※この作品はR-18です。

最強中年デブハゲ魔術師はTS勇者を飼い慣らす~僕は男なのに!神の奇跡で女へ変わる事が出来るせいで、悪そうな魔術師に目をつけられました。雌堕ちしたくなくてももう遅い~   作:埴輪庭

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★血月と銀花(下)

 ◆◆◆

 

 ゲドスは私を強くもなく、弱くもない力で抱きしめた。

 

 抱擁とは心の所作だ。

 

 その抱き方で、ゲドスは外見こそ野卑だけれど、見た目通りの人でない事がすぐに分かった。

 

 腰に回されたゲドスの手はひたすら暖かく、その熱が私の体の芯へと伝わってくる。

 

 背を擦る手の感触に心が解きほぐされていく。

 

 正直、こんなに優しく抱かれるとは思ってもいなかった。

 

 でももしかしたら、私は彼に我慢をさせているのかもしれない。

 

「ゲドス、お前がしたい事は分かっています。だから、好きな事をしていいのですよ……?」

 

 実際の所、声を出すのがやっとだった。

 

 過去の痛みが記憶の底から私を捕えようと追いかけてくる。

 

『お前はまた痛めつけられる』という声が聞こえる。

 

 しかし彼の温もりの中では、その声さえもかすれ消えてゆく。

 

「儂はするべきことをしておりますし、したい事をしておりますよ」

 

 ゲドスがそんな事を言うけれど、私は信じない。

 

 きっと遠慮をしているのだ。

 

 ゲドスは優しいから……だから私は抱擁から抜け出し、彼の手を取って自分の頬へ打ち付けた。

 

 乾いた音が鳴り、私の頬が赤く染まる。

 

 加減をしなかったから当然痛かった。

 

 でもそれはあの男のそれとは違う。

 

 あの男も私をこうして何度も叩いていたけれど、それはただ痛いだけだ。

 

 でもゲドスの手から与えられる痛みは、私の体と心を熱くさせる。

 

 遠慮なんかいらない──私はゲドスにそう伝えたつもりだ。

 

 その思いを彼も分かってくれたのか──

 

「そういうのが好きなのですか、意外ですな。しかし、宜しい」

 

 不意に、逆の頬に何かがあたった。

 

 パン、という音と同時に私の頭が揺らされる。

 

 ゲドスが手の甲で私を叩いたのだ。

 

 ──いつのまに? 

 

 叩かれる前の心の準備もする暇がなかった。

 

 痛みがじんじんと後から湧いてくる様で、呼吸がどんどん浅くなっていく。

 

 私が叩いて欲しい時にゲドスは叩いてくれた。

 

 心が通じ合っているみたいで、私はとても嬉しくなった。

 

 ◆◆◆

 

「シェルミ殿、こちらへ」

 

 ゲドスの言葉通りに彼に近寄ると、いきなり頭に手を回されて唇を奪われた。

 

 私たちの口の中で、何度か舌と舌が絡み合い、粘着質な音を立てる。

 

 その音は私の耳ではなく頭の中で響いてくるようで、私は耳から彼に犯されているように感じていた。

 

「さ、失礼しますぞ」

 

 次の瞬間にはゲドスが私を横抱きにして抱き上げていた。

 

 この格好は少し恥ずかしい。

 

「貴殿は大切な方ですから」

 

 そんな事を言われてしまうと、私は俯くしかないではないか。

 

 ・

 ・

 

 ベッドの上に寝かされた私は両の手首をゲドスに掴まれ、身動きが出来なくなってしまう

 

 そしてゲドスはそのまま私に体重を預けるようにして──私はある事に気付いた。

 

「お前の、それは」

 

 ゲドスの下半身のそ(・)れ(・)が膨れ上がり、衣越しに私の女陰へ押し付けられている。

 

 それは衣越しでも硬く、熱い事が良く分かり、私は自然とそこに腰を擦り付けてしまう。

 

 なぜもっと強引に、粗暴にしてくれないのだろうか? 

 

 そんなじれったい思いを抱いていると、私の耳元にゲドスが口を近づけて囁いた。

 

「シェルミ、お前からねだりなさい。儂の、このゲドスのチンポが欲しいと。犯してくださいと懇願しろ」

 

 ──そんな事は、さすがに

 

 逡巡する私の頬を、ゲドスが再び叩いた。

 

 これまでの二回の内で一番力が強い。

 

 そしてすぐにまた口づけ。

 

 口づけは唇に一つ、そして頬を優しく擦り、おでこにも一つ。

 

 優しくされ、乱暴にされ、そして優しくされ。

 

「言いなさい」

 

 再びゲドスがいうと、私は自分の意思で懇願した。

 

「ゲドス、お願い、ゲドスのその逞しいチンポを、私のあそこへに入れてください」

 

 でも、私が勇気を出して言ったというのに、ゲドスは首を振る。

 

「あそこ、じゃない。きちんといいなさい」

 

 恥ずかしくて死にたい、でも彼の為に言いたい──そんな想いで頭がおかしくなりそうになる。

 

「私の、おまんこに、入れてください、お願い……」

 

 するとゲドスは私の衣をびりびりに引き裂き、それから自分の衣も脱ぎ去ると、彼の下半身から突き出すそれを私の女陰へあてがう。

 

「うっ……ああ……!!」

 

 私は呻く。

 

 痛みはまったくなかった。

 

 ゲドスの大きいモノを受け入れる準備が整っていたからだ。

 

 私のあそこははしたない程に濡れていて、嫌らしい匂いが、男根を求める卑しい匂いが私にも香ってくる。

 

「シェルミ、こんなにっ。こんなに濡らして、本当にいやしい女だ。儂のチンポがそんなに欲しかったのか?」

 

「はっ、あ゙ッ……ぎ……ひぎ……はぁ、はいッ……! お前が、欲しかっ、たのですッ……」

 

 殺される、私が殺されてしまう。

 

 いや、もう殺されているのかもしれない。

 

 ゲドスが腰を振るたび、これまでの私がどんどん殺されていく。

 

「あッ、ぐっ……!」

 

 ゲドスは私の首に手を当てて、凄い力で締め付けてきた。

 

 息が出来ない、苦しい。

 

 その間にもおまんこを何度も何度も犯されて、私の股間は自分の愛液でもうすっかりぐずぐずになっている。

 

「シェルミ、儂の女になれっ」

 

 首を絞められながら、私は何度も頷いた。

 

「なるッ……お前の女に、なりますからぁ! だから、もっと強くッ! あ、あ゙ぁァッ!!」

 

 そう叫ぶとゲドスは腰の動きをさらに速めてきた。

 

 そして次の瞬間には熱い何かが、私の中へと出され──同時に私の首を絞めていた手の力が緩むと、ゲドスはまた優しく口づけをしてくれた。

 

「あぁ、シェルミ……お前は儂の女だ」

 

 ゲドスがそう呟くと、私はもう何もかもが幸せで──その幸福に包まれながら意識を手放したのだった。




くれくれしていいよな
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