「ほいほいほーいっと。あー、今日もつかれたなー」
うーんと背を伸ばすがバキバキと音がなる。
ここのところ編集作業ばっかりだからな~。
MEMちょはため息をついた。
生配信は別だが、撮りためて作る動画はしっかり作ろうとすればするほど時間がかかる。
大輝が用意してくれた機材もいくつかは最新のものに差し替えているが、それでも時間はかかる。
とはいえ普段はスケジュールのうちだが、配信者の頼れる収入源の1つに案件と呼ばれる企業からの製品やサービスの紹介依頼が入っており、コレはある程度期日が決まっているし、他にもゲームの配信をしようとしたときに配信の許可を貰う必要があるものがあったりするが、今回はその許可が出るまでに時間がかかってしまい、予定が前後。
おかげさまで取り終えた今、編集地獄に陥っているのだ。
「大輝くーん……寝てるねー」
ここはMEMちょの家でそこはMEMちょのベッドなのだが全く気にせずにスウスウ眠りについている。
自宅のように信頼して気を緩めてくれていることに嬉しさを感じつつも、年頃の女としては乙女のベッドに何も思わんのかいと複雑である。
MEMの配信がある程度軌道に乗るまで大体の配信に関与してきた歴戦の友でもあるのだが。
そんな彼も収益化や稼ぎが通常のサラリーマンを超えたあたりで段々と大きな企画以外はMEMちょに任せるようになってきた。
それはもちろん当たり前のことだ。
なにせ相手は姫川大輝である。
子役としても知らない人はいないだろうし、中学になってからは子供ではなく男になりだしている少年としての魅力を押し出して多くの女性ファンを生んでいた。
元々ファミリー層からの支持が大きかったが新しい層を獲得しており、子役のとき以上に様々な媒体で顔を見るようになっている。
その大物俳優を今までただで働かせてきたというか、道具やツテやあれこれ手配してもらっていて完全におんぶ状態だったのだ。
独り立ちできて負担をかけずにいられるようになったことは嬉しいが、それでも画面に殆ど出ていないとはいえ、やはり一緒に配信する機会が減ったのはさみしいことだ。
今でもファンにはちょいちょい大輝を求める声があがることだし……。
とはいえ、今回のように作業が詰まってしまうようなときはどこで知ったのはわからないが家に手伝いに来てくれるのだ。
「大輝くんだいぶかっこよくなってきたね」
ぐっすり眠っている彼に声を掛ける。
MEMの部屋が配信でうるさいことが多いせいなのか一度眠ると彼はそうそう起きることがなかった。
作業デスクからじっと彼の寝顔を眺めていたはずなのに、いつの間にか近くで見ていたくなって彼の眠るベッドに腰を下ろして眺めていた。
それだけではたまらなくなって、横に添い寝をしながら見つめ続ける。
ああ、好きだなあ……。
気持ちが漏れ出してしまう。
なにせ相手はそれこそ幼少の頃に惚れてからずっと好きでい続けた相手なのだ。
ただ……、MEMは母親が倒れて家が経済的に危うくなったとき、夜の世界で働くことを決意した。
直接体は売らないキャバで働くつもりだったが、そういう誘いや強要がないなんて思えなかった。
だから最後の思い出にとファーストキスを彼にあげたのだ。
相手が姫川大輝でなければそのまま二人の距離は開いたかもしれないが、まさかの配信者になろう!ルートの開放である。
無事軌道には乗ったが、MEMの気持ちはちゅうぶらりんになってしまった。
MEMからすると答えてもらう気のないとはいえ告白をした側の意識と、おそらく大輝としては問題を解決したことで一旦取り下げになった決意。
おかげさまで関係は全く変わらないまま今も仲良くしている状態だ。
「いつ彼女ができてもおかしくないもんなあ……でもなー。はあ。考えてもしょうがないか……今日も……ごめんね大輝くん」
返事がもらえない、進めない状況のまま生殺しにされたMEMはだんだん性癖がねじ曲がり始めていた。
部屋には何があっても起きない好きな人が寝ている。
顔を眺めて満足していたのは今や昔。
頬をつついたりして遊んでいたのも今や昔。
最初は頬、次は口に軽くキスをするようになったのも今や昔だ。
MEMはいつの間にか寝ている好きな相手にいたずらをすることに性欲を覚えるようになっていた。
そして行為はエスカレートしていて、触れ合うだけのキスでは我慢できなくなっていた。
MEMは唇を押し付ける。チュッチュと強く唇を触れ合わせると、不思議と次がほしいと求めるように大輝は口をそっと開くのだ。
恐る恐る舌を大輝の口内に入れ込むと歓迎しますと言わんばかりに舌での愛撫を受けることになる。
コレがとんでもなく心地が良いのだ。
偶然知ってしまったこの行為にMEMは虜になってしまった。
なに、どうせ大輝は何をやっても起きないのだから、少しくらいいいじゃないか。
パサリと上着を床に脱ぎ捨てる。
すると単に下着姿になるより情欲を煽るセクシーランジェリーがあらわになる。
相手は寝ていてこの姿を見ることなんてない。
けど、興奮する。
だんだん眠り続ける大輝の前で大胆になるようになっていたのだ。
はだかは抵抗がある。でもなるべくふれあいたい。
そのせめぎあいがコレだった。
薄い生地はほとんど直接触れるような、いやむしろ一枚生地を挟むことでより強く彼の存在を意識するようになった。
アイドル時代からどんどん膨らんでいった大きな胸を押し付けながらハムハムと唇を唇でつまんでその柔らかさを感じ取ったり、舌で口内を弄ったりとしていると夢の中でもMEMに抱かれでもしているのか、大輝のおちんちんが大きく膨らんでいくのがわかる。
「ふ、ふへへ……。大輝くん私の体で興奮しちゃったの~?」
意識のある相手にはキスしかしたことがないくせにMEMはすでに経験豊富なお姉さんになったつもりでいた。
年下の、まだ中学生の男の子を煽って立たせてしまった。
全く悪いと思っていないどころかドキドキし出している。
前回は……実は前回も同じような状況になっており、そのときは大きく育った彼のあそこに驚きながらも下着を剥いて生でその存在をしっかり確認して漫画の知識を元にシコシコ上下に揺さぶり続け、最後に爆発を起こしたように弾けた精液に慌てふためきながら必死に急いできれいにしたり処理に駆け回ったのだ。
しかし今のMEMはもはや新バージョンである。
MEMの部屋にはウェットティッシュも、消臭剤スプレーも、それどころかよくわからなかったので複数のサイズを取り寄せたコンドームが箱で届いている。
「まずは長さを調べないとね!」
デスクのえんぴつ立てに一緒に立っていた定規をとると彼のあれに合わせる。
「ありゃ、長さがちょっと足りない。まあ、長さは大体でいいのかな?」
よくある15cm定規では足りなかった。迂闊だった。
太さは円周を図らないといけないらしいのでメジャーに変えてチェック。
「たぶん……M?」
中学生的にどうなのかはちょっとわからないが、眼の前のそれを見るともうちょっと細くていいんじゃないかなと思う。
無駄があるように思うのだ。
MEMの貞操観念すでにちょっと狂っていた。
MEM的にはすでに唇を大輝に捧げているのだ。
アイドルを目指していた彼女としてはキスは恋愛行為である。
膜の有無なんて数に入らないし、ダンス色の強いアイドルをやっていたこともあり、もしかしたらすでに破けているかもという気持ちもあった。
浮気の定義が人それぞれ異なるのと同じで、彼女にとっての純潔はキスの瞬間に捧げられていたのだ。
ビンとたったそれに苦労しながらコンドームをかぶせ、多分いいだろうと判断。
またがり、腰を下ろしていくが……うまく入らない。
MEM側は雫が垂れ落ちる程度には濡れそぼっていたが、棒側が濡れていないのだ。
潤滑ゼリー付きのものもあるが、良し悪しのわからなかったMEMはデザインで選んだ。失敗だった。
だが、MEMはすでに興奮に頭がゆだっていた。
痛みなんて知るかと体重をかけて無理やり押し通した。
「イッ~~たぁーー。これがそうかー」
釘を打ち付けるような行為だったがMEMの気合には勝てなかった。
MEMの中に大体が入り込んだのだ。
「大輝くんの童貞うばっちゃった……」
童貞かどうかは定かではないどころか初めてではなかったが、男の初めてはMEMに判断できるものではなかった。
胸の奥が、というか膣の中が燃えるように熱く、痛く、それ以上に胸の内を大きく膨らんでいく満足感があった。
(人は男と女で完全になるんだ)
みたいな哲学が浮かんでは消えた。
興奮が振り切れ始めMEMは変になっていた。
はあはあと粗く息をつきながら痛みと心地よさに感じ入っていると自分が下に敷いている彼の表情が見えた。
彼の寝顔は心地よさとどこかもどかしさがあった。
なるほど。
動かなきゃだよね。
騎乗位の状態になったまま、腰を上げては下ろす。
動きは最初ノロノロとしたものであったが、なにせ元アイドル。
ある程度はダンサブルな動きもできるMEMにとっては慣れたものだ。
すぐにどう動けば自分の中の気持ちいい部分を刺激できるかを覚えて動き出す。
眠る大輝を使ったオナニーに近いセックス。
段々とMEMの動きが激しくなっていく。
「ん、あ、あ、あ、ああん♡」
「う……うう……めむ……」
夢見が良くなったのか悪くなったのか。
大輝のうめき声が聞こえてくるがMEMは構わずに動き続ける。
「……大輝くん、大輝くん、大輝くんっ!」
次第に上り詰めていく快感。
溢れて垂れ落ち続ける愛液が滑りを良くするに連れてその動きは激しさを増してゆく。
体同士が触れ合う音が部屋に強く響き続け、そのままMEMは絶頂に達した。
体を痙攣させるがそれでもMEMは体を止めずにゆすり続ける。
何度もイキ続けたがそれが数回続いた後、コンドーム越しではあるが、大輝のおちんちんが震え、ビュ、ビュクと鈍く何かが発射される音とおちんちんの先っぽが膨れるのを感じる。
ああ、出してくれたんだ。私の中に♡
その事実を感じた瞬間に今までを遥かに超えて絶頂したのを感じた。
「はぁはぁ……気持ちよかった」
ズルリと腰をあげ、おちんちんを引き抜くとコンドームの先っぽはどろりと白い液体でいっぱいになっていた。
毛に絡んで痛みを与えないようにそっと引き抜く。
抜いた瞬間にまたドポリと残っていた精液がどろりとたれだしたが、しっかりと拭き取る。
「うわっ、すごい匂いだなーくんっ、でも、嫌いじゃないかも?」
近づけては匂いをかぎ、遠ざけては近づける。
癖になる臭いだった。
MEMは使用済みのコンドームをこぼれないように気をつけながら袋に詰めると部屋の後始末を始めた。
処理は完璧で起きた大輝は全くこの行為に気づかなかった。
「MEMの家ってなんか泊まるとスッキリする気がする」
「そう~? ふしぎだねえ」
行為自体を悪く感じていないということにMEMはにこやかに大輝を送り出した。
こうして関係自体は変わらないまま、ひっそりと行為の内容はより深みへと走り始めていた。
これまでのアンケート結果を参考に、1シーン1~2枚に絞って矛盾を少なめにして、手とかの部位はしっかり確認するようにするって感じで頑張りたい。