※この作品はR-18です。

大人の知識を持ったまま中学生に戻った俺は好き勝手に生きていく   作:柊咲

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239話 淫夢島 ~ふっ、簡単だな

 

 部屋に戻るとスマホを確認する。

 健也にお昼過ぎに送った近況報告みたいなメッセージに、短く『了解!』だけ返事が来てた。

 

 

 

「ほんと、こういう返事が一番困るんだってば。もう少し女心をさあ……まあ、あいつにそんなのわかるわけないか」

 

 

 

 幼馴染だからそれぐらいわかる。

 私は大きくため息をついてからシャワーを浴びた。

 別に変な意味はない。島を歩いて汗をかいたから。

 祐輔くんに会うからとか、もしかしたら何かするかもしれないからじゃ……。

 

 

 

「あー、やめやめ。変に意識しないの、まったく」

 

 

 

 それから着替え、化粧をする。

 大好きなお酒、今日は止めておこう。

 お酒は好きだけどあんま強くないんだよ。

 酔って変なこと言ったり、もしくは何か……何か、しちゃうかもしれない。

 

 

 

「ああもう、一緒に食事するだけだって」

 

 

 

 一応、純玲と凛子にメッセージ送ったけど返事はない。

 あの二人、私も二人みたいに彼とすると思ってるな。

 

 

 

「絶対にしないわよ。私には健也がいるんだから」

 

 

 

 女心がまるでわかってない彼氏だけど、今は幸せなんだから。

 私は決心するように大きく頷き、部屋を出た。

 

 彼に聞いていた部屋の扉をノックすると、中から「はーい」という声が聞こえた。

 

 

 

「あっ、いらっしゃい」

「ど、どうも。早く来すぎちゃった?」

 

 

 

 シャワー浴びてすぐだったのか、彼の髪は微かに濡れていた。

 

 

 

「いえ、大丈夫です。料理ももう来てるので、どうぞ」

「うん、おじゃましまー」

 

 

 

 部屋の中を見て言葉が止まった。

 豪勢な料理と共に置かれていたのは、呑んだことのない高級そうなワインだった。

 

 

 

「え、祐輔くんってお酒呑むの……?」

「いやいや、未成年ですから。あれは汐音さんのです」

「私? 私は、その……」

「二人から汐音さんがお酒好きだって聞きましたよ」

 

 

 

 好きだけど。好きだけど……。

 

 

 

「もしかして、いらなかったですか?」

 

 

 

 寂し気な表情で祐輔くんに聞かれた。

 

 

 

「う、ううん、ありがと。お酒好きだから、ちょっとだけ貰おうかな」

「本当ですか!? 良かった……じゃあ、どうぞどうぞ」

 

 

 

 せっかく用意してくれたのに呑まないなんて言えない。

 

 大丈夫。

 ちょっとだけ。

 一杯だけなら平気、なはず……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ♦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──でねぇ、健也ってばなーんもわかってないの!」

 

 

 

 すみれさんと凛子から、汐音さんはお酒が好きでめちゃくちゃ弱いって聞いていた。

 

 だからお酒を用意した。

 最初はちびちびと酔わないように呑んでいた。

 たぶん、彼氏がいるのに違う男の前で酔ったら駄目だって思ったんだろう。

 

 だが、

 

 

 

「もう、聞いてるの祐輔くん!?」

「もちろん聞いてますよ」

「それで前のデートだって」

 

 

 

 気付いたら酔っぱらっていた。

 それはもう、顔を真っ赤にして、ろれつが回らないぐらいに。

 しかも、

 

 

 

「汐音さん、汗凄いですよ?」

「ん、だってこの部屋暑いんだもん。もう! もう、脱ぐっ!」

 

 

 

 全身から水玉の汗が吹き出し、指摘すると上のブラウスを脱ぎ始めた。

 

 酔っても自制する彼女を少しずつ攻略する……。

 という俺の計画が台無しだ。これじゃあ、今にでも犯してくれと言っているようなものだ。

 

 

 

「はあ」

 

 

 

 大きくため息をつき、俺は汐音さんの隣に座った。

 

 

 

「ん、どしたの……?」

「いえ、なんかストレス溜まってるんだなって」

「私? まあ、溜まってるかも。健也が女心わかってないから!」

「じゃあ、ストレス発散しますか?」

「え、するする!」

 

 

 

 たぶん、ゲーム感覚にしか考えてないんだろう。

 だから俺は彼女をベッドに誘導する。

 まだ何も気付かない彼女はベッドに横になる。

 その気はないと言っていたが色気のある派手な下着姿の彼女は、何度もシーツに足を擦り合わせる。

 

 

 

「こうしてると、そのまま寝ちゃいそう」

「目、閉じててもいいですよ?」

「え、でも……んっ♡」

 

 

 

 細く引き締まったお腹に手を当て、ゆっくりと胸に持って行く。

 下着越しでもわかるほどに柔らかく大きく実ったそれを揉むと、汐音さんは甲高い声で鳴いた。

 

 

 

「ちょ、祐輔く……あんっ♡ ま、まって、それは」

「ただのマッサージですよ。ストレス発散にもいいんです」

「マッサージって、んあっ♡ ダ、ダメダメ、これ、ダメだって」

 

 

 

 慌てて体を起こそうとするが、一度横になってしまった彼女には難しい。

 胸を揉むたびにいい声で鳴き、身体全体を波のように揺らして快感を表現してくれる。

 

 

 

「何も、しないって……っ♡ 言った、のにぃ♡」

「ただのマッサージですって。どうです、気持ちいいですか?」

「気持ちよく、なんか……気持ちよくなんか、なっ、んんん♡」

 

 

 

 腰を大きくビクっとさせた汐音さん。

 酔ってるからか、少し胸を愛撫しただけでイってしまった。

 

 いや、こっちの方も溜まっていたのかもしれない。

 

 

 

「イキました?」

「イって、ない……もう、いいから」

「そうはいかないですよ。まだ、胸しか触ってないですから」

 

 

 

 酔いと欲求不満とストレス。

 口では拒んでいても、彼女の身体は触ってくれと言わんばかりに動かない。

 だから続ける。

 男から与えられる快感をまだ知らないこの女に、年下の俺が教え込んでやる。

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