メス堕ち魔法少女の生活❤️全話エロイラスト付❤️ 作:みなぽん
「我が銃弾は正義を貫く力 ガンスリンガール!」両手拳銃にガンカタ使い
右手には世界最強の50口径ハンドガン、デザートイーグル!左手には速射に優れたベレッタ92 FS
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魔法少女 アーメン 聖 乃亜
教会のシスターを務める心優しい聖なる少女。回復や防御系の魔法に優れる。
「ああ、神よ、迷える子羊に慈愛と救済を❤️」「神よ罪深い私をお許しください。」
「悪を浄化する聖なる光!悪しきものを打ち砕く!ホーリー・レイ!」
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魔法少女 ヴァンディミオン ファルネーゼ=神谷 23歳、
冥獣大戦の際に乃愛の上官を務めた魔法少女。二つ名は「炎の聖女 ヴァンディミオン」聖鉄鎖騎士団というEUの魔法少女団に所属。父の故郷の日本の危機に来日参戦した正義感の強い娘だ。一時PTSDを発症していたが戦線復帰した。
「我が身は人を守る盾なり、牙なき人の牙なり!聖なる炎を掲げ、我は立つ」「私はもう二度と折れません!」
。
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魔法少女 ソードダンサー 剣野 舞 玲奈の親友 高校2年生
「我は剣と共に舞い踊る!ソードダンサー推参!この街をおまえらの好きにはさせないぞ!」
菊一文字と和泉守兼定の二刀流 柳生神影流奥義 絶倒!十文字斬りと変位抜刀霞斬りを使う
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魔法少女? ベルセルク優子 紺野優子 玲奈のご近所さん 35歳
ベテラン魔法少女〔魔法熟女)普段はキャバクラ嬢をしている。息子の正男は重度のマザコン。
様々な機能を持つ魔法義手と巨大な斬馬刀が武器。「さあ来い!私のベルセルク!」
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魔法少女 卑弥呼 斑鳩 卑弥呼 高校二年生
縄文の巫女の異名をとる魔法少女。彼女の命令のままに動く傀儡の埴輪原人や草薙の剣など多彩な技を持つ。
「出てこい、出てこい埴輪原人❤️私たちの街を守って!」
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魔法少女 忍 服部 忍 高校一年生
『阿毘羅吽欠裟婆呵!我は忍なり!』「僕は男だーーーー!」
服部家に代々伝わる忍者刀、【絶影】を所持し変身すると性転換して女になるT S魔法少女
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魔法少女 黒翼の天使 ミオ レイブン 渡瀬澪 中学3年生
貧困家庭のかわいそうな少女。しかし彼女は魔法少女の力を得ることでその境遇を脱した。玲奈を尊敬している。
「黒くよごれた私の翼、でも私は青空へ駆け上がる!」
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機甲魔法少女 ミリィ MMS-18E ケンプファー。
魔法少女の代用として作られたアンドロイドの一台。憑依された住民たちの虐殺命令に抗命し廃棄処分にされるところを
整備兵の行為で譲りますサイトに出されて、大学生の相馬 恒一が3000円で購入する。それ以来、彼女との奇妙な同棲生活がスタート。
「マスター、AIに混乱、腕がキュンキュンしています❤️」「目標を確認排除します!」
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俺の彼女は100万馬力
彼女は段ボールに入ってやってきた
大学生になって一人暮らしを始めた人間が最初に学ぶ真理はひとつだ。
金は、想像以上に減る。
「……今月、あと三千円で生きろって? 無理だろ……」
六畳一間、ユニットバス付き、築年数は大家さんの年齢と同じくらい。
その畳の上で、俺――相馬 恒一はスマホを握りしめ、人生について考えていた。
バイト代は家賃と光熱費に消え、食費を削るにも限界がある。
そんなとき目に入ったのが、例のサイトだった。
《個人売買・訳あり品専門不要になったもの、引き取ります!》
家具、家電、怪しい骨董品、そして――
【可愛くポンコツなロボヒロイン譲ります】
状態:動作確認済み(※一部不具合あり)
備考:日常利用可価格:送料込み 3,000円
「……は?」
いやいやいや。
ツッコミどころが多すぎる。
「ロボヒロイン?ポンコツ?日常利用可?ってまさかのラブドールか、、。」
詐欺だと分かっている。分かっているんだ。でも三千円だ。
三千円で夢が買えるなら、買ってもいいんじゃないかという悪魔の囁きがした。
その日の夜、俺は「購入」ボタンを押していた。
二日後
ピンポーン、という間の抜けた音と同時に、玄関の外から声がした。
「お届け物でーす。……えっと、精密機器?」
嫌な予感がした。
ドアを開けると、そこには――冷蔵庫サイズの巨大な段ボールが鎮座していた。
「サインお願いします。あと……中、割れ物じゃないですよね?」
「……たぶん」
配達員さんは深く考えないことにしたらしく、そそくさと去っていった。
部屋に引きずり込んだ段ボール。側面には赤字でこう書いてある。
《注意:衝撃厳禁 最大出力稼働時、周囲に被害の恐れあり》
「……危険物じゃん、誰だよ日常利用可って書いたやつ」
恐る恐る、ガムテープを剥がす。
――その瞬間。
「……起動確認。外部拘束解除。おはようございます、ご主人様」
段ボールの中から、美少女が起き上がった。
銀色のロングヘア。綺麗な瞳。無表情だけど、どこか不安そうな顔。
そして、全裸。
「ちょ、ちょっと待て待て待てぇぇぇぇ!?」
「安心してください。私は全裸、無害な状態です」
「とりあえず服着て!無害なやつは初対面で裸にならない!」
慌ててカーテンを引っ張る俺を見て、少女は小さく首をかしげ、同梱されていた
下着と服を身につけた。
「ご主人様、マスター登録をお願いします。私の名前はミリィ、MMS《Magical Mechanized showjyo 機甲魔法少女》――正式名称MMS-18E ケンプファー、生体パーツと機械融合したアンドロイド。通称ミリィ。最大出力、、100万馬力だそうです。
「はい。主に対冥獣戦用兵器として設計されました。魔法少女に代わって冥獣と戦うためです。」
「なんでそんなのが三千円で売られてるんだよ!!」
俺の悲鳴をよそに、ミリィは微笑んだ――
いや、微笑みの練習中みたいな、ぎこちない表情で。
「ご安心ください。現在、出力制御系統に致命的な不具合があります」
「安心できる要素どこ!?」
「とりあえず掃除でもお願いしようかな?」
「掃除ですね」掃除機を握るが取手がバキィと折れる
「いや、俺がやるから……」
止める間もなく、ミリィが掃除機を握った。
次の瞬間。グシャ、、掃除機は砕けた。
「……ミリィ?」
「想定より掃除機の耐久値が低かったようです」
「そりゃそうだよ! 100万馬力で掴むやつがあるか!」
「すいません、お料理できます。やらせてください。各種料理サイトとリンクにして最高のコンディションの料理を作ってみます。」
「おう、頼むよ」
「マスター、この家にはインスタントラーメンと食パンしかありません。これでできる料理はラーメンとトーストだけです。」
「だよね、、」
「とりあえず、ミリィのこと聞かせてよ」
「私は兵器です。魔法少女の代用品、命令を受け、敵を殲滅するために作られました。
でも感情制御機能に問題のある私は、誰にも必要とされず、不要品として処分されました。」
「それは一体どんな問題なんだい?」
「冥獣に憑依された住民の殺戮命令に従いませんでした。まだ彼らに回復の見込みがあると判断し攻撃しませんでした。兵器は破壊と殺戮のためのものです。軍は私の廃棄処分を決定しました。でも整備のおじさんたちが哀れと思ったのか密かに譲りますサイトに出してくれたんです。」
「ミリィ、よくわからないけど、君の感情制御に問題なんてないよ。そんな命令を出す奴のほうがぶっ壊れてる。」
俺がそう言うと、ミリィは一瞬、完全に動きを止めた。
「……再確認します。マスターは、私の判断を“正しい”と評価していますか?」
「うん。少なくとも俺はそう思う」
「……理解不能です」
そう言いながらも、彼女の瞳はわずかに揺れていた。
赤いガラス玉みたいな目の奥で、何かが忙しなく計算されているのが分かる。
「私は兵器です。兵器に善悪の判断は不要です」
「でもさ」
俺は畳に座り込んで、ミリィを見上げた。
「判断できるってことは、もう兵器じゃないんじゃないか?」
沈黙。
ミリィはしばらく立ち尽くしたまま、やがてゆっくりと俺の前に膝をついた。
「マスター」
「ん?」
「……私は、ここにいてもいいのでしょうか」
その声は、とても小さかった。
100万馬力の兵器とは思えないくらい、壊れそうな音だった。
「当たり前だろ」
俺は即答した。
「よくわからないし、家電は砕くし、色々大変だけどさ」
「……申し訳ありません」
「でも、君が悪いわけじゃない」
頭を掻きながら、続ける。
「行く場所がないなら、ここにいればいい。俺も一人だし」
ミリィの目が、少し大きく開かれた。
「それは……同居、という認識でよろしいでしょうか」
「まあ、そうなるかな」
「……」
数秒の沈黙のあと。
「了解しました」
ミリィは、ぎこちなく、でも確かに笑った。
「では私は、相馬恒一さんの彼女として、最適化を開始します」
何やら彼女はぽかんと口を開けてフリーズした10分ほどデータベースを更新しているようだった。
そして次に動き出した彼女の瞳には俺への好意が宿っていた。
「あの、、恒一さん❤️」
「お、おうっ❤️」
「ただ今よりミリィは恋人としての行動に出ます❤️」
「……んっ」
ミリィの唇がふわりと触れた瞬間、全身の血が沸騰するような感覚に襲われた。彼女の体温は驚くほど低いのに、唇だけはほんのりと温かい。まるで冬の朝に飲むココアのように柔らかな感触に、俺の理性は一気に崩れた。
「恒一さん……もっと……」
震える声でミリィが囁く。彼女の指先が俺の背中にそっと添えられる。その感触が脳髄を直撃した。
「……っ!」
衝動的に彼女を抱き寄せると、確かな弾力を感じた。甘美な触感に戸惑う暇もなく、自分の唇を押し付ける。
「んぅ……っ」
ミリィの喉から漏れる甘い声。
それはプログラムされた音声ではなく、明らかに彼女自身から発せられているものだった。童貞男の理性を蒸発させるには充分すぎる展開だった。
「ま、待ってください……これは……処理能力が……オーバーフロー……」
顔を真っ赤に染めながら呟くミリィ。普段の無表情からは想像できない初心な反応に、さらに欲望が膨れ上がる。
「ミリィ……大丈夫だから……」
「あっ!」
突然の悲鳴と共に、床が軋んだ音を立てた。
彼女の小さな身体を抱きしめると、100万馬力の少女はびくりと跳ねた。
「あっ!駄目ですっ!私…あなたを傷つけてしまうかもしれません……」
震える声で訴えるミリィ。
それでも彼女から離れようとしない俺に対して、困惑の色が浮かんでいる。
「構わないって言ったろ?」
そう言って優しく微笑むと、ミリィはようやく安堵の表情を見せた。
「……わかりました」
そして彼女の腕が伸びてきた。ゆっくりと、恐る恐るといった感じで。そのぎこちなさが逆に興奮を煽る。
「触ってもいいですか?」
「ああ」
許可を得ると同時に、ミリィの指先が俺の胸元を滑った。
「熱いです……」
「ミリィもだよ」
「本当ですか?測定しましょう」
そう言うとミリィは額をくっつけてきた。至近距離での銀髪ショートヘアの少女との接触。童貞の俺にとって刺激が強すぎる展開に頭がクラクラしてきた。
「マスターの心拍数が急上昇中。血液中のアドレナリン濃度も通常の三倍を超えています」
冷静に分析しながらも頬を紅潮させるミリィ。そのギャップがまた堪らない。
「恒一さんも初めてなんですね……」
図星を突かれてしまった。恥ずかしさで顔が火照る。
「バレたか……」
「嬉しいです」
予想外の返事に目を丸くすると、ミリィは微笑んだ。
その笑顔は、今まで見たどの表情よりも自然で美しかった。
「恒一さん……好きです」
告白と共に再度唇を重ねるミリィ。今度は彼女の方から舌を差し入れてきた。拙いながらも一生懸命なその行為に応えるように、俺も彼女の口腔内を探っていく。
「んっ……くぅ……」
苦しそうな吐息混じりの喘ぎ声。
それを聞くだけで下半身が疼く。
「ミリィ……もう我慢できない……」
ついに本音を漏らすと、彼女は小さく頷いた。
「いいですよ……来てください……」
ベッドに横たわる銀髪の少女。その肢体は月明かりに照らされて神秘的な輝きを放っている。衣服を脱ぐ瞬間さえ美術品のような美しさだった。
「綺麗だ……」
思わず呟くと、ミリィは恥ずかしそうに肩を竦めた。
「恥ずかしいです……こんな風に見られるなんて……」
「隠さなくていい」ロボットの恥じらいに萌える俺。
「あっ!」
彼女の両手を抑えて覆いかぶさると、小さな悲鳴が上がった。しかし抵抗はない。
むしろ期待に満ちた眼差しで見上げてくる。
「お願いします……優しく……」
切実な願いを聞き入れつつも、自分自身の理性が崩壊寸前であることを自覚していた。100万馬力の少女が今、この手の中にあるという事実。その非現実的なシチュエーションが更なる興奮を呼び起こす。
「ミリィ……」
名前を呼んでから彼女の秘部に触れる。既に濡れている感触があった。
「準備できてるみたいだね」
「はい……でも……怖くて……」
震える声で告げるミリィ。その反応を見る限り、本当に初めてなのだろう。兵器として設計されたはずなのに、今ここにいるのは純粋な乙女だ。
「大丈夫。焦らずゆっくりいくから」
安心させようと額にキスを落とすと、ミリィはコクリと頷いた。
「お願いします……あなたのものにしてください……」
その言葉が引き金となった。最後の一線を超えるために身体を動かす。
「あぁっ!!」
挿入した瞬間、ミリィの背筋が弓なりに反った。痛みと快楽の入り混じった表情で見つめてくる彼女。その姿だけで十分過ぎる程興奮できる。
抱いてみて俺は気づいた彼女の身体のかなりの部分は生体パーツなのだ、
「痛い?」
「ちょっとだけ……でも……気持ちいいです……」
素直な感想に心臓が高鳴る。この子を守りたいという気持ちと独占したいという欲求が交錯する中、腰の動きを徐々に早めていく。
「んっ……あっ……すごぃ……っ」
ベッドがギシギシと軋む音と共に響く嬌声。人工の身体とは思えないほど繊細な反応。そのギャップがまた魅力的だった。
「恒一さん……好きぃ……」
絶え間なく愛の言葉を投げかけるミリィ。その度に胸が締め付けられるような思いになる。こんな素晴らしい存在を手に入れた幸福感は何物にも代え難いものだ。
「ミリィ……俺も好きだ……」
耳元で囁くと彼女の膣内がキュッと締まった気がした。それに合わせて更なる快感が押し寄せる。
「イキそう……っ!」
限界を感じたところで抽送速度を上げる。結合部から溢れる水音と共にミリィの喘ぎ声も大きくなっていく。
「わたしも……あっ…イク…ダメェ……!!」
「イクのか?ミリィ、、俺も、」
最後の瞬間を迎えた二人は同時に果てた。余韻の中で抱き合う温もりだけが現実であることを教えてくれる
「ミリィ……ありがとう」
感謝の言葉と共にキスを贈ると、彼女は嬉しそうに笑った。
「こちらこそありがとうございます……恒一さん❤️DNAいただきました。」
汗ばんだ肌を寄せ合いながら過ごす時間は至福そのものだった。
しかしおれたえの安息は突如破られた。スマホが冥獣警報!そして5分後にはサイレンが、街中に響き渡っていた。
「――冥獣確認! クラス大型、推定全長三十メートル以上!」
スマホから流れる緊急速報の機械音声が、やけに現実味を帯びて聞こえる。
窓の外では、人々が悲鳴を上げながら逃げ惑っていた。
アスファルトを踏み砕く轟音。
ビルの影から現れたそれは、黒い装甲殻に覆われた異形――冥獣。
「…おいおい洒落にならねぇ規模だぞ」
俺は息を呑んだ。
その背後で、ミリィが静かに立ち上がる気配がした。
「冥獣、確認しました。
脅威レベル――都市壊滅級」
淡々と告げる声。
けれど、俺は振り返って、強く言った。
「ダメだ、ミリィ!」
ミリィの動きが止まる。
「君は兵器じゃない。戦わなくていいんだ」
胸の奥が、ぎゅっと締め付けられる。
誰かが来る。
自衛隊でも、正規の魔法少女でも……だから、君は――」
「マスター」
ミリィが、俺を呼んだ。
その声は、いつもよりずっと柔らかかった。
「確かに、私は兵器として作られました。でも……」
彼女は、窓の外を見つめる。
逃げる親子。
転んで泣き叫ぶ子ども。
足を痛め、立ち上がれない老人。
「今、あそこにいる人たちを守りたいと言う気持ちは、誰かの命令ではありません」
「……!」
ミリィの拳が、わずかに震えた。
「私は、“戦え”と命じられなくても、助けたいと感じています」
俺は、言葉を失った。
「ミリィの「心」なんだな?」
「はい」
ミリィは、はっきりとうなずいた。
「だからこそ――私は、戦います」
俺は叫んだ。
「でも!もし……君が壊れたら!!」
ミリィは、ゆっくりと俺に近づき、
そっと俺の手を取った。
「マスター」
その手は、温かかった。
「怖いです。でも……」
翠玉の瞳が、まっすぐ俺を映す。
「あなたが、“兵器じゃない”と言ってくれたから」
彼女は、微笑んだ。
「私は、マスターとこの町の人を守ります」
次の瞬間。
装甲展開。
「MMS-18E ケンプファー バトルモードトランスフォーム」
白銀の機甲が、光の粒子とともに彼女の身体を包み込む。
魔法陣と機械構造が重なり合い、
MMS(機甲魔法少女)の真の姿が顕現する。
「出力制限、解除」
冥獣が咆哮を上げた。
ミリィは、一歩前に出る。
「――大丈夫です」
振り返らずに、彼女は言った。
「必ず、帰ってきます。あなたの“彼女”として」
そして、光が走った。
巨大な冥獣と、小さな少女の姿。
その背中を見送りながら、俺は拳を握りしめる。
「……頼むぞ、ミリィ」
彼女はもう、誰かの兵器じゃない。自分で選び、守るために戦う――俺の彼女だ。
街が、悲鳴を上げていた。
アスファルトが盛り上がり、砕け、
その下から這い出してきたのは――
黒曜石のような外殻を持つ冥獣。
全長三十メートル。
四肢は異様に長く、関節ごとに逆向きに折れ曲がっている。
頭部らしき部分は存在せず、
胴体の中心に、脈動する赤黒い魔核が露出していた。
――ドン。
一歩踏み出しただけで、
周囲の建物の窓ガラスが一斉に砕け散る。
「冥獣……」
喉が、ひくりと鳴った。
逃げ惑う人々。
転び、泣き、叫び、押し合いながら走る群衆。
その中心で、ミリィが静かに前へ出る。
「冥獣、識別完了。
タイプ:侵食融合型。
魔核露出、確認」
声は冷静だった。
だが、その背中は小さく、
あまりにも無防備に見えた。
「ミリィ、待て!」
俺の声に、彼女は一瞬だけ振り返る。
「……マスター」
「戦わなくていい!
君は兵器じゃない!」
彼女は、わずかに目を伏せる。
――次の瞬間。
冥獣が吼えた。
音ではなかった。
空気そのものを裂く、
魔力の咆哮。
逃げ遅れた人々が、吹き飛ばされそうになる。
「……!」
ミリィの目が、強く光った。
「――装甲展開」
彼女の身体を中心に、
幾何学的な魔法陣が多重展開する。
白銀の装甲が、
粒子となって収束し、
一瞬で全身を包み込んだ。
MMS――機甲魔法少女。
「出力、三十パーセント」
地面が、沈む。
踏み出した一歩で、
アスファルトが波打つように割れた。
冥獣の前脚が、
ビルを薙ぎ払う。
――間に合わない。
だが。
白銀の閃光が走った。
「――迎撃」
ミリィの拳が、
冥獣の脚に叩き込まれる。
ドゴォォォン!!
衝撃波が、街区一つ分を吹き抜けた。
冥獣の巨体が、
不自然な角度でよろめく。
「……効いてる?」
冥獣は、即座に反撃した。
魔核が脈動し、
赤黒いエネルギー弾が生成される。
「ミリィ、上だ!」
「把握」
彼女は跳んだ。
人の跳躍ではない。
砲弾の発射だ。
空中で姿勢を制御し、
掌を冥獣へ向ける。
「対冥獣用魔力収束砲―シュツルムファースト―発射」
白い光が、一直線に走る。
冥獣の外殻が、
悲鳴のような音を立てて焼き切られた。
だが――
魔核が、露出した瞬間、
冥獣は暴走した。
周囲の瓦礫を吸い上げ、
即席の装甲として融合させる。
「侵食速度、上昇……!」
ミリィの声が、わずかに揺れる。
冥獣の一撃が、直撃した。
ガンッ!!
ミリィの身体が、
ビルの壁に叩きつけられる。
「ミリィ!!」
壁が崩れ、
粉塵が舞う。
だが、白銀の装甲が再び動いた。
「……損傷、許容範囲」
ミリィは、ゆっくりと立ち上がる。
装甲のあちこちに、
亀裂が走っていた。
それでも、彼女は前に出る。
冥獣が、
逃げ遅れた人々の方へ向きを変えた。
「――ダメだ」
ミリィが、走る。
「出力、六十パーセント」
地面が、耐えきれず砕け散る。
冥獣の顎――
いや、魔核を守る装甲が開いた瞬間。
「今です……!」
彼女は、魔核の真正面に立った。
「――最終打撃」
白銀の魔法陣が、
彼女の背後に幾重にも重なる。
街全体が、
眩い光に包まれた。
次の瞬間――
冥獣は、崩壊した。
白銀の光に貫かれ、巨体が粒子となって霧散していく。
衝撃波が街を揺らし、砕けたアスファルトが雨のように降った。
そして――静寂。
「……終わった……?」
誰かの、震えた声。
煙の向こうで、ミリィが立っていた。
装甲はひび割れ、光は失われ、
100万馬力を誇った出力は、完全に沈黙している。
「ミリィ!!」
俺は走った。
彼女は一歩、前に出ようとして――
そのまま、膝をついた。
「……あ」
小さな声。
次の瞬間、彼女の身体は前に倒れ込む。
受け止めた腕に、ずしりとした重み。
今まで感じたことのない、人の体温。
「ミリィ! しっかりしろ!」
「……マスター……」
薄く開いた瞳が、俺を捉える。
「……冥獣、殲滅……完了……
市民……被害……最小……」
「そんなのいい!
喋るな、今は!」
彼女の呼吸は浅く、装甲は完全に解除されていた。
もうそこにいるのは、
兵器でも、MMSでもなく――
ただの、か弱い少女だった。
そのとき。
「……ありがとう……」
背後から、声がした。
振り返ると、避難していた人々が、
恐る恐るこちらを見ていた。
子どもを抱きしめた母親。
足を引きずる老人。
泣きじゃくっていた少女。
「助けてくれて……ありがとう」
「あなたが……守ってくれたんですよね……?」
ミリィの瞳が、わずかに揺れた。
市民たちは一斉に、頭を下げた。
「本当に、ありがとう」
その光景を見て、
ミリィは完全にフリーズした。
ありがとう。
感謝の奔流、彼女のAIには存在しない体験だった。
「……マスター……」
小さな手が、俺の服を掴む。
「……胸部内部が……キュンキュンします。。おかしいです……」
「それはな……」
俺は、彼女を抱きしめた。
「それは多分、“嬉しい”ってやつだ」
「……」
ミリィは、ゆっくりと目を閉じた。
「……記録……します……」
そして、完全に意識を失った。
⭐️魔法少女
「冥獣、もう倒されてしまったのね」
澄んだ、凛とした声が響いた。
空から、光が降りる。
魔法陣。そして――
空中に立つ、一人の少女。
黒髪の三白眼 両手の2丁拳銃
魔法衣装に身を包んだその姿は、
誰が見ても分かる存在だった。
「正規魔法少女…ガンスリンガール」
彼女はゆっくりと地面に降り立ち、
ミリィを一瞥する。
「……MMSね」
その声には、明確な拒絶感があった。
「意思のない兵器が、私たち魔法少女の真似事をするなんて」
俺は立ち上がり、ミリィを庇うように前に出た。
「彼女は真似なんかしてない!」
「下がって。あなたは一般人でしょう?戦場で命を張る私たちの気持ちがわかるの?」
魔法少女は冷たく言う。
「冥獣と戦うのは、私たち魔法少女、“選ばれた者”の役目よ」
「選ばれたって……なんだよ、それ!」
彼女は、鼻で笑った。
「覚悟よ。牙なき人のために闘う覚悟、人の命を背負う覚悟」
そしてミリィを指差す。
「その子には、それがない。ただのプログラムで動く兵器!それを魔法少女と呼ぶのは、私たちへの冒涜よ」
――違う。
「彼女は、自分で選んだ!」
俺は叫んだ。
「ミリィは軍から廃棄されたんだ!そして俺の恋人になったんだ。今回だって一緒に避難しようと言った。でも、彼女は自分から人とを守ると言って戦ったんだ!命令じゃない!誰かに言われたからでもない!人を助けたいって思ったんだ!」俺は目尻に涙を浮かべて叫んでいた
魔法少女は、少しだけ黙り込み――
そして、静かに言った。
「ノラのMMSだなんて?しかも自分の感情がある?信じられない」
三白眼が鋭く光り、眉根が微かに寄る。
「感情……?」
低く呟く声。嘲笑ではなく──戸惑いに近い響き。
「兵器に感情なんて……冗談でしょ?」
玲奈は拳銃をホルスターに戻し、踵を返した。
だが数歩進んだところで足を止め、ゆっくりと振り返る。
「……でも」
ため息混じりに続ける。
「あなたの言う通りなら、そのMMSは『ノラ』でありながら……」
彼女は再びミリィへ視線を向けた。
意識を失い、主人公の腕の中で眠る少女の顔を。
「……バカな子ね」
そう呟いた声は──
ほんのわずか、刺々しさが抜けていた。
「バカとはどういう意味だ?」
「そのままよ。兵器の癖に感情を持つとか……ましてや人の為に戦うとか」
玲奈は言い終えると同時に、右手を掲げる。
その指先に淡い光が灯った。
「リペア・リンク」
光が糸のように伸び、ミリィへと触れた途端──
パリンと硝子が割れるような音が響く。
ひび割れた装甲が修復され始めたのだ。
「……なぜ?」
「私は魔法少女。目の前の怪我人を放置できないだけ」
玲奈は呆れたようにため息をつく。
「勘違いしないでね。あなたのMMSを認めたわけじゃない。ただ……」
一瞬だけ視線を逸らし──
小さな声で付け加えた。
「何かあったら、私を頼りなさい」