転生したら寄生生物なんですけど!? というかち×ぽなんですけど! 作:真喜屋五木路
(うわぁ……知らないとはいえ、救いを見せて落とす分俺より酷くないか?)
先ほどまで好き放題言っていったムサシですら、若干リズのことを憐れんでしまう。
『……まあ、これだけ濡れてれば愛撫はもういいだろ』
主のだまし討ちに、リズのパンツは濡れていないクロッチ部分を探すのが難しい程にぐしょ濡れとなっており、太腿にも粘性の高い体液が雫を作っている。
それにシアの身体の方もリズのフェロモンに当てられたのか、汗ばむように火照り、腰の奥で欲望が脈動していた。勿論、肉棒も臨戦態勢でスカートの前を雄々しく押し上げて自己主張している。
『リズ、後ろ向いて壁に手をつけ』
「……はい」
主に翻弄され、何とか立っているだけといった感じのリズに指示しながら、自分のスカートをたくし上げ、穿いているパンツを下ろすと、開放された肉茎が首を上下に大きく振って飛び出した。
「あ……またおち×ぽ、硬くなって……」
自らの身体から生えた肉棒の変化を、シアは純粋な興味からか、目を丸くしてまじまじと見つめる。
今までシアの無知につけこんで話をすすめてきたムサシだが、ふとリズの反応次第では行為の最中でまた支配を解除されるかもしれないと思い至った。
ならば、本番の前に軽く流れを説明しておいた方がいいだろう。
『ち×ぽはえっちな気分になると大きくなるんだ』
「……なるほど」
『それで、おっきくなったち×ぽはどうすればいいかっていうと、精液っていう白い液体を出して小さくしないといけない』
「さっきリズにやってもらった『てこき』ですね」
『そうだ。けど、手コキは代わりの手段で、本当は女の子のま×こに入れて擦って出すものなんだ』
「ひぅっ――」
そう言いながらお尻を突き出したリズの秘裂をパンツ越しになぞり上げると、従者は尻を揺らして悶えた。
「……こんな大きいものが、本当に……?」
不安そうに訊ねるシアだったが、彼女と感覚を共有しているムサシには、彼女が感じているのが不安だけでないことに気付いていた。
『大丈夫だ。入るようにできてるし、痛くないようにいっぱりリズを気持ちよくしてあげたんだから。 ――それに、シアも入れてみたいって思ってるんじゃないか?』
「っ……それは……」
『入れたら気持ちよさそうだな~って思わないか?』
「…………っ」
言葉よりも雄弁に、そそり立った肉棒がびくびくと跳ねて肯定を示す。
確かに性的なことについて無知だったシアは――だからこそ自慰行為などを経験することもなく。そんな快感に無抵抗な状態へ、いきなり手コキからの射精という男の絶頂を教え込まれたのだ。
鮮烈な刺激により目覚めた彼女の本能は、精通したての子供のように、生物の原初的な快感を求めてしまっていた。
暫しの葛藤、その末にシアはごくりと唾を呑み込んだ。
「……本当に、リズは大丈夫なんですよね?」
『ああ、最初は少し苦しそうにするかもしれないけど、すぐにリズも今まで以上に気持ちよくさせてあげれるさ』
シアの様子に、これなら途中で止められることもないだろうと、ムサシはリズのパンツをずり降ろす。
濡れそぼった股布が愛液の糸を引きながら剥がれ、その下からきゅっと締まった形のいい大陰唇が現れる。
秘裂はぴっちりと閉じて、ピンクの肉びらも遠慮気味に覗いているだけだし、初めてというのは本当なのだろう。
ただ、想っていた主からの愛撫は相当な快感だったらしく、秘裂は不規則にひくつき、その度に整えられた陰毛から愛液が珠となって零れていた。
『すっごいなぁリズ……下の口から涎がだらだら垂れてるぞ?』
「……そんなことは分かってる。や、ヤるんならはやくヤればいいだろ」
岩肌の壁についた手を絶頂の余波に小さく震わせながらも、リズが振り返ってきっと睨みつける。
少しは泣きが入るなり、弱気になるなりすると思っていたムサシだったが、この分ならまだ楽しめそうだと仄暗い笑みをシアの唇に浮かべる。
『そうか? 初めてって言ってたから少しくらい手加減してやろうと思ってたんだがなぁ』
「っ、ボクの頼みで代わって貰ったんだ。好きにすればいい……」
『そんじゃ、その気丈さがいつまで持つか試してみるか』
「――――っ!!」
張り詰めた肉槍を掴んで固定し、穂先を青い肉果の割れ目に擦りつける。
初めて体験する生の粘膜同士の接触に、リズの身体がびくん、と跳ねた。
『どうした? そんな身体に力入れてたら痛いぞ?』
「う、うるさい……っ!」
『そうは言われても、お前が痛がったらシアが心配するからな。ほーらリラックスリラックス』
そう言いつつ秘裂に押し付けた亀頭を上下に擦り付けると、リズの太腿がぶるぶるっ、と戦慄く。
「あっ……んふっ、そ、そんなことされて……っ、力抜ける訳ないだろ!」
『そうなのか? そう言う割には膝が震えてるみたいだし、さっきより腰の位置が低くなった気がするんだけどな』
「えっ――!?」
従者は指摘されて下半身に力が入っていなかったことに気付き、慌てて足を突っ張りなおす。だが、また二、三度膣穴の入り口をペニスでくすぐられただけで、腰の位置が落ち始めていた。
『なあリズ、意地を張らなくてもいいじゃないか。どうせお前が抵抗しようが受け入れようがヤるのは確定事項なんだ、だったら折角なんだから愉しまなきゃ損じゃないか?』
「くっ……何を……」
『それに、ちょっと異物が加わっただけで、実質お前さんが思ってたシアとのセックスみたいなもんじゃないか』
「ひ、姫様を引き合いに出すなんて、卑怯だぞ……!?」
顔を真っ赤にして抗議するリズだったが効果は抜群だったらしく、露骨に秘裂は緩み、肉びらが焦らしてくる肉茎へと絡みつき始めた。
それに――
「リズ……りず……」
肝心の従者には聞こえていないようだが、シアの方も肉棒が秘裂の媚粘膜と擦れる感覚に陶然とし始めている。
ムサシとしてはもう少し焦らしてリズの反応を楽しみたいという気持ちもあったが、やはり他人の体はままならない。
『んじゃ、いくぞ?』
宣言し、膣口へと亀頭を引っ掛けゆっくりと腰を押し込む。
「~――――っ、ぁ、ぁぁぁあああっ!?」
リズの耳には自分の悲鳴と同時に、にゅぷぷぷっと粘度の高い密着音が、薄暗いダンジョンに木霊すのが聞こえた。
(あ……っ、ボクの初めて……こんな所で……っ、でも……シア様に、奪われてッ……!)
リズもいつかこんな日がくると覚悟はしていた。
様々な陰謀が渦巻き、綺麗ごとだけではすまない王宮の中で、姫様付きとはいえ一人の従者として生きてきたのだ。交渉の一環として『お手付き』されるかも知れない、姫様を守る為の身代わりになるかもしれないと、予想はしていた。
だが、薄暗いダンジョンの中で、ましてや守るべきと思っていた姫様に犯されるなんて想像だにできなかった。
「~~っ、ッ!!」
閉じていた肉洞を容赦なく押し開かれる感触を、リズは歯噛みして甘受する。
肉槍の刺突に実際どれほど時間がかかったか確認する術はない。ただ、違和感に引き伸ばされた従者の体感では、数十秒にも数分にも感じられた。だが――
「はッ、はっ、はぁ……っ」
もう駄目かもしれないと思い始めた矢先、お腹の奥を我が物顔で征く異物感が停止した。
リズはこれで全部入ったのだろうと一息ついて、残った余裕を総動員し、振り返りざま笑みを浮かべる。
「なんだ……あんな、言っておきながら、この程度なんて……セックスも、大したことないな……っ」
しかし振り返った視界に映ったのは、シアの顔で心底愉しそうな笑みを浮かべるムサシだった。
『ああ、そりゃそうだろ。先っぽが入っただけなのをセックスとは言わないからな』
「……えっ?」
リズの顔から一瞬で余裕が掻き消え、彼女は慌てて片手を壁から離し、結合部へと手を伸ばす。
確かに肉竿へ触る感覚はあるが、くっついている筈の腹へ触れることはない。
『余裕ぶってるとこ悪いけど、まだ亀頭が入っただけなんだよな』
「う……嘘っ……!?」
『嘘じゃないぞ、むしろ本番はここからだぞ――っと』
「待っ――んひぃぃっ!?」
静止をかける間もなく肉杭が再び侵攻を開始し、すぐに体内から引っ張られる感覚がリズを襲う。
『お? 漸く処女膜のお出ましか。入り口があんまりにもすんなりち×ぽを受け入れるから、もしかしてって思ってたが、ただ単に自分で弄ってただけみたいだな』
(! な、なんでバレて……それに、ボクはあんなに苦しかったのに、あれですんなり入ったってこと……?)
ムサシに秘め事を容赦なくばらされ、先ほどまでの感覚が前菜みたいなものだと突きつけられたリズは、混乱の坩堝へと叩き込まれる。
その混乱による放心で全身の力が抜けてしまった一瞬、それを狙ってムサシが今度こそ奥まで腰を衝き込んだ。
『この程度で放心してたらこっから耐えられないぞ? ほらリズ、これが本当の初めてだッ!』
「あッ――――ぁあああぁあぁッ!?」
従者の体内でみちっ、と肉が引きつれる音が響いたと同時、様々な感覚が堰を切ったようにリズの脳へと叩き込まれた。
(痛っ、熱いっ……あっ、お腹、中から押されて……?! 何この、ふわっとする感覚……や、怖い……っ)
雄の存在感を胎奥深くへ突き立てられて、少女は今度こそ女になった感覚を味わわされる。
そして、初めてを味わわされたのは従者だけではなかった。
『くうぅ……ッ、鍛えてそうとは思ってたけど、案の定すっごい締まりが良いなッ――なあ、シア?』
「え……あ……な、なに……これっ……!? り、リズっ……!」
身体の支配権こそムサシに譲っているシアだが、その感覚は問答無用で共有されてしまう。
勿論、処女を失いたてで異物を排除しようとぎゅうぎゅう肉竿を締め付ける蜜壺の感覚も、抵抗を減らそうと敏感な亀頭に膣襞が塗りつける愛液の熱も。
何が何やら分からない中、ただ翻弄されていた手コキの時とは違い、それらの感覚が生々しく、ねっとりと脊髄を登り、少女の脳を白く染めた。
生涯経験することなどなかったであろう雄の快感に、無知な少女が耐えられる訳もなく、シアの腰が寄生蟲の支配から離れ、小さく前後に揺れ始める。
『……ん?』
「む、ムサシっ、んぁっ……う、動くなぁっ……!」
『あー、そうしてやりたいのはやまやまなんだが、今動かしてるのは俺じゃないんだよなぁ……』
「な、なに言って――ッ!?」
主のせいにするつもりかと、ムサシに抗議しようとして肩越しに振り返ったリズは、シアの顔に言葉を失う。
いつもの優し気な雰囲気は間違いなくシアのものの筈なのに、その表情は快感の熱に蕩けてだらしなく緩んでいた。
「リズ……っ、リズっ……!」
主のうっすらと開いた口からは自分の名前と共に唾液が零れ、瞳はどこかぼんやりとしつつもしっかりと自分の秘裂へと狙いを定めている。
今自分を求めているのが主であるということに気付いた瞬間、従者の子宮から全身に甘い痺れが走った。
「っ――♡」
(シア様が、自分の意思でボクを犯してる……っ)
虚しいと思いつつも、何度も自分を慰める為に思い描いた妄想が現実となっている。
苦しさや痛みなどは一瞬のうちに吹き飛んでしまった。
『なんだリズ、シアが動いてるって分かった瞬間だらだら愛液垂らして、そんなに嬉しかったのか?』
「う、うるさ、ぃひぃ……っ」
『くくっ、まあ俺としちゃ、ぬちゅぬちゅにしてくれた方が気持ちいいから、なんだっていいけどな』
寄生蟲に嘲られる間にも、シアの腰の動きは少しずつ大きくなっていた。
「あっ……はぁっ……これ、気持ちいい……?」
雄茎を媚粘膜へ擦りつける行為がもたらすものを理解しつつある少女を、ムサシは誑かす。
『そうだ、気持ちいいだろ? じゃあリズにも教えてあげなきゃな、リズのおま×こ気持ちいいって』
「んっ……り、リズのおま×こ、すっごく気持ちいいですっ……!」
「! あっ、し、シアしゃまぁぁっ!?」
シアの言葉に、リズの膣が歓喜してうねる。
『くぁっ……! ほら、どんな風に気持ちいいかもっと具体的にっ』
「はっ、はぁっ……リズのおま×こ、絡みついて、ぬるぬるでっ……んっ、おち×ぽぎゅうぎゅう締め付けて気持ちいいです……!」
「んぁあぁぁぁぁっ!?」
既に限界寸前だったリズの精神は、主の淫靡な賛辞に限界を迎えた。
「あ、やぁ……っ、ボクぅ、シアのことっ……気持ちよくしてっ……」
『ほら、リズもお礼はどうしたっ』
「はぁっ……! し、シアしゃまっ、あ、ありがとう……んひっ、ごじゃいますぅ……っ」
『なんでありがとうなんだ! それじゃ分かんねぇだろっ』
「は、はいぃ……、ぼ、ボクの膣で、気持ちよく――っ」
『なに上品ぶってんだ? もっと適した言葉があんだろ、この耳年魔がっ!』
「んぅぅっ……お、おま×こっ! あひっ♡ ボクのおま×こ気持ちいいって褒めてくれてありがとうございますぅっ……♡」
リズは最早自分で口にした淫語が耳にはいるだけで、小さな絶頂へと押し上げられてしまう状態になっていた。
それに連動して小刻みにきゅきゅっと締まる蜜洞。その熱烈な奉仕具合に、ムサシも本体が限界を訴えて戦慄き始めたのを察した。
『っ……そろそろ射精そうだ……!』
「で、出るって……さっきの白いの……ですかっ……?」
『ああそうだッ……くっ……腰押し付けろっ――!!』
甘い刺激に脳を溶かされたシアは、疑うことなくムサシの指示に従い、思い切り腰を従者の尻に打ち付ける。
瞬間、腰裏で膨らんでいた熱の塊が破裂し、一気に肉棒の中を駆け上がった。
「あッ?! あぁぁぁぁああぁあぁぁっ!?」
「んひっ!? 膨らんでッ……熱っ――んあぁぁぁああああぁぁっ♡」
精液の熱に焼かれた主と従者の悲鳴が、デュエットとなってダンジョンの中に響き渡る。
(あ……っ、すごい……っ、目の前真っ白に……)
(シアのっ……子宮から溢れてぇ……まだ射精てるぅ……っ)
初めてのセックスに酔いしれる二人。
そんな二人の尻と腰に挟まれた寄生蟲は、文字通り全身を駆ける吐出の快感に意識を白ませながらも、怪しく嗤う。
――転生した時は絶望したが、この二人ならまだまだ楽しめそうだ――と。