美少女TSおやじは異世界帰還者 帰還後イチャイチャエロエロ生活【後半からはVRファンタジー世界編】 作:えぴっくにごつ
「――なるほど」
さてさて。
シミュレーションの内にダイブした星図は、体感で数秒後には意識を取り戻した。
そして次に降り立っていたのは――美麗な景色の広がる空間だった。
現在地は小高い山の中腹。背後にはこじんまりとした、いかにもRPGのスタート地点のような洞窟の出入り口。
そして眼下の向こうには広大な高原に自然が、そして中世時代を再現したかのような街が見え。
さらに遠くの空には、小型の飛竜などが飛ぶ姿が見えるではないか。
見るからに、お手本のような剣と魔法のファンタジー世界。
星図はまずその光景を一望した後に、今度は自身の身体に視線を降ろす。
今の星図は、シミュレーション内へのダイブに伴い、また性転換時の美少女の姿へと変わっていた。
ご自慢の大変に端麗な顔が、鮮やかな少し長めの青髪に飾られている美少女。
そして、お胸が少し慎ましい以外はパーフェクトなボディが。しかし今は、大変な艶やかな衣装に飾られていた。
その胴、ボディを飾り主張するは――かなり際どいマイクロビキニだ。
髪色、イメージカラーに合わせた青色のマイクロビキニが。星図のそのボディを裸一歩手前のギリギリを攻めて飾ってる。
そして反して腕や脚が付けて履くは、マイクロビキニと正反対のゴツめのアーマー装備。カラーは同じく青色の、なかなかに凝った造形のアーマーグローブにアーマーブーツ。しかしそれが返ってマイクロビキニ着用の胴体を艶やかに目立たせてる。
首周りにもゴツめの、「ラッセル車かよ」と言いたくなる造形のアーマー首飾り。
頭には尖らせ凝った造りの、ティアラを意識した頭飾り。
要は、ビキニアーマー姿。
星図は性転換からの美少女モードにて、そんな衣装に身を包んでいた。
「勇者王女……か」
そんな星図は下げていた視線を戻すと。今度は手元の宙空に視線を落として、そんなワードを零した。
そこにあったのは、ゲームなどに見られるような半透明のウィンドウ画面。今に在ってのそれは、このVRシミュレーターの機能の一つ。
今に表示されるは、「今の星図」のステータス・プロフィール画面。
その内の役職欄に、今に口にした「勇者王女」という名称がある。
これこそ、今の星図の「
「ぶひひっ♡星ちゃん勇者王女さまカワイイねぇ、エッチだねぇっ♡」
そんな、「マイクロビキニアーマー装備勇者王女」となっていた星図に。聞き慣れた声色で下品な台詞が掛かった。
星図が対面を見れば、そこには最早間違いようもない。(//^ω^//)な顔で星図を舐め回すように視姦してるモカの姿があった。
そんなモカはと言えば。
見た目だけは一匹オオカミ風の、茶髪シュートボブ美少女姿を。また特異な姿で飾っている。
その豊かなボディを飾るは、ほとんど競泳水着のようなデザインのインナースーツ。
そして手足には、星図のもの程はゴツくない。そしてどこか和風っぽい甲冑類。ご丁寧に絶対領域などは露出し、魅惑を醸している。
合わせてトレードマークのように赤い首巻が首回りを飾り靡き、アクセントの頭飾りがまたカッコカワイイ。
太腿や腰回りなどには、クナイや手裏剣などの得物が見える。
表現するなら、競泳水着装備女忍者。
そして実の所その通り。モカの
二人はダイブか意識が目覚めると、この姿に役職を与えられ。今の場所に現れていたのであった。
「はいはい……――なるほどね、俺たちは魔王討伐を目指す勇者王女と、その護衛って設定か」
そんな競泳水着忍者のモカの、いつものムーブを適当にあしらいつつ。
星図はインベントリの中から見つけた一つの「手紙アイテム」を開き、目を通しながらつぶやく。
「ドストレートなRPGって感じだね~」
それにモカもエロおっさんムーブを解いて、星図と並び立って開かれた手紙アイテムの内容に目を通す。
与えられた役職、バックグラウンドにて剣と魔法のファンタジー世界を冒険する。
それがFLHが用意したこのシミュレーションの、おおまかな流れのようだ。
「まさかもう一度、星ちゃんと冒険することになるなんてねっ」
それらからモカは、以前の二人での電子の異世界の冒険を思い起こし。少し懐かしみ、そして今よりを楽しみにするようにそんな言葉を零す。
「ははっ、だね」
それに星図も同じ気持ちで返すが。
「ただ……今回は多分エロ世界だけど……」
しかし直後には、顔の笑みをしかし渋く染めて変えて。そんな推察の言葉を零す。
FLHの、人間の性文化を知りたいと言う今回の目的。
そのために用意された、シミュレーション内の世界観と設定。
そして何より今の二人の、どう見ても重厚本格的な冒険物のそれでは無い。煽情的で見たものの情欲を煽る、艶やかで言ってしまうと頭の悪い格好。
この世界が。R18のエロRPG的な世界観である事は、否が応でも明らかであった。
「むひゅひゅっ♡あたしはそれも大歓迎だけどねっ♡」
しかしモカはそれをまた歓迎する旨を言葉にし、次には隣の星図に遠慮無く抱き着く。
「っぁ♡」
「ぐひゅひゅっ♡この慎ましい加減がまたたまりませんな~っ♡」
そして星図の、今はマイクロビキニで申し訳程度にしか隠されていない、慎ましやかなおっぱいを。
絶妙な加減で掴み、むにゅむにゅと揉んで弄び始める。
「さてさて。「そういう」世界で、FLHさんからも「そういう」お願いなのですし。早速――いひゃいっ!?」
しかし、何らかの想像に容易い企みを零しかけたモカは。しかし次にはその手の甲を星図に抓られ、悲鳴を上げた。
「まだだめっ。そういう事がメインと言えど、なんかバトルもありそうな雰囲気だし。最低限態勢は整えたい」
その星図から告げられたのは、「おあずけ」の言葉。
目的、主体がエロである事は分かっていたが。それでもこのシミュレ-ションがゲームの体裁を取っている以上。
ゲーマーである星図はその備えをしておかなければ落ち着かず、気が済まない性質であった。
「ええ~~」
「ええ~~、じゃありません」
それにモカはあからさまに不服の声を上げるが、星図はそれをぴしゃりと一蹴した。
「寿有亜さんとヨロズちゃんとも合流しないと――うん?っていうかそうだよ、二人はホントにどこ?」
そして示す言葉を紡いだ星図だが。次にはその自分が発した言葉で、寿有亜とヨロズの姿が先程からまるで見えない事に明確に思い当たり、疑問の声を上げた。
「近くに居てすぐに合流するのかな、とか思ってたケド……近くにはいないカンジだよね?
」
「スタート地点から違うのかな?」
それを受けてモカも、周りを見渡して改めての確認を行いながら、二人の所在が掴めない事に言及。
星図はそれを受けつつ、推察の言葉を紡ぐ。
実際それは当たっていた。
次は、その二人。寿有亜とヨロズの側を見てみよう――