妊娠させておいてあれだが、星野アイとの関わり方は割とプラトニックなデートが多かった。
姫川大輝とのセックスにハマってしまう女性は多かったが、彼女は姫川大輝と遊ぶことが楽しかった関係だった。
アイ自身、アイドルとその裏での育児に全力だったせいもあるが、普通の学生、普通の遊びをしてこなかった。
スポーツして笑い合ったり、ゲームしたり、二人で何処かに出かけたり。
そんなありきたりなことを二人でする、ということに楽しみを覚えていたのである。
その背景に愛の確信を得られていなかったから、そういうことを求めることに消極的であることもあった。
愛がわからないのにそういうことを求めることに悪い気持ちがあったようだし、子どもの存在を向いており完全に外に向ける気持ちがなかった。
しかし、アイには”愛している”に実感を持ち、妊娠してそれを認めてくれた相手にずんと積もる思いがあった。
さらに言えば年齢を重ね、アイは30歳になった。
その影響で何が起こったか。
愛欲からの性欲が増したのである。
仕方がないといえば仕方がない。
アイドルと子育てに、いうなればアイは"男と関わりなく"きれいに生きてきてしまったのだ。
そんな中、体が30代になり、ムラっとすることが増えたこととあわさり、いうなれば発情期になってしまったのである。
だから、妊娠してお腹が大きくなったからとマッサージをしてくれた愛する相手にムラついたのは、非常にしょうがないことなのである。
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「うっわ、えっろいフェラするようになったなあ……」
態度を装わなくなったアイはわかりやすくなったりする。
お家デートの約束でアイに会ったときには、もうそういう気持ちのモードに入っていた。
強く立ち上がったチンコをアイに向けると、飢えた魚のように近づいてくる。
入れ食い間違いなしだが、手で掴んで口に運ぶのではなく、顔を股間に近づけてくる。
精液の匂いがする前の一番濃い匂いが最近好きだと言われたのを思い出した。
顔にぶつかるくらいの位置でじっくりと匂いをかぎ、見つめるアイはテイスティングをしているようだ。
だがそれもすぐに我慢ができなくなってかぶりつくように口にする。
食われたようで少しこの瞬間は怖いところがあるが、それ以上にアイの口内はチンコを熱く柔らかく刺激的に迎えてくれるのだ。
最初こそ本当に口に入れただけのフェラだったが、コツさえ伝えてしまえばお手の物と言わんばかりにコツを覚えてしまった。
上手にできるようになると、最近は自分なりの味わい方をするようになった。
それが自分から強く求めていることを感じさせて、より強く興奮する。
特にその日、最初に口にしたときが一番ねっとりと舐めあげてくる。
トロンとした表情は舐めるという行為以上に味に集中している。
そう、匂いと同じく、最初が一番いい味しているらしい。
体はきれいにしているので味も何もないはずなのだが、舐めたことのない俺としては否定はできない。
加えた口内で舌がヌルヌルと先っぽから奥へとじっとりと舐め上げられていく。
動き一つ一つが激しくもないはずなのにじっくり快感の火を焼き上げていく。
あっという間にバキバキになってしまい、チンコから口を離したアイはそれを見てレロンと自分の唇を舐める。
「ベッド行こ?」
しゃがんだまま両手をこちらに広げるアイは、お腹を膨らませていても母親というより女に見える。
今更になってアイドル……元ではあるがアイドルとしているのだな、と思い出した。
そっと抱き上げると首に手を回され、ぎゅっと抱きしめられる。
最近はこういう密着するスキンシップも増えてきた気がする。
甘えられることが増えて気がするが、妊婦ということもあって、ことさら甘やかしているからかもしれない。
そっとベッドに下ろす。
はやく♡ と甘い声で急かされる。
アイの秘所は直接触れていないのにもう濡れており、愛液が滴るほどである。
アイの腰のあたりに枕を敷き、骨盤の高さを調整する。
お腹の張り具合を確認しながら慎重に自分の膝を差し込み、彼女の内腿の間に自分の体を滑り込ませた。
体勢を整えるとアイの耳元で囁く。
「じゃあ、ゆっくり行くよ」
これなら十分だと位置を合わせてグッとゆっくり入れていく。
妊娠してからしなくなったコンドーム。
すっかりアイは生が好きになってしまっていた。
ヌププと肉の間をかき分けて奥へとゆっくり入り込んでいった。
大きくなったお腹を圧迫しないよう角度に注意しながら、片足だけを軽く持ち上げてゆっくりと出し入れし始める。
「んっ♡ あっ♡ あっ♡」
掻き出される愛液が出し入れの大きさの割には大きく響いた。
お互いにいいところを知っている二人の快感を与え合うセックスは、動作の割には大きく快楽を与え合っていた。
ゆっくりであっても腰を動かすたびに、以前より大きくなっている胸とお腹。
自分の子供がここにいるのだと思うと愛らしく感じてくる。
そのままゆっくりと引き抜きかけては浅く押し込む。
波打ち際をなぞるような抽送が始まる。ピストンというよりも、密着した肌の体温を確かめるような静かな動作となる。
それでもアイの内側はじわじわと締め付け始め、結合部からは粘度の高い水音が漏れ出す。
時折彼女が喘ぎ声を飲み込む様子が新鮮で愛おしい。
「気持ちいい♡……けど」
突然アイが腰をねじるように動かし始めた。
慌てて制する。
「最後だけ、ほんの少しでもいいから……激しくしてほしいな♡」
お腹に気を使ったゆっくりとした動きのせいでもどかしさがあるのかもしれない。
妊娠する前のセックスと比べるといまのは確かにだいぶおとなしい。
でもなあ……悩んでいると彼女の手が伸びてきて太腿を強く掴まれた。
「お腹には注意するからさ……ね♡」
「分かった」
頷いた瞬間から急にテンポが変わる。
お腹の奥をついてしまわないように浅く……だが、速く打ちつける。
パンパンとはならず、パチュッパチュッと鈍い音が寝室に響き渡り、アイの喉から大きな嬌声が上がる。
「ああっ♡ そうっ……これ! ……んんん♡」
何度も突き入れる。
アイの手が背中に回される。しっかりと言うにはお腹が俺の腹に触れ合うような包容。
ぐっと力が入り、爪が皮膚に食い込んだ。
次の瞬間、アイの背中が弓なりに反り返り、内部が絞り上げるように収縮する。
俺の我慢も限界になり、ぐっと引きとめていた我慢を辞めると激しく射精する。
すでに子どもができている体への射精は無駄打ちなのに、より強く吹き出していた。
妊娠していなければ確実に子どもができたような濃さと量が、アイの中に吐き出された。
脈打つ射精の最中、彼女の首筋に口づけを落としながら囁く。
「気持ちよかったよ……お腹は? 大丈夫?」
アイは肩で息をしながら微笑み、「ちょっと張ってる感じするけど平気」と答える。
そのまま優しく抱き寄せる。
アイの豊かな胸が胸板で潰れ、乳首の尖りが布越しに伝わってくる。
抱き寄せたときの体に触れる箇所の変化がなんだか妙な感じで新鮮でもある。
もうすぐ会えるな。
ぼんやりとしたまま大きくなったお腹を撫でるとアイはくすぐったそうに体をねじった。
二人の吐息が絡み合うベッドの上で、新しい命を宿す奇跡を改めて実感する日だった。
後で挿絵入れるつもりで抜けてました……。