※この作品はR-18です。

土曜の朝の小さな恋人   作:上上上上上上上

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第6話 小さな成長(2)

「……で、持ってきてたわけ?全部?」

「そう!お兄ちゃんに見てもらおうと思って!」

 みゆちゃんは手提げ袋から買ってもらったばかりのブラジャーとパンツのセットを床に並べながら答えた。

 今着てるのと合わせて、上下3セットとブラ単品で2着買ってもらったそうだ。

「いや、新品の下着だけ見ても……っていうか、これからみゆちゃん毎日これを着るんだよね。うちに来る時に着てるとこ見せてくれるのを楽しみにしてるからさ」

「あっ、それじゃ今から全部着たところ見てもらおうか!」

 えっ?勢い込んで、何を思いついたんだろ。

「ファッションショーだよ!私がこれ着たとこ見ててよ!」

 ああ、そんなに俺に新しい下着を見てほしかったんだな。

 言うが早いかみゆちゃんはローテーブルを壁に立てかけ床の面積を確保、俺のタブレットPCで音楽を検索して、部屋のセッティングは完了のようだ。

 バックステージのつもりなんだろう、みゆちゃんは持ってきた下着を全部持って浴室に入っていった。

 俺はこの辺がランウェイになるんだろうな、とアタリをつけて、その脇に座って待つことにした。

「じゃお兄ちゃん、ミュージックスタート!」

 再生ボタンを押すとタブレットPCが軽快なポップスを奏で始める……今小学校ではこれが流行ってるのかな。

 薄暗い浴室からみゆちゃんが腰を振り振りモデルウォークのまねっこで現れた。

 しかしその服装はさっきのスウェットパーカーのままじゃないか。

 狭い部屋だけにゆっくりつかつかと俺の前を横切るまでわずか数秒。

 みゆちゃんは部屋の奥までたどり着いて振り返りカーテンが掛かった窓を背に立つと、腰に手を当てポーズを一つ。ポーズを変えて俺にウインクを送り、またポーズを変える。

 そしてジジジジジ~~~~~ッ、とパーカーのジッパーを下ろし始めた。

 パーカーを脱ぎ捨てるとポーズ、Tシャツを脱いではまたポーズ……黒いフレアミニスカートとグレーのタイツを残して上半身はブラ一枚だけ。

 これは部屋に来てすぐ見せてくれた薄水色のジュニアブラだな。

 控えめなデザインなのに、こんな風に見せられると独特の艶かしさがある。

 そしてミニスカートとタイツを脱ぎ捨ててブラと揃いの薄水色のパンツを露わにすると、くるっと一回転してちょっと腰を捻って俺に向き直り、にっこり両手で作ったハートを飛ばしてきた。

 この可愛らしさは破壊力抜群だ!俺は見事にハートを撃ち抜かれてのけぞった。

 みゆちゃんの可愛らしくも悩ましい下着姿を特等席でたっぷり堪能した俺は、この最高のアピールに拍手を送らざるを得なかった。ただ……

「良かったよ、カワイイね!でもこれじゃファッションショーじゃなくてストリップショーな気も……」

「も~っ、そんなことないもん!」

と頬を膨らませたみゆちゃんは、脱ぎ捨てた服を拾って下着姿のままのモデルウォークで浴室へ戻っていった。

 

 慌てて着替えてるのか、浴室からどたどた音が聞こえる。

 やがて現れたみゆちゃんは、今度は最初から下着姿だった。

 パンツはさっきのまま、淡い紫の生地に暗い紫の帯状の肩紐や裾にメーカーロゴが入った、スポーツブラっぽいのを着けている。

 スポーツブラであることを意識してか、ポーズの合間に走るフリをしたりボールを投げたり手を羽のように広げてぴょんぴょん回ったりと、アクティブな振り付けをみせてくれた。

 なるほど女の子の体操服の中身はこうなってるわけか……と妄想が捗るね。

 

 お次の衣装はまた露出度の低い、白地にオレンジとピンクの水玉模様の上下セットだ。

 みゆちゃんはカーテンの前でポーズを決めると、何故か四つん這いになった。

 そしてそのままぐるぐる這い回ったかと思うと体を起こして足を広いてしゃがみ込み、軽く握った右手を顔の横で縦に振りながら「はい、にゃ~お♥」と小首をかしげる。

 なるほど、ネコちゃんの真似か!

 その仕草が可愛らしいのは勿論だけど、それと同時に肌に密着してこんもり盛り上がったパンツの恥丘の辺りに目が吸い寄せられて、これまたドキドキものだ。

 すると今度はそのまま両手を頭の両脇に揃えて「ぴょ~ん、ぴょんっ!ぴょ~ん、ぴょんっ!」と跳ね回る。

 今度はウサギさんだな。

 そのポーズで後ろを向くと、今度はちょっぴり伸びたパンツの柄が、お尻の丸みとボリューム感をアピールしていた。

 可愛くて、健康的で、それでいてエッチで、みゆちゃんの身体の魅力を最大限に引き出してくれている。

 下着姿のみゆちゃんは、ある意味全裸より魅力的だ。

 

 ファッションショーとは言っても、みゆちゃんが持ってきた下着は多いわけじゃない。

 みゆちゃんは浴室に戻っては着替えて、上下の組み合わせを変えたりもしては俺の前に戻ってきて、色んなフリやポーズを見せてくれた。

 次第にネタが切れてきたのか、どこかで見たようなダンスの一節や冗談のようなおかしなポーズも混じってくるが、みゆちゃんが楽しそうなのでそれで良し!

 と思っていたら悪ノリしてきたのかな、ちょっとエッチなポースも混ざってきたぞ?

 お尻や股間を強調してみせたり、下着をちょっとずらしたり、パンツをハイレグTバックに食い込ませてカワイイおしりを丸出しにしてみたり。

 ああ、もうちょっとこっちから覗けば脇からぷっくり乳首がちょっと見えちゃいそうだ。

 後ろ向いてパンツを下にずらしてお尻振り振りすると、すべすべのナマ尻がぷるぷると震えるのも目に楽しい。

 いや男としては自分の彼女がこんな風にサービスしてくれるのは嬉しい限りだけど、最初ストリップショーを否定してたよね、みゆちゃん。

 

 とにもかくにも。

 最後にみゆちゃんは自分で音楽を止めて「♪じゃーん、じゃーん、じゃーん」と口で言いながら気をつけからのお辞儀をして、ほんの10分ちょっと、だけど内容の濃いソロ下着ファッションショーは幕を下ろしたわけだ。

 はい、俺拍手~~~!

 服を着直して持ってきた下着を全て畳んで手提げ袋にしまうと、みゆちゃんは満足げに腰を下ろして俺の肩にしなだれかかってきた。

「どうだった、お兄ちゃん?」

「いや~全部可愛かったよ。楽しそうだったね、みゆちゃん」

 俺が頭を撫でてやると、みゆちゃんは目を細くして体をくねらせる。

「私ね、いっつもママが会社の人から貰ってくるお下がりの服ばっか着てるから、下着だけでも自分で選んで買ったのが着られるのがすっごい嬉しいんだよね~」

「えっ、お下がりばっか?」

「うん、本当にしょっちゅうもらってくるからいっぱいありすぎてこまるくらいだよ~。でも下着ならお下がりはないもんね」

「そりゃそうだよな……」

 そういえばみゆちゃんはうちはビンボーだなんてちょいちょい言ってたのに、俺の部屋に来るとき同じ服を着てる姿を殆ど見たこと無いもんなぁ、と今更ながら納得した。

「でもお兄ちゃんも気に入ってくれてよかった!すっごいエチエチな目で見てくれてたでしょ~♥」

「ああ、みゆちゃんなかなかセンス良いじゃん?もちろんみゆちゃん自身っていう素材の良さがあってこそだけど」

「も~っ!ほーめーすーぎ~~っ!」

 みゆちゃんはニッコニコで俺の肩をぺしぺし叩いてきた。我ながらなかなかのバカップルぶりだ。

 こんな時間がずっと続いてほしいもんだ。

「あっそうだ、今度はお兄ちゃんが一緒にお店行って、私に似合うエッチ~な下着、選んでくれる?」

「えっ、そりゃマズいよ。俺、絶対周りから不審者の目で見られるって!」

「ふふっ、冗談だよ。言ってみただけ~♪」

 ニ~ッと歯を見せていたずらっぽく笑うみゆちゃんだ。

 何年か先みゆちゃんが大人になって、一緒にディスカウントショップのアダルトコーナーでエッチな下着を選ぶ未来を妄想してしまった。

 いつの日か、俺達にそんな日が来るのだろうか。




ちょうど今回のエピソードを書いてる真っ最中に、奇遇にもpixivで今回のストーリーに非常に合致する要素のあるAIイラストに出会ってしまいました。
こちらのAIイラスト、キャラが二人いて年齢もちょっと違うと思いますがとても素敵な作品で、本作の描写にあたって大いにインスパイアされてしまいました。
折角なのでみなさんとイメージを共有できればと思い、こちらで紹介します。

優良健康女児コンテスト:まほ氏
(まほ氏様、リンク許可ありがとうございました!)
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