※この作品はR-18です。

ポケモン世界でどこまでやれるか   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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チャンピオンロード ニビシティ3 スーパークラス昇格

 ロケット団の暴走により長い冬休みになったが、俺とミキはレベル上げの為にチャンピオンロードで修行を始めていた。

 

 カントー地方では修行の聖地と呼ばれる場所なだけあり、数多くのトレーナーが修行をし、今年のセキエイ大会にや各町でやる町の大会で優勝しようと研鑽を積んでいた。

 

「コンちゃん(キュウコン)大文字!」

 

「雑草君(キレイハナ)花びらの舞!」

 

「ボン太郎(ニョロボン)地球投げ!」

 

「リザさん(リザードン)火炎放射!」

 

 俺のメンバー達もヒードランのランドンが入ったことで気合が入っている。

 

 スタメンから外れまいと必死に喰らいついていた。

 

 ゲームとは違い、チャンピオンロードはポケモンが出るエリアとそうでないエリアが区別されており、安全にセキエイ高原に抜けることができる。

 

 しかも入口にはポケモンセンターやホテルがしっかりあり、修行するにはもってこいの環境が整っていた。

 

 ミキもパーティーメンバーを工夫しながらトレーニングを続けていた。

 

 あくまで鍛えるのが目的なのでヒードランは基本お休みで、他のポケモンにを鍛えていた。

 

「しっ! 10連勝!」

 

 1回のバトルにだいたい15分、休憩や対戦した相手との情報交換で1試合あたり30分の時間がかかる。

 

 今日した10試合でもうかれこれ5時間戦っていることになる。

 

 ポケモンバトルは好きだが、時間がかかるのが欠点だな。

 

 ただ対戦相手も70レベルから80レベルの相手が多く、程よいトレーニングになっていた。

 

 仲良くなったジンロの兄貴(ノーマルクラス4年目の猛者)曰く

 

「ここに居るやつで5連勝できればノーマルクラスは突破できる。あと基本的に此処にいる奴はセキエイ大会での突破を目標にしているんだ」

 

「それはなぜですか?」

 

「セキエイ大会で入賞すればほぼ確実にスポンサーが付くからな。テレビなんかの台数も多いからな」

 

 とのこと。

 

 まぁスーパークラスでのスタートダッシュを決めたいならセキエイ大会が良く、他の町の大会だとスポンサーが付かない場合もあるらしい。

 

 俺の場合はスーパークラスに上がれたら他の地方に旅に向かうのであまり関係ないが···。

 

「プロと言ってもスーパークラスはピンキリだ。上は数千万、下は兼業じゃないと賄えない···なーんてのもある世界だ。スポンサー選びは慎重にな」

 

「なるほど···」

 

 カントー地方だけでも数千のプロチームが活動している。

 

 そりゃ上にいかないと大金は貰えないわな。

 

「スーパークラスの昇格条件は4期のリーグ戦、スーパークラス内の大会で結果を出せばポイントが貯まっていき、ポイントが一定水準を超えればハイパークラスから落ちてくるチームとの昇格戦を挑み、勝てればハイパークラスに上がれるのがどこの地方でもそうですよね?」

 

「ああ、良く知っているじゃないか。ハイパークラス経験者はジムリーダー代行を任されたりと将来のポストは安定する! ハイパークラスのトレーナー達は各々忙しいから年に1度か2度の大規模大会にしか出場しなくなるが、それでも莫大な金が動くからな」

 

「なるほど···」

 

「まぁノーマルクラスで早々に昇格は諦めて、就職に徹するのも上手い生き方だと思うがな」

 

 ジンロの兄貴は複雑そうな顔をしながらそう言う。

 

 俺はジンロの兄貴と別れて、ミキを迎えに行くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「ミキどう? 手持ちの方は?」

 

「今だいたい80レベル位になったかな。ヒデノリ君は?」

 

「今ランドンを除けば95レベルが平均だな」

 

「わ、私よりもレベルが上がるのが早い···」

 

「まー、トレーナー戦だけじゃなくて野生のポケモンの群れを薙ぎ払ったりもしているからな。それでも経験値ガッポガッポよ」

 

「うう、私も頑張らないと···」

 

「今4月だろ? となると、もう1ヶ月頑張って俺はニビ大会に出ようと思うが、ミキはどうする?」

 

「私はヒデノリ君の次の大会に挑むことにするよ···本当はヤマブキとかの大会の開催が多くて賞金も多かったところで挑みたかったけど···」

 

「まぁ今はロケット団が暴れた復興でヤマブキとタマムシは大会運営ができるような状況じゃねーからな」

 

 カントー地方から出たい理由として、ロケット団壊滅のせいで様々な産業が大打撃を受けているカントー地方で新チームを結成するのはリスクが大きすぎると踏んだのだ。

 

 カントー地方はロケット団の根ざした影響力が大きく、あの様な暴挙に出なければ、裏社会の産業を支配できているくらい影響がデカかったので、ロケット団の関連企業も軒並み壊滅した今、カントーでは絶賛不景気の嵐が吹き荒れていた。

 

 ロケット団と取引のあった会社はイメージが下がって業績やブランド力が大きく傷つき、シルフカンパニーとかは本社ビル倒壊というおぞましい被害を受けていたり···市街地戦みたいになったことでインフラの寸断や生産ラインにもダメージが入っており、銀行も幾つか倒産する事が発生していた。

 

 本業あってのスポンサー。

 

 そんな状態で新しいチームを経営しようと思う博打打ちの企業は少なく、今の時期の新チーム立ち上げは逆風が吹き荒れているので困難であった。

 

 なので、スーパークラスに上がったらとっとと高跳びである。

 

「じゃぁ今後はミキのトレーニング中心に回るわ。ミキのレベルを上げてちゃっちゃと他の地方に乗り込むぞ」

 

「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 1ヶ月後、ニビのノーマルクラスの大会では出場者が8名と稀に見る少数大会となっていた。

 

 理由は皆不景気でアルバイトも事欠く状態の為、就職の方に力を入れてしまい、トレーナー人口が一時的に少なくなっていたのが原因である。

 

 その分質は高いメンバーが集まっていたが、高くてもレベル90の相手に、こちらは170超えのヒードランが最後に構えているため、どんなポケモンも要塞の様なヒードランを崩すことができず、俺はトントン拍子でノーマルクラスの大会の優勝を勝ち取った。

 

 圧勝したのにも関わらずスポンサーを名乗り出る企業はゼロとやはり今年は異例の年なのだと実感した。

 

 ミキの方もレベルを上げて85レベルを平均にした結果、なんとか勝ち上がり、次のニビ大会を優勝してスーパークラスに昇格することができた。

 

 共にスーパークラスに昇格した事を親に話すと2人は大喜びし、いつ凱旋するか聞かれたが、このまま世界を旅すると告げた。

 

 何時でも戻ってきて良いからねと言われたが、当分は戻る気はない。

 

 またオーキド博士に預かれるポケモンの数を増やしてほしいと交渉したが、今の不景気で、オーキド博士も懐事情が厳しく、なんなら別地方への転送費用が高いので、預けているメンバーも連れて行ってくれと言われてしまった。

 

 なので俺は9匹を連れてクチバシティに向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 ニビ大会の優勝賞金でミキの分の連絡船のチケットも購入し、マチスの兄貴に別の地方に行くことを報告すると

 

「なぁ前にお前達に紹介した店あったろ? あそこの店がロケット団関連で潰れてな、モンジャラ···今は進化してモジャンボになってるんだが、要るか?」

 

 と言われた。

 

 せっかくなので貰い、俺の晴れパが更に強化されるのだった。(レベルが低いのである程度鍛えないと戦力にはならないが···)

 

 

 

 

 

「シンオウとホウエンのどっちかに行くって言ってたけどどっちに向かうの?」

 

「ホウエン地方に向かいたいと思う。捕まえたいポケモンも居るし、近くの地方だと唯一のメガ進化の研究が進んでいる地方だからね。キレイな水ポケモンも居ると思うよ」

 

「そうなんだ! 楽しみだな!」




行き先はホウエン地方に決定!
アンケート参加ありがとうございます

どちらの地方に行くのか スーパークラス昇格まで

  • ホウエン地方
  • シンオウ地方
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