※この作品はR-18です。

メス堕ち魔法少女の生活❤️全話エロイラスト付❤️   作:みなぽん

87 / 90
警視庁 魔法少女退魔特務課 通称 警視庁抜刀隊
■隊長:立花珠姫
出身: 宮城県・立花神社
異名: 戦巫女
階級:警視相当
戦法: 剣舞型一撃必殺  剣舞桜花繚乱 愛刀は草薙剣
人物像:
優雅で静かな美人だが、怒ると雷のように鋭い。
神道と警察精神を両立する理想主義者。
「我が命は護国の剣 日の本の醜の御盾」「イリア!綾音!梓!我に続け!」


【挿絵表示】


副隊長
■イリア ランバート
出身 アメリカ 魔術師の名門ランバート家の三女 在日米軍出身
異名 紅のレイピア使い
階級:副隊長(二等警視相当)
戦法:レイピア二刀流 ジャコビニ流星突き
人物像
堅苦しい玉と正反対の賑やかな相棒。
性格的にはいい加減なところがありポンコツ。
「珠姫は真面目すぎるよ。死なない程度に頑張ろう。」

【挿絵表示】


② 一等隊士
篠崎 綾音(しのざき あやね)
出身:三重県伊賀上野 陸上自衛隊習志野レンジャー出身 高校時代はアイドル
階級:一等隊士
武器:双刀「白露」「夕霧」
能力:高速斬撃・分身幻術 
人物像:
明るく体育会系、珠姫を姉のように慕う。
ムードメーカーだが戦闘では鬼神。
「いっきまーす!!」「忍ぶ恋こそ至極 ああ瑞姫姉様 尊い❤️」

【挿絵表示】


③ 二等隊士
黒瀬 梓 〔くろせ あずさ)
出身 長野県諏訪市 長野県警SAT出身
階級:二等隊士
武器:梓弓「蒼狼」H&K G28 退魔仕様 08式軽対冥獣誘導弾 
能力:遠距離狙撃 範囲制圧 回復魔法
人物像:
寡黙なスナイパー。元SAT隊員。上田市の戦いで重傷を負い身体の53%が人造パーツになっている。支援系の武器と得意の回復系魔術で仲間を支援する。
「矢尻に封念!初弾から当てます」「私は人造パーツに生かされている人形です」

【挿絵表示】




警視庁魔法少女抜刀隊vsネクロ・パラサイト バベル旅団の寄生獣テロ

 

『冥触災害(ネクロ・パラサイト) ―バベル旅団の寄生テロ―』

 

プロローグ

 

その日、街は静かに終わり始めていた。

郊外にある介護施設 あゆみ園

古びた三階建ての建物。昼下がりの食堂では、老人たちがテレビを眺めながらぼんやりとお茶を飲んでいた。

「今日は暖かいですねぇ」

職員の西宮絵里子が笑顔で言う。

「ほんとねぇ」

車椅子の老人が笑った。

その背後で、

白衣を着た新しい職員が静かに扉を閉めた。

男の名は黒田獅子雄 その後ろには三人。鬼川虎雄 熊岡凱 蛭田玲

彼らは介護士ではない。

バベル旅団

世界各地で冥獣テロを引き起こす

地下組織の工作員だった。

黒田達はポケットから小さなケースを取り出す。

中で――蠢いていた。

指ほどの長さの白い触手生物。

皮膚のような表面。先端には小さな口。

そして黒田は笑った。

 

「人間はな……」老人の後ろに立つ。

「実験材料としても優秀なんだよ」

老人の口をこじ開ける。

「な、なにを――」

触手が

口の中に滑り込む。

ずるり。老人の体が震えた。脳に寄生獣が到達する!

「ぐ……ぐぅ……」

皮膚が盛り上がる。

首の血管が

黒く膨張していく。

数秒後

老人は静かにうつむいた。

そして――顔を上げた。

眼球が白く濁っている。

口がゆっくり開く。

中から

触手が覗いた。

「成功だな」

黒田は満足そうに言う。

鬼川が笑う。「五十人全部やるのか?」

「もちろんだ」

黒田は答える。

「都市型感染実験だ」

熊岡が窓の外を見る。

住宅街。スーパー。小学校。人間だらけの街。

黒田は言った。

「今夜、この街は――」ケースを閉じる。「寄生獣の巣になる」

 

 

【挿絵表示】

 

 

その頃。

施設の前では高校生ボランティアが来ていた。

「こんにちはー!」

元気に手を振る少女。

佐川千枝 その後ろには静かな少女。大室桜

「今日もお手伝いです」

職員の木村亜美が笑顔で迎える。

「助かるわ」

だがその時。奥の廊下から悲鳴が聞こえた。

「きゃあああ!!」

西宮絵里子の声だった。千枝は振り向く。

「え?」

次の瞬間。

廊下から老人が走ってきた。

しかし――様子がおかしい。

顔が裂けている。口から長い触手目は真っ白。

老人は叫んだ。

「アァァァァァ!!」

そして

近くにいた職員の木村亜美に襲いかかる

 

木村亜美が悲鳴を上げる間もなく押し倒される。

「ひぃっ!?何これ!?」

老人の口から細い触手が数本伸び、亜美の制服を引き裂き始めた。

「いやぁっ!!」

肌にまとわりつくぬめりとした感触。乳房が露わになり、触手が巻き付く。

「あああぁぁ……離れて!」

廊下の奥から別の老人が駆け寄ってくる。西宮絵里子が逃げようと後ずさる。

老人は彼女の腕を掴み、壁に叩きつけた。

「痛い……やめてっ!」

老人の目玉が飛び出している。口の中の触手が舌のように蠢いた。

「あぁ……」

恐怖で動けなくなった絵里子に触手が迫る。

「助けて……」

両脚を開かされ、下着が破れる音と共に冷たい粘液が股間に広がった。

「やだっ!離して!!」

同時に五本の触手が花弁のように開き、一本ずつ侵入し始める。

「ひぎぃっ!?」

筋肉が強張る痛み。内部から拡張される感覚。

「苦しい……抜いてぇぇ!!」

廊下は悲鳴と水音に包まれていた。

千枝が青ざめた表情で立ち尽くす。

「な、何これ……?」

「逃げるしかない」

桜が千枝の手を引く。

「でも西宮さん達が……」

「あの状態じゃもう助けられない!」

廊下の角を曲がると新たな老人が現れた。

「うそ……」

二人の退路は断たれた。

 

「こっち!」

千枝は思わず叫んだ。調理室へ滑り込み、食器ワゴンの陰に身を潜める。桜も続く。

息を殺して待つ二人。

やがて廊下に響く足音。

「見つけた……」

触手を伸ばした老人たちが調理室に入ってくる。

「西宮さん!」

「木村さん……!」

既に衣服は破られ、全裸になった二人が床に投げ出される。

触手が無数に絡みつき、二人の身体を玩具のように弄ぶ。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

「あっ……やめて……もう許してぇ……」

木村の声が甘く歪んでいる。

「気持ちいい……もっとぉ……!」

西宮の腰が勝手に揺れる。

「どうしちゃったの……?」

桜が呟く。

触手が彼女たちの子宮口をこじ開け、粘液を注ぎ込む。

「あぁぁぁッ♡」

同時に仰け反る二人。

白濁の液体が膣から溢れ出し、床を汚していく。

老人たちの動きが激しさを増す。

「すごいぃぃ……これっ……もっとちょうだい♡」

かつての理性は完全に崩壊していた。

快楽に溺れ、自ら腰を打ちつける二人。

「ダメ……こんなの……」

千枝は泣きそうな声でつぶやく。

白目を剥きながら痙攣する西宮。涎を垂らしながら嬌声を上げ続ける木村。

「イクッ……イクぅぅぅ♡」

二人の絶頂に合わせて大量の白濁が放出される。

身体の内側まで浸食されていく様子が分かるほどだった。

老人たちは満足したように去っていく。

残されたのは全身白濁まみれでピクピクと痙攣し続ける二つの「女体」だけ。

「終わった……」

桜は千枝の肩を抱く。

「でもまだ終わらない」

遠くから新たな悲鳴が聞こえてきた。

二人は再び息を潜める。

この悪夢が街全体に広がり始めていることを知らずに……。

 

老人寄生獣の解放

午後3時

街はまだ

いつも通りの平和な日常の中にあった。

その平和は――数分後に終わる

映画館

ショッピングモール内のシネマ。

人気のアクション映画が上映されていた。

観客席では若者たちがポップコーンを食べながら笑っている。

その中に一人の老人がいた。

あゆみ園から逃げ出した寄生獣

上映中。

老人はゆっくりと立ち上がる。

隣のカップル 藤井啓太と林文子が不思議そうに見る。

「おじいちゃん、トイレ?」

その瞬間。

老人の口が裂けた。バキッ

顎が異様な角度まで開く。

そして――触手が飛び出した。

「ギャアアア!!」

触手が

隣の啓太の口に突き刺さる。

ずるり。

啓太の体が震える。

数秒後。目が白く濁る。

「啓太……?」「ギャアア!!」

文子は啓太の突然の変貌に絶句する。啓太の目はすでに白く濁り、口からは無数の触手が蠢いていた。

「離してっ!」

抵抗する文子の体を、老人の寄生獣が後ろから押さえつける。

ズルッ……ガチャ!

 

 

【挿絵表示】

 

 

触手が文子のブラウスを引き裂いた。柔らかな胸が露わになる。

「ひぃぃ!」

「助けてぇぇぇ!」

叫び声が響き渡る中、周囲の人々も次々と犠牲になっていく

「いやぁぁぁ!離してっ!!」

文子の叫びが暗闇に消える。触手が太ももを這い上がり、ストッキングを引き裂いていく。

「やめて……お願い……」

老人が無言で彼女の両脚を開く。啓太の触手が膣口を探り当てた。

「いやああっ!!」

痛みと共に衝撃が走る。啓太の触手が無理やり侵入し、子宮口をノックする。

「痛い……抜いてぇぇ……!」

涙と汗で顔を濡らす文子。老人が後ろから覆いかぶさり、別の触手が肛門に押し込まれる。

「うあぁぁぁ!!」

二穴同時挿入に文子の意識が飛びかける。

「見てないで助けろよ!」

吉岡健太が怒号を上げるが、恋人の鈴木梨沙は既に老人の触手に絡め取られていた。

「健太……怖いよぉ……」

「梨沙!」

梨沙のミニスカートがずり下げられ、白いパンツが露わになる。

「ひっ!」

老人の触手が股間に吸い付くように絡みついた。

「イヤ……そこは……ああっ!」

下着越しにクリトリスを擦り上げられる。

「なんで……気持ちよくなんか……」

梨沙の表情が徐々に蕩けていく。

健太は目の前の光景に硬直している。

「逃げろぉぉ!」

スタッフが非常階段へ誘導しようとするが、出口は既に封鎖されていた。

「うわぁぁ!来るなぁぁ!」

従業員の高橋恵理が裏方通路で寄生獣と遭遇する。

「死にたくないっ!!」

必死に工具を振り回すが、触手が彼女のタイトスカートを一気に引き裂いた。

「あっ……嫌…」

下半身丸出しで床に転がされる。

複数の老人寄生獣が一斉に群がる。

「いやぁぁっ!」

三本の触手が膣口をこじ開け、一本は肛門へ。最後の一本が口腔へ。

「うぐぅぅぅ……!」

恵理の胃袋が膨らんでいくのがわかる。

ドビュッドビュッドビュッドビュッドビュッドビュッ

彼女の膣にアナルに白濁が打ち込まれた。。

映画館は既に地獄と化していた。

「あぁぁっ♡もっとぉぉ♡」

最初は拒絶していた女性たちが次々と快楽に溺れていく。

「イクッ……イクぅぅ♡」

文子もまた、自ら腰を振り始めていた。

「あぁ……もっと強く……」

老人の触手がGスポットを正確に攻め立ててくる。

「気持ちいい……こんな……」

理性と本能の狭間で揺れる文子。

触手から分泌される粘液が麻薬のように作用しているのだ。

床一面に広がる白濁液。そこに浮かぶ少女たちの姿。

「もうやめて……」

 

 

【挿絵表示】

【挿絵表示】

 

 

映画館入口で泣き崩れる高校生・坂口麻衣。

「誰か……助けて……」

その言葉を聞きつけた老人寄生獣が近づいてくる。

「いやぁぁ!」

セーラー服がビリビリと裂かれ、ブラジャーが剥ぎ取られる。

「ああぁぁっ♡」

処女膜を貫かれる瞬間。涙と涎で顔がグシャグシャになる。

「嘘……こんなことで……感じるなんて……」

老人の触手が子宮口をトントンと叩く度に電流が走る。

「イクッ……イっちゃうぅぅ♡」

初体験なのに潮を吹きながら絶頂を迎える麻衣。

映画館での惨劇は予想を超えた速度で進行していた。

「これはヤバい……」

監視カメラを見つめる黒田の顔に薄ら笑いが浮かぶ。

「計画通りだ」

老人寄生獣から分裂した小型触手が空調ダクトを通って外出始めた。「次のターゲットは?」

虎雄が尋ねる。「商業施設全域だ」

 

崩壊する街

サイレンが鳴り響いていた。

消防車。パトカー。救急車。

だがその音は――

悲鳴に飲み込まれていた。

逃走

商店街の裏路地。

商店街はまさに地獄図だった。あちこちで主婦たちがレイプされ

白濁に塗れている。中には、小さな子供の姿まであった。

佐川千枝は息を切らしながら走っていた。

「はぁ……はぁ……!」

隣では

大室桜が必死に追いかけてくる。

背後から異様な声。

「アァァァ……」

振り返る。そこには三体の寄生獣。

皮膚はひび割れ、白い目。口から長い触手。

千枝が震える声で言う。

「なんで……」

「なんでこんな……」

桜が叫ぶ。

「止まらないで!!」

寄生獣が信じられない速度で迫る。

腕が伸びる。触手が伸びる。

路地の奥。フェンス。

千枝が叫ぶ。

「こっち!」

二人はフェンスをよじ登る。

その瞬間。触手が

千枝の足首に絡みついた。

「きゃあ!!」

桜が振り向く。

寄生獣の口が千枝に迫る。

千枝が悲鳴を上げた。

「やめて!離して!!」

 

 

【挿絵表示】

【挿絵表示】

 

 

触手が千枝の制服のスカートを引き裂いた。白いショーツが露わになる。

「ひっ……」

桜は壁際で震えながら見つめている。

千枝の両脚が持ち上げられ、M字開脚の形で固定される。

「見ないで……見ないで桜……」

桜は目を逸らそうとするが、身体が凍りついたように動かない。

触手が千枝のショーツの上からクリトリスを探り当てる。

「いやっ!そこ……触れちゃ……」

布越しに擦られる刺激に千枝の身体がビクッと跳ねた。

「何してるの……やめてよ!」

桜が叫ぶが声は届かない。

触手がショーツの横から潜り込んだ。

「あっ……!」

直接の接触に千枝の顔が歪む。

「ううっ……」

触手が小刻みに上下運動を始める。

「いやあぁぁ!!」

膣口がほぐされ、少しずつ入り口をこじ開けていく。

「待って……待ってよ……」

千枝の抵抗が弱まっていく。

触手が一気に奥まで突き入れられた。

「ひっ……!?」

千枝の口から悲鳴と同時に熱い息が漏れた。

「痛い……痛いよ……」

涙でぐしゃぐしゃになった顔が赤く染まる。

別の触手がショーツの後ろから肛門を探る。

「やめて……そこは……」

「何してるの!」

桜の叫び声にも関わらず肛門に触手が侵入する。

「うううっ……!」

千枝の身体が弓なりにしなる。

二本の触手が交互に抽送を繰り返す。

「あっ……あっ……」

最初は苦悶の表情だった千枝の顔に変化が表れる。

「えっ……?」

桜が驚いて見つめる。

「ああっ♡」

千枝の口から甘い喘ぎが漏れた。

「嘘……そんな……」

千枝の腰が自然に動き始める。

「気持ちいい……こんな……」

その表情を見て桜の心臓が早鐘を打つ。

千枝の膣内から愛液が滴り落ちる。

「あぁっ♡もっとぉ……もっとちょうだい♡」

完全に堕ちた表情で腰を振る千枝。

桜は震える唇を開いた。

「私も……」

桜のスカートも引き裂かれる。

「待って……私まだ……」

触手が桜のショーツを一気に引き下ろした。

「あっ……!」

桜の指が自分の割れ目に触れる。

「あれ……濡れてる……」

触手が桜の前に差し出された。

「これを……」

桜の顔に困惑と期待が混じる。

「欲しい……」

触手が一気に侵入した。

「ひゃあっ!?」

初めての挿入に桜の身体が跳ねる。

「痛い……けど……」

少しずつリズムに乗り始める。

「気持ちいい……これ……好き……♡」

千枝と桜の腰の動きがシンクロする。

二人の股間から白い粘液が飛び散る。

「イクッ……イクゥゥ♡」

絶頂を迎え痙攣する二人。

互いの淫らな姿を見つめ合いながら……。

「千枝!千枝!」

「あぁっ……そこっ♡」

「千枝……!?」「気持ちいい……もっとしてぇ♡」 完全に快楽に溺れた瞳で腰を揺らす千枝。白濁に汚れた彼女の姿があまりにも卑猥で……

「桜も……一緒に楽しもう?」

「あぁっ♡ダメぇっ♡」

寄生獣の前で無様に乱れる二人。白濁に塗れた肌。涎と涙でぐしゃぐしゃになった顔。それでも尚互いを求め合う淫靡な姿。「千枝……一緒にイこう?」

「うん……♡」 触手のピストンが極限まで速くなり……

「イクッ♡イクゥゥゥッ♡」 二人の絶叫と共に大量の白濁が噴射される。崩れ落ちる身体。桜は思った。

(こんな姿……一生忘れられない……)

 

まさに二人が絶望に堕ちるその瞬間

銃声

バン!!

寄生獣の頭が弾けた。

触手が地面に落ちる。

桜が呆然と見る。

路地の入口。

そこに黒い装甲服の男たちが立っていた。

盾。ヘルメット。警察の精鋭。

第四機動隊

隊長が叫ぶ。

「市民だ!!」

「早く避難しろ!!」

千枝は涙ぐむ。

「ありがとう……」

だがその時隊員の一人が無線で叫んだ。

「隊長!!」

「前方から大量接近!!」

大通り。そこには寄生獣の群れ

老人、会社員、学生 すでに感染者は300を超えていた。

機動隊が陣形を作る。

盾の壁。

ショットガン。

隊長が叫ぶ。

「撃て!!」

銃声。

パン!

パン!

寄生獣の頭が砕ける。

だが奴らは止まらない。

触手が伸びる。

隊員の盾に絡みつく。「ぐっ!!」

次の瞬間。触手がヘルメットの隙間に入り込む。

「やめ――」

口から触手が入り込む。隊員の体が震える。

仲間が叫ぶ「山田!!」

だが数秒後。その隊員は顔を上げた。

目が白い。口の中で触手が蠢く。

「アァァァァ!!」

隊員が仲間を襲った。

隊長が叫ぶ。「感染する!!」

「近接戦闘するな!!」

だが遅い。寄生獣は人間の壁を

押し潰すように襲いかかる。

盾が倒れる。

触手。噛みつき。悲鳴。数分後。

 

 

大通りは

血の海だった。

パトカーが横転。隊員が倒れている。

生き残りわずか数人。

その中で

隊長が無線に叫ぶ。

「こちら第4機動隊!!寄生生物は銃撃では止まらない!!魔法少女抜刀隊の出動を要請する!」

「くりかえす、魔法少 うがっあああああ!」

背後から触手が首を貫いた。

無線機が落ちる。

ノイズ。そして静寂。

遠くから見ていた者

ビルの屋上。黒田獅子雄。

その横で鬼川虎雄が笑っている。

「警察終わったな」

黒田は静かに答える。

「まだ序章だ」

遠くで火災が広がる。

街はもう戦場だった

千枝と桜は瓦礫の影に隠れていた。

遠くで機動隊が食い殺されている。

千枝が震える。

「……助けてくれた人たちが……」

桜は拳を握る。

「逃げよう、ここにいたら私たちも――」

その時。遠くで新しい音が響いた。

 

⭐️警視庁抜刀隊

警察庁危機管理センター。

指揮官が叫んだ。

「もう通常部隊では抑えられない!」

部屋の空気が凍る。そして一人が静かに言った。

「……呼ぶしかありません」

「警視庁 魔法少女退魔特務課」

別名 警視庁魔法少女抜刀隊

地下格納庫 警視庁本庁地下。

 

巨大な格納庫の扉が開く。オスプレイが待機している。

白い装束。桜の紋章。

四人の少女が歩いてくる。

その先頭。

長い黒髪。凛とした美貌。

立花珠姫隊長。

異名 戦巫女 彼女は静かに言った。

「状況」

モニターには街の惨状。

寄生獣の群れ。壊滅した機動隊。

副隊長の少女、いつも陽気なイリア・ランバートが

危機迫る形相でモニターを見る

「寄生獣テロ、またやったんだ、絶対に許せない…犯人は殺す」

珠姫が睨む。

「イリア落ち着け!らしくないぞ」

イリアは肩をすくめる。

「はいはい」

その後ろで元気な声。

「お姉様❤️敵いっぱいですね!!」

双刀を背負った少女。

篠崎綾音 忍者の末裔。

そして静かな声。

「感染体……推定三千」

スナイパーライフルを担ぐ少女。

黒瀬梓半身を機械化された退魔狙撃手。

珠姫はゆっくりと草薙剣を抜いた。

刀身に神紋が輝く。

「我が命は護国の剣 日の本の醜の御盾」

彼女は三人を見た。

「イリア!」

「綾音!」

「梓!」

剣を掲げる。

「我に続け!」

 

オスプレイから特殊装甲車で街へ突入する。

炎。煙。破壊された車。

道路を埋める寄生獣。

隊員が叫ぶ。

「目標視認!!」珠姫が言う。

「降車」

四人が道路に降り立つ。

その瞬間。

寄生獣が一斉に襲いかかる

数百体。

綾音が笑う。

「お姉様、魁いっきまーす!!」

「白露 夕霧 双剣乱舞」

閃光。斬撃。

寄生獣が十体同時に両断

「忍ぶ恋こそ至極!!」

「忍法影分身」

残像。寄生獣が次々と斬り裂かれる。

その背後。イリアが鬼気迫る形相で斬る!

「出てこい!くそテロリストども!」

「レイピア二刀 ジャコビニ流星突き!!」

赤い閃光 連続突き。

寄生獣の頭が次々と貫かれる。

屋上。梓がスコープを覗く。

「目標補足」

ターンターンターン

狙撃ライフル射撃。

寄生獣の頭が

遠距離から破裂していく。

 

そしてその中心で 珠姫が舞う。

「剣舞桜花繚乱」

草薙剣が光る。

一瞬。空気が震えた。

次の瞬間。

周囲三十メートルの寄生獣が同時に切断された。

沈黙。

綾音桜花繚乱」が目を輝かせる。

「珠姫姉様かっこいい!!」

だがその時、梓が低く言った。

「第二波?違うこれは、、」

珠姫が振り向く。

遠くの交差点。

そこに巨大な寄生獣の群れ。

さらに新しい異形。

人型ではない。手足が触手が絡み合い

巨大な塊になっている。

梓が呟く。

「感染体が……融合しています」

綾音が固まる。

珠姫が剣を握る。

「……来る」

巨大寄生体が

街を揺らしながら近づいてきた。

そしてその様子を

遠くのビルから見ている男。

黒田獅子雄。鬼川虎雄 熊岡凱 蛭田玲

彼は笑った。

「出てきたか!警視庁抜刀隊 待っていたよ」

黒田の顔を見た瞬間!イリアが吠えた!

「Shishio! You bastard! I'll kill you!」

ビルの谷間で巨大寄生体が咆哮する。手足の代わりに触手が数十本蠢く肉塊だ。直径十メートル。街灯をなぎ倒しコンクリートを溶かす酸性粘液を撒き散らす。

イリア・ランバートの目が血走る。

「くそったれ共が……!!」

普段の陽気さは消え失せていた。彼女のレイピアが赤く発光する。

黒田獅子雄が双眼鏡越しに眺める。

「やはり来たか」

鬼川虎雄が嘲笑う。

「小娘ごときに何ができる?」

巨大寄生体が突進!

綾音が叫ぶ!

「忍法・飛燕陣!」

分身たちが四方八方に散って触手を切り刻む。

梓のスナイパーライフルが肉塊の弱点を狙撃する。

「胸部コア……発見」

狙いを定めた瞬間!

イリアが単独で突撃した。

「ジャコビニ流星突き・紅蓮螺旋!!」

渦巻く炎の刃が触手を焼き払う。

だが寄生体は再生を繰り返す。

珠姫が冷静に命じた。

「陣形を保て!イリア……止まれ!」

だが彼女は止まらない。

その時—過去がフラッシュバックした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

回想シーン

悲劇の記憶:三年前の難民キャンプ

薄暗い天幕の下で子供たちが遊ぶ。砂漠の国境近くに設置された国際NGOの難民キャンプだ。

アメリカ海兵隊 イリア・ランバート少尉(当時)は子供たちを守る任についていた。

「イリアお姉ちゃん!」

少年が抱きついてきた。茶色の髪。蒼い瞳。名はハサン。

「よしよし……」

彼女は微笑む。それは地獄への前奏曲だった。

深夜—

ハサンの体が突然跳ね上がった。

「あぁっ……」

口から白い触手が溢れ出す。彼の目は白く濁り少女たちを襲い始めた。

他の子供たちも同じ運命を辿る。

逃げ惑う女性たち。

泣き叫ぶ幼児。

「嫌ぁぁ!!」

イリアの悲鳴。彼女の同期ナタリーは腕を食いちぎられ血まみれで倒れている。

上官メアリー大尉が剣を振るうが触手に絡め取られた。

「イリア……逃げて!」

「イリアァ!」

ハサンがイリアに馬乗りになる。パンツを引き裂かれ彼女の秘所に無数の触手が群がる。

「やめてハサン!!正気に戻って!!」

「気持ちいいよ……お姉ちゃん♡」

兄妹のような関係だった少年はすでに触手で膣を抉りながら腰を振っている。

別の触手がイリアの尻穴へ侵入する。

「あっ……うぐっ……」

抵抗すればするほど粘液は媚薬効果を発揮した。

「だめぇ……感じたくないのに……」

少年の眼は狂気の色を帯びて彼女の胸を揉みしだく。

メアリー大尉も触手に拘束され凌辱されている。

「あん……ダメェ……見ないでイリアァ♡」

難民キャンプは地獄と化した。そこに4人のテロリストがやってくる。

「アメリカ海兵隊の魔法少女も、たいした事はないな」

「ガキを奴らはすぐに油断する」

国際指名手配のテロリスト 男の名は黒田獅子雄 その後ろには三人。鬼川虎雄 熊岡凱 蛭田玲!彼らは、手当たり次第に難民キャンプの人間を殺していく。犯されている魔法少女たちの東部にも、銃弾を叩き込んだ罪なき人々の断末魔がこだました。

「…冥獣テロリストの悪魔どもか」

イリアの唇が震える。

焦土と化した難民キャンプの灰塵が風に舞う。イリア・ランバートは意識を失いかけていた。左肩から胸にかけて深手を負い、全身は触手の粘液にまみれている。呼吸をするたび肺が焼けつく。

「イリア……まだ生きてるのね」

掠れた声が耳朶を打つ。隣で息絶えかけているのはカサンドラ。少女の腹部はテロリストの銃弾で大きく弾けていた。それでも彼女は最後の力を振り絞り、イリアの頬に触れる。

「黒田獅子雄……あの男だけは……絶対に……」

カサンドラの瞳から光が消えた瞬間──

「どうやら一人だけ生き残ったらしい」

黒い外套を纏った男が現れる。黒田獅子雄。氷のような微笑みを浮かべながら銃口を向けた。

「海兵隊の誇りを踏み躙られた気持ちはどうだい?」

「くたばれ……!!」

「お前だけは生かして返してやるよ。俺たちの恐ろしさを世間に知らせるためにな。」

黒田獅子雄の冷笑が瓦礫の上に響く。彼の部下たち——鬼川虎雄、熊岡凱——が獲物を囲むように接近する。イリアの傷ついた身体は抵抗できない。左肩の傷から出血が止まらない。意識が朦朧とする中、蛭田玲がスマートフォンを構えた。

「Ladies and gentlemen! 海兵隊のエースが堕ちる瞬間をお届けします!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

【挿絵表示】

【挿絵表示】

【挿絵表示】

 

 

蛭田の陽気な声が、配信画面越しに全世界へ流れ始める。

鬼川がイリアの右腕を掴む。彼女の軍服は引き裂かれ、乳房が露わになる。「アメリカ海兵隊のお嬢さんもここまでか」と嘲る声が耳に入る。

熊岡の手が彼女の腰を押さえつける。イリアの喉が詰まったような悲鳴を上げるが、力は入らない。

黒田が彼女の顎を持ち上げ、「お前の誇りはどこだ?泣けよ、命乞いしてみろ」と囁く。

鬼川がペニスを押し当てると、イリアの瞳孔が開いた。まだ完全に鎮圧されていない怒りが爆発しそうになる。

「この野郎ッ……!死ねッ……!」

しかし彼の体重がイリアの腹を圧迫し、挿入の衝撃と共に息が詰まる。膣内に潜り込む感触は記憶よりも残酷だった。

画面のコメント欄には「Good job!」「Fuck her harder!」といった罵声が流れる。

イリアは歯を食いしばり、視界の隅に映るカメラに憤怒の眼差しを向ける。だが身体は疼いている。戦士として鍛えた肉体が敵の侵入を拒絶しようとする矛盾——それが彼女を苦しめた。

鬼川が終えるとすぐ熊岡が交代する。より荒々しい腰使いがイリアの脊椎を揺さぶる。

「イタイ……クソッ……やめろ……!」

熊岡の汗が彼女の頬に滴る。イリアは顔を背けようと試みるが、後頭部を固定されてしまう。

配信中のコメント「She’s struggling so hard!」「More pain more fun!」

黒田が近づき、「抵抗するほど我々の興奮は増す」と言って注射器を取り出した。

蛭田が合成麻薬「ヘブンズゲート」を注入する。即効性の脳内麻薬物質が放出され、イリアの全身に電流のような快楽が奔る。

「んっ……あああッ!?」

唐突に漏れる喘ぎ声。熊岡の動きが激しさを増し、結合部から湿った音が響く。

イリアの瞳孔が縮小し拡大を繰り返す。意識の境界線が曖昧になり始める。

画面コメント「Oh my god, she’s cumming!」「Better than porn!」

鬼川が次の位置につきながら哄笑する。「お前の国の国旗もこんな風に汚されるべきだな」

イリアの口から泡が零れる。戦場で培ったプライドが粉々に砕ける。

熊岡が果てる前に交代した鬼川が再び開始する。イリアの意識は半ば喪失状態だが、肉体は自動的に反応する。媚薬成分が血液に乗って循環し、全身の神経末端を蝕んでいく。

「あっ……だめっ……止めっ……てっ……」

拒絶の言葉とは裏腹に彼女の腰が勝手に前後に揺れる。太腿に汗と体液が混じったものが流れ落ちる。

黒田が携帯電話をイリアの眼前に突きつける。画面には無修正の自分自身——犯されながら痙攣する姿が映る。

「これがお前の真実だ」

視聴者数: 352万人。コメントは洪水のごとく**。「Fucking machine!」「I wanna taste her pussy!」

イリアの脳内で二つの人格が争う、軍人としての矜持を守ろうとする自我、。抗いようのない快楽に溺れたい浅ましい欲求

蛭田が録画モードからライブ配信へ切り替える。より多くの観衆が彼女の恥辱を目撃することになる。

「お前の負けだ」と黒田が宣告し、彼自身が最後の一撃を加える。巨根がイリアの最奥を突き上げる。その瞬間——

ドビュッドビュッドビュッ

「〜〜〜〜ッッ!!」

言葉にならない叫びが虚空に吸い込まれる。イリアの全身が弓なりに反り返り、絶頂の波が押し寄せる。同時に意識の淵で何かが点火した。麻薬の快楽と絶望の狭間で彼女の瞳孔の奥に一筋の炎、それは復讐心だった。

配信画面に写る自分の涙と唾液に濡れた顔。

それを見ながら黒田が嘲笑を続ける。

「この動画は永遠に残る。お前の墓標だ」

しかしイリアの唇が僅かに動く。

『Never……forgive……』

彼女の拳が震えていることに気づいた者はいなかった。

ボロボロの彼女が発見されたのは、それから2日後のことだった。

回想シーン終了

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「イリア!冷静になれ。しっかりしろ。」珠姫の声が響く。

だがイリアの目は憎悪に燃えていた。

「あの男は必ず殺す。今ここで殺す。お願いだよ珠姫、みんなの無念を晴らさせてくれよ。」彼女の瞳から涙が溢れた。

珠姫はそれを見て覚悟を据えた!

「今日のセンターはイリア!我々3人は徹底して彼女を援護する。見事に無念を晴らせ!イリアランバート!」

「珠姫ィ……!」

イリアは涙ぐんだが、決意の表情でうなずいた。

イリアは立ち上がる。憎悪に燃えた瞳で。触手が絡みつく地面を睨みつけ。

「ジャコビニ流星突き!紅蓮螺旋!!」

炎を纏ったレイピアが閃光の渦となり、数十本の触手を一瞬で焼き払った。肉塊が悶絶する。

「次はお前の番だ!黒田ァァァ!!」

イリアは叫びながらビルの方へ突進する。

梓が叫ぶ。

「単独行動は危険です!」

綾音が跳躍しながら触手を斬り落とす。

「イリアさん!私たちも行きます!」

珠姫が静かに言った。

「……あのビルか」

彼女はスナイパーライフルを構えたまま、ビルの高層階を注視する。

黒田たちがいるはずの階だ。

「イリアさんの無念は私たちの無念です」

梓が呟く。

その時ビルの屋上で、黒田獅子雄が双眼鏡越しに笑った。

「面白い。彼女が来るなら丁重にお迎えしないとな」

鬼川が問う。「罠を仕掛けるか?」

「いや」

黒田はゆっくりと立ち上がった。

「彼女には直接話さねばならないことがある」

蛭田が慌てる。

「おいおい、あいつ本気で来るぞ!殺されるかもしれないぞ!」

「だからこそ面白い」

黒田は手の平を広げた。掌の上に小さな白い蟲が蠢いている。その姿は寄生獣の成虫のようでありながら、どこか異なる。

「新種の兵器をお披露目する絶好の機会だ」

「新種……?」

熊岡が眉をひそめる。

「名付けて『虚蝕蟲(きょしょくむし)』だ。寄生獣とは異なる特性を持つ」

黒田は蟲を空中に放った。

蟲は六枚の翅を羽ばたかせながら、ビルの下方へ飛翔していく。

「目的は?」鬼川が問う。

「あの少女の体内に潜入させ、内部から支配する」

「なるほど……」

熊岡が感嘆の声を上げる。「寄生獣より遥かに効率的だな」

「それに加えて……」黒田は笑った。

「彼女には特別な『贈り物』を用意してある」

その頃イリアはビルの内部に侵入していた。

非常階段を駆け上がる。

廊下の窓ガラスが割れ、硝煙の匂いが漂う。元は高級ホテルだった建物内は、今は廃墟と化していた。

「黒田……どこにいる……」

イリアのレイピアが赤く発光する。

その時、上階から銃声が聞こえた。

「見つけた!」

イリアは加速した。階段を三段飛ばしで駆け上がる。

最上階。

厚い鉄製の扉の前で立ち止まる。

「ここか……」

彼女が扉を開けた瞬間―!

何発もの銃声

イリアは即座に身を伏せた。弾丸が頭上を飛び交う。

「くそっ……」

壁の陰に身を隠す。

その時背後の廊下から声がした。

「お待ちしていましたよ、イリアさん」

振り向くとそこには鬼川虎雄が立っていた。短機関銃を構えている。「あなた一人ですか?勇敢ですねぇ」

イリアが立ち上がる。レイピアが赤く輝く。

「黒田はどこだ!」

鬼川は微笑んだ。「ここにいますよ」

廊下の奥から足音が近づく。黒田獅子雄がゆっくりと歩いてきた。

「お久しぶりですね。イリア・ランバートさん」

イリアの顔が歪んだ。

「お前……!」

「あの日の続きがしたいのですか?いいでしょう」

黒田は片手を上げた。

「なんなのこれは!?」

黒田は黒いケースを取り出した。開くと中には無数の白い蟲が蠢いていた。

「虚蝕蟲……楽しみにしていてください」

「イリアの身体に侵入させるつもりか!」

イリアが叫ぶ。

「彼女の意思など関係ない」

黒田はケースを開けた。白い蟲たちが一斉に飛び立つ。

「やめろぉぉ!」

イリアのレイピアが閃くが、蟲の群れはそれをかわしながら彼女の四肢に取り憑いていく。

「うっ……ああっ……!」

虫の腹から棘状の器官が突き出し イリアの皮膚を突き破る。

「入ってくる……!体の中に入ってくる!」

蟲たちは皮膚の下を這い回りながら細胞組織に同化していく。

「やめて……こんな……」

イリアの膝が折れた。

黒田が歩み寄る。

「苦しいだろう?」

「くたばれ……!」

イリアの瞳に憎悪の炎が宿る。

「まだ抵抗できるのか?だが、蟲のもたらす快楽は」

黒田は楽しそうに笑った。

、イリアの全身に電流のような衝撃が走った。

「あ゛あ゛あ゛っ!!!」

彼女の肢体が仰け反る。

「苦しいかい?すぐに快楽で満たしてあげる」

イリアの意識が急速に侵食されていく。

「イリア負けるな!」珠姫の精神の刃が彼女に取り付いていた蟲を瞬時に浄化した

「珠姫!」

「よく耐えた」

珠姫が立ち上がる。

「あとの二人は?」

「綾音と梓が相手をしている。今は私たちが集中すべき相手は…黒田と蛭田…だ。」

廊下の向こうから拍手の音がした。

「素晴らしい連携だ。抜刀隊の隊長は噂以上だな」

黒田獅子雄が現れた。白衣の袖から新たなケースを取り出している。

「まさか蟲はあれで終わりと思っているのか次は百体投入しよう」

「させない!」珠姫が草薙剣を抜いた。

 

同時にビル内の別フロア

綾音と鬼川の戦いが始まった。

忍装束の綾音が壁面を駆け上がる。

「白露!」

青い閃光が走り鬼川の側頭部を狙う。だが鬼川の鋼鉄のような腕が刃を受け止めた。

「甘い!」

鬼川の回し蹴りが炸裂。綾音の軽量な体が吹き飛ばされる。しかし彼女は空中で体勢を整え、そのまま天井の梁に着地した。

「まだまだ!」

「忍びの技か」

鬼川が哄笑する。

「だがその程度で儂を倒せると思うな!」

鬼川の拳が唸りを上げた。衝撃波だけで壁面に亀裂が走る。綾音は紙一重で回避するが左腕に裂傷を負った。

「忍者如きが!」

「舐めないでよ!」

綾音の双剣が高速旋回し旋風を生む。その中に彼女の影が幾重にも映し出された。

「忍法・千鳥乱舞!」

無数の幻影が鬼川を取り囲む。

「多重分身か!」

鬼川は全方位を警戒する。しかし綾音本体は既に死角へ移動していた。「紫電天雷!」

超高速の抜刀術が炸裂。鬼川の肉体が十字に切り裂かれる。

「がぁぁ!」

鬼川の体が床に崩れ落ちた。

「ふぅ……」

綾音の変身が解ける。

「やっぱり全力は疲れるなぁ……」

しかし彼女の瞳には確かな勝利の喜びがあった。

 

一方梓は別の階で熊岡凱と対峙していた。

「ようやく君みたいな可愛い女の子に会えたよ」

 

「貴方のような輩には屈しません」

梓のスナイパーライフルが一撃を放つ。熊岡の胸に命中したはずだった。しかし銃弾は彼の体を貫通せず、ポケットに収まるように消えてしまった。「無駄さ」

熊岡が近づく。「僕には痛みがないんだ」

彼の顔が歪み始め、頭部が不自然に膨張する。耳から触手のような物体が伸び始めた。

「人体改造か……」

梓が後退しながら照準を合わせ直す。

「ならば今度は脳幹を狙う」

梓がライフルを構え直す

熊岡が恐怖に顔を歪める。

「やめ……」

ドシュッ

乾いた銃声。熊岡の頭部が床に落ちる。

「任務完了」

梓が小さく呟いた。

 

ビル最上階。中央ホール。黒田獅子雄を挟むように珠姫と稗田八雲が対峙していた。天井の一部が崩落し月光が差し込んでいる。

 

「面白い。抜刀隊隊長か」稗田がゆっくりと禍鬼の柄に手をかける。袖から覗く彼の手首には奇妙な緋色の紋様が浮かんでいた。「その程度の小娘で黒田様を止められると思うとは」

珠姫は草薙剣を正眼に構えた。白銀の刀身が月光を反射して冷たく輝く。

「貴様らのような外道に引導を渡すのが私の務めだ」

稗田の口元が歪んだ。「戯言だな」

次の瞬間──彼女の姿が消えた。

「速い!」

梓が警告を発する間もなく稗田は珠姫の背後に出現。禍鬼が水平に閃いた。鉄と鉄がぶつかり火花が散る。珠姫は辛うじて受け止めたものの衝撃で数メートル吹き飛ばされた。

「遅い」稗田が余裕の表情で言う。

珠姫が即座に体勢を立て直し駆け出す。

「桜花三連・閃花!」

三度の斬撃。すべてが稲妻のような速さ。しかし稗田は紙一重で躱し逆に刃を振り下ろす。

「甘い!」

珠姫の頬を禍鬼がかすめる。鮮血が宙に散った。

しかし、彼女はカウンターを狙っていた!

「桜花烈風・百花繚乱!」

全方位からの斬撃の嵐。

そして、彼女の体をずたずたり切り裂いた!

「ぐっ……こんな……小娘……に…!?」

稗田の瞳から生命の光が消えてゆく。

 

稗田の死体が崩れ落ちた直後——黒田獅子雄の嘲笑がホールに響く。

「役立たずどもめ……この私を守れなくてどうするのだ」

黒田がゆっくりと歩み寄る。その左手には白い蟲の入ったケース。右手には古ぼけた拳銃を握っている。

「黒田、お前を殺す」イリアの声が氷のように冷たい。

イリアのレイピアが閃光となる。

「ジャコビニ流星突き・最終形態」

刃が空間を切り裂き黒田の胴を貫通した。心臓。肝臓。脾臓。全てが串刺しにされる。

「ぐ……ふざ……け…」

黒田の目が見開かれる。血の泡が口角から滴る。

「まだだ!」イリアの声が響く。「あの日の報いを受けろ!」

冥獣人と化した黒田は簡単には絶命しない!

「これはカサンドラの分!これはナタリーの分!これはメアリー隊長の分!これは私の分だぁ!」はい

彼女のレイピアが360度旋回し黒田の四肢を削ぎ落としていく。右腕。左足。頭部。一つずつ分割されていく肉体。

「やめ……てくれ……!」

珠姫が制する。「最後の一秒まで味わわせてやるといい!」

崩壊した黒田の死骸が床に散乱する。

イリアは放心状態で立ち尽くしていた。

「本当に……終わったの?」

珠姫が剣を鞘に納める。「終わった。だが油断するな。蛆虫どもはまだ街に」

「わかってる」イリアの目に光が戻る。

「だけど……」彼女の頬を涙が伝う。「あの日からずっと夢見てた瞬間だ……」

 

黒田の死骸が灰となって崩れ去った時、街に異変が起きた。

最初の兆候は微かな震えだった。ビルの外で蠢いていた数千体の寄生獣の動きが突然鈍くなった。感染者たちの白濁した眼球から光が消え、触手が力を失って垂れ下がる。

「あれ……?」

警視庁本部ビルの屋上から監視していた第四機動隊の生存隊員・林刑事が息を飲んだ。つい数分前まで暴れていた主婦型寄生獣が、路上で静止している。彼女の首から伸びた触手が枯れ木のように萎れていくのが見えた。

「通信確認!」

「全エリアの寄生獣活動停止を確認!」

「原因不明!」

指令室内でオペレーターたちが混乱する中、抜刀隊本部との回線が開いた。

ビルの屋上で珠姫が静かに告げた。

「こちら、魔法少女警視庁抜刀隊、任務を完了した。」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。