家族のような間柄であったかなちゃんとの関係は恋人同士という関係に形を変えた。
ただ、それで何もかもが変わるかといえばそうとは言えず、どちらかといえば家族であり恋人でもある。
そんな関係が足された間柄である。
もとより彼女の家にはちょいちょい送り迎えついでに招かれていたし、泊まることもあった。
恋人になって変わったのは現場が同じ日はそのままお互いの家に大体泊まるようになったということだ。
空いている部屋のうちの一部屋はかなちゃんの部屋みたいな扱いになり、彼女の数日分の着替えが収められているといえばどのくらいの感じかは伝わるだろうか。
今日は休日かつ午前中だけの現場でお互い暇であるという珍しい日だったが、特に予定も立てていなかったため、今は家でお互いに勉強をしていた。
仕事で学校を抜けることも多い身のため、授業を受けていない範囲の自習もあって結構負荷が高い。
そのへん今となっては薄い記憶であっても学んだ経験があるのは助かるところだ。
教科書を二度三度となぞり、ノートを見返してテストに出そうな箇所を自分の中で要約……しながらかなちゃんがわからないと言っているところを教える。
自分の勉強している範囲とまるきり異なるが、かなちゃんは地頭がよく要領も良いため突っかかるところは少ないし、教える労力も大したことがない。
誤解しているであろう要素を少し紐解けば説明の途中であ、わかったと自分で理解してしまうことも多いのだ。
……と、ここで問題になるのは中学生と小学生の勉強量の差異と教わってスイスイ進める側と唸る側の違いだ。
そう、こっちは時々詰まってしまうのだが、向こうは大して詰まらないのですぐ終わってしまうということだ。
リビングのテーブルで一緒に勉強していたはずなのに、かなちゃんはもう席を立ってしまって暇そうだ。
とはいえ、彼女は割と"いい彼女"といえばいいのか勉強となれば邪魔することはないのだが、難問に当たりウンウン唸っている様子を見てか"甘える"ことにしたらしい。
「ねえねえ、大くん、新しい下着買ったんだけどこれどう?」
愛する彼女の下着となればいくら勉強に集中していても視線を奪われてしまうのは仕方がないことだろう。
くッと機敏に勝手に首がかなちゃんへ吸い寄せられる。
床にぺたりと座り込みながらスカートを手でめくり上げるかなちゃんがいた。
水色の下着が眩しい。
いけない。いけない。勉強に集中しなくては。
「ど~~~お~~~~?」
パサパサとスカートを上下に動かすかなちゃん。
やるね。
闘牛を知っているだろうか。赤いマントをヒラヒラさせながら牛の突撃を交わすやつである。牛は実は色は認識できておらず、ひらひらする布の動きに興奮しているらしい。
男もまた同じだ。ヒラヒラするスカートには目を奪われるし、女の子のパンチラは絶対見る。
俺の目はすでにかなちゃんをメインに見ていて、努力でもって教科書に戻るような状態だった。
恋人関係が続いて変わってきたのは、誘うのがかなちゃん側になる比重が増えたことだ。劇か何かの現場の同じ日に誘いをかけるのは俺の率が多いが、そうでない日なんかはカナちゃんからお誘いが来ることも多い。
今日もそれで、夜に愛を確かめ合おうと思っていたが、彼女は今の気分らしい。
外はまだまだ明るい。
……夜にしっかり楽しむためにも勉強は終わらせたいのだ。
すまぬ、かなちゃん!
心を鬼にして教科書に向き直るが、彼女のターンはまだまだ終わりじゃなかった。
するする、ぱさりと衣類を脱ぐ音脱ぐ捨てる音が静かな部屋の中で響く。
「ちゃんと上下も合わせてるわよ?」
たしかに。
……違う。そうじゃない。
だが、甘く見てもらっては困るぜ、かなちゃん。
男はパンチラに目を吸い寄せられてしまうが、脱いでしまえばパンチラはできない。しっかりとその姿は脳内に収めさせてもらったが、逆に言えばチラチラは見なくてすむ──
「あんっ♡」
一人遊びを始めたっ!?
明るい日差しの中普段見ることのない彼女の姿は扇情的だ。
「んっ…………あっ……だい……くうん♡」
ゆっくりと蕩けるように名前を呼ばれればその痴態と相まって相棒はバキバキである。かなちゃん! かなちゃん! 有馬かな!!
勉強を邪魔する悪い子に"わからせてやりたい"欲が噴火するほど湧いてくる。
バンと教科書を荒々しく閉じる俺にかなちゃんは嬉しそうに笑う。
「あらあら、勉強はいいのぉ?」
「息抜きしてからにするっ!」
果たして抜くのは息だろうか?
かなちゃんへゆっくり近づく間にペイと下着とブラを脱いで待ち構えるかなちゃん。
半脱ぎとかも……好きだけど。
ちょっと口に出そうな一声はちょっと変態っぽいかなと思って抑える。
かなちゃんの前ではかっこいい大くんでいたいのだ。
覆いかぶさるようにして荒々しく唇を奪う。
内側に感じるかなちゃんの体温と柔らかな陽光が両面温かい。
唇を触れ合わせる数回のキスから、ゆっくりねっとりと唇だけではなく舌を合わせだすと、だんだん触れ合いは激しくなっていく。
じんわりと汗ばみ始めるかなちゃんの体は興奮剤を噴出しているかのように鼻に効いてくる。
ベッドではなく床に寝転んでいるため片手はかなちゃんを潰さないために支えるのに使っているが、空いた片手でかなちゃんのまだ小さい胸をゆっくり撫で回してゆく。
かなちゃん自身の興奮を教えてくれるようにプクリと固くなっていくかなちゃんの胸の先っぽがかわいらいい。
優しくつまむだけでかなちゃんはビクンと震えるのだ。
「可愛いよ、かなちゃん」
かなちゃんはシンプルな言葉で興奮するようだ。
愛している、大好き、かなちゃんのスイッチが入って受け入れる準備はすぐ整ってしまう。それでも攻め続ければ待てを捺せられた犬のようによだれを垂らして床を濡らしてしまうのだ。
そろそろ入れようかと先端をこすり合わせるとかなちゃんが体を引いた。
遠ざかる入口になんだかすごい寂しさを感じる。
「かなちゃん……?」
「今日はこっちで……したい」
後ろを向くとかなちゃんはお尻をこちらに向けるとすりすりとお尻の谷間で俺の肉棒をこすりだす。
なんて威力の高い技だろうか。
女性らしくなり始めたかなちゃんの体の中で、まだピンと張って硬さが胸に残っている今、お尻は一番やわらかい場所かもしれない。
肉で挟み込まれるような快楽は快感を一気に高める。
危ない。
油断していたら今ので吹き出てしまっていただろう。
なんて恐ろしいのだろうか。
もはや快感はとどめておけないほどに高まっている。
上半身を起こし、お尻の谷間からこすりながら自分で穴に誘うように腰を下ろしていくかなちゃん。
もう我慢ならない。
自分でモノを掴み、かなちゃんの膣穴にあわせて準備も待たずにぐっと勢いよく押し込む。
「ふわぁぁあああぁっ!」
根元まで入ったところでかなちゃんは大きく仰け反って絶叫を上げた。
初めての頃にあった拒絶するような押し出す狭さはなく、俺のものを頑張って丁度ぴったり受け入れるような力いっぱい抱きしめている状態の中にそれだけで膣奥に達してしまう。
「んぐっ!」
これだけでも大変な満足感だったが、もっともっとかなちゃんを味わっていたい。相棒と俺の気持ちはいつも一緒だ。
全く萎えることなくむしろ今からが本番だとより膨れ上がるのを感じる。
床とこすれる膝がちょっと痛いが正常位とことなり、かなちゃんのまだ小さいお尻が出し入れする度に俺のお腹にあたり、パンパンと音を立てるのがなんだかAVのようで興奮する。
気持ちいい。それはかなちゃんも同じようで突き入れるとき、引き抜くときにそれぞれ別の快感を感じているようだ。
「はっ、んん、はぁはぁ」
俺の腰の動きに合わせ、かなちゃんは吐息を漏らす。それがとても愛おしく感じる。たまらなくなって背中に唇を当てるようにキスをするとそもそももう寸前だったのか、今までにないくらい中が締め付けられる。
「あっ、あ♡、い、イクッ!!」
くたりと倒れ落ちそうになるかなちゃんの両手を掴む。
そのまま遠慮なく腰を動かし始める。角度もあり、先程より強く尻たぶが腹に密着し、挿入もより深く突き刺さって抜き差しされるようになる。
最初はゆっくりだった動きも徐々に早くなっていく。
パンパンと肌同士がぶつかる音が部屋に響く。それがより強く興奮を高める。
もう限界が近い。多分かなちゃんも。腰の動きを速める。
「あっ、ああん♡ あっ、もう、も……う♡」
もう言葉にならないのか意味のない声を上げながら、かなちゃんもまたタイミングを合わせて体を動かすものだから、お互い一心不乱に腰を動かすことになる。
興奮と陽光にあぶられ背中に汗を浮かべるその姿はとても淫靡で美しかった。
いつまでもそうしていたかったが、興奮が止まることを許さない。
より強く打ち付けると同時にお互いに快感が天井を越えた。
「イクッ、いくっ♡ まだ、いくのっ!」
快感を溜め込んだ分勢いよく膣内に吐き出される白い水鉄砲はかなちゃんの中を強く叩きそれで再び達してしまったようだ。
「はぁはぁ」
お互いに肩で息をしながらゆっくりと離れると、どちらからともなくキスをした。
それはまるでお互いを確かめ合うかのような優しいものだった。
「大くん、好きよ」
気持ちを伝えるように再び唇を合わせた。
その日は勉強は進まなかった。
勉強をする時はね、誰にも邪魔されず、自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ。
カナちゃんと一緒にいて進むはずがないよね。
カナちゃんになら邪魔されたいけども!!
今回は話に合わせて画像を作るのではなく画像に合わせて話を作ってみました。
大枠だけ決めて画像作って繋いで話作るのは結構いいかも?
挿絵の枚数は?
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印象的な少数で話にあったものを
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多少ズレてもいいのでいっぱいあると嬉しい
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どっちでもいい