※この作品はR-18です。

RG ガンダムビルド…ビビッドアーミー外伝   作:星龜

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ガンプラバトルチーム【インヴィンシブル】①


 

G国領ビビッ島―。

 

 

ビビッ島東部の都市アスマン郊外の閑静な住宅街にある、とある邸宅の寝室で、2人の女性が、全裸でまどろんでいた―。

 

腰まである長い髪に、左目が黄色、右目が緑のオッドアイの女性の名はミモザ。25歳。

 

ミモザの右隣にいる、ウェーブのかかったショートカットの女性の名はユイ。25歳。

 

ビビッ島の先住民族である七尾人(ななおじん)の女性だ。

 

ミモザとユイは

同性結婚

したレズビアンだ―。

 

 

季節は夏、7月。

 

夜でも気温は30度を超えているが、ミモザもユイも全裸でいることと、エアコンの温度を25度に設定しているため、寝室内は快適だ。

 

窓から入る月明かりが、寝室内を青く照らしている。

 

「ところで、ミモザ。

今日、何の日か、憶えてる?」

と訊くユイ。

 

「今日…?」

と、考えるミモザ。

 

しかし…

 

「わかんない★」

と、笑ってごまかすミモザ。

 

だが、本当に思い当たらない。

 

だから

「何の日?」

と訊いた。

 

「今日は

私とミモザが出会った日

だよ。」

と教えるユイ。

 

「よく、そんなマニアックなこと、覚えてるね★」

と笑うミモザ。

 

「私にとって、とても大切な事だからね…☆」

と、ミモザの上になり、月明かりに照らされたミモザの裸体を見下ろすユイ。

 

「憶えていなかった罰…♡」

と、左手でミモザの左の乳房を揉みながら、右の乳房に吸いつくユイ。

 

「あぁ…ッ♡

ユイ…ッ♡」

と、ユイに乳房を揉まれ、吸われる快感に身悶えるミモザ。

 

乳房から口を離し、ミモザにキスをするユイ。

 

「そっか…。

ユイと出会って、もう10年になるんだ…。」

と言うミモザ。

 

「結婚して6年。」

と言うユイ。

 

「ホント…

あっという間…。」

と微笑むミモザ。

 

「うん…。」

と言って…

 

再び、ミモザにキスをする。

 

 

そして…

 

ミモザとユイは…

 

アツく…

 

激しく…

 

愛し合い始めた―。

 

◇

◇

 

10年前

 

◇

◇

 

中学3年生になった春―。

 

【挿絵表示】

 

午後7時過ぎ―。

 

母親と一緒に夕食を食べ終わったユイは、自宅の2階の自室のベッドに寝そべって、スマートフォンをいじっていた。

 

やがて、ドアが閉まる音がした。

 

どうやら、父親が帰ってきたみたいだ。

 

 

その直後―

 

 

「あぁっ!!

やめてっ!!」

 

「うるさいッ!!」

という、母親の悲鳴と父親の怒号が聞こえた。

 

(まただ…。)

と、ユイは布団の中にもぐりこむ。

 

それでも、母親の悲鳴の父親の怒号が多少緩和されるだけで、聞こえなくなるわけではない…。

 

「あなたっ!!

やめてぇっ!!」

と泣き叫ぶ母親を、父親が強引に犯している…。

 

いくら夫婦でも、許される事ではないと思うユイ。

 

だから、以前、勇気を振り絞って、父親に訊いたことがある。

 

なぜ、母親を犯すのか…?

 

「夫婦だからだよ☆

夫は妻を抱く…

妻は夫に抱かれる…

当然だろ☆」

と、父親は平然と答えた…。

 

 

だから、ユイは父親が嫌いだった…。

 

・

 

次第に、母親の声は、悲鳴から嬌声へと変わっていく…。

 

口では嫌だと言っても、身体は父親を求めている…。

 

だから…

 

ユイは母親が嫌いだった…。

 

・

 

(どうして私は、こんな両親の娘として生まれてきたんだろう?)

 

それが、ユイの悩みだった…。

 

 

だから、ユイは学校に行くのが楽しかった。

 

嫌な両親と、顔を合わせる事が無いからだ。

 

 

学校では、ガンプラバトル部に所属していた。

 

・

 

数十年前に発見された、反粒子同士の結合によって生成され、プラスチックに反応して流体化する特性を有した、謎の粒子物質

プラフスキー粒子

 

その、プラフスキー粒子の特性を利用し、TVアニメ【機動戦士ガンダム】シリーズのプラモデル

ガンプラ

を使用した、対戦型ゲームバトル

ガンプラバトル

が、全世界に流行した。

 

しかし、このガンプラバトルには

唯一にして最大の欠点

があった。

 

それは

対戦に敗北したガンプラは損壊してしまう

ことだった。

 

そのため、気軽にガンプラを購入する事のできない低年齢層から敬遠され始めるようになり、やがて、ガンプラバトルそのものの人気も失われ始めてきた…。

 

やがて

ガンプラが損壊しない方法が確立

されたことで、ガンプラバトルは次第にかつての人気を取り戻していった。

 

そんなガンプラバトルが始まって数十年―

 

今や、ガンプラバトルは学校の部活に採用されるほどに、全世界に普及している―。

 

・

 

学校が終わると、ユイは家には帰らず、同じガンプラバトル部の部員のキリカ

 

【挿絵表示】

 

と一緒に、ガンプラバトルアリーナ【ノーマン】に向かう―。

 

 

ガンプラバトルアリーナ【ノーマン】につくと、3人の男性が、ユイとキリカを待っていた。

 

高校3年生のマーク

 

【挿絵表示】

 

マークの弟で、高校1年生のトオル

 

【挿絵表示】

 

トオルと同じ高校1年生のザック

 

【挿絵表示】

 

彼らはガンプラバトルチーム【インヴィンシブル】のメンバーで、ユイとキリカも【インヴィンシブル】のメンバーなのだ。

 

「来たな☆

ユイ、キリカ☆」

と言うのは、【インヴィンシブル】のリーダーのマーク。

 

「こんばんは。」

「こんばんは、マーク。」

と、マークに挨拶するユイとキリカ。

 

「よし、そろったな☆

今日は、大空高校のガンプラバトル部との試合の日だ。

相手は6人だから、オレが2回出る。

前半は、オレとトオルとキリカ。

後半は、オレとザックとユイだ。」

というマークからの指示に

 

「「はいっ!!」」

と答えるメンバー達。

 

「試合開始は6時30分から、メインステージでだ。

恥ずかしい試合はできんぞ!?」

と、発破をかけるマーク。

 

 

その後、マーク達は準備のため、控室へと向かう―。

 

・

 

午後6時20分―。

 

 

控室で準備をしていたら、スタッフが呼びに来たので、【インヴィンシブル】のメンバーは控室を出て、メインステージへと向かう―。

 

 

ガンプラバトルアリーナ【ノーマン】のメインステージは、収容人数400人の観客席を備えた、中規模なガンプラバトルステージだ。

 

しかし、今日は平日だからか、観客席は空席だらけで、観客も100人ほどしかいない…。

 

 

マークと、大空高校ガンプラバトル部チームのキャプテンが握手をし、試合が始まるが、観客が少ないため、歓声も拍手もまばらな、寂しい試合開始だった…。

 

◇

 

コクピットルームに入る、両チームのメンバー達―。

 

 

『Gun-pla Battel. Stand up.』

 

システムが起動し始めた。

 

 

『Please set your GP base.』

 

GPベースを、スロットにセットする。

 

 

『Begining Plavsky particle dispersal. 』

 

ステージからプラフスキー粒子があふれ出し、バトルフィールドを形成する。

 

形成されたバトルフィールドは暗礁宙域(アステロイド)。

 

 

『Please set your Gun-pla.』

 

ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。

 

 

コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。

 

球体操縦桿を握り、そして―

 

 

『Battel start!!』

 

バトルスタートの合図が鳴り響く―!!

 

 

「マークッ!!

ブレイズストライクフリーダムガンダム、行くぞッ!!」

 

「トオル!!

ブレイズジンハイマニューバ、行きます!!」

 

「キリカ。

マキシマムアデル、出ます。」

 

 

両チームのガンプラが発進した―。

 

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