みゆちゃんのお口に全ての精液が入ったわけではなく、幾分かはその周りや胸元にも飛び散って絡みついた。
横臥のままのみゆちゃんはそれも指ですくい取ってしゃぶり取ると、じっくり味わうように口の中で転がした。
うっとりした口の端からよだれと精液の混ざったものが一筋とろりと流れ落ちるのがまた色っぽい。
「ん……やっぱり変な味……」
とは言うが、嫌な顔もしていない。
下半身に目をやると、愛液をお尻や内腿に広くまみれぬめらせているその陰の奥に、強く俺の目を惹くものがあった。
それはマンコの傍でひくひくと蠢いている、未だ色素の沈着していないピンクのすぼまり。
……あぁ、美味しそうなアヌスだ。
俺はその小さな菊の蕾に蝶のようにふらふらと引き寄せられていった。
美しく淫らに俺を誘う菊門をそっとつつくと、放射状の皺が内側へとキュッと奥に引き込まれた。
「ちょっ?何するのっ!」
小さく声が聞こえた気がするが、今の俺にその言葉の意味を理解する理性はなかった。
すぼまったアヌスをぬりゅぬりゅ撫で回し、ぐりぐりと指先を押し込んだ。
そしてお尻にしゃぶりつくとその中心をべろんと舐め上げる。
「いやっ、お兄ちゃんだめ!」
と声を上げて突然みゆちゃんが身を捩った。
右に、左に、俺の手から逃がれようとするお尻を何度でも追いかける。
「こわいよ!お兄ちゃん!いや!!やめて!!」
しまいに力ずくでお尻を押さえ込もうとすると、みゆちゃんはじたばた足を暴れさせ、げしっ!と足の裏が俺の顔面をとらえた。
そこでやっと俺は我に返った。
「変なとこさわるのやめてって言ってるのに!も~っ、信じらんない!」
「ちょ、ま……」
俺の手から開放された涙目のみゆちゃんはすごい勢いで服を着ると、部屋を飛び出していったのだった。
俺は何をしてるんだ……みゆちゃんが嫌がる声に耳を貸さず、無理矢理お尻を侵そうと……
みゆちゃんを泣かせるようなことはしないというみゆちゃんママとの約束も一瞬頭をよぎった。
そうだ、とにかくみゆちゃんを追いかけないと。
許してもらえなければその時はその時だが、嫌がるみゆちゃんを無視して傷つけてしまったことだけは謝らなければならない。
俺も慌てて服を着ると、アパートからすぐ近くの小さな公園に駆け込んでいくみゆちゃんを追いかけた。
「みゆちゃん、待って!」
追いついてみゆちゃんの腕を掴むなり俺は「ごめん!みゆちゃんが嫌がることして、本当にごめんなさい!」と深く頭を下げた。
まだ少し乱れた衣服と髪のままのみゆちゃんは一瞬にして大人しくなって、俺に向かい合った。
みゆちゃんは乱れた息を落ち着かせるように何度か深呼吸を繰り返して、静かに言った。
「……お兄ちゃん、もうあんなことしないって約束できる?」
「ああ、しない。みゆちゃんが嫌がること絶対しないから!」
「本当だよ?」
みゆちゃんは頷く俺の両肩に手を置いて、頭を上げた俺の目を真剣な面持ちで正面から覗き込んだ。
「じゃあお兄ちゃん、仲直りの印に、ぎゅってハグして。そしたら許してあげる」
「ああ、もちろんだよ!」
答えながら俺は地面に膝をついてガバっとみゆちゃんを抱きしめた。
心からほっとするとともに胸が熱くなった。
そして10秒程も経った頃、今更ながらにここが公園であることを思い出した俺は、慌ててみゆちゃんから身を離して人に見られてないか周りを見渡した。
……良かった、幸いにも今この公園には他に誰もいなかった。
「どうしたの、お兄ちゃん?」
「あ、いや何でもない。許してくれてありがとう、みゆちゃん」
立ち上がった俺はあらためてみゆちゃんの肩に手を回して、この娘のことを大事にしたいと心から思った。