【2巻11/14発売!】ずっと好きだった幼馴染にフられて始まる淫らに一途なハーレム生活 作:花染彩葉@幼馴染ハーレム2巻発売中!
夕日が遠くに沈みかけ、住宅街の空にカラスの鳴き声が響き渡る。
ありふれた2階建ての一軒家。そこがサキの家だった。
ふたり並んで門をくぐり、家の中に入る。玄関に靴はなく、人の気配も皆無。別に疑っていたわけではないが、両親が出かけているというのは本当らしい。
「なんか懐かしいな……」
サキの家にお邪魔するのは今日が初めてではない。小さい頃、何度か遊びに来たことがある。最後に来たのは多分――
「小5のときにやった誕生日パーティー以来だな」
仲のいい同級生で集まり、サキの誕生日をみんなで祝った。母さんから教わりながらスポンジケーキを作って、サキにプレゼントしたのを覚えている。拙い出来映えだったが、「ありがとう」と笑顔で受け取ってくれたことも鮮明に。
「ああ、あったねそんなことも」
サキは素っ気なく応じた。
「覚えてるか? 俺が渡したケーキ」
昔を思い出して、少しでも俺をフったことに罪悪感を覚えてくれたら――そんな浅ましい意図で問いかけるが、現実は残酷だった。
「――ケーキ? なにそれ?」
結局、そういうことなのだろう。サキにとって俺との過去は、取るに足らない出来事でしかない。
思えば、祝ったことはあっても祝ってもらったことは一度もなかった。お誕生日おめでとうのメッセージは毎年欠かさず送り続けていたのに、今年も俺にお祝いメッセージが来ることはなかった。
おそらく、俺の誕生日すら知らないのではないか。俺は所詮、サキの人生においてモブキャラAの立ち位置にすぎないわけだ。
「……なんでもないよ。忘れてくれ」
「そっ」
先導するサキを追いかけるように階段を登る。スカートを押さえようとしないので、目のやり場に困りながら2階に上がった。
2個あるうちの右側の扉へ。ドアを開けると、サキの部屋は記憶にある内装とは随分と様変わりしていた。
ドレッサーに姿鏡など、女の子らしい家具が増えたオシャレな一室。勉強机やちゃぶ台は消えていて、パステルカラーを基調とした部屋に変わっている。
「ベッドに座ってて。上着も脱いじゃっていいよ」
ぽいっとトートバッグを部屋の隅に放り投げ、サキはリモコンで暖房のスイッチを入れた。脱いだスタジャンをラックに吊るし、カーテンを閉めて電気を点ける。
そして長袖のブラウスを恥じらいもなく脱ぎ始めた。肌を見せることになんら躊躇のない様子が、何故か無性に悲しく思えた。
俺はリュックを空いた場所に置く。言われた通りに上着を脱いで、シャツ1枚とズボンの姿になる。ベッドに座り、俺はサキを待った。
「じゃーん」
背中を向けていたサキが、そんなセルフ効果音と共にこちらに振り返る。
「どう? 結構大きいでしょ、私のおっぱい」
ふたつの爆弾が白のブラに潜んでいた。はち切れんばかりの勢いで深い谷間を形成している。下はスカートと靴下、しかし上は下着1枚というアンバランスな格好がエロいギャップを生んでいた。
「……そ、そうだな」
「えー? つまんない反応。これだから童貞は」
「なっッ!?」
「童貞でしょ? 私のことずっと好きだったって言っておきながら、他の子とヤッてたら幻滅するわぁ」
サキが真隣に腰を下ろす。すぐ横を見れば、目に入るのは下着越しの乳房だ。
俺の全身は引っ張った弦のようになった。
「なに、もしかして緊張してる?」
「当たり前だろ……。サキはしないのかよ」
「別にしないかな。慣れてるし」
「慣れてる?」
聞き捨てならない言葉だった。
「あー、失言。今の忘れて」
「サキは初めてじゃないんだな……」
ここに至るまでの手際の良さ。一度きりとはいえ、俺に体を許してしまう性への奔放さ。
ずっと好きだった幼馴染が、誰か別の男に抱かれた経験があるであろうことは容易に想像がついた。
「あからさまに落ち込まないでよ。私だって年頃の女だよ? 処女なわけないじゃん」
「別に、サキが誰となにをしようと知ったことじゃないけど……誰とヤったんだよ」
「え、それ聞くの? うわぁ……マジでキモッ」
不出来なウインクをするように、サキが片方の瞼を引き攣つらせる。向けられた嫌悪に落ち込む間もなく、追い打ちをかけられた。
「てか、知ったことじゃないなら一々気にしないでよ。――いい? 峰くんとは1回しかシないからね。今後、未練たらしく求めてこないでよ? ストーカーとかマジ勘弁だから、この1回で満足すること。約束して」
俺は幼馴染のことがよくわからなくなった。
こんなことを言うような人間だったのか、サキは。
高校や大学でもずっと猫を被っていたのか?
それとも、なにかそうさせてしまうだけの出来事がサキにあったのか?
真相などわからないし、ここでそれを聞いても「キモい」と一蹴されるのは目に見えている。
それに――それにだ。いくら好意を抱いていたとはいえ、こんな対応をされたら熱は冷める。目の前にいる女の子への関心が徐々に薄れていくのを、俺は自覚していた。
しかし、好意と性欲は別物。下着姿のサキを前にして手を引けるほど、俺は人間ができてはいなかった。
「約束するよ。今日できっぱりサキのことは諦める。もう、サキとは関わらない」
「関わるな、とまでは言ってないでしょ。いじけちゃってさあ……まあいいや、さっさとシよ」
背中に腕を回したサキが、かちっとブラのホックを外す。
肌から離れていく立体感のある下着と、そして、それを追いかけるようにたぷんと重力に従って垂れ落ちる乳房。柔らかそうな肉の塊に咲く、2本の大輪の花。
「あっ――」
おっぱいだ。サキの、生のおっぱいだ。
「ガン見? ちょっとは憚りなよ」
「…………ぁ、あぁ」
「峰くんのお好きにどうぞ」
上半身を突き出され、胸との距離が縮まる。
「お好きに……」
とは言われても、どうしたらいい?
煩悩が浮かびすぎて取捨選択がままならない。いや、捨てる必要はないのか。だって、これから始まるのはセックスで、付け加えるなら中出しまで容認されている。
俺が望むことすべてが叶うとは限らないが、捨てる欲より拾える欲の方が多いのは疑うべくもない。なら、躊躇するだけ時間の無駄だった。
「し、失礼します……」
無意識に敬語で断りを入れつつ、ふたつの丘に手を伸ばす。ふにゃっと両の指先が柔肌に触れた途端、
「んっ……」
微かに熱を帯びた吐息が、サキの口から漏れ出た。さらに腕を進めていくと、手のひらの中心に硬い豆がぶつかった。
普段なら改めて意識することなど絶対にない10の神経――親指から小指まで1本ずつに意識を向けながら、ゆっくりと両の指を折り曲げていく。もみ、もみもみと。
「ぁん……」
返ってくるのは、ぽよん、ぽよよんという、まるで水風船を握っているかのような柔らかい弾力と、動作に沿って吐き出される甘い嬌声。それらが男としての本能を暴発させた。
「サキ――ッ!」
「んぐっ!?」
眼前に迫った美貌に躊躇せず唇を被せる。そのままベッドのシーツに押し倒すと、歯と歯が音を立てて衝突した。
「ちょ、ちょっと! がっつきすぎだっぇんむっ!?」
制止の声は耳に入っても頭には入らなかった。飢えた獣が餌を貪るように、唇を、サキの口腔内を貪る。
「はぁ……、サキッ……サキッ!」
「ほむっ、んぉっ……んんんっ、ちょ……、……ちょっと!」
引き離すように顔を背けられ、それでも歯止めが利かなくて唇を押し当てると、サキは我慢ならないとばかりに俺の肩を持ち上げた。
「信じらんない! キス下手すぎ! 歯茎にぶつかって痛いし! 童貞責めたりしないけどさ、せめて謙虚にやってよ! 猿じゃないんだから!」
自尊心がズタズタに引き裂かれる発言を、唾が飛ぶ勢いで捲し立てられる。一瞬、頭に血が上りかけた。が、冷静に悪いのは自分だと思い至った。
「わ、悪い……我慢できなくて」
「はあ……」
呆れるようにサキはため息を吐いた。
「良かったね、初めての相手が恋人じゃなくて。もし初エッチでそんなんだったら、峰くん速攻で振られてたよ」
「……気をつけるよ」
「いい? 私が先導するから余計なことしないで」
頭に腕を回され、ぐいっと引き寄せられる。離れた距離が再び縮まる。サキはぺろりと唇を湿らせると、挟み込むような口づけを俺に浴びせた。
ちゅ、ちゅぅと。
わざとらしく音が鳴るたびに上唇が吸い込まれる。角度が変わり、今度は下唇を。震える唇から伝わる微熱が、サキとの境界線を溶かしていく。
「おっぱい触って。優しくね」
「ああ……」
要望があれば従う他ない。サキに体重をかけないように肘と膝で全身を支え、前腕だけをずらして横から胸に手を添える。
こちらが行為を始めると、向こうもキスを再開した。今度は大人がするような濃密な粘膜の接触。サキの下唇と俺の上唇の間に、ねっとりとした異物がねじ込まれる。
ほとんど本能的に俺も舌を突き出して、舌と舌を絡め合った。いや、実際は絡め取られていると言った方が適切か。
呼吸さえも忘れてしまうほどの熱いディープキスによって、双丘をまさぐる手に力が入った。
「んふぅ……」
同時にサキの鼻から甘ったるい息が漏れる。それが鼻の下辺りに直撃して、ぞわりと寒気が背中に走った。
ちゅぱっと、サキの唇が静かに離れていく。
「舐めて?」
声には出さず、動作で肯定を示す。顔から胸部に視線を落とし、桃色の野苺に口をつけて啜る。
「んぅっ……」
――無味無臭。強いていうならサキの味がした。
コリコリとした硬さを舌先で楽しみつつ、右手で空いた胸を揉むことも忘れない。
「あーいいかも。キスは下手っぴだけど、おっぱい扱うのは割と上手だね。赤ちゃんの頃を思い出してるのかな」
くねくねと身を捩らせるサキに、俺の興奮も否応なく高まっていった。口と手の位置を逆にして、左右で異なる刺激を与えてみる。
「んんっ。……いいね、上手いじゃん。これなら下も期待できそう」
サキは引きずるように上体を起こした。足元に手をかけ、靴下を脱ぐ。そしてスカートのファスナーを下ろし、肌荒れひとつない真っ白な脚を引き抜いた。
図書館裏で目にした純白のパンツ。それを見せつけるようにサキはベッドの上で股を開く。
「マンコも舐めてよ。クンニされるの好きなんだよね」
「なっ――」
「朝からシャワー浴びてないけど、いいでしょ?」
あまりに直接的な表現で面食らってしまったが、断る理由など存在しなかった。
「サキが……気にしないなら」
「好きな子の――幼馴染のマンコ見れるんだよ? もっと喜んだら?」
顎を引いて、上目遣いに俺を見る。再び脚を伸ばして、サキは下着に手をかけた。そうして陰部を覆う布はゆっくりと離れていって――
「峰くんにいつ彼女ができるかわかんないけどさ――これで当分オカズには困んないね」
M字に広げた脚の奥。ふっくらとした恥丘の下に、視線が引き寄せられる。
そこは、ともすれば海だった。むわっと香る匂いは塩気を孕んでおり、水中に生えた藻のように湿り気を帯びたワカメが恥骨の部分を覆っている。そして、その奥に生息するピンク色のアワビ。
上を見れば、ずっと好きだった幼馴染の顔。下を見れば、夢にまで見た女の秘部。
本当に俺は、サキのアソコをこの目に――。
「釘付けだねえ。まっ、童貞なら仕方ないか。見てるだけじゃ切ないでしょ? ちゃんと味わいなよ」
人差し指と中指でくぱぁっと陰唇を広げ、サキは誘惑するように下の口の中を見せびらかす。蕾が開かれ、よだれの垂れた真っ赤な女肉が露出した。
「ほぉーら。ここならがっついても怒んないから」
俺は誘蛾灯に誘われる虫の如く、蜜を蓄えた壺に顔を近づけていく。鼻先に感じる強烈な匂い。鼻の穴を大きく広げ、すぅーとサキの淫臭を鼻腔に充満させる。
磯のような匂い。それは間違いなく異臭に分類されるはずなのに、
「すんっ……すんすんっ」
俺は呼吸を止められなかった。その匂いは、劣情の炎をみるみる燃え上がらせていく。
「ははっ……やっばぁっ……犬みたい」
嘲るような態度に、だったらとことん犬に成り下がってやろうと思った。サキの股ぐらに顔を突っ込み、一度唾を飲み込んでから舌を伸ばして、
「れろっ……」
俺は、割れ目に沿うように下からそこを舐め上げた。
「あふぅっ……」
サキが腰を震わせる。
乾いた汗のような酸味だった。さすがに美味しいとは言えないが、決して不味くもない。
「峰くんにマンコ舐められてるとか、ちっちゃい頃の自分が知ったらどう思うんだろ……」
「ちゅっ……ぢゅる……」
「んぅっ……ほらっ、膣じゃなくてクリも責めてよ」
クリトリス――女性の弱点とも言われる性感帯。女体を直に見るのは今日が初めてだったが、無知な俺でも直感的にわかるほど、サキのそこは隆起していた。皮からはみ出たそれを舌で舐めると、
「あっ、ああ……っッ!」
サキは途端に嬌声を上げた。太ももに置かれていた手がぎゅっと拳を作り、肌を抓っている。
なるほど。膣や陰唇を舐められるのとはワケが違うらしい。だったら、
「ぢゅるぅッ!」
「おぅっ♡ そうそれっ♡」
唾液をふんだんに交えた吸引が、火照った声に歓迎された。どうやらこれが正解らしい。同じ動作を連続的に行う。
「あんっ♡ いいよっ……、はぁぅ、じょ、上手じゃん♡」
「ふむ――っッ⁉」
途端、後頭部に腕を回され、股間と顔が密着した。そのまま、まるで俺の顔面を自慰の道具にするかのように、サキは腰を前後に振り始める。
「はぁ♡ はぁっ♡」
「んごぐぅぅ!」
湿った陰毛に鼻を、蜜塗れの穴に口を塞がれ、呼吸すらままならない状態でも求められることに幸福を感じて、舌を懸命に陰核へと伸ばす。
「あっ、ああん♡ いぃいっ! これすごぉっ♡♡♡」
「むっ、ぶぉごっ、ぢゅゅっ!」
「はぅっ、やばぁっ……イ、イキそっ……」
余裕の消えた声と共に、サキの息遣いは激しくなっていく。頭を押さえつける腕の力が強まり、限界が近づいていることが俺にもわかった。
舌の先端を、豆と皮の継ぎ目部分にセットする。そして円を描くように舐め回すと、
「んんんぅぅっッ!」
打ち上げられた生魚のようにサキの体は大きく跳ね上がった。ガクガクと震える下半身が、絶頂の凄まじさを如実に物語っている。
「はあはあっ……はあっ……はぁ……」
後頭部に回された腕が解かれる。サキは息を荒くしてベッドの上で大の字になった。
「気持ち良かったよ」
潮が引いたように熱の抜けた声色。顔を腕で覆ったサキは、目だけをこちらに向けて蠱惑的に笑った。
「――今度は峰くんが気持ち良くなる番だね。本番しよっか♡」
体を起こし、サキは俺のベルトに手をかけた。
「チビな峰くんはどんなオチンポしてるのかなあ〜」
どれどれ、とおもちゃの箱を開ける子供みたいな様子で、サキがズボンのベルトを外していく。拒絶する理由などあるはずもなく、ただ俺はその様をじっと見下ろしていた。
下着と一緒にズボンを下ろされ――半脱ぎの下半身から、人生で一番興奮した状態の肉棒が天を仰ぐようにして姿を現した。雄々しく反り勃つ陰茎、当然のようにフル勃起状態である。
しかし、
「え……」
サキの様子がどうにもおかしい。絶句し、目を見開いている。
どこか変なところがあったのかと俺は不安を覚えた。
「こ、こんなの聞いてない……」
「……なにが?」
「こんなデカマラだなんて聞いてない!」
予想だにしなかった単語がサキの口から飛び出した。
修学旅行の入浴時間に、同じクラスの男子たちから「大きい」だとか「太い」だとか言われたことはあったが。
「そんなにデカいのか?」
「ほとんど凶器よ!」
ぺたんこ座りのまま後退り、サキが俺の股間から距離を取る。が、視線だけは俺の陰部を注視していた。
「で、でも……馴染んだらヤバそう……?」
「いや、俺に聞かれても……」
ごくりと、サキは決心するように喉を鳴らした。
「だ、大丈夫……ヤらせてあげるって言ったの私だしね……」
許しを得たので、脱ぎかけの下着と靴下を、ついでに着たままだったシャツを脱いで、俺は完全に裸となった。
「いいよ、挿れて」
背中を倒し、サキは股を開いて正常位の受け入れ体勢を取った。
「……本当に生でいいのか?」
「うん。ピル飲んでるから中出しで大丈夫。てか、そんなデカチン用のゴムとか持ってないし……」
サキがそう言うなら――片手をサキの太ももに、もう片方の手を自分の竿に添える。横から滑り込ませるようにして恥肉の扉に男根を定める。粘膜同士のキスにぐちょりと音が鳴った。
「あっ……これがサキの……」
「ゆっくりね……? ゆっくりだからねっ!?」
怯えているようにも、反語のようにも聞こえた。しかし、いずれにせよ意味はなかった。
サキの入り口と俺の先端が接触した時点で思考回路は焼き切れ、本能を制御する理性は完全に吹き飛んでしまったから。
サキの真意がどうであれ、その欲に逆らうことなどできるはずもなくて、
「サキ――ッ!」
定めたままに奥底へ、俺は一気に男刀を突き刺した。
「――あ゙あ゙ァ゙ぇ゙っ゙!?」
メキメキと、頭の中にそんな擬音が聞こえてくるほどの圧迫感。元の形に戻ろうとする膣が、隙間なくペニスにまとわりつく。
「なんだよこれ……、気持ち良すぎる……、キツすぎるだろっ!」
「ぢっっ、ぢがゔぅッ! 峰くんのが太すぎるん――」
「サキッっ――!」
ずぷりと一気に奥深くを穿つと、
「――お゙う゛ぉ゙っ゙!?」
海老反りになったサキが図太い淫声を発した。
侵入していく過程で、引っかかったカリ首と裏筋が刺激される。そのまま奥に到達すると、にゅるっと、まるでタコの吸盤にハメたかのような快感が亀頭に走った。
そしてまた、入り口付近にまでペニスを引き戻すと、逃さないとばかりにみっちり、ねっとりと膣に絡みつかれる。身震いしてしまうほどの快感が一挙手一投足に伴う。
「な゙に゙ごれ゙え゙え゙ェ゙っ゙!?」
嬌声とも悲鳴ともつかない絶叫だった。
抜いて挿す、抜いて挿す。ただそれだけの行為に魂ごと持っていかれそうになる。
「峰ぐぅんダメェ! ぜめてもっどゆっぐりしでェっ!」
「無理だっ……、腰止まんねえよ!」
「ん゙ごぉ゙っ゙♡」
快楽から逃れるようにサキは腰を浮かせるが、俺に腰を押さえられているためそれは叶わない。
「ぎい゙でな゙い゙ぎい゙でな゙い゙! ごん゙な゙の゙ぎい゙でな゙い゙よぉぉッ――!」
サキの骨盤を掴み、お互いの体勢がマッチした状態で、俺はさらに腰振りの速度を上げた。
子宮口――子を孕むための器官への入り口を勢い良く突く。
「イ゙グぅ゙っ゙イ゙グう゛う゛う゛ぅ゙っ゙!!」
セミロングの茶髪を振り乱し、メスの咆哮を上げながら、サキはぷしゃぁぁぁっと透明の熱い液を尿道から噴出させた。
それでも俺の欲は収まらず、快感を求めるために腰を振り続ける。
「サキぃっ……サキぃぃぃっッ!」
「お゙ぉ゙ん゙! イ゙ッ゙でる゙今゙イ゙ッ゙でる゙がら゙あ゙ぁ゙ぁ゙っ゙!」
絶頂の最中にあるであろうベトついた肉壁を、男刀で押し広げて突き進む。
「ん゙お゙ぉ゙ぉ゙っ゙む゙り゙い゙い゙む゙り゙ぃ゙♡♡♡ 死゙ぬ゙ぅ゙っ゙死゙ぬ゙ゔゔゔゔ♡ じ゙ん゙じ゙ゃ゙ゔぅ゙ぅ゙っ゙♡」
ぴしゃっ、ぴしゃっと陰部から噴き出すのはサキの体液で、辺りのシーツが色濃く染まるほどに汁が弾け飛ぶ。
収縮する膣内に、尚も膨張する男根。そして、ずっと大好きだった幼馴染のあられもない痴態を前に――。
俺の興奮は最高潮に達そうとしていた。
「イクっ、ぃ……、サキぃ……俺……、イク――っッ!」
「お゙が゙ぁ゙ぁ゙っ゙が゙っ゙っ゙お゙っ゙……」
白目を剥いて意識が朦朧とした様子のサキ。しかし体だけはしっかりと反応していて、膣内を含めた全身はビクビクと痙攣していた。ピストンに絞り取るような締め付けが加わり、睾丸から濃厚な熱が先端へと汲み上げられていく。
迫り上がる熱が弾ける直前、俺は最深部に亀頭をめり込ませた。そして、どくんと脈打ったペニスから、
「サキぃぃ――ッ!」
「お゙ぉっ♡♡♡」
――びゅくるるるるっッ!
と、爆発するように精液が吐き出される。
子宮口に密着した先端から熱い粘液が発射され、ドクドクと律動が続くままに俺は腰を押し付けた。
「はぁはぁはぁはぁっッ……」
「お゙……あ゙ぁ゙……」
ぐぽっという音を立てながら男根を引き抜く。ぽっかりと空いた大きな膣口から、白い粘液がどろりと垂れ落ちていく。俺が童貞を卒業したその証。
「はあ……、はぁぁ……」
深呼吸して息を整える。
見るものを見て、ヤることをヤッて、出すものは出した。
最高の思い出になってあげるというサキの言は、今この瞬間を以て果たされたことになる。
同時にそれは10年以上の恋が、俺の初恋が完全に終わったことも意味していた。
「サキ……」
汗に涙に鼻水に唾液。体液という体液でベトベトになった虚ろな顔へ、唇を重ねる。
「ずっと大好きだったよ。ありがとう」
「お゙っ……お゙お゙ぉっ♡♡♡」
最後の口づけを終えたその瞬間から、俺にとって西宮サキは過去の人間となった。
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