ドッドッド……。
心臓が高鳴る。
姉が今、髪を梳かしている。
寝るときはやっぱ解くのか。
姉さんが寝てるところはだいぶ見てないから知らなかった。
いや、まとめた方が良いって情報をどっかで見た覚えがあるな
どっちなんだ……?
……焦り過ぎて、何だか余計なことを考える。
焦るな。
いけるはずだ。
なんて言って誘う?
現実にしたことが無いから、分からない……
散々迷った。
そして
「姉さん」
「何だ?」
鏡台の前から振り返って来る姉。
僕は
「姉さん、セックスしよう」
……ストレートに言った。
「分かった」
姉さんはアッサリOKしてくれた。
え?
「……いいの?」
あまりにあっさりOKをくれたので。
拍子抜けした僕はそう返すと
姉は淡々と
「私だっていつまでも若く無いんだ。子供はなるべく早く作らないとな」
そりゃムードはあった方がいいかもしれないけど、子供じゃ無いんだから。
求められたら拒否はしない。
そう姉さんは答えた。
……クールで合理的に考える姉さんらしい。
気分が乗らないから、誘い方が理想的じゃ無いからと。
セックスの機会が訪れたのに自分勝手に拒否していて……
気が付いたら不妊治療しないと子供ができない状態になってる。
そういうのを危惧してるんだろう。
真面目だもんな。
姉さんは。
そこもたまらなく好きなんだけど。
姉さんは髪の毛の手入れを止めて、ベッドに移動してくれた。
夫婦のダブルベッドに。
そしてポンポンと隣を叩く。
僕は興奮しながら従った。
……激しく勃起した状態で。
そして並んで座って
「守は初めてだよな?」
ニコリ、と微笑んで姉さん。
僕は
「う、うん!」
思わず子供っぽい答え方で、ぶんぶん頷く。
姉さんはさらに優しく微笑んで
「じゃあ、好きにやってみるといい。明らかに変な場合だけアドバイスしてやる」
……女神さまに会った気がした。
まずはキスだ。
そう思った僕は、姉さんを抱き寄せて。
朝から2回姉さんとキスしたけど、2回とも姉さんからだったから。
初めて自分からキスをした。
姉の唇に触れたとき、興奮のあまり射精しそうになった。
そのままでは終わらさず、本能の赴くままに姉の唇を舌で割った。
口の中に舌を入れると、姉はキチンと応えてくれた。
夢にまで見た、姉とのキス。
しかも舌を舐め合うような、セックス前提の深いヤツ。
最高の気分だった。
……気が大きくなったので、僕は姉の身体を弄り。
その大きな乳房を揉んだ。
触った瞬間、姉の眉根が歪んだのが興奮したし、誇らしかった。
今、姉さんは気持ちいいって思ったのかな、って。
パジャマの上からだけど、姉さんは今ブラジャーを着けていない……
それが分かったとき。
……僕は姉をベッドの上に押し倒していた。
次回、童貞喪失。