大人の知識を持ったまま中学生に戻った俺は好き勝手に生きていく 作:柊咲
「ななな、なに言ってんの……祐輔」
「ごめん、でももう……」
ズボンの中で激しく主張するペニスを指差しながら伝えると、奈菜の視線が向く。
暗闇の中でどんな表情かまでははっきりとわからないけど、少なからず嫌がっている様子はなかった。
「駄目だって、祐輔……」
「頼むよ、奈菜」
周りをキョロキョロする奈菜。
周りに他の客はいない。アクションシーン真っ最中なこともあって、俺たちの声を聞いている者もいない。
このままいっても断られるだろうから、俺はチャックを開けてペニスを出す。
「もう、こんなになってるんだ」
「な、なんで、出すのよ……しまって、早く」
「こうなったら無理だよ。奈菜に静めてもらわないと」
「だけど……周りに人いるし」
「大丈夫、誰も見てないから」
「……だけど」
奈菜に関しては、強引過ぎた方がいい。
拒もうとする奈菜をジッと見つめながら伝える。
少し間が空き、奈菜は小さく頷いた。
「……もう、わかっ……た。だけど、声出さないでよ?」
「ああ、わかってる」
「あと、誰かに見られそうになったりしたら教えてよ?」
頷くと、奈菜はゆっくりと右手をペニスへと伸ばす。
右側に座っている奈菜は体を俺に寄せ、右手でシコシコする。
明らかにこの体勢は映画を見ているようには見えない。誰かに見られたら、キスをしているようにも見える。
「奈菜、気持ちいいよ」
「……バカ、変態」
奈菜は俯いていた顔をこちらに向ける。
少し前に出ればキスできそうな距離。周りの雑音の中でも、はっきりと彼女の吐息が聞こえる。
「……う、うう……さきっぽから、また汁でてきた。手が汚れちゃう」
言葉では嫌そうにするが、ペニスを握った手は止めず扱き続けていた。
もしかして今なら、キスもできるんじゃないだろうか。そう思って顔を近付けると、
「ちょ、ちょっと、祐輔……?」
奈菜は驚いた表情をしていたが、俺は無視して彼女にキスをする。
嫌がる様子はない。それどころか目を閉じ受け入れてくれた。
「ん、ちゅ……♡」
啄むように奈菜の唇を堪能する。
「手、止まってるよ」
「……祐輔が、キスするから……びっくりしちゃったの」
「ごめんごめん」
もう、と言いながらも手コキを再開する奈菜。
「なんで、キスしたの……?」
「したかったからだけど、駄目か?」
「ダメ……だよ。だって、その」
付き合ってるわけじゃないから、と言いたいのだろう。
それを言われると色々と困る俺は、彼女の口を封じるように再びキスをした。
「あっ、んんっ……んちゅ、ああ♡」
舌を突き出して口内を犯す。
驚いて目を見開いた奈菜だったが、すぐに受け入れたように彼女からも舌を出し絡めてくれた。
真っ暗な映画館でペニスを出し、彼女に手でしてもらいながらキスをする。
そんな背徳的な行為に興奮しないわけがない。それは俺だけじゃなく、奈菜もだ。
「奈菜、また手が止まってる……」
「う、うるさい……キスするから」
「キスするの好き?」
「……知らない」
ムスッとしながらも、キスをしようとすると奈菜は拒もうとはせずさせてくれる。
そんなちょろい彼女だから、俺の気持ちも暴走していく。
奈菜の背中へ手を伸ばし、ずっと触りたいと思っていた彼女の胸に手を伸ばす。
「──あんッ♡」
大きな声を出した奈菜は、隠れるように慌てて体を倒す。
だが騒々しい音声によって奈菜の喘ぎ声は俺にしか聞こえない。
「大丈夫、誰も見てないから」
「だ、だからって、急に触らないでよ……」
「奈菜は俺の触ってるのに、俺は触れないなんて不公平だろ?」
「触れって言ったの、祐輔のくせに……」
「触ったら駄目か?」
そう問いかけると、奈菜は目を背けながら、
「……触り、たいの?」
「ああ、触りたい」
「じゃあ……好きに、すれば」
どうやら好きにしていいようだ。
許可が出て俺は両手で奈菜の胸を揉み始める。
「ん、はあ……好きにすればって、言ったけど……両手は、ダメ♡」
「柔らかい、めっちゃ柔らかい」
「んんっ♡ 感想、なんて……聞いてないッ♡」
彩さんよりは小さいけど、それでも奈菜のおっぱいは中学生離れした大きさがある。
弾力がありながらも柔らかくて、ブラが邪魔だと、これを外してもっとめちゃくちゃにしたいと、そう思ってしまうほどの誘惑的な魅力がある。
「奈菜……ブラ、外してもいいか?」
「それは、ダメ……誰かに見られたらどうするの」
既に人に見られたら危ないことしてると思うが。
だが奈菜としてはブラを外すのは駄目らしい。
「脱ぐのは、ダメ……今はこれで我慢して、ねっ?」
奈菜に見つめられながら手コキされる。
頼んでいるのは俺なのに、どんだけ優しくてお人好しなんだよ。
「そういえば、祐輔……その、ティッシュって持ってる?」
「え、持ってないけど。なんで?」
「だって、このまましたら……制服、汚れちゃう」
ああ、精液の吐き出した先か。
精液がべったり付いたままの制服で、さすがに街中を歩かせるのは気が引ける。
「その、我慢できる……?」
そう聞かれて頷けるわけがない。
「無理」
「我慢して……」
「無理、射精したい」
「だ、だけど……」
どうするか、と考えていると。
「──祐輔が、どうしても射精したいなら……」
奈菜は顔を背けながら、
「口で、してあげよっか……?」