メス堕ち魔法少女の生活❤️全話エロイラスト付❤️ 作:みなぽん
商店街大惨事!グリーン由美香、風になる(残業つき)
住宅地のど真ん中で――ビッグフットが暴れていた。
冥獣の中でも比較的“野生動物寄り”。普段は山奥で木の実を食べて静かに暮らしている……はずなのだが、今年の異常気象で彼らの生息域はめちゃくちゃになり、人間の生活圏へと流れ込んできていた。
そして今、地元の商店街には十数匹のビッグフットが溢れ、商品を食い荒らし、街を壊し、さらに人間の女性へ危険な視線まで送り始めている。
生体が人間に近いだけに、おまけに力も強いから厄介だ。
「な、なんでこんな日に限って……私、今日は資料作成が山積みなのに!」
駅前の緑不動産株式会社の社員、**森田由美香(22)**は、スーツのポケットに入れた“例のアイテム”を握りしめた。
彼女は会社所属の魔法少女――グリーン由美香である。
学生時代、わずか一年だけ魔法少女を経験した。その経歴が「社会貢献にいいよね」と役員に目をつけられ、入社と同時に強制的に魔法少女業務が復活。
しかも社名どっぷり、コスチュームにも思い切り企業ロゴ。
「……ほんとダサいよ、これ……」
緑色のブレザー、緑のタイトスカート(丈は安全基準ギリギリ)、胸元にはでかい文字で“緑不動産㈱”。しかも裏地にまで印刷されている徹底ぶりだ。
能力はD級。風を操る程度――と、社内評価欄にハッキリ書かれている。
でも。
「こいつら……私たちの街をめちゃくちゃにして……許せない!」
由美香は深呼吸し、空に視線を向けた。
「風の精霊よ、私に力を貸して!」
制服の内ポケットから取り出したのは、一本の鉛筆。
黒光りしたそのシャープな一本こそ、彼女の変身媒体――風のペンシル。
天へと掲げると、瞬時に風が巻き起こり、鉛筆は細長い緑のロッドへと変形する。
「グリーン・トランスフォーム!」
風が吹き抜け、彼女の髪とスカートを舞い上げ、緑の光が全身を包み込んだ。
街路樹の葉が渦を描き、ビッグフットたちが一斉に振り返る。
変身完了。
魔法少女グリーン由美香、参上!
……だが。
「う、うわぁぁぁあ!? スカート、まためくれてる! ちょっ……パンツが……見える……!!」
変身直後にスカートが風で捲れ上がるのがデフォルト不具合なのだ。開発担当(総務)が言うには「気合いが入りすぎて風圧が強いのかも?」とのこと。完全に人ごとだ。
そんな彼女の焦りをよそに、ビッグフットの一体が、泣き叫ぶ親子に向かって腕を振り上げた。
「させない!」
由美香は風のペンシルを構え、思いきり振る。
「ウィンド・ライン!!」
ビュンッ!!!
風の刃がまっすぐ飛び、ビッグフットの腕を弾き飛ばす。
由美香自身も風圧でちょっと後ろによろめく。
所詮は、仕事の片手間の魔法少女業、技に耐える足腰がまだ鍛えられて
いない。
「ふぅ……あ、あなたたち、早く逃げてください!」
「は、はい! ありがとう、お姉さん!」
「お、お姉さん……あ、ありがとう……」
親から“お姉さん”と言われて、由美香の目にほんの少し光が戻る。
(あ……なんか、こういうの……悪くないかも)はい
仕事では書類ミス、電話対応噛みまくり、営業同行では上司の足を引っ張り、毎日怒られてばかり。
でも――街の誰かに感謝してもらえる。この瞬間だけは、自分の役目に意味がある気がする。
「よし……やるぞ、私!」
由美香は再びロッドを構え、ビッグフットの群れへと駆け出した。
「残業代……出るといいなぁぁぁああ!!」
風が巻き起こり、商店街に緑の閃光が走る。
新人社会人で、会社に利用され、D級で、ポンコツで、お人好しで、逃げる理由はいくらでもある。
でも。
彼女は確かに“街の魔法少女”だった――。
商店街は完全に戦場と化していた。
のしのしと大きな足音を響かせ、ビッグフットが次々と建物を壊し、店主の怒号と悲鳴が飛び交う。
グリーン由美香はロッドを握りしめ、必死に風を操り続けていた。
「今年は、前の時よりも数が多い!ウィンド・シュートッッ!!」
突風が一体を吹き飛ばす。だが多い。数が多すぎる。
「ひぃっ!? ちょ、ちょっと待って!? 休憩まだ!? まだ!?」はい
背後からの拳を風で受け流したが、衝撃が腕にズシンと走る。
由美香は魔法少女だけど、フィジカルは一般人。
ましてや最近の睡眠時間は平均4時間。仕事の疲労も抜けてない。
「く、やられるぅ!!」
ビッグフットの一匹に掴まれ、中空へ持ち上げられる。
以前も彼女はビックフットに犯されたことがある。その時はガンスリンガーが助けてくれたのだが、今回彼女はいない。
ロッドを必死に振るが、力が足りない。
商店街の人々の悲鳴が遠く聞こえた。
由美香は宙づりになったまま、震える指先でロッドを握っていたが、それはもう彼女の手の中で重荷となっていた。
ビッグフットの赤褐色の剛毛が頬に触れる。その口元からは甘ったるい腐敗臭が漂い、涎が糸を引いて落ちた。
(……やだ……怖い……)
恐怖で涙があふれそうになったとき──。
別のビッグフットが由美香の腰に手を伸ばし、乱暴にスカートの裾を引き裂いた!
「きゃあああっ!!」
鮮やかな緑色の布きれが宙に舞う。
緑不動産の社名がプリントされた下着が丸見えとなり、商店街の野次馬たちからどよめきが起こる。
「おいおい……あれって森田さんじゃねえか?」
「緑不動産の新入社員だろ? 魔法少女だって聞いたぞ?」
「うわー……ひどい格好だな……」
由美香の顔が羞恥で歪んだ。
「お願い……やめて……見ないでぇぇ!!」
しかし怪物たちの熱狂は止まらない。むしろ興奮が伝染したように、周囲のビッグフットも唸り声をあげながら集まり始めていた。
その時だった。
一番大きな個体──恐らくボスであろうその存在が、ゆっくりと前に進み出た。
筋肉質の肩から膨らんだ股間部分が盛り上がり、黒光りする太さを持ったものが鎧のように硬直していた。
「っ……!!」
由美香の瞳孔が収縮する。それはあまりにも太く、長く、かつて見たどんな生物とも異なる禍々しい形状だった。
まるでバナナのようにそりかえり青筋が幾条も浮き出て脈打っている。
彼女は過去にも同じような目にあったことがある──あの時も確かビッグフットに犯されて……
「や……だ…」
ロッドを握る手に力が入らない。
「私の……身体……こんなの……やだ……!!」
しかし抗議は空しく通り過ぎた。ボスの太い腕が彼女の両脚を広げるように押し広げ──
ずんっ!!!!
「──ッアァァァァァァァァァァァッッ❤️」
挿入された瞬間、脳髄まで電流が走った。
想像を絶する質量。内臓を押し潰されそうな圧迫感と共に、痺れるような快楽が脊椎を貫いた。
「だ……めぇ❤️ 痛いのに……おかしいのぉ……❤️」
無意識に腰が浮く。
ビッグフットの激しい抽送が始まった。
どちゅっ! ぬぷっ! ぐぽんっ!
周囲の怪物たちが涎を垂らしながら円を描くように囲んでいる。何本もの太い腕が伸びてきては乳房を揉みしだき、首筋を舐め回す。
「ひぅっ❤️ や……やだ……見ないで……商店街の皆さんが……見てるのぉ❤️」
耳元では「ギャウッ」「グオォ」という低いうなり声。怪物たちは明らかに興奮していた。
「ダメぇぇ❤️ 私……人間じゃないおちんちんで……感じちゃってるぅぅ❤️」
涙と涎でぐしゃぐしゃになった顔で悶える由美香。ロッドはとうに手放されていた。
ずぶっ! ぬぶっ! ゴリゴリゴリッ!
「ああっ❤️ 奥ぅ……子宮に当たって……ぎもち……ぎもちいぃぃぃ❤️」
突然の鋭い一突きで彼女は絶頂を迎えた。
「いやぁっ! イッちゃうぅぅ❤️ ビッグフットの大きいので……堕ちるぅぅ❤️」
びくんと腰が跳ね上がる。
同時に怪物も唸り声とともに大量の粘液を吐き出した。
熱い濁流が胎内を満たす感触に、由美香の意識が白く霞む。
「もっとぉ……❤️ もっと出してぇぇ❤️」
理性とは裏腹に口から漏れる淫らな願望。
次の瞬間、別のビッグフットが腰を割り込ませてきた。
「アアアッ❤️ 次はあなた……ですかぁ❤️」
彼女の目にはもう商店街の景色は映っていない。
ただ本能のままに開かれた股間と、次々と降り注ぐ欲望の波だけが──。
「やばい……森田さんマジでヤバいことになってるぞ!」
「救急車呼べよ!警察も!魔法協会にも連絡しろ!」
商店街の人々が右往左往する中、由美香は絶え間なく続く責め苦に喘いでいた。
「あ……ひぃ……❤️ 次……は…あなた……ですかぁ……❤️」
四匹目のビッグフットが突き上げたとき──突然、轟音とともに青白い雷光が空間を切り裂いた!
「ストップ!それ以上は許しません!」
凛とした声が響く。蒼銀色の長髪を靡かせて魔法少女が現れた。
「――《ホワイト・サウンド・ブレイカー》」
澄み渡る音が空気を震わせた。
次の瞬間、由美香を掴んでいたビッグフットが白い光に包まれながら吹き飛ぶ。
「え…誰…?」
由美香が見上げる
白と青を基調とした美しいスーツ、揺れるポニーテール、胸には金属質の企業ロゴ。
パナソニアフォールディングスの魔法少女――“ソニア”だ。
本名、音無 響。A級魔法少女。響は12歳のとき、家族と地方都市で過ごしていた最中に発生した冥獣災害に巻き込まれた
そのとき、彼女は――
身体の約3割を失う重症 を負う。
通常であれば生存は不可能なケースだったが、災害協力として現地入りしていた
パナソニアフォールディングス・バイオニック医療班がその場で緊急措置を行い、彼女は一命を取りとめた。
その後、響はパナソニアに“保護と補償”という名目で引き取られ、
同社が開発している戦闘用バイオニック義肢プロジェクト のモデル患者となる。
義肢は単なる機械ではなく――
魔力制御と電子工学を融合させた“魔導バイオニック”技術の最新モデル。
響は長いリハビリの末、身体能力も魔力量も、事故前より遥かに高い水準へと到達していた。
「危なかったですね。中小企業の魔法少女さん」
「えっ、パナソニア?一流企業の魔法少女に!?」
「無名の会社の無名の魔法少女が、よくがんばりましたね」
あくまで丁寧、しかし“格差”が滲み出るトーンでソニアは微笑んだ。
「ここは私に任せてください。あなたは――下がっていてもいいですよ?」
由美香の胸にずっしり刺さる。
(下がって、て……そんな……)
しかしソニアはすぐに戦線へ飛び込んだ。
「《ソニック・スラッシュ》!」
一閃。
ビッグフットが三匹同時に吹き飛ぶ。
「強ッ!!?」
由美香が数分かけて一匹対応していたのがバカみたいだ。
ソニアの戦い方は完全に違う次元だった。
滑らかな動き、効率的な魔力操作、冷静な状況判断。
「……すごい……」
その横で、由美香はただ呆然と立ち尽くすしかなかった。
「あの、助けてくれて……ありがとうございます」
「いえいえ。この程度の冥獣、パナソニアとして駆除は簡単ですから」
にっこりとした微笑み。だが続く一言は痛かった。
「D級魔法少女さんにとっては、大変でしたでしょう?
……あ、装備、すごく昭和趣味ですね。可愛いです」
“可愛い”の言葉で由美香のHPは0になった。
(昭和……! 可愛いって……それって……バカにされてるやつじゃん……!)
ソニアは自社のドローンに乗ってスタイリッシュに去っていった。
残されるグリーン由美香。
風が吹くたび、スカートがまためくれた。
「……やだぁ……」
◆居酒屋・安兵衛(商店街の灯)◆
「おう、由美香ちゃん。今日は大変だったなぁ。!?」
古い暖簾をくぐり、由美香は店内へ。
小さなカウンター、テーブル3つ。昭和の匂いのする居酒屋
「生ひとつ……お願いします……」
「ほいきた!」
店主の安兵衛が豪快にジョッキを差し出す。
ごくごく……
「ぷはぁぁぁぁ……っ……! つらい……今日もつらい……」
両隣の常連のおじさんたちが声をかける。
「なんだ? また魔法少女の仕事で苦戦したんか?」
「おじさん達的には眼福でよかったよ❤️由美香ちゃんのむっちりボディでご飯3杯が行けるからね」
「あそこに来てた白い子、すんげえ強かったよなあ。テレビで見たぞ」
「うっ……」
由美香は机に突っ伏す。
「わ、私は……弱いし……ダサいし……上司にも怒られるし……
今日なんて……ソニアさんから旧式って言われて……
うああああん……!
泣きながら焼き鳥のねぎまを食べる新人魔法少女。
おじさんたちは優しかった。
「由美香ちゃんは頑張っとるよ」
「この街のもんは、みんな感謝してるからな」
「今日助けてくれた親子も、笑って帰ってったぞ」
「え……?」
「ソニアちゃんは確かに強えけどよ」
「この街に根付いて戦っとるのは、由美香ちゃんだ」
「……うっ……」
鼻をすする。
そして笑顔になる。
「私……明日も、頑張ります……」
「お! よく言った!!」
「ほれ、サービスで唐揚げだ」
「うわぁあ! ありがとうございます!!」
こうして、由美香の“魔法少女としての一日”は終わった。
強くないし、華やかでもない。
でも、商店街の人たちの優しい言葉に支えられて――
グリーン由美香はまた、戦える。
再会――白い旋風、今日も容赦なし
ある日の午後。
由美香は緑不動産の会議室で、突然呼び出された。
「森田くん、これが今日の追加業務だ」
「……魔獣討伐の合同任務……? えっ、合同って誰とですか?
「パナソニアさんだ」
「!!!?」
会議室のドアが開く。
そこに立っていたのは、白と青の光沢スーツ。完璧なスタイル。超絶エリートオーラ。
パナソニア魔法少女・ソニア(音無響)
「お久しぶりですね、緑不動産さん」
「あ、あの……前は助けてくれて……」
「いいんですよ。あなたみたいなD級の方が頑張ってると、みんなも頑張ろうって気がするじゃないですか。草の根の社会貢献のPRにもなりますから」
由美香のHPが開始3秒で半分削れた。
「ま、まぁ……今回は軽い任務ですし? 足を引っ張らなければ大丈夫……かも?」
(かもって何さぁぁぁぁ!!)
胸の奥がムカムカする。でも言い返せない自分がもっと悔しい。
郊外の工業区画。
そこに巨大な液体状の魔獣が蠢いていた。
ぬるん……ずるっ……びちょ……っ
「ひっ……キモ……」
全長4メートル。半透明のスライム。内部に触手のような線状構造が見える。
ソニアは腕を組みながら言う。
「触手系スライム・スライマーです。A級の私なら単独で倒せますが……合同ということで、あなたも“見学”くらいはどうぞ」
(見学って……私は社員旅行の子どもか!?)
戦闘開始――ソニア、余裕のはずが……
「では――《ホワイト・サウンド・ランス》!」
光の槍がスライムを貫く。そして蒸発するはずだったのだが。
「……吸収された?」
スライムは震え、内部の触手が活性化。
ズルンッと伸びて、ソニアの足に絡みついた。
「きゃっ!? 離れなさい――」
次の瞬間、
スライムの触手が一斉に伸び、全方向からソニアに巻きついた。
「うそ……力が……通らない!?」
触手は魔力を“吸収”する性質があり、A級の高出力魔法ほど逆に吸われる。
「や、やめ――ッ!?」
白いスーツが締め上げられ、ソニアの顔が苦痛で歪む。
彼女が体を失ったときの相手もスライムだった。生きながらにして身体が消化さ
れていくあの恐怖が蘇る
「っ……由美香さん……助け……」
もがくソニア。
普段の涼しげな表情は完全に消えていた。
触手は彼女の足首から膝、太腿へと這い上がり、白いスーツにぴったりと貼りついた。吸盤のような先端が肌に吸い付き、スーツ越しに皮膚を吸い上げる。
「いや……離せ……離して……ッ!」
ソニアは必死に身を捩るが、スライムは予想外に力が強く、抵抗すればするほど締め付けが増す。魔力で形成された防御バリアさえ、触手が触れると泡のように溶けて消えていく。
「ぐっ……これは……!」
(まさか魔力を“分解”するタイプ……!?)
彼女の思考が凍りつく。このスライムは単なる捕食者ではない。知能を持っており、獲物の弱点を見抜くのだ。
ついに太腿まで絡みつかれた触手は、ソニアの股間にまで到達し、スーツの生地をじわりと濡らしながら撫で上げる。
「んぁ……っ! そこ……触らないで……!」
腰が砕けそうになる刺激に思わず声を洩らし、恥辱に唇を噛む。だがスライムの攻撃は容赦がない。吸盤が強く吸引し、内側から擦り上げる。冷たく粘着質な感触が神経を直接撫でるようだった。
「やめ……なさいっ……そんな汚いものを……使う……なんて……」
喘ぎ混じりの命令口調。けれどその裏で、身体は熱を帯びていく。
過去に身体を失った時の感覚がフラッシュバックする。冷たいスライムの触手が皮膚を溶かし、肉を抉り、意識を奪っていった恐怖。それが今は直接神経を刺激してくる。
「私は……あなたみたいな低俗な生物に……負けない……はず……なのに……っ」
意地が震える。だが反比例するように、下半身が疼き始める。
(こんなモノに屈するわけにはいかない……でも……でも……っ!)
心臓が早鐘を打つ。汗が額を伝う。
抵抗しようとする腕の力が、少しずつ抜けていく。思考が薄れ、視界がぼやけた。
そのとき――スライムの中から一本の太い触手が屹立し、人型の上半身を形成し始めた。それは人間の男性の姿を模倣していた。
股間は無防備に露出しており、まるで“被虐のための模倣品”といった印象だった。
『ソニア……』
合成音声のようなかすれた声が響く。ヒトガタスライムは首を傾げて微笑んだ。
「な……なんですって……?」
本物のソニアが信じられない顔をする。その間にヒトガタは彼女の頭部に両手を添え、唇を重ねてきた。
「んんっ!? やめ……っ!」
唾液が音を立てて交換される。舌のような軟体が口腔に侵入し、喉奥までねじ込まれる。息苦しさに目を潤ませるソニア。
『ああ…』
スライムは呟き、ヒトガタと本物のソニアの肌を挟むように密着してきた。
冷たく滑らかな感触に背筋が震える。
「最低……! 貴様……っ!」
言い終わる前にヒトガタの腰が動き出し、本物の秘部を激しく擦り上げた。
「ひっ!? いや……こんな……っ!?」
肉同士が擦れる音と粘液の水音が響く。スライムの分泌液が泡立ち、下腹部を濡らしながら流れていく。刺激が強烈すぎて膝が崩れそうになる。
「やめて……お願い……これ以上は……」
懇願の声は細く弱々しい。しかしスライムは聞き入れない。
ヒトガタの右手が首筋を撫で、左手が脇腹を伝って尻肉を鷲掴みにする。一方で下半身の動きは加速し続けた。
「んあっ……あああッ!! イ……イク……ッ!?」
絶頂の寸前で声が途切れる。全身が震え、視界が真っ白になった。
――だが終わりではなかった。スライムは、複数のヒトガタを作り出していた。
ヒトガタの手が再び胸元へ滑り込む。今度はブラカップを剥ぎ取るようにして乳房を露出させた。桜色の乳首は既に硬く尖っており、指のような触手がそれを摘まみ上げる。
「あ゛っ!? また……どうして……こんな……」
反論する暇もなく両方の乳首が吸引され、同時にヒトガタの下腹部から新たな触手が伸びてくる。それは男性器を模した形状をしており、鈴口と思しき箇所から透明な粘液を滴らせていた。
「やめて……嘘でしょ……っ!?」
偽者は冷酷に微笑み――挿入した。
「ぐああああっ!!!? 痛い……っ!!」
肉が裂ける音。内部が押し広げられる異物感。悲鳴は抑えきれず喉を破って迸る。
(この痛みが悦びに変わる……)
スライムはゆっくりと抽送を始める。抜き差しのたびに粘膜が擦れ、腸壁を抉るような快感が走る。
「ひぐっ……! やめ……っ…動かないで……!」
拒絶の言葉とは裏腹に、膣内は蜜を吐き出し続ける。ピストンが繰り返されるうちに摩擦音が大きくなり、快楽中枢を直撃する。
(ダメ……なのに……気持ちいい……なんて……っ!)
屈辱と快感が交錯し、思考が麻痺していく。
ヒトガタの唇が耳朶を吸い、囁く。
『堕ちロ、ソニア』
「そんな……こと……あり得な……っ…んんぅぅッ!!」
二度目の絶頂は絶叫と共に訪れた。同時にスライムも射精するように粘液を噴出し、内臓を満たしていく。
温かい感覚に身体が弛緩し、抵抗の意思が薄れていく。
「う……そ…私が……こんな奴に……」
涙が頬を伝う。ソニアは初めて――敗北の味を知った。
一方で遠巻きに見ていた由美香は茫然としていた。
「そんな……ソニアさんが……?」
いつも自信に満ちていた魔法少女が今や捕らわれの身。
しかも“ヒトガタに犯され、涙を流している。
「私が……止めなきゃ……」
震える手でロッドを握りしめる。だが経験不足のD級魔法少女にとって、上級魔獣への介入は危険すぎる賭けだった。
――それでも。
「風の精霊よ……私に勇気を……」
ロッドに風が渦巻く。小さくても確かな意志を込めて。
由美香は足を踏み出した。
「風よ――私に力を貸してぇぇぇぇ!!」
風のペンシルを天に掲げる。
これまでと違う、痛いほど鋭い風が由美香の周囲に巻き起こった。
視界が緑の光に包まれる。
胸の奥に眠っていた何かが、カッと開いた。
「《ブレイカー・ゲイル!!》」
ドオォォン!!!
巨大な風塊がスライムへ直撃。
空気圧でスライムの本体が激しく歪み、内部構造が露出する。
由美香の身体が軽い。
魔力が身体の内側を巡っていく。
「い、今なら……!」
ロッドを大きく振りかぶって――
「《グリーン・ウィンド・スラストォォ!!》」
突き出した瞬間、風が一点収束し、音を置き去りにして駆けた。
貫撃。
スライムの核が砕け、触手がしゅるしゅると萎んでいく。
「きゃっ……!」
拘束がほどけ、ソニアが地面へ倒れ込む。
間一髪。
「そ、ソニアさん、大丈夫ですか!?」
由美香は急いで駆け寄り、手を差し伸べた。
ソニアは肩で息をしながら、信じられないという目で由美香を見る。
「あなた……いま……A級に匹敵する風圧を……」
「あ、あの……私、ただ必死で……」
「助け……られたのね……私……D級のあなたに……」
ソニアの声は震えていた。
悔しさでも、屈辱でもなく――純粋な驚き。
由美香はそっと微笑む。
「えへへ……今回は、私が……ちょっとだけ頑張りました」
「……ちょっとどころじゃないです」
しばらく沈黙。
そして、ソニアは小さく言った。
「……ありがとう」
それはエリートの仮面を取り払った、素直な声だった。
安兵衛の夜――白と緑、はじめての友情
商店街のはずれにある、古びた居酒屋『安兵衛』。
紙ランタンの下、扉を開けると、焼き鳥の香りと湯気の向こうに、
いつもの常連たちの笑い声が響いていた。
その奥で――
一人の“白いエリート魔法少女”が、グラスを前に固まっていた。
「…………」
「あっ、響さん!? 来てたんですか!?」
由美香が驚いて声をかける。
響――音無響は、私服のパーカー姿でカウンターに座っていた。
いつもの白いスーツではなく、ただの19歳の女の子の姿だった。
「……来てはいけませんか?」
「い、いえいえいえ!! 全然!! なんなら歓迎です!!」
響は静かに頷き、目の前のグラスを指でつつく。
「とりあえず……座ります?」
「……うん」
二人並んでカウンターに座り、安兵衛が気前よく生ビールを置いてくれる。
「はいよ、緑ちゃんと白ちゃん! おつかれさん!」
「ありがとうございます!」
「…………ど、どうも……」
響はグラスを一口飲んだ。
そして、軽く溜息をつく。
「……今日……その……スライムに負けたじゃないですか」
「ああ……あれは、仕方ないですよ! 相性悪いし! 私だって――」
「――重役会議で、めっちゃ叱られたんです」
「えっ」
由美香の動きが止まった。
響は淡々と、しかしどこか壊れたように続ける。
「『A級なのに何をしているんだ』『ブランドの傷になるだろう』
『君は企業の顔なのだから恥をかかせないでくれ』
『義肢の性能評価が下がったらどうする』……って」
「……」
「一時間くらい、ずっと言われました」
「え……ええええぇぇ……」
「悔しくて、情けなくて……
でも言い返したら、『感情表現のモジュール誤作動か?』って言われるし…
私、体に機械は入ってるけど、頭は人間のままですからね。…」
由美香の胸がぎゅっと締めつけられた。
こんな弱った響を見るのは初めてだった。
あの完璧でクールで、すべてを上から見下ろしていたようなエリート魔法少女が――
今はただ、会社に心を削られた一人の若い女の子だった。
「……ねえ、響さん」
「なに?」
「今日助けられたの、私なんですから。
パナソニアだって、響さんだって……ぜんぜん恥じゃないです」
「でも私は……」
「関係ないですよ」
由美香はビールを飲みながら、にっこりと笑った。
「あのとき、響さんは私を助けてくれました。そして今回は私が響さんを助けた
それだけですよ」
響の目がわずかに揺れる。
「……そんなふうに言われたの……はじめて」
「えへへ……」
安兵衛が、タイミングよく焼き鳥の皿を置いた。
「ほれ、うちの人気メニュー“ねぎま”。二人にサービスだ」
「「ありがとうございます!」」
二人同時に言って、思わず目を見合わせる。
「ふっ……」
「あっ、笑った!」
「笑っても……いいでしょ?」
「いいですよ! むしろもっと笑ってください!」
響は照れ隠しのようにグラスを傾けた。
「……ねえ、由美香さん」
「はい?」
「今日……助けてくれて、ありがとう。本当に」
「へへ……私も助けてもらったばっかりですから。
お互いさまってことで!」
その言葉に、響の肩の力がようやく抜けた。
「……そうね。“お互いさま”。」
「うん!」
響はほんの少しだけ微笑んだ。その笑顔は、戦闘中のどんな光よりも柔らかかった。
「……あなたのこと、少しだけ誤解していたかもしれない」
「えっ……!」
「弱いとか、中小企業とか……そういうのばかり見てた。
でも違うんだね。あなたは……強いよ」
「へぶぅっ!?(こぼれた)」
「ちょ、ちょっと顔真っ赤だよ?」
「そりゃ赤くもなりますよぉぉ!!」
響がクスッと笑う。
その光景を見て、安兵衛の常連たちも“にやり”と頬を緩めた。
「なんだ、ええじゃねえか。若い子の友情ってのはよ」
「明日は二日酔い確定だな、緑ちゃん」
「うるさいですおじさん!」
夜は笑い声とともに更けていく
二人のグラスがコトンと鳴る。
焼き鳥の煙、居酒屋のざわめき、夜風の匂い。
エリートと底辺。
A級とD級。
大企業パナソニアと町の緑不動産。
何もかも違う。
だけど――
この夜、確かに“友情”の種が芽を出した。
「……また来ても、いい?」
「もちろんです! 商店街は歓迎しますよ!」
響はほんの少しだけ、眩しい顔で微笑む。
こうして、白と緑の魔法少女の友情は、
小さな商店街の居酒屋で静かにはじまった。