歓楽異人街 ~絶滅の危機に瀕した魔族が人間相手に風俗店を経営した結果~ 作:うた野
苦手な方はご注意ください。
─OPEN─
やあいらっしゃい、待ってたよ。
あんたさんのお相手は決まってる。新入り……って言ってもウチに居るのはみんな新入りみたいなもんだが、初物の双子姉妹サ。
鳴り物入りで向こうから送られてきた子らでね。
ご託はいいってかい? やる気満々だねえ。いやいや、頼もしい限りだ。
ああ、だが一つだけ。ご指名以外へのお手つきは厳禁だよ。みんな自分だけのお客さんを待っているんだ。あんたさん一人の相手はさせられない。
……うん、ならいいサ。
それじゃあ前置きはこれぐらいにして、ごゆっくり。
それとも忙しくて時間をかけていられないかい?
くくっ、そうかい。てっきり淡泊かと思ったけど、楽しんでくれるならうちとしてもありがたい。
いってらっしゃい。
◇◆◇◆
受付嬢に見送られ、おどおどとした様子で扉を潜ると同時に少年の両腕にずしりとした感触。
待ちきれずに部屋の外まで出てきていたのか、幼い風貌に釣り合わない豊満な胸を持つ二人の姉妹が少年の腕をその胸に挟み込んでいた。
「わあっ!?」
「えへへ♥」
「いらっしゃーい♥」
女性に対する免疫がないのか、頬を真っ赤に染めて恥ずかしげに俯く少年の顔を下から覗き込み、茶髪のツインテールを揺らして姉妹は楽しそうな玩具を見つけたとばかりに笑みを深める。
「わあっ! だってぇ。ふふっ、ランおねーちゃん」
「かわいいねえ、レンちゃん」
ランとレン。
魔界でのヒエラルキーでは比較的下層に位置するゴブリン族の姉妹。
少年は知るよしもないが魔界でのサキュバスの侵攻から逃れる為に魔王に庇護を求めた後、自ら望んでこの
強者に媚びる気風を持ち、大半はオーク族に寄生するように暮らし、より下位の種族は見下す彼女たちが人間への奉仕が必要となる
「ほら、いこっ」
「そんなに緊張しなくても大丈夫だよー」
「私たち、見た目の年頃は同じくらいなんだから、仲良くしよ!」
「う、うん……お願い、します……むぎゅっ!?」
胸に挟む場所を腕から顔へと変え、くすくすと笑いゴブリン姉妹は少年を部屋へと誘う。
胸に埋まった少年に見えないよう、舌なめずりをしながら。
「はい、このお部屋だよー」
「ここでいーっぱいえっちなことしようね」
案内された部屋を物珍しげに見回す少年から姉、ランが離れ、後ろ手に鍵を閉めるのを尻目に妹、レンは少年の腕を強引に引き寄せ、共にベッドへと倒れ込んだ。
「わっ! ま、待って! まだシャワーも浴びてないのに……」
「ふふっ、そんなの必要ないよぉ」
少年のTシャツを捲り上げ、両乳首をレンは爪先で弄ぶ。
レンの予想通り、感度良好の少年は短い喘ぎ声が漏れた口を覆うが、その様子は姉妹の嗜虐心を煽るだけだ。
「おねーちゃん、やっぱりこの子、すっごい敏感だよー♥」
「男の子なのに乳首くりくりされて感じちゃうなんてへんたーい」
ベッドで合流した姉妹に挟まれ、右をレンに、左をランに執拗に嬲られ、少年は息を荒げ、目をきつく閉じて震える声で制止を訴えるが、当然それを聞く姉妹ではない。
「じゃあこういうところも……」
「敏感さん、なのかなー?」
乳首を弄る手が止まり、恐る恐る少年が目を開けたタイミングで姉妹は口を耳元に寄せた。
「「ふぅーっ♥」」
「あんっ!?」
不意の快感に乳首責め以上に顕著な反応を見せた少年の両耳を甘噛みし、脳内を犯すようなとろける声で姉妹が囁く。
「はむっ、お耳でこんなに感じちゃうんだー……♥」
「はーむっ、両方のお耳から息吹きかけられて、びくんってなっちゃったね♥」
「あっ、あっ……やめっ、それ、だめぇ……」
逃れようともがく手を絡め取り、姉妹は乳首への責めを再開した。
少年は陸に上がった小魚のように口を開閉させ、時折艶めかしい声を漏らすばかりで既に抵抗の意思は潰えている。
「んー? 駄目じゃないよー」
「これがイイんだもんねー? くりくりー」
「んあっ、あっ……!」
舌なめずりをしながら姉妹は同時に服をベッドの外へ脱ぎ散らかし、少年の両隣に添い寝する形を取ると脇腹をなぞりながらズボンへと手を差し込む。
そうして姉妹の手がお目当ての感触を見つけると同時、少年の腰が嬌声と共に跳ねた。
「あっ……♥」
「あーっ♥」
ズボンの中を汚し、差し込まれた姉妹の手に飛び散る精液。
ほんの僅かに触れられただけで少年は我慢しようと思う間もなく射精してしまっていた。
「うふふっ、もう精液ぴゅーってしちゃったの?」
「んふふっ、まだ触っただけなのにね?」
「うっ、うぅ……っ」
腕で両目を隠しても、震える声までは隠せない。あまりの快感にか、それともあまりにも早い射精にか、精液が肌を流れていく不快な感覚の中で少年は嗚咽を漏らす。
「泣かないで」
「気にしなくていいよ」
「でっ、でもぉ……」
「だってこれから何度も何度も射精するんだもん」
「一度くらい大丈夫だよ」
粘ついた精液に塗れたズボンを下着ごと脱がし、姉のランの手は少年の玉袋に、妹のレンの手は竿へと添えられる。
「ほら、まだこんなにずっしりしてる」
「ほら、またこんなにおっきくなってる」
「金玉袋で精子がいっぱい泳いでる」
「ちんちんがまだ出したいって言ってる」
くすぐるようなフェザータッチ。ぞわぞわと背筋を走る快感。抗えない興奮。
見る間に少年の男性器は射精前の勃起した状態に逆戻り。
「あっ、はぁっ、はぁっ……」
「あはっ、ちんちんまたおっきくなった♥」
「あはっ、ちんちんまたでっかくなった♥」
肉棒にすり寄る姉妹の頬が尿と精液に濡れる。
興奮するなというのが無理な話だった。
「おしっこくさいちんちん♥」
「ザーメンくさいちんちん♥」
「「いただきまーす♥」」
肉棒越しにキスをするように姉妹は舌を絡め、舐め、精を貪る。
「じゅぷっ♥ ずるっ♥ ずずずーっ♥」
「はむっ♥ ちゅっ♥ れろれろれろぉー♥」
上目遣いにからかうように少年を見上げ、姉妹の舌が別の生き物のように肉棒全体を走り回る。
玉袋の金玉でキャッチボールするように揉み弾かれ、痛みと切なさにお腹の奥がきゅうきゅうと疼く。
「それっ、やめてぇ……!」
「ずるるるーっ♥ ……んー? どれのことかなぁ? えいっ」
「ちゅぅううっ♥ ……分からないねぇ? はい、パース」
金玉は姉妹の手を行ったり来たり。彼女たちの細い指でもその気になれば容易く少年の男としての生命は終わってしまう。
感じたことのない恐怖に、しかし肉棒が萎えることはない。萎えることを彼女らが許さない。
「あはっ、体もおちんちんもビクビク震えてる♥」
「あはっ、おちんちんも体もぐしょぐしょ♥」
「「情けなーい♥」」
少年がその強すぎる刺激に耐えられるはずもなく、嘲笑の中で二度目の射精は呆気なく訪れる。
「う、あぁ……!」
肉棒を震わせ、腰を跳ねらせ、精液がシャワーのように姉妹に降り注ぐ。
「はやーい♥」
「すごーい♥」
濃厚なザーメンを嬉々として浴び、互いの頬を舐め合い、手を合わせ、仲睦まじき姉妹の牙は収まることはない。
「っ、あ、ぁ……」
意識が朦朧としているのか、うめき声を上げるばかりの少年を気にした様子もなく、ランは少年を抱き起こし、レンはしおれた肉棒を頬張り、口内で弄ぶ。
「君だけ気持ち良くなるなんて不公平だよね?」
「私たちも順番に気持ち良くしてほしいな?」
「はぁっ、はぁ……!」
ぐったりとした少年の臀部に何かが当たる。
熱く固い……それは少年のものよりも大きな男性器だった。
「えいっ♥」
「んっ、う゛っ、ああ゛あ゛っ!?」
一気に意識が覚醒する。
何が起きたのか理解できないまま、しかし自分の体内に異物が入り込み、内側からお腹を圧迫する苦しさに叫びを上げた。
「あははっ! すごい声♥ びっくりした? ねえびっくりした?」
「んっ、ちゅーっ……ぷはっ、おねーちゃん、聞こえてないみたいだよ? びっくりしすぎて気を失っちゃったみたい」
「えーっ? それじゃあつまんないね? こうすれば起きるか、な!」
……姉妹はどこまでも残酷だった。
ランは少年の太股を広げて立ち上がり、レンは少年の両肩を押さえた。
「「せーのっ♥」」
ギッ! と三人分の体重が落下したベッドのスプリングが激しき軋み、悲鳴を上げる。
けれどそれをかき消す悲鳴が少年から上がった。
「……ん゛っお゛おおおおおおっ!?」
より深く、一気に尻穴を押し広げ腸内へと侵入したランの肉棒に、少年は内臓を掻き回されているのではないかと錯覚する。
背面座位で強制的に目覚めさせられ、何が起きているのか分からないまま、視線が下に落ちる。
視界に入ってきたのは変わらぬ笑みを浮かべるレンと、ぽっこりと肉棒の形に膨れあがった自らの腹だった。
「お゛っ、お゛……く゛る゛し゛ッ、こ、れ、ぬ゛い゛て゛ぇ゛……!」
「えーっ、どうしよっかなー?」
「もう、お姉ちゃんかわいそーだよ。こう言ってるんだし、早く抜いてあげなよー」
縋るように眼下のレンに嘆願するが、少年にはその言葉が助け船には思えなかった。
笑みの質がより嗜虐的なものに変わったのだと気付いたからだ。
「しょうがないなあ。じゃあすぐに一発出して、抜いてあげるね♥」
「そうそう。私も今すぐ突っ込みたいんだから、早く変わってよぉ♥」
「いぎぃ!? あ゛っ、がっ、んき゛ぃぃいいい!!」
ランのピストンは言葉通りすぐさま射精を行う為の、ただ自分が気持ち良くなる為だけの粗暴なピストンだった。
突き刺さっている肉棒はその形状こそ男性器と変わりないが、魔法によって
とはいえまだ、少年の苦痛を和らげる効果は発揮されない。ものの数分、その効果が現れるのを待っている気はなかった。
……少年の望み通り、すぐに射精をしてあげる為に。
「お゛っ、ぎっ、ぃ、あ゛っ、ぐぅ!」
「あっははは! ちっちゃい子どもちんちんがぶるんぶるん揺れてる! おっかしー!」
「精液はおいしかったけど、そんなサイズじゃ全然満足できないっ、から! 君はケツ穴で私たちを気持ち良くして、ね!」
涙に滲む視界で、少年は見た。
姉妹の背と臀部に、先ほどまではなかった悪魔の翼と尾──サキュバスの翼と尾が揺れているのを。
「んふっ、軽くてぷにぷにで、ケツ穴オナホにはちょうどいいやぁ♥ 向こうに持ち帰ったらじっくり仕込んであげるからね♥」
「そしたらお祝いにみんなで輪姦パーティだ♥ その後も精液作れる内はお城の備品としてみんなで使い回してあげるね♥」
ゴブリンなどは
姉妹の正体は魔界において魔王に反旗を翻し、混乱と淫臭を振りまくサキュバス。
人間と交じわり、子孫を残そうとする愚かな魔王の抵抗を無に帰す為に派遣された淫魔王の先兵だった。
もっとも、そんな事情を少年が知る由もない──はずなのだが。
「あっ、あーっ、もうイキそうっ♥ ザーメン代わりにたっぷりの濃ゆーい媚薬、奥にぶちまけてあげるね♥」
「人間なんかには耐えられないくらいの特濃麻薬♥ 頭おかしくなっちゃうかも♥」
「でも穴の調子はもっと良くなるから♥」
「それなら問題ないよね♥」
少年の返事は求めていない。少年の姿は彼女たちには見えていない。
ただ少年を玩具にしている自分たちに酔いしれる為の言葉責めだった。
「
「お前もイけっ♥」
「ほらイけっ♥」
「ザーメンぴゅっぴゅっしちゃえ♥」
「ケツ穴ほじられて絶頂しちゃえ♥」
「「イケっ♥ 雑魚人間♥」」
少年とラン、二人の射精は同時だったが、その量と勢いには大きな差があった。
ぱたぱたと正面に座るレンの肌を汚す程度の射精と、腹を破らんばかりに膨れあがらせる射精。
そして両者の表情も正反対だ。
かたや満足げに射精の余韻に浸り、かたや生気の宿らぬ瞳で虚空を見つめ涎を垂れ流す。
仕込むまでもなく、既に少年には尻穴オナホと餌としての精を製造するだけの機械に等しく変えられてしまっていた。
「ぁ……ぁ……」
ランが拘束していた手を離すと少年はレンに向かって倒れ込むが、それを受け止めることはなく、少年はベッドへと伏し、ぴくぴくと痙攣を繰り返した。
「っはぁ~♥ 気持ち良かったぁ……♥」
肉棒と少年の菊門の間にかかる媚薬液の橋。それを尻で拭くように塗りつけながら満足げにランが溜息を吐いた。
未だランの肉棒の勃起は収まらない……いや、そもそも尻尾を変化させたものであるが故に、その肉棒が萎えることは絶対にないのだが。
「すごいぴくぴくしてる~♥ おもしろーい♥」
「うふふっ、やっぱり人間には刺激が強かったかなぁ? 魔族の雄でも猿に変えちゃうぐらいだもんねぇ♥」
「でもでもお尻の穴……ううん、ケツマンコがほぐれて、立派なオナホールになったんじゃないかなぁ?」
「うんうん♥ 何度でも犯したくなるような名器になってるはずだよ♥」
「じゃあ次はレンちゃんに貸してあげようかなー」
「やった♥ じゃあ私もおちんちんをっと」
光り輝く魔方陣が尾の根元に現れ、尾の先端へと下りていく。
尾の全てを通り過ぎた時、レンにもランに劣らない肉棒が生えていた。
「それじゃあ今度は私が君のケツマンコ、思いっきりほじくり犯してあげる♥」
「やっちゃえやっちゃえー♥」
約束通りに立ち位置を入れ替えようとしたランの足首を、意識を失っていたかに見えた少年が掴んだ。
「んぅ?」
「ま、まっへ……もっと、もっとしてぇ……♥」
犯されている最中とは真逆の嘆願。潤む瞳でランを見上げ、少年が呟く。
媚薬の効果か、それとも少年自身の意思なのか。
「心配しないでもレンちゃんがたっぷり気持ち良くしてくれるよ♥ その次はまた私が犯してあげる♥」
「そうそう♥ お姉ちゃんよりももーっと、ね♥」
「お姉ちゃんがいい……お姉ちゃんのおちんちんで、僕のお尻の穴……犯してよぉ……」
その言葉に二人は顔を見合わせ、レンは頬を膨らませ、ランは仕方ないとばかりに肩を竦めるが嬉しさを隠し切れていない。
「えーっ! 次は私の番だよぉ!」
「嬉しいこと言ってくれるなぁ♥ 僕ちゃんがそう言うんならしょうがないね♥」
「ランお姉ちゃんばっかりずるーい!」
不満げなレンを尻目に少年はゆるやかに立ち上がり、ランをベッドに押し倒す。
その積極さに目を細め、ランも逆らうことはしなかった。
「きゃっ♥ 押し倒してどうしたいのかな~? 今なら君のおちんちん、私に入れることも出来ちゃうよ~?」
「今度は僕が動くから……」
ふるふると首を横に振り、少年はランの女性器には目もくれず、自ら跨がり菊門に肉棒を宛がう。
その様はまるで一流の娼婦のような淀みなさと淫靡さがあった。思わず姉妹が喉を鳴らしてしまうほどに。
「変態さんだぁ♥ いいよ、君の好きなように動いてごらん♥」
「一発でケツマンコ犯されるのにハマっちゃったねえ♥」
「あっさりメス堕ちしちゃって情けなーい♥」
「ケツマンコが広がってくよー♥ ゆっくり、ゆーっくり♥ もう全然抵抗感ない、立派なケツマンコオナホだねぇ♥」
ずぶっ、ずぷぷっ、とランの肉棒が尻穴に呑み込まれていく。
少年の姿にランの、サキュバスたちが持つ支配欲、征服欲が満たされていく。
「でもまだまだ三分の一も入ってないよ♥ あんまり焦らされちゃうと、私が動いちゃうよ♥」
「じゃあカウントダウンしよっか♥ 十数える内に奥まで入れられなかったら、下からお姉ちゃんが突き上げて、上から私が肩を押してあげるね♥」
「それじゃあスタート♥ 十、九、八──」
カウントは早かった。最初から少年の自由にさせるつもりはなかった。
心が堕ちたのなら十分。肉体を仕上げるのはこれからじっくりとしていけばいい。
だから今は自分たちが気持ちの良いように少年を犯す──そのつもりだった。
「七、六、五──ォおっ!?」
けれど、カウント半分を残し、少年は一気に腰を落とした。
悲鳴も嬌声も上げず、ただ用意された椅子に座るかのような自然さで。
「おっ、くぅ──♥」
「うっわぁ……本当に奥まで入れちゃったぁ……♥ でも意識飛んじゃってるんじゃない?」
レンが俯く少年の顔を下から覗き込む。
白目を剥いているか、それとも泡でも吹き出しているのか。その醜態を目に焼き付けようとした。
だが、少年に浮かぶ表情はそのどれでもない。
──笑み。嘲笑、或いは失笑。
およそ犯される側が浮かべるにはあまりに不適切な不敵な笑みが口元に張り付いていた。
「え──」
「やっるぅ……♥ 私も負けてられないなぁ……♥」
レンの動揺を知らず、ランは快楽の赴くままに腰を突き上げた。
少年の期待に応えて、たっぷりサービスをしてあげようと。
「ラ、ランちゃん、この子ちょっと変だよぉ……」
「な、にっ! 今から良いところなんだからっ、レンちゃんは我慢、してッ♥ 二回目なのにこのケツマンコッ、うねって、すごい名器だよ……!」
パンパンと乾いた肉音と共に少年の体が上下する。
けれどやはり声が上がることはない。
「おらっ♥ 男の癖にやらしいマンコ穴ほじられてイケっ♥ おちんちんじゃなくてケツマンコでイケっ♥ メスになっちゃえ♥」
快楽に夢中になったランはそれに気付かない。
レンだけが何か恐ろしいものを感じ、冷や汗を流していた。
「んっふぅ♥ 私っ、もっ……イっちゃいそ……♥ 今度も奥でっ、さっきよりも濃いの出すから……っ! ケツマンコで受け止めるんだよッ……! メスイキしろっ! 女の子アクメキメちゃえ♥」
一人、高まりきった興奮のままに淫語と共に腰を振るランを少年は髪に隠れた瞳で冷ややかに見下ろしていた。
「ほらイけっ♥ イけッ♥ 頭おかしくなるっ、くらい……♥ イキ狂え♥ あっ♥ あっ♥ んっ♥ はぁ♥ はぁっ♥ あっ♥ くっ♥ イッ、くぅぅううううう♥♥♥」
跨がる少年ごと、腰がベッドから浮き上がるほどに強く突き上げ、ランが二度目の絶頂を迎える。
吐き出す媚薬液に衰えはない。彼女たちのそれは精液というよりは他の体液、汗や涙に近しいものだ。そう簡単に尽きるものではない。
「んっ、くぅっ♥ すっご♥ このケツマンっ、私のおちんちんにおねだりしてっ♥ 精液搾り取ってくる♥ さっきよりも具合良すぎ……っ♥ くぅぅぅっ♥」
二度、三度、四度、痙攣を繰り返し少年の腸内に媚薬液が送り込まれていく。
常人であれば廃人になるであろうそれを少年は微動だにすることなく受け止める。
その様子に言いようのない恐怖を感じつつもレンは見守っていた。
「っはぁ……♥
「……」
「レーンちゃん、今度こそ代わってあげる♥ この子すごいよぉ? 油断してると腰が抜けちゃうかも♥」
肉棒を抜こうとランは未だ甘い快楽の痺れが残る体を起き上がらせる。
そうして己の上に立つ少年を見上げた時、ようやく異常に気付いた。
少年の瞳は快楽に染まってなどおらず、冷淡な鋭い光が宿っていることに。
「え……?」
起き上がったランの肩を少年が押す。力はほとんど入ってない。けれど容易くランの体は再びベッドに押し倒された。
「あ、ははっ、まだ満足出来ないの? 欲張りさんだねぇ……でも次はレンちゃんが君を……ぉオ゛っ!?」
尻穴がうねり、根元をキツく締め上げる。痛みはない。ただ暴力的な快楽が絶頂したばかりで敏感な肉棒を襲った。
「っか、は……♥ ちょ、ちょっと、今っ、敏感っ、だから……っ」
「そう。……で?」
「んひぃ!?」
ぐりぐり、ぐりぐりと執拗に腰を捻り、少年の尻穴が肉棒を責め立てる。
ビクビクと跳ね回るランの肉棒と肉体を見下ろし、少年は笑みを浮かべる。
レンが見たのと同じ、不敵で酷薄な笑みを。
「お゛う゛っ♥ あ゛っ♥ きひっ♥ ひぃいん♥」
「こんな店で働くぐらいだ。気持ちいいことが好きで好きで堪らない色情狂なんだろ? 相手してやってるんだから存分に狂えよ、お、ね、え、ちゃん」
「お゛っ♥ ほっ♥ ひっ♥ ほぉっ♥ おほっ♥ ん゛お゛ぉおっ♥」
ぶぴっ♥ と結合部から媚薬液が溢れ出るが気にした様子もなく少年は腰を上下させる。
ランは声を抑えることも叶わず、少年の動きに合わせて口を開閉させながら無様な喘ぎ声を漏らしてしまう。
「き、君、なんで……どうして……」
震える声で、信じられないものを見るようにレンが言葉足らずに問い掛けた。
二度も腸内で射精を受けて、常人が正気を保っていられるはずはない。
「あ? 何が?」
無遠慮にランの上で体を回転させ、レンの方へと向き直る。
媚薬に狂った様子はない。だが一点、明確な変化が起こっていた。
「ひっ……」
見た目相応かそれ以下程度のサイズしかなかったはずの少年の肉棒が肥大化している。
成人男性も魔族の平均も優に上回る剛直。
メスを狂わせるどころか壊すほどの大きすぎる男性器に息を呑む。
「ああ。これ?」
「あひぃぃんッ♥」
太股を手の平で叩くとランはガクガクと足腰を痙攣させる。
その様を見下しながら少年は嗜虐的に笑う。
「こいつの間抜けな声と顔で、やっと興奮してきたからさ」
「ほお゛っ♥ おまんこぐちゅぐちゅ♥ ひぐっ♥ し゛な゛い゛で゛ぇ♥ ちんぽとまんこ両方だめぇ♥ おほっほォ♥」
「笑いを堪えるのが大変だったよ。大したテクもないのに人をイカせた気になってよ」
Gスポットを探り当て、執拗にそこを指で引っ掻きながら少年の無慈悲な上下運動は止まらない。
「それっ♥ 腰ぐりぐりだめぇ♥ ちんぽ壊れちゃうッ♥ おかひくなるっ♥ いぎッ、ひぃん♥」
「血も通ってないこれはちんぽじゃねえだろ。肉バイブにしても質が悪すぎだっつの」
「おっほぉぉおッ♥
「はいストップ」
「んぇっ♥ ひぐっ♥ なんでぇ♥ イカせてよぉ♥ さっきよりもすごいのキてたのにぃ!」
「妹に代わってやったらどうだ? なあ、お前もヤリたがってたよな?」
寸止めに喚くランを尻目に少年の視線を受けたレンがベッドの上で後退る。
萎えることを知らない偽ちんぽから我慢汁を垂らし、酷く滑稽だった。
「やだぁ♥ イカせてっ! イカせてイカせてイカせてイカせてぇ! レンちゃんなんてどうでもいいから! もっとちんぽ気持ち良くしてぇ!」
「ひでぇ姉だな。ほら、よ!」
「あっくぅぅぅ♥ ケツマンコ締まるぅ♥ ちんぽ汁昇ってくる♥ すごいの
姉のそんな声と姿を見るのは初めてだった。
魔界において何人もの雄を籠絡し、手玉に取った姉がまさかこんなにも無様なアクメを見せるなんて。
「はぁっ……はぁっ、はっ、はっ……♥」
「姉の醜態で興奮するとか、姉妹揃って変態だな。けどしおらしくなって可愛げが出てきたかな」
「えへっ、あひっ、ふへへぇ……♥」
「こっちは……まあこれはこれで愉快ではあるか」
ランのちんぽを抜いた少年は片足を掴むとランをレンの前に放り投げる。
レンの目の前に口を開け、だらしなく舌を伸ばした姉が転がった。
「お姉ちゃん……」
「いひっ♥ ふひひぃ♥ ちんぽしゅごい……♥」
だがレンは気付いていない。物欲しげに口を開き、舌を伸ばしているのは自分も同じだということに。
そんなレンの前に少年は腰を下ろした。
「ぶぺっ♥」
白濁とした媚薬液が菊門から溢れ続ける尻でランの顔面に腰掛け、胡座をかくと肉棒がレンの目の前に突きつけられる。
「お前が汚したんだ。尻ぬぐいくらいはしっかりしろよ」
「はっ、はっ、はぁ♥」
「それでお前はどうされたいんだ?」
「わ、わたしは……はっ、はふっ、はぁっ♥」
自分でも信じられないほど、レンは興奮しきっていた。
今すぐにでも淫語を繰り出して目の前の少年に媚びを売りたいのに、舌がもつれて上手く言葉が紡げない。
「そんな息だけ荒げてもくすぐったいだけなんだよ」
「えっ、んぐぅぅ!?」
「えぶっ♥ んっぶぇ♥」
少年は溜息と共にレンの頭を乱暴に掴み、肉棒を口に宛がうと容赦なく奥に突き入れる。
レンの抵抗はなかった。驚きと苦しげな声こそ上げたが、その瞳は歓喜に染まっていた。
その拍子にさらに体重がランの顔面に乗り、間抜けな悲鳴を上げるが妹同様、その声は悦びを含んでいた。
「おぶっ♥ んぶっ♥ ぐぷっ♥ ぐぽっ♥ んぶぅ♥」
「ずずっ♥ ずるるっ♥ じゅるっ♥ はぶっ♥ じゅるるるるぅ♥」
前と後ろを姉妹に奉仕させるその姿はさながら悪魔を侍らせる魔王のようだ。
部屋を訪れた時の愛らしさは欠片も残ってはいない。
けれど、人間に、雄に蹂躙されるという魔界では決して味わえない快感に、姉妹の胸は今までにないほどに高鳴っていた。
「ちゅぷっ♥ あふっ♥ あはぁ♥ じゅぷっ♥ じゅぷっ♥ んちゅううううっ♥」
「んぶぅ♥ ぐぷぷっ♥ ずずずっ♥ はぐっ♥ えぶっ♥ んぶぶっ♥」
前と後ろ、口を当てる位置こそ違うが、姉妹二人は同様に口をすぼめ、無我夢中で少年の肉棒と菊門にむしゃぶりつく。
意識が定かではないランはサキュバスの本能から、恐怖心を覚えていたレンも既に少年の肉棒に無我夢中に、誰にも渡すまいと唾液を垂れ流しながら口を自らの意思で前後させる。
「はぐぅ♥ んぢゅっ♥ えぶっ♥ あむっ♥ ふーっ♥ ふーっ♥ なんっ、でぇ!? もっとちんぽしゃぶりさせてよぉ!」
「おーおー、すっかりらしい顔になっちゃってまあ」
暫くの間はレンの好きにさせていた少年だったが、最初にくわえこませたように頭と髪の毛を掴み、肉棒を無理矢理引き抜いた。
必死に吸い付き、抵抗をみせたレンだが、単純な力で劣るはずの少年の力に逆らえない。
「けど情けないよなぁ? 雄を惑わし精を搾り取るはずのサキュバスが男相手に三つ指ついてご奉仕なんて」
「あぅっ、それ、は……」
「だからチャンスをやるよ」
「ひぁんっ!」
またもレンの髪を掴んで立ち上がった少年は白濁液に濡れ、「えへっ♥ あへへぇ♥」と呻くランの上に重ねるようにシックスナインの体勢で押し倒した。
「んっ♥ はぁん……♥ おちんちんの先ぃ、当たってぇ……♥」
「あっ♥ すんすんっ♥ すぅーっ、はぁーっ♥」
レンは入り口に当てられた肉棒の感触に甘えた声を、ランは朦朧としながらも鼻先の肉棒に鼻を鳴らす。
「サキュバスならさぞかし自信があるんだろう? 俺を搾り殺してみせろよ」
少年の言葉にレンは首と尻を上下に振り、答える。
「うん、うんっ♥ おちんぽ汁いっぱい搾る♥ いっぱい気持ち良くするからっ♥ だからおちんぽ早くちょーだい♥」
「分かってるのかね……ほら、よ!」
「おっほぉぉぉおおん♥♥♥ お゛ち゛ん゛ぽっ、入ったぁ♥ ぶっといおちんぽ♥ ずっぼり入ってるぅ♥ おまんこ掻き分けてッ、抉りながらッ、一番奥までぇ♥」
最初の一突きで背筋を仰け反らせ、潮を噴いてレンは絶頂へと上り詰める。
当然だろう。まだ心までは堕ちきっていない、そう思っていてもレンの子宮は少年に屈服していた。
雌として雄に使われる未体験の悦びを知ってしまった以上、もう戻れない。
「あっ♥ あっ♥ おちんぽ止まらないっ♥ イってるのにぃ♥ ドSピストン止まらにゃいのぉ♥ 鬼畜ぅ♥ お゛っ♥ いひっ♥ くひぃいいっ♥」
「あ? 止めるわけないだろ。お前だって向こうじゃ好き勝手に雄から搾り取ってきたんだろうが」
「そうっ、でしたぁ♥ 因果応報♥ おまんこ仕返しされて当然でしたぁ♥ 悪いことしててよかったぁ♥ わっ、わたしぃ♥ このおちんぽに壊されるために生きてましたぁ♥」
「そうかい。クソみたいな人生だな」
「んきゅううっ♥ ちっ、乳首ぃ♥ そんなに抓ったらお乳首取れちゃう♥ 気゛持゛ち゛い゛ィいいいいいッ♥」
両方の乳首を下から捻り上げられ、鼻水と涎、涙を流し仰け反り喘ぐレンの尻を平手で打つ。
見る間に赤く染まっていく尻の痛みすら、今の彼女にとっては快楽を彩るスパイスに過ぎない。
「お尻パンパン♥ お手々パンパン♥ どっちもイイよっ、ほぉッ♥ おおおお゛っん!? ラ、ランちゃん今おちんぽくわえちゃダッ、メぇぇぇ♥」
「はぐっ♥ はぶっ♥ じゅりゅりゅぅぅぅう♥ あぶっ♥ だってぇ、ちんぽから雌の臭いプンプンさせて誘ってくるんだもん♥ レンちゃんのちんぽ汁おいひぃ♥ ずるるるぅ♥」
「ひぐぅぅん♥ おまんこもおちんぽもどっちもすごいよぉ♥ 男の子も女の子も最高なのぉ♥ 雄を搾るよりも何倍も♥ ひぐっ♥ サキュバスでよかったぁ♥ んひゃあああん♥ んぐっ、じゅるるるぅ♥」
「くひっ♥ レンちゃっ、私のおまんこペロペロしてるぅ♥ 姉妹なのにっ、おちんぽとおまんこ舐め合ってるぅ♥」
互いの性器に顔を埋め合う二人を見下ろしながら少年のピストンが激しさを増していく。
最後の仕上げ、もう二度とイキがり、這い上がってくることがないように人としてのどん底、異人としての絶頂に二人を導く為に。
「変態姉妹だな。大人しくサカり合ってれば面倒なことにならなかったのによ」
「ぷっはぁ♥ ごめんなさいっ、ごべんなさひぃん♥」
「でもっ、でもぉ♥ 君に、ご主人様に会えてよかったぁ♥」
「ご主人様……そう、ご主人様ぁ♥ 気持ちいいことしてくれるご主人様に会えたからぁ♥」
「こんなことされて悦ぶのはお前らみたいなのだけだっつの」
「んっほぉ♥ じゃっ、じゃあ私たちだけっ♥」
「うん♥ 私たちだけのご主人様ぁ♥」
「……ま、俺ぐらいしか面倒見られる奴いないか。面倒臭ぇ……おら、まずは妹の方から孕ませてやるからしっかり締めろよ」
「はいご主人様ぁ♥ レンのおまんこの一番奥にっ、ザーメンたっぷり注いでぇ♥ 頭も赤ちゃんのお部屋もっ♥ 全部真っ白に♥ ご主人様でいっぱいにしてください♥ あうっ♥ あっ♥ んっひぃぃ♥」
少年の息が僅かに荒くなる。先ほどまでの見せかけの射精、絶頂ではない本当の射精が間近に迫っている証拠だった。
それを敏感に感じ取り、レンの膣内が肉棒に吸い付き、精液をねだり出す。
ランもまた察したのだろう。射精を受け止めるのが自らの子宮ではないことに切なげに目を細め、慰めにランの肉棒に必死にしゃぶりついた。
「あ゛っ♥ んあ゛っ♥ わ゛か゛る゛ぅ♥ おちんぽ膨れてっ♥ ザーメン爆発寸前なの♥ あぐっ♥ 私もっ、今までで一番♥ すごいのがぁ♥」
「ぐちゅっ、じゅっ、ずるるるるっ♥ っはぁ♥ ずるいっ、レンちゃんずるいっ♥ わたしもほしいよぉ♥」
「お前も後で孕ませてやるから濡らして待ってろ」
「♥ 分かりましたぁ♥ 約束だからねご主人様♥」
「ひぐっ♥ んぐっ♥ あっ♥ くるっ♥ きちゃう♥ おまんこの奥がきゅんきゅんして……っ♥ んひっ♥ ああっ♥ あくっ♥ ふぁああ♥」
「じゃあ、イっちまえ……っ!」
腰を打ち付け、ランごとレンを押し潰すように覆い被さり、全身の体重を乗せて肉棒を子宮の奥まで差し込み、少年は絶頂へと至る。
そして少年の絶頂はレンを生涯最大の絶頂へと押し上げる。
「お゛っ────んっほぉぉおぉおおおおお♥♥♥ あちゅいのっ♥ すごいのっ♥ イってるのぉぉ♥ ふへっ♥ あ゛っ♥ んあ゛あ゛ああああああ゛っ♥ 精子がっ♥ 卵子小突いて苛めてくるぅ♥ 私の雌の部分全部犯されて、お゛っ♥ 壊されてるよぉおおお♥」
レンの絶頂と共にランの口内で肉棒が爆発する。それを喉奥で受け止め、快楽で熟成された媚薬液を直接胃袋に流し込まれ、ランもまた腰を跳ね上げ絶頂する。
「おぶっ♥ んぶぶっ♥ ぐぶっ♥ んぶぅぅ♥」
ビクビクと痙攣を繰り返す姉妹を余所に、ようやくの絶頂の余韻に浸っていた少年が肉棒を引き抜く。
ランに注がれた媚薬液の数倍の量の精液が逆流し、ランの顔面に降り注ぐ。
「あっ♥ あはぁ……♥ ご主人様のザーメン、あったかーい……♥」
「ふひっ♥ あへぇ……♥ わたしぃ、ご主人様にぶっ壊されちゃったぁ……♥」
幸福に満ちた姉妹の表情にこれぐらい可愛げが出てくるなら、面倒の甲斐はあったかと少しだけ少年はその外見に相応な微笑みを浮かべた。
けれどすぐにそれを無表情に変え、呆れ声で姉妹に命じる。
「おら、いつまでも浸ってないでやることがあるだろ」
「はい……♥」
「うん……♥」
激しい絶頂に震える手足でベッドの上を這いながら、二人は腰を下ろした少年へと辿り着く。
太股に手を這わせ、精液と愛液に濡れた肉棒に左右から下を伸ばす。
「れろぉ……お疲れ様でした……♥」
「れろぉ……ありがとうございました……♥」
「次は私の番だからね、ご主人様♥」
「これからもよろしくね、ご主人様♥」
肉棒に頬を擦りつける姉妹の頭を、少年は無言で無表情に、しかし少しだけ優しい手付きで撫でた。
◇◆◇◆
お疲れ様。その様子だと仕事はこなしてくれたようだね。
疑っていたわけじゃない。魔王のお墨付きだったからね。
ただ少し心配だったのさ。混ざり物とはいえ人間に、幼いとはいえサキュバス二人を相手取れるのか、って。
まあ余計だったね。助かったよ、ありがとう。
ところであの二人はどうするつもりだい? 処遇はあんたさんに一任するように言われてるが。
うちには当然置いておけない。強制送還って手もあるが……おや、意外だね。
仕事人間だと思っていたから、仕留めた相手がどうなろうと知ったことないって言い出すかと思ったよ。
優しいことだ。あんたさんをそうさせたのは人の世界かい? それとも血かね。
……いや、すまない、忘れておくれ。あんたさんはあんたさんだ。誰の影響だろうとなんの影響だろうと、その優しさはあんたさんのものだ。
ん……来たみたいだね。ドタバタと元気なものだ。
まるで子ども……まさに子どもだったね。落ちこぼれの捨て駒、か。
うちを甘いと思うかい? いやいやこれも優しさサ。
元は同じ空の下に生まれた身内で、事情はどうあれ一時とはいえうちのキャストだ。
そこに分け隔ては必要ない。
この街では、
いつかはそれが何処の世界でも当たり前になればいいんだけどねえ。
うちのチェーン展開とかどうだろう?
って冷たいねえ。一仕事終えた後なんだから少しは世間話に花を咲かせてくれてもいいじゃないか。
そんなに忙しいのかい?
……くくくっ、そう、そうかい。
確かに三人暮らしとなれば大変だねえ。用意しなきゃならないものもあれば部屋も手狭になる。
けどそういうことなら力になれるかもしれないよ?
お代は結構。ちょっとしたお節介サ。
─CLOSE─
小噺⑨
サキュバススレイヤー。
サキュバス犯すべし、慈悲はない。
噂では魔王に縁あるとかないとか。