と。言わないで……あんっ!」
唇を押し付けて吸うと再びよがり声を上げた。
「こ、これぇ、き、きもちよす、ぎてぇ、あたまのなか、おかしく、なるぅ」
言葉が上手く話せない。
大和の前だと言うのに卑猥な言葉が次々と出て来る。
「いっ……くぅっ!」
その快感が最大に達して身体が跳ねたかと思うと、全身を痙攣させながらぐったりとベッドへと横たわる。
呼吸を整えるナギに大和が自分の全体重が掛からないように覆いかぶさってくる。僅か数センチの距離に彼の顔がある。ある程度呼吸が落ち着いたタイミングを見計らって、彼女の身を案じるように声を掛けてきた。
「悪い、ちょっとやりすぎたかもしれない。痛くない?」
「はぁ、はぁ、はぁ……ううん。そ、そんなこと……ないよ? 凄く、気持ち良かった。大和くん……上手、だね?」
「そ、そうか?」
身体を傷付けないように最大限配慮をしたものの、もしかしたら自分の知らないところで痛みを与えていたかもしれない。
何処にも怪我が無いかを改めて確認をする大和だったが、ナギの口から返ってきたのはお褒めの言葉だった。息も絶え絶えに呼吸を整えつつも両手を背中に回し大和の目を見つめながら嬉しそうに笑う。
「私の大事なところ触って気持ちよくしてくれたの嬉しかった。恥ずかしいところもいっぱい見られて私自身もすごく恥ずかしかったけど……でも、それよりも胸がポカポカして幸せで……とても嬉しかった」
「そっか……っつ!?」
今度は大和がピクリと身体を震わせた。しなやかな右腕を伸ばして下半身を弄る。ナギの下着が愛液で濡れているように、大和のパンツも自身の体液で湿っている。
先ほどよりも大きくなったソレを嬉しそうにナギは触った。
「大和くんの……凄く大きくなってる」
「あ、あぁ。ナギのこと見てたら興奮して……その、抑えようと思っても抑えられるものじゃないし」
「……嬉しい。私で興奮してくれたんだ」
「大好きな女の子が服も着ずに目の前にいるんだ、これで勃たなかったら男じゃない」
はっきりと言い切る。
嘘偽りのない真っ直ぐな告白に心がきゅうっと締め付けられる。自分はこれほどまでに愛されているのかと。そう思うと、例え触ったことがない男性の象徴を触っても全く嫌な気持ちにはならなかった。
「大和くんが私のこと気持ちよくしてくれたから、今度は私が大和くんを気持ちよくする番だね」
「え?」
「ベッドに……腰掛けてもらって良い?」
言われるがまま起き上がるとベッドに腰掛ける。
「これでいいのか?」
「うん。ちょっと……待っててね」
腰掛けたことを確認すると、両手をベッドについて腹筋の要領で上体を起こし、大和の後を追いかけるようにベッドに腰掛ける……のではなく、ベッドの下に降りる。
一体何をと大和が思っていると、開いている足と足の間に身体を埋める。一瞬ニコリと笑うと、大和のパンツに手を掛けて一気に引き下ろす。
現れたのは肥大化した大和の肉棒だった。血管が膨張し、ギンギンに硬くなったインパクトある肉棒はナギの目線を釘付けにする。
サイズにして十数センチ以上はあるだろうか。長さはもちろんのこと太さも中々のイチモツだった。先端からは興奮によって流れ出る大和の我慢汁が溢れてくる。
「ふわぁ……こ、これが……大和くんの」
「こ、こうして改めて見られると……何か、変な感じがするな。結構グロいと思うし、ナギは気分悪くなったりしてないか?」
「……え?」
「こう言うの見慣れているわけじゃないだろう? 人によっては抵抗感あるって言うし、毎日ちゃんと洗ってはいるけどそんな綺麗なものじゃないから、もし無理だったら無理って言って欲しい」
視界に入れるだけでも不快感を現す人間もいるだろう。ナギは大和は大丈夫とは言っても、決して男性に対して耐性があるわけではない。
小学校を卒業し、中学校高校と思春期全てを女子校で過ごしている。家族以外で男性との接点があるといえば大和、それからクラスメイトである一夏くらいで、他の男性との関わりはほとんどない。
元々男性に対して苦手意識をもっていたからこそ、身を案じたのだろう。
「心配してくれてありがとう、やっぱり優しいね。私なら大丈夫だから……」
それでも大丈夫、だってコレは知らない人のものではなく、大和のものなのだから。
そこに恐怖感というものは皆無だった。
「大和くんにも気持ちよくなって欲しい。は、初めてだけど、頑張る、ね?」
そう大和に伝えると前に垂れてくる髪を耳に引っ掛けながら大和のイチモツへと顔を近付けると、先端部分に軽く舌を這わして亀頭部分から溢れ出る我慢汁を舐め取る。
「んっ……んちゅ……んふっ、大和くんのおち◯ち◯、なんだか不思議な味がする」
舌で亀頭を丹念に舐める。その行為に対して自然と嫌な気持ちは湧かなかった。
自身の唾液を垂らして潤滑油のようにすると、亀頭から竿の部分へと舌を這わせていく。小刻みに震える大和の身体、自分のフ◯ラチ◯で感じてくれているのだろうか。
舐めているだけで、嬉しさから自分の秘部も愛液でぐちゃぐちゃになる。テレビやアダルトビデオの中でしか見ることができなかった非日常が、今目の前で実際に行われている。
大和とて男性である。
その手のおかずを使って自分を発散したことくらいはあった。だが自分でやる行為と相手にしてもらうのは快感は全くの別物であり、一気に持っていかれそうになる。
意識をフルで覚醒させ、何とか自分を保つ。
「ナギ……こ、これ……!」
「んふっ、きもひいい?」
「ああっ……んくっ! や、やばいコレ……!」
竿まで一通り舐め回すと、今度は竿の裏から舌をカ◯首に向けて這わしていく。自分のイチモツを舐められた経験は大和にも無い。初めの感覚に戸惑いながらも、その得体のしれない快感に身体を震わせた。
暖かい感触が這っていく感覚。
センシティブな箇所を自分の大切な人間が舐めている。やってはいけないことをやらせている背徳感が大和の感情をより昂らせた。
大和がどう思っているのか、しゃぶりながら閉じていた目を薄っすらと開いて、どこか不安そうな上目遣いで見つめてくる。
ただ大和の反応を見てちゃんと感じてくれているのだと安心し、どこか嬉しそうに目を細めた。
「よかっら……んっ……あむっ、じゅるっ!」
「くあっ……!」
亀頭部分まで行き着くと口を開けて大和の肉棒をパクリと咥え込む。咥えると同時に舌を使って亀頭を執拗に舐め回す。
あまりの快感に普段は聞かないような情けない声を出しながら前屈みになった。腰が抜ける、まさしくそんな表現が適切かもしれない。
自分の肉棒を温かい口内が、舌と唾液が絡み合い卑猥な音を立てながら小刻みに動く。亀頭からカ◯首、竿の全てが刺激されて何も考えられなくなる。
「んう、あむっ、んじゅ、ちゅっ、んぐっ……ろう?」
「あ、あぁ、すげー良い……っ! 上手、過ぎないか?」
「んぷぷ♪ んむぅ、んじゅ」
ナギの頭を撫でると、微笑みながら気持ち良さそうに目を細めた。
(大和くんのお◯ん◯ん咥えてる姿見られちゃってる……すごく恥ずかしいのに……だめぇ、胸の高鳴りが止まらないよぉ)
自分が大和の肉棒を咥えている姿は絶賛リアルタイムで見られている。
恥ずかしくてたまらないけど、大和が自分の
自分を気持ち良く、で絶頂《イカ》せてくれた大好きな彼に、もっともっと気持ち良くなってくれるように
そこに迷いなどはなかった。ディープスロートで喉の奥まで一気に咥え込む。ギンギンに張った肉棒はナギの口内を蹂躙する。
「んぐっ!? な、ナギそれは……んあっ!?」
「んぶっ、んっ、んんっ……ちゅ、んぢゅ、ちゅるる、んう」
緩急をつけながら深く、浅くとあらゆるシチュエーションで、口の中を出し入れされる大和の肉棒は自身の我慢汁の他にナギの唾液で既にドロドロの状態だった。
感度が上がって快楽の深みへとハマっていく。太ももに手を置きながら、顔を前後に動かしながら肉棒を刺激する。初めてって言っているけど、本当に初めてなのか。もちろん初めてである。
それでも好きな男の子のためなら、いくらでも尽くしてみせる。それが鏡ナギという女の子だった。
「んっ、やまとくんの、すごく、ビクビクしてう……んちゅう」
「だっ、だって本気で気持ちいっ! から……さ」
「うれひい……もっとひてあげるね?」
行為が進むにつれてよりナギが積極的な姿へと変わっていく。チロチロと先っぽだけを舐めるだけだった時に比べて、今では大和の肉棒を口内奥まで咥え込んでいる。
大和がナギにしたのと同じように、決して乱雑に扱うのではなく、ねっとりと自分の唾液と舌を絡めて優しく肉棒を包み込んでいた。
本番行為を舌でしているようなものだろう。適度に締め付けられ、かと思えば締め付けが弱くなり、緩急と強弱が入り乱れたナギの
「ん……んぅううう!? ち、ちくび……きもひぃの!」
自分だけが気持ちよくなるのはアンフェアだと、言わんばかりにナギの豊満な胸の乳首を人差し指と親指で挟んで刺激する。柔らかい胸のは違い、ピンと硬くなったそれは触られるたびに電撃が走ったかのようにナギの身体を震わせた。
大和に攻め返されることを完全に想定しなかったようで、我慢できずに大きな喘ぎ声を出してしまう。この部屋が防音対策されていないような部屋であれば隣人にまで声が聞こえてしまうことだろう。
「ナギが俺の……くっ、あ! 気持ちよくしてくれているから、お返し……あいっ!?」
「んんっ! ぷはぁっ……お、お返しだよ?」
出し入れしながら少し口内を締め上げると、肉棒が大きく脈打つ。乳首を触られたお返しだと言わんばかりに、小悪魔のような笑みを浮かべた。
「な、そっちがお返ししてどうするんだよ……」
「私のことを気持ちよくしてくれたんだもん。大和くんにも私と同じ……ううん、それ以上に気持ちよくなって欲しい欲しいから……あむっ、んっ、んんっ」
「ちょっ、いきなり……今敏感になってて……うくっ!」
肉棒を咥え直しながら右手で竿の部分をこすり始めた。
ニチャニチャと唾液と我慢汁が絡み合って白い泡のようなものが付き卑猥な音が響き渡る。口だけでなく手を加えた攻めに、大和の限界点が徐々に近付きつつあった。
肉棒全体を満遍なく攻め立てられ、刺激を与えられて我慢をするほうが無理な話だ。ベッドのシーツを握りしめながら何とか耐えようとしているが、そんなことはお構いなしとばかりに
彼は普段からあまり自慰行為というものをしない。興味がないわけではないが、する暇もなければ労力も残っていないのだ。
つまり毎日する人間とは違って、刺激に対して慣れていない。決して早漏というわけではないが、普通の人間と比べても射精しやすい状況ではあった。
「な、ナギ……」
「んぅ……ろう、んちゅ、したのお?」
快感が限界に達して完全に感覚が麻痺する。
表しきれない快感と共に、溜まっていたものが奥から少しずつせり上がってくる気配を感じた。
「ちょっと……ヤバいかも」
「ふぇ……なにが、んむっ、やばい……くちゅ、の?」
彼女にも何となくは分かっていた。口の中に含んでいる彼の肉棒が当初よりも熱くなり、継続的に痙攣のような状態を起こしていることを。
もう限界は近い。それでもナギは攻める手を止めようとしない。それどころか手と口を動かすスピードがどんどん早まっている。
「なにがって、だから、うお……っ!」
「ん、んんんっ! まら、おおきく、なったぁ♪ やまとくんの、おひんひんピクピクして、もうげんかい?」
これみよがしに唇をやらしくすぼめながら一気に吸い込もうとする。舌が唾液が絡み合ってゾクゾクと快感が走る。
吸い込もうとしたことで溜まっていたものが一気にせり上がってくる。何とかとどめていた防波堤は決壊し、その射精を抗う存在は何一つ無くなった。出口を求めて一気に駆け上がってくる。
「俺っ、もう……ッ!!」
もう自分では止めることが出来ない。
射精感の限界がすぐそこにまで迫っていることを正直に伝えた。
「んう? いきそうなろ? ……いいよ、んじゅ、らして、んむっ、あむん、わらひの、おくひのなか、やまとくんのれみたひて?」
大和の反応を確認し、薄目で笑みを浮かべたかと思えば竿部分から手を離して肉棒を口でしゃぶったまま、前後に勢い良く動かす。
「いきそうなんらよね、んじゅ、いいよ、んっんっんくっ、やまとくんのせーえき、わらひのおくちにいっぱいらしてぇえ!!」
舌を使った亀頭とカ◯首部分への刺激、大人の女性……行為中に浮かべる女としての顔がトドメとなった。
「うぐっ……出……るっ!!!」
「んぶっ!? んっんっんっ、んんンンンンンンンンンンンンンンッ!!?」
度重なる興奮と刺激を耐え続けていた肉棒から、まるで火山が爆発するかのように勢い良く精液が飛び出す。せり上がってきた精液の出口は一つしかない、そして出口の先にはナギの口がある。
亀頭から放たれた大量の精液が一気にナギの口の中に流れ込んでいく。我慢に我慢を重ねていたことで、通常では考えられない量の精液が送り込まれる。
断続的に送り込まれる精液を何とか必死に受け止めようとするナギ。処理しきれなかった精液がほんの僅かに口からこぼれて顎を伝う。
射精時は快感のあまり放心状態だった大和だが、徐々に現実世界に引き戻されると自分の肉棒から止まる気配のない精液を受け止めているナギを止めようとする。
慌ててすぐ近くに置いてあるティッシュを数枚引き出し、ナギの口元の周りへと添えた。
「お、おいナギ! 無理すんな! だ、出して出して! ここに出せば良いから!」
「んっ、んんんっ! んん! んーん!!」
「なっ!? 何で……」
大丈夫だと言わんばかりに差し出されたティッシュを除けてしまう。それどころか離れないように密着してこれ以上溢れるのを防ごうとしている。
これだけ辛そうな表情で両目に涙まで浮かべながら、喉をごくごくと鳴らす。口を埋め尽くした大和の精液を少しずつ処理……飲み込んでいるのだ。表情からも分かるように苦く粘り気のある大量の精液を飲むのは苦行でしかない。
「んぐっ、んっ、んんんっ、くっ、んくっ……」
例え好きな人のものであったとしても、よほど慣れてなければ飲み干すことは難しい。それにナギはセックスはおろか精液を飲んだこともない。
それでも大和の肉棒から口を離すことはなかった。しっかりと口を密着させて零さないように飲み込んでいく。処理を続けていくと射精も収まり、口内に射精された精液の量も少しずつ減っていく。
大切な彼女が自分の精液を必死に飲み干していく姿を、大和はただ見つめるしかなかった。時間を掛けて少しずつ量を減らしていくとパンパンになっていた頬が通常の状態に戻っていく。
時間にして数十秒、もしかしたらもっと長い時間だったのかもしれない。
「んっんん……ごくっ! ケホッ! ゲホッゲホッ!!」
「ナギ!」
ついに口の中の精液を全部飲み切ったかと思うと、肉棒から口を離しその場で咳き込んでしまう。大和はベッドから降りてすぐさまナギの隣にしゃがみ込みながら、背中をさする。
両手で口を軽く押さえて吐き出しそうになるのを必死に堪えているのは、ナギの表情を見れば分かる。苦かっただろう、苦しかっただろう。
それでも必死に大和の精液を受け止めてくれた。
「ど、どうしてこんな無茶を」
「ケホッ……む、無茶じゃないよ? わ、私は……大和くんの愛を身体で受け止めたかったから……」
「ッ! な、ナギ……」
あまりにも健気で献身的に尽くすその姿に、大和の顔がみるみる内に紅潮していく。
渋々やっているのではない、私が望んだからそうしたんだ、という彼女の想いは大和の心をきゅうと締め付けた。
「私が飲みたかったの、大和くんの精液を、あなたの想いをもっともっと感じていたいから……ん、ぺろっ」
ちょっとこぼれちゃって、ごめんねと。
口から少し溢れてしまい、肌についた大和の精液を手で拭うとそれを舌でペロリと舐める。
はにかむ彼女の姿を見て理性の糸がまた一つ、ブツリと切れていくのが分かった。
「私はもう大丈夫だよ。心配してくれてありがとう、大和くん」
「お礼を言わないといけないのは俺の方だ。ありがとう、ナギ」
身体は勝手に動いていた。
両手で彼女の身体を引き寄せると、自分の胸元にすっぽりと収める。幸せそうな表情で胸に顔を押し付けるナギと何度も何度も頭を撫でる大和。
大変な思いをしてまで自分のことを想ってくれるパートナー。大切な存在をこれからも守っていきたい、そしてもっと愛して行きたい。
「……」
お互いを沈黙が紡ぐ。物音一つ無い室内に二人の吐息だけが響き渡る。
「大和くん……」
そんな沈黙を破ったのはナギだった。
埋めていた顔を見上げると、そこには愛しの彼の顔がある。何処となく心配そうな表情に蕩けそうになる。大丈夫だと言ったのに、未だに精液を受け止めた自分のことを気遣ってくれていた。
もう何されたって良い。今はただ、大和に自分だけを見て欲しい、全力で愛して欲しい。
「……し、よ?」
「っ! ナギ……っ!」
か細い声で可愛らしく懇願する姿に、完全に大和の理性の糸が千切れてしまう。
お姫様抱っこの要領でナギを抱えあげると、衝撃が伝わらないようにベッドの上に優しく寝かせる。トロンとした目付きで大和を見つめるナギは両手を伸ばして、大和を迎え入れようとする。
彼女の側に居たい。
想いに呼応するように、大和もベッドへと吸い込まれると、彼女の唇に優しく自分の唇を被せた。柔らかく、とろけそうな感触の中にほのかに残る苦み。あれだけ口の中に出したのだから多少残物が残っていても無理はない。
それでも不思議と気にはならなかった。
「んっ、んんっ、うんっ、んうっ、ちゅ、ちゅ」
「んむっ、ナギの唇、柔らかくて美味しい」
「んんっ、わらひも、やまとくんの、くちびるすき……すきぃ、もっと、もっとキスしてぇ……んうっ!?」
お互いの口の中は何が入り混じっているのか分からないくらい、ぐちゃぐちゃになっていた。
今日だけで何度もキスを交わしている。
唇同士を合わせるだけのソフトなものではなく、お互いの舌と唾液を交換する愛を確かめ合うためのディープなキスを。
唇から伝わる快感に頭がおかしくなりそう、癖になりそう。
「ぷはっ……」
「あ……う」
唇を離すとナギは名残惜しそうな表情を浮かべる。大和はベッドの近くに事前に購入していたとあるものが入った箱へと手を伸ばす。コンビニで一人で買うには中々勇気がいるものではあったが、お互いの今後のことを真剣に考えるのであれば必需品でもあった。
箱の中から正方形の形をした銀紙製のパッケージを取り出す。画像では何度もみたことがあるソレだが、実際に現物を見るのは二人とも初めてになる。
「あ……ゴム……」
「あぁ、付けないとな」
ナギの口から出る『ゴム』という単語。
正式名称をコンドーム、性行為の際に使う避妊具になる。
二人はまだ学生の身分だ。
ただし大和から吐き出される精液は既に女性を妊娠させる生殖能力を持っている。もし付けずに行為に及ぼうとすれば万が一も考えられた。
安全日かどうかも分からない以上、大切な想い人の一生で一度しかない学生生活を自分の迂闊な行動で棒に振るわけにはいかない。
パッケージの封を切り、中身から実物を取り出していく。その一連の様子を寝転びながら見るナギだったが、ふと彼の下半身へと目が映る。
先ほど大量に出したばかりだと言うのに萎えるどころか硬さそのままギンギンの状態で、天に向けて反り立つ肉棒があった。
衰えることを知らないその姿に思わずゴクリと唾を飲み込んだ。
「一回出したのにもう……」
「最近自分でもして無かったし、溜まってたんだろう。まだまだ全然行けるよ。っと、これどっち……」
パッケージを開封して、中身を取り出すまでは良かったが、どちらの向きで付ければ良いのか分からずに困惑している。
初めての人は裏表の見分けがつけ辛い。同じように大和も正しい向きが分からずに手が止まってしまう。
「……こっちだと思うよ?」
困っている大和の手からコンドームを奪うと、それを正しい向きに変えて自分の口で挟み込み、ズレないように固定をする。
「えっ……?」
何をしているのか分からず、思わず大和は間の抜けた声を上げてしまう。コンドームを咥えたまま、大和の肉棒を手にとって亀頭にゆっくりと口を押し当てた。
「ん〜……んぷっ、んちゅ」
コンドームが破れないようにゆっくり装着しながら奥まで咥え込んでいく。空気が入らないようにしっかりと押し込んだ。口を離すと大和の肉棒にピッタリとゴムが吸い付いた状態で装着されている。
「本当に初めてなんだよな……?」
思っていたことが思わず言葉として漏れる。少なくとも中々見れるようなスキルではない。
何気なくやった一連の動作は決して簡単ではなく、口にコンドームを咥えながら空気が入らないよう装着するというもの。初めてする人間が最初から上手く出来るものではなく、少しでも力が加わりすぎたり、歯が触れたりすると装着途中でゴムは切れてしまう。
だがナギは躓くことなく、一発で口での装着を成功してみせた。
「初めて、だよ? 大和くん以外の男性と付き合ったことも、シたこともないから。でもいつか大和くんとそういう事するかもって思ってたから、いつ来ても良いように準備はしてた……かな?」
何をどう準備していたのか、それ以上聞くのは無粋だった。装着してくれたお礼に、改めて無防備な唇に自身の唇を重ねる。
「んっ……やまと、くん」
大和の背中を抱きしめながら、重力に逆らわずにベッドへと二人揃って倒れ込む。唇を離し、大和はベッドに立て膝を付くとその先の工程への準備を進めていく。
視界の先には愛撫でびしょ濡れになった秘部が映っていた。ナギのおしりに触れそうな位置に膝を付くと、上半身を前傾させて両腕を顔の横へと付き、肥大化した己の分身を彼女の秘部へとあてがう。
仰向けに寝転びながら足をM字に開脚し、無駄な力を入れないように全身から力を抜く。膝が力なく折れて、踵が自身の肉付きのよいおしりにつく。
ほのかに毛が生えた秘部は早くこの先もして欲しいと言わんばかりにヒクヒクと動き、絶えず愛液が垂れてきている。
「もう、わたし……びしょびしょで、我慢できないよ……」
恥ずかしながらもこれ以上は我慢ができない、もっと気持ち良くして欲しいという想いを大和に伝える。
「……こわく、ないのか?」
「ちょっとこわい……けど、大和くんのモノだから。だから大丈夫、信頼してるから……」
お互いの初めてを捧ぐ。
挿れる側の大和からすれば感じる痛みは微々たるものだが、受け入れる側のナギからすれば、処女膜を突き破る時の痛みは想像を絶するものがあるだろう。
ナギにとっては不安だけではなく痛みを伴うリスクもある。信頼しているからと言いつつも、大和の手をそっと握るナギの手はほのかに震えていた。
怖くないわけがない。大和を不安にさせないための彼女なりの気遣いだった。
「分かった。必ず君を気持ち良くしてみせる。痛かったらすぐに言って欲しい。無理だけはさせたくないから」
「……うん♪」
軽く触れ合うだけのキスを交わすと顔の横に付いていた手を退かし、上体を起こしながらナギの膝に手を置きなおして、足を少し広げると秘部に亀頭を擦り付ける。
「―――私の初めてを……もらって下さい」
ゆっくりと腰を落としながら、秘部の中に自身の肉棒を埋めていく。愛液で濡れた秘部に亀頭がめり込む、指で触られたり、入れたりするのとは全く違うピリピリとした感覚。
腟内を硬い異物が入り押し返そうと抵抗する。
「ん……っ!」
声が漏れる。
痛みとかはまだ感じなかった。
肉壁が入って来たソレにピッタリと纏わりつく不思議な感じ、押し返そうと抵抗する力と、中に引き入れようとする力の双方が働き、中々奥へとは進んで行こうとしない。
「んっ、んんっ……んっ!」
だがゆっくりと、確実にズブズブと膣内へとソレは侵入してくる。大和の肉棒にはゴム越しではあるものの愛液が絡み、埋めていくにつれてはっきりと自身を逃さないとばかりに巻きついてくる感覚が分かった。
少しずつ時間を掛けて半分ほどまで入った刹那、亀頭の先にひときわ狭い壁があることに気付く。感覚としてはコツコツが正しいのだろうか、とは言え完全に塞がっている訳ではなく、少し力を入れれば破れそうな感覚。
刺激をすればするほど、ナギが顔を歪める。
「んんっ、んっ……」
(……もしかしてこれって)
大和の推察は当たっており、女性の身体に備わっている処女膜だった。つまりこれを突き破ることで、ナギの処女を大和が奪うことになる。ただ多少なりとも力を込める必要があるとなると、その分ナギへと伝わる痛みは計り知れない。
とはいえここまでやった以上、やっぱり諦めようはない。ナギは勇気を振り絞って自分の初めてを捧げると誓ってくれたのだ。その勇気を大和自身が裏切ることは出来なかった。
「ナギごめん、もしかしたらこの後すごく痛いかもしれない。出来る限り優しくするけど、大丈夫か?」
「だ、大丈夫……だから……手を、手を握って? 大和くんともっと……繋がっていたいから」
「あぁ、お安い御用だ」
今まで膝においていた手を、再び移動させてナギの手をしっかりと握る。指を絡めながら、お互いの距離を更に近付けていく。
「いく……ぞ!」
「んんっ!? んんっー!! んっ! んあっ」
力を込めて狭い壁を破って行く。痛みに口を真一文字に結んでナギは耐える。大和の手をきゅうと握りしめ、一人に、不安にさせないように大和も痛くないように力加減をしながら強く握りしめた。
そして大和の肉棒が完全に奥まで飲み込まれた瞬間。
「んぁああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
悲鳴にも似たような絶叫を上げる。
プチンという音とも、一気にスムーズに挿入された大和の肉棒が膣奥を突く。処女膜を破られた痛みと共に押し寄せる多幸感がナギの脳内を支配する。
自分が最も愛する人に初めてを捧げられた喜び、それから自分の膣内が大和の肉棒で満たされているという物理的、精神的な快感で満たされる。
「だ、大丈夫かナギ? ……! お、お前血が……」
「だ、大丈夫!」
ナギの身を案じる大和は挿入したまま、ナギの顔を見るために上体を起こすが、二人の結合部からポタポタと赤い液体が滴り落ちてくることに気付いた。
膣内の処女膜を破ったことで、裂傷部分から血液が溢れ出てきている。
痛くないわけがない。
それでもこの感触は、この距離感はそのままに大和と繋がっていたい。
「私は大丈夫だから。ちょっと痛かったけど、大和くんに初めてを奪われて、こうやって繋がれて……凄く嬉しいの」
「ナギ……うっ!」
私なら大丈夫だと伝えたかったのか、ナギの腟内が急にキュッキュッと収縮して大和の肉棒を包み込み、離さないと中へと引き摺り込もうとした。
「だから、ここでやめちゃやだよ……二人で、もっと気持ち良くなろ?」
「―――ッ!」
どうしてこんなにも男心を燻るのか。
彼女にここまで言わせておいて、それに応えなくて何が男か。覚悟を決めるとナギを見つめて優しく声を掛けた。
「わかった……でも最初は痛いだろうから、ゆっくりと動くよ」
「うん……ふくっ!?」
一番奥まで挿入した肉棒を今度はゆっくりと引き抜いていく。抜け落ちる限界まで引いたかと思うと、今度はゆっくりと中へと押し込んで行った。
「ふっ……あんっ!」
ゴム越しでもしっかり伝わる膣内の温かさが、大和を優しく包み込むようにして絡み合う。太くて硬い肉棒が自分の膣内で擦れ快感へと誘っていく。
「やまとく……んんっ」
膣内が擦れるたびに声が漏れてしまう。
声を我慢しようとしても蹂躙されるたびに甘い声が溢れてきた。
最初は涙が出るほどに痛かった膣内もゆっくりと動かしてくれたことで、徐々に痛みが無くなってくる。じゅぶ、じゅぶと淫らな水音とナギの快感に喜びを覚える艶やかな喘ぎ声が室内に響いた。ベッドのシーツをキュッと握りしめながら、大和のピストンを受け止める。
「いい……んぁっ、いいよぉ、やまとくんの、んくっ、お◯ん◯ん膣内で擦れ、て……きもち、いい!」
「俺も、気持ちいい。ナギの膣内凄い締め付けてきて……これ、癖になる」
「う、うれしい……っ! わたしのなかで、かんじてくれてるんだね……んぁ!? あっ、あっ、いい……んくっ、あっ、あん! や、やまとく、んぅ、も、もういたくない、からもっとうごかしていいからね?」
「いいのか? 分かった。でも痛かったらちゃんと言ってくれよ?」
痛みが無くなってきたことを伝えられ、少しずつピストンのスピードを上げていく。スピードを上げたことによってこすれ合う頻度が増え、快感をより増幅させていった。
ゾクゾクと脳裏に響く背徳感、あられもない姿のナギが目の前にいて自分に向かって股を開き、自分のチ◯コで感じている。
普段は大人しく口数も決して多くはない彼女が快感から卑猥な声を出して、二人だけの
二人だけの時にしか見えない女としての表情はあれど、今のナギの顔は女、というよりも快感に溺れる雌の顔に近いと言ったほうが正しいか。
「わたひ、いやらしい顔しちゃってる。やまとくんの、出し入れされてぇ! いっ、あぁ、うぁん!」
「あぁ、凄くやらしい顔している。最高だよナギ!」
興奮からネジがふっ飛んだかのように言葉を掛け合う。聞いたこともないような嬌声を響かせ、ただひたすらに没頭する。
周囲が気になるかのような声の出し方だが、今の二人には周囲のことなどはどうでもよく、この二人だけの時間を味わっていたかった。
「くぅっ、可愛い声だ。この身体も心も、全部俺のものだ。その代わり俺の全てをナギにくれてやる!」
「んぁあ! や、やまとくん! もっと言ってぇ! 私がやまとくんのおんなだって! もっと! もっとぉ!」
「ナギは俺だけのもんだ! だからもう、何処にも行くな」
「うふっ、ずっと、ずっと一緒だよ? やまとく、あっ! やぁっ、ちょっはげしっ……んぅっ!?」
時には早く、特にはゆっくりとストロークに緩急をつけて秘部を攻めていく。ナギの身体に抱きつくと、腰の動きは緩めぬまま唇をやや強引に奪う。
「んぅっ、ちゅ、ちゅっ、ちゅる、んあっ、んんっ!! ち、ちくび、さ、さわっちゃらめぇ!」
舌を絡め合いながら大きな存在感を放つ胸に手を伸ばした。人差し指で乳首を刺激しながら柔らかい乳房を揉むと、大きな乳房はぐにゃりとあり得ない方向に形を変える。
「よ、よわいの! ち、ちくびぃ! そんなにさわったらわたしぃ……っ!」
「ぷぁっ! ……知ってる。さっき触ってたら下も触ってって言ってたもんな。偶々かと思ってたけどやっぱりここ、弱いのか」
「こ、こんなところで人心掌握なんてしなくて……あんっ!」
乳首を触られながら、乳房を揉まれながら、膣内を突かれながら。身体を震わせながら迫りくる大きな快感に抵抗する。
「だめぇ、だめぇ! きちゃう! またきちゃうからぁ!!」
「へっ?」
何が来るのか、ナギの抵抗を聞くこと無く攻め続ける大和。
抵抗虚しく、限界に達した快感はナギの身体を大きく跳ねさせて張り詰めさせた。
「だめっ、また……いっ―――くぅっ!!!」
ビクビクと身体を震わせながら二回目の絶頂を迎える。大和をぎゅっと抱きしめながら顔を見られまいと隠す。こんなだらしない、ふしだらな顔をしている姿は流石に見られたくなかった。
それを大和も悟ったのか特にナギの顔を見つめようとはせず、ただひたすらにナギの顔の横にあるベッドの空きスペースに顔を落として落ち着くのを待つ。
が、その前に。
「ご、ごめん……」
一言ナギに謝罪の言葉を述べる。
呼吸をある程度整えながら、ナギは謝罪の言葉に反応した。
「はぁ、はぁ……も、もう……ら、らめっていったのに……またわたしだけ、大和くんをおいて、先に
どこか拗ねたような可愛らしい反応に、思わず自分の息子が反応してしまう。
「まだ、凄く……げんき、だね?」
「あ、おう……そりゃまぁ……」
まだ
ぐちゃぐちゃになっているナギの秘部に全てを埋めたまま、歯切れの悪そうな返事をする。そんな大和の様子を見ながら一つ息を吐いた。
「んふぅ……このままじゃフェアじゃないよね。私ばっかりイっちゃってごめんなさい。……次は大和くんと一緒に……
「え……うぉっ!」
両手で大和の腰をぐいと自分の元へと引っ張ると、大和の顔の目の前でそっと呟く。
「あふっ……はっ、こ、今度は……もっと激しくして大丈夫だから……ね?」
「っ!」
可愛らしくお願いをすると、妖艶な笑みをクスリと浮かべて大和を誘惑し、キュッと膣圧を高めて大和の肉棒を締め付けた。
どうやら彼女の特技になるのか、ある程度自分の意志で膣圧を調整出来るらしい。きつくしようと思えばこの通り、逆に力を入れなければいつも通り。
挿れた当初は痛みがあったが、自分の愛液のお陰で痛みが麻痺したのか、多少の無理をされても痛くなる様子はない。だから遠慮なく愛して欲しい。
そう、大和へと伝えた。
「ナギ……っ!」
「んっ、はぁあっ……!」
根本まで加え込まれた肉棒を引き出すと、これまでよりも強く膣内へとぶつける。口から嬌声をあげるナギに構わずペースを早めて突いていく。
「あっ、はあっ! あはっ、ふぁっ……ん、あっあっ、ああっ! は、激しいっ……ん、ぅううんっ!」
先ほどまでのゆっくりとした優しいピストンではなく、ちょっぴり乱暴にスピードを上げて、自分の下腹部をナギのおしり目掛けてぶつけて行く。
パンパンと小刻みに良い音を奏でながらもその中に隠れる水音、処女膜を破ったことで溢れる血液がが混ざり合い、粘り気がでて何とも卑猥な雰囲気を奏でていた。
「や、大和くん、ああっ、激しいよぉ……っ! あ、熱くて……硬いのがぁっ! 奥に、何度もぶつかってぇぇっ……っあ!」
「ほら、もっともっと感じさせてやるよっ。ほらっ、ナギ……うくっ!」
リズミカルに腰を動かしながら、自分をねじ込むようにして奥まで突いていく。
これまではゆっくりとしていたため亀頭の先端が子宮口に届くことはなかったが、激しい深い挿入で、子宮口の入口を何度もノックした。
「んっ、ふあっ……! そ、そんな、に奥ま……でぇっ! あぁっ、あっ、あん届いて、るッ……わたひの、一番奥っ、まで……硬いのが届いてるっ……!」
「はあっ、はあっ……これ、ヤバすぎる……っく!」
「あふっ……はぁあっ、はげしっ、すぎるっ! やまとくん、の、お◯ん◯んが……しきゅう、たたい……てぇ」
ただひたすらにお互いの肉体を求め合う。快楽に没頭し、二人だけの時間に入り浸る。
何て幸せな時間だろうか。
「ねぇ……っ、気持ちいい? やまと、くん。ちゃんとわたしで、かんじてくれてるっ?」
「あぁ……っ、凄くいい……! ナギのお◯ん◯の締め付けが凄すぎて……俺、あっという間に出ちゃいそうだ……」
「ほ、本当っ? んうっ、はぁっ、あっあっ、わ、わたしもっ……すごく良くなって、だ、だんだん、熱くなっ……ああっ……!」
一回目はク◯ト◯スで。
二回目は乳首の愛撫で。
三回目の絶頂も、刻一刻と近づいて来ていた。ナギの膣口付近の締りが先ほどよりも強くなる。
大和を飲み込もうとする勢いを利用しながら突いて出して、また突いてを貪欲に求め続けた。
「あっ、ああっ……んっ、自分っ、で、動くのも……いいっ……!」
正常位の状態で上から突き込まれる肉棒に合わせて腰を揺らして、快感を限界まで高めていく。突かれたと同時に腰を大和に近付けると、亀頭の先端が子宮口の一番奥まで届く。
そこを突かれることが堪らなく気持ち良かった。ナギも大和も興奮した状態でお互いを求め合っていることで、徐々に限界が近付いていた。
「わ、わたし、こ、今度は中、で……いきそう……っ!」
「お、俺も……も、もうっ……我慢、出来ないっ……!」
「はあっ、あぅうんっ! い、いいよやまと、くん。このままいこうっ……! わ、わたしももうイくから、い、いっしょにいこうっ……!」
「はぁ、はあ、なっ、ナギ……っ!」
かつて無いほどの痺れるような感覚が、爪先から脳天にかけて突き抜けていく。彼女の豊満な乳房を潰すほどの勢いで強く強く抱きしめる。
最後に渾身の力を飲めて彼女を突くと、その膣内……否、大和を覆う障壁の中に、大量の精をぶちまけた。
「あっ……! で、出るっ……!」
「あっ、ああっ、ふああああああああああああああああっ……!!」
「うくっ、ま、まだ……出るぞ……っ!」
「あぁ、あ、熱いよ……っ! や、やまとくんのがで、出てるのが、わ、分かる……っ、あ、ああっ!」
大和二回目、ナギは三回目の絶頂を迎える。吐き出された欲情と共に、ナギは嬌声を張り上げた。
二回目だと言うのにその勢い留まることをしらず、次々と発射される大量の精はあっという間に許容量を満たしていった。
許容量を超える限界のところでようやく、精の放出が終わる。流石に二回も吐き出して体力的にも限界が来たようで、そのままベッドに向かって倒れ込む。
出し切ったことで少しサイズダウンしたイチモツは秘部からズルリと抜け落ち、ゴムをつけたまま少しずつ正常状態へと戻っていった。
「はぁ、はぁ……な、ナギ」
「や、大和くん……すきいっ……大好きぃっ♪」
隣に横たわるナギは大和を顔を見るやいなや、抱き着いてくる。
「気持ち良かった……大和くんとの
「……ありがとう。気持ちよくなってくれて、俺のことも気持ち良くしてくれて」
「ふ、ふふっ♪ こ、こちら……こそ」
普段慣れない嬌声や喘ぎ声を出したことで相当体力を消費してしまったらしい。
健気に、献身的に尽くしてくれたナギを見て大和はまた改めて力強く、抱きしめて自分の愛を伝えるのだった。