TSルカリオ転生記 作:メスケモ(ロリ)
「ガゥァ……ッ!」
オレの胸元にあるフサフサの毛皮。そこから生えた胸下までを隠す豊かに波打つ長毛、その上に小さな手のひらが置かれたかと思えば、その指先が恐る恐るといった様子で奥へと侵入してきた。
ソロリソロリと長毛をかき分けて進む指先を感じ取ったオレは、その下手人に対して抗議の鳴き声を上げたのだ。
「リオン、今日も良いかな……?」
「グルル……」
しかしそんなオレの抗議を無視した声の主は、オレに後ろから抱き着く様にして耳元で囁いてくる。更にはもう片方の手がオレの内股に添えられ、サワサワとその毛並みを撫で始めた。
「ねぇ、お願い……」
「…………」
「ァ゛オ゛オ゛ーーッ♡♡」
「リオン!リオン……! 可愛いよリオン!!」
(か、可愛いとか言うんじゃねぇよ!? オレは格好良いんオ゛オ゛ッ♡♡)
ズンッという衝撃と共に、鋭い快感が下腹部から背筋を走り抜け、脳天で弾ける。それが幾度となく繰り返され、全身へと波及していく。
━━グチュッ!ズチュッ!バチュンッ!!
連続して響く湿っぽい衝突音。その快楽の大波に飲まれたオレは、何とか呼吸しようと大きく口を開けて舌を突き出していた。
「凄い! リオンの中、うねってるみたいだ……!」
「グァ゛ッ♡♡ ア゛ォ゛ッ♡♡ ァ゛オ゛ンンッ♡♡」
(や、止めッ♡ 気持ち、良過ぎて、息が……ッ♡♡)
そんなオレの状態を知ってか知らずか、一時的に勢いを抑えた
「リオン、キスしたいの?」
「グゥア……♡」
(そんなわけねーだろうがっ♡)
「うん、分かったよ!」
何を理解したのか、そう答えたユウキはオレにのしかかる様に身体を重ねてくる。コイツ話聞いてねぇ……♡
しかしオレの方が顔半分ほど身長が高い事もあって少しだけ距離が足りない。残念だったな━━
「━━よっと!」
「キャウンッ!?!?♡♡」
ユウキの若くて硬いチンポが、オレのGスポットを何の前置きも無くゾリゾリと抉ったのだ。その快感に思わず嬌声を上げてしまった。
キスするのに足りなかった距離を詰めようと、ユウキがオレの腰を押し上げて、所謂まんぐり返しの姿勢にさせてきたのだ。
「リオン……! ンチュ……ハッ……ンッ……!」
「クァッ♡……ンンッ♡……ッ♡♡」
ユウキがオレの鼻先に噛み付く様なキスをしてきた。オレはそれに対抗する様にユウキの口元に噛み付いた。
そしてそのまま、オレたちは舌を絡ませ合い、クチュクチュと互いの口内を侵し合うのだ。
なんというか、凄く幸せな気分になる……。
━━コイツが赤ん坊の頃から見てきていて、オレにとっては弟の様な存在だと思ってたんだけどな……。
それがたった10年程度でこんな立派な雄になってしまうのだから、子供の成長には驚かされるばかりだ。
「胸、触るね?」
「グゥ……」
ユウキはオレの胸元の長毛を左右に避けて、薄っすらと産毛が生えているだけの両胸を露出させた。
オレは昔から、コイツのおねだりを拒否できた例がない。
それが害のある事でなければ、オレにとって好ましいものでなくても、なんだかんだ黙認してしまいがちなのだ。
「……また大っきくなった?」
「グルル……!」
(知らね―よ!)
幾度となく身体を重ねたせいか、オレの身体は勘違いを起こしてしまったらしい。子供もいないのに胸は大きくなり、乳腺も発達しているのか、急成長で肌がパンパンに張ってしまっている。
前に無遠慮に鷲掴みにされた事があったのだが、慣れてないのもあって、あまりの痛みにユウキの腕を噛みかけてしまった。教育的指導というやつだ。
それからは努めて優しく触る様に学習したらしく、多少の痛みぐらいは我慢してやっている。
そんなユウキは今、オレの乳房に指先を添わせ、サワサワと毛並みを整える様に撫でていた。
「アォン♡」
「リオンはおっぱいも敏感なんだ?」
ゾワゾワとする淡い快感が身体を満たしていく。
オレの胸はユウキの小さな手のひらでは少し余ってしまう程度の大きさはあるのだが、それでも精一杯オレを感じさせようと五指を使って愛撫してくる。
「リオン、気持ち良い?」
「クゥン……♡」
胸の麓から頂へと、触れるか触れないかというタッチで登ってくる指先に声が漏れる。
そのもどかしさに腰をくねらせれば、ユウキもそれに合わせる様に腰を動かしてくれた。
「ワフゥ♡」
「リオンのここ、ボクのをキュンキュンと締め付けてくるね」
(しょうがねーだろ……気持ち良いんだから……♡)
やっぱりオレは、こういったゆっくりとしたペースのエッチの方が好きだ。
最初の激しいのも悪くは無い。しかしユウキの事を強く感じる反面、ユウキの事を想う余裕が無くなってしまうのだ。やっぱりオレは肉体だけじゃなくて精神でも重なり合いたいのだ。
……まぁユウキはオレを鳴かせる事の方が好きみたいだが、若いからしょうが無い。もう少しすれば精神的繋がりの良さも分かってくれるだろう。
身体が子供から大人へと変わっていく過渡期。その時期特有の若く暴走した性欲はオレにも覚えがあるし。
コチラを真剣に見つめる眼差しに、オレの奥底で眠っているはずの雌の部分が目を覚ます。そしてアソコに突き入れられたユウキのモノを、健気にもキュンキュンと締め上げている。
「くぅっ……リオン、もうちょっと加減して欲しいんだけど……」
「キュルルル……♡」
(知らねーよバーカ♡)
しかし締め付けを強めれば、その分オレの中に居るユウキのモノを強く感じてしまうわけで……。
「━━こ、のっ!!」
「ァオーーン!?♡♡」
ユウキの反撃でアソコを突かれる度、オレの意に反して鳴き声が漏れてしまう。
暗く狭いテントの中に響き渡る嬌声に、ユウキも興奮が高まってきたらしい。腰の動きがラストスパートに入った。
「リオン!イクよ! 中で出すからね!?」
「クァッ♡ アゥ♡ アォン♡♡」
(しょうがねーなぁ♡ こいよ♡)
激しく腰を動かすユウキから離れまいと、オレは両脚を後ろに絡ませ、互いの局部を密着させる。
ユウキもオレを屈服させるかの如くのしかかり、オレの両手のひらと自らの両手のひらを組み、布団の上に抑え付けてくる。
「うぁっ……! 出る……! あああッ!!」
「ワフ♡ キャン♡ アオーーンンッ♡♡」
(あぁ、熱い♡ 中で、出てるよ……ッ♡♡)
ビュルルル!!と叩きつける様な勢いで、オレのお腹の奥へと精子が流し込まれている。
そして精を注ぎ込むこと数秒、ようやく出し切ったユウキがオレの上へと倒れ込んで来た。
「♡♡♡」
「はぁ……はぁ……はぁ……」
そんなユウキを受け止めて抱き締める。
未だにオレの中でピクンピクンと反応しているユウキのチンポ。その可愛らしい動きにクスリと笑いながらも、ユウキの額に口づけを落とした。
全身には心地よい疲労感が広がり、身体の上に倒れているユウキの重みと、柔らかな温もりに確かな幸せを感じてしまう。
「ごめん、ちょっと疲れちゃったみたい……」
「クゥン……」
(大丈夫だよ、おやすみなさい……)
………………
…………
……
オレが最初にこの世界で目を覚ました時、どうなってしまうのかと不安で不安でたまらなかった。しかし今、オレはユウキと共にあり、なんの不安も無く暮らしている。あぁ━━
━━あぁ、オレ、すっごく幸せだなぁ……♡
腕の中、オレの胸に顔を埋めながら眠るユウキを見て、強くそう思ったのだった……。