※この作品はR-18です。

大人の知識を持ったまま中学生に戻った俺は好き勝手に生きていく   作:柊咲

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24話 ギャルは満たされない

 

 

「お礼については置いておいて、いつ教えたらいいですか?」

 

 

 俺の前に立つ愛華さん。

 上半身を下げる絶妙な谷間の見せ方や、男を誘う上目遣いの見つめ方。鼻腔をくすぐる香水の匂い。

 どうすれば男を誘惑できるのか熟知している、そんな動きに見えた。

 

 

「そう? それじゃあ、この話はまた今度。うーん、うちはいつでもいいけどぉ……あっ、彼氏に誘われたらそっち優先しちゃうけど、いい?」

「ええ、それは別に構いませんよ」

「ありがとっ、じゃあ明日とかはどうかな?」

「明日ですか? 随分と急ですね……」

「あはは、だって先延ばしにしたらうち、絶対にサボっちゃうと思うんだよね」

「なるほど。じゃあ学校が終わってからなら大丈夫ですよ」

「ほんと? 良かったあ……じゃあ、連絡先教えとくね」

 

 

 

 

 連絡先を交換すると、愛華さんは一歩前に出る。

 

 

 

 

「それじゃ、うちの家こっちだからぁ……じゃあね、せんせぇ!」

 

 

 

 

 パタパタと手を振って去っていく愛華さん。

 

 愛華さんの経験人数を詳しく聞いたことはないが、かなり多いだろう。

 なにせ会う度に彼氏が代わっていて、その相手の年齢もいつも違う。

 どうしてそんなにコロコロ代わるのか。彼女に何か難があるのか、単に飽きっぽい性格なのか、それはわからない。

 ただ付き合った相手と必ずセックスしているというのは確かだ。なにせ彼女が恥ずかしがらずにそう口にするのだから。

 

 

「そんな男性経験豊富なギャルを堕とせたら、きっと最高の快感を得られるだろうな」

 

 

 彼氏がいると言っていたが……あの俺を誘っている感じ、やれる可能性は十分にあるだろう。

 中学生である俺が経験豊富な彼女のお眼鏡に適うかは不明だが、攻略してみたいと思わせる女性だ。

 それにもしかしたら、開けてはいけないパンドラの箱かもしれない。ただまあ、それを見るのも含めて楽しみにしておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ♦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ※愛華視点

 

 

 

 

「ふんふんふーん、ただいま」

 

 

 

 

 カギを開けて家に入る。

 真っ暗な部屋には誰もいない。

 

 

 

 

「……って、ママはもうお店に行ってるんでしたぁ」

 

 

 

 

 学校から帰っても、いつもママはいない。

 スナックのママをしてるから夜は仕方ないんだけど、朝もいないんだよね。

 ちゃんとした会話を最後にしたのはいつだったかな、思い出せないや。

 

 

 

 

「そもそもこの家に帰ってきてるのかも不明だしねぇ」

 

 

 

 

 うちが生まれたときからずっとパパはいない。

 

 

 いや、いるか。

 ママにお小遣いをくれるパパや、ママをお店まで送り迎えしてくれるパパ。それにママを家に泊めてセックスするだけのパパが何人も。

 まあ、うちには関係ないパパがいっぱいいる。

 

 

 

 

「まっ、そんなママの血をうちは受け継いでるんだけどねぇ」

 

 

 

 

 スマホを見ると、大量のメッセージが届いていた。

 今の彼氏のトモくんは仕事中だけど、元カレのカズくんからのメッセージ。

 

 

『なあ、愛華。今週の土曜とか暇?』

 

 

 デートのお誘いかな。

 いや、デートじゃない、セックスのお誘いかな。

 

 

『えー、暇だけど?』

 

 

 うちが返事すると、すぐにカズくんからメッセージが返ってきた。

 

 

『じゃあさ、俺の家に遊びに来いよ』

『遊びに来いって、うち彼氏いるんだけど?』

『今さらだろ。俺と付き合ってたときにも他に何人もセフレいたくせに』

『どうだったかなあ』

『いいからやらせろって。お前のマンコめっちゃ気持ちよすぎて、今の彼女じゃ満足できねえんだよ!』

 

 あー、また新しいセフレが増えちゃったかな。

 そう思って返事を返さないでベッドにダイブする。

 

 気持ちではいつも彼氏一筋なんだけど、なんだろ、たまに思うんだよね。

 

 ──満たされないな、って。

 

 それは心も身体もだけど、大きいのは身体かな。

 前の彼氏のカズくんは早漏だったし、今の彼氏のトモくんは短小だった。

 いざいい男が現れても、セックスしてみたら全然満足できないことが多かった。

 ペニスの長さも太さも硬さも大満足ないい男が現れても、結局は自分が満足したらそれで終わりだし。

 まあ、そんな完璧な男に絶倫まで求めるのは酷かもだけど、せめてうちのこともちゃんとイかせてよって思う。

 

 

「まっ、求められたら断れないんだけどさあ」

 

 

 少し強引に迫られたら、すぐに股を開いちゃう。

 だって男に言い寄られるのも、求められるのも気持ちいいんだもん。

 それにたぶん、うちって尽くしたがりな性格なんだろうなって思う。

 この人のお願いならなんでも従っちゃう、みたいな。その人に呼び出されたら、何時でも、何処でも、犬みたいに舌出しながら走っちゃうみたいな。

 

 

「まあ、本気でそう思えるような相手とはまだ出会えてませんけどねえ。……はあ、どっかにうちを満たしてくれる男いないかなあ」

 

 

 

 

 いないから、こうしてセフレばっか増えてるんですけど。

 

 

 

 

「とはいえ、さすがに中学生に手を出すのは犯罪?」

 

 

 

 

 久しぶりに優等生のゆうくんとお話ししたな。

 まさか誘いに乗ってくるとは思わなかったけど。

 というか、もしゆうくん食べちゃったら初の真面目くんとのエッチ?

 それに真面目くんの中学生だから童貞でしょ、絶対。筆おろしかあ、なんか変なのに目覚めちゃうかも。

 

 

 

 

「まっ、中学生だからどうせ粗チンだろうけどお。ちゃんと皮剥けてるのかな? あー、チンカス溜まってたりして。前にそんな元カレいたなあ……名前忘れたけど」

 

 

 

 

 たまには童貞相手っていうのもいいかもね、どうせ一度きりだし。

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