大人の知識を持ったまま中学生に戻った俺は好き勝手に生きていく 作:柊咲
「こ、ここ、で……」
「そう、ここで。ほら早く。奴隷のくせにご主人様を待たせたら駄目でしょ」
ベッドに座り、笑みを浮かべる。
凛子は今にも泣きだしそうに瞳をうるうるさせていたが、怒る様子も反抗する素振りも見せない。
それどころか、全身を震わせて喜んでいるようだった。
「ごめん、なさい……」
「早く脱げよ」
「は、はい……脱ぎ、ます」
視線を右往左往させながら、彼女はゆっくりと奴隷服を脱ぎ始める。
純白の下着に包まれた身体。
全体的に肉付きはあるが太っているわけじゃなく、丁度いい肉感だ。
お尻も大きく、胸はたぶん他の二人よりある。
普段から隠してるの勿体ないな……。
俺が彼氏だったら、周りの奴らに見せつけてるだろうな。
というか、エロい服を着させるな。
「あ、あの……脱ぎ、ました」
「ん、ああ」
妄想してたら裸姿を見逃してしまった。
まあ、後でたっぷり見せてもらうからいいか。
「じゃあほら、座れ」
ベッドに座ったまま開いた両脚。
目の前の床を指差すと、凛子は本物の奴隷のように、ご主人様の足下で正座する。
「ほんと、従順な奴隷だな。ご主人様に命令されただけで興奮してるんじゃないのか?」
親指で唇を撫で、そのまま口内へ侵入させる。
ねっとりとした唾液塗れの舌の表面を親指で触ると、彼女は弱々しい声で答える。
「ほうふん、しへまふっ……ほひゅひん、ひゃま♡」
「へえ、恥ずかしがってご主人様って呼ばないと思ったよ。偉いぞ、凛子」
「は、はぁい……っ♡」
褒めてやると、彼女は蕩けた顔で喜ぶ。
奴隷だからといって罵倒だけしてたら駄目ということか。適度に褒めてやるのがいい……と、SМマニュアル本に書いていた。
「そうだ、お前にプレゼントがあったんだった」
「プレ、ヘント……?」
口内を犯していた親指を抜き、俺は彼女のために持ってきた──リード付きの首輪を、彼女の首に付けてあげた。
「こ、これ……」
「首輪だ。奴隷が逃げ出さないようにするための道具。奴隷というか、もうペットみたいだな。ほら、舌を出して鳴けよ」
「あっ、あ、あぁ……っ♡」
舌を出したまま、嬉しそうに声を漏らす凛子。
舌先から垂れそうになる唾液を飲み、またご主人様に喜んでもらおうと蕩けた顔で舌を出す。
背筋がゾクッとする。
もっともっと、この女を虐めてやりたい。
「じゃ、行くか」
「え、行く、って……」
「もちろん、自慢の奴隷を大勢に紹介してやるんだよ」
リードを持ったまま立ち上がる。
訳が分からないと言った様子の凛子だが、黙って俺の後ろを付いてくる──が、向かう先が部屋の玄関だと気付くと、俺が何処へ行こうとしてるのかわかったようだ。
「外は、外は……」
「なに、ご主人様に逆らうの?」
「ちがっ! 違い、ます……で、でも、外は」
「ほら、行くぞ」
部屋を出て廊下へ。
リードで繋いだ首輪を付ける凛子は恥ずかしそうにしながら俺の後を歩く。
廊下では人に会えず、エレベーターに乗って一階へ。
20時頃ということもあって廊下は静かだったが、一階のロビーには受付がある。そして受付には、神帝グループの社員である女性がいる。
「あ、あ……っ♡」
「ほら、早く行くぞ」
「や、やっ……恥ずかしい、です」
俺の後ろに隠れようとしていた凛子を、リードを引っ張って前を歩かせる。
受付の女性のニコニコした笑顔とお辞儀は、笑われるのと同じぐらい凛子を恥ずかしがらせる。
そして外へ。
夜中だというのに暑い島。
俺はホテル近くにある噴水のそばのイスに腰掛ける。
「じゃあ、ここでまずは口で奉仕してもらおうかな」
「こ、ここで……ですか!?」
珍しく大きな声を出した凛子は周囲を確認する。
後ろのホテルはガラス張りで、さっきの受付にいた女性の視線を感じられる。それにロビーの明かりで、いくら外が暗くても二人が外で何してるかなんて見てすぐわかる。
それにここは、ホテルの入口だ。だから当然……。
「ねえ、あれ……」
「え、うわ……あの女の子の恰好やばっ。奴隷服? ってやつだよね」
「しかも首輪にリードとか、もろじゃん……。大人しい見た目のくせに、奴隷願望持ちとかやばすぎ」
ホテルに戻る人。
ホテルから出て行く人。
それらの人たちが必ず俺と凛子を見ることになる。
「みんな見てるな。奴隷服を着て、首輪を付けたお前のこと」
「うっ、う……恥ずかしい、です」
笑いながら言うと、凛子は恥ずかしさに堪えられず涙を流してしまった。
だがここでかわいそうだと止めてやるわけにはいかない。なにせこれを乗り越え、羞恥心すらも快感に変えられるようになれば、彼女は正真正銘の──変態になれるのだから。
「ほら、早く座れ。ご主人様が奉仕しろって命令してるんだぞ」
「そん、な……こんなとこ、で」
「こんなとこだからいいんだろ。ほら、早くしろよ」
凛子は泣きながら俺の目前で座る。
知らない女性二人組に見られながら、凛子は俺のズボンのチャックから肉棒を取りだす。
一刻も早く人のいないとこに逃げ出したいのだろう。だが、
「あ、あ……っ♡」
屹立した肉棒を手に取ると、凛子はその大きさと熱に吐息を漏らす。
涙も、ピタッと止まっていた。
「どうした?」
「あっ、え、あ……」
「おいおい、この奴隷は、ご主人様のことを褒めることもできない役立たずなのか?」
「あっ、す、すみま、せん……」
ごくっと唾を飲んだ凛子は、
「ご主人様の、お、お、おちん、ぽ……とっても、大きい……です♡」
と、言った。
口にしたことが良かったのか、凛子は笑顔を浮かべて、
「それに、熱くて、凄い……硬い、です♡」
言葉を付け足した。
鼻息を荒くさせた彼女は、エロ奴隷としての一歩を踏み込んだようだった。