※この作品はR-18です。

ラブライブμ’s 東條希行き   作:橘JL

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ラブライブ μ’s 東條希行きの第2話です。前回の話では、希が音ノ木坂学院内で菰田蓮介という男子にいきなりヤらせろと強要を受けた被害を俺に相談した。今回の話は、西城が内偵調査に乗り出します。そんな中で出会ったのが希と同じスクールアイドルに属する西木野真姫。彼女本人もまた菰田蓮介に被害を受けそうになっていた事が発覚、更には調査中に新たな被害者が出てしまった。その被害者もまたスクールアイドルの1人だった!!この被害を受け、「必ず捕まえてやる。」そんな熱き心が彼を奮い立たせるのだった!


第2話. 内偵調査と新たな被害者

〜西城君からの視点〜

 

 

昨日は、生徒会副会長の希からの相談を受けた俺。その内容は、あまりにも卑劣なものだった。簡単におさらいをしておくと、彼女が受けた被害は、要するに痴漢である。菰田蓮介が彼女のスカートを捲り、パンティの上からアソコを擦り付けてセックスを強要したという事案なのだ。何とも卑劣極まりない行為か。結果的に、希が逃げたので未遂で終わったものの、彼女自身凄い怖かったと言う事なので、これは内偵調査をする必要ありと俺は判断した。

 

 

次の日の放課後。この日はスクールアイドルの練習が休みの日でもある。俺はデジカメを持って早速、内偵調査へ。3年生のクラスの廊下から死角となる壁で、その姿を見られてしまい、誰かに声をかけられる。

 

 

??「ねぇ、ちょっとそこのあなた?カメラを持って何やってんのよ?」

 

 

西城「はい!?!?」

 

 

声をかけてきたのは、俺より身長が10センチ低く、髪型は赤色のセミロングボリュームカール、バスト78、ウエスト56、ヒップ83の西木野真姫である。ピアノが得意とされ、歌が抜群に上手い待望の1年生。西木野病院の経営をしている両親のお嬢様。性格は高飛車でプライドが高く、本心を見せるのが苦手だそう。持ち前の度胸により、上級生に強気で渡り合うのだが、実は寂しがりな面を持つ。希と同じスクールアイドルに属する。

 

 

そんな彼女と、廊下から死角となる壁で会話すると色々まずいので、西木野さんを連れて普段放課後のμ’s、スクールアイドルの練習で使っている屋上へ。

 

 

真姫「全く、どうして話をするのに場所を変える必要があるのよ。もしかして、そんなに深刻な話だと言うの?( ̄^ ̄*)(えっ、この人が校内成績3位で校内の女子生徒から人気度No.1の西城京汰!?!?///しかもイケメンじゃない!!!///ド、ドキドキしちゃうじゃないのよ:(;゙゚'ω゚'):)」

 

 

西木野さんや。深刻でなきゃ、場所を変えてまで話をしません。

 

 

西城「あぁ、深刻だからこそ場所を変えたんだ。これから話す内容はちょっとばかりじゃなくて、だいぶ卑劣な話だからな。西木野さんは、覚悟は出来てるのか?」

 

 

卑劣話!?!?それってどんな話なのよ。気になるじゃない。もしかして、μ’sの一人が被害を受けたんではないよね?

 

 

真姫「え、えぇ。腹を括るから、話の続きをしてくれない?///」

 

 

西木野さんに促され、早速、俺は話を続けた。

 

 

西城「実は…。昨日、放課後に生徒会室で独り泣きながら悩んでいた希の悩みを聞いたんだ。希曰く、自身のグラマー体質の身体付きのせいで、エロい目で見られるのはグレーにしても、ある男子が希に対してセックスさせろとしつこく迫ったという事案が起きてしまったんだ。」

 

 

真姫「えっ、何それ!?!?キモチワルイ(‐д`‐ll)キモチワル~しかも、よりによって副会長が被害を受けたの!?!?」

 

 

西城「それだけじゃない。」

 

 

真姫「何よ///まだあると言うの?」

 

 

西城「大ありだ。希に詳しい被害状況を聞いたらな、その男子はスカートをいきなり捲って、パンティの上から煽るようにアソコを擦り付けてきたんだってさ。」

 

 

真姫「ヴェェェェーッ…(๑Ծ൧̑ Ծ ๑)ヴェ…卑猥極まりないじゃない!今にもゲロ吐きそうな話だわ…。」

 

 

西城「その卑劣変態男の名前は、希がしっかり覚えていたお陰で解っている。」

 

 

真姫「そんな卑劣な事をやった人は誰なのよ。私達女子の敵じゃない。」

 

 

西城「菰田蓮介と言う奴だ。自称イケメンと称しているナルシストのな。」

 

 

真姫「え、菰田という人なの!?!?」

 

 

西城「ん?西木野さんは菰田蓮介という人に面識あるのか?それといつ頃、被害に遭った?」

 

 

真姫「無いと言ったら嘘になるわね…。えぇ、あるわよ。1週間前くらいかしら。今その人の名前を久しぶりに聞いたら気持ち悪くなっちゃったんだから。グスッ。」

 

 

西木野さんも希のように重度な被害では無いものの、やはり嫌な目に遭ってしまったのか…。現時点でスクールアイドル2人に被害あり…。また新たな被害者が出るとも限らん。しっかりと内偵調査を行いつつ、確たる物的証拠も掴んでから捕まえなければ!希の敵と同時に、西木野さんの敵も必ず討つ!菰田蓮介、許せん!

 

 

俺のアパートの洗面所のタンス内には、何故だか知らんがハンカチが沢山あったので、俺はそのうちの2つのハンカチを持ってきていた。2つ持って来ていたことが幸いしたな。顔を赤くしてぽろぽろと涙を流している西木野さんにハンカチ1つをあげるかね。

 

 

西城「西木野さんの敵は俺が討ってやる。俺のハンカチを受け取ってくれ。あんたの可愛い顔が勿体ないぞ。」

 

 

そう言って、俺は笑顔で西木野さんにハンカチを1つ渡す。

 

 

真姫「べ、別にあなたに可愛いって言われても嬉しくないんだからっ!///(*˘^˘*,,)ぷいッ」

 

 

俺の善意を「別に可愛いって言われても嬉しくないんだからっ!」と言って拗ね払ってしまった。

 

 

西城「因みに、どんな被害を受けたか解る範囲で教えてくれ。証言記録として残す為に、必要になってくるから頼む。」

 

 

真姫「解ったわよ。私の場合は、副会長よりは軽度な被害だったわ。いきなりスカートを捲られただけで済んだけど、でも私としては凄く気持ち悪かった。男の人全部が変態としか思えなくなっちゃったのも、菰田という男のせいね。」

 

 

西城「そうだったんだ…。可哀想に…。知らない人に突然スカートを捲られて、中身など見られたくないもんな。」

 

 

真姫「全く持っての通りよ。西城君は、だからデジタルカメラを持ってまで、卑猥男の菰田の内偵調査を行おうとしているのね。これでようやく納得したわ。」

 

 

西城「じゃぁ、内偵調査をしに俺は行くから。西木野さん。くれぐれも1人だけで行動はしないでな。菰田は1人だけになった時に必ず狙ってくるから。」

 

 

真姫「そうね。私も仲間と行動を取るように心掛けるわ。心配してくれてありがとね。(*´ω`*)」

 

 

西木野さんと屋上で別れた俺。さて、内偵調査を行いますか!各学年廊下の死角となる壁で順調に調査を行っていた時だった。

 

 

??「キャーーーーーーーーッ!!!!」

 

 

ん!?!?今すごい悲鳴が聞こえてこなかったか!?!?取り敢えず、現場に急行しよう!( ゚Å゚)

 

 

悲鳴が聞こえた現場は、1階の保健室内からだった。

 

 

西城「失礼しまーす。」

 

 

保健室の隅っこに目を向けると身長159cm、バスト76、ウエスト58、ヒップ80で青色のロングストレートヘアーな女の子が赤色の体操服(下はブルマ)で泣き崩れていた。この娘もしかして、スクールアイドルの一人か!?!?

 

 

??「グスグス…グスッ…。ひっく…。あの…。どちら様ですか…?グスッ」

 

 

西城「俺は西城京汰という者なんですけど。卑猥男の菰田蓮介を追跡及び内偵調査をしてるんだ。」

 

 

ガバッ!

 

 

うおっ!?!?いきなり抱きつかれてしまったんだが!!!

 

 

海未「今、その菰田という男に手を両脚に回され、匂いを嗅ぐように顔面擦り付けられたんです!しかもブルマなんです…!(>︿<。)助けて下さい!(´;ω;`)」

 

 

菰田の野郎、どこまで被害を出せば気が済むんだ!

 

 

西城「まずは、落ち着こうな。よしよし。」

 

 

そう言って、俺は抱きついている園田さんの頭を撫でて落ち着かせ、話を聞く為、ベッドに腰掛けるよう、促す。何でこういう時に保健室の先生は不在なんだよ…。まぁ、仕方ない。

 

 

海未「あ、ありがとうございます…。///」

 

 

西城「少しは落ち着いたか?ベッドに腰掛けてくれ。俺も腰かけるから。」

 

 

海未「はい…。///貴方は女子生徒から人気ナンバーワンの西城さんですよね?穂乃果から評判を聞いていますよ。///」

 

 

俺と彼女は保健室のベッドに一緒に腰をかけて、詳しい話を聞くことにした。

 

 

西城「そうだよ。高坂さんから評判を聞いていたんだな。ありがとよ。( ´罒`*)ニッ✧確かあんたはスクールアイドルμ’sの園田さんですよね?」

 

 

海未「そうですよ。私は、スクールアイドルのメンバーなんです。でも今日、こんなに酷い被害を受けるだなんて思ってもいませんでした…。」

 

 

西城さんの笑顔かっこいいです…///こんなイケメンな人と話すだなんて私、ドキドキしちゃいます…///

 

 

西城「あの、園田さん?何故、顔を赤らめながら俺をうっとり顔で見てるんだ?」

 

 

海未「ご、ごめんなさい:( ;´꒳`;)貴方がイケメン過ぎて、つい見とれてしまいました…///」

 

 

はい!?俺がイケメン!?!?いやいやいやいや!イケメンなら俺以外に沢山いるって!!

 

 

西城「実は…西木野さんも、副会長の希も菰田蓮介に被害を受けてるんだ。被害度と犯行方法は違うけど、同一犯なんだよ。」

 

 

海未「えっ!?菰田という男に真姫と希も被害を受けていたんですか!?!?Σ(°д°ノ)ノ」

 

 

西城「あぁ、2人の詳しい被害状況の話を聞くか?」

 

 

海未「はい、聞きたいですね。証言証拠は大切と聞いていますし。」

 

 

園田さんは、真剣な面持ちで俺の話を聞く。

 

 

西城「まず、副会長の希の被害状況から話をするね。希の場合は、被害日時は定かじゃないけども、菰田に「セックスさせろ」としつこく強要をされた挙句、スカートを捲られ、パンティの上からアソコを煽るように擦り付けられたと報告を受けている。」

 

 

海未「さっ、最低じゃないですか!ただのヤリ男、いや、変態男ですね!」

 

 

西城「あぁ、そうだな。続いて、第2の被害者の西木野さんの被害状況はと言うと、1週間前くらいにやはり菰田という男に1人で行動をしていたところ、狙われてしまい、突然スカートを捲られた。副会長の希よりは軽度な被害だったけども、すごく気持ち悪かったと先程、西木野さん本人と3年廊下の死角の壁付近で会って、屋上で話してきたんだ。それで内偵調査をしていた時にちょうど、保健室の中から悲鳴が聞こえたもので駆けつけたという訳。」

 

 

海未「そうだったんですね…。すみません、すごい悲鳴をあげてしまいまして。」

 

 

西城「何言ってるんだよ。スクールアイドルの園田さんがこんな被害を受けている姿を誰も見たくないだろうが。スクールアイドルとは言え、一人の女の子なんだし。ほれ、本当は俺が使うはずのハンカチをあんたにあげるよ。受け取れ。」

 

 

海未「ありがとうございます…///本当に西城さんはお優しい方なんですね///」

 

 

西城「いやいや、それくらい当然だよ。園田さんが被害を受けた事を、副会長に連絡をしておくから。副会長も被害を受けている一人だし、あんたの気持ちも解ってくれる筈さ。じゃぁ、俺は新たな被害者が出ないうちに希、西木野さん、園田さんの3人の敵を討ちに内偵調査しに行ってくるからな。後日、報告書を渡すから。」

 

 

海未「それくらい当然だなんて///嬉しいです///今日は希の家にお泊まりしに行きます。勿論、家族にも連絡済みですから心配しないで下さい。心の傷を癒して下さって、ありがとうございました///報告書の方も待っていますね。」

 

 

俺は頭を下げてお辞儀する園田さんと保健室にて別れて、再び内偵調査へ。今のところ、スクールアイドルの3人に被害が確認された。時間が無い、調査を進めなければ!

 

 

こうして調査を進めること1時間半。主に2年と3年の女子生徒の聞き込みなどから、菰田の写真を入手。更には彼が一般女子などにも普段からよく痴漢していたことも解った。勿論、ある男子からは数人の女子に痴漢をしている写真や、西木野さんや副会長、園田さんに対する痴漢行為の写真も提供をしてくれた。ありがたや。

 

 

今日のところはこの辺にしておこう。写真はもう集められたから希に連絡しよう。

 

 

プルルルルルル…

 

 

希「はい、ウチやで〜///西城君?今どこにいるんや?」

 

 

西城「希。俺は今、一般生徒からの情報提供を受けて調査を終えたところなんだ。だから、まだ2年生廊下にいる。」

 

 

希「そうだったんだ。内偵調査お疲れ様やで〜。で、どうだったん?調査中に新たな被害者とか出たんか?」

 

 

希さんや、ビンゴです。

 

 

西城「あれから、内偵調査中に西木野さんと園田さんも被害を受けていた事が解りましてね、詳しい被害状況の話を聞きつつ、心のケアをしたよ。」

 

 

希「えっ!?!?ウチの他にも真姫ちゃんと、海未ちゃんが被害を受けていたんか…。ありがとやな、真姫ちゃんと海未ちゃんの心のケアをしてくれて。西城君は気遣いができるかっこいい男なんやな///」

 

 

そんな事ないですって。

 

 

希「あっ、今ウチは昇降口に海未ちゃんといるから、良かったら今日泊まって行かへん?///内偵調査の話を詳しく聞きたいからな〜。」

 

 

西城「…マジですか。解った。泊まりの服装などの日用品を持っていますので、今から急いで昇降口に向かいます。」

 

 

希「待っとるから、焦らないで来てや〜///」

 

 

電話が切れた。よし、希と園田さんがいる1階の昇降口へと向かおう!

 

 

西城「お待たせしました、二人とも。」

 

 

2人が待つ昇降口に到着した。

 

 

海未「西城さん、凄い汗ですね///調査、お疲れ様です。そして先程は、ありがとうございました。あの、このタオルで汗を拭いてください///」

 

 

西城「いやいや、そんな事ないよ。おっ、ありがとな。」

 

 

俺は園田さんからタオルを受け取り、汗を拭き取る。

 

 

希「調査お疲れ様や〜。じゃぁ、一緒に帰ろうな〜///」

 

 

西城「あぁ、そうしよう。園田さんも一緒に行こう。俺も希の家で泊まるから。」

 

 

海未「はい///私も、西城さんの内偵調査の詳しい話を聞きたいです。よろしくお願いします///」

 

 

俺は園田さんと同じ列の昇降口で靴に履き替え、希は学年が違うので、4列奥の昇降口で靴に履き替えてそれぞれの昇降口から出る。俺と園田さん、希で一緒に学校を下校した。一路、希が住んでいるアパートへ向かう。希の最寄り駅は山手線と京浜東北線が乗り入れる田端駅。音ノ木坂学院に近いのは神田駅とされているので、神田駅から田端駅まで京浜東北線で移動し、希の住むアパートで園田さんと共に泊まったのだった。

 

 

fin.

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