大人の知識を持ったまま中学生に戻った俺は好き勝手に生きていく 作:柊咲
純玲から「彼は凄い!」と聞かされていたが、こうして会ってみると普通の、見た目通りどこにでもいる男子高校生だなと思った。
そんな少年にあの純玲が……?
と、凛子もだが汐音も思っただろう。
そんな疑問を感じながら四人はビーチへ。
「うわ、お昼前から凄いね……」
純玲が声を漏らす。
気温の暑さや人の多さもそうだが、何より──普通にビーチでセックスしている男女がそれなりにいたことへの驚きだった。
汐音は周囲を見て、頬を赤らめながら言う。
「ど、どこででもしていいって言ってたけど……こんな、大勢いる前でしないでよね」
「う、うん」
凛子も頷く。
純玲も頬を赤くさせしていたが、その表情は二人のような恥ずかしがってではなく興奮して赤くさせているようだった。
「じゃあ、日焼け止め塗って遊ぼっか!」
「ですね」
「祐輔くん、日焼け止め塗ってほしいな♡」
「いいですよ」
二人は堂々と、盛り場のビーチを歩いて行く。
「え、ほんとに行くの……?」
「みたい、だね。どうしよ、汐音ちゃん」
「どうしようって、まあ」
行くしかないよね。
苦笑いの汐音に連れられ、二人もビーチへ。
右を見ればパラソルの下でセックス!
左を見ればゴムボートに乗ってセックス!
一組が始めたらお構いなしといった感じに、あちこちで始まったのであろうセックスビーチ!
そんな夢のような世界で、凛子は保護者のような汐音の隣を歩く。
既に日焼け止めを塗っていた純玲と少年。
「すみれさんって日焼けしてるのに、オイルじゃなくて日焼け止めするんですね」
「まあ、これは日焼けというか日サロで焼いたからね。ビーチとかで焼いたら水着痕とか付いて変になっちゃうの」
「そういえば、裸になっても水着の痕とかなかったですね」
「そうそう。だから海では焼かないの……んっ、あ、はぁっ♡」
うつ伏せで横になった純玲の身体を撫でるように触る少年の手付きに、純玲は喘ぎ声を漏らす。
「祐輔くん、もっと……もっと♡」
「そんなに物欲しそうな目で見ないでください。俺はただ、日焼け止めを塗ってるだけですから」
「そう、だけど……っ♡ んんっ♡ 祐輔くんの手、なんか、エロいんだもん……♡」
「まったく」
「「……」」
二人が日焼け止めを塗ってる横で、純玲と少年が楽しんでいる。
主に純玲がおねだりしているという感じだが、少年も少年で、焦らす行為を楽しんでいるようだった。
それに……。
「あっ、そこ……はあんっ♡」
純玲が言うように、少年の手付きはエロかった。
日焼け止めを馴染ませるように全身を撫で、うつ伏せで横になる純玲の敏感な部分を執拗に責める。
だが、喘ぎ声が大きくなると焦らすように別のとこに移動する。
「はい、今度は仰向けになってください」
「う、うんっ♡」
仰向けで横になる純玲。
呼吸をするたびに大きな乳房が動き、物欲しそうな視線を少年に送る。
少年はその視線に気付いているのか。たぶん気付いている。
腹部から撫で上げ乳房を──とはいかず、その手前で動きを止め下っていく。
その繰り返しに、純玲は少年の太股を撫でながら猫撫で声でおねだりする。
「祐輔、くん……っ♡ 焦らさないでっ♡」
「焦らしてるつもりはないですよ? 入念に塗ってるんですから。文句があるなら、止めますか?」
「あっ、止めない……止めないでっ♡」
少年は満足気な表情で続ける。
……どちらが年上なのか。
それは考えなくても見ればわかる。
だが、どっちが主導権を握っているかで言えば、間違いなく少年だろう。
少年が機嫌を悪くしたら、純玲は泣いて謝る。
少年がどんな命令を出しても、純玲は喜んで従う。
たった一晩で絶対的な関係性を構築しているように見えた。
──その二人を、凛子は羨ましそうに横目で見つめていた。
すると。
「……」
「……あ」
少年と目が合った。
咄嗟に顔を背けたが、彼は笑っているように見えた。
まるで欲求不満で、羨ましがっているのを見透かすような笑み。
「はい、もう大丈夫ですよ」
「え、も、もう……? もっと、触ってほしいなあ♡」
「日焼け止めを塗ってただけですよ」
「むぅ……あっ、今度は祐輔くんに塗ってあげる」
「自分にですか? でも、別に日に焼けたくないとか思ってないですよ?」
「じゃあ、オイル塗ってあげる♡ ねっ、ねえ♡」
「強引ですね。まあ、お願いします」
「やった♡」
とろっとしたオイルを、純玲は少年の手に塗っていく。
仰向けになった彼の肩から、腕に。そして胸元に移動すると、純玲はわざとだろう、乳首を指先で重点的に攻めていた。
「すみれ、さん……なんで、そこばっか」
「え? なんでかなぁ? ここ、入念にしないとなあって♡」
「そこばっか、いいですから」
「ダメダメぇ♡ もっと入念に、たーっぷりしないと、ねっ♡」
「「……」」
純玲はすっかり二人の世界に入ってしまっているようだった。
既に汐音も凛子も、自分たちの日焼け止めを塗り終わっていた。
もう泳ぎに行くなりのんびりくつろぐなりしていいというのに、必要以上に日焼け止めを塗りながら──二人の行為を横目で見ていた。
そんな二人の視線にも気付かず、純玲の暴走はどんどんエスカレートしていき。
「あはっ♡」
日焼け止めを塗った身体の純玲は、気付くとオイルを塗った少年の身体に擦り合わせていた。
なんのための日焼け止めなのか……。
と、思った二人だが、ある一点を見て驚愕した。
「ダメなんだぁ……っ♡ ビーチで、こんなに大きくしちゃってぇ♡」
純玲は彼の水着を脱がす。
勢いよく現れた肉棒は、純玲の顔ぐらいの大きさの凶悪なモノで、硬く天を突いていた。
二人は自分が知っているモノとは比べものにならないそれを見て、唾を飲む。