メス堕ち魔法少女の生活❤️全話エロイラスト付❤️ 作:みなぽん
魔法少女 アーメン 聖 乃亜
教会のシスターを務める心優しい聖なる少女。回復や防御系の魔法に優れる。
「ああ、神よ、迷える子羊に慈愛と救済を❤️」「神よ罪深い私をお許しください。」
「悪を浄化する聖なる光!悪しきものを打ち砕く!ホーリー・レイ!」
魔法少女 ヴァンディミオン ファルネーゼ=神谷 23歳、
冥獣大戦の際に乃愛の上官を務めた魔法少女。二つ名は「炎の聖女 ヴァンディミオン」聖鉄鎖騎士団というEUの魔法少女団に所属。父の故郷の日本の危機に来日参戦した正義感の強い娘だ。一時PTSDを発症していたが戦線復帰した。
「我が身は人を守る盾なり、牙なき人の牙なり!聖なる炎を掲げ、我は立つ」「私はもう二度と折れません!」
。
魔法少女 黒翼の天使 ミオ レイブン 渡瀬澪 中学3年生
貧困家庭のかわいそうな少女。しかし彼女は魔法少女の力を得ることでその境遇を脱した。同じ魔法少女の玲奈や乃亜を尊敬している。
「黒くよごれた私の翼、でも私は青空へ駆け上がる!」
夜の農村は、月光に青白く洗われていた。
「これが……家畜小屋ですか?」
聖乃亜は胸の前で手を組んだ。
鶏舎の柵は壊れ、土は抉れ、鶏の羽根が散っている。
農夫が震える声で言った。
「夜になると来るんだ……小さくて、笑うような声で……家畜を噛み殺す冥獣が」
「グレムリン……ですね」
炎の聖女ファルネーゼが、剣の柄を握った。
「機械も農具も壊す厄介な奴ら。戦場でも補給線を食い荒らした」
ミオがぎゅっとローブを握る。
「ここは、乃亜さんの教会に野菜を分けてくれた村……守らないと」
乃亜は微笑み、祈った。
「ああ、神よ、迷える子羊に慈愛と救済を❤️」
その瞬間。
ゲゲッゲゲゲッ
屋根の上、木の影、畑の植え込みの中から。
無数の小学生位の影が跳び出した。
赤い目、裂けた口、金属の歯。
羽と爪を持つ冥獣――グレムリン。
「きゃああああ!」
農婦の悲鳴。
グレムリンは鉄柵を壊し、牛の喉笛を噛みちぎった。
「乃亜!澪!防衛線を張ります!」
ファルネーゼの声が雷のように響く。
「我が身は人を守る盾なり、牙なき人の牙なり!」
彼女は魔法少女に変身する!聖炎が剣に灯る。
だがグレムリンは速い。
周囲を飛び回って背後から襲う。死角の直上からも迫る
澪がミオレイブンに変身、ミオの翼が黒く広がった。
「黒くよごれた私の翼、でも私は青空へ駆け上がる!」
闇の羽ばたきで空を駆け一体を斬る。
だが――
群れの奥に、巨大な影がいた。
三倍はある、角付きの王グレムリン。
強大な呪詛を放つ。
不可視のインパクトがミオとファルネーゼを吹き飛ばす
「乃亜、後方!」
ミオが叫ぶ。
乃亜は村人を守るために前に立つ。
「神よ罪深い私をお許しください。」はい
光の壁が展開された。
だが王グレムリンが跳ぶ。
鋭い爪が――村人へ。
乃亜は静かに手を合わせた。
「悪を浄化する聖なる光!悪しきものを打ち砕く!」
空に十字の光。
ホーリー・レイ。
ザコグレムリンはふきとぶがボスは怯まない。
ボスグレムリンが乃亜を攫った。
「きゃああ!」
乃亜の悲鳴が森に響く。
「乃亜!」ミオとファルネーゼが叫ぶ。だが……
二人は見た。
王グレムリンが彼女を抱えて飛んでいく、巣穴に乃亜を連れ去ったのだ!
「くっ!」
ファルネーゼが追う。
だが、ボスグレムリンの機動性は高い!追いつけない……。
グレムリンの巣穴
乃亜は聖衣を身につけているだけの姿で転がされている。
周囲にはグレムリンの群れ。人間の成人位の大きさだ。
これがこの群れのボスだろう。
「く……う」
聖なる少女は必死にあがくが、両手両足は麻痺して動かない。
グレムリンの一体が乃亜に覆い被さる、その小さな手で全身をまさぐる。
冥獣は女を捕らえれば必ず犯す。そして孕み袋にするのだ
「く……う……や、やめて……」
だがグレムリンの手は止まらない。
乳房を揉み乳首を吸う。
「あ……ああ」
乃亜の息が荒くなる。催淫性の体液が彼女の身体を敏感にする。
彼らの体液の効果は、DNAレベルで女を侵食する。
「だ……だめよ……私は聖少女なんだから……」
だが、グレムリン達の愛撫は激しくなるばかり。
乳首とクリトリスは硬く勃起している。
「ああ……う……」
グレムリンの愛撫は止まらない。
「あ……そこ、いやぁああ」
乃亜の顔が紅潮する。身体が熱い。
「だ、だめよ……私は聖、ひいっ」
しかし、グレムリンは容赦しない!
「あ…ぅっく、いいひっイク…ああ!」
乃亜は体を硬直させて反った。絶頂に達してしまったのだ。
ゲゲゲゲッグレムリンが発情する。
「ま、まだするの、いや、、やめ…て…」
しかしグレムリンは止まらない!次々と乃亜に群がり愛撫を続ける。
「あ……そこは だめっおかしくなるっ❤️」
乃亜は抵抗できない。
グレムリンの愛撫は激しさを増すばかりだ。
ボスグレムリンは乃亜の両足を大きく開く。
そして自らの肉棒をあらわにする。長さ30cmほどの肉塊だ。
「ひいっ!」
思わず悲鳴を上げる乃亜だが、自由は既に奪われていた
ボスグレムリンは笑いながら、その肉塊を乃亜の秘裂に押し付ける。
「やめて!それだけは許して!」ずぶうううううっ
ボスグレムリンは容赦なく挿入した。
「あ!ひぎっああっ!」
乃亜は苦痛の声を上げた。だが、その声とは裏腹に彼女は感じていた。
ボスグレムリンはピストン運動を開始した。
「んんふううっ、ひぃいっ❤️ああっ!だめぇっ!」
乃亜は喘ぎ続ける。ボスグレムリンのピストン運動はさらに激しくなる。
「ああぁっ!神よお許しください、、こんな、犯されてイクなんて、、」
「ゲヒィイイイ!」ボスグレムリンがピッチをあげろ。
「たしゅけて、、とぶ、ッ❤️とんじゃ、うう❤️犯されて、イくッ♡ イく、 イ ――――…………!」
乃亜は再び絶頂に達した。しかし、それでもなおボスグレムリンは止まらない。
ボスグレムリンの肉棒が大きく膨らむ。
(まさか、)
乃亜は絶望する。だが身体は正直だ。
子宮が疼き、蜜壺から愛液が溢れ出す。
「だめ……中には出さないで……」
「あひっ!ひぃぃっ!突いちゃだめ゛ぇ ッッ♡♡゛ だめだったら、意地悪しないで、イグ❤️イグ❤️いったの、、もうつくの、だめッ❤️やめっお゛ぉおおぉッ❤️」
乃亜は涙を流しながら悶絶する。
ドビュッドビュッドビュッ!彼女の胎内がグレムリンの精液で満たされる。
そして、ボスグレムリンの性行為をたくさんのグレムリンたちが見ていた。
ボスは彼らに輪姦の許しを与えるように大きく叫んだ。
「ゲェエエ!」
ボスが叫ぶと、数十匹のグレムリンが乃亜に群がった。
「いや゛っ❤️やめてぇええっ!!もうダメッ❤️許して下さいぃっ! あああっやめでえええイっひいいィィイッッ❤️」
乃亜は泣き叫んだ。だが彼女の願いは聞き入れられない。
突然のことに驚くが、すぐに快楽の波が襲ってくる。
(な……何これ!?)
今まで経験したことのない激しい快楽が押し寄せてくる。
グレムリンの小さな肉棒は、彼女の膣内を的確に責め立てていた。
そしてそれは一匹だけではない。数十匹のグレムリンが一斉に乃亜の身体を犯しているのだ!
(ああ……気持ちいい…堕ちちゃう…❤️こんなの初めてだよぉ)
乃亜の顔が蕩ける。もはや抵抗の意思はない。
「ゲェエエ!」
グレムリンが射精する!
膣内だけでなく、尻穴にも注ぎ込まれる。
「おほっ❤️おおおっ♡あっ、、、ん、、、イグぅぅぅぅっ!」
乃亜は連続アクメに達してしまった。
「ひ、ひい、ひぎぃいいぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!あ、ああああ、だめっ、そんなに出したらまたイっちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっ!!!」
その後もひたすら輪姦される。
グレムリンたちの抽送が続く。
「いや、やめ、お願いします!やめてください!助けてください!」
乃亜は泣き叫ぶが誰も助けに来ない。
彼らの子供を孕ませるために。
「あひっ!ひぃぃっ!いやぁっ!イグッ❤️イグぅぅぅぅっっ!!あひぃっっ!あひぃっっ!あひぃっっ!イク❤️あひぃっっ!」
乃亜は狂ったように絶叫した。子宮とアナルに大量の子種を注ぎ込まれる。
もう何度目の絶頂だろうか?身体は汗まみれになり、白濁液が肌を伝って滴り落ちている。
(ダメ……もうダメだわ……もう逆らえない……)
乃亜は完全に屈服していた。もう心まで完全に支配されてしまったようだ。
そして今度は再びボスの番だった。
他のグレムリンより一回り大きい肉棒を持っている。
「あ、ああ、待って、許して、、、やめて……おねが、い、、、んほぉおおおぉぉぉおぉおおおお❤️❤️❤️❤️」
ボスは躊躇なく貫いた!乃亜は獣のような叫びを上げる。
その衝撃でまた絶頂してしまう。
ボスはさらに激しく突き上げる。
「イグッ❤️イグッ❤️イグゥッ❤️イグゥッ❤️あへぇっっ❤️あひぃっ❤️」
乃亜は完全に理性を失っていた。ただ快楽を求めているだけの人形と化していた。
救出の代償
村人の中に、グレムリンの巣穴がわかると言う若者たちがあらわれた。
村でつまはじきにされている者たちだ。
彼らは卑劣に笑うとこう言った。
「魔法少女さんのどちらかが、俺たちの相手をしてくれるなら案内してもいいぜ。」
幼いミオを、男たちの欲望に差し出すわけにいかない。
ファルネーゼの唇が震えた。「わかった」
ミオは必死に掴んだ。「だめ!私が行く!」
「ミオ」ファルネーゼの声は凍てついていた。「あなたは子供よ 私は……こういう事は慣れているわ」
彼女の暗い過去が、心の中で疼いた。
納屋の扉が閉ざされると同時に、4人の若者が押し寄せた。
一人は舌なめずりした。「聖女のケツに種付けできるとはな」
ファルネーゼのドレスが引き裂かれる。白い肌が露わになる。悲鳴一つ漏らさない鋼の意志。
「綺麗な乳首だな」「いい匂いがするぜ」
嘲笑が狭い空間に反響する。
床に押さえつけられ股を開かれた時、彼女は天井の梁を見つめたまま言った。
「私は聖騎士です。犯されても魂は屈しない」
最初の男が腰を沈める瞬間──
ファルネーゼは歯を食いしばった。
聖痕の刻まれた右手で床板を握り潰す。血が出るほど強く。
「ひぎっ……」痛みが脳髄を灼く。
膣を切り裂く剛直。次いで乱暴なピストン運動が始まる。
「ああ!くそっ締まる!」
男は腰を振りながら哄笑した。
「どうだ聖女サマぁ?冥獣より気持ちいいだろ?」
嘲弄が耳朶を打つ。
ファルネーゼは応えない。ただ瞳に青い炎を宿して耐える。
「二穴責めだアナルも犯してやる」
別の男が割って入る。腕が腿を掴みひっくり返す。
肛門へ狙い定めた肉杭が侵入する──
「ぐあああ!」
聖剣を振るう腕が痙攣する。二重挿入の衝撃に生理的な涙がこぼれた。
だが声は絞り出さない。
「見ろよこの女、マジで泡吹いてるぜ!」
「魂は屈しないんじゃなかったのか!」
嘲笑の中で三人目が口内に捻じ込む。
四人目は指を膣へ挿入し内部を掻き回す。
五人目が鞭で背中を打った。「啼けよ聖女!」皮膚が裂ける音。叫べない──屈辱と白濁に塗れた頃。若者たちは言った。
「約束通り場所は教えてやるぜ。ただし」
全員の視線が集まる。
「お前はここで最後まで俺たちの相手をするんだ!」
一人が彼女の秘所へ熱い塊を押し当てた。
ファルネーゼは震える唇を開く。
「ミオ行きなさい……乃亜を……救って!……」
吐息混じりの声。巣穴の地図を差し出した。
「お前はイクんだろ?この雌豚が!」
猛打が尻へ炸裂した。
ファルネーゼは立ち上がろうとした膝が崩れる。
ファルネーゼの意識は霞んでいた。床板の冷たさが火照った肌に沁みる。彼女の周りには村人たちが群がり、それぞれの欲望を満たしていた。
「聖女のマンコ最高だぜ」
一人が彼女の膣内で爆ぜた。
「聖騎士サマのケツ穴も名器だな」
別な男が臀部を叩きながら唸る。
七度目の陵辱が終わった時――ファルネーゼの目から光が消えた。虚ろな瞳で虚空を見つめている。
「おいおい寝るなよ」
若者が彼女の顎を持ち上げる。
その時だ。
「もっと……」
微かな囁きが漏れた。
「なんだって?」
男が顔を近づける
「もっと……くださ……い」
震える唇が言葉を紡ぐ。
ファルネーゼの細い指が、自ら太ももを開く。
「中に……直接……」
若者たちが哄笑する。
「まさか聖女サマがおねだりか!」
一人が彼女の喉元へ唾を垂らす。
「お望み通りにしてやるよ」
彼女は恍惚と舌でそれを舐め取った。
「んふ……あぁ……」
腰を蠢かせながら呻く。
「聖痕が浮き出てるぜ」
若い男が乳房を握りしめる。
「お前が犯されるほど輝くんだな」
「そう……です」
ファルネーゼは頷く。
「神よ……罪深き私に……罰を……」
「なら徹底的に堕ちろよ!」
村人たちが一斉に襲いかかる。
肛門を穿たれながら口で奉仕し、同時に三本のちんぽに嬲られる。
ファルネーゼの表情は溶けていた。
「ひっ!あふぅ……ん♡」
かつて鉄の女と呼ばれた騎士の声帯から媚びるような喘ぎが零れる。
彼女は自ら腰を振り始めた。
「いいぞ牝豚!」
男が腰を叩きつける。
「どうだ?聖騎士より売春婦の方が向いてるだろ?」
「はい……わたし……娼婦になります……♡」
ファルネーゼの微笑みは歪んでいた。
「あなた様達に永遠にご奉仕致します……」
彼女の身体が弓なりに反る。
「ひぐぅううっ!」
三箇所同時絶頂。
秘唇から大量の潮が噴き出した。
「ほら見てみろよ!」
一人が鏡を持ち寄る。
鏡面に映るのは──
虚ろな瞳で涎を垂らし、自身の股間に手を這わせる雌犬の姿だった。
そして、彼女を犯していた男たちの正体も見えた。憑依された冥獣人達だった
「あ……」
ファルネーゼの目に涙が溜まる。〔人間だと思って我慢していたが、こいつら冥獣人だったのか、それなりの報いをくれてやらなくてはな!)
「素敵……こんな私でも……欲してくれますよね……?」
納屋は歓喜に包まれた。
「ひひひ、俺たちの勝利だ。聖騎士ファルネーゼは遂に堕ちたのか」
彼女は四肢を投げ出し懇願する。
「もっと……滅茶苦茶にして……ください……」
男たちが一斉に群がる。
ファルネーゼの金髪が床に広がり──
もはや人間の尊厳など残っていないかにみえた
「あは……あぁ……♡」
彼女の喉が甘く鳴く。まるで淫靡な玩具と化したかのように身体を震わせながら、ファルネーゼは自ら男たちに身を委ねているかに見えた。男たちは、完全に油断した。
最初の誤算は彼女の瞳だった。虚ろだと思われた琥珀色の瞳孔の奥で、何かが瞬いた。それは計算だった。
「おい牝豚、もっと鳴けよ!」
一人が彼女の髪を掴み頭を持ち上げる。彼女の口元には男たちの唾液と精液が溢れていた。
「……はい……もっと……欲しいです……」
声は媚びるようでいて、どこか均等に整っている。
次の誤算は肉体の反応だった。ファルネーゼの肌に刻まれた聖痕が微かに脈動し始めていた。彼女の意識は完全に冴え渡っていた。
「お前の腹の中はもう俺たちの子種でいっぱいだぜ」
下品な笑い声と共に一人が彼女の腹部を撫でる。その瞬間、彼女の左手が微かに動いた。掌を内側に向けて――掌底式に構える予兆だ。
「……もっと……濃いのが……」
ファルネーゼは自ら腰を揺らしながら告げる。男たちは完全に騙されていた。
「ほらよ! もう一発出してやるぜ!」
四人のうち最後の一人が彼女の口にペニスを押し込みながら腰を使い始めた。その時だった。
「――聖域浄化《サンクチュアリ・イノセンス》」
囁きよりも小さい声量で放たれたその呪文は、音ではなく波動となって場に広がった。同時にファルネーゼの身体全体が微かに発光する。
「ん?」
異変を感じた冥獣人の一人が彼女から離れようとした刹那――彼女の右腕が閃光となった。
シュパッ!
一筋の銀光が走る。それだけだった。
四人の冥獣人の胴体と首の接合部から鮮血が舞い上がり、彼らの身体は糸の切れた操り人形のように崩れ落ちる。
そこには先程までの淫らな姿はない。金髪をなびかせ立ち尽くす聖騎士の姿があった。その手にはいつの間にか抜刀した聖剣《エクセキューショナー》が握られている。刀身からは淡い蒼白の光芒が滲み出ていた。
「……ふん
吐息のような嘲りを漏らすと同時に、彼女の身体から吸収された冥獣人たちの穢れが蒸発するように昇華していく。床に零れていた汚濁すら聖光に晒されて消滅した。
彼女はゆっくりと剣を鞘に戻す。衣服こそ引き裂かれ半裸に近い格好だが、その佇まいは高潔極まりないものとなっていた。
視線だけは冷たく、倒れた男たちの死骸を見据える。
「愚かな」
ファルネーゼの瞳は氷のような青色に澄んでいた。そこに先程までの虚ろな狂気は微塵もない。聖痕が肌に鮮烈な光跡を描いていた。ー
ミオレイブン 必殺のバードストライク!
(巣穴上空)
ミオレイブンは漆黒の翼を震わせ滞空していた。
眼下の洞窟口から漂う邪気に胃が締め付けられる。
(乃亜さん……どこ……?)
そのとき──脳裏に直接響く声。
> ミオちゃん……聞こえます?
声紋が震えている。
> 右の壁から十五メートル……下…ボスが……わたしを……犯して……ます……
ミオの目が見開いた。誘導信号が思念波で照射される。
> 敵感知範囲……半径二十メートル……外縁ギリギリまで来て……
黒い羽が反射光で煌めいた。ミオは限界速度まで加速する。
風圧が頬を切り裂き洞窟口が迫る。
> 今……三メートル上……左へ十……
岩盤の窪みを目標点に捉えた瞬間──
「バードストライクモード展開!」
翼骨格が展開し真空層が形成される。
体内温度が沸騰寸前まで跳ね上がり、両眼が蛍石のように発光した。
> いま!
──ドシュッ!
洞窟の入口が消失したように見えた。
超音速で突入したミオレイブンが岩壁を穿ちボスグレムリンの背後を貫通。
轟音とともに紫電が弾けた。
「グギャッ!」
肉塊が四散する。
粉塵が晴れると──
そこには破砕された髑髏と破裂した腹部。翼膜は焦げ炭となり黒煙を上げていた。
乃亜が気を失いながら横たわっている。
ミオは着地すると同時に、彼女の翼が自動的に防御陣を展開した。
(追撃警戒……三十秒以内……)
血と粘液に塗れた乃亜を抱き起こすと、弱々しい指が腕を掴んだ。
「ありがとう……ミオちゃん……」
ミオの瞳に大粒の涙が浮かぶ。
「乃亜さん生きてる……よかった……」
そのとき、遠くで咆哮が轟いた。
「我が名は聖鉄鎖騎士団!ファルネーゼ、ザコども1匹残らず切り伏せてやる」
駆けつけたファルネーゼがザコグレムリンと交戦中だ。
「行こう!一緒に帰るんだ!」
ミオの決意表明に、乃亜が微かに微笑んだ。
エピローグ
農村の門前で軽トラックのエンジンがかかった。
村人たちが見送りのために並んでいる。
「ほんとに……ほんとにありがとうよ聖女様!」
農夫の老人が涙ぐみながら乃亜の手を握る。彼の背後には鶏小屋の修理途中の柵があった。
「大切な作物も家畜も守ってくれました……」
若い農婦が籠いっぱいのジャガイモをミオに差し出す。彼女はさっきまでグレムリンの影に怯えていた主婦だ。
「ミオちゃんが空からのバードストライクの光……きれいだったよ」
「皆さんのお役に立てて良かったです」
乃亜が微笑むと人々から歓声が上がる。
荷台には既に豊作の証が山と積まれていた。
新鮮な玉ねぎ、カボチャ、トウモロコシ。
酪農家が提供した豚肉の塊と鶏肉。
養蜂家の採れたて蜂蜜瓶。
「麗しい聖騎士様❤️」
憧れの目で手作りクッキーを持つ婦人部達と目が合ったファルネーゼはそっぽを向いた。
「ファルネーゼさん照れてる(笑)」
ミオが茶化すと荷台からどっと笑い声が。
「うるさい!私は騎士だ。照れてなどいない」
彼女は堅い口調だが頬は赤い。
村長が箱入りの卵ケースを持ってきた。
「これは皆さんが守ってくれた命です」
「頂きますわ!」乃亜が丁寧に受取り車内へ運ぶ。
運転席では運搬用の車体の使い方に悪戦苦闘しているファルネーゼ。
「クラッチが滑る!軽トラ、BMWじゃないのか!?」
「ファルさん、アクセル踏むタイミングですよ!」
助手席からミオが教習本を読み上げる。
乃亜は荷台の上でジャガイモ袋を括りつけながら空を仰いだ。
星屑がちらつき始めている。
「ねえ二人とも」
ミオが突然真面目な声色になった。
「今日救った命……明日も明後日も繋いでいけたらいいね」
荷台で野菜の隙間に座った乃亜が頷く。
「そのための私たちですもの」
ファルネーゼが珍しく柔らかい口調で続けた。
「任務完了だ。いくぞ」
村人たちの拍手を受けながら軽トラックは動き出す。
ヘッドライトが土埃を払いながら進み、村の灯りが徐々に小さくなっていく。
荷台の上で乃亜が小さく歌を口ずさんだ。
遠い世界から来た私たちの手には
傷ついた者たちを救う力がある
明日もきっと誰かの糧になろう
ミオが続きの節を即興で編んだ。
軽トラに乗って北へ南へ
聖なる心が輝く限りは負けない!
ファルネーゼはハンドルを握りながら呆れ顔だったが、その口元は緩んでいた。
星空の下、農道を行く軽トラックの荷台には季節の香りが満ちている。