浴室から上がった後、二人は冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出して一気に飲み干す。冷たくて心地の良い水分が身体中を巡り、火照った身体の熱が少し引いていくのを二人は感じ取っていた。
「オジサマ……♡」
「ニャル子ちゃん……」
だが、お互いを見つめ合う二人の欲望の熱は一向に治まる気配を見せない。
「ちょっと、待っててくださいね♡」
宿泊室の角に設置されているクローゼットに気付いた少女は、その中に収納されているモノを物色し始める。そして、クローゼットの奥からいくつかの衣装を取り出すと、男に品定めさせるかのようにベッドに並べ始めた。
「さあ〜、どうぞ♡ オジサマの好みに合う衣装を選んでくださいね♡」
「え、えぇっ?」
急に衣装を選べと言われてもと困惑する男に対して、少女はニヤニヤと小悪魔的な笑みを浮かべる。
「このラブホは少し値が張りますが、コスプレ衣装の豊富さが売りなんですよ……♡ 噂によると、かなりマニアックなコスプレ衣装もあるらしいので……♡ この機会に私たちのプレイの幅も広げていきませんか……っ♡?」
「……う、うん。せっかくだから、そうさせてもらおうかな……」
少女の有無を言わせないアピールに押された男は、ベッドの上に並べられたコスプレ衣装を見ていく。競泳水着やナース服、ブルマ、メイド服、チャイナドレスやバニーガールなどの定番モノ。更には、アニメやゲームのキャラクター関連の珍しいコスチュームまで、その種類は多岐に渡っていた。
「オジサマはどんな衣装が好みですか♡? あっ、この宿泊施設を利用した人曰く、精液とかオシッコが付着するくらいなら全然問題無いらしいですよ♡ 流石に乱暴に引き裂いたりするのはNGみたいですが……♡」
「そ、そうなんだ……」
「ええ♡ ですから、オジサマがコスプレ衣装にザーメンぶっかけちゃっても、大丈夫ですからね♡ もちろん、私が今着ているマイクロビキニがお好みでしたら、それでもオッケーですよ♡」
少女の言葉に上擦った声で反応する男。目の前で甘美な誘惑をチラつかされる男は、理性が飛びそうになるのを必死に堪えながら彼女に質問する。
「あ、あのさ……っ! それぞれの衣装を組み合わせて着て貰ってもいいかな……?」
恥ずかしそうにリクエストする男の言葉を聞いて、少女は目を細めながら妖しく微笑む。
「はぁぁ〜い……っ♡ オジサマのご所望通り、衣装を組み合わせちゃいます……っ♡」
そう言うと、彼女はベッドの上に並べられた衣装をいくつか手にする。そして、それぞれの衣装を見比べながら、彼が最も喜びそうな組み合わせを考えた。
「それじゃあ……♡ こういうのはどうですか♡?」
少女は自分の着衣していたマイクロビキニに手をかけ、それを脱ぎ去ると──。
「ちょっとの間、後ろを向いていただけますか♡?」
「わ、分かったよ……」
シュルシュル……♡
後ろを向いた男の背後で、服が擦れ合うような音が聞こえてくる。その音に男は生唾を飲み込み、今か今かと少女の着替えが終わるのを待ちわびていた。
「はいっ♡ おわりましたよ……っ♡」
「う、うん……」
短いようで長い数分が過ぎた後、少女が男に呼びかける。その声を聞いて男が振り返ると、そこには彼の想像を遥かに超えた光景が映し出されていた。
「はぁ〜い♡ ネコミミカチューシャと競泳水着に、セーラー服の上半身部分とメイド服のミニスカート♡ おまけにバニー服の網タイツを付け加えた、超マニアックな組み合わせですよっ♡ どうですかっ♡?」
普通なら属性過多かつミスマッチとしか表しようがなく、男の脳内でも考えたことが無い組み合わせ。だが、目の前にいる少女はそれを見事に着こなしていた──。
「違うコスプレ衣装を全部組み合わせるなんて初めてでしたが、結構良い感じになったと思います……♡ オジサマの感想を聞かせてくださぁい♡」
「さ、最高としか言いようがないよ…… 似合ってるなんてもんじゃない……」
あまりの衝撃に、男の口からはありきたりな褒め言葉しか出て来ない。もちろん、少女がそれだけで満足することはない……
「うふふっ♡ ありがとうございますっ♡ でも、どういうところが最高なのか、もっと詳しい感想が聞きたいですねぇ♡? た・と・え・ば……♡」
両腕で豊満なバストを挟み込んで谷間は強調させるようなポーズを取りながら、少女は男を獣欲を煽り始める──。
「セーラー服と競泳水着のサイズが小さい所為で、私のおっぱいの谷間どころか上半分が丸見えになってるところとか……♡」
少女は腰を屈めて上目遣いになりながら、ゆっくりと両手の指先を下半身へと伸ばしていく。
「太腿どころかお尻もチラ見させちゃうほどに短いスカートと……♡ 脚から爪先まで覆い隠しちゃう網タイツのコントラストとか……♡」
男は少女の肢体を舐め回すように見つめた後、彼女の顔に視線を戻す。妖艶な笑みを浮かべながら男を見据える少女は、彼の興奮度が上昇しているのを容易に見抜いている。
「私のスタイルの良さとイヤらしさを引き立たせてながらも、デリケートな箇所を隠してくれるはずの競泳水着に……♡」
少女は舌舐めずりをしながらガニ股の体勢になると……セーラー服の縁部分を指で摘んで、一気に捲り上げる──。
「ハート形のハメ穴があるところですかぁっ♡?」
上擦った声で男にそう尋ねる少女。彼女が身に纏う競泳水着の乳首と陰部の部分は、ハートの形にくり抜かれていた──。
「ここの従業員は分かってますね♡ コスプレ衣装で盛り上げておいて、行為の際に脱がせること自体が本末転倒だってことをしっかり理解出来ているから……♡ こーんな、下品なハメ穴を用意してくれてるんですよ♡」
少女は腰を前後左右に揺らしながら男を誘惑し、彼が内に秘めている雄の本性を再度刺激し始める。
「ほぉ〜ら♡ オジサマの目の前でチン媚びダンスしちゃいますよっ♡ オジサマと出会ってからサイズが爆増したデカ乳とデカケツ下品に揺らして、オジサマの金玉が新鮮な精子を急ピッチで製造出来るようにお手伝いしてあげまぁ〜すっ♡」
少女の身体が動く度に豊満な乳房が淫らに弾み、愛液が至る箇所に飛び散る。それに反応するように、男の肉棒の鈴口からはカウパー汁が糸を引きながら床に落ちていく……
「さっきもあんなに射精したのに……♡ また、ガッチガチに勃たせちゃってるじゃないですかぁ……っ♡」
頃合いだと判断した少女はベットの隣にある机の引き出しから、数枚の避妊具が入ったパック取り出すと──、
「私が着けてあげますね♡」
少女は慣れた手付きで、男の肉棒に避妊具を着けさせた。
「ニャ……! ニャル子ぉおおおおっっ!!」
「きゃ……っ♡」
無論、そこまで煽られた男に我慢など出来るはずが無かった。本能に突き動かされた男はニャル子をベッドの上に押し倒すと肉棒の先端を彼女の秘部に近づける。そして──、
ズブ……ッ!
男は腰を前に突き出し、猛々しく反り立った肉棒を少女の秘部に挿入した。
「んぉぉおおおおおおおおおぉっっ♡♡!?!?」
少女の下半身に焼けるような感覚と、脳髄に快楽という名の電撃が疾る。脳内に麻薬物質を直に叩き込まれた少女は、獣のような喘ぎ声を室内に響かせる。
バチュン♡ バチュン♡
「んぁぁあっ♡♡!! お、オジサマ……っ♡ そ、そんなっ♡ いきなりだなんてぇっ♡! ひゃああぁぁんっ♡♡!!」
「ニャル子っ! ニャル子ぉっ!!」
肉と肉がぶつかり合う音がベッドを軋ませる。欲望に駆られた男は一心不乱に少女の名を叫びながら腰を前後させ続け、彼女の膣内を我が物顔で抉り犯し尽くす。
「いぃっ♡♡! ひぃいいぃぃ〜っ♡♡♡!!! あへっ♡! あへぇえぇぇえ〜〜っ♡♡♡ コンドーム越しなのにオジサマのちんぽあちゅいれしゅぅううううううっっ♡♡!!」
「ニャル子ちゃんの中……っ! 柔らかくて、締まりも良くて……っ! ああっ! 無理だっ!! 我慢なんて出来るかっ!! ニャル子を孕ませるつもりでヤってやるっ!!!」
「〜〜っっ♡♡!!」
雄の本性に支配された男は、無意識の内に少女に対する秘めた欲望を口にする。少女に想い人がいることも、この関係が金銭で繋がれただけということも頭の片隅に追いやられ、己の欲望に従いピストン運動を繰り返す。
「ひゃぉおおおっ♡♡♡ だめですっ♡♡! オジサマのちんぽでっ♡! ニャル子のおまんこダメになってましゅうぅううっっ♡♡♡!! イグっ♡! また、イグっ♡! イグのとまらないれすぅうっ♡! 好きな人がいるのにっ♡! 真尋さんよりもっ♡! オジサマの虜になっちゃいましゅうううううううっっ♡♡!!」
少女もまた目の前の男からの宣言を耳にした瞬間、ゾクゾクとした感覚を彼女の全身を駆け巡る。いくら自分が想いを伝えても真剣に取り合うことも無ければ、向き合うことさえもしない少年に対しての不満。そして、それから生じるストレスが男との行為で発散されていくのを感じ取っていた。
「う……っ! 射精すぞぉっ!!」
「い、一緒ですよぉっ♡ 一緒にイキましょうっ♡ 一緒に雄と雌の幸せと悦び感じて♡ 気持ち良くなりたいんですぅっっ♡!」
「〜〜っ!! 出るっ!! 出すぞぉっっ!!!」
ドプッ♡ ドプッ♡♡ ビュルルルルルルルル〜〜〜〜♡♡♡
「お゛お゛お゛お゛お゛ぉおぉぉおおっっ♡♡♡!! おほぉぉぉおお〜〜っっ♡♡♡!!!」
少女の膣内で、避妊具越しに男の肉棒が爆ぜる。大量の精液によって避妊具の先端が一気に膨張し、膨らんだゴムの一部が少女の子宮口に触れ、想像を絶する刺激を彼女に与えた。
「あがっ♡! あだってますっ♡! 避妊具の先端が私の子宮の入り口にぃいいいいっっ♡!?」
「お、ぉおおおっ! 出るっ!! まだ出てるぞぉ……っ!!」
ビュッ♡ ビュルルッ♡♡ ブピュルルル〜〜〜〜♡♡♡!!
ビュルルルルル……ッ♡ ビュク……ッッ♡♡
一通り精液を出し切った後、二人は一瞬落ち着きを取り戻す。しかし、欲望はまだ潰えていない──、
「オジサマっ♡ ゴムならいくらでもありますからっ♡ もっと下品なコスプレしてあげますからっ♡ オジサマが満足するまで、私を愛してくださいっ♡」
「ああ、分かった……一晩中ヤってあげるよ。 ニャル子が気絶するまで抱いてあげるから……」
「そんな素敵こと言われたらっ♡ 私、止まらなくなっちゃいますっ♡ オジサマとのイチャイチャ中毒になっちゃいますよぉっ♡」
少女は想い人である少年のことなど忘れ、男に愛と快楽を強請る。そして、男は想い人がいる少女をモノにする優越感に浸る。
「そうだ、オジサマっ♡ 追加で延長……いえ、さらに一泊しちゃいましょう♡ オジサマだって、そうしたいですよね♡?」
「ああ……あとでフロントに行って払ってくるからね。 せっかくだから明日の昼は喫茶店でスイーツ巡りでもしようか?」
「分かりました♡ 明後日の夕方まで、ずぅ〜っと、イチャイチャしましょうね♡」
そこには、ただ欲望と本能に従うだけの雄と雌がいた──。
(あ、今の内に真尋さんにテキスト送っときましょう。怪しまれるのも勘弁ですし、邪魔なんかされたら興醒めですから……)
少女の変化に少年が気付くのは、まだまだ先のことである……