主人公が珱姫たちを屍人にしてエッチする話です。短いです。
今回、とあるゲームのとある存在の名前が出てきますが、主人公が名無しだと書きにくかったのでそうしただけで他意はありません。まぁアレは神なのか妖怪なのか宇宙人なのか分らんし、こういう使い方してもいいんじゃないかなぁ? です。
以上言い訳終わり
僕は『DX絵本入りこみぐつ』を手に入れた。
これは絵本だけじゃなく本なら何でも、二次元の世界に入れるうえに、その世界ではなんでも思い通りにできるひみつ道具だ。今日は何をしようかな。
「今日はこれにしよう」
僕は『ぬらりひょんの孫』の世界に入った。
「おそれることはない。
珱姫……そなたたちの血肉は妖怪千年の
京の都一の美貌と噂される珱姫。彼女は必死に顔を背ける。
しかし京の妖を束ねる百鬼夜行の主たる羽衣狐の"畏"には逆らえず……。
「ゆだねよ、美しき姫……」
ズギュン…… ズギュ…… ズギュッ……
哀れ、珱姫は先の二人――宮子姫(髪長姫)、貞姫――と同様に生き肝を啜られ命を落としてしまった。
「ふぇ……あぁ、珱姫……っ」
そして当然。ただ一人残った幼い少女、苔姫もまた――
ズギュン…… ズギュ…… ズギュッ……
チュルンッ
「ふぅ……。やはり稀なる力を持った姫の生き肝はものが違う。
堕辰子」
「は」
羽衣狐の呼びかけに応じて一人の男が頭を垂れる。
「この抜け殻はくれてやる。前に、なんだったか? 京に現れたやくざ者どもを追い出した褒美じゃ。
好きにするがいい」
「ありがたき幸せ」
男は配下の妖に命じて、生き肝を抜かれ死体となった四人を運ばせた。
「…………う、んん」
珱姫が目を覚ますとそこは見知らぬ場所の床の上だった。
「ここは……いいえ、そう、そう! 私は……ッ! 」
姫の頭は混乱の只中にあった。
自分は淀殿に、あの妖に生き肝を喰われ、死んだのではなかったのか? あれが全て夢幻? 大阪城に連れてこられたのも? 何もかもすべてが?
珱姫は大きく息を吸い、心を落ち着かせた。
「ひとまず、私は死んでいない。ここがどこなのかはわかりませんが、とにかく外に――? 」
そうして落ち着いてみれば、何か音が、声が聞こえる。
襖を隔てた隣から、何か声のようなものが漏れ聞こえてくる。
珱姫は好奇心からその声のほうに近づき、襖を開けて中を見た。
「あはぁんっ! ああああぁぁあんっっ!! いいっ! いいのぉ! もっと、突いてぇっっ!! 」
「やっ、あっ、あっ、んんんんっっ!! こ、こんなのっ、見てないっ! こんな気持ちいい未来、見てないいぃぃぃっっ……! 」
「うっ、うぇ、ごぼっぼぇっ! ぐじゅっぐぼっぎゅぶうううう! 」
唖然。呆然。
襖を開けたその先にあったのは、あの時、自分と同じように生き肝を喰われ死んだはずの姫たちが何故か生きていて、その上妖に犯され、悦んでいるという理解を拒む情景だった。
三人の姫たちは各々の形で犯されながら、血の涙を流して笑顔で喘いでいる。
その異常な光景に珱姫は言葉を失くしてただただ座り込んでしまっていた。
そのため、すぐそばに男がいることに気づかなかった。
「呆気にとられるその表情もまた美しい」
「――っ! 何奴?! 」
声の方向に体を向ける珱姫。
男は姫を押さえつけると、
「美しい」
と繰り返した。
「いやっ……! 離してください! 何をなさるのですか……ッ! 」
「落ち着け珱姫。なに、目が覚めたお前に伝えることがあったのでな」
「私に、伝えること……? 」
「なぜ自分が生きているのか不思議だろう? 」
「! そう、そうです! 私も、……あの方たちも! 」
「死んだはず? そう、それは間違っていない。正しくお前たちは死んでいる」
「死……っ」
「死んで、蘇ったのだよ。屍人としてな。その証拠に――」
男は珱姫の手を彼女自身の胸に添えて、
「――心臓の鼓動が……ない」
その事実、自分が本当に死んだのだという衝撃に震える珱姫。
「そう、死んだ。そして屍人であるお前たちをどう扱おうとそれは私の自由ということだ」
「……何をなさるおつもりですか」
「お前にはもうわかっているのではないか? 」
男は視線を襖の奥に向ける。
そこでは今も変わらずに犯される姫たちの姿が――
「ひっ……いやぁ……! 」
珱姫は恐怖に喘ぎ、それでも必死で男を押しのけ震える体で逃げ出そうとした。
しかし、
「無駄だ」
男は妖。逃げられるわけもなく、珱姫の衣が解かれていく。
「こ、こないで……! 」
姫は残った僅かな布で、露わになった白い肌を隠そうとするがとても足りず、むしろ艶めかしさが増している。
「うあぁあ、んっっ! 」
ずずずっ、ずぶっ、
と、珱姫の膣に男の男根が挿入っていく。
「……ぅぅ? 痛く、ない……? 」
「当然だ。お前は屍人。痛みは感じない。
だが、肉の悦びを感じることはできる」
「あっ……! 」
きゅうっ! と珱姫の乳首をつまみ、捻り上げる。
生者であれば痛みに感じるその刺激は、痛みを感じぬ屍人にとって快楽となる。
「可愛い乳房だ」
「あっ、あんんっ、お胸は……っ! 」
「気持ちいいか」
「気持ち、良くなんてっ……! なああぁあ! 」
ぐにっ、ぐにっ、ぐにっ!
男が珱姫の胸を揉みしだき、腰を振る。
乱暴なだけの男の行為に快感を感じる自分がいる。そのことが悲しいやら情けないやら、珱姫はもう訳が分からなかった。
「うっ、う……っ、ひぐっ……あ、あぁ! 」
涙をこぼす珱姫。そしてその涙を拭って驚きの声を漏らす。
彼女の涙は血の色だった。
「(そう、そうなのですね……私はもう、本当に死んで……)
あっ、あっ、あっ、んぁっ! 」
「ああ、いけない。もう射精てしまいそうだ。珱姫」
「あっんんっっ、んちゅっ♥ んんっ♥ ん♥ 」
「いくぞ、珱姫」
「んんんんんんんんんんん♥♥♥ 」
どびゅう! どびゅっ! どびゅうう!
びちゃびちゃと珱姫の
「ふぅ……中々楽しめた」
「はぁ、はぁ、はぁ……貴方……様は」
「珱姫、お前は私のものだ。これから永遠に」
「…………」
ぎゅっ、と目と口を噛みしめながら顔を背ける珱姫。
しかし残念なことに、彼女のその頑なさが貫かれることはなかったのであった。
約400年後、そこには過去と変わらぬ美しさのまま、悦んで男に抱かれる四人の姫の姿があったのであった。
めでたしめでたし。
後半駆け足だった自覚はある。締め方がちょっと分かんなくなってた……。それでもまぁ書きたいようには書けたって事で。
次回もリクエスト作品! お楽しみに!