音ノ木坂学院。ここに、スゴいイケメンの男子がいる。その名は、西城京汰。身長171cmでやや筋肉質の良い身体付きを持っている。クラスは2年B組だそうだ。実家は仙台にあるそうで高校生活に合わせ、池袋駅から徒歩で7分したアパートで一人暮らしをしているそう。
音ノ木坂学院は、東京都千代田区の秋葉原、神保町、神田に挟まれた地域にあるとされている高校。でも、生徒数が少ない影響から廃校案が検討されている存続が危うい学校でもある。この廃校案を何としてでも食い止める為、μ’s、スクールアイドルが発足し活動を始めたのだ。
ウチは東條希。通称、「のんたん」。音ノ木坂学院の高校3年。生徒会の副会長をやっているんやで。生徒会長を親友関係にある「エリち」こと、黄色のポニーテールでロシアクウォーター美女の絢瀬絵里が務めている。紫色の2~4つのシュシュで大まかに結んだ八の字型ツインテールに身長159cm、バスト90、ウエスト60、ヒップ82のグラマー体質でFカップが自慢。でもなぁ、ウチの悩みは音ノ木坂学院の校内に、身体目当てでイヤらしく近付いてくる一部の男子が存在しているということなんや。こればかりは、カードのおまじないや占いをやっても解決できへん問題。はぁ、誰かまともな男子が現れへんかな〜。何でウチの学校の男子は変態ばっかりなんやろと、少々泣きながら悩んでいると…。生徒会室のドアを叩く音がした。
コンコン
希「はーい、どちらさんや?」
西城「西城京汰です。東條先輩はいらっしゃいますか?」
希「ウチやで〜///どうぞ中に入ってきてやー。///」
ガラガラ
西城「失礼します、東條先輩。今日は先輩だけなんですか?」
希「せやで。生徒会長のエリちは今日は予定があって先に帰っちゃったんや。まぁ取り敢えず、ウチの隣に座って?」
西城「では、失礼します。」
ウチは彼を隣の席へと座らせる。一体、どうしたんやろ?
希「それで、今日はどうしたんや?悩みがあるならウチが聞いてあげるんよ?///」
あぁもう!さっきからドキドキが止まらへん///女子生徒から人気度No.1の西城君本人と対面をしていると思うと、どうしても意識しちゃうてん。意識するなという方が無理に決まってるやん///
西城「俺は何も悩みないんですけど、東條先輩。あんた、何かしら悩んでますよね?」
超ド級のどストライクやーーーーーーんっ!!!!図星やで!!!!何でウチが悩んでること知ってるんや!?!?(((;°▽°))そう内心ではそう思っていた。
希「いやいやいやいや!ウチが!?!?悩んでなんか無いんよ!?!?(((;°▽°))」
彼の直球核心質問にウチは目を見開き、冷汗までかいてしまう始末。
西城「コホン。東條先輩、もう顔に出てますって。さっき生徒会室で独り心細く泣きながら悩んでいた先輩の姿を生徒会室のドアの小さい開閉式の蓋があるガラスから少し見ていたんで。何があったのか、もうこの際ハッキリと話をしてくれませんか?何も相談しないままでいると、後々己が辛い思いをするだけですよ?だから、何も隠さずにありのまま吐き出すように言ってくれませんか?俺が相談に乗りますので。」
え?ウチの弱々しい姿を見られてたの!?!?((((;゚Д゚)))))))
希「もぅ、西城君には敵わへんな〜///うん、ウチはある悩みを抱えているんやけど、聞いてくれるかな?」
彼の思ってる事を全部見通すような発言に、お手上げ状態になってしまうウチ。
西城「はい、その為に俺はここに来たのですから。」
ウチからして、そう答える彼は紳士的に見えた。本当にカッコイイ男なんやから〜///
希「西城君から見ても解る通り、ウチはグラマー体質なんよ。胸もバスト90とでかいんしな。でも、その身体つきのせいで、この学校の一部の男子からはエロい目で見てくるんよ。でもこれはしょうがないにしても、sexさせろとしつこく迫ってくる男子もいるんだよね…。」
音ノ木坂学院はそんな不純異性行為、つまり結婚(責任を持ち家庭を作る)する意思が無いのに異性に愛情表現をし、肉体関係を持つ事は一切、認められていない。なので、セックスさせろとしつこく迫ってくる男子はこの校則に大いに違反する行為になる。停学処分か、下手すれば退学処分ものだ。
西城「確かに俺から見ても、東條先輩の胸と言い身体つきは立派なもので魅力的ですよ。個人的見解で言ってもいいですか?」
「ウチの胸と言い身体つきは立派なもので魅力的」か。そう言ってくれて嬉しいやで///
希「良いんよ良いんよ///ウチ、嬉しくて今にも涙が出そうなんよ///」
今にも、目元から涙が出そうなウチ。
西城「東條先輩。俺のハンカチを使って下さい。俺の分のは後日、買ってくるんで。」
ウチは、ハンカチを西城君から手渡される。彼のハンカチを受け取ると、顔を赤らめながら、すぐさま目元から出る涙を拭い始めた。
西城「男は女性を見るとどうしても、妄想をしてしまう生き物なんです。でも、妄想だけならいくらでも無料ですよね?だけど、その一部の男子は常識から外れていると考察できるんです。セックスさせろと東條先輩にしつこく迫ってくるのは違うと思うし、ハッキリいえば犯罪ものです。その男子からしてみれば、東條先輩を自分の都合の良い道具扱いにしてるにしか過ぎない。だから、皮肉にも身体目当てというものが成立してしまうんですよ。もしセックスをするならば、好きな人同士、身体を重ねても許せるような間柄でしかも、学校外で人に迷惑かからないようなとこで愛情表現をすれば良いんじゃないんですかね。その東條先輩にしつこくヤらせろとしかも校内で迫ってくる男子には本当に腹立たしい限りです。(怒)」
彼はウチより一つ下の学年なのに、ここまでウチの悩みを聞いて、考えてくれてはっきり物申してくれる上に、問題の男子の事について怒ってくれる。感動しちゃうわ〜///。・゚・(ノД`)・゚・。
希「そうなんよ!まさにそれなんや!///西城君の言う通り、男子はウチら女子生徒を見る時、つい胸を見てしまうのは仕方の無い事と容認してるんよ…。グスッ男子の生理現象やからな。でも過度になりすぎて、場所と人間関係を把握せず、ヤらせろとしつこく迫るのは大いに間違いやけん…。///グスッなんでウチがそんな目に遭わなきゃいけないのかと思ったら悔しくてたまらへんよ…///グスッ」
ウチは必死に目元を拭っているけど、目元から流れる涙には勝てなかった。悔しみ、悲しみ、憎しみなど色んな感情が混ざり、溜まっていた悩みを吐き出すように、ありのまま彼に話す。
希「二度とこんな目に遭わんような何かいい案とかあるん?」
西城「うーんベストなのは事前調査で、確実に証拠を抑えてから取り押さえる方法ですかね。証拠がなきゃ逃げられて水の泡ですから。」
希「そやな〜。でも、あとは現行犯で捕らえるのも手じゃないかな?」
彼はウチが受けた被害はどんなものだったか、具体的に聞いてきた。
西城「現行犯逮捕法ですか。それとですが、東條先輩。先輩が受けた被害って具体的にどう言ったものだったんですか?」
そこまで親身にウチの話を聞いてくれるなんて…。西城君。キミが初めてや///
希「ウチが受けた被害は、そのヤらせろと言った男子がいきなりウチのスカートを捲って、無理やりパンティの上から煽るようにアソコを擦り付けてきたんよ…((((;゚Д゚)))))))あれは忘れられないウチの心の深い傷や…。」
西城「許せないですね、しかも校内でそんないきなり卑猥事を平気でするなんて。俺もその男子には今の話を聞いた時点で、完全に堪忍袋の緒が切れました。何としてでも罪を償わせます!一生かけて。(怒)」
希「西城君…グスッ///もう本当に嬉し過ぎて涙が止まらへんよ〜///」
西城「泣くなら気が済むまで、俺の胸で泣きな。その間はずっと撫でてあげるから」
希「西城君っ!!///」
ウチは抱きつきながら彼の胸に顔を埋めて、大泣きする。副会長とは思えん程、自分自身、意外とか弱い女の子かもしれへんな。
西城「東條先輩。落ち着きましたか?」
希「うん…。///西城君のお陰で落ち着く事が出来たんよ。ありがとなぁ///君は本当に優しくて、頼りになる人なんやなぁ…///」
彼の胸から顔を上げて、ウチは顔を赤らめながら、西城君を見つめる。
西城「いやいや、東條先輩も俺によく話してくれましたよ。あともう一つ、聞き逃していましたけどその卑猥男の名前は解ります?」
そう、ウチに卑猥な事をしてきた男の名前を自分自身が覚えておかねば、西城君が先生に報告する際、聞かれた時に困るからだ。
希「学生服の胸の部分に、菰田(こもだ)と書いてあったな。」
菰田…菰田蓮介(こもだれんすけ)!?!?
西城「え!?!?彼奴が卑猥男!?!?(((;°▽°))」
希「西城君?その人の事、知ってるん?」
西城「あ、あぁ…。菰田は俺のライバルなんです。勉強面でな。」
希「そ、そうなの!?!?それは驚きや!!Σ(゚Д゚)」
西城「確かあいつ、自分があまりカッコよくない癖にイケメンと称しているから。」
希「もしかして、ナルシストっていうやつなん?」
西城「まさにそれなんです。だから少し厄介なんですよね。でも、東條先輩を恐怖に陥れた事実には変わりはないですから、しっかり罰を受けていただきますよ。」
希「それはタチ悪いやん。ねぇ、西城君。これからウチのこと、東條先輩と呼ばなくていいんよ?希か、のんたんのどちらかで呼んで欲しいんや。あと、ですます口調も要らへんよ。」
西城「うーん…。じゃぁ、希で。解った。今後そうさせて頂くよ。」
こうして、ウチと西城君はお互いに連絡先交換した。まずは、彼が内偵調査をしてくれる事を大いに期待していい結果を待ちたいと思うウチであった。西城君、頼んだでー///
fin.