あん❤あん❤
夜中の寝室。使い始めて3年が経とうとしているベッドの上で、私は盛っていた。
旦那とのセックスは最高の一言。正直ここまで相性がいいと感じたのは片手で数える程度しか経験していない。
本日からは子作りも解禁で結婚から初めての生エッチ。0.01の壁がないだけでこれ程までに変わるとは……。この結城美緒の目を持ってしても見抜けなかったぞ!
なんて思う余裕もない程旦那に喘がされている私は今年26歳になったばかりのピチピチ新妻結城美緒である。
結婚してはや3年。そろそろ子どもが欲しいと言ってくれた旦那に感動して今日は仕事どころじゃなかったかな。私はこの人と子作りするんだって考えてたら一日中ビシャビシャで子宮が恋する乙女みたいな反応してた。
好き。私はこの人のことが好き。遺伝子を残したい。孕んであげたい産んであげたい育ててあげたい。ヒトとして、社会人として、そして女としての私全てが全会一致でそう思っている。
そうこうしている内に私は意識が飛びそうになる。旦那とのセックスは毎回失神するほどに攻められその微かな記憶の中に射精する直前の旦那のちんぽの膨らみを感じる。
イク❤️イクイグ❤️いぐぅううう❤❤❤
私が意識を手放すのと同時にお腹の中に熱い塊が放り込まれた感触がした。
意識を取り戻すと流石に旦那はもう寝ていた。精液と愛液に塗れたままの柔らかくカピカピになったちんぽをそのままに。
私は感謝の意を最大限に込めてしゃぶる。
ありがとう。ありがとう。今夜も最高のえっちだったよと。綺麗になり、少しだけ硬度を戻し始めたちんぽを愛しく思いながら私は再び眠りについた。幸せな気持ちを胸に抱き、旦那の匂いを嗅ぎながらすぅすぅと深い夢の世界へ旅立った。
夢の世界。なぜかこの日見たものは私の記憶たちだった。初体験の日、初妊娠の日、初中絶の日、初出産の日……色んな記憶を追体験したような。私にとっては正直そこまで強い記憶でもなく日常のことだったけど、それが強くフラッシュバックした。
朝。旦那より先に目が覚めたのは私が起きる直前に身体が勝手に絶頂を迎えたからだった。
青ざめた顔で昨夜見た夢を回想する。
私にそんな願望はあるはずない。否定する。
しちゃいけない。否定する。
そんな事したくならないように沢山遊んだ。否定する。
学生時代に遊んでおかないと大人になってから過ちを起こすって誰も彼もが言ってた。否定する。
流石の私でもあれは遊びすぎたなと思うほど遊んだのに。否定する。
まだ遊び足りないの……?
お腹の疼きは肯定するように強く胎動した。
夜中に感じていたお腹の中の熱はすでに無くなっていた。
日が昇り始めた時間。私は旦那を起こさないよう静かにベットから抜け出すと自分の秘部を指でなぞり確認した。
濡れてる。それは私が愛されている証であり、この先にあるのは地獄だとも表していた。
考えろ結城美緒。お前はどうしたい?どうなりたいんだ? 自問自答する。答えはもう出ているだろう?と私の中の誰かが囁くように脳が揺れる。
「ん……みお……?どこいくの……?」
寝ぼけた旦那の声が聞こえる。
「おはよ。喉乾いちゃって」
嘘は言ってない。だって下半身はびしゃびしゃ。水分は下から出ていったのだから。
未だに寝ぼけ気味の旦那に軽くキスして頭を撫でると、私はキッチンへと足を運んだのだった。
自問自答は続く。コップの水はすでに3杯目だ。旦那のことを考える。子宮が疼く。それも初心な学生の初恋のように。
旦那以外の男を考える。旦那よりももっと粗暴で雑に、私の事など一切考慮せずただ己の性欲を満たすために腰を振る。
違う。違う。そんなのじゃダメなんだ。もうそれは経験した。確かにあれは気持ちよかった。組み敷かれて一切の抵抗ができない中次々に精液を注がれるあの感覚。最高だったな……って違う違う。
そうだ。これでいいんだ。今さっき感じたド級の子宮の疼きは違うんだ。自分の答えを半ば強引に見つけた私は残ったコップの水を飲み干して寝室の旦那のところへ小走りで向かった。
廊下には多量の愛液を零しながら。
ベッドの中では旦那がまだ寝ぼけている最中だった。うん❤️今日もやっぱり素敵だね旦那様❤️と心の声がそう叫ぶ。
「どうしたの美緒……?」
まだ寝ぼけたままの旦那が聞いてくる。
「ごめんね……。ちょっとだけえっちな夢見ちゃってね❤️」
と素直に答える。流石にこんな状態ではどんなごまかしも聞かない程私の身体は発情していた。
「そっかぁ……じゃあ……」
そう言いながら旦那が私の腕を引いた。私は呆気なくベッドに転び覆いかぶさられる。
「夢の中よりも気持ちよくしてあげるね」
そう言うと旦那は私の服の中に手を入れて胸を揉み始めた。
今日は土曜日。昨日から子作りを解禁したはがりだから旦那もまだ興奮しているようだった。朝勃ちはそのまま戦闘準備体制に入り、私への侵入の機会を伺っている。
濃厚なキス。繊細な愛撫。朝特有のスローペースのセックスが始まる。
幸せなホルモンが多量に分泌されるのがわかる。私は愛されている。この感情と疼きは脳から身体全てがやはり妊娠することを望んでいる。
旦那の上に跨り、既に破裂しそうなちんぽを、既に洪水状態の私へ誘導する。
コツンと旦那は私に朝の挨拶。瞬間、私は達した。
入れただけ。まるで生娘のような反応を見せると旦那はにやにやしながら私の顔を引き寄せてキスを始めた。
「喉が渇いたな」
欲しいものは分かってるよね?と言わんばかりの要求。
目一杯口の中に唾液を溜め込みそのままキスをする。少しずつ私の唾液を彼に絡め取らせる。旦那の朝イチの口臭だって私にとっては幸せホルモン分泌の為のものでしかない。
「美緒の唾液は美味しいね。じゃあお礼に僕もここに沢山注いであげるね」
私の子宮辺りに手を添えて蕩ける声で囁く。私は達する。まだ入れただけで一擦りもしていないのに。
満たされる。満たされる。満たされる。私が達して旦那が達して、また私が達する。
音が聞こえてくるほどの精液を私の身体に放出して1回戦を終えた。
旦那の胸板に身体を預けるように倒れこもうとすると、反対に私を押し倒す形で体勢が変わる。未だ硬度を保ったままそのまま腰を振り始め絶え間ない快楽を与え始めた。
「まって❤だめっ❤イグッ❤」
子宮に入ったであろう精液が揺れて卵管を犯す。膣に入ってるちんぽが抽挿されて性器を犯す。
「可愛いね。好きだよ。孕んで。」
私好みのイケボが耳を脳を犯す。
旦那の全てで私を犯す。有無を言わせない力強いセックス。脳が焼き切れそうになるほどの濃厚な愛のあるセックス。全身が震え、奥歯もガタガタと震えてくる。
「もうだめっ❤️またイっちゃう❤️」
旦那の腰に脚を絡ませる。本能的に、絶対に、確実に妊娠するために逃がさないとホールドする。そして私は再び達した。しかし、それでもまだ終わらないピストン運動に私は白目を剥きそうになりながら快楽を貪り続けた……
結局2回では終わらなかったセックスは日が昇ってから3時間ほど続いた。私のお腹は精液でタプタプになり、子宮はパンパンに膨れ上がり、卵管の奥深くまで精液漬けにされた感覚に陥った。
遅めの朝食を旦那が作りに行ってる間朦朧とする頭で今朝のことと夢のことをまた考えていた。
これ程までに満足のいくセックス、他の誰ができるだろうか。腹部を襲う強烈な幸福感と長時間責められ続けた疲労感と倦怠感がこれ以外いらないと主張する。
頭と身体と心がやはりそう言っている。
そう言ってくれないのは私の女としての核である部分だけだったと気付いたのは次の生理が来た時だった。