転生したら寄生生物なんですけど!? というかち×ぽなんですけど! 作:真喜屋五木路
(おいムサシ、姫様に最後までお相手するから大丈夫だと伝えてくれ)
『さっきは無視したくせに、今度はお願いか? ……ま、いいけどな』
本当は寄生蟲などに頼らず自分の口で伝えたいところだが、今は舌を離す僅かな時間すら惜しい。それだけ伝えると、従者は主を傷付けないよう丁寧に、だが少しでも気持ちよくなってもらおうと大胆に舌で大陰唇を割り開いた。
「あふぁっ……舌、入ってきたぁ……っ♡」
再びシアの細っこい太腿が戦慄くも、リズの舌は止まらない。
小ぶりな肉びらを隈なくなぞり、味蕾でざらりと媚肉を摩擦し、舌先で入り口をつつく。
「ひぁ……あ、ぁふっ……んんんんぅ――ッ!」
先ほどよりも一段高みへ至ったシアの頤が天を仰いだ。
『おっと、まだやめるなよリズ』
一度主の様子を訊こうとしたリズを、寄生蟲が押し留める。
『マンイーターはそんな加減なんてしてくれなかったぞ。もっと容赦なくてもいい、というか容赦なくやらないと今のシアには物足りない筈だ』
確かにリズも、マンイーターの責めは容赦がないというのは聞いたことがある。廃人のように快楽を求めるしかできなくなった者もいる、と。
そう意識した途端、魔物如きに劣る訳にはいかないという嫉妬にも似た対抗心が、従者の中で鎌首をもたげた。
(マンイーターなんか……ボクの方がシアを……!)
仄暗い衝動に突き動かされたリズは、絶頂に薄い腿肉を震わせる主の腿を一際強く握りしめ、逃げられないようにして秘園を舌で蹂躙し始める。
ぢゅるるっ、るぢっ、じゅろちゅっ――!
「ひッ!? ん――ぁッ♡」
途端に激しさを帯びた従者の舌技に、シアの頭を一瞬困惑が、そして今まで以上の快感が駆け巡った。
「いきなひっ、激し……んひぃいぃぃっ♡ あっ、そこ……!? そこだめぇ……っ!」
無遠慮に暴れまわっていた舌が、今まで避けていた陰核を掠り、シアの両手がリズの頭を獣耳ごと無遠慮に掴む。
だが、彼女の手は”駄目”という言葉に反して、リズの頭を自らの秘所へと押し付けるように引き寄せていた。
『なんだシア? 駄目とか言っておきながらリズの顔押し付けて、やめて欲しいのか続けて欲しいのかどっちなんだよ』
「だ……ダメ、だけどぉ……っ、やめちゃ……いやぁっ♡」
『それじゃあちゃんとリズにお願いしないと、勘違いしてやめられちゃうぞ?』
「やッ、やぁ――っ、りず、おねがい、します……続けて、くださいぃ、リズぅ……」
当たり前だ、やめる筈などない。彼女の言葉が拒絶によるものではないと分かっていたリズであったが、主と従者という立場すら忘れて懇願するシアの媚び声に、ますます愛撫を激しくする。
そこがイイというなら、今まで遠慮していた敏感な肉突起へ手心を加えるのも止めだ。
皮の間から控えめに覗いている突端へ舌の根元をあてがい、舌先まで一気に引き擦る。
「ッ――んはぁあああぁぁあぁぁぁッ♡」
ざりざりざりっ、と味蕾が肉芽の粘膜を細かく引っ掻き――悲鳴じみた愛叫と共に、がくがくとシアの全身が大きく上下に震え、とうとう膝からかくんと力が抜けた。
「――っ、シア様! 大丈夫ですか!?」
しまった、寄生蟲に煽られたのもあってやりすぎてしまったのではないか。
慌てて主が倒れないよう、背中に腕を回して受け止めたリズの心に、そんな後悔が一瞬浮かびかけ――だがシアの顔を見た瞬間、それが杞憂だったと理解する。
「へいき……ですからぁ……リズ、もう……わたし……」
絶頂で甘美に緩み、しかしそれでも尚治まらない熱に悶えるような表情。
息も絶え絶えに肩で息をする主はそれ以上言葉を続けられなかったが、従者には何を望んでいるか潤んだ瞳からはっきりと伝わった。
……或いは、ただ単にリズがそう思い込んでしまっただけなのかもしれない。なぜなら彼女もまた、主の痴態と匂いと味とで、今まで縛り付けていた抑えが利かなくなりつつあった。
「姫様……ひめ、さま……」
主同様熱に浮かされたように、リズはシアを先ほどまでと同じよう外套の上へ仰向けに押し倒すと、執事服のズボンのベルトを外して下着ごと勢いよくずり下ろす。
ぶるんっ、とその弾みで大きく上下に刀身を揺らす肉棒は、既に先走りで亀頭をてらてらといやらしく輝かせていた。
「……姫様、いきますよ」
してもいいかという確認ではなく、するという宣言。言葉少なにそれだけ言って、リズは主の両足を持ち上げ、膣口を上へと向けさせた。
その上から覆いかぶさるようにして肉棒を秘裂へ擦りつけ、蜜穴へと狙いを定める。
「あ……んっ……♡」
一方のシアも、それに応じるだけの余裕はなかった。
はち切れんばかりに張り詰めた雄茎が自らの奥へと突きつけられている。漸く……漸く、もどかしく、切ない悲鳴を上げ続けている体の奥底を抉ってもらえる。
やっとこの飢餓じみた焦がれが満たされるのだという期待に、シアの瞳にはもう揺れる肉棒しか映っていない。
そして、亀頭と膣口が噛み合った瞬間、リズは体重をかけて肉槍を上から主へと衝き下ろした。
「くぅっ――!?」
瞬間、リズは肉棒が火傷したかと錯覚する。
挿入する前からペニスは既にはち切れんばかりの熱を帯びていた。なのにシアの肉壺はそれ以上の熱でもって、隙間なく肉茎を締め上げたのだ。
下半身が融けて主の中に抱き留められるような感覚に、従者は全身を悦楽に震わせ、うわごちる。
「姫、様ぁ……っ」
そしてそれは、視点を変えて見れば全体重をペニスに乗せて押し潰されるということに他ならない。
「――っ、ぁ……ぁ…………!」
処女膣へと躊躇なく、一気に肉槍を最大深度で衝き込まれたシアは、酸素を求める魚のように口をぱくぱくと天に向けて動かす以外、何もできないでいた。
(何……これ……)
痛みではない。マンイーターの媚薬と執拗な責めでぐずぐずにふやかされてしまった蜜洞も処女膜も、最早痛みを感じる神経はとうに失われてしまっている。
そうではなくて、快感が。待ち望み過ぎていたからこそ高まりに高まった快感が、衝撃として背筋から脳まで突き抜けたのだ。
いわば快楽による串刺し刑。脳髄まで深々と突き立てられた法悦に、シアの頭は許容量を越えてただそれを受け止めようとすることしかできなくなっていた。
立場を逆転しての二度目の初めてに、主と従者は言葉もなくただ感じ入る事しかできない。
先に意識を取り戻したのは、媚薬の分による差だろうか、リズの方だった。
「っはぁ……! し、シア様……っ?」
従者の焦点が主の顔で像を結ぶ。くしゃりと歪んで涙を流し、けれどだらしなく口元の緩んだ顔。
その表情は、リズに庇護欲を呼び起こすと同時に、自分が主をこのような状態にしたのだという優越感を沸き立たせる。
形を取り戻しかけた理性が再び不定形に崩れ落ちた。
「シア様っ……シアっ……シアぁ……っ」
リズムを取るように揺れ出した腰の前後動は、あっという間に叩きつけるような打擲へと変化する。
ぱぢゅっ、ぼちゅっ、どちゅっ――!
ダンジョンの薄暗闇に、肉同士のぶつかる音が反響した。
両足を押さえつけ、逃げる術を奪ってからの容赦ない突き落としピストン。所謂種付けプレスというやつである。
「はぁッ!? ひッ♡ んお゛ああぁぁッ♡」
最早取り繕うことも忘れた従者によって、名前を連呼しながら蜜壺をほじくり返される主。その口からは、低い吠え声と共に涎が零れた。
零れた涎が顎から喉を伝い、鎖骨にできた液だまりへとリズは舌先を伸ばす。
「ああ……シア、涎が零れて……今、お拭きします……ん、じゅるるっ」
「んうひッ――♡」
涎を拭うという言い訳によるリズの鎖骨舐め。下半身に与えられる激しい快感とは違う、ソフトタッチなぞくぞくとした気持ち良さに、シアは首を左右に振って逃れようとする。
「あっ……駄目ですよ、シア……涎が飛んで……ほら、こんなとこにも……」
涎の飛沫が飛んだのは小さく控えめな胸の先端付近。
白雪のような肌の中、薄ピンクに染まった突端へと、従者の舌が這い下りて、
「ちゅうぅうぅぅ――っ」
「はぁああぁぁぁあぁんッ♡」
乳首を捕えた瞬間、反射的にリズは乳首へと吸い付いた。
シアの嬌声が鼓膜を震わせ、口の中へほんのりと乳皮のミルク味が広がる。
「ぷぁっ……シアのおっぱい、とっても美味しいです」
出るわけがないと思いつつ、吸い出すつもりで主の微乳に吸い付いていた従者が、口を離してペロリと唇を舐め、身体の下に敷いた主の肢体を見下ろした時だった。
「……っ!」
薄く慎ましやかな乳房と同様に小ぶりな乳首から、うっすらと白い雫が浮かぶのがリズの目に入る。
マンイーターは女に対して精気を吸う時、乳房を刺激して母乳と共に吐出させる――知識としては知っていた事実が、今、眼前で現実になっているのだ。
我慢することなどできよう筈がなかった。
「……んはぁぁッ♡」
リズが興奮に震える舌先を再びシアの乳首へと絡みつかせると、先ほどより強く、はっきりとした甘さが口腔に広がる。
(これが……これが、シアのおっぱいの味……!)
まろやかに舌を柔らかく包み込み、それでいて脳の奥まで染み込むようなコクもあり。
自分の我儘を全て受け止めてくれるようなシアの母乳に、リズの本能はますます猛り狂う。
ばちゅん! どちゅんっ! とシアの薄い尻たぶが波打つくらいに腰の動きを激しくしながら、リズは思いっきりシアの乳首へと吸い付く。
「はっ……はぁっ……ぢゅるっ、ぢゅぞぞぞぞっ!」
「はぁんッ! や、ぁ……激しく、しながら……吸っちゃ……ぁ♡ おっぱい……止まらなくうぅ……っ♡」
下半身で暴れながら、上半身で甘えて。最早遠慮など頭の端から飛んでいってしまった従者は、全身で主の肢体を味わう。長年想い、妄想してきたような状況を前にして、止まれるわけがない。
しかし、どんなに気持ちが燃え上がろうとも。否、激しく燃え上がるからこそ、つい先ほどまで童貞だった肉棒は限界へ近づき痺れ始めていた。
「ぢゅるッ――ぷは、シア、シアっ……!」
突然減速した前後動と、まだこんなものでは足りないのに、という切なさ交じりの呼び声。
その切羽詰まった声に、それを一足先に経験した主は、意識を揺さぶられながらも本能で従者がどのような状態かを理解する。
「ぁッ……リズっ……! もう……もう、でそう……なんですねッ?」
「はいッ……ですから…………」
シアが瞑っていた目を何とか開けると、快楽の涙でぼやけた視界に、苦しそうに唇を噛むリズの顔が映る。
頭に生えた獣耳が垂れかけているのと相まって、その表情は何だかご褒美をねだって甘える仔犬みたいで。ちょっと前まで、自分に対して暴力的なまでの衝動をぶつけている相手の顔とは思えないその様子に、シアは胸中へ温かな感情が満ちていくのを感じた。
(多分、出したいんですよね。私の中に、思いっきり……)
おち×ぽの先輩として、その本能じみた衝動は分かっているつもりだ。
けど、リズはきっと最後の理性で『それはシアの為じゃなくて、自分が気持ちよくなるための行為なんだ』と、必至に我慢しているんだろう。
靄がかった頭でそこまで考えた瞬間、胸を満たす温かさは愛しさとなり、手足を自然と動かした。
快感を押し殺していた手を開き、リズの背中へ回し、足を更に開いてつま先を腰裏へと伸ばす。
「……リズ……いいん、ですよ?」
「し、シア……?」
未だ不安そうなリズが可愛らしく見えて、自然と唇が弧を描いた。
「中に……出したいんですよね? 我慢しなくて、いいですから……」
「……っ、ですが……!」
「リズの為だけじゃ、なくて……私も、そうして欲しいんです」
それを聞いたリズは一瞬驚いたように目を開き、そしてすぐに涙ぐんで目を細め、
「シア……シア……っ!」
――ばちゅんッ!
「ひあぁぁぁああぁぁっ――!?」
主の慈愛により最後のタガを外された従者の腰が、再び限界まで引き抜かれ、全力で叩き込まれる。
「もう……止まれま、せんから……!? シアに、そんなこと……言われたら……もう……っ!」
喘ぎ混じりにそう口にするリズに、シアは嬌声でままならない言葉の代わりに必至で何度も頷く。
シアだって、ただリズに気を遣った訳ではない。彼女自身も事実、体の奥深くへ熱を喰らわなければおかしくなりそうだったのだ。それが確約されたことに、絡みつかせる手足にも一層力が籠る。
(ああ、もうすぐ……やっと……満たされるんだぁ……ッ♡)
興奮でパタパタ振れるリズの耳をぼんやり眺めながらも、もうすぐぶつけられる熱をより奥で受け止めんと、主は従者の腰を足先で引き寄せた。
シアの細腰が僅かに浮き、二人の腰が最接近する。
従者の我慢が弾けたのは丁度その時だった。
「ぁっ……射精る……っ!」
つまさきから耳の先端まで、ぶるりと戦慄きがリズの全身を走り抜けた次の瞬間。彼女の腰奥が大きく脈動する。
どびゅぷっ! びゅぴっ! びゅるるるる――ッ!
「あ゛……お゛ぉおおぉおおぉぉッ!?」
初めての射精――それも、恋焦がれた主で童貞喪失&膣内射精という、この上ない初体験に、獣耳従者は口から獣じみた鳴き声を上げて、精液をシアの最奥に迸らせた。
(あっ……すご、いぃぃ……っ、ボクのが、シアの中、にぃ……ッ!)
敏感になった自分の鈴口へとシアの子宮が吸い付き、叩きつけるような精の迸りをごくごくと飲み下しているのが分かる。
それはまるで、長年秘め続けた想いを主が受け入れてくれているようで……リズの頭が法悦と多幸感で真っ白に染まっていく。
一方で受け止めるシアも、同じく意識を白く焼かれていた。
「あっ……ぁあ…………っ」
再び瞑った目端から随喜の涙を零しながら、シアは絶頂に全身を震わせる。
(あぁ……すごいっ……射精されるのって、こんなに熱くて……幸せなんだぁ……♡)
媚薬によって渇いていた飢えが満たされる感覚。
体格も蜜洞も小ぶりで未経験ながら、いたずらに感度だけ高められた肢体。胎奥に注がれた熱を中心にして、身を焼くじれったさが、今まで経験したことのない快感と甘酸っぱい切なさのようなものへと変わっている。
熱を帯びた幸福感にシアの身体は全身の毛穴を開き、その白い肌がしっとりと薄桃色に艶めく。
主と従者――否、二人の少女はお互いの身体を支えに、二度目となる初めての余波を受け止めるのだった。
ご視聴ありがとうございます、良ければなんらか反応を頂ければ嬉しいです(懇願