それでいて世話焼きで優しくて清楚な彼女。そんな彼女に一番近い存在は隣に住んでいる自分だと思っていた。
そんな彼女を一途に思い続けたのは俺の気持ちは...誰にも負けないと思っていた。
清純な彼女の最初の恋人になるのは...俺だと思っていた。
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『優柔不断は切り捨てろ:周りの美少女は全員他人のモノ(https://syosetu.org/novel/294060/)』と世界線を共有しています。
――――――――――――――黒沢視点
助手席のドアノブを握ると、アンサーバックと共にロックが解除された。
そのままドアを開き、半歩後ろに立っている彼女に声をかけた。
「さあどうぞ」
「ありがとうございます♪」
ふわりと微笑みながら助手席に乗り込む沙織。
ラージサイズのミニバンなので乗降は楽な方だ。
「よっ、と」
助手席のドアを閉めた後、俺も運転席に乗り込んだ。そして、ブレーキペダルを踏みながらシステムスタートボタンを押し込む。
ディスプレイには車名と共にエンブレムが映し出されており、エンジンの始動音が聞こえると同時にエアコンが全開で駆動し始める。
「この車って...勇太さんの車ですか?」
「そうだよ。普段の通勤車だね」
赤いオープンカーとミニバンは4:6の頻度でこちらの方が乗る機会が多い。
「凄い...この車って高級車ですよね?」
「そうでもないさ。中古で程度が良くて安かったから購入しただけだよ」
実は赤いオープンカーの方が購入金額は高い。
「でも...こういう落ち着いた車に乗ってる勇太さんも...その...素敵です」
チラリと彼女に視線を向けると、ほんのりと頬を紅潮させていた。
「似合ってる?」
信号が赤になるタイミングで、ワザと変なポーズを取ってみた。
「ふふふっ...真剣にハンドル握ってる方が素敵ですよ」
「それもそうか」
再び走り始めたのだが、ドラッグストアの看板を発見して必要な買い物が有る事を思い出した。
「沙織、少し寄り道しても良い?」
「はいっ」
明るい返事を返す沙織。
そんな彼女に微笑みかけて、俺はドラッグストアの方へとハンドルを切った。
「買い物は1個だけだから直ぐに戻るよ」
「はーい」
元気よく返事をする沙織を残し、ドラッグストアの中へと足を運ぶ。
...そして、"とある商品"を購入して車に戻った。
「お待たせ」
「い、いえいえ」
少し慌てた様子でスマートフォンを置いた沙織。
「あ、電話中だった?」
切らせてしまったのかもしれない。...申し訳ない事をしたな。
「いえ、魁人からなので大丈夫ですよ」
ふわりと微笑む沙織だった。
「大丈夫?魁人君も何か用事じゃなかったの?」
「私もそう思ったんですけど...特に何か有る訳ではなかったみたいです」
まあ...それなら良いか。
「それと...一応、勇太さんとお出かけしてる事はナイショにしました」
えへへ...とはにかむ沙織。
「それなら俺もナイショにしないとね」
可愛らしい表情を浮かべる沙織に微笑みかけた。
「ふふふっ♡...それより、買い物早かったですね?」
「買ったのはコレだけだからね」
黒いビニル袋を沙織に見せた。
「そう...なんですね?」
沙織はプライベートなモノだと思ったのか、それ以上は何も聞かなかった。
「うん。ごめん、持っていてくれるかな?」
運転中は邪魔になるし、どうせ後で使う事になるモノだ。
「あ...は、はい」
俺は黒いビニル袋を手渡した。
「...」
沙織は少し気になっている様子だ。
「別に見ても良いよ?」
「あ、そうなんですね。では、遠慮なく...」
袋の中身を覗き込む沙織を横目に、俺は車を山奥の方へと走らせている。
「ぁ...」
小さく声を漏らす沙織。
「沙織?」
その手に持たれていたのは...LLサイズと書かれている長方形の箱であった。
「え、LLサイズ...」
小さな声で呟く沙織であった。
その後、段々と会話が減り始めた。
その理由は、段々と周りの建物が減り始めた事が理由の一つだ。
そして―――
「あ...」
不意に声を上げる沙織。
彼女の視線の先には...カラフルな外壁塗装が施された建物が見えていた。
「...」
会話の無い車内。
しかしそれは、じめじめとした重苦しい雰囲気というより...ほんのりと熱を帯びている濡れた空気と表現した方が正確かもしれない。
「沙織」
「は、はいっ」
何故か緊張気味の様子だ。
「ここで良い?」
路肩に停車し、沙織の右手を優しく握りながら問いかける。
「ぁ...」
目の前に見えるモノトーン調の建物に視線を向ける沙織。
ここは...所謂ラブホテルだ。高速道路のインターチェンジが近いので、周辺にも数軒のホテルが立ち並んでいる。
その内の一軒。少し料金は高いが、設備が整っており、内装も非常に清潔で快適との噂だ。
「沙織?」
少し潤んだ瞳で呆けている彼女に問いかけた。
「ぁ...い、いえ...はい。ここで大丈夫です...♡」
「本当に?気が進まないなら遠慮しなくて良いんだよ?」
無理やり連れ込む程傍若無人な男ではありたくない。
「ううん...違うんです。その...今からエッチするんだと思ったら...ふふふっ...♡」
色が込められた笑い声。
少し熱い沙織の右手が俺の左手を握り返してきた。
「勇太さん...お願いします...♡」
「...わかった。それじゃあ...入ろうか」
俺はゆっくりと車を発進させ、高い塀に囲まれた敷地の中へと車を走らせた。
平日の中途半端な時間帯という事もあり、一台一台区切られた駐車場は殆ど空車だ。
「...ここで良いか」
入口からほど近い位置に駐車した。
「っ...」
少し緊張気味の沙織。
...あまりホテルには来たことが無いのだろうか?
「行こうか」
「は、はい」
沙織の手を取り、貝殻繋ぎで手を繋ぐ。
「ぁ...えへへ...♡」
少し肩の力が抜けたようだ。
「さて...」
このホテルは受付が自動化されており、チェックインは完全に機械任せとなっている。
「沙織、どの部屋が良い?」
「え!?...え、えーっと...」
少し動揺している様子だ。
「わ、私はよく分からないから...ゆ、勇太さんが選んでください...っ」
顔を赤くしている沙織。
「それなら...」
案内板に視線を向けた。
...和室タイプや洋室タイプ。真っ赤な装飾が目を引く部屋や、パステルカラーの柔らかい印象を抱かせる部屋。...赤と黒の配色に拘束具が並んでいるマニアックな部屋もある。
「...ここで良いか」
パステルカラーの部屋を選んだ。
「時間は...」
今は午前10:30。花蓮さんが帰宅するのは18時以降との事だ。という事は...
「5時間にしようか」
「え!?」
何故か驚いている沙織。
「沙織?」
「い、いえ...その....今まで1時間とか2時間しか入った事なかったから...」
短いな...まあ、学生なら仕方ないのか?
「長すぎた?短くする?」
「あ、い、いえ...大丈夫、です」
顔が赤いままの沙織。
「...じゃあ、行こうか」
受付を済ませ、まだ顔が赤い彼女と手を繋ぎながら部屋に向かう。
そして、チカチカと部屋番号が光っている部屋を発見し、手を繋いだままその部屋の中へと入る。
「あ...可愛い...」
沙織の呟き通り、可愛らしい配色の部屋だ。しかし、広い部屋の真ん中に大きなベッドが設置されており、やはり"そういう事"をする部屋である事を思い知らされる。
「沙織、"ソレ"貰っても良い?」
先ほど、ドラッグストアで購入した商品の事だ。ずっと沙織に持って貰っていた。
「あ、は、はい...っ」
慌てて商品を手渡す沙織。
俺は...彼女の目の前でその中身の箱を見せた。
「沙織...さっきはコレを見てどうして驚いていたの?」
LLサイズと記されているコンドームの箱を沙織に見せた。
「あ...い、いえ...その...今までMサイズしか使った事が無かったから...」
顔を赤くしながら答える沙織。
「Mサイズでも満足だった?」
あまり大きすぎても苦痛だと聞いたことは有る。
「うーん...よくわからないです。前の彼氏とエッチしてるときは...別に大きすぎて痛いとかそういう事は無かったですね」
「気持ちよくは無かったの?」
「そうですね...あまり濡れてないのに
なるほど...確かにそれも女性のセックスの楽しみ方の一つなのだろう。
「そ、それに...」
少し恥ずかしそうに沙織は続けた。
「それに?」
「ほ、ホテルに来たのはこの前まで付き合っていた人が初めてだったんですけど、彼...ちょっと、その...早い人だったから」
早漏という事だろう。
「だから1~2時間で時間が足りたんだ?」
「...はい。シャワーを浴びたり、ベッドの上で―――あ、ごめんなさい...こんな話、聞きたくないですよね」
申し訳なさそうな表情を浮かべる沙織。
「俺が聞いた事だから気にしなくて良いよ。それに、君の過去を教えてくれるという事は、俺が知らない君の事を知ることが出来るってことなんだ。だから別に嫉妬なんてしないよ。そんなに若くもないしね」
沙織の細い腰を抱き寄せながら囁いた。
「ぁ...えへへ...♡」
ぴったりと密着すると、沙織は頬を緩ませながら俺に抱き着いてきた。
「よしよし」
甘える彼女の頭を撫でると、こちらまでなんとも幸せな気持ちが湧いてくる。
「ん...ねえ、勇太さん...」
沙織は切ない表情でこちらを見上げている。
「沙織...」
情欲に濡れた瞳。熱い視線が絡み合い、徐々に二人の距離は縮んでいく。
「ん...」
「んぅっ...♡」
深く唇を重ね合い、激しく舌を絡めあう。
「んっ...」
「んぅ...ちゅ...んんっ...♡♡」
ぴちゃぴちゃと湿った音を立てながら、夢中でディープキスを交わす。
「んっ...ふふふっ...♡」
妖艶に微笑む沙織。その唇からはとろりと唾液が糸を引いていた。
「沙織...シャワー、浴びる?」
額と額を触れ合わせ、頬に互いの吐息を感じる程の距離。囁くような声でもよく聞こえた。
「...もう我慢できません...♡」
完全に情欲に支配されている様子だ。
...かく言う俺も我慢できないかもしれない。
「それじゃあ...脱がせるよ、沙織」
「ぁ...はい...っ...♡」
そう言うと、沙織は俺の首に抱き着いていた腕を降ろし、少しだけ胸を張った。
...推定Fカップの豊満な乳房が水色のワンピースの胸元を大きく押し上げている。腰回りが締まっているデザインの為、殊更そのスタイルの良さが強調されている。
「よっ...と」
背中のファスナーを降ろし、肩紐を外す。
「ぁ...」
ワンピースはふわりと舞い、はらりと床に落ちてゆく。
「え...?」
戸惑いの原因は...柔らかい感触と布地の少なさのせいであった。
「ふふふっ...♡」
Tシャツ越しの乳房の感触、ワンピースとTシャツの他に布地が存在しない布地。
「沙織...まさか下着を着けてないの?」
「...はい♡」
蠱惑的な笑みを浮かべている沙織。
「ねえ...勇太さん...」
上はTシャツ、下は既に臨戦態勢。そんな彼女が再び俺に抱き着いてきた。
「沙織...」
出来るだけ平静を保っているのだが、シャツ越しに押し付けられているFカップの柔らかい感触のせいで思考が纏まらない。
「昨日...勇太さんが私のアソコをトロトロにしちゃったせいですよ♡...セキニン...取ってくれますよね?」
甘ったるい声で囁く沙織。
...さすがに我慢の限界だ。
「...いけない子だね」
「ふあっ...♡」
沙織を抱き返し、丸く張りのあるお尻を優しく掴んだ。
「柔らかいけどハリがある...前の彼氏はお尻を触るのが好きだったのかな?」
「んぅ...そう...です...♡」
甘い吐息を漏らす沙織。
「その彼の気持ちも分かるよ。ずっと触っていたくなる」
「ふあっ...んっ...♡」
もじもじと足をこすり合わせている沙織。...微かにくちゅくちゅと聞こえている。
「まだ何もしてないのに...もう濡れて来ちゃったの?」
耳元で尋ねると、その耳が段々と赤くなってきた。
「ふふふっ...ちょっと恥ずかしいです...♡」
興奮と羞恥で赤面しているらしい。
「可愛いよ、沙織。こっちも見たいな」
掬い上げるように柔らかい乳房を揉みしだく。
「あっ...♡」
お尻に触れたときより反応が大きい。...本当は胸を触られる方が好きなのだろう。
「沙織、手をあげて」
「はい...♡」
両手を上げた沙織。俺はTシャツの裾を掴み、ゆっくりと引き上げる。
すると、細い腰回りと可愛らしいおへそが見え始めた。そして、更に引き上げていくと...薄いピンク色の果実が主張している双丘が姿を現した。
「綺麗だよ...沙織」
「ぁ...えへへ...ありがとうございます...♡」
頬を赤らめながら微笑む沙織。
...身体を褒められて嬉しいのだろうが、少し恥ずかしくもあるのかもしれない。
「ん...」
「んぅ...♡」
再び口づけを交わす。
その最中、舌を絡めあいながら乳房にも手を伸ばした。
「んぅっ♡」
ビクンと身体を跳ねさせる沙織。
俺は構わず愛撫を続けた。
「んっ...」
「んんっっ♡♡」
掬い上げるように揉みしだき、人差し指で円を描くように乳首を刺激した。
沙織はソレが心地良いらしく、先ほどからキスの合間に甘い声を漏らしている。
「ん...気持ち良い?」
「ふあっ...はい...っ...あっ...♡」
もう片方の乳房も同様に愛撫を始めた。
「あっ...それ...だめ...ああっ♡♡」
口元を押さえながら喘ぐ沙織。
「可愛いよ...沙織」
そんな彼女が愛しくて仕方ない。
「そんな...可愛くなんて...ああっ♡♡」
甘い嬌声を漏らしながら、もじもじと内股をこすり合わせている。
くちゅくちゅと微かに聞こえており、よく見ると股のあたりは既に愛液で濡れていた。
「沙織...凄く濡れてるね」
右手を股の間に差し込み、熱い秘所を中指で優しくなぞる。
「ひゃっ...あっ...♡♡」
沙織はビクンと身体を震わせ、両手で俺の右腕を掴んできた。
「ちゃんと爪は切ってるから安心してね」
耳元で優しく囁いた。
「ふあっ...えへへ...ありがとうございます...ああっ♡♡」
膣口を優しくなぞり、ゆっくりとワレ目に挿し込んでいく。
「ぁ...ふぁ...んんっ♡♡」
沙織の身体を横から抱き、左手で乳首を弄びながら膣内を優しく愛撫している。
くちゅくちゅといやらしい水音が響き、段々と俺の腕にかかる体重が増えてきた。
「まだ立てる?」
くちゅくちゅと膣口を弄びながら尋ねると、沙織は顔を真っ赤にしながら俺を見上げた。
「ふあっ...もう...ちから入らない...っ...だから...そろそろベッドに...っ」
ガクガクと震える両ひざ。
そろそろベッドに行こうかと言うところかもしれないが、俺は嗜虐心からその場で愛撫を続ける事を選んだ。
「大丈夫...イっても支えてあげるから」
「そんな...っ...ああっ♡♡」
ぎゅっと目を瞑り、ビクンと大きく身体を跳ねさせた沙織。
「どんどん溢れてくるよ...沙織」
ぐちゅぐちゅと濡れた音が響く熱い膣口。
「はぁ...はぁ...ああっ♡♡もう...だめっ...♡♡」
荒い吐息。震える両足。沙織は両手で俺の腕に捕まりながら快楽に翻弄されている。
「可愛いよ、沙織」
「そんなっ...あああっ♡♡」
ビクン...ビクン...と全身を震わせている。
腰はガクガクと震え、熱い膣内からは愛液がトロトロと溢れ出している。
「だめ...っ...これ以上は...っ...」
沙織は震える膝で何とか俺の愛撫から逃れようとしている。...そろそろ絶頂が近いのだろう。
「こら、逃げるな」
当然、逃がさない。
そして―――
「あ、ま、まって...待って待って待ってっ...あああああっっ♡♡♡♡♡♡」
ガクガクと震えながら絶頂する沙織。
既に足腰に力は入っておらず、俺の支えでようやく体重を支えている状態だ。
「ふあっ...ああっ...♡」
ビクン...ビクン...と痙攣している細い身体。
白い肌は紅潮し、脱力して吐息を荒げている。
「はぁ...はぁ...」
膝や腰はガクガクと震えており、絶頂の余韻で満足に動けない様子だ。
「可愛いよ、沙織。...気持ち良かった?」
顔を真っ赤にしている沙織に問いかけた。
「はぁ...はぁ...勇太さんのいじわる...」
ジトっとした目で見られてしまった。
「おっと、そんな口を利いて良いのかな?」
トロトロに蕩けた膣内を再び掻き回す。
「あああっ♡♡ま、待って待って...っ...ごめんなさいごめんなさいっ♡♡♡♡」
今にも泣きそうであり、それでいて快楽に悦んでいるような表情だ。
「よしよし...遠慮なくイっても良いんだよ?」
一旦愛撫の手を緩め、耳元で優しく囁いた。
「うう...勇太さんがこんなにエッチな人だなんて思いませんでした...」
「俺も沙織がこんなに良い反応するなんて思わなかったよ。こんなに敏感ってことは...自分でも触る事が多いのかな?」
抱きしめながら尋ねると、沙織は顔を赤くしながら答えてくれた。
「その...た、確かに自分で触るのも好き...です。でも...多分前の彼と沢山エッチしたから...かもしれないです」
「そんなに愛撫が上手だったの?」
「上手い方...だと思ってました。でも...間違いでした」
すると、沙織は淫靡で愛らしい笑顔を俺に向けてくれた。そして―――
「勇太さんがシてくれた方がずっとずっと気持ち良いです...♡」
―――と、甘い声で囁くのだ。そんな可愛らしい事を言われて我慢など出来はしない。
「沙織、ベッドに行こうか」
「ぁ...はいっ...♡」