大人の知識を持ったまま中学生に戻った俺は好き勝手に生きていく 作:柊咲
──クリスマスから月日が流れた。
中学三年生の冬。
二度目の高校受験を迎える俺も、少なからず周りと同じぐらい勉強をした。
とはいえ二度目で、しかも一度経験したことのある受験内容……35才まで生きたとしても、少しぐらいは受験内容を覚えていたから周りよりも楽だった。
「あった! あったよ蘭華ちゃん!」
「うちもあった! 祐輔は? 祐輔の番号は?」
「ん、あった」
「もう、だったらもっと喜びなよ、まったく」
俺も奈菜も蘭華も無事に受験を合格して、晴れて希望校への進学を叶えた。
学校が自由登校になった期間中に、東京の新しい部屋を借りる手続きを済ました。
学生寮だと周りが男の同級生だらけになるので、俺は学校から離れたマンションの一室を借りることに。
奈菜も同じマンションの別部屋を借りて、蘭華はお姉さんの華怜さんの家で一緒に暮らすらしい。
どうやら両親に一人暮らしを反対されたらしく、お姉さんと一緒ならと、許可されたらしい。
で、高校の入学式までの一、二カ月はいろいろあった。
「うーん、奈菜ちゃんはこっちの清楚系の服がいいと思うよ」
「本当ですか、じゃあこれにしよっと。じゃあ買ってきますね、あっ」
「貸して。高校入学祝いに、お姉ちゃんが買ってあげる!」
「いいんですか!?」
「いいのいいの、奈菜ちゃん可愛いから」
「ありがとうございます、桃花さん!」
クリスマスの日に奈菜から桃花さんを紹介してほしいと頼まれた一件。
最初の頃は桃花さんは奈菜に敵対心を持っていたんだけど、気付いたら仲良くなっていて、今では姉妹のように俺抜きで遊ぶようになった。
ちなみに3Pには桃花さん側が抵抗を示していたが、奈菜が説得して一回目を終えると、次からは普通に三人でするようになっていた。
蘭華に続いて奈菜に毒された女性二人目だが、まあ、桃花さんも変態だからいいや。
それから、中学生の頃にセックスしてきた女性たちにも連絡してお別れの意味を込めて犯しまくった。
まあ、またしたくなったらするけど。なんなら東京まで呼び出してする。
……そんな長いようで短い自由登校期間が終わり、卒業式の日を迎えた。
「……泣き過ぎだろ」
「うっ、ううっ、だって……だってみんなとお別れなの、寂しんだもん」
卒業式からの帰り道。
隣を歩く奈菜は式の途中からずっと泣きじゃくっていた。
俺はというと、正直なところセックスしかしていなかったから中学生活にも同級生にも思い入れがあんまないというか、泣くまでの感動を得られなかった。
まあ、おっさんが三年生の二学期に急に戻されて数か月で思い入れができるかって、普通はできないから。
「そんなに別れるの寂しかったら地元の高校に……」
地元の高校にすればいいだろ、と言おうとしたら睨まれた。
「なんでもない」
「だよね」
俺は大きく伸びをする。
「んっ、はあ……にしても、卒業式まではゆっくりできたのに、明日から忙しくなるな」
「だね。引っ越しの荷物整理は終わったんだっけ?」
「ああ、明日引っ越しのトラックが来て向こう行く。奈菜もだろ?」
「うん、パパとママとね。そういえば夜、うちの家族と祐輔の家族でご飯食べに行くって話し聞いてる?」
「父さんが奮発していい焼肉屋を予約したって騒いでたからな」
「だよね。それで、お父さんとお母さんは日帰りだよね?」
「ああ」
ふぅん。
と、奈菜は俺の手を繋ぎ、体を寄せる。
「じゃあさ、夜は一人だよね?」
「そうだけど、来るか?」
「行く! 泊っていい?」
「引っ越して最初の夜に自分の部屋じゃなくていいのかよ」
「いいのいいの。ねっ、いいでしょ?」
「まあいいけど」
嬉しそうにする奈菜。
♦
引っ越し当日の夜。
焼肉を楽しんで真っ直ぐ、俺と奈菜は新しい我が家にやって来た。
学生の一人暮らしには丁度いい1Kの部屋。
ベッドと脚の短いテーブルを置いたら一杯なほど狭く、勉強机を置くスペースはないので小さいテーブルで代用するしかない。
これで田舎のそこそこの部屋を借りるよりも家賃が高いんだから、東京って恐ろしいよな。
ただ、やっぱり一人暮らしっていい。
「祐輔、もう我慢できない……っ♡」
「親の前なのに、ずっと物欲しそうな顔してたもんな」
「だって祐輔がママとパパの前でイタズラするから」
「奈菜の反応が面白くてついな。シャワー浴びるか?」
「ううん、もうこのまましよっ♡ おまんこ濡れてるから、そのまま来て♡」
さっさと服を脱ぎ捨てた奈菜が脚を開く。
焼肉中にお互いの両親にバレないようイタズラしたから、すっかり膣穴からとろっとろの愛液が溢れてる。
前戯の必要もない膣穴は勃起した肉棒を押し当てると、ゆっくり飲み込んだ。
「あ、ああ、ああぁん……っ♡ 祐輔のきたああ♡」
腰を振ると、奈菜は待ち望んでいた快感を受けて大きく喘ぎ声を漏らす。
「おい、奈菜……もう少し声静かにしろって」
「ム、ムリっ♡ だって気持ちいいんだもんっ♡ それに、これぐらい大丈夫って、管理人さん言ってたもん♡」
「だからって」
「いいから♡ ほら、もっと突いてっ♡ 激しく犯してっ♡」
まあ、部屋の中から大声を出しても外の廊下に声漏れなかったのは、部屋の下見してるときに確認済みだしいいか。
それに引っ越し初日だ、我慢させるのもなんかあれだ。
そう思い俺も、容赦なく奈菜の膣内を犯した。
だが、
──ピンポーン!
不意にインターホンが鳴る。
両親が忘れ物したのかと思い、慌てて俺と奈菜は服を着る。
そして部屋の扉を開けると、
「AVの音、うるさいんですけど」
同い年ぐらいの目を赤く腫らした女性が腕を組み俺を睨む。