大人の知識を持ったまま中学生に戻った俺は好き勝手に生きていく 作:柊咲
彼女のことはある程度だが、プロフィールカードを確認して理解した。
希望の呼び方はすみれで、年齢は21才。
結婚3年目の人妻で、かれこれ1,2年もセックスしていないらしい。
「ど、どうぞ」
椅子へと座るよう促される。
彼女は派手な金色の髪を触りながら、赤くなった顔を俺に向けずもじもじと太股を擦り合わせる。
お腹を出し、太股を見せた大胆な格好だが、中身は恥ずかしがり屋らしい。
「少し前、フェリー乗り場で会いましたよね?」
「え、あっ、うん……覚えててくれたんだ」
「もちろんです。実は自分も、同じタイミングでこの島に来たんですよ」
「そうなの?」
頷くと、すみれさんは「へえ」とベットに座る体の向きを少しだけどこっちに向けた。
「すみれさんはこの島に何度か来てるんですか?」
「ううん! 今回、初めて友達と一緒に来たの」
「そうなんですか。ほんと、変わったところですよね、ここ。日本の警察とかが知ったら一発で摘発されそうなのに」
「ほんとね。あたしも初めて聞いたとき、ビックリしたもん。えっと、祐輔くん……は、どうしてここに?」
「自分ですか? 学校が夏休みで、ここを取り締まってる神帝麗美さんに連れて来られました」
「夏休み……じゃ、じゃあ、やっぱり」
「高校一年です」
「一年生……。じゃあ、まだ15歳?」
頷くと、すみれさんは少しだけ気まずそうな表情をする。
「嫌でしたか、15歳は」
「え、あっ、その……犯罪、っぽいかなって。あはは」
「ですね。でも、そういう普通だとありえない相手とするのって、興奮しません?」
そう問いかけると、すみれさんはわかりやすく恥じらいながら視線を右往左往させる。
「それは、えっと……」
プロフィールカードを確認した感じ、彼女は”背徳的な行為”に興奮するタイプらしい。
高校教師の旦那さんとも、おそらく学生時代の頃から付き合っていたのだろう。
他の生徒たちに隠れて。それも立派な背徳的な行為だ。
きっと、バレたらヤバいなと思いながら楽しんでいたのだろう。
もしも失敗があったとするのなら、そのまま興奮できると勘違いしたまま結婚してしまったことだろうか。
相手はただの”元”担任であって、卒業していざ結婚したら関係はただの年の差夫婦にまで落ちる。
結果、興奮できなくなったのだろう、普通の関係に。
なので俺みたいな年下の男を希望した。
中学生か高校生かわからない少年とセックスして、なんなら強引で激しく犯されたい──これも立派な背徳的な行為だ、ずっと味わえなかった快感。
俺は立ち上がると、彼女の背後に座る。
「え、あ、待っ……んっ♡」
「すみれさん、なんだかいい匂いします。俺が来る前にシャワー浴びたんですか?」
逃げる様子はない。
抱きしめながら太股を撫でると、彼女の身体がビクンと反応する。
──年下の男の子に犯される。
とでも考え、興奮しているのだろう。
肌触りの良い太股を撫でながら、そのまま右手が上半身を這って上がる。
「一応、俺もシャワー浴びてきたんですけど、どうします?」
「あっ、んん、はあ……ど、どう、って?」
「シャワー浴びるか、このままするか。俺はもうしたくて仕方ないんですけど」
「ん、ああ……っ♡」
黒ギャルの豊満な乳房の触れるかどうかの辺りを指先で刺激すると、彼女はもどかしそうに全身を小刻みに揺らす。
「どうしますか?」
「こ、の……まま」
「ん?」
「このまま、で……いい」
「そうですか。じゃあこのままする前に一つ確認なんですが、結婚指輪は付けたままでいいんですか?」
「え、あ……」
左手に付けた結婚指輪を指で触りながら問いかける。
どうしてそんなこと聞くのかわからない、と言った感じか。
今まで本当に不倫をしたことが一切なかったんだろうな。
「情事の最中に視界に入ったら、罪悪感とかで嫌な気持ちになる女性もいるので」
「そう、なんだ……」
「なので、どうしますか?」
「えっと、えっと、大丈夫……だと思う。うん」
「なるほど。もしかしたら、すみれさんは旦那さんのことを思い出したら余計に興奮するタイプかもしれませんね」
「そ、それはっ──んんっ♡」
俺が何を言いたいのかわかったのだろう。
顔を向けてきた彼女の唇を奪い、強引にキスをする。
「れろ、ちゅ♡ そ、んな、……いきなり、こんな♡」
「とか言いながら舌絡ませてきてるじゃないですか。ほら、もっと舌出して」
少し命令口調に伝えると、すみれさんは素直に従い舌を絡めてくる。
そのまま後ろに倒すと、俺は彼女に跨りながら唾液を交換するような激しいキスをする。
「キス、しちゃいましたね。初めての不倫ですか……?」
「い、いわない、でっ……♡」
「そう言いながら興奮してるんじゃないですか?」
右手を肩に置き、そのままゆっくりと下りていく。
服の上から乳房を揉むと、彼女は口に手を当てながら顔を外に向ける。
「めちゃくちゃ大きいですね。何カップですか?」
「……え、えふ♡」
「Fカップ。はは、凄いですね。向こうでもいろんな男たちに言い寄られたんじゃないですか?」
「それは、んんっ♡ だ、だけど、不倫になる、から……っ♡」
「優しいんですね。それでこの島に来て、夢の中でなら我慢せず楽しめると?」
「……うん。やっぱり、その、ダメ……かな?」
ここまできて不倫相手に聞いちゃう感じ、きっとダメじゃないって言ってほしいんだろうな。
だけど、
「夢の中でも不倫は不倫なので。人妻として悪いことですね」
「──ッ♡」
俺は笑みを浮かべながら伝えた。
彼女は欲しい言葉じゃなかったというのに、微かに喘ぎ声を漏らす。
「旦那さんに内緒で不倫を楽しめる島に来て、しかも最初の相手は年下の未成年……悪いと思ってるなら、止めるべきでは?」
「そ、それは……」
「でも、止められないんですよね。だったらほら、悪いことしてるって実感しながら俺のこと欲しがってくださいよ。そしたら俺が、何度も何度も、たっぷりとすみれさんのこと犯してあげますから」
人差し指ですみれさんの唇を撫でると、彼女は潤んだ瞳で俺を見つめながら口を開ける。
年下に命令されたり強く言われているというのにこの顔だ。
どうやらこうされることすら、彼女にとっては興奮剤になっているのだろう。