【2巻11/14発売!】ずっと好きだった幼馴染にフられて始まる淫らに一途なハーレム生活 作:花染彩葉@幼馴染ハーレム2巻発売中!
「んっほぉぉぉぉっ♡♡♡ デカチン最ッッ高ォォォッ♡♡♡」
「ちょ、サキっ……声デカいって」
――あれから1日後。そう、たった1日後である。
朦朧とするサキに一言断りを入れてから帰宅した翌日のこと。
俺は空きコマに図書館裏へと呼び出され、獅子をも狩るような血走った眼で体を――というかペニスをサキに求められた。
誘惑に負けてしまう俺もどうかと思うが、それ以上にサキの圧が凄まじく、断ることは許されなかった。そうしてこの、青空の元の姦淫に至ったわけだ。
「はあぁぁぁぁっ♡♡♡ チンポォォォ……、チンポしゅごいよぉぉっ♡♡♡」
お互い服を着たまま、サキは壁に両手をついてケツを突き出している。その後ろから俺が不慣れな立ちバックで挿入する形だ。
「しゅっ、しゅごしゅぎぃッ!♡♡♡ GスポもAスポもポルチオも、ぜぇぇーんぶ一気に刺激されへぇぇ♡♡♡」
図書館裏に人目はないが、あまりに声がデカすぎる。誰かに見られでもしたら一大事だ。手早く済ませるために高速ピストンで膣内を掻き乱す。
「お゙ご゙お゙お゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙っ゙! い゙ぐ゙い゙ぐ゙い゙ぐ゙ぐぐ゙ぐ゙ぐ゙ぅ゙ぅ゙ゔゔ~゙~゙っ゙っ゙! あ゙ぁ゙ぁ゙っ゙イ゙グ゙ゥ゙ぅ゙っ゙♡゙♡゙♡゙♡゙」
「サキ……っッ!」
どぴゅっ、びゅくびゅく、びゅるるるるぅうぅっ〜!
と、昨日散々出したというのに凄まじい量の精液が出た。
射精の直後、一足先に絶頂していたらしいサキは、潮を吹きながらその場に崩れ落ちた。地面に突っ伏し、尻だけを高く突き上げて痙攣している様子は、とてもではないが人に見せられたものではない。
その異様な姿に、俺は罪悪感を抱いた。
「はぁはぁ……サキ、もうこれで終わりに――」
「おひゅーっ……ほひょひょぉぉぉ〜♡♡♡」
しかし、サキの欲求は留まるところを知らなかった。
そのまた翌日も――。
「――んっほほぉぉぉっ♡♡♡」
今日も今日とて、空きコマに図書館裏で青姦である。目がハートになったサキには言葉が通じず、結局は断り切れずにセックスに応じてしまう。
行為そのものが嫌といえば嘘になる。だが、今はもう快楽や性欲より罪悪感の方が勝っていた。
ピルを飲んでいるとはいえ当たり前のように中出しで、馬の交尾みたいに背後から腰を振る自分がひどく卑しい人間に思えた。
それに――好きだった幼馴染が壊れていく姿を見るのは結構辛いものだ。
「――ぽっぽぉぉぉぉぉ♡ ちんぽっぽぉぉぉぉぉッ♡♡♡」
またこれだ……。
今の俺にはもう、目の前の幼馴染が蒸気機関車にしか見えない。白い息を吐きながら汽笛のような叫びを上げるサキは、あまりに無様で滑稽な姿をしていた。
「ほひぃぃっ、ひっ、ひぃひいぃぃぃんっ♡♡♡」
「くっ……!」
馬の鳴き声を真似るかのような嬌声と共に、膣がきゅぅぅぅっと収縮する。
「んほっ、ほぉぉっ、あぉぉぉぉ~~~ッッ♡♡♡」
心底情けない話だが、どんなに言い訳しようと快感に嘘はない。下半身の熱はドクドクと煮え滾っていく。
「うっ、イキそうっ……」
「中出しひぃてぇぇぇっ♡♡♡ お゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ン゙っ゙っ゙♡♡♡」
「ぐっ、ぁぁっ!!」
そしていつも通り、サキの奥底へと精液を注ぎ込む。
そう、いつも通りに……。
それは要するに、俺にとってこの行為が日常になりつつある、ということだった。
……こんなの絶対に間違ってるだろ!
*
こんな生活終わりにしなくちゃいけない――そんなとき、俺に転機が訪れた。
「――好きです! ずっと前から一目惚れだったんです!」
講義が終わったあと、俺は同じ学科の女の子から呼び出しを受けていた。
ボブの黒髪がよく似合う小柄な女の子だ。小さい顔にくりっとした丸い目、整った鼻筋に薄い唇。内股で立つその姿は『おとなしそうな文学少女』を連想させた。
オーバーサイズの白いセーターと、脛の辺りにまで伸びた茶色いスカートを着ている。
「えっと……」
名前はたしか……神崎さんだ。誰かに呼ばれているのを聞いたことがある。下の名前は知らない。
つまり、俺とほとんど接点のない女の子だった。
そんな神崎さんがどうして俺なんかに告白を?
呼び出されるままに来たはいいものの、俺は状況を飲み込めずにいた。
「それはどういう意味で……?」
「他意はありません、そのままの意味です。初めてお見かけしたときから実は峰川くんのことが気になっていて……それで、あの、お付き合いできたら嬉しいなって……なんなら、友達からでも全然……」
モジモジと、気恥ずかしさを紛らわすようにお腹の前で両の手を擦り合わせている。冗談ではなさそうだが……。
「マジで言ってる?」
正直、名字を覚えられていることが意外なほどに、本当に接点のない女の子なのだ。
「こんな悪趣味な嘘つきませんよ。その……、来週にお返事待ってます。……では!」
深々と頭を下げ、小走りに去っていく。すれ違う寸前、耳が真っ赤になっているのを俺は見逃さなかった。
「神崎さん……か」
一目惚れと言っていたが、果たして、彼女は俺のどういった一面に惹かれたのだろうか。わからない。わからないが、理由はなんであれ、女の子に好きと言われて嬉しくない男はいないはずだ。
俺もその例外ではなかった。
心機一転――だなんていうと神崎さんをダシに使うようで申し訳ないが、今の歪んだ生活を是正するにはいい機会だと思った。
*
土日を挟んで迎えた月曜日。
朝一の講義で神崎さんと一緒になったので、俺はさっそくOKの返事を出した。安心したように綻ぶ笑顔が可愛くて印象的だった。
しかし、これで大団円というわけにはいかない。一番大事な問題がまだ残っている。
前日から『昼休みにシようね♡』というメッセージをもらっていたので、俺は既定の時刻に図書館裏へと向かった。
文面で伝えるのも不義理な話なので、彼女ができたこと、関係を終わりにしたいことは、直接会って話すことにした。
「――遅いよ峰くぅん、こっちは休みの間ずぅぅっと我慢してたんだから! オナニーでも全ッ然イケなくて、マンコぐちょぐちょにして待ってたんだよ♡ 前戯とかなしでいいからさ、早くヤッちゃお? もちろん生で♡」
頬を赤く染め、呼吸を荒くして、開口一番にサキは早口で捲し立てる。一秒でも早くセックスがしたいと言わんばかりだ。
俺は単刀直入に切り出すことにした。
「サキとはもうヤらない。ヤれないんだ」
結論から伝えると、まるで時間が止まったようにサキの体が硬直する。口を開けたまま、瞳孔を開いたまま、その首が折れ曲がる。
「――は?」
「っ……」
怒りを孕んだ声を聞いて、出かかった言葉が喉に詰まる。だが、それを飲み込むわけにはいかなかった。
「彼女ができたんだよ。同じ学科の神崎さん。先週告白されて今朝OKした。だから、サキとの関係はもう終わりにしたい」
「――は? ――はっ? ――は!? ――はぁん!?」
一歩一歩詰め寄られ、あっという間に胸ぐらを掴まれた。
「駄目に決まってるでしょそんなの! 今すぐその女と別れてよ! ううん、別れなくてもいいから私とセックスしてよ!」
「無茶言うなよ……。それにサキも言ってただろ? 自分より背が小さい子と付き合えって。別に神崎さんの身長とかどうでもいいけどさ、小柄で可愛い女の子だよ」
「知らないわよそんなの! なに、ヤるだけヤッて私を捨てるってこと!? てか、私に告白したの一週間前じゃん! そんな短期間で別の女を好きになるとかそれってどうなの!? 無理よ無理、絶対に駄目! 認めないから!」
発情とは違った理由で顔を赤くし、サキは激昂した。が、頭に来たのは俺も同じだった。胸ぐらを掴まれた腕を、さっと振り払う。
「認めないってなんだよ? サキは俺のなんだ? ただの幼馴染だろ? サキがそう言ったんだ。だから、もう終わりにしよう」
「嫌よ! あんなデカマラで膣ガバガバにされて、私これからどうしたらいいの!? 一生エッチでイケないかもしれないんだよ? 峰くんのデカチンポじゃないとイケないの! お願いだからセックスしてよ!」
酷い言い草だが、サキにとっては深刻な問題なのかもしれない。同情の念はある、自責の念もある。ただ、だからこそ関係は終わりにするべきだと思った。
「サキにだって彼氏ができるかもしれない。……てか、いるのかもしれない。どっちにせよ、今後のことを考えるなら俺との関係はいつか終わりにしなくちゃいけないだろ。だったら、早い方がいい」
関係が長引けば長引くほどサキは俺から――俺のペニスから離れられなくなる。
「そ、そう。そっか……」
怒涛の勢いが失われ、サキは静かに俯いた。
どうやら理解してくれたようだ。
「わかってくれて嬉しいよ。その……、ごめんな」
しかし違った。顔を上げたサキの表情には笑みが浮かんでいた。
「じゃあさ、私と付き合おうよ! それなら問題ないよね!? 彼氏彼女だもん! エッチだけじゃなくてさ、ふたりで一緒にご飯食べたりお出かけしようよ!」
「サキ……」
尚も食い下がるサキに俺は内心で嘆息する。たしかに彼氏彼女の関係なら性行為にも正当な理由はつく。いくらサキが淫らに乱れようと、恋人同士であれば罪悪感など湧くはずがない。
だが――もう遅いのだ。今の俺には彼女がいる。
なにより、サキへの恋心はとっくに冷め切ってしまった。
「ね? ねっ!? 告白の返事は前言撤回します! あれは嘘です! 幼稚園の頃からずっと峰くんのことが好きでした! 初恋でした! だから私と恋人になろ?」
「ケーキ」
「へ? ケーキ?」
もしサキの発言が事実だとして、ずっと好きだった男の子が作ってくれた誕生日ケーキを果たして忘れるだろうか。
もし俺がサキからなにかしらのプレゼントをされたら、それこそ「お誕生日おめでとう」とたった一言を送られるだけでも、俺は一生それを覚えていられる自信がある。なのに、
「食べたいの? じゃあ一緒に食べに行こう! 奢ってあげる! 美味しいケーキ屋さん知ってるから!」
サキはあのことを忘れた。それで嘘と断じるのは自分に都合のいいように捉えているだけかもしれないが……俺はもう、サキの言葉を信じられなかった。今さら好意を向けられてもちっとも響かない。
「……もう遅いんだよ。そういうことだから」
正直、これ以上なにを言っても無駄な気がする。
説得が無理なら物理的に拒絶するしかない。
俺は踵を返した。
「ま、待って!」
懇願と共に後ろから抱きつかれ、力を込めて身を捩ると、サキはバランスを崩して地面に両手をついた。
「……悪い。じゃあな」
よつんばいになったサキを一瞥し、今度こそ歩みを進める。
「待ってよ! チンポ! チンポチンポチンポ! デカチンポが欲しいの! ねえってばぁ……、待ってよ私のチンポォォォォォッ!」
正気を疑うような絶叫を背中に受けながら、俺は図書館裏をあとにした。
もう二度とこの場所を訪れることはないだろう。