※この作品はR-18です。

土曜の朝の小さな恋人   作:上上上上上上上

15 / 24
第5話 本当に好きっていうことは(2)

 冗談半分にもおしおきと言うだけあって、今日のみゆちゃんのフェラはアグレッシブだ。

 みゆちゃんと同じくらいの年頃の少女なら大抵は、男性器を意味する言葉すら口にするのも憚るだろう。

 それが実物をむしろ自分から喜んで口内に迎え入れるという事実、そのぷるぷるフレッシュな唇にグロテスクな男根が飲み込まれていくという絵面。

 この行為は何度してもらっても飽きることなく胸をざわめかせる。

 しかし今日はいつものフェラのときのように俺の足の間にあるみゆちゃんの頭を撫でようとしたら、

「ダメ、これはおしおきなんだからお兄ちゃんは動かないで!」

と手を払い除けられてしまった。

 俺を挑発しているのかわざとらしくジュポジュポ音を立て竿を吸い立てて、キンタマを転がしたりキューッとつまんだり、ときにカリ裏の敏感なところにわざと歯を当ててきたりもする。

 射精感がこみ上げてきたと察するや、んぱっとチンポを口から解放して絶妙なタイミングで射精を阻止してくる。

「ちょ、みゆちゃんそんなに何度も焦らさないで!」

「おしおきって言ったでしょお兄ちゃん♥」

 にんまり顔で俺を見上げながらツンツンと亀頭をつついてくるのも、俺の感じるツボをすっかり心得たものだ。

 爪の先が亀頭粘膜に刺さる度にチンポが跳ね回った。

 その痛さがまたちょうど良い塩梅に過ぎて、むしろ快感になってしまう。

 そしてまた舐めたりしゃぶったり、かと思えば

「まだイッちゃダメだよ?」

とギューッと力いっぱい竿の根元を握りしめてくる。

 俺はすっかりみゆちゃんのなすがままだ。

「ごめんなさい許して下さい……みゆちゃんのお仕置き、気持ち良すぎて我慢できないよ……」

「ふ~ん、じゃあ私のお願い聞いてくれるって約束するなら、おちんぽイかせてあげようかな?♥」

「ああ、約束する!だから早くイかせて!」

 いたずらな目をしたみゆちゃんのお願いとやらを甘く見積もった上に、この何度も繰り返される寸止め快楽地獄から解放されたい一心もあって、俺は腰をガクガクさせながらつい安請け合いしてしまった。

「いいよ、じゃあがんばってザーメンいっぱい出してね♥」

 これ見よがしに舌を長く出したみゆちゃんは、チンポを根元から鈴口までねろーんと舐め上げると亀頭にぱっくりかぶりつき、紅潮した頬っぺをすぼめるほど猛烈な勢いでちゅうちゅう吸い上げ始めた。

「あっ、それすごいよみゆちゃん。ザーメン一杯出る!」

 延々20分近くに渡って一方的に口淫責めを受け続けていたお陰で、とっくに限界を越えて我慢していた俺がその吸引力に抗えるはずもない。

 いともあっけなくみゆちゃんの口内に歓喜の白い花火を打ち上げた。

 

 さんざん焦らされただけに我ながらこれほどの勢いの射精は久しぶりで、ごっくんに慣れてるはずのみゆちゃんは珍しく精液に噎せて涙目だ。

 俺はティッシュで口を抑えてまだ少し咳き込んでいるみゆちゃんの背中をさすってやっていた。

「大丈夫?ごめんね、みゆちゃんのお口があんまり気持ち良すぎて、一杯出過ぎちゃったよ」

「うん、分かってる……それよりお兄ちゃん、お願い聞いてくれるんだよね」

 おっとそうだった。何をすれば良いんだろう。俺の懐具合は知ってるはずだから高い買い物をおねだりされることはないだろうけど。

 やがてようやく落ち着いたみゆちゃんは顔を上げて言った。

「お兄ちゃん、私とセックスして」

 

 流石にこれは返答に詰まった。

「……約束、だよ」

 みゆちゃんの口元は微笑んでいたが、声は真剣だった。

「何度も言ってるじゃないか、セックスは本当に好き合ってる人とするものだって」

「本当に好きって、よく分からないけど……お兄ちゃんがあの女の人とセックスしてたって聞いて、私すごくイヤ~な気持ちになったんだよね」

 度々不安げに言葉を詰まらせつつみゆちゃんは続ける。

「あの女の人じゃなくて私がお兄ちゃんとセックスできたらすごく幸せになりそうなのにって想像して、でもそうならなくてすごくくやしかったの」

 そう思ってくれる気持ちは嬉しい。

「それでむねがぐちゃぐちゃになっちゃって、少女マンガとかドラマとかで見た〝恋愛〟って多分こんな気持ちなんだろうなって思ったよ」

 きっとそれは正解なんだろう。

「例えば私がお兄ちゃんじゃない他のだれかとエッチしたら、お兄ちゃんはどう思う?絶対お兄ちゃんも私と同じように、いや~な気持ちになってくれるって、信じてる」

 まさにその通り、図星を突かれてる。

「ねえ、そんな風に、お兄ちゃんも私のこと本当に好きじゃないの?」

 みゆちゃんは真剣な面持ちになって俺の首に手を回してきて、キス寸前の距離で見つめ合った。

「お兄ちゃんは、私とセックスしたら幸せになるって思わない?」

 

 息詰まる数秒の間をおいて、俺はついに観念して本音を口にした。

「……ああ、俺も好きだよ、みゆちゃん。本当に、好きだ」

 どちらからともなく唇を重ねた。

 このキスにしょっぱい味がしたのはどちらの涙だったんだろう。

 そして俺もみゆちゃんを抱きしめ返して言った。

「みゆちゃん、セックスしよう」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。