あかねは勉強熱心である。
舞台の練習でも自分の中で合格を出せない部分は永遠と練習続ける潔癖な努力家の面が出てくる。
そんな彼女に『アナルセックスのために物が入るようにしなきゃいけない』という課題が与えられた状態になってしまった。
するとどうなるだろうか。
そう、練習である。
それから空いている時間で毎日のようにあかねのおしりの穴にローションまみれになった指を差し込んではぬちぬち♡と穴を広げる訓練をしていた。
お互い忙しい身でもあるし、恋人の多い身でもある。
直接会えない日は自習しているらしく、今日はこの大きさのが入れられるようになりましたとバイブの写真が送られてくるので心臓に悪い。
ツヤツヤになったバイブやディルドの写真とか誰かに見られたら俺が愛用しているように見える。最悪である。
アナルの写真なら……いやどうだろう。
その気になっているときはともかく平時から見て喜べる部位じゃないな……。
いやでも、お昼を食べながら通知に気づいて開いたらアナルバイブだったときの俺の気持ちは考えてほしい。
その日からあかねの通知は爆弾を解体するように慎重に開くことになった。
そんな日々を送り続けるうちに少しずつバイブの直径は広がっていき、……ついにこの日が来たのである。
「さて、そろそろかな」
あかねとの練習の成果を見せる日が来た。来てしまった。
最後のテストとばかりに俺のものに近い太さのアナル用のディルドをたっぷり濡らして試してみた。
最初は指一本ですらきゅうきゅうに押し返してきたのに、妙に肉感の感じるシリコン製のディルドがなんとか入るようになっていた。
アナルってすごい。いや、あかねがすごいのだろうか。
最初は震えるように拒否していた括約筋も、今では柔らかく受け入れ、引き抜こうとすると名残惜しそうにしっかりと締め付けてくる。
あかね本人も「これなら……いける気がします……」と自信ありげに頷いている。
「じゃあ……本番、やるか」
「はい! ……お願いします」
あかねの態度のせいかなんだかコーチにでもなった気分だが、そうすると生徒に手を出すカスコーチである。
いや、はたから見るとそれ以上かもしれないが、さておこう。
あかねの声には緊張と期待が入り混じっている。
ベッドに四つん這いになった彼女は、自らの手で白い臀部を割り広げ、先程までディルドが収まっていた肛門を見せつけてきた。
ヒクヒクと物欲しそうに蠢いているそこは、熟れた果実のようにほのかな色香を放っている。
ただの排泄のための穴は立派な性器に育ちつつ合った。
ディルドではあったが、あれだけ準備でしっかり濡らして広げたんだ。もう問題ないだろう。
コンドームをつけたチンコにローションを多めに塗り込み、亀頭を押し当てる。
「ゆっくり入れるから」
膝立ちになったあかねの後ろからのしかかるようにして挿入する。
お互いリズムは掴みつつある。
深呼吸をするあかね。彼女の息が整い、アナルが緩むそのタイミングに合わせて、ぐっと腰を押し進めた。
「ん……っ! はあっ……!」
ディルドとは比べ物にならない質量に、あかねの背中が弓なりに反る。
一番太いカリ首が括約筋を通過する瞬間は苦悶の表情だったが、そこを過ぎると比較的スムーズに進んでいった。
……きつい。
人生で一番きつい。
入口というか根本だけがガッチリ締め付けてくる不思議な中の感触だ。
たっぷり濡れていてもそれでもきゅうきゅうに締め付けられる。
「すご……本当に……入って……ます……♡」
「痛くないか?」
「大丈夫です……っ! むしろ……気持ちいい……かも……?」
嘘じゃないらしい。
繋がった箇所から聞こえるグチュグチュという卑猥な音と、あかねの甘い吐息がそれを証明していた。
努力家は努力する楽しさを見つける才能があると思っているが、あかねはもうアナルを楽しめる様になっているようだった。
ふうふうと荒く呼吸をしていたがつながったままにしていると段々と呼吸も整ってきた。
「あの……最初は……いっぱい出して……いっぱい抜いて欲しいんです……」
「了解。深く行くぞ」
抜くときがきもちいいというのは何度か言っていた。
女性共通化はわからないが、あかねにとってはそうらしい。
あかねの要求に応え、一旦根元近くまで深々と埋め込む。
そして、ゆっくりと腰を引き、ギリギリまで引き抜く。
「あ゛っ……! んんーっ♡♡♡」
ゾクゾクッとあかねの背筋が粟立ち、甲高い嬌声が漏れた。
抜く瞬間の、内臓を直接引っ張られるような未知の快感に酔っているのがわかる。
あかねはアナルを犯される快感を覚えていた。
「どうだ?」
「すごい……! これ……ヤバい……です……! もっと……ください……っ♡」
貪欲な懇願に応え、何度も何度も深く突き刺し、そしてゆっくりと引き抜く。
パンッ! グチュー……
パンッ! ズロロロ……ッ
「んお゛……ん♡」
その度にあかねの口から意味を成さない濁った悲鳴があがり、結合部からはローションと腸液と愛液が混ざりながら泡立って滴り落ちた。
「ふあ……っ! ん゛ん゛……! 大輝さぁん……♡ もっと深く……♡」
「……くそっ……」
甘く名前を呼ばれると一気にくるのがわかる。
アナル独特の強い締め付けと温かい襞壁の感触に、こちらも理性が焼き切れそうだ。
要望とおり、深く、深く突き刺してやる!
あかねの両方の太ももを抱えて身体自体を持ち上げる。
重力に従い、より深くまで突き刺さる。
「ああっ♡ 深すぎますっ!!」
体を持ち上げ、下ろす。
あかねの体で肉棒をしごくように上下させる。
コツを掴んできた。
あかねのアナルも応えてくれる。
お互い一つの道具になってしまったように無心で上下すると限界はあっという間だった。
「そろそろ……っ……!」
「きてぇ……! 奥……おしりの奥に……出してぇ……♡」
あかねの体をがっしりと掴んで逃げられないように固定して最奥めがけて強く突き入れる。
ビュルルルルッ!
溜め込んだ精液がゴム越しに勢いよく放出され、あかねの内壁に叩きつける。
ああ、めっちゃでる。
「~~~~っっっ♡♡♡」
あかねは声にならない絶叫をあげ、全身を痙攣させた。
彼女もまたアナルで絶頂を迎えた。
長い射精が終わり、ずるりと萎えたものを引き抜く。
あかねはそのままソファーに崩れ落ち、荒い息を吐きながら四肢を投げ出している。
その白い尻の中心で、ぽっかりと小さなアナルが穴を開きながら艷やかに濡れた肉色をのぞかせている。
臓器、という感じで生々しい輝きだった。
じっと見ていると恥ずかしそうに顔を隠された。
「あんまり、見ないでください……」
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今日は終わりだなという空気に情事の後始末をしているとぽーっと放心したままのあかねがソファーに体を下ろすと小さく口を開く。
「あの、思ったんですけど、かなちゃんにおしりエッチはあんまり似合わない気がしてきたんです。練習いっぱいしないといけないし、アナルの練習してるかなちゃんは見たくないし、きれいでいてほしいというか、だから、その……」
お、おう。
あかねを抱きしめアナルをほじるこのセックスも結構面白いと思ってきたところだったが、本人が嫌がるならしょうがない。
ちょっとしょんぼりしながら聞いているとそうではないようだった。
「だからその、おしりエッチは……私とだけしましょうね……♡」
にこりと微笑むあかねはどこか小悪魔のようで。
どうやら新しい魅力を開発してしまったらしかった。
(コンドームしてるなら精液でないだろって? ……い、いいじゃないか! 精液の垂れる穴ってエッチじゃないか! イラストが状況と違うけど許してください)