この回含めて、エロまであと2話ほどお待ちして頂ければと思います。
1章1話_初めの再開
名も無き時空の領域にて、全ての世界のリンクが集約し全てを知った。
物語の悲劇の運命を変えるため、そして、あらゆる女性と結ばれる為、リンクは時空を渡った。
目を開くと、晴れた空が広がっていた。
「おい、リンク!大丈夫か!」
駆け寄ってきたのは、よく見かけるような兵士だった。どうやら、訓練で倒れているところのようだ。
リンク「あれ、俺は何をしていたんだ。」
若干棒読みのこの言葉だが、半分は本心で発した言葉だ。
モブ訓練兵A「リンク……お前、地面に頭打ったショックで記憶が混乱しているんじゃないのか?
稽古試合でリンクが相手の攻撃を盾で防いだ瞬間、急に倒れたんだよ。
何かあったのか?」
リンク「あ、えーっと……た、立ち眩みかな?
衝撃で急にふらついてな……。」
モブ訓練兵B「なんだ……驚かすなよ。
皆心配したんだぜ、訓練兵の中で無敗無双のエースのお前が気絶するんだから」
リンク「すまないな……これで一敗か?」
モブ訓練兵A「それどころじゃなくなったから、カウントはしないでおくよ。」
リンク「わかった。
(この会話じゃあ、どの世界か判らないから、少しカマかけてみるか)
……記憶喪失になっていたらマズいから、いくつか質問いいか?頭がまだボンヤリしていて……。」
モブ訓練兵C「えぇ?まあ、いいが……。
お前、そんなに喋る方だったか?」
リンク「それも含めて。
まず……ここはハイラル城だよな?」
モブ訓練兵A「そうだぞ、当たり前だろ。」
リンク「城主はゼルダ姫か?」
モブ訓練兵「おいおい、姫じゃなくて、ゼルダ王女だぞ。まあ、そう呼ぶ奴もいるが……。」
リンク「(まだ確証には至らないな)
トライフォースの伝説はどうなっている?」
モブ訓練兵A「……それ、どういう意味だ?まあ、説明するが……
[力][知恵][勇気]からなる万能で究極のトライフォースだろ?」
リンク「で、その聖なる力を狙う悪との争いが絶えなかった。」
モブ「そうそう。
で、悪しき者がそれを手に入れて魔物がハイラル王国を襲う度に、必ず緑衣の勇者が現れて災いを退魔の剣手打ち払ったと言われている。」
リンク「よし、段々頭も冴えてきた。
更に確認だが、悪しき者はどのように封印された?」
モブ訓練兵A「どのようにって……そこは俺らも具体的には知らないけどよ……確か、悪しき者の魂を4つの欠片にして、バラバラに封印したって。」
モブ訓練兵B「その内の一つは、聖剣の神殿だろ?あとの三つは……どこだっけ?」
リンク「何処でもないんじゃないか?
何処かも分からない、時空の彼方へ。」
モブ訓練兵「あ、そうそう!それだ!
なんだ、覚えているじゃねえか。」
リンク「だいぶ思い出せてきた。
最後に一つ、トライフォースの持ち主は、それぞれ誰だ?」
モブ訓練兵C「……それ、伝承の一番の基礎だぞ……。
[知恵]はハイラルの王女。勿論、ゼルダ様のことだ。
[勇気]は、最初に話した緑衣の勇者。まあ、その緑の衣はゼルダ様の手元にあって実質持ち主不明だがな。
[力]は……ラネール渓谷に住む魔女がその均衡を見守りながら所有しているって話だ。」
リンク「なるほど……いや、やっと全部思い出せた。迷惑かけてすまなかったな。」
モブ訓練兵A「いや、大丈夫ならいいんだ。さて、勝負の続きを……」
教官「そこの貴様ら、いつまで喋っている気だ?早く鍛錬に戻れ!」
リンク達「は、はい!」
リンクも慌てて剣を持ち直し、他の訓練兵と同じように打ち込み台に向かって素振りをする。
その間に、リンクは先程の会話から、渡った世界について確信を持っていた。
ここは、[無双ハイラルオールスターズ]と呼ばれている世界だということを。
[魔女の争乱]から物語と魔物との闘いの幕が切って落とされた。
魔女は様々な時空を垣間見る中で、[勇者]に憧れ、必ず傍らにいる[姫]を羨む想いを[魔王・ガノンドロフ]につけ込まれ取り込まれた。
善の心を白の魔女・ラナとして追い出し、黒の魔女・シアとなる。
悪しき者の思念に操られたシアは魔物を召喚し[勇者]と[姫]からトライフォースを奪い、幾つか時空を一時的に結び繋げ魔王復活の手助けをしてしまう。そして、ガノンドロフの思念を自力で追い出したものの悪に染まってしまった彼女との激闘の果てに、シアは肉体を一度失ってしまう。
そして、魔王は完全復活を果たしてしまう……
その後、魔王を討伐・封印した後に別次元の[魔王の幻影]との戦いの中で黒の魔女を復活させて、魔物に打ち勝ち平穏を取り戻す。
という流れの世界で間違いないと理解した。
無論この世界で魔女と結ばれることは無い、
今の自分の能力なら、物語が始まってしまう前に彼女達を救い、契りを交わすことができる……そして、彼女達ならこの世界の後にも時空を越えることができる筈、だから最初にこの世界線が選ばれた。
では、運命を変える為にはどうするべきか。そして、誰から順に契りを結ぶか。
考えを巡らせながら素振りをしていると……
教官「ん……?
お、おい!訓練を一時中断しろ!
王女と親衛隊長の御成だぞ!」
リンクを含めた全兵士が慌てる。この世界においては、訓練兵しか居ないこの訓練場に王女ゼルダが来ることなど滅多にないからだ。
全員が横一列に並び跪くが、この時、リンクは
教官「ゼルダ王女様!わざわざ訓練兵しかいないこの場所へお越し頂き光栄です。いかがなされたのでしょうか?」
ゼルダ「いえ……私事です。たまには、騎士の卵達がどのように鍛錬しているのか見てみたくて……。」
教官「はっ、有り難きお言葉。
此度は親衛隊長・インパ様が指導を?」
インパ「いや、あくまでゼルダ様の護衛だ。まあ、訓練兵達に緊張感を与える役割もあるがな。」
教官「なるほど。
では是非、見習い達をビシバシ指導の程を!」
インパ「はっは、熱心だな。だが、通常通りに稽古を続けてくれ。」
一同「はっ!」
インパ親衛隊長が揃っているからか、ゼルダ王女に見惚れていた訓練兵も声を揃える。その姿にゼルダも笑顔を返すのだった。
すると、リンクとゼルダの目が合う。
ゼルダ「あら、貴方は……?」
教官「訓練兵のエースです。剣の腕なら、正規の隊長にも遅れを取らない腕前かと。」
リンク「(ゼルダ……いや、ここではまだ上下関係がはっきりしているな、気持ちを切り替えて。)
リンクと申します。いつか必ず、王女を危機から守る剣となる男です。」
インパ「おお、これは驚いたな。それは私も越えるということだぞ。中々に頼もしい訓練兵じゃないか。」
ゼルダ「あら……ふふっ、期待しているわ、リンク。」
この世界のかつてのリンクでは考えられない発言に、訓練兵は驚く者もいるが、腕前を知る者は、おお、と歓喜の声を挙げる。
ゼルダはリンクの手をとり握手をする。ゼルダ自身の期待を込める為だ。リンクもこの世界で初めてゼルダの肌に触れられるこたで内心で喜んでいたが、これが想定外のことを引き起こす。
ゼルダ「……えっ!?貴方、一体……」
リンク「あっ……!」
咄嗟にリンクはゼルダの手を振り払う。この行動に訓練兵達は動揺して、インパはゼルダの様子に驚き、背負っていた太刀に手をかける。
リンク「……ご、ご無礼を、お許しください!
流石に、触れすぎと思いまして……。」
ゼルダ「あ……そ、そうですね。
私も立場を弁えずに失礼をしました……。」
ゼルダは気を取り直して訓練兵達に向き合う。
ゼルダ「今日の抜き打ちの視察はここまでとします。皆さんのことは良い結果が出ると思います、これからも励んでくださいね。」
インパ「……そういうことだ。各自、訓練を再開するように。」
訓練兵一同「はっはい!」
軽い騒動はあったものの、何事も無かったように散り散りに素振りを再開し、ゼルダ達も城内へと戻っていった。
モブ訓練兵A「おい、リンク。一体どうしたんだよ……。
豪語したことは身の丈に合っている実力とはいえ、王女様の手を振り払うなんて……。」
リンク「いや、そのな……
つい、見惚れすぎた、って言えばいいのかな。
皆が羨みそうだし、インパ様が睨んでいそうだから……。」
モブ訓練兵B「……まあ、確かにな。
でも、それは手の甲にキスをしたりとかしなければ大丈夫だと思うけどな。」
リンク「……それもそうか。
さあ、稽古を再開しようか、また教官に叱られる。」
モブ訓練兵C「やべっ、もうあっちが睨んでいるわ……。」
平常通り剣を振るうリンクだが、内心でゼルダについて考えていた。
リンク(おそらくだが、ゼルダに俺のことがバレているかもしれない。
今の俺は、勇気のトライフォースを持つ勇者ではなく、それを遥かに越える神の領域の存在だからな。
バレて行動が制限されてしまったら、彼女の救出は叶わなくなる。
なるべく早く情報収集をして、ラネール渓谷に向かわなきゃだな……。)
教官「よーし、今日の訓練は終わりだ!
各自、汗を流して宿舎に戻れ!」
考えている間に、その日の訓練は終わった。リンクと他の訓練兵達は、脱衣所で着替える。
モブ訓練兵A「なんだか、今日は一日が倍くらい長かったような気がしたな。」
リンク「そうだな。ゼルダ様が突然訪問したりしたからな。予想できなかった。」
モブ訓練兵B「いや、それもだけど、お前が急に体調不良になったり、ほぼお前に色々驚いたからだと思うぞ。」
リンク「えっ?……それもそうか。悪かった」
モブ訓練兵C「いやいや、そこまで気にしなくてもいいよ。それだけ期待が大きいってことだから。
さあ、気持ちを切り替えて、汗を流した後は飯だ!」
リンク「そうだな、気持ちを切り替えよう。よいしょっと」
リンクは汗で濡れた上着とズボンを脱ぐ。すると、先程会話していた訓練仲間が、視察以上に驚いた顔をして見つめる。
リンク「?どうした?」
訓練兵達「お、お前……それ、どうしたんだよ……!」
目線を見てみると、リンクの下半身にいっているようだ。何に向けられているのかに気付くと、リンクは素早くタオルを巻いた。
リンク「……すまん、汚いモノを見せたな……。」
モブ訓練兵A「お前、いつの間に一物がそんなデカくなったんだよ……?」
リンク「……いつもこのくらいだったと思うぞ。もしくは、今日の出来事で俺も男だったということかな。」
モブ訓練兵B「……流石にゼルダ様の前じゃなくてよかったな……、。でないと、インパ様に切り落とされると思う。」
リンク「……確かに、気をつけるよ。」
____執務室____
ゼルダ「インパ、あの時の訓練兵ですけど……。」
インパ「リンクのことでしょうか?
彼は訓練兵の中でも、部隊長にも遅れを取らない剣術の使い手で、出身は辺境の農村というだけの普通の兵士ですが……如何なされた?」
ゼルダ「彼に触れた時、不思議なものを感じたのです。」
インパ「……もしや、彼こそが、探している緑の衣を纏う勇者ですか?」
ゼルダ「そうとも思いますが、それ以上の大きな……」
インパ「ま、まさか、彼奴は悪しき者の生まれ変わりと!?」
ゼルダ「い、いえ!そういうことでは!
ただ……聖なる力ですが、私やトライフォース以上……どこか神々しかった気が……。」
インパ「神々しい……?
もしや、彼は神に等しい存在と?
何かの神話で描かれていた、女神・ハイリアの生まれ変わりのゼルダ姫のように……?」
ゼルダ「そのような雰囲気だったかなと。」
インパ「ふむ……。ゼルダ様。」
ゼルダ「はい、なんでしょう?」
インパ「近日中に、抜き打ちの試験を行いましょう。それで、かの訓練兵が合格以上の結果を出せば、特進で親衛隊に。」
ゼルダ「なるほど……私の身近に置くことで、正体が掴めるかもしれませんね。」
インパ「ええ。ゼルダ様が悪い夢を見ているという良くない兆候の中、兵力不足もあるので、戦力増強に繋がるのもメリットです。」
ゼルダ「分かったわ、近日中に手配を。
では……もう遅くなったので今日はもう寝ましょう。」
インパ「承知しました。ではお着替えを。」
ゼルダは、インパが素早く用意した寝間着に着替える。そして、明日に向けて英気を養う為に就寝するのだった。
如何でしたでしょうか。無双の物語開始前からのスタートのイメージです。
でないと、物語構成的に彼女達を救出するのが極めて不可能になるな、と思って。
次回もエロ無しですが、集合体となり最強になったリンクが強行手段に出ます。
乞うご期待!
ゼルダ無双の「女性クイズ」でも登場しているウィズロをどうするか?(最終的にその指輪を魔法の指輪としてリンクが身につけます)
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リンク達に服従しリンクの眷属となる
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リンクと敵対、最後に浄化で消える