竈門家の母……エロすぎるだろ……だってあんなに身体弱ってる旦那から六人も子種搾り取ったんだぜ……もしかして死因それなんじゃないか……(違う)と思っていたらリクいただいたので書いたやつです!
※pixivと同時公開です

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第1話

 

 おうちの うらに おおきなやまがあります。

 やまには あながほってあって そこに いのししや きのみが おいてあります。

 ぼくは しげるにいちゃんや はなこねえちゃんと かくれんぼしてあそびます。

 

 きょう ぼくが そのあなに いったら

 かあちゃんと しらないおじさんが いました。

 

「ううっ……でけぇ乳だ……た、たまらん……やわらけぇ……」

「……」

 

 はだかの かあちゃんは、だまったまま、はだかになった おじさんの

 おおきな おちんちんを おおきな おっぱいに はさんで

 ぐにゅぐにゅと うごかしています。

 

「も、もうたまんねえ……い、挿れるぞ……」

「……どうぞ」

 

 おじさんは かあちゃんに うしろから だきついて へこへこ うごいています。

 ぼくは ふしぎにおもって かあちゃんと おじさんに ちかづきました。

 

「かあ……ちゃん?」

「……おいアンタ、なんだこのガキは?」

「うっ……ああっ……あ……六太!?」

 

 かあちゃんは おじさんに だきつかれながら あせをかいています。

 

「あのね、六太……母ちゃんはこのおじさんとお話してるから、お家に戻って」

「おはなししてるの?」

「そうだよ……ううっ……だ、大事な話しだから……き、聞いちゃだめよ……」

 

 かあちゃんが くるしそうに いうので ぼくはしんぱいしました。

 

「かあちゃん、だいじょうぶ?」

「だ、だいじょうぶだよ……母ちゃんなんとも……ああっ!?」

「へへ、こりゃおもしれえことになってきたな……なあアンタ、このガキアンタの子だろ? 何人目なんだ?」

「……ろ、六人目です」

「六人かー! けっこう多いじゃねぇか。……にしてはマンコがガバガバどころか、良く締まるじゃねえか」

「うんっ……こ、子供の前で変なことをいわな……」

「よう坊主、これを見てみろよ」

 

 おじさんが みろって ゆびさしたところに あったのは

 かあちゃんが おしっこをするところに

 おじさんのちんちんが いっぱい ささっている ところでした。

 

「ちょ……"お客さん"! 六太を巻き込まないで……」

「へへへ、見てろよ坊主、いまから坊主に弟か妹作ってやるからな」

「ちょ、ちょっと!?」

 

 かあちゃんが あわてて います。

 

「お客さん、ちゃんと外に出してくださいよ! まだ私赤ん坊できちゃうんで……」

「金もっと弾むからよう。いいだろ?」

「……」

「よし、いいんだな。ヘヘヘ、坊主よぉ見てろよ。いまからお前の母ちゃんに俺の種つけてやっからな。出来たらこのでけぇ乳からビュービューお乳噴くぞ! 楽しみだろ!」

 

 おじさんが ぼくの おとうとか いもうとを つくってくれるそうです。

 でも もう とうちゃんは いないのに

 おとうととか いもうとって できるの?

 

「そうかそうか、いい子だな。いい子だからここをよーく見とけ」

「いや……息子に見せないで……」

 

 おじさんが からだを ふるたびに おちんちんが

 かあちゃんのなかに はいったり でたり しています。

 いたくないのかな?

 

「うっ……そろそろ限界だ! だ、出すぞっ!」

「やっぱお金積まれても中に出すのは……あ、ああああっ!」

 

 おじさんが さけびながら かあちゃんに だきついています。

 

「う……すげぇマンコの吸い付きだ……こりゃ旦那も六人も産ませるわけだ」

「いま夫のことは……言わないで……」

「そうか、そういえばあんたの旦那早死にしたって言ってたな。すまねぇすまねぇ」

 

 おじさんが かあちゃんから はなれると

 かあちゃんが おまたから しろいおしっこを だしました。

 

「ううっ……ひどい……」

「だから金ははずむって言っただろ、ほらよ」

 

 おじさんは いしのうえに おかねをおくと ふくをきました。

 

「坊主、かあちゃんを大事にしてやれよ」

「うん」

 

 おじさんが あたまをなでてくれたので ぼくは うれしくなりました。

 うん だいじにする だって かあちゃんは ぼくたちの かあちゃんだもん。

 

「そうかそうか。この辺は鬼が出るとかいう噂もあるからな。気をつけろよ。……じゃあ葵枝さん、またお願いするぜ」

「……はい」

 

 おじさんが どうくつから でていきます。

 すると かあちゃんが ぼくを だっこして いいました。

 

「六太」

 

 なに?

 

「いま見たことは、誰にもいっちゃいけないよ」

 

 たんじろうにいちゃんにも?

 

「ええ、炭治郎にも、禰豆子にも、誰にも言わないんだよ、わかったね」

 

 わかった。

 

「じゃあ先かえってて。母ちゃんちょっとやることがあるから」

 

 うん。おなかへった。

 

「もうすぐ夕ご飯だから、帰ったらつくってあげるね」

 

 たのしみ。

 ぼくは ゆうごはんを たべるために いえに もどりました。

 

 

 ──竈門家。

 

「んっ……」

 

 台所で炊事していた葵枝がふと足元に違和感を感じる。そこにあったのは──

 

「さっきのお客さんの……」

 

 それは、葵枝の秘裂から太ももを伝い、そして床に垂れ落ちた精液の痕であった。

 

「……」

 

 葵枝は子どもたちに気づかれぬよう、それをさっと雑巾で拭き取ると、何食わぬ顔をして炊事を続ける。

 

(あれだけ洞窟で拭いてきたのに、まだ身体の中に残ってる……お金のためとはいえ……中に出させるのはやっぱり……)

 

 葵枝は心の中でそう思い、嘆息した。

 

 夫・炭十郎が亡くなってしばらくの時が経ち、食べ盛りの炭治郎をはじめとして六人の子を抱える竈門家の経済事情は常に逼迫していた。頑強な子に育った長男の炭治郎は力仕事を、美しく育った長女の禰豆子や花子が行商を、他の子も家の手伝いをしてはくれるものの──どうしても収入は足りなくなっていた。

 

 その時町で聞いたのが、春をひさぐ──身体を売って金を稼ぐという方法だった。見目麗しく豊かな体つきの葵枝は、子どもたちのためにそれをすることを決意し──彼らに気づかれぬよう客を取っていたのである。

 

 美しいだけでなく多くの子供がいる──ということも男の支配欲をそそるのであろうか、気がつけば一度入った客がニ度も三度も来るようになり、そして客の大半が追加で料金を払い、六人を産み落とした葵枝の膣内に競うように種付けをしていくのであった。

 

(赤子ができている様子はないけど……このままじゃ、いつか……)

 

 当然、避妊という概念すらない時代のことである。幸運にも避けられてはいたが、これだけ多くの男に種付けをされていては、葵枝がいつか名も知らぬ男の子を孕んでしまうことは──すでに必定であった。

 

(でも"仕事"を辞めたら……この子たちは……)

 

 愛する夫が残してくれた、目に入れても痛くない六人の子のことを思うと、葵枝は──"仕事"を続けざるを得ないということに、深い悲しみを抱いていた。

 

 

 竈門家の小さな風呂──。

 

「……」

「ん?」

 

 葵枝は自分の姿をジッ、とみつめる六太の視線に気がつく。

 

「どうしたの? 私の身体に虫でもついてる?」

「ううん」

 

 六太は小さく首を横に振ると、裸のまましゃがんでいる葵枝にとことこと近づき──

 

「あのね」

「うん」

「さっき、かあちゃんが知らないおじさんと、やまでなんかしてた」

「……それは言わないって、約束でしょ?」

「うん、でもね、あのときのかあちゃんのことを思い出すと……」

「……!」

 

 葵枝が六太の身体を見ると──まだ豆粒のように小さく皮をかむっている六太のチンポが、むくむくと動き──そして、大人の小指くらいの大きさにピン、と勃起する。

 

「……六太?」

「なんかね、おちんちんがこうなっちゃって……」

「ダメでしょ!」

 

 反射的に叱る葵枝を見て、六太が怯えそして母に抱きつく。

 

「でも……かあちゃん……」

「どうしたの、今日はほんとに……」

「あのね、ぼくも……あのおじさんみたいに……してほしい……」

「!?」

 

 葵枝がむずむずと胸元に感じる、くすぐったいような肌触り。それは──六太が勃起したチンポを。己の胸にこすりつけている感触だったのだ。

 

「かあちゃん……かあちゃんのおっぱい、きもちいいよぉ……」

「ろくt……」

 

 葵枝が怒鳴りかけてはっ、と口をつぐむ。

 

 まずい──

 

 六太は自分が客を取っているところを見て、性的に興奮してしまっている。まだ三歳である六太が──それを解消できる方法を知っているとは思えない。そして、この家には自分以外に禰豆子と花子、という女がいる──。近親で性的行為をすることが禁忌、ということすらしらない幼児が、もし姉たちを襲ったら──

 

 葵枝はそう考え、そしてため息をもらす。

 

「六太」

「んっ……んっ……」

「話を聞きなさい」

「はい……」

「六太、約束して。今から母ちゃんが、六太に……あのおじさんと同じことをしてあげる」

「えっ、ほんと?」

「うん。でも、今からしたことも、母ちゃんとおじさんがいっしょにいたことも、絶対に兄ちゃんたちに言ったらだめ。わかった?」

「うん、ぜったい言わない」

「じゃあ……」

 

 葵枝がしかたなくといった様子で、己の豊かな二つの乳房を両手で抱え谷間を作ると──オスの本能なのだろうか、母たちの行為を見て学んだことなのだろうか、六太が即座に勃起したチンポをその谷間に滑り込ませる。

 

「あうぅぅ……かあちゃん……きもちいい……」

「おとなしくしてなさい」

「うん……」

 

 ぎゅっ。ぎゅっ。葵枝の深い谷間を埋めるには全く足りず、小さすぎて入口付近をただ行き来するだけの六太のチンポ。だが彼は──恍惚とした顔をして、その刺激を楽しんでいる。

 

「かあちゃん……おちんちんしびれてきた……」

「……」

 

 その"オス"としての楽しみに溺れる我が子を見て──葵枝は少しの嫌悪感を抱いていた。愛する夫の残した最後の種、目に入れても痛くない我が子だというのに──その子が己に性欲を向け、そして快感に溺れているのだ。

 

「かあちゃんのおっぱい、すきぃ……」

 

 甘えん坊の六太が乳離れしたのは、もうニ歳にならんとするころであった。父を早くに失ったのが寂しいのか母である葵枝にべったりで、大きな赤ちゃんと兄たちにからかわれていた六太が──それから1年もしないうちに、その母の乳房で快楽に耽っている、というのは、母の葵枝にとっては目が眩みそうなことであった。

 

 そして──

 

「あ、あのね、かあちゃん」

「……どうしたの」

「おしっこ、でる」

「え、え、ちょっと?」

 

 葵枝が慌ててそう言った直後──

 

「んあっ……あああっ!!」

 

 ピュピュッ。

 

 六太の小さなチンポと子どもの握りこぶしくらいの大きさしかない小さな金玉がぴくぴくと震え、そして白い液体を発射する。

 

「あっ……六太……」

「ううっ……なにこれ……おしっこ?」

 

 六太は己の身に起きたこと、そしてなぜ快楽が起こったのかもしれず、ただただそれに深く沈み──よだれを垂らすほどの反応で、全身を震わせている。

 

「……出ちゃったの?」

「うん、出ちゃった」

 

(男の子って三歳で……もう……出るの……?)

 

 葵枝は己の息子たちのことを思い出していた。炭治郎はたしか、12くらいの時に夜こそこそと下着を洗っているのが見えたが──寝たふりをして見過ごしてあげたのを覚えている。その下の兄弟はまだ精通が来る年ではなかったのに、いま一番小さいはずの六太が精通し、射精してしまったのだ。

 

(そんな……私、この子を精通させて……ううっ……)

 

 突然胸に感じる違和感。そして──

 

 ぴゅるる──

 

「あっ……乳……」

 

 快感におぼれていた六太がふと目を母の乳房の先端に向ける。その──子供を六人も育て、濃い色になった大きな乳輪の先に摘まれているぷっくりとした乳首の先から、ちょろちょろと白い母乳が滲み出てきていたのだ。

 

「うそ……もう六太のは断乳したのに……」

「かあちゃん……」

 

 その大好きなお乳を見てふと赤子のころに戻ったのか、六太が吸い付こうとするのを──

 

「だめっ!」

 

 パシッ!

 

 葵枝が六太の胸元を鋭く叩き、追い払おうとする。

 

「……かあちゃん、どうして……どうしてぶったの……」

「き、汚いでしょ! ほら六太のおしっこが胸についたままだから……」

「ぼくのおしっこ、きたないの?」

「……」

 

 六太が悲しそうな顔をして問いかけ続ける。

 

「じゃあ、おじさんは……母ちゃんのおしっこでるところに、きたないものをだしたの?」

「!?」

「なんでそんなことするの、かあちゃん……」

「うるさいっ!」

 

 思わず叫んでしまった葵枝に、六太がビクっとするが──その怯えきった様子を見て、葵枝がふと我に帰る。

 

「ごめんね六太……さ、風邪引いちゃうからお風呂にはいって……」

「うん」

 

 六太が黙って湯船につかるのを見て、葵枝がふと己の身体をみる。そこには──

 

「……」

 

 乳房の谷間に残った、白いゼリーのようにぷるぷると震える六太の精通の跡。そして、思わず己の乳から出てしまった母乳。その二つ、母としての象徴とオスとしての象徴が混ざり合う己の乳房を見て──

 

「……うっ」

 

 葵枝は、軽い──ほんとうにほんの少しだけの吐き気を覚えた。

 

 

 次の日の夜──

 

 葵枝は一人で風呂に入っていた。我が子とはいえ──さすがに昨日の今日では六太とともに入浴するには気が進まず、花子にそれをまかせていた。

 

(……六太を嫌いになったわけじゃない……んだけどね……)

 

 あんなことがあったとはいえ、大切な息子を嫌いになれるわけもなかった。先に風呂に入りぐっすりと寝る六太のあどけない顔を見て、その思いは強まるばかりで──

 

(私がいけなかったの……客なんて取るから……あんなことをするから、六太がいやらしいことに興味をもって、それで……)

 

 葵枝の脳内で考えにならない考えがぐるぐると回る。これからどうしたらいいのか、六太がまた盛りのついた犬のように自分を求めてきたらどうするのか。そしてそれが、自分ではなく禰豆子や花子に行ってしまったら──

 

(……そんなことはない。六太は……六太はいい子なんだから。きっと忘れてくれる、きっと思いとどまってくれる、きっと……)

 

 葵枝がチャプ、と湯をすくい──顔を洗ったその時であった。

 

 ガラッ──

 

「……!!」

 

 思わずハッ、として胸を隠すが──すぐその緊張した顔が和らぐ。

 

「あら、竹雄、茂、どうしたの?」

 

 それは寝間着のまま風呂に入ってきた、次男の竹雄と三男の茂の姿であった。

 

「どうしたの服のままお風呂なんかはいってきて……濡れちゃうわよ」

「……母ちゃん」

「母ちゃん!」

 

 竹雄はちょっと躊躇して、茂は思い切り葵枝に向かって言葉を放つ。

 

「ど、どしたの……」

「母ちゃん、これ見てくれ」

 

 竹雄と茂が寝巻きを脱いだその姿を見て──葵枝が驚愕する。

 

「……竹雄……茂……」

 

 竹雄の剥けてはいるが小さいチンポ、そして茂の皮をかむったチンポに──血が集まり、天を突くように屹立しているのであった。

 

「……あ、ははははは……」

 

 葵枝が乾いた笑いを浮かべ、努めて心を乱していることが顔に現れないように言う。

 

「ど、どうしたのそんな立派にして? 母ちゃんに見せにきたのかい?」

「母ちゃん、きのう、六太となにしてた」

「……」

 

 竹雄の言葉に、葵枝が口をつぐむ。

 

「母ちゃん、六太をおっぱいできもちよくしてた」

「茂! ……あれはね、違うの。六太がね、しかたなく……」

「ずるい!」

 

 茂が葵枝の豊満な乳房に抱きつき、顔を擦り寄せながら言う。

 

「おれも……おれも母ちゃんに気持ちよくさせてほしい!」

「お、オレだって!」

「ああっ……」

 

 年も重ね炭治郎に継ぐ大きさになった竹雄に思い切りよりかかられ、葵枝が思わずぐらつく。

 

「ちょ……二人とも……!」

「母ちゃん!」

「母ちゃん……」

 

 ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ──

 ずちゅぅ──

 

 葵枝の白くきめ細やかな肌の先端に摘まれた色の濃い乳輪、ぶっくりとした乳房に兄と弟が片方ずつ吸い付き、思い切り吸い始める。

 

「んっ……そ、そんな強く吸うんじゃだめぇ……赤ちゃんじゃないんだからっ……」

 

 葵枝の言葉をまるで聞くよしもなく、竹雄と茂は夢中なまま己の母の大きな乳房を、風呂場に響くような音を立てて吸っていく。その光景だけなら──腹を痛めて産んだかわいい息子が自分の乳を同時に吸っている、ということだけなら子育ての間にあったことなのだが──いま自分の乳を吸っているこの二人は、それと同時に勃起したチンポを己の身体に必死にこすりつけているのだ。

 

 それはつまり、母性や甘えからではなく──性欲を持ち、実の母にしゃぶりついているということになる。

 

(……どうして……どうしてうちの子が……)

 

「竹雄」

「んっ?」

 

 乳から口を離し、上を向いた我が子に──葵枝は"甘える我が子に応対する母"という体を崩さずに聞く。

 

「どうしたの、竹雄ももう10歳になって、木をきったり炭を焼いたりできる年になったでしょ? それなのに赤ちゃんみたいに甘えて……」

「……昨日、風呂場で」

「……」

「風呂場で、母ちゃんが六太のチンポを挟んでた」

「!?」

 

 葵枝の顔が青ざめる。昨日、六太に吸い付かれ大きな声を出してしまったのを──二人に聞きつけられてしまっていたのだ。

 

「い、いや、あれは……」

「ずるい」

 

 茂が顔をあげ、目に涙を浮かべながら言う。

 

「どうして六太だけにするの、母ちゃん」

「いや……本当はあんなこと、しちゃいけないのよ……親子で……」

「じゃあなんで六太にしたの?」

「……」

 

 六太の口封じのため、とは言えず口ごもる葵枝。

 その時。

 

「んっ……」

 

 ぴちゃり。

 

 葵枝の口から艶っぽい声が漏れる。竹雄が──すでに十になろうかという竹雄が夢中で乳を吸い続けたせいか、まだ母乳が漏れる葵枝の乳首から白い汁が漏れ出したのだ。

 

「あんっ……そんな強く吸わないで……」

「……んっ」

「あっ、兄ちゃんずるい! おれも飲む! おれも!」

「い、いたいよ茂……んっ……」

 

 茂の吸っている乳房のほうからも母乳が漏れ出し、子どもたちが──しばらく夢中になり、久しぶりの母の乳を味わう。

 

「……ど、どう?」

「おいしくねぇ」

「……ぬるい」

「ふふっ」

 

 葵枝が二人の正直な反応につい笑ってしまう。その通りであろう。赤ん坊を育てるための栄養素塊のような母乳を、ある程度舌が育った子が飲んだところで、正直なところぬるくてコクのない牛乳くらいの味にしか思えないのだから。

 

「でもね、二人もこれを飲んでおっきくなったんだよ」

「……そうなの?」

「ええ、そうよ」

 

 葵枝が二人の頭を撫でる。やはりこの子たちは私の子だ、どんなことがあっても──そう考えると、いま竹雄と茂が己の身体に欲情し、チンポを勃てていることも、なんとか自分が解決してやらないという気持ちに、彼女はなっていた。

 

「どれ、じゃあね……」

 

 葵枝が不意に茂のチンポをキュッ、と掴む。

 

「あうっ……母ちゃん?」

「茂がね、いけないことになってるから、母ちゃんがおちつかせてあげる」

「……してくれるの?」

「うん」

 

 葵枝が茂の硬く大きくなった──といえどもまだ大人の親指ほどしかないチンポを皮の上から指を添え、優しく上下させていく。

 

 しこ、しこ、しこ──

 

「あふぅ……」

 

 恍惚とした表情になる茂を──いつのまにか母から離れていた竹雄が、羨ましそうな目で見る。

 

「いいなぁ茂……」

「竹雄もしてあげるから」

「ほんと?」

「ええ、ちょっとまってねぇ」

「んぐっ……んふっ……」

 

 葵枝の手の動きが早くなるごとに、茂の口から今まで聞いたことのない声が発せられ、全身を震わせて初めての快楽にあえいでいく。

 

 そして──

 

「母ちゃんっ! ちんぽからなんか出るっ! ああああああっ!」

 

 ビュビュウウウウウウウウウウウウッ!

 

 茂の絶叫とともにチンポから垂直に発射された初めての射精は、天井に届かんばかりの勢いで発射され──床にベタベタと降り注ぐ。

 

「うわっ! きったね! なに出してんだよお前っ!」

 

 それを竹雄が大げさにかわすが、その茶化しなど聞こえないくらいに──茂は初めての射精の快楽の余韻に浸っていた。

 

「だ、だいじょうぶかい茂……」

「あはっ……んはぁ……」

 

 口をパクパクさせ、小さいチンポをヒクヒクさせて残り汁を垂れ流す茂を見て心配する葵枝を──竹雄が肩を掴み、強引に振り向かせる。

 

「今度はオレの番だ、母ちゃん」

「うん、どうする?」

「六太みたいに……」

 

 竹雄が顔を真っ赤にして言う。

 

「母ちゃんのおっぱいに出したい」

「ん、いいよ……」

 

 葵枝が乳房に手を当て、そして差し込めるくらいの谷間をつくってやると──竹雄がそこに慌ててチンポを挟もうとしてくる。だが──

 

「んっ……ええと……」

「あら……」

 

 少年の勃起したチンポは元気が良くほぼお腹に突かんばかりの角度になっており、六太の小さいものと違ってなかなか谷間に挿れられない。

 

「竹雄……」

 

 葵枝が先に湯船に浸かると、見放されたのかとおもった竹雄が寂しげな声をあげる。

 

「母ちゃん……」

「竹雄、こっちにきな」

「うん」

 

 竹雄が恐る恐る湯船に浸かると、その尻を葵枝がふっ、と浮かす。

 

「あっ……」

「母ちゃんの肩に足を乗せなさい」

「こう?」

 

 竹雄が乗せると、ちょうど葵枝の目の前に竹雄のチンポが位置する。それを両の乳房でぎゅっ、と包むようにすると──竹雄が思わず声を出す。

 

「おふっ……」

「どうだい、竹雄……」

「うん……」

 

 竹雄が赤面しながら言う。

 

「きもちいい……母ちゃんのおっぱい、好き……」

「そうかい。力を抜いてなさいな。竹雄もスッキリさせてあげるから……」

 

 むにゅ。むにゅ。

 

 葵枝が柔らかい乳房で爆発せんばかりに血が集まり勃起しきった竹雄のモノを刺激するたびに、今にも発射しそうなほどに竹雄の鈴口が震える。だが竹雄は──その射精、という最大の快楽を必死に耐えているような様子であった。

 

「竹雄、我慢しなくてもいいんだよ」

「……まだ我慢する」

「どうして? いつでも出していいんだよ?」

「出したら、母ちゃんが……オレから離れる……」

「……」

 

 葵枝がハッ、とする。そうだ──竹雄が産まれてからも花子、茂、六太と下の子が産まれるたびにそちらの世話をしなければならない自分が、竹雄に"だけ"愛情をかけていたのはどれだけの時間だろう。炭治郎や禰豆子はもう成長し、大人への道を歩もうとしているが、竹雄はまだ母が恋しい子どもの年齢なのだ。

 

「大丈夫だよ」

 

 葵枝が微笑む。

 

「竹雄がまたこんなんなったら、母ちゃんがしてあげるから。我慢しないで、ほれ」

「ほんと!? 約束だよ!」

「うん、約束するから……」

「じゃ、じゃあ……出すよ……出る……出るぅうううううっ!!」

 

 竹雄もまた喉から叫び──そして。

 

 ブビュビュビュビュビュビュビュ──!!

 

 ゼリーのように半固形化した、10年ためていた精液を気持ちよさそうに葵枝の乳の谷間の中へと発射していく。

 

「おっ、おおおっ……あああっ……」

「あらまぁ、すごい熱いねぇ……」

 

 お湯の熱さに負けないくらいの体液の熱さを乳の間に感じ、葵枝がそう漏らす。

 

「出た……初めて……出たよ母ちゃん……」

「そうかい。よかったねぇ」

 

 これで炭治郎以外の息子たちの精通はすべて自分がしたことになる。そのことに、葵枝は──炭治郎への申し訳なさと、そして少しだけの嬉しさを感じていた。

 

 だが──

 

「よし、じゃあ二人とも身体洗って、お風呂から出よぅねぇ」

 

 葵枝がそう言い、湯船から上がろうとして──竹雄のほうに尻を向けてしまう。竹雄が見たものは──目の前でうごめく、かつて自分が、そして兄妹たちが産まれてきた、毛がもうもうと生え、それに水しぶきがかかりいやらしく濡れすぼった母の秘部であった。

 

「……」

「どうしたの? 竹雄。ほらチンチン洗ってあげるから……」

「か、母ちゃん……」

 

 グッ。

 

「ひっ!?」

 

 思わず葵枝が声を出す。それは竹雄がオスの本能のままに、葵枝のマンコにしゃぶりついた感触を──感じたからであった。

 

「ちょ、ちょっと!! やめなさい!」

「んっ……むうっ……うむっ……」

「ダメ、舌を……舌をいれない……あああ……」

 

 竹雄がクンニリングス、という技術をしっているわけもなければ、見たこともないことは確かである。いや、葵枝すら夫にこんなことをされたことはなかった。だが竹雄は──ただただ目の前にある、母の最もいやらしいところから発せられるフェロモンに興奮し、それを味わいたい、という本能のまま、かぶりついているのだ。

 

「じゅっ、じゅじゅっ……」

「いやっ! 吸わないで……っ!! 竹雄、ちょっと……」

 

 葵枝が竹雄の頭を引き剥がそうとしても、夢中で吸い付いている竹雄の頭はまるで動こうとしない。

 

「竹雄、ほんとうにやめ……あんっ……」

「ぷはあっ!」

 

 竹雄がようやく口を離したかと思うと──今度は湯船からざばぁと立ち上がり、そして葵枝の腰を両手でガッチリと掴む。

 

「!?」

「母ちゃん……」

「ダメっ!」

 

 葵枝が思わず声をあげる。

 

「それはダメッ! た、竹雄、それはしちゃダメっ!」

「……ずっと前、父ちゃんが母ちゃんにしてた」

「父ちゃんはいいの! 竹雄は……竹雄は私と血ぃつながってるんだから……」

「なんでダメなの?」

「そ、それは……」

 

 正直、葵枝も「よくないことだから」以外の知識はない。

 

「……と、とにかく母ちゃんと息子でしちゃダメだから! 竹雄っ!」

「する……オレ、母ちゃんとする! だってさっき、またオレのチンポが変になったらしてくれるって……」

 

 葵枝がお尻で感じているる竹雄のチンポは、先ほどあれだけ盛大に射精したにもかかわらず、まだ恐ろしいほどの硬さを残している。

 

「手、手でね、手でしてあげるから……」

「母ちゃん……いくよ……」

 

 ずりゅっ。

 

 案外抵抗もなく、葵枝の秘裂に──竹雄のチンポがずぶずぶと入っていく。

 

 そして──

 

「んっ、ああああ……」

「んうっ……竹雄っ……」

 

 竹雄の歳の割には大きなチンポが根本まで刺さると、葵枝が思わず口から淫靡な声をあげてしまう。

 

「どうして……どうしてこんな簡単に挿入るの……」

 

 葵枝は気づいていなかった。息子たちのチンポを手で、胸で精通させ──その精液の匂いを嗅いでいるうちに、身体はすっかりオスを受け入れる準備ができていてしまったのだった。

 

「母ちゃん……母ちゃんっ!」

「やめて……竹雄、動かないでえっ!」

 

 葵枝がいくらやめるように言っても──初めて感じるメスの肉壺の快楽に耽っている竹雄はまるで聞く様子がない。それどころか、悲痛な叫びをあげる葵枝の姿に興奮し──

 

 ずちゅっずちゅっずちゅっ

 

 ますます腰の動きを早めるだけである。

 

 そして──

 

「母ちゃん……またおしっこ出るっ……」

「!?」

 

 葵枝がさすがに青ざめる。

 

「竹雄っ! ダメっ!」

 

 葵枝が必死に竹雄から離れようともがく。

 

「私、ただでさえデキやすいんだから……いま出されたら……竹雄の赤ちゃんがっ!」

 

 葵枝の言うとおりであった。体力の衰えていた夫・炭十郎との間に六人の子宝に恵まれたのは、葵枝が激しく求めすぎたわけでなく──すぐ孕んでしまう体質にあった。正直なところ、愛しい人の血を残せることは葵枝にとっては喜びであったが、いまはただ、人の道を外れてしまうことへの恐ろしさに必死であった。

 

「ダメだって!」

「出る……もう出るっ! 出すっ!」

「うっ……あああっ!!」

 

 葵枝が全身の力を込めて竹雄から離れようとした途端──

 

「母ちゃんっ!」

「茂!?」

 

 射精の余韻に倒れていた茂が突如抱きついてくる。

 

「茂っ! いま来ちゃだめっ!」

「ずるいっ! おれも母ちゃんにおちんちん挿れるっ! 挿れるっ!」

「だめっ! 茂、離れてっ!」

「出すっ……出すぞっ!!!」

 

 次の瞬間。

 

 どぶぅぅぅぅ──

 

 精通から二回目にしてまだ半分固形のような竹雄の濃い精液が容赦なく発射され、それが葵枝の膣内を満たしていく。

 

「あ……あぁあああ……」

「母ちゃん……俺の……俺の全部受け止めてくれぇ……」

 

 竹雄が葵枝の大きく白い尻を必死に掴み、流れ出す精液を少しでも奥に注ごうとする。その行動が赤子を作ることである、ということを知っていたのか、それともオスの生殖本能だったのかはわからないが──竹雄はただ必死で一滴残らず体液を吐き出すことに夢中になっていた。

 

「ふ、ふぅ……」

「あ、あぁぁぁ……!!」

「うわっ!」

 

 ドン!

 

 射精を終え、全身の力が抜けた竹雄を突き飛ばした葵枝が慌てて股間を手で拭うと──その手のひらに、べっとりと竹雄が吐き出した白い塊が付着する。

 

「だ、ダメぇ……できちゃう……赤ちゃんできちゃう……」

 

 葵枝がうわ言のようにつぶやき、そして桶に湯をすくい──必死に股間を洗う。股間からどんどんと白い液は染み出してくるものの、奥に注入された精液を流しきれるわけもなく──いくら洗っても、身体の奥の"粘り"のようなものは取れる気配がない。

 

「……そんな……私、息子の……」

 

 葵枝が呆然としたその時であった。

 

「母ちゃんっ! おれもっ!」

「きゃあっ!?」

 

 ドン!

 

 茂が正面から葵枝に飛びかかり、そして葵枝を押しつぶすように上に乗ると──彼もまた、初めてのはずなのにすんなりとその勃起したチンポを母の膣内へと挿入させる。

 

「なっ……茂……あんたまでっ!?」

「母ちゃん……母ちゃんおれの赤ちゃん……産んでっ!」

「そんなことできるわけないでしょっ!」

 

 葵枝が必死で身体に組付き腰を振る茂をはねのけようとしたその時──ガシッ、と両手を抑えられる。

 

「竹雄! なにをするんだいっ!」

「茂! おまえも母ちゃんのナカに出せっ! そしたらどっちかの赤ちゃんできる!」

「わかった! 兄ちゃんっ!」

「ちょ、ちょっと……本気でっ!?」

 

 葵枝が戸惑う。竹雄は──いや、竹雄と茂は、本気で自分に、自らの母親に子を仕込もうとしているのだ。

 

「そんなことしたらダメっ! ダメなのっ!」

「母ちゃん……母ちゃんを俺のにっ!」

「母ちゃんはオレのだっ! でも……母ちゃんに赤ちゃん産んでほしいんだっ!」

 

 茂が泣きながら腰をふる。それは快楽からなのか、罪悪からなのか、それとも──母を独占できる喜びからなのか、いずれの気持ちがまざりあったまま、茂は小さいチンポで必死に母の膣内を突いていく。

 

 そして──

 

「あああっ出るっ!」

「えっ!?」

 

 ドク──ドクドクドク──

 

 予兆もなく茂がガクガクと震え、精液を母の中に吐き出す。葵枝は止める猶予もなく、ただただ──その流し込まれる若く危険な命を無防備な膣内で受け止めるしなかった。

 

「うああ……」

「ああ……」

 

 葵枝と茂、互いが感極まったような声を出し、そして茂がその場にへたり込む。射精を終えたチンポの先からは白い精液がぼたぼたと垂れ、そして──いま突きこんでいた葵枝のマンコからもまた茂と──先ほど出された竹雄の精液が混ざりあったままダラダラと垂れる。

 

「……」

「……」

 

 無言になる風呂の中。

 

 そこにいたのは母と子ではなく──種付けしようとするオスと、種付けられまいとするメスの戦いであったが──それに勝ったのは、若いオスの集団であった。

 

 その後は、もはやなすがままであった。

 

「……」

 

 精通したばかりで性に飢えた竹雄と茂はチンポが勃つ限り葵枝の膣内に挿入し、そして精液を吐き出す。挿れている時間は少ないものであったが、若さからか──それとも"繁殖"ができる機会に身体が応えているのか、何度出してもすぐに回復しては挿入し射精を繰り返す。

 

 その自らを孕まそうとする息子たちの行動に、葵枝は諦めの境地に達していた。

 

(私がいけないんだ……私が、客を取って、六太をあんなことに……)

 

 抵抗しなくなった母に出し続けていた竹雄と茂が、ようやく止まる。

 

「はぁ、はぁ……もう出ない……」

「こんだけ出したら母ちゃん、赤ちゃんできるかな……」

 

 肩で息をしながら己の秘裂を覗き込む息子二人の様子を見ていた葵枝の目から──ふと光が消える。

 

「……ああ、赤ちゃんできる……だろうね」

「ほんと!? おれのかな?」

「オレのだよ! オレとうちゃんになるんだ!」

「……よかったねぇ」

 

 葵枝が笑顔さえ浮かべ、そう言う。

 

「……かあちゃん?」

「!?」

 

 竹雄と茂があわてて風呂の入口を見ると、そこにいたのは──

 

「いつまでおふろはいってるの……」

 

 目をこすりこすり、ねぼけた六太であった。

 

「……あ、ああ、すぐ出るよ」

「かあちゃん、おしっこ」

「おしっこかい。じゃあ」

 

 葵枝が風呂の排水溝に向かって六太の両足を抱えあげる。

 

「ほら、してみな」

「うん……あ、あれ……」

 

 いきんだ六太が不思議そうな顔をする。

 

「おしっこ、でない」

「でもおしっこしたいんだろ?」

「うん……」

「じゃあ、もしかして……こっちかもね」

 

 葵枝が六太を湯船の縁に座らせると──顔を股間に埋め、小指のようなチンポにぱくりとかぶりつく。

 

「ううっ……母ちゃん……」

「ひょうはい ほひっほへほう?(どうだい おしっこでそう?)」

「うん……出る……すぐ出る……ううっ!」

 

 ビュビュビュッ──

 

 昨日精通したばかりだというのに、1日でもう充填された六太のできたての新鮮な精液が、母親の口の中に注がれていく。

 

「んっ……んっ……」

「あああっ……ああっ……」

 

 まだ幼い六太にその快楽の刺激は強すぎたのか、放心しよだれをたらしながらビクビクと震えている。その心から幸せそうな顔を見て──葵枝の何かが壊れる。

 

 そう、これでよかったのだ。

 

 夫亡きいま、家族の絆を深めるには

 

 これでよかったのだ。

 

 そうだ、禰豆子や花子にも手伝ってもらおう。

 

 炭治郎はダメだ。もう大人なのだし。相手は自分でみつけてもらう。

 

 でも、それ以外の"子供"たちは、私たちが──

 

 葵枝の思考が、暗く鈍いものへと堕ちていった。

 

 

 

 数週間後──竈門家の居間。

 

「うっ……かあちゃん……」

「姉ちゃんっ!」

「……あうぅ……」

 

 竈門家の男子、竹雄・茂、そして六太は──母や血を分けた姉の口の中で、ほぼ同時に果てた。

 

「……うぇー、茂のにがい……」

「花子、ぺっしちゃいなさい。禰豆子もね」

「……うん」

 

 竹雄のチンポを射精させ、その精液が口の端についたままの葵枝が次女の花子にそう言うと、花子が痰壺に先程まで咥えていた茂の精液を吐き出し、禰豆子もそれに従う。

 

 葵枝の考えは、歪んでいた。

 

 どうせこうなってしまったのであれば、家族で盛り合えばいい。そうして絆を深めていったほうが、秘密にしておくよりもよっぽどいい、ということである。

 

 反対したのは意外にも禰豆子ではなく花子であった。おとなしい禰豆子は母がそんなことを言うのなら──と、なにかがあったことを理解してくれたのか、黙って弟たちの性処理をすることを受け入れてくれたが、花子は最後まで頑強に反対していた。

 

 当然であろう。葵枝がやろうとしていることは人の道に外れることなのだから。

 

 だが──すでに身体を売っていた葵枝にとって「人の道に外れる」ということは、大きな問題ではなかった。炭治郎をこの"絆"から外すことですらも──彼の性格を考えた場合、そして本気で抵抗された場合──自分では勝てないから、という理由でしかなかった。

「かあちゃん……まだしたいよぉ……」

「しょうがないねぇ。じゃあ私に挿れなさい」

 

 葵枝が下履きを脱ぎ、股を開くと兄弟たちが先を争うように──まだ幼い六太までが、女の股に己のものを挿入し、そして射精することへの快感に頭を塗りつぶされていた。

 

 毎日のように繰り返される健康な精液の注入に、すでに葵枝の月のものは止まっていた。今までの感覚からして、それは間違いなく──腹の中に7人目の子を身ごもっている、ということである。だがその父親は──竹雄なのか、茂なのか、六太なのか、はたまた名も知らぬ客なのか、葵枝にはまったくわからなかった。

 

(……誰でもいいわ。産まれるのは私からなわけだし)

 

「母ちゃんもいいけど、オレ、姉ちゃんにも挿れたいなあ」

「ダメよぉ、姉ちゃんがたはお嫁にいくまでにとっておかないといけないんだから」

「ちぇーっ。まあ母ちゃん気持ちいいからいいけどさ」

 

 そんな軽口を言い合う横で──母に覆いかぶさった六太が、幼い身なのに何度も経験した母の膣内の快楽に溺れ、必死で腰を振る。

 

 その光景はすでに、人の親子がするものではなく──人でないもの、畜生道に堕ちるようなもの、すなわち"鬼"のようなものであった。

 

 

 その人の道に外れた"鬼"の匂いを嗅ぎつけ、この家に本当の"鬼"が迫っていることを──葵枝たちは誰一人、気づいていなかった。

 

完

 




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